ブログ終了とFacebook移行のお知らせ
潮来にあるナチュラルショップ「くるむ」で行われた谷田学先生の経絡ストレッチセミナーにこの土日、お店をスタッフに任せて参加してきました。
鍼灸師だけど鍼を使わない治療をしている先生です。
東洋医学の視点に基づき、相手の体に手を当て同調することで力をゆるめ体を整えていく施療を実践していらっしゃいます。
そのセミナーがとても面白いと評判をよび、施療の合間に全国各地に呼ばれてセミナーを行っています。
今回私が参加したのは「経絡ストレッチセミナー」というもの。
陰陽五行の思想を基本に経絡を意識しながら行うストレッチです。
谷田さんが手を添えてくださることで、意識ではもうこれ以上曲がらないと思っていた体がゆるんで溶けてふわ〜っと曲がったり伸びたりしてしまうのです。
筋力や力で動かすのではなく意識や体の中に眠っている感覚を呼び覚まして動きたい方向に伸びていく・・・。
西洋のOSではなく東洋のOSはイメージの世界。
頭で考えるのではなく、イメージをいかに広げていけるか、正解や不正解にとらわれず自由にしなやかでいられるよう経絡という体からのアプローチを通して自分を観つめるセミナーでした。
私は背中が張りやすく、特にこのところ肩甲骨周辺にほぐれないコリがあり、また五十肩になりそうなのですが、陰陽五行的にみると金のエネルギーが強く肺大腸の経絡が滞りがちのようです。
臓器ごとに経絡を意識しながら谷田さんと一緒に体を伸ばしていくのですが、その時、自分の体が一つの柔らかなボールのようになれたら、とてもいいリリースができます。
体が解放されることで心も解放され、中には泣いたり笑ったり叫んだりする人もいました。
でも抵抗したり力んだり、痛みを意識したりすると動き(変化)がそこで止まってしまうのです。
自分を空っぽにして力を抜き、明け渡すことで、ふわっとした何かが入ってくる・・・のですが、どうも私は自我が強く、この明け渡すという作業が苦手なようです。
諸々のことを背負い、頑張りすぎてしまう自分とまたしても出会ってしまいました(笑)。
谷田さんは毎回一人一人のストレッチの導師として体に手を添え、隣りに立っていてくださるのですが、決してクライアントを直視しません。
どこかぼんやりと虚空をみつめ微笑んでいるのです。
当然ながら押したり動かそうとしたりもしません。
ただただそこにいる・・・。
体の中に天と地をつなぐ長〜い柱を一本立てて、意識するのは丹田だけ。
自我をなくして相手と同調されているそうです。
その状態で相手の変化を待っているのですが、いかにも待っているというのではなく、ただそこにふんわりと寄り添っているという感じです。
それがなんとも心地よく柔らかい気配を醸し出していきます。
そして動きが出てきても出てこなくてもオッケー。
そのままを受け容れている・・・それがとても温かくもありクールでもあり、とても居心地のよいものでした。
自由に生きているようでいて、最後までゆるめない根っこのようなものがある自分。
潜在意識では自分と相手との境界線を思っている以上に意識しているのかもしれません。
そんな自分を観察し根っこがどう変化していくのか、これからもこの体を味わい続けていきたいと思いました。
やっぱり人の体って本当に面白いですね。
そして今回、このセミナーに参加した目的はもう一つあって、古民家で谷田さんのセミナーを開催できないか直接お会いしてご相談したかったのです。
この地域での開催は初めてでまだまだ谷田さんを知らない方が多いですが、古民家のお座敷で谷田さんと皆さんが集まったらきっといい気の流れる素敵な時間になるだろうなあと確信しています。
とりあえず日程は4月の27日28日の二日間(10時から5時30分まで)。
一番最初なので、まずは「陰陽五行セミナー」基本編応用編(座学)を開催し、順を追ってこの経絡ストレッチセミナーなどにつなげていけたらと思っています。
詳細はもう少ししたらアップしますが、宇宙と体と食べ物と生き方をつなげたとても面白いお話を聞かせていただけそうで楽しみです。
とってもオススメですので、ぜひご参加くださいね!
