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May 29, 2005

地球を生きる子どもたち

1昨日、松本フラフトフェアの帰りに寄った松本市美術館で「地球を生きる子どもたち」という写真展を見た。これは「核実験成功にモスクで感謝の祈りを捧げる」というパキスタンで撮影された写真。ひれ伏して祈る大人たちの間であどけなくこちらを見つめる子どもの視線。言葉がない分、国家を守るという名分のもとに繰り返される大人たちの愚行が伝わってくる。写真技術が生まれたのは19世紀。その後150年、世界各国で生きた子どもたちの姿を写した写真259点を展示。この間、戦争、飢餓、災害など様々な不幸が世界を震撼させたが、男と女が愛し合い生まれた一つの命はいつの時代も尊い。土門拳澤田教一吉田ルイ子長倉洋海田沼武能、ロバートキャパ、ユージンスミス、フィンコンウトらの名作品に交じって市井の人々が撮影した写真も並ぶ。言葉はいらない。ただその一枚で多くの言葉以上のものを伝えるリアリテイを写真は持っている。思わず引き込まれ見入ってしまった「読む写真展」だった。ぜひ多くの人に見てもらいたい。

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