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March 31, 2005

野草酵素作り

DSC03782野草の酵素を仕込んだ。昨年から手作り酵素を作って飲んでいる。発酵食品は体にいいものなので積極的に酵素を摂りたいと思い、去年、高崎に住む手作り酵素指導員の方のお宅に伺って作り方を教えていただいた。春は芽吹きの野草、梅雨時は梅を、秋は玄米や果物など自然のものを使って酵素を作る。市販されている酵素は殺菌されているので酵素の数も少ないが、自分で作れば殺菌の必要もないし、糠みそのように毎日かき混ぜるので、手のアミノ酸や乳酸菌などの常在菌が酵素の中で繁殖して、自分の体に合った酵素が作られていく。三里塚ワンパック野菜の無農薬畑の脇に生えている野草を10キロほど摘ませていただき、地下水で洗って砂糖と10対11の割合で漬け込む。次の日からどんどん水分が上がってきて1週間後には漉して酵素液が完成する。これを毎日飲むのだが何とも調子がいいのだ。私は健康食品が好きではないが、こうして自分で作った酵素なら安心だし腸内細菌がグーンと増えていくので、私の元気の秘訣はまさにここにあり?!

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March 30, 2005

石窯でパンを焼く

DSC03736野生酵母でパンを作っているこだわりのパン屋「ショパン」さんのお店を訪ねた。ショパンさんは月に1回、お店の裏に作った石釜を使って野生酵母のカンパーニュやピザを焼くパン教室をやっている。今回は取材が目的だったが、急に都合の悪い人が出て参加者が減ったため、教室ではなくビールを飲みながら内輪のピザパーティとなった。
ライ麦とレーズンで作った酵母に国産小麦を入れて生地を作る。ゆっくり発酵させてから薪で火を起こした石窯に入れる。普通パンは外から火が通っていくが、石窯の場合、遠赤外線効果でじっくりと中から焼けていくのだという。いつもと同じ生地でも石窯で焼くとなると温度や火力などを「手加減」で調節していくので、とても大量にはできないと言っていた。
石窯で焼いたピザは粉の風味が生きていてとてもおいしかった。ショパンさんは酵母種にするライ麦も自宅裏の畑で無農薬で栽培している。一つのパンを作るのに本当に手間をかけて作っている人なので、まさに「パン職人」と言う言葉がピッタリ。
教室のお知らせは随時していきますので、店にお問い合わせください。

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March 29, 2005

意外なおいしさ白子の燻製

DSC03726定食のメインのお皿に添えたサラダが余ったので、家で鮭の白子の燻製フレークをかけて食べた。写真で見るとまるで鳥のひき肉みたいでしょ?友達が北海道で作っている珍味だ。添加物が大嫌いで旨い酒を飲むために旨い肴がほしいと思い、自分で作ることを始めた。北海道の人に言わせれば鮭の白子なんてまず加工してまで食おうとは思わない・・・のだそうだが、彼は本州から移住した人なので栄養豊かな白子が無造作に棄てられてしまうのを見るに見かねて燻製作りを思い立つ。細胞の若返りパワーである「核酸」をたっぷり含む白子は海のチーズとも言われている。私は肉は食べないけれど魚は時々食べる。でも内臓は苦手だ。だけどこれが白子だなんて、実際に食べてみても信じられないほどおいしいのだ。この他、スモークサーモンや鮭トバ、ホタテや鱒など季節によって様々な燻製を作っているが調味料にもこだわり、全て無添加で手作りしている。だからできる量もそれほど多くないので、たくさん作れた時だけ店に送ってもらっている。レジ脇で見かけたらぜひお試しを!

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March 28, 2005

大豆は料理の強い味方

DSC03725店では基本的に肉を使わないで調理しているので、グルテンミートと呼ばれる大豆タンパク、雑穀、豆などをタンパク源として用いる。今日は大豆を五目煮にした。私も大好きなメニューの一つだ。人参、こんにゃく、しいたけ、レンコン、ゴボーなどをサイコロ状に切りそろえて、グツグツと煮込む。でも大豆と一緒に具を煮ると柔らかすぎてしまうので、先にある程度大豆を煮てから、後でごま油で炒めた具を加えて一緒に煮込んでいくのがコツだ。仕上げにもごま油を数滴。なんとも言えずいい香りがして、たかが豆と言えども立派なお惣菜になってしまう。とにかく存在感のある豆料理だ。大豆にはイソフラボンたっぷり。女性の美容にも貢献してくれるこの小さな豆の国内自給をなんとしてでも守っていかなくては・・・・。遺伝子組み換えなんてとんでもない話。