谷田先生のブログもまたすごく面白いので覗いてみてください。
http://ameblo.jp/389navi/
とても悲しいニュースが入りました。
私が心から敬愛し、そのお姿を通して食の仕事の素晴らしさを教えていただいた佐藤初女さんが94歳でお亡くなりになりました。
70歳を過ぎてから岩木山麓に「森のイスキア」を開きました。悩みを抱えて訪れる人たちを手作りのお食事でもてなし食卓を囲みながらゆっくりお話をする・・・その温かさと優しさに触れ、死にたいと思っていた人がどれほど救われていったことか・・・。
イスキアの存在を映画「地球交響曲」で知って以来、初女さんの講演を聞きに行ったり著作を読ませていただいたりして、いつか初女さんに店に来ていただきたいとお手紙を書きました。
「必ず伺いますから待っていてくださいね」とお返事をいただき待つこと数年。
2007年の秋、ようやく風楽(まだ移転する前で宗吾霊堂前にお店があった頃です)に初女さんをお迎えすることができました。
今からもう10年近く前のことになります。
成田で一泊されたので、前日の夜はスタッフを交えて内輪の交流会を開催し、講演の後には特別におむすびも握って下さいました。
立ち見の方もいらっしゃるほど人数が多かったので、できあがったおむすびは1個を3人で分けて皆さんに召し上がっていただきました。
本当にお米が一粒一粒ふっくらとしていて優しい想いが伝わってくる美味しい(と表現するにはあまりにも言葉が足りないのですが)おむすびでした。
一つ一つの動作をとても丁寧に想いを込めてゆっくり行う初女さん。
ごくごく当たり前の普通のことをとても大切に心を込めて・・・。
ちょっと前に田口ランディが初女さんとの交流について書いた「いのちのエール」を読んだばかり。
改めて初女さんの言葉を思い出し、ランディさんの書かれている文章一つ一つを頷きながら読みました。
そして食べものを通してもっともっと根源的なところに向き合える人になりたいと思いました。
敬虔なクリスチャンでもある初女さん。
映画に出演されてからは忙しくなり教会にはあまり通うことができなかったそうです。
でもイスキアで活動していることそのものが祈り、もっと言うならば生きていることそのものが祈りなのだと話されていました。
食べものは人に生きる力を与えてくれます。
心を込めて作られたものには愛があり、それは人の気持ちを優しくしてほぐしてくれます。
そんな食の仕事に携わることができ、ああなんて私は幸せなんだろうといつも思っています。
とてもとても近づくことはできませんが、私も初女さんの想いをきちんと受け留め、それを受け継ぎ、人の心に愛を届けられる人になりたいと思いました。
ようやくお役目を終え、神さまの元に旅たつことができた初女さん。
長い間、本当にありがとうございました。
*画質が悪いのですが懐かしい写真を引っ張り出してきました。
前の店のスタッフと初女さんを囲んで。
そして店の講演会でおむすびを作ってくださった初女さんです。
お正月休みを利用して大好きなバリへ。
海で泳ぎ、川でラフティング、ヨガセンターでヨガをやり、ライステラスや寺院や市場、雑貨屋さんやカフェを見て回り、バリニーズマッサージもたっぷりと。
時計を持たない旅。
スマホもWIFIのある場所で1日にほんの10分程度。
普段はパソコンに向かう時間が長く忙しい生活をしているので、それだけでも随分と時間ができたように感じました。
5度目のバリは想像以上に急成長していて、変わってしまった部分もあったけれど、それでも人々は米を育て、神と共に暮らしている・・・だからやっぱりバリが好き。
気に入った仏像を一つ買ってきました。
古民家の座卓の上に置いたら、ずっと前からそこに鎮座しているように風景と馴染んでいました。
お正月休みも終わり、明日明後日と通常どおり営業します。
今年もまたいっぱい楽しく志事をし、またよい旅ができますように。
あけましておめでとうございます。
温かく穏やかに迎えた新年、どのようにお過ごしでしょうか?
昨年はみなさまに大変お世話になりありがとうございました。
美味しく体に優しいお食事を作らせていただくことが私の仕事の中心ではありますが、食だけでなく、心と体を本当の意味で元気にしていくために何ができるだろうかといつも考えています。
人と人とが出会い、互いに学びながら、より楽しく美味しい時間を創っていけるよう、これからいろいろなイベントも手がけていけたらと思っています。
今年も古民家にたくさんの方が来ていただけますように。
幸せな時間を重ねていくことができますように。
どうぞよろしくお願い致します。
*年賀状の習慣をやめていますので返信なきことをお許しください。
特別な宣伝もしていないのに口コミだけで全国に広がり、万能酵母液の講習会をやっている堂園仁さん。
玄米酵母や玄米酵素、そして玄米乳酸菌など、玄米を発酵させてよりよい状態で体に取り入れたいと思っている人たちが今、急激に増えています。
私もいろいろ実践していますが、堂園さんのお話も一度お聞きしたいとずっと思っていたところ、ようやくタイミングが合い昨日、参加してくることができました。
堂園さんは均整術の整体師でもあり熊本で天然酵母の「天使のパン」屋さんをやっていらっしゃいます。
自家製天然酵母液をアレンジしたら、体にも環境にもいいことづくめの魔法の液体ができました。
今、それはパン種だけでなく腸内を整え健康を願う人たちの間で急激に広がっています。
なんと言っても玄米と水と塩と砂糖だけあれば誰でもできるのですから。
堂園さんは声にも張りがありとてもパワフル。
あっという間の2時間半でした。
とてもよかったのでぜひ風楽にも来ていただきたいとお願いしたところ、来年3月23日(水)10時から風楽でランチ付きの講習会をしてくださることが決まりました(その前はスケジュールがいっぱいで無理でした)。
本当に体によくて誰にでもできる健康法です。
私もさっそく仕込みましたので欲しい方にはお分けしますね。
詳細は後日アップしますが、興味のある方、今から予定を空けておいてくださいね!
