今日の付け合せに大学芋を作った。一度作るとしばらくは食べたくないと思うのだけれど、またいつのまにか食べたくなってしまうクセになる味。今日はお菓子ではないので甘さは控え目。蜂蜜も水あめも加えず純粋に粗製糖だけで作ってお惣菜風にした。全国的に見たら鹿児島県がトップで世界的に見たら中国が最大の生産地なのだそうだ。でも風楽の周辺にある大栄町、栗源町もサツマイモの名産地としては有名で、特に栗源町では毎年秋に「ふるさといも祭」が開催され「日本一の焼き芋広場」が用意されているくらいだ。私も一度、取材がてらに行ったことがあるが、食べるものがたくさんあってとても面白いお祭りだった。
大学芋という不思議な?名前の由来は「昭和初期に大学生が売り始めて人気があったから」という説もあるそうだ。なるほど子供たちが小さかった頃には大鉢いっぱいに大学芋を作ってもあっという間になくなってしまった。大人から子供まで人気がある昔懐かしい味なのだろう。行ったことはないけれど浅草の「千葉屋」は大学芋の専門店。たった一種類のお菓子で専門店ができるくらいだからファンも多いのだろう。通学の途中であの甘い匂いを嗅いだなら、素通りするのも難しそうだ・・・。だけど甘くって美味しくって腹持ちして、ビタミンCと食物繊維が豊富な美容の味方・・・なんて野菜、そうはない。しばらく美味しいサツマイモを楽しまなくちゃ。
October 31, 2005
October 30, 2005
ジャガイモとキャベツのサラダ
朝、小雨が降っていたけれど、それほど寒くはなかったので、サラダは何にしようかなと考える。たくさんあるジャガイモの皮をむいて蒸し器に入れて蒸す。その間に、ドレッシングを作った。玉ネギと人参をすりおろし、ナタネ油と酢、玉ネギのみじん切り、ローリエ、にんにく、ブラックペッパーなどと合わせる。アツアツの蒸したてジャガイモをこのドレッシングの中に入れて味を浸みこませる。だけど今日は日曜日。ちょっとサラダの量が少ないかも・・・何かでカサを増やさなくては・・・。何がいいかなあ。玉ネギはこれ以上加えると辛くなってしまうし、これからジャガイモを追加して蒸すのは時間がかかる。そこで思いついたのがキャベツ。秋になってできた初物のキャベツをザクザクと丸々1個せん切りにして塩でもんでおく。しばらくして水気を絞ったキャベツを加えたら、ジャガイモとは絶妙の組み合わせ。コールスローのようなキャベツたっぷりの美味しいサラダのできあがり。
先週から日曜日だけ来てくれることになった新しいスタッフと今日、私は初めて一緒に仕事をした。まだ慣れないことが多いけれど、とても気持のいい人で一生懸命仕事をしてくれる。それに風楽のご飯を何でもとびきり美味しいです~と言って食べてくれる。「美味しいね」を身近な人たちとわかち合えること。それは私にとっても喜びだ。
October 29, 2005
ファトレードのオーガニックチョコレート入荷
今年もまたレジ脇のカウンターに美味しいチョコレートを並べる季節となった。ボリビアのオーガニックカカオと黒砂糖(マスコバド糖)を使ってスイスのチョコレート職人が作ったチョコレート。フェアトレードの雑貨を販売するグローバルヴィレッジの商品だ。フェアトレードとは「貧困のない公正な社会をつくるための、対話と透明性、互いの敬意に基づいた貿易のパートナーシップ」のことを言う。今でこそかなり浸透してきたが、私が隣りの酒々井町でフェアトレード雑貨の店を始めた99年頃はまだほとんど知られていない言葉だった。当時は国内外のNGO団体からフェアトレード商品をいろいろ仕入れていたが、その後、今の場所に移転してからは飲食が仕事の中心となり、以前よりも雑貨に力を入れて販売することができなくなってしまった。