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August 31, 2005

トウガンのフルーツポンチ

DSC05128この可愛らしいグラスに(歪んでいるところが風楽にピッタリでしょ?と言ってスタッフのサッチーが買ってきてくれたもの。気に入っているんだけど一体どういう意味?)入っているのは一体なんでしょう?何も知らない方はほとんどが洋ナシ?と聞かれます。答えはトウガン。8月に収穫されるのになぜか冬の瓜と書くトウガン。えっ?トウガンってあのバカでかい野菜?大きいからいつも使いきれずに持て余しちゃうのよね・・・と言われるアイツです。そんな方、煮物にしてもまだ残っているトウガンを使ってポンチを作ってみませんか?作り方は簡単。皮をむいてサイの目に切ったトウガンに少々の砂糖と水を加えて煮るだけです。ちなみにトウガンの皮は利尿作用が高く血糖値を下げる働きがあるので、中国では漢方としても使われているそうですよ。
今日はトウガンにモモとマンゴの缶詰、そして赤い色にクコの実を使い、最後にコアントローを数滴落としました。トウガンというのは淡白な素材なので煮汁で味が決まると言ってもいいでしょう。だから缶詰のシロップで煮てもいいし梅シロップなど作りおきのものがあればそれを使っても美味しくできます。ぜひ作ってみてくださいね~。これで冷蔵庫に眠っているトウガンが確実に減って冷蔵庫内がずいぶんと広くなります!

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August 30, 2005

色とりどりの夏野菜炒め

DSC05120今日の定食のメインであった夏野菜の炒めものはとってもキレイだった。赤はトマトと人参、黄色は伯爵という名前の黄色いカボチャ、緑はピーマン、青(紺)はナス、白は玉ネギ・・・。本当に色とりどりの野菜がキレイに炒められて、お料理をお出しする時も何となくウキウキした。夏野菜の今頃の時期というのはナス、トマト、ピーマン、キュウリなどが中心で煮物向きの野菜が少ない。だから料理にもいろいろ工夫が必要で、毎日、同じ素材に変化をつけてどんなものを作っていったらいいのだろう?って考えている。今日はこれらの野菜をクミンシードとにんにく、カレー粉を使って炒めた。
野菜を洗いながら昨日、一昨日と大忙しだったから今日は暇かもね・・・なんて会話をしていたのは「風楽は3日忙しい日が続かない」というジンクス?があるからだ。予想どうり?大忙しというわけではなかったけれど、暑い中、お食事を食べに来てくださる方も多く、ありがたいなあと思った。でもそんなジンクス、いつか吹き飛ばさなくっちゃ!今週末は目の前にある宗吾霊堂というお寺で「お待夜祭」(おたいやさい)というお祭りがある。店も3、4日は夜10時まで営業時間を延長して店頭でミニビアガーデンと出店を開く。お近くの方、どうぞ遊びにいらしてくださいね。助っ人大歓迎!。そろそろ祭りの準備も始めていかなくては・・・。8月も明日で終わる。

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August 29, 2005

稲刈り間近

DSC05099今日はミレーの取材で朝一番にお米を作っている農家さんへ取材に行ってきた。「多古米」というのは空港の向こうにある農村地帯多古町を中心に作られている「コシヒカリ」のことを総称して呼んでいる。かつて皇室献上米になったこともあり、独特の粘りと甘み、ツヤのある美味しいお米だ。風楽で使っているお米の農家さんではないけれど、減農薬で美味しいお米を作っている方なので、稲刈り前の田んぼの様子をお聞きしに行ってきた。黄金色に色付いた稲穂が風に揺れている姿を見るとほっとする。日本はお米の文化を持っている国だ。どんなに経済が発展したとしても日本がお米を作らなくなったら国は滅びるだろう。この時期、あちらこちらで稲がゆっさゆっさと頭を垂れて稲刈りを今か今かと待っている。新米が採れると秋が来たのだなあと思う。先日の台風の被害が気になったけれど、道路側の稲が少し倒れているだけでほとんど大丈夫だとお聞きしてほっとした。取材を終えて大急ぎで店に帰ったら、私と同時にお客様が次々に来て下さり、厨房がフル回転。今日は何と12時半にほぼ定食が完売してしまった。今までの最高記録だ。多古米の田んぼからいいエネルギーをいただいてきたのかもしれない。