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March 27, 2005

作陶展に行く

DSC03718友人の陶芸家垣野勝司さんの作陶展があったので、店が終わってから見に行ってきた。いつもはしぶーい焼きしめのものや土臭いものが多く、私も彼の作風が大好きで、風楽でもかなり彼の器を使わせていただいている。今回は春ということもあって、磁器に山野草の寄せ植えを合わせて展示してあった。いつもと作風が違うので、最初、意外な感じがしたが、今、一番やりたいことはこういう器作りだと聞いて納得。荒削りで素朴な作品が今まで多かったのだが、これからはこういうセンレイされたものも手がけていくのだろう。料理の腕もそんな器に負けないようにバージョンアップしていかなくては・・・・・。
器を見るのってとっても楽しいんだけれど、いつも彼女(器)にはどんな服(料理)が似合うのだろうか・・・と料理のことばかり考えてしまう。私が好きな器というのは限りなく土に近い。そして手にした時に、すぐに何を盛り付ければ似合うかイメージできるものだ。

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March 26, 2005

今日はおにぎりの日

DSC03709同じ成田市内で自然食材を扱っているあいりん堂さんとは姉妹店のように親しくさせていただいている。今年になって自宅の敷地内に新しくお店を建てて移転した。お互いにお店のチラシやリーフレットを置いたり、どちらかのイベントの時は参加したり、お客様をご紹介し合ったりしている。あいりん堂さんは勉強会の時、いつも風楽におにぎりを注文して下さる。玄米がどういうものか、参加された方に食べていただきたいからだと話していた。今日のそのおにぎり注文の日。こういう時は朝から大忙しだ。何しろ圧力鍋は業務用ではないから、20人分以上のおにぎりとなると、店の食事の分も含めて何度もご飯を炊くことになるからだ。スイッチ一つでご飯が炊ける炊飯器は手軽でいいが、おいしさは圧力鍋で炊いた玄米にはかなわない。今日のおにぎりは大根の菜飯とゆかりご飯。私に特技があるとしたらおにぎりを握るのが早いということだろうか。手の皮も厚くなり?アツアツの炊きたてご飯だって握ることができる。(手に皮が厚くなったってちっとも嬉しくないけれど、こういう時には便利)
さーっと並んだおにぎりを経木に包んでこれから配達をする。

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March 25, 2005

ちょっと一休み

DSC03702やっと今年3回目のお休みが取れた。23日に絵画展の搬入も終わり、これでしばらく店での大きなイベントはないので、出かけるなら今だと思い、急きょ23日の夜から出発し友達と福島へ行ってきた。スタッフに頼みこんで
24、25日とお休みにしたが、連休なんて本当に何年ぶりに取ったのだろう。福島の田舎で自給自足をしながら自分で家も建て静かに暮らしているご夫婦のお宅に泊めていただいた。雪はすっかり溶けていて温泉に行ったり港の市場で刺身を食べたり、久しぶりに仕事から全く離れてのんびりしてくることができた。今朝起きたらあたり一面雪が積もっていた。山道の途中の小枝に軽く雪が積もり、しかも今日は雲ひとつない快晴。そのコントラストがとてもキレイで車を止めて見とれてしまった。人里離れた山の中での生活。空気を水がおいしいことが何よりの贅沢だ。私もいつかしてみたいなあ・・・。

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March 23, 2005

たかはしきよし水彩画展

DSC03693朝から農家さんに取材に行って、その後、野菜の集荷。昼にはお弁当の配達。店で昼食をお出ししながらケーキを焼く。そして夕方からは絵の搬入。今日は細切れにいろいろな仕事が集中した一日だった。やっと今、搬入が終わり全ての作品を展示できほっとしている。2階のギャラリーと一階の土壁の両方に素敵な花の作品が並んび、まさに今、店の中は春らんまん。
明日から4月15日までお休みなしで展示しています。よかったらどうぞ見にいらしてください。