それでも店で使っているコーヒーや紅茶、ココア、ヘナなどはフェアトレード商品の定番だ。グローバルヴィレッジは自由が丘などの店舗の他、「people tree」という通販カタログを中心にフェアトレード商品を社会に普及させていこうとしている。中でもこのチョコレートはカカオ含有量が多くとても美味しいので、秋から冬にかけていつも店先に並べている。ビター、ホワイトクリスピー、オレンジ、ミルク、へーゼルナッツの5種類(250円)と、大きいサイズはラム、プレーン、カプチーノの3種類(500円)。フェアトレードの合言葉は「お買い物をしながら国際貢献」。同じ買い物をするのなら、その代価が第三世界の人たちの暮らしに役立つことに使われると嬉しい。
October 28, 2005
プルーンの紅茶煮
昨日の雨とうってかわって、さわやかな一日。陽射しも穏やかで色づき始めた木々の間からゆるやかな光がさしこんでいる。こんな日は雑木林を散歩したらきっと気持がいいだろうなあと思いつつ、いつになく早い時間にパソコンに向かっている。今日は絶対に忙しい!と思っていたのだが予想がはずれ、私は店を抜け出しブログを書くことにした。今日のデザートに作ったプルーンの紅茶煮。アメリカのオーガニックプルーンを紅茶とコアントローに漬け込んだものだ。一晩置いた方が味がしっくり馴染むので、今日作ってもお出しするのは明日になるのだが・・・。扱っているのはEPという輸入オーガニック食材の会社だ。以前、オーガニックのココナッツミルクのことをこのブログでご紹介したこともある。全て業務用なので、量は一キロ単位だけれど、とても信頼のできるものを手軽な価格で販売されているので、店のお菓子の材料などに時々注文させていただいている。大きな袋に入っていると、中々使いきれないので、冷蔵庫に入れておく。そうするとどうしても固くなってしまいがちだ。それを美味しくいただくためにはラム酒やブランデーなどのアルコールが欠かせない。見かけによらず?お酒に弱い私なので、あまり試食をしてしまうと、それだけで真っ赤な顔になるのだが、太陽の恵みを受けたドライフルーツはそのまま食べるよりシロップ漬けにした方がはるかに美味しいのだ。特にプルーンには鉄分・カルシウム・繊維質などの栄養素が豊富に含まれているので、美容にはオススメ。便秘の方もお試しください。ききますよ~。
October 27, 2005
期間限定カフェで活躍するユキちゃん
スタッフのユキちゃんが友人の器屋さんで、9日間限定のカフェをやることになった。埼玉県にある「NUSHISA」というお店だ。そこに置いてある作家さんたちの器を使って家庭料理をお出ししている。何日も前からこのイベントのためにメニューを考えたり、試作を作ったりしているユキちゃんの姿を知っているだけに、何とか行けたらなあと思っていた。今日のミレーの取材を早い時間にすれば、何とか遅めのランチには間に合いそうだ。行くなら今日しかない。会場まで2時間ちょっと。さすがに遠かったけれど何とか間に合った。いつもカフェをやっている店ではないので厨房はすごく狭い。だから毎日、家でも料理の下ごしらえをして早朝から会場で準備をしているそうだ。慣れない厨房の中をキビキビと働いているユキちゃんを見ながら、キレイに盛り付けられた優しい味付けの料理を口にした時、思わず感激してホロリとなってしまった。作り手の思いの伝わるお食事というのはあたたかいもの。それにこれだけのことを一人で準備するのはさぞ大変だったろう。本当にあの子はがんばり屋さんだ。いつのまにかこんなに成長していったんだなあと思うと感無量。連日好評で30食は完売してしまうそうだ。やったね!ユキちゃん!