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August 28, 2005

レンズ豆とジャガイモのカレー炒め

DSC05093朝、店の玄関を開けると風がすーっと中に入ってきた。コンサートの次の朝はいつもちょっと気だるい感じがするのだが、そんな自分の目を覚ましてくれそうな気持ちのいい秋風だった。でも厨房の中は相変わらず熱気で暑いので今日はジャガイモを丸ごと蒸してレンジ豆と一緒にカレー炒めを作ることにした。レンズ豆はローリエを入れて柔らかく塩茹でしておく。玉ネギのスライス、にんにくのみじん切り、クミンシードをたっぷりの油の中で炒めてからレンズ豆とジャガイモを加えて、カレー粉と一緒に香りよく炒めて塩、こしょうする。ジャガイモのホクホク感がカレー味にピッタリで食がすすむ。今日のジャガイモは北あかり。黄色くて粘り気の強いジャガイモだ。農家さんから小さめのものだけを集めて分けてくださいとお願いしておいた。小さめだと丸ごと蒸したり湯がいたりできるので美味しさがそのままギュッと凝縮されているような気がするからだ。男爵メークインとうや・・・一口にジャガイモと言ってもたくさんの種類があるけれど、この北あかりは美味しくてとても好きな品種だ。今日のお昼にはこのジャガイモをパクパク食べていたらお腹がいっぱいになってご飯が入らなくなってしまった。

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August 27, 2005

シタール&タブラコンサート

DSC05092今日はコンサートだった。シタールに菅井国夫さん、タブラに久本政則さんをお迎えして「夏の終わりのインド音楽」というタイトル。以前は毎月のように開催していたコンサートだが、最近は諸般の事情により毎月は難しくなってきた。でも元々音楽が大好きな私。生の演奏を間近に聴ける店のコンサートは私自身の楽しみでもあった。いつもと同じように日中は営業し、夕方からミュージシャンをお迎えし、コンサート用のお料理を作る。セッテイング、受付、その他諸々で仕事は長丁場。だからコンサートが終わるといつもヘロヘロになってしまう。でも店の中でお客様と一緒に音楽を楽しめるのは至福の時間。忙しいけれど楽しかった一日をふり返り充実感でいっぱいになる。今回はお盆をはさんでいたこともあって予約状況が今一つだったので人が集まるだろうかと心配だったけれど、当日になってフラッといらした方も多く、何とか形になった。作ったヒヨコ豆のカレーも完売しコンサートが終わって出演者と一緒に食べる分さえなくなってしまった。こういうイベントを開催するたびに思うのは、いろいろな方たちに集まっていただける空間があることの喜びだ。この場所から人と人とが出会い、新しい何かが生まれたり、欲しかった情報が得られたり・・・そんなふうに広がっていけたらと思っている。それにしても音楽っていいなあ。心を元気にしてくれるから。たとえ肉体的には疲れても心がワクワクしていれば、いつだって私は夢に向かって歩いていけそうな気がする。

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August 26, 2005

自家製ジェノバソース

DSC05087バジルの葉っぱはちょっとあるととても重宝する。そう思って毎年、店の裏のプランターに苗を買って植えておくのだが、今年は虫にやられて全滅してしまった。仕方なくバジルは使う度に買い求めていた。先日芝山にある花と緑の農芸財団の「花の里」で仕事をしている友人が里でできたバジルを持ってきてくれた。時々採れすぎてしまったからと無農薬で作っている野菜をお裾分けして下さる。すごく香りの強いバジルだった。それほど多くなかったので、これなら店にあるものぐさミキサーにかけられるかもしれない。何しろたくさん入れると動きたくないよ~とゴネる旧式ミキサーなので扱うのが大変なのだ。さっそくにんにくとオリーブオイルを加えたバジルをミキサーにかけてジェノバソースを作った。こうしておけばトマトサラダなどを作る時にも便利だ。今日は蒸したジャガイモとキュウリ、玉ネギに酢とオリーブオイル、そしてこのソースを加えてサラダにした。バジルの葉はドライもあるけれど、何と言ってもフレッシュにはかなわない。この季節だけの香りを今のうちに楽しまなくっちゃ。
夕方野菜を取りに行った。昨日の台風の被害が心配だったが「思っていたほどではなかったよ」と直売所のおばさんに聞いてほっと一安心。地表に浸みた水蒸気が熱さと共に大気に混ざって外はまるでサウナのようだったがとにかく無事で何より。