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March 22, 2005

花の絵を楽しむ

DSC03664
花が好きだから冬の間は寂しかった。でも暖かくなってきたから様々な花の芽が今にもほころびそう。これからあちらこちらで花が楽しめる。どうしてあんなにいっせいに咲くのだろう?って思っていたけれど、実は咲く時期というのは微妙に違ってきているから、いっせいに咲くなんて言ったら花たちに怒られてしまうかもしれない。何にでもちょうどいいタイミングというものがあるんだろうなあ、きっと。
これは私の好きな絵で部屋にずっと飾っている。花のない季節はこれを見ているだけで野の花と一緒にいるような気持ちになれた。水彩画を何十年と描き続けている画家がいる。花をより美しく自然に見せてくれるやさしい筆使い。福音館から絵本を何冊も出版している方だ。
この絵の作者たかはしきよし先生の水彩画展が明日から始まる。

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March 21, 2005

さとううさぶろうさんを囲む会

DSC03657うさとの服」のうさぶろうさんがお店に来て下さった。今回の展示会に合わせてうさとの服が作られている背景をお話して下さることになったのだが、なんせ決まったのが開催の2日前。みなさんにお知らせしきれないので人が集まるのだろうかとちょっと不安だった。でも実際時間になったら、お食事を終えた方や、お話をわざわざ聞きに来て下さった方など、気がつけば20名近くの方が椅子に座っていた。うさぶろうさんはとてもよく声がとおる。きちんと自分の存在の意味を知っている人だ。
手をかけて作られたものにはそれだけエネルギーがあるということ。自然素材というのはオーガニックの食事と同じで、皮膚を通して体にアプローチされるのでうさとの服を着ると元気になるということ。
そして何よりも印象に残ったのは「自分の心の平安が地球の平安につながっていくんです」というメッセージ。うさぶろうさんの話は私がいつも感じていることと重なって、今回はそういう思いを確認するためにこの展示会があったのではないかなと思った。全てはつながっているということをますます実感した一日だった。

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March 20, 2005

あまーい卯の花

DSC03643おいしい国産大豆のおからが手に入った時、いつも作るのはおからクッキーと卯の花炒り。たかがおからと言えども、国産大豆か否かで味は全然違う。とにかく国産大豆はほんのり甘いのだ。スーパーなどで売っているお惣菜の卯の花は甘すぎで食べられない。あれは大豆の甘さではなく単に砂糖の使いすぎ。大きな鍋でネギ、人参、シイタケなどの具をよく炒めてから、おからを加えて出汁を入れ、さらに木ベラでよく炒りつける。鍋の底がちょっと焦げそう・・・になる直前に火を止める。けっこうな力仕事だ。お豆やケーキなどを除いて、風楽の食事はほとんど砂糖を使わないから、その分素材の甘さには敏感になる。おいしいものには穏やかな甘さがあると思う。以前の私は大のケーキ党だったけれど、最近では砂糖の甘さよりも、素材そのものの自然な甘みがおいしいと思えるようになってきた。いろんな甘みに慣れてしまっている舌の感覚を取り戻すって中々大変・・・・

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March 19, 2005

ひき肉みたいな雑穀タカキビ

DSC03636人参と一緒に炒めているものなあーんだ? タカキビってすぐにわかった方はけっこう雑穀通?。知らない方は見た目からひき肉?と思われるようです。このタカキビ、赤くて粒の大きな雑穀で「コーリャン」とも呼ばれているようです。その触感や外見がひき肉にそっくりなので、うちではギョーザの中に入れたり、マーボー豆腐に入れたりして楽しんでいます。今日は人参と昆布と一緒にキンピラにしました。と言ってもタカキビをそのまま炒めればOKというわけではありません。雑穀には必ず「炊く」という作業を加えなければ使うことができないのです。このタカキビも洗ってから一晩浸水させて圧力鍋で炊きました。郡上八幡で栽培されているのですが、タカキビ餅を作る時は浸水しすぎることはないと言われ1週間も浸水することがあるそうです。確かによく水を吸ったタカキビはふっくら炊けておいしいです。うまく炊けるとムチっとしていてツヤツヤ!何とも言えずおいしそう(実際においしい)です。私の好きな雑穀の一つです。

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March 18, 2005

土壁には草木染がよく似合う

DSC03633明日から始まるうさとの服展のデイスプレイに追われた一日だった。何しろ届いた荷物が20キロボックスで9箱!階段を上がる宅急便屋さんはとても大変そう。2階ギャラリーの部分は竹を組んでラックを作り、うさとジャパンからきた宮川さんが展示してくれたが、1階レストランの土壁の壁面にも飾りたいなあと、私は何枚かシャツを取り出し、スカーフを合わせて、気ままにデイスプレイを楽しんだ。草木染の色はとてもやさしい風合いがある。土壁の黄色ととてもよく似合っている。「自然」という共通のテーマがあるから、アイテムが食と雑衣という二つの異なるものだったとしても、みごとに溶け合って素敵な雰囲気を醸し出している。
手織り手紡ぎ、草木染の贅沢な天然素材のうさとの服、あなたもいかがですか?