お近くの方、ぜひ行ってみてください。11月3日まで。
*お問い合わせは・・・吉川市吉川1ー3-11 048-982-4919「NUSHISA」
October 26, 2005
ツルウメモドキ
昨日は忙しくてお惣菜もケーキも全てのストックがなくなってしまった。おまけに今日はスタッフが一人きり。開店と同時に振込みと両替ができるように銀行に行って、大急ぎで店に戻り、掃除を済ませ定食の準備にかかる。煮物などの常備菜を切らせて全てを二人で作るとなるとかなりハードでスタッフ不足を痛感する。その後はリンゴの皮をむいてリンゴケーキをオーブンに入れてやっと一段落。手があいたのを見計らってツルウメモドキの包装をほどく。一昨日北海道から持って帰ってきたものだ。千葉でも雑木林などで見かけるが、とにかく取りにくい場所に生えている。だからいつもどこかへ行って手が届く場所にあるのを見つけると迷わずにちょっと取ってきては飾って楽しんでいる(でも飛行機に乗せてまで持って帰ってきたのはさすがに初めてだが・・・)。ちょうど昨年の実が色あせて新しい蔓が欲しいなと思っていたところだった。
漢字で書くと「蔓梅擬」。花がモチノキ科のウメモドキに似たツル性であるところから付けられた名前だそうだ。初夏に咲く花は地味な白色だが、果実が熟して黄色くなって3つに裂けると鮮やかな赤い種子が姿を見せる。可憐な赤い実に似合わず、蔓の方は他の木に巻き付いたり地面をはって伸びたりととても野生的。昔、生け花をやっていた時、よく使う花材だったが、そういう性質を知っているだけに剣山にギュッと押し込めて生けるのは似合わないなあと思っていた。今日はキレイに拭いたピアノの上の花器に無造作に投げ入れた。水も剣山も使っていない。土壁の黄土色に映える自然な佇まいは、そのまま秋の気配を醸し出す。敷布はラオスで買ってきた茜色で染められた手織り布。北海道ではこの実がはぜると雪が降り出すのだと言う。
October 25, 2005
秋の釧路湿原へ!
20日から昨日まで4泊5日で北海道に行ってきました。「北海道は秋が一番いいよ~」と友人達から聞いていたのですが、何度も行っているわりには秋は初めてのこと。スタッフが9月、10月と相次いで巣立っていく直前(新しいスタッフが見つからないので無理に引き伸ばしてもらってます)、この時期を逃したら、当分、行けそうにないと思い、2ヶ月も前から早割り航空券を予約して待っていたのでした。日常的には休むことがほとんどないので、どこかへ行ってしまわなければ、本当の意味で仕事から離れることはできない毎日。私は元来、旅人なので時々ふらりとどこかへ行ってしまいたくなるのだ。抜け出すのは無理を承知の上、スタッフに頼み込んで強行出発!この時期の北海道の紅葉はそれはそれは見事で、色とりどりの木の葉が本当に美しかった。特にどこまでも続く秋の釧路湿原の荒涼とした眺めは吸い込まれるようで、無理してでも行ってよかった(留守中、店はかなり忙しくスタッフも大変だったようだが、とりあえず行かせてくれてありがとう!)。
この間、パソコンにはいっさい触れずに、店とも連絡を取らず、たくさん持って歩いた文庫本片手にただただ自分の時間を楽しんでいた。昨夜10時頃帰宅したのだが、帰宅早々に原稿を一本納品し、今朝は早朝からお洗濯。そのまま店に出て、一日中、忙しかったので厨房に張り付きっぱなしだった。いつもながらあっという間に日常に引き戻されてしまうのだが、私の場合、そういう時間があるから、忙しくても毎日がんばれるだろうなあ・・・。
October 20, 2005
ちょっと出かけてきます
今日から4日間ほど、旅に行ってきます。
今まで一緒に仕事をしてきてくれたスタッフもいよいよ11月には巣立っていく。
これを最後にしばらくは遠出もできなくなりそう・・・なので、多分、年内最後の旅になることと思って、2ヶ月ほど前から(私にしては異例の早さで!)珍しくチケットを予約しておいた。
何しろ出かける前というのは、バタバタと忙しく、昨日も5時に起きて朝、原稿を書き、夜は留守中の引継ぎなど諸々の作業に追われて、すっかり寝不足になってしまった。