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August 25, 2005

遠い町の酵素風呂

DSC05070もしかしたらスタッフの手配がつかずに今日は店に出なければいけないかなと思っていたが、うまく都合がついたのでポッコリと私のお休みの日ができた。久しぶりにどこかに行きたかったのでスタッフのひでこちゃんに電話をして足利にある酵素風呂に行こうよと誘った。折りしも台風11号が本州に接近中。「なんで突然?よりにもよって台風の中を出かけるの?」と驚くひでこちゃんに「まあ、2人で出かけられるなんて台風の時くらいだなんだからさぁ・・・?」と強引に説得。栃木県足利市までは車で片道3時間。ひでこちゃんのお友達がやっているこの酵素風呂は「葉鹿」と言い、風呂と言っても中に糠は入っているがお湯はない。酵素と微生物を入れて発酵させた糠の温度は50度くらい。私は酵素風呂が好きなので千葉県内の酵素風呂には何ヶ所が行ったことがある。でもどこもおが屑を使っているので糠風呂は初めてのこと。さっそく裸になって温かい糠床に入り込む。すごくまろやかな温かさでじんわりと気持ちがいい。入浴中?の写真が撮れなかったので、このほかほかした箱の中にウットリともぐりこんでいる私の姿を想像してみてくださいね(えっ?イヤだって?)。あがってシャワーを流した後は和室でタオルのまま汗がひくまで転がっていられるのだが、その時間もまた何とも脱力できていい感じ。その後は豆腐と湯葉料理のお店でランチを食べ、お世話になっている桐生のギャラリーにもご挨拶に立ち寄りお茶をご馳走になった。台風に追いかけられながら走って帰ってきたが、今夜は体にしっかり染み付いた糠の匂いを嗅ぎながらゆっくり眠れそうだ。

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August 24, 2005

秋の気配

DSC04995クーラーも扇風機もない家なので日中も寝る時もいつも窓を開け放している。でも昨日の夜は窓から入ってくる風が冷たくて夜中に目が覚めた時、思わず窓を閉めてしまった。涼しいというよりも明け方の風はひんやりとしていて秋の気配を感じる。秋は一番好きな季節だが、どこか人恋しくて寂しくなってしまう時期でもある。
うちと同じようなカフェをやっている友人が店を閉めることになった。年内にと言っていたが早ければこの秋にも結論が出そうだ。いつも同じような悩みを相談し合ってきた仲だ。同業者同士だったから他の誰に話すよりも理解し合える部分があって、私も随分助けてきてもらった。そんな一番の同志でありライバルでもあり互いに切磋琢磨してきた相手であるだけに、いなくなってしまうのは何とも惜しくて寂しい。でもそれもまた彼女の考えた末に出した結論だ。キチンとした終わり方をすることによって、さらなる発展をするために次へのスタートが始まっていくのだろう。何とも言えず寂しさが募るけれど、そのことを心から喜び応援できる自分でありたいと思う。道端には秋桜とダリアの花。小さい頃は意地悪な感じがして好きではなかったダリアだけれど、色によってこんなに優しい花に見えるということに驚いている。

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August 23, 2005

オホーツク直送の燻製

DSC05068先日行われた三番瀬のイベントの出展に合わせて、燻製を北海道から送ってもらった。友人が一人で手作りしている無添加の燻製だ。実際に北海道に行った時、作っている過程を見せてもらったが、とても大変な作業で下処理に塩漬けしたり、加熱したり・・・と細かな作業が続き、おが屑を燃やしてゆっくり長時間にわたって燻煙するので3時間ごとに様子を見に行き、ほどんど3日間は燻製小屋から離れられない状態だった。魚肉ソーセージは市販のものでは無添加のものはほどんどない。彼の作るホッケのソーセージは骨や皮も煮て一緒にミンチしているのでカルシウムたっぷり。もちろん保存料や着色料、化学調味料などは一切、使ってない。調味料は自然塩、無添加の丸大豆醤油、自然酢などキチンとしたものを使っている。この他、ホッケの開きの燻製や、鮭の白子を加工して食べやすくおつまみ用にした燻製の酢漬けも作っている。白子には核酸が多く含まれており、細胞を若返らせてくれると言われているが、加工するのはとても難しいそうだ。手間のかかる白子の加工品を作るよりも新巻鮭を売った方が利益になる。だからわざわざ白子を利用しようとする人など北海道でも珍しいらしい。実は私も白子は苦手なのだが、この燻製だったら美味しく食べられる。いろいろな種類をたくさん送ってもらったのでもっか店頭で販売中。ぜひご賞味くださいね。自由に組み合わせて3パック1000円とお買い得です。

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August 22, 2005

キュウリのぶったたき?サラダ

DSC05036大層な名前だ。その名のとおり、キュウリをぶったたいて味を浸み込みやすくする。まな板の上の乗せてすりこ木で軽くたたくのがいいみたい。でもその力加減が大切。誰かのことを思いながら力をこめて叩いてしまうと?キュウリの姿がなくなってしまうから要注意。長ネギとにんにく、しょうがをみじん切りにして、ごま油、醤油、酢、七味唐辛子と一緒に漬け込んでおくだけだ。キュウリを塩もみしないで漬けると、シャキシャキ感が残っておいしい。冷たく冷やすといくらでも入ってしまう。暑さに火照る体を冷やしてくれるのはキュウリ、ナス、トマトなどの陰性野菜。夏の間は体がこの野菜たちを欲しているので、この季節にはたっぷりと食べたい。今日は暑さも小休止。そのせいか、12時を回ると同時にお客様が大勢来て下さって厨房も大忙し。いつのまにか無言になって黙々とオーダーを作り続けていました。お客様の波というのはどうして一定にならないのだろう? 混む日は非常に混む。暇な日は退屈するくらい暇だ。これらを均してだいたいの来客数が読み込めたらすごくラクに準備ができるのになあと思うのだが、そうもいかないのがこの仕事。今日はどうなるのだろう?と実に毎日スリリング。