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March 17, 2005

うさとの服展 開催します

thai06_30うさと」というのはデザイナーさとううざぶろうさんのオリジナル服です。ヨーロッパのオートクチュールデザイナーとして活躍していたうさぶろうさんは天然素材を求めてチェンマイに移住しました。東北タイに伝わる伝統的な手紡ぎ、手織り、草木染にこだわり、ひとつひとつていねいな手仕事により創られています。日本ではお寺やレストランなどで音楽と合わせたファッションショーなどを行い、うさとの服は紹介されてきました。とても着やすい服、着る人が元気になる服としてファンも増えています。私も昨年、タイに行った時、うさぶろさんの工房に伺い、庭にあるゲストルームに泊めていただきました。タイの人たちと信頼関係を築きながら静かで感謝にあふれうさぶろうさんの生活を垣間見ることができ、いつかうさとの服を私も店で紹介できたらなあと思っていました。
またうさぶろうさんはタイでの深刻なエイズ問題にも目を向け、エイズで夫を失った女性たちや、感染のため職につきにくい女性たちのグループに縫製の仕事を発注しています。19日から21日までの3日間限りですが、店でうさとの服を展示します。そして21日2時からは急きょ、うさぶろうさんが店に来てトークをして下さることになりました。
この機会に、ぜひうさとの服に触れてみませんか?

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March 16, 2005

お茶を一杯

DSC03623
どこかお店に入ってお茶を飲みたいなあという時、人は何を求めるのだろうか? 単にノドが渇いたということもあるけれど、ちょっと一休み、一服したいという時もあるだろう。私の場合、安いチェーン店などに入る時は単なる生理的欲求。でもわざわざ出かけてちょっと気になる店に行く時は、お茶一杯で過ごす時間を買うようなつもりになる。雰囲気を楽しみたい、カップを通して店全体を味わうことができたら・・・と期待を持って扉を開ける。でもそんな思いをみごとに裏切られてしまうような店が多くガッカリしてしまうのだが・・・。だからこそ店ではコーヒー一杯のお客さまにも満ちたりた時間を過ごしていただけたらと思う。
今日は店が終わってから自分のためにタンポポコーヒーを入れて席に座って一人で飲んだ。やらねばならない仕事はまだまだ山ほどあるのだけれど、こういう時間は次に進むためのほどよいひとやすみ。

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March 15, 2005

色とりどりのサラダ

DSC03592春が近づいてくると、明るい色のお惣菜を定食にも入れたいなあと思うようになってくる。これはよく作るムラサキ芋のサラダ。ムラサキ芋、サツマ芋、人参をそれぞれサイコロ状に切ってよくふかす。甘いお芋がホクホクと甘くなっていくのが匂いでわかる。それをマヨネーズや玉ねぎ、レモンなどと合わせるのだが、卵を使えないアレルギーや完全ベジタリアンの方には豆乳マヨネーズを作ってあえる。煮物やフライはどうしても茶系統が多くなるから、鮮やかな色がちょっとサラダに入るとパーッと全体が明るくなる。トマトの赤があれば一番世話なしなんだけど、でも基本的に季節の野菜を使いたいので、よっぽどのことがない限りトマトは今の時期、風楽の定食には登場しない。でもムラサキ芋がレモンの酸味に反応してほんのりとしたピンク色に染まる。野菜だけでもこんなに色の変化が楽しめて、定食のトレイに早くも桜の花が咲く。