大きなイベントである収穫祭も無事に終わったし、ここでちょっと一休み。
これから出かけます。
では行ってきまーす!ブログ、4日ほどお休みさせていただきます
October 19, 2005
娘と晩御飯
夜に娘がやってきた。「来るとわかっていたら食事を作っておくから、前の日にでも連絡してね」と言ってあるのに、いつも彼女は突然やってくる。今日は夕方、野菜を取りに行って、その後も店でいろいろやることがあったので、夜になってもまだ仕事をしていた。いつものことだが、私一人の時はほとんど夜は食べないので、開口一番「おなか空いた~」と言われても何も用意していなかった。店も忙しくて残り物はゼロ。仕方なく?仕事を中断して一緒に食事をしに行くことにした。娘とは言え、女性同士だと美味しいものを食べに行ったりする時も友達のようで楽しい。タイの買い付けも時々一緒に行っていた。またどこか一緒に旅行に行けたらと思っているのだが、中々、スケジュールが合わなくて、今のところお預け状態だ。今日の夜はとあるホテルのディナー。でも正直なところ、どの料理もスパイスの使い方が強烈すぎて二人共、残してしまった。せっかく行ったのにガッカリだ。お金を払って何かを食べに行く時、入った店が美味しくなかったら本当にショック!私もお店をやっているので、来て下さったお客様にそんな思いはさせたくない。お店を出る時、お腹いっぱいで元気になったような気持ちになっていただける・・・そんなお食事をていねいにお作りしていきたいなあと思う。
October 18, 2005
ナスとインゲンの味噌炒め
いきなり肌寒くなってきた。いつも開け放していた厨房の窓も今日は閉めることにした。秋の長雨が続きはっきりしないお天気だ。昨日は雨でお客様が少なかったので、今日も暇かなあと思っていたら、ランチの時間はまあまあの人出だった。肌寒い雨の中をわざわざ食べにいらしてくださって、有難いなあと思う。でもお昼を過ぎたらガラリと暇になってしまった。その時間に合わせたかのように?お店に来てくださった「おかげさま農場」の方と客席でずっとお話をしていた。お客様のいる時に客席に座ることはめったにないのだが、今日は他に誰もいなかったので、同席して一緒にお茶を飲む。初めて奥様もご同伴。なんだかとても仲のいいご夫婦だ。雨の日はちょっとゆっくりめに仕事をしながら、お客様とお話するために用意された時間なのかもしれない。今日はナスとインゲン、ししとう、人参などをピリ辛の味噌炒めにして1品に。ナスは色が変わりやすいので、一度にたくさんは作れない。忙しい日にはできないお惣菜でもある。
October 17, 2005
プロモーションビデオ撮影
今日、店でプロモーションビデオの撮影をした。なーんて書くとちょっとタレントにでもなったような気分?・・・と言っても店が依頼して撮影してもらったというわけではなく、私がライターをしているミレーという会社が今度、サイトのトップページでプロモーションビデオを流すための撮影というわけ。ミレーのお野菜を注文して実際にお料理しているご家庭の様子や、ミレーの野菜を使ってお食事を作っているレストラン、そして生産者さん・・・などが映っているビデオになるそうだ。撮影にきてくれたのはグローイングアップインターナショナルというビデオやCM,ウェブデザインなどを手がける会社で、カメラマンはマイクロソフト社にも在籍していたことのあるジェームスというアメリカ人だった。東京から雨の中をはるばる大変だなあと思っていたら、すぐ近くの下総町にある会社だと知ってビックリ。灯台下暗しとはまさにこのことを言うのだろう。どのようなツールを使って広告宣伝したらいいかメデイア業界の経験を生かしながら無料で相談にのってくださるそうなので、興味のある方はぜひどうぞ。ほんの短い時間だったけれど、オーナーのインタビューコーナーもあって、私も個人的に野菜の話をちょっとさせていただいた。カメラを向けられるとさすがに少しは緊張するのだが、野菜の美味しさについて!となると思わず力がこもってしまった。このビデオ、12月からミレーのサイトで見られる予定。
October 16, 2005
アロママッサージソルトなどの新商品登場!