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August 21, 2005

美味しいカボチャでカボチャプリン

DSC05027昨日、一昨日とカボチャにハマっていた。ミレーの取材で行った新規就農の農家さんからいただいたこのオレンジ色のカボチャは正式名を「打木赤皮甘栗カボチャ」と言うのだそうだ。金沢の方で採れる京野菜の一種のようだ。あまりにキレイな色だし、「お菓子にいいみたいですよ」なんて言われると、何かを作らずにはいられなくなってしまう私。さっそくカボチャプリンを試作してみた。いろいろな作り方がネットでも紹介されているが、私が作ったのは焼きプリン。カボチャを蒸してからマッシュして牛乳と卵、砂糖と一緒にミキサーにかけ、カルーアというカクテルで香り付け。それをキャセロールに流し水を張った天板の中に入れて、オーブンで焼くこと40分。キレイな焦げ目のついたカボチャプリンができあがった。味もすごく美味しかった。ただカボチャの甘さを考えずにカラメルソースをキャセロールの下に敷いてしまったので、ちょっと甘すぎてしまったのが残念。野菜本来の甘さを引き出すには砂糖の量は控え目の方がいいのだ。砂糖の甘味ではなく素材本来の自然な甘さを楽しまなくっちゃ。一昨日の反省を生かし昨日はカラメルソースなしでカボチャの量も増やして生クリームも加えてみたりして、より美味しいプリンができあがった。とりあえず作りながら食べてみて分量を考えていく。このカボチャは水気も多く甘くてねっとりしているので何よりプリン向きかもしれないな。こんなに美味しいカボチャを作ってくれた生産者さんありがとう。おかげで初めて食べられました。カボチャのある季節はしばらくこのプリンを作って楽しめたらいいな。

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August 20, 2005

満月の中のお祭り

DSC05035今日は市川シーサイドフェステイバルというお祭りが三番瀬で行われたので、昼過ぎに店を出て参加してきた。これは「火と音と食と」の3つをテーマに野焼きで土器を焼きながら、東京湾をバックに設置したステージでコンサートを行い、美味しい飲食の模擬店が並ぶというお祭りだ。ちょうど出発しようかなという時がランチのラッシュタイムと重なってしまい、ドタバタしたまま車に乗り込り込んでしまったのできっとまた忘れ物があるのだろうなあ・・・と心配しながらの参加となった。でも今回はスタッフの人手も足りないので行くのは私一人。混み合ってもできることが一人だと限界があるから、持っていったものもカレーと北海道の友人から送ってもらった無添加の燻製だけにした。おかげさまで今回は忘れものもなかったが、野焼きの方はあいにくの強風のため延期になってしまった。でも今日は満月。私が出展しているテントの真正面の海の上にはきれいな月がぽっかりと浮かんでいた。東京湾が目の前に広がり高層ビルが立ち並び、まるで自然と人工的なものが共生しているような不思議な場所だが、気持ちのいい海風に吹かれて、結局10時まで会場にいることになってしまった。さっき帰ってきたばかり。ギリギリブログのアップ、今日の日付で間に合ってよかった~!写真は真っ暗でよくわかりにくいのですがお祭り広場で見えた満月を写したつもりです。

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August 19, 2005

日野雄策さんご来店

DSC05030店でも取引させていただいているエコロジーショップGAIAを設立し、「エコロジーショップ本日開店」などの著作もある日野雄策さん。徳島県の木頭村の助役に就任しダムの建設を阻止しながら第三セクターとして地元柚子の特産品を使った村おこしなども手がけてきた。現在はガイア総合研究所の事務所がある秦野市と木頭村と沼津の自宅を飛び回る日々。このたび、ガイアの商品を卸している400店あまりの小売店と、300社以上のメーカーとをつなぎながら多目的で様々な機能を持ったガイアボイス・ネットを立ち上げるために全国の小売店を訪ね歩いているとのこと。今回はその取材を兼ねて店にいらして下さった。私は著作も読ませていただいているし、流通のことも詳しい方なので、一度お話してみたいとずっと思っていた。エコロジーやオーガニックのようなビジネスは実は利益がすごく少ない。でも志ある人たちの個と個がつながって面になっていくことで、それぞれが支え合いながら、新しい形のビジネススタイルができるのではないだろうか?という提案だった。日野さんのやってこられたことの足元にも及ばないが、私も同じようなことを考えていたし年代が近いこともあって彼の趣旨はとてもよくわかった。逆に私の店の現状もよく理解していただけたように思う。お食事をしながら時間がたつのも忘れて楽しくお話させていただいた。こういう出会いはいつも私を元気にしてくれる。「プラスとマイナスという二極面からだけではなく違う次元からの第三の視点を持つことが大切なんじゃない?」という言葉がとても印象的。日野さんまたまたお話に来てくださいね~!