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March 14, 2005

おいしそうな花

DSC03558早朝からミレーの取材だったので車で大多喜に向かう。ポカポカと晴れて気持ちのいいお天気。もしこれがお弁当を持ってドライブ・・・だったら最高の一日になること間違いなし。なのに私はデジカメ片手にメモを取りまくる。新しくハーブ類の取引を始めるので大多喜にあるハーブアイランドベジタブルガーデンへ。レストランもある大きな温室はハーブの香りでいっぱい。かわいい花たちが咲き乱れ一足早い春を満喫。このオレンジ色の可憐な花はナスタチューム。「きれい!」と思うより「サラダにしたらおいしそ~」と思う私はすっかり料理人なのかもしれない。

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パソコンの調子が悪くて・・・・

DSC03531買ってから1年ちょっとのパソコンなのに、しょっちゅうバグが起こりネットも途中で切断されてしまう。1時間のうちに10回近くそういう現象が起こる。あんまりヒドイので再インストールすることにした・・・と言っても私にはできないので近くのパソコンドクターにお願いした。でもまだ調子が悪くてとうとう13日はネットが起動しなくなってしまった。どうしよう!。画像も送信できないし。もうブログを書くこともできないのかと思うと泣けて?きた。再度ドクターに泣きついた。そうしたら日曜の夜10時というのに見に来て下さった。再インストールしてもこの不具合が起こるのはISDNのモデムのバージョンが古いのではないかと予測を立てて12時までいろいろチェックをして下さる。そしてついにスイスイと動くようになってきた!なんだか新しいパソコンを買ったみたいな気分だ。それにしてもお休みの日のこんな夜中まで困ったお客に泣きつかれお付き合いして下さったデータリクエストの野口さん、本当にありがとうございました。
・・・・ということで、昨日アップできなかった画像を追加し、今日から晴れてブログ再開。

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March 12, 2005

大きなタライは粉だらけ!

DSC03527ムラサキ芋のタルトの注文が入ったので、今日は大量のタルトを焼く。スタッフのサッチーが全粒粉を大きなボールでこねているところ。本当にこのボールは大きくて、小さい子供だったらザブンと入ってしまいそう!。ボールと言うよりタライを言った方がいいかもしれない。ふだんはあまり使わないけれど、20個分くらいの生地をこねる時には物置から出してきて使う。大きすぎて置く場所に困るねと言いながら、それでもイザという時に役立つ頼もしい見方だ。こういう道具がどんどん増えていくから厨房はどんどん狭くなる。でも狭くなるたびに仲間が増えていくような、妙な連帯感をおぼえる。粉だらけになりながら、一日中ケーキを焼いていたから、今も体はバターの匂いがする。

*ちょっとパソコンの不具合で写真がアップできません。再インストールしているところです。

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March 11, 2005

農家さんに行く

DSC03520農家さん回りも私の仕事の一つだ。今日は栗源町の田中さんの所へ野菜を取りに行った。田中さんはブループに入らず一人で無農薬野菜を作っている生産者さんだ。その野菜を普通の人たちにも食べてもらおうと「道の駅」などに置いている。千葉県のエコ認証も取得しているいい野菜だ。昨年ライターの仕事をしているミレーの取材で知り合った。店で人気のムラサキ芋のタルトも田中さんのお芋がなかったら作れなかったと思う。田中さんはとても丁寧に野菜を栽培しその選別にも拘っている。いつも一つずつお芋を手に取りながら確認しコンテナに並べていくので、その横で私は野菜の話や料理の話をとりとめもなくしている。顔の見える関係があると作っていただいているものを無駄なくいただきたいなあと心から思える。だから農家さんとお話できる時間が私はとても好きだ。

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March 10, 2005

BAN ROM SAI のこと

DSC03517BAN ROM SAI。タイ語で「大きなガジュマルの木の下の家」という意味。チェンマイ郊外にあるHIVに母子感染した孤児たちのための施設だ。ここの代表が日本人女性であると知って、いつか見学に行きたいと思っていた。1月にタイに行った時、買い付けの時間を削ってでも行こうと決めて連絡させていただいた。私はタイの手工芸品を仕入れ販売することによって生計を立ててきたので、何かの形でタイの人たちのお返しができたらと思っていた。今まで数々のNGOと取引してきたこともその一つだ。実際に行ってその環境のすばらしさにも感動した反面、どんなに手を尽くしても発症して亡くなってしまう子供たちがいるという現実を知った。彼らが安心して治療を受けられるように、そして少しでも長く生きていることの楽しさを体験できるように、私なりに何かの形でこれからも関わっていきたいと思っている。スタッフの日本人女性の美術指導によって子供たちはたくさんの絵を書いていた。とてもキレイな色彩だった。これはそのポストカード。たくさん買ってきてみんなに配った。こういう施設があるということを少しでも多くの方にお伝えしていくこともまた、私の仕事だ。