今日は今年最後の料理教室。
クリスマスが近づいているので、卵、砂糖、乳製品を使わないでスポンジケーキを焼き、豆腐クリームといちごでデコレーションをしました。
カラフル玄米ご飯は赤と緑のクリスマスカラーを意識して、人参の蒸し煮と青大豆、レンコンをトッピングにし、玄米には梅酢と椎茸を混ぜ込み押し寿司にしました。
トマトとブロッコリーを添えて一人一皿ずつのお持ち帰りです。
それと酒粕味噌を入れたきのこのホイル焼き、キヌアを入れた中華味の白菜ロール。
細かい作業が多く、いつもよりは忙しい?料理教室でしたが、今日も美味しく楽しく終わりました。
一年間、毎月毎月美味しいご飯を皆さんと作らせていただけたことに感謝です。
来年もまた、毎月第三金曜日が近づくたびに今度は何を作ろうか・・・と頭を抱えることになりそう?ですが・・・私自身のよき勉強の場にもなっています。
これからも楽しく簡単に作れる美味しい玄米菜食ご飯をお届けしていこうと思っていますので、もし機会があったら料理教室にいらしてくださいね!
今日で今年の風楽のイベントは全て終了、あとは何回かの望年会を残すのみ。
一年間ありがとうございました!
今日は若石セラピストの河野愛子さんをお迎えし、家庭できる足もみ健康講座の2回目を開催しました。
おさらい会を兼ねて前回参加してくださった方と、初めての方が一緒になって改めて足裏を反射区ごとにチェックしました。
もうすぐ80歳になるという知り合いのおばあちゃまも参加され、その前向きさとお元気さで皆さんの良きお手本になってくださいました。
西洋医学や薬に頼ることなく自分でできる健康な体へのセルフケアをもっと積極的に取り入れていきたいですねと皆さんとお話しました。
臓器の反応で話題になったのはパンやパスタなど、小麦食品の食べ過ぎによる小腸はじめ消化器官の詰まり。
私もそうですがパンが大好きなのでついつい食べ過ぎてしまいます。
その結果、水分を含んだ小麦粉は腸壁にこびりつき、消化も悪いので腸の動きを妨げてしまうようです。
そういう人の足裏は小腸はじめ消化器官の反射区にどこかしらグリグリとしたしこりのようなものがあります。
自分の食習慣が足裏にもしっかり現れてしまうのですから、人の体って正直ですね。
今日も愛子さんはお一人お一人にじっくりと向き合い、いろいろなアドバイスをくださいました。
次回は1月20日(水)にまた同じ内容で足もみ健康講座を開催します。
お正月に食べ過ぎて疲れた胃腸を足からケアしていきましょう。
今日は今年最後のパン教室。
クリスマス前なので白神こだま酵母でシュトーレンを焼きました。
一般的なシュトーレンは砂糖とバターが過剰で、一年に一度だから食べたいなあと思いつつ、ちょっと二の足を踏んでしまいます。
今回は砂糖とバターをカットし、甘みを甘酒で補いバターの代わりに米油を使ったので、安心して食べられそうです。
最後の飾り付けだけは粉糖をふりかけましたが、この作業はカットしても大丈夫。
ランチタイムには高田さんお手製のプチパント一緒に美味しいシュトーレンを並べました。
でも軽くて美味しいので、ついつい食べ過ぎちゃうのが難点ですが・・・。
来月のパン教室は1月19日。
生姜エキスと生姜のみじんん切りをたっぷり入れたジンジャーパンを焼きます。
お時間がある方ぜひどうぞ!
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