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August 18, 2005

ハーブガード

DSC05026昨日、取材に行った農家さんの畑はもと牧草地だったので、草取りをしても生えてくる草の勢いの方が強そうな場所だった。夕方にかけての取材だったこともあって蚊もスゴくてたくさん刺されてしまった。ああ、虫除けを持ってきたらよかったな・・・とひそかに後悔。店で人気のあるこのハーブガードはタイのタラブーン(やまなみ)ハーブ園で作られた無農薬・無化学肥料のハーブを原料にした虫除け(忌避材)だ。シトロネラというイネ科の植物と柑橘系のリーチライムのエッセンシャルオイル、エチルアルコール、植物性グリセリン、水だけで作られている。市販の防虫スプレーにはDEETという化学薬品が含まれており皮膚の炎症などを起こすので使いたくない。私などその匂いを嗅いでいるだけで気分が悪くなってしまう。でもこういう天然のハーブから作られているものだと直接皮膚につけても安心だ。さわやかな香りなのでシュッと一吹きするだけでもお部屋がすっきり。当たり前だけど殺虫剤効果はないので、あくまで虫が寄りつきにくくなるだけ。でもこれが1本あると草むらにいる時などとても助かる。一本1480円(税込み)

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August 17, 2005

愛より青いゴーヤー?

DSC05000私の好きな上々颱風の「愛より青い海」の曲ではないけれど、今日、茹でたゴーヤーはあんまりキレイな色なので、沖縄の青い海を思い出してしまった。縦半分に切って種を取り出し輪切りにしたゴーヤーを軽く塩もみする。沸かしておいたお湯にそのままくぐらせてさっと取り出し氷水に漬け込む。その動作を丁寧に行うと本当にゴーヤーはキレイな色に変身する。透き通ったグリーンは沖縄の海の色。翡翠のような輝きに思わず見とれて料理するのも忘れてしまいそう。食べるのがもったいないほどだ。青菜のないこの時期の強い味方なので、最近、定食でもよく登場する野菜の一つ。私も大好きなので夏の間、家の夕食でもゴーヤーチャンプルーを飽きもせずに作っては食べている。今日は八方出汁を作る時に出る出汁昆布と椎茸を煮たものと一緒に和えた。茹で上がったゴーヤーの色があんまりキレイなので、思わず一緒に写したくなってしまった。この透明な色からは想像もできないほろ苦さ。それでも私はあなたに夢中です。

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August 16, 2005

今日から仕事開始!

DSC049974日間お盆休みをいただいていたが、今日からまたお店が始まった。水曜日の夜から友達の家に泊まりに行き一昨日の夜中に帰ってきたが、昨日は野菜や食材を買いに行ったり、原稿を書いたり・・・と一足先に私の仕事は始まっていた。本音を言ったらもう少し休んでいたいなあという気持ちもあったけれど、朝、お店に出て行ったら「今日はやっていますか?」という電話が何本もかかってきたり、開店時間前からお客様が来て下さったり・・・。皆さんが休み明けを待っていて下さったということがわかり、とても嬉しいスタートになった。おまけに早い時間帯からランチが出たので、今日はなんと1時半くらいにはご飯も空っぽに!!いつもこうだといいのになあ・・・なんて思いつつ、お客様が連休明け早々に来てくださるなんて、本当に有難いなあと感謝の気持ちでいっぱいになった。
写真は友達の家の近くを散歩していた時に、夕陽に中で草にとまっていたトンボを見つけて撮ったもの。お盆が開けるといよいよ秋だなあということを実感した瞬間だった。まだまだ暑い日が続きますが、季節は確実に移っていっているのですね・・・・。
さあ、これから12月31日までお休みなしで営業します。お休み中のんびりさせていただいた分、元気にがんばらなくちゃ!