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March 09, 2005

やっと終わった展示会

DSC034953日から開催していた丸善での展示会が今日で終わった。毎日、会場に通勤?していたので終わると、正直なところホッとする。モノがあふれモノの価格が暴落している今、本当に仕入れたものを売っていくことの難しさを痛感している。でも毎回、やらせていただくたびに来場して下さる方や、新しいお客様にもお会いすることができ有り難いことだなあと思う。「今度はいつあるの?楽しみにして待ってるわ」とか「風楽さんが仕入れてくるものはとてもセンスがいいわねえ」と言っていただいたりすると、とても嬉しい。私がもし仕事というものを持っていなかったら、とても体験することのできない様々なレスがそこにあり、だから私は元気でいられるのだと思う。
最後に残ったモン族の刺繍を自分のバックに貼り付けました。すごい手刺繍。

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March 08, 2005

アースデーちばミーテイング

DSC03490夜にミーテイングがあった。地球のことを考えようという趣旨のもと、毎年春に全国で展開されているアースデー。風楽も代々木公園で行われる東京アースデーにはずっと出展してきた。でも千葉に住んでいるなら千葉から発信していこうよと自然食品やエコ雑貨を扱うアースマーケットの東クンの呼びかけにより、4年ほど前から千葉でも独自のアースデーを開催するようになった。今まで大半の準備を担ってくれていた東クン。そんな彼に触発されて?いつまでも単なる参加者でいるのではなく、みんなでアースデーちばを共に創っていこうという自主的な実行委員会が生まれた。それで同窓会のように集まってはなんだかんだと話し合っている。知った顔と知った顔がどんどん有機的につながっていく。この準備段階からすでにアースデーが始まっているようだ。
今年は5月22日(日)県立幕張海浜公園にて開催することが決まった。フリマやコンサート、模擬店やワークショップなど盛沢山のプログラム。もちろん風楽も参加しまーす!フリマの出展や当日の会場ボランテイアなどみなさんの積極的なご参加をお待ちしています。もちろん実行委員も随時、募集中。今年のアースデーちば 何だか面白そう!!

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March 07, 2005

ベトナム山岳民族について

DSC03488あいさん書き込みありがとう。本当に山岳民族の手仕事ってほっとしますよね。6年前にベトナムのサパに行った時、もう向こうは中国。山が国と国とを隔てているだけだった。多くの山岳民族は国籍が与えられていないから、生まれてから死ぬまで山の中で暮らすしかないと聞いて驚いた。その時一緒にいた友達は「でも山岳民族は山の中を自由に行き来することができるから彼らにとって国境なんて意味ないんじゃない?」と言っていた。そうだなあと思わずうなずいてしまった。
いつもその繊細な刺繍を見るたびに、図書館も美術館もない山の中でどうしてこれだけのイマジネーションがわくのかなあと感心してしまう。私たちって何かを創る時、どこかで見たものを心の中で咀嚼し、形を変えて表現しているという部分があるような気がするので。自然と対峙し、自然と共生している彼らの生活は文明社会に浸りきっている私たちよりはるかに豊かではないか。ケモノ的な彼らの目つきをみて人もまた動物なんだと再認識。6年ぶりにサパに行った友達はホテルがたくさん建って、随分雰囲気が変わってしまったよと言っていた。こんなところのも都市化の波が・・・・。写真はミャンマーで買った背負いカゴとモン族の腰布。

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March 06, 2005

私の晩御飯

DSC03484ずっと店をあけて、ギャラリーの会場に通っているのですが、いくら元気のいい私でもさすがに帰ってくるとちょっと疲れたなあと思う時があります。店にいない時は帰ってきたらまず家よりも店を覗くことが習慣になってしまいました。今日、店に入ったら厨房に私へのお惣菜が置いてありました。多分、スタッフが残り物をまとめておいてくれたのでしょう。そのまんま食べられる状態です。
飲食店をやってよかったと思えることの一つに食べものに不自由しないということがあるのですが、まさにこんな時って手前ミソながら有り難い。お腹ペコペコで帰ってきて即ご飯が食べられるなんてシアワセ!今夜はまだ原稿書きの仕事もあるから、さあ夕食を早目に食べたら行動開始!

