« いぐさの草履 | Main | 夏野菜のカレー炒め »

July 30, 2005

木頭柚子しぼり

DSC04879柚子の季節が終わっても香りのいい柚子は夏になってもドレッシングや酢の物に大活躍。店の定番として使っているのが、徳島県の木頭村の特産品である木頭柚子しぼりだ。人口2000人ほどの小さな村に国をあげてのダム建設問題が起こったのが1971年。その後、村全体でダムの建設に反対し30年かかってようやく国の事業を阻止することができた。山に囲まれ美しい自然は残っているが産業の少ない小さな村。巨大開発に頼らず何とか村おこしができないかと村人たちは模索する。そんな中で東京で初めてのエコロジーショップGAIAを設立した日野雄策さんも村の助役に就任し村おこしに参画。現在は第三セクター「きとうむら」の取締役として自然と共生しながら地域活性化事業を展開している。古木実生とは柚子の中で最も香りが高いと言われているが種から柚子が実るまでに20年もかかるらしい。この柚子が村にはたくさん生えているので昔ながらの方法で果汁100%の無添加柚子しぼりを作っている。手絞りなのでえぐみが少なくさわやかな酸味があって本当においしいのだ。この他、店ではクッキーの生地に入れたり、ドリンクにしたりととても重宝している。今日はキュウリとはぐらうりの塩もみにちょっと加えてさわやかな酢の物にした。柚子しぼりのビンを開けるたびに柚子の香りがあふれ、遠く徳島の地で開発に頼らず故郷を守ろうとしている人たちがいるということを思い出す。こういう商品を大事に使わせていただきたいなあと思う。

|

« いぐさの草履 | Main | 夏野菜のカレー炒め »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/78167/5229607

Listed below are links to weblogs that reference 木頭柚子しぼり:

« いぐさの草履 | Main | 夏野菜のカレー炒め »