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August 10, 2005

ブレイクタイム

DSC04971お盆が近づいてきました。店も今年は4日間連休をいただくことにしました。店を閉めればそれだけ売り上げは下がってしまうので、ずっとオープンしておいた方がいいのかもしれません。宗吾霊堂というお寺の前にあるからお正月は元旦から開けているし、普段も定休日なしでやってきました。でも店を開けていればどこにいてもそのことに気持ちを向けていないといけないので、これはもう、思い切ってお休みしてしまった方が充分なブレイクタイムイなるのではないかと判断しました。それで12日から15日までお休みさせていただきます。私は一足先に今日の夕方から友達の家に居候?に行きお盆はのんびりしてこようと思っています。もっとも私にとって今、一番したいことは普通の人が普通に生活していることをやりたいというようなもので、朝、時計を気にせずゆっくり起きて予定を立てないこと、自分のための食事をキチンと作って美味しくいただくこと、湯船にのんびりつかること、寝っころがって本を読みふけること、気ままに散歩に行って夕方の気持ちいい風に吹かれること・・・なーんてことなのですが。
お盆開けの20日はイベントに出展したり、27日にはシタール&タブラのコンサートを店でやったり、9月3,4日には宗吾霊堂の大きなお祭りであるお待夜祭があったりと、もう週末の予定はギッシリであっと言う間に忙しい日常に戻ってしまいそうですが、そのためにも充電してこなくっちゃ!15日までブログお休みします。みなさんもよいお盆休みを!

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August 09, 2005

ゴボーコロッケ

DSC04969もともとゴボーは冬の代表的な根菜だが、早生種で、一般のものより短くて細めの新ゴボーと呼ばれる種類のものがある。冬のゴボーと比べると香りは劣るものの柔らかくてアクも少ないのでサラダなどには最適だ。それにゴボーはカルシウムや食物繊維が豊富に含まれているので、便秘の方にもおすすめ。今日はジャガイモを蒸してマッシュした中に、ささがきにして炒めた人参とゴボーを加えたゴボーコロッケを作った。いつもいろいろな種類のコロッケを作るけれど、けっこうコレも私のお気に入り。ソースよりも大根おろしと醤油でいただくのが美味しい。サラダは中華サラダにコーンやきくらげを加えてさっぱりと。甘いプチトマトとオクラの素揚げも添えた。彩りがとてもキレイだ。いつもいつも赤、黄色、緑・・・の3色の野菜をキチンを揃えられるといいのだけれど、中々そういうわけにもいかないのが、地場野菜だけを使うことの大変さでもある。でもこの季節、まだ豊富に夏野菜があるので、その間は鮮やかな野菜の色を楽しみたい。

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August 08, 2005

とろろランチ

DSC04966今日は無農薬で大和芋を作っている農家さんに取材に行った。早起きして行ったので店がオープンする前に帰ってくることができた。大和芋は芋を切って種芋にするのだが、切り口が腐りやすいので、慣行栽培ではそこに殺菌剤などを塗っているそうだ。その農家さんでは薬を使わずに牡蠣殻を焼いたものを塗ってから地面の中に植えているのだが、途中でダメになってしまう種芋も多く、慣行栽培に比べたら6割くらいの収穫量だと話されていた。帰りに大和芋を分けていただいたので急いで店に戻りスタッフと賄いにして食べた。サッチーは大和芋が大好きなので、おろし方にもコダワリがある。おろし金だと口当たりが悪いと言ってすり鉢ですりおろしてから、すりこ木でさらにすっていく。その手つきたるや堂に入ったもんで惚れ惚れするほど?。私はとろろ蕎麦にしようと蕎麦を茹でたので「早く食べようよ~」と言ったのだが「待ってなさい。もう少しすらなくちゃ」ととろろすりに余念がない。その甲斐あってふわーっと空気を含んだ美味しいとろろが出来上がった。さらにサッチーは玄米とろろ飯も食べたいと言って、とろろに味噌汁の上澄みを少々加え、終いにはすり鉢の中にご飯を入れて「旨め~!!」を連発。聞くところによると6歳の時から家でとろろすりの係をやっていたそうだ。どうりで年季が入っているわけだわ。午前中、お客様がいらっしゃらなかったのをいいことに?1本の大和芋で思い切り盛り上がった厨房だった。写真、私じゃないからね~。

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August 07, 2005

キュウリとミニトマトとレンズ豆のマリネ

DSC04931キュウリをたくさん農家さんからいただいた。食べても食べても中々減らないので、今日は塩漬けを作り、定食に添えるサラダにもたっぷりとキュウリを使った。サラダは赤と黄色の2色のミニトマトを半分に切ったものとキュウリの輪切り。そして茹でたレンズ豆を加えた。ドレッシングは玉ネギ半分をすりおろし、残り半分をみじん切りにしたものと、オリーブオイル、酢などを合わせて作ったもの。トマトがとっても甘いので酢の酸味も気にならないくらいだった。彩りも赤、黄色、緑と3色そろってとてもキレイ。昨日、今日は2日間、連続で大忙しの一日。来週はお盆なので今週あたりが忙しいだろうなあ・・・と予測したら珍しく当たって?開店早々からお客様が大勢来て下さり厨房も大わらわ。いくら疲れていても忙しくなるとエンジンが通常以上に回転をし始めるという私の体は?こういう時に役に立つ。いつまでこんな働き方ができるのだろうかと思いつつ、言葉を交わし合わなくても、バラバラの仕事をしていても以心伝心。それで何となく回っていくという、そんな忙しい時間帯の厨房の状態が私は好きなのだ。スタッフとのチームワークのよさを実感しながらも、いざ閉店して一人になってみると体が痛くて、思わずマッサージに行ってしまった。

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August 06, 2005

ゴーヤー大好き!