今日から店に新商品が並んだ。今秋はタイに買い付けに行かないことにしたので、アジア雑貨に代わる店の定番商品を増やしたいと思っていた。その一つに普通の本屋さんやCDショップでは中々売っていない本やCDをセレクトしたコーナーがある。それ以外でも地球や体に優しく安心して日常的に使えるものをいろいろ取り揃えていきたいと思っていた。そして今回、このシルバーバインという会社のハーブグッズに出会うことができた。木を倒さない、絶滅の危機にある植物を伐採しない、生態系を壊さない、自家菜園で無農薬ハーブを栽培しているなど会社の姿勢にとても共感を持った。ただカタログを見ただけではアイテム数が多すぎて、何をどのように揃えたらいいのか、使い方などもわからなかった。そこでこの前の収穫祭に出店していただき、ハーブオイルでのマッサージを取り入れながら商品を並べて紹介していただくことにした。それがとても好評だったので、人気のあったものを選んで店にも並べることにしたというわけ。バリ島で作られたオーガニックのハーブを使ったマッサージオイルやフットバーム、アロマオイルの入浴剤やマッサージソルトなど魅力的な商品がいっぱいだ。中でもオススメは、ハーブソープ、マッサージオイル、バスソルトなどのお試しサイズがセットになったミニバスケット。今朝荷物が届いてポップも書き終わらないうちにもう何個か売れてしまった。店に置くものは納得できるものを選びたい。だから私も安心して使えるいい商品に出会えてとても嬉しい。今夜はバスオイルを湯船に入れてハーブソルトで手足をマッサージ!いい香りに包まれながら使った後はお肌もツルツルでいい気持ち~。
October 15, 2005
ねっとり里芋はいろいろ役立つ野菜
この前の収穫祭の時、けんちん汁に入れるために初物の里芋を分けていただいた。以来、店の定食に使うのは今日が初めて。里芋はほっくりねっとり美味しいのだけれど、皮をむくのにちょっと時間がかかるのが難点。だけど、今日は里芋を煮たかったので、朝一番に里芋を洗って皮をむき始めた。これと大豆タンパクをから揚げにしたものを合わせてメインのお惣菜に。私はイモ類が好きなのだが、里芋というのは他のイモ類に比べて低カロリー。また独特のぬめりは美肌効果と便秘解消に役立つ美容の味方というのも嬉しい。私は薬を一切使わない生活をしているので、以前、足をくじいた時「自然療法」の本で調べて、「里芋のパスタ」を作ってシップした。里芋で作るスパケテイ・・・ではなく、里芋で作るシップのことをそう呼んでいる。里芋の皮をむいてすりおろし小麦粉と混ぜたものをガーゼに伸ばして患部に貼り付けるのだ。里芋には炎症を抑える働きがあるので、痛かった足が随分楽になったのを覚えている。それも面倒だと言う方のために手軽に使えて便利な「里芋粉」という粉末のシップのモトも売っている。それにしても身近な野菜でいろいろな手当てができるので、皆さんも何かの時にはお試しくださいね。「自然療法」の本は我が家のバイブルです。
October 14, 2005
リンゴとクルミのカントリーケーキ
秋になると果物も美味しい季節になってくる。店でも秋はリンゴを使ったお菓子をあれこれと作る。サツマイモとリンゴのタルト、アップルパイ、そしてこのリンゴとクルミのカントリーケーキなどなど・・・。今日はこのカントリーケーキをご紹介。今回は紅玉がまだ出回っておらず、ジョナゴールドを使って焼いた。でももう少したって美味しい減農薬の紅玉が手に入ったら、それを使ってこの季節限定のリンゴケーキを焼くことができる。日本でも数少ない有機のリンゴ栽培。果物は甘酸っぱくて美味しいから虫もその汁や実を食べたくなるのだろう。