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March 05, 2005

再びギャラリーから

DSC03471今日で3日目の展示会が終わった。あいにくの雪で出かけられなかった昨日の分まで、今日は出歩くのだろう。朝の京成線は平日並みに混みあっていた。再びギャラリーでの様子をご紹介します。
こちらの壁にかかっているのは、ベトナムの山岳民族の衣装。モン族、黒モン族、ザオ族・・・。どれも手刺繍のとても細やかなものだ。ちょっとマニアックだけれど、私は山岳民族の服がとても好きだ。特にベトナムのモン族はタイのモン族よりも色使いが落ち着いているので気に入っている。「すごいねー」と刺繍を手にとって目を近づけて見て下さる方がいると私まで嬉しくなってしまう。いくら貨幣経済が主流になってもこういう手仕事の文化は残していってほしいとせつに思う。

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March 04, 2005

宗吾さんも雪化粧

DSC03475朝、起きたら雪だった。昨日から9日まで毎日ギャラリーに通勤するというのに、2日目からこんな天気になってしまって残念。めったに着ないコートを着込み手袋を出して防寒対策。正直、雪が降っている中を電車に乗って出かけるなんて億劫だ。でも家を出た時、正面に見える宗吾霊堂に積もる雪があんまりキレイだったので思わず立ち止まって見とれてしまった。それでバックからデジカメを出して、片手でカサを持ちながら一枚。ブログを始めてからデジカメはいつもバックの中にある。こんな景色、めったに見られない。小京都って感じしませんか?
雪は全てを白く覆うから、どんな風景も美しくみせてくれるんだなあ・・・・。私も雪の中に立ってようかしら?

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March 03, 2005

今日からギャラリー展

DSC03473丸善津田沼店3階ギャラリーにて「アジアの布で春を装う」というタイトルの展示会が始まりました。これは会場の様子です。春という季節がらキレイな色のスカーフや洋服をオーダーで作ったり、買い付けたりしてきました。丸善のギャラリーはオープンギャラリーなのですがとても広く、この会場を商品で埋め尽くすのがけっこう大変だなあと最初のうちは思ったのですが、7回目ともなりやっと搬入やデイスプレイにも慣れてきました。JR津田沼駅前という交通の便のいい立地なので、お店のお客様以外の方もたくさん来て下さり、本当にありがたいことです。会期中の日中はだいたい会場にいる予定ですので、よかったら見にいらして下さい~

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March 02, 2005

商品満載軽ワゴン

DSC03470明日から9日まで丸善津田沼店のギャラリーで「アジアの布で春を装う」というテーマの展示会を開催します。風楽では自然食の食事だけでなくアジア雑貨も扱っています。私の中ではオーガニックとアジアってつながっているんだけど、そのことを言葉では中々説明できません。この企画展、春夏合わせるとかれこれ7回目になります。毎回前日には車に荷物を積み込んで会場に向かい夜遅くまでデイスプレイします。でも出かける前はいつもドタバタで車内は最大限整理してもこんな感じで雑然としてしまう。以前この状態で走っていたら、信号でとなりに止まったダンプの運ちゃんに「ネエーちゃんも配達かい?がんばれやー」と声をかけられてしまいました。ネエちゃんと呼ばれて悪い気はしないけど、一応、私、これからギャラリーに行くんだけどな・・・・。

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March 01, 2005

今日は畑の日

DSC034571週間に一度は畑に行っている。自分が作った野菜で料理しているから・・・と言いたいところだが、それは将来の夢。今の所、物理的にもムリなので実現できていない。実は私にはもう一つ仕事があって、楽天で無農薬野菜を販売しているミレーという会社のライターをしているのだ。それで無農薬野菜を作っている農家さんに取材に行っている。今日は大根を作っている農家さんに取材に行ってきた。
この仕事、本当に店の仕事とシンクロしていて、たくさんの生産者さんたちとお会いすることができるし、有機農業のお話も直接お聞きすることができる。それに何より美味しい採れたて野菜をたくさん分けていただくこともできるので、私にとってはとても楽しい仕事だ。見て!この美味しそうな大根!。野菜を見ていると、彼らがどんなふうに料理されたがっているか、野菜の声が聞こえてきそうな気がする。さあて、明日は何を作ろうかな?

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