DSC04927暑い日が続いている。定食のお惣菜もなるべく夏バテが予防できるよう野菜をたっぷりと使うこと、そして食欲が減ってしまう時期なので酢やスパイスなどを上手に利用して食がすすむよう、工夫して作らせていただいている。今日のジャガイモの煮物もカレー風味にした。緑の野菜ではゴーヤーもこの時期、たびたび登場する。チャンプルーも大好きだけど、あっさりとしたこんな食べ方もおすすめ。店ではいつも出汁をひいた後の昆布をせん切りにして醤油とみりんで煮て保存している。今日はその昆布とゴーヤーを一緒に和えた。昆布が佃煮のように煮てあるので、味付けはほとんどいらないのだ。上からはかつお節をかけたり、ゴマをふりかけたりしている。ゴーヤーは縦半分に切って種を取り、薄くスライスしてからかるく塩でもんでおくと苦味が和らぐようだ。その塩ごと熱湯でさっと茹でて昆布と和えるだけなのだが、ほろ苦さがちょっと残るおひたしのようなものなので、とても食べやすくさっぱりとしている。息子が沖縄の島にいた時、いつも近くに住んでいるおばあに「ちょうだい」と言っていたそうで、ゴーヤーは毎日食べていたけど、買ったことがないと話していた。ビタミンCと葉酸たっぷりで長寿の秘訣。以前はどちらかと言えば苦手な野菜だったが、食べ慣れるとこのほろ苦さが何とも言えずにクセになってしまい、今では私もゴーヤー大好き。

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August 05, 2005

かぼちゃがゴロゴロ

DSC04924昨日(今朝)、夜更かししたので朝は少しゆっくり寝ていようと思ったのに、早く目覚めてしまった。年を取ると早起きになる?というのは本当なのかもしれない。若い頃はあんなに長く眠り続けることができたのに、たとえ遅くに寝たとしても目だけは早く覚めてしまうのだ。体はまだまだ寝ていたいよ~と思っていると言うのに!。何となくボーっとした体で厨房に降りていくと野菜カゴの中でゴロゴロしているかぼちゃが羨ましくなった。そのまんまの姿で転がっていられるなんて、こんなに手のかからない野菜もないだろう。全部並べて写真に撮りたかったのだが、あまりにも多すぎてカメラに入りきらなかった。野菜カゴの中でさえあふれかえっているのだ。だからせっせとかぼちゃを食べ続けている。昨夜も作ったが、今日もまたかぼちゃを塩だけで煮た。本当においしいかぼちゃは塩だけ煮るのが一番。それに粒そばを炊いて加えたしょうがあんをかけた。結婚したばかりのスタッフがかぼちゃ1個を丸々使いきれそうにないと言っていたので、薄塩で煮て冷凍しておけば、必要な分だけ取り出して、たとえば醤油とみりんであんかけにしたり、マヨネーズでサラダにしたり、マッシュしてお菓子にしたり、スープにしたり・・・といろいろ変化させて使えるよと話した。ビタミンA,C,Eもたっぷり含まれているので夏には積極的に摂りたい野菜だ。しっかり食べてちょっと疲れた体を早く回復させなくっちゃ。

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夜が明けてしまった!!

DSC04923今日は(正式には昨日の4日)いつもお世話になっているおかげさま農場のみなさんが夜、お食事をしに来てくださった。いつも分けていただいている無農薬の野菜を作っている生産者の方たちだ。ミレーの取材でお会いした方や直売所でお会いしている奥さま方が総勢17名。おいしい野菜を使って何を食べていただこうかなとずっと考えていた。玄米精進ちらし寿しやグルテンミートのトマトソースカツなど、お馴染みのメニューの他に天然酵母のコーンピザやズッキーニのパスタなども作った。せっかく皆さんがお揃いになったところの写真を撮りたいと思っていたのだが、オタオタしてしまって結局、何も撮れなかった。仕方なく厨房に並んでいる器の写真を撮った。焼き物は中々乾かないので洗った後、こうして外に並べておかなくてはならない。今日はスタッフの他に、おかげさま農場の野菜をこよなく愛している青年も助っ人に来てくれたのでとても助かった。こういう日は猫の手も借りたいくらいだ。にぎやかな宴が終わってから、消費者の人たちに美味しい野菜を食べていただきながら、生産者も応援していくにはどうしたらいいんだろうね・・・ってことについて皆さんが帰られた店の中で彼と一緒に話しこんでいたら、すっかり夜が明けてしまった。なんと隣りの家は早くも雨戸を開け始めたようだ。・・・というわけでブログも一日ズレてしまった。朝になったけどこれから寝ます。おやすみなさい。