虫たちの気持ちがわからないわけでもないけれど、人間が楽しめる分もどうか残しておいてほしいなあ。果物を農薬を使わないで栽培することがどんなに大変なことか・・・。そのご苦労がわかるだけに、去年はケーキを作る時にむいたリンゴの皮もみじん切りにして甘く煮て冷凍しておいた。真っ赤な皮のレモン煮はデザートのムースやゼリーの上にちょこんと飾って彩りにした。それにしても紅玉って酸味と香りが何とも言えずに美味しいリンゴだなあと思う。焼いているだけでも幸せな気分になれる。まあ、今回は紅玉ではないので、それほどの酸味はないのだが、クルミがたっぷり入っていて、素朴で美味しいケーキになっている。しかも作り方が簡単。卵をホイップしたりする必要がなく、いちょう切りにしたリンゴを生地と一緒に天板に流し入れるだけなので、あっという間に作れるのだ。私はどちらかというと、そういうざっくりと焼けるケーキが好きだなあ・・・(繊細はことはできないので)。
October 13, 2005
人参ケーキ
8日の収穫祭の時に、おかげさま農場の高柳さんが作ってくださった人参ジュースのあまりを取っておいて、いろいろなものに活用しているという話は前にも書いた。それでもまだまだある人参のすりおろし。とにかく無駄なく使い切りたいと思って、このところ人参ばかり食べている。そしてこの人参ケーキをまたまた焼くことになってしまった。いつもならすりおろした人参の汁も一緒に加えるのだが、今回は繊維の部分だけなので、どうしても水気が足りない。そこで水分として豆乳を加えて生地を伸ばすことにした。粗製糖と国産小麦粉、なたね油、卵、シナモン、重曹だけで作る素朴なケーキだ。昨年は冬場の仕事として、私がメルマガを書いているミレーを通して、楽天で風楽のさつまいもタルト、紫いものタルト、人参ケーキ、チョコレートケーキなどを販売させていただいた。だから人参ケーキを作るのは風楽でも定番の冬の仕事。今ではスタッフ全員、どのケーキも焼くことができる(こんなに味が徹底できるものが作れるというのは、うちの店では全く珍しいことなのだ!)。それで山ほどあった人参のすりおろしもついに完売!。無駄なく全てを使いきるって、なんと気持ちがいいんだろう。お天気に例えるならば、今日みたいにさわやかな秋晴れって感じかな。
October 12, 2005
トマト食べ納め
夏に人気のあったサラダうどんにはキュウリとトマトが欠かせなかった。8月いっぱいと思いつつ、結局残暑が厳しい日もあったりしたので、9月いっぱい夏の特別メニューにしてしまった。というよりも具に使うトマトとキュウリが出荷されているうちは作ってもいいかなと思っていた。日付で季節メニューの期間を決めていくよりもその季節の野菜が収穫されなくなったら、そのメニューを終わりにする・・・という取り決めの方がきわめて自然な感じがする。トマトの赤がちょこっとでもあると、食卓が華やかになるので、1年中あるといいなあと思ってしまうけれど、トマトは夏野菜。体を冷やす食べものだから、これからの季節はあまり食べない方がいい。
それで今日は多分、今年最後のトマトになりそうだ。ナスを素揚げにして、乱切りしたトマトと玉ネギと一緒にオリーブオイルとレモン汁、にんにくのすりおろしの中に漬け込んだちょっぴりイタリアンなサラダ。ナスの紫とトマトの赤がとってもキレイ。ナスはもう少し、秋の味覚を楽しませてくれるけれど、やはり陰性の野菜だから、これからはあまりたくさん摂らない方がいい。トマトが終わるといよいよ夏が終わって秋が深まっていくのだなあと思い、ちょっぴり寂しくもあるけれど、だからこそ、来年、再会できた時には飛び切り美味しくいただけそう!