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August 03, 2005

トマトのズッキーニのラタトューユ

DSC04920昨日、野菜を取りに行った。その農家さんの今年最後のトマトで、出荷しない分の小さなトマトを一箱分、いただいてきた。真っ赤に完熟していて美味しいトマトだ。さっそく今日の定食の添え物としてズッキーニとトマトのラタトューユを作った。ラタトューユとは夏野菜をオリーブオイルやハーブで炒めたもののことで、いろいろな野菜を使って作ると本格的なものができるが、今日は添えだったので、シンプルにズッキーニとトマトだけで作った。オリーブオイルににんにくと玉ネギ、セロリのみじん切りを加えて香りを出してから、ズッキーニを炒めてざく切りにしたトマトを加えてさっと煮込み、最後にパレスチナのハーブであるザータルを振りかけた。ズッキーニが私は大好きなので、嬉しくて賄いではご飯にかけて食べてしまった。
明日はいつもお世話になっている無農薬野菜を作っているおかげさま農場のみなさんが夜、大勢で店にお食事をしに来てくださる予定だ。おかげさま農場の美味しい野菜を使って、美味しいお食事をたっぷりお作りしようと、今から何を作ろうかなとワクワクしているところだ。私は今、野菜を作ることができないでいるので、農家さんの作ってくださった安心して食べられるお野菜を大事に食べさせていただいている。土の中にあった命を人の命につなげていくこと。命を生かしきること。そんなことを考えながら厨房に立つ毎日だ。

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August 02, 2005

とうもろこしの強い味方?

DSC04889スタッフのサッチーが面白い道具があったからと言ってお店に持ってきてくれた。正式な名前はわからないけれど、とうもろこしの粒はずし?とでも呼ぶことにしましょう。トングのように挟むのだが、中にギザギザのある輪っかがついている。そこにとうもろこしを通して挟みながら回していくと、あれよあれよと言っている間にとうもろこしがバラバラになって芯から落ちていく。あんまり面白いので茹でたとうもろこし8本を全部、バラしてしまった。今日はこれをマッシュしたカボチャの中に入れてコーンコロッケを作った。サッチーは職人気質なので道具にはそれなりのコダワリがある。私はあるもので何でも代用するタイプなので道具にはあまり頓着しない。「ねっ?便利でしょ?」と言うサッチー。確かに便利で面白いほど手早くとうもろこしの粒ができる。たったこれだけの用途で年に数回しか使わないものだとしてもサッチーは便利な道具を集めるのが好きなのだ。「私はね、道具だけは一流なんですよ」と笑うが、実は料理の腕だって一流の人だ。「でもこれさあ、他には何の用途もないからなんか買うのはもったいないような気がするね」と私が言ったら、「でも、この前、エイコちゃんがほぐしたとうもろこし(芯に沿って包丁で取っていったもの)、全部、粒がつながっていたから後から大変だったのよ~」とすかさず反撃されて?しまった。うーん、道具に頼らずいかにキレイに野菜の下ごしらえをすることができるか・・・不器用な私の課題はそこにある?!。

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August 01, 2005

早起き!

DSC04887昨日の晩は本を読みながら寝てしまった。日中は暑かったけれど夜、窓を開けて寝ていたら涼しいくらいだった。朝、なぜか早く目が覚めてしまった。いつもはそのまま布団の中で転がっているのだけど、とても空気がすがすがしかったので起きることにした。まだ5時前だ。朝の弱い私にしてみたらすごい早起き!(早起きで検索したらサイトがいっぱいあってビックリ!!)鉄瓶を火にかけてお湯をわかす。コーヒーを淹れて新聞を読んでいたら宗吾霊堂の鐘が鳴り始めた。毎朝、5時半にお寺の人が鐘をつく。道路に面している家なので車の音が煩いのだが、まだこの時間はそれほど交通量は多くないので静かだ。なんだかすごく気持ちのいい朝。屋上に上って宗吾霊堂に差し込む朝陽を撮ろうと思ったのだけれど、電線や障害物がたくさんあってお寺の写真は写せなかった。思わず深呼吸。朝ってこんなに気持ちよかったっけ?洗濯機を回して朝食を食べてもまだ6時。たまには朝のうちにブログを書いて今日締め切りの原稿をこのまま仕上げてしまおう。仕事の前に一仕事。夏の間だけでも私なりのサマータイムを実践してみようかな。今日はランチタイムが終わってから桐生のギャラリーの展示会の搬出に行く。帰ってくるのはまた遅くなりそうだけど、一日がすごく有効に使えそう。

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