October 11, 2005
すりおろし人参大活躍!
8日の収穫祭の時におかげさま農場代表の高柳さんが無農薬野菜を店頭で販売してくださった。その時にジューサーを持参し人参ジュースを作ってみなさんに飲ませてくださった。すごく甘くて美味しい100%人参だけのジュース。あの日は忙しくて夜になるまで何も食べられなかった私だが、栄養満点ジュースを2杯飲んだおかげで?一日中、元気に動くことができた。ただジュースができる時に人参の絞りカスが山ほど出てきてしまう。そのままでは捨てられてしまうものだ。何だかもったいなかったので「コレ下さい!」とお願いして大きなボールいっぱい人参の食物繊維をいただくことにした。さて、早いうちに余すことなく使わなくては・・・と思って昨日は人参ケーキを作った。いつもより人参増量!。そしてこれは白玉粉を練る時に一緒に入れてオレンジ色の白玉にしたもの。あんこを添えてデザートにお出しした。店の厨房ではいつも「もったいない」が慣用句。野菜の皮や葉っぱもほとんど使いきっている。残り物も何らかの形で加工して食べ切っているので、捨てる所は本当に少ないのだ。そして残飯も少ないので店から出す生ゴミは1週間にたった2袋だけ。飲食店にしては驚異的に少ない量だと思う。人参の絞りカスもオレンジ白玉に変身できてなんだか嬉しそう!
October 10, 2005
野菜の天ぷら
やっと新米が届いた。古米でも充分に浸水しているから美味しくいただいてきたけれど、やっぱり新米のツヤツヤした輝きをみると、「ああ、美味しいなあ」と感動してしまう。店で使っているのはミルキークイーンという品種で、粘り気が多く覚めても美味しいと言われているお米だ。コシヒカリなどと比べると今ひとつ知名度はないけれど、玄米で食べるのはモチモチしているので、一番、ふさわしいのではないかなあと思う。松尾の友達が作っているのだが、「うちの米は採算度外視だからなあ」と時々笑って話している。でも無農薬でお米を作ることの大変さを聞いているだけに、一粒たりとも無駄にせずに食べさせていただこうと決めている。本当に美味しいお米なのだ。今日、いらしたお客様からも「こんなに美味しい玄米、初めて食べました」と言っていただいた。そしてメインのお惣菜は野菜の天ぷら。おかげさま農場から次々に出荷される秋の根菜たちを菜種油でカラリと揚げた。サツマイモと茶せん切りにしたナス、ゴボーと人参のささがきの天ぷらの盛り合わせ。新米と一緒に食べると食がすすむ。初物の大根もたっぷりおろしにしてお付けした。何だか秋は美味しいものばかりなので、より丸くなっていくのが心配だが・・・・。
October 09, 2005
玄米餅のもちつき
昨日は興奮して中々寝付けなかった。やっと眠れたと思ったら朝方に目が覚めてしまったので、ほとんど眠らないまま朝になってしまった。起きたら寝不足だし疲れているせいか全身が重たい。でも今日もお店はあるので、いつものように定食の準備をした後、昨日の後片付けをする。数えたわけではないけれど日中は300人以上のご来店があったと思う。お食事、喫茶のご利用は80人近く。夜の交流会は関係者も入れると50人近い方に参加していただいた。それだけの人が店の中を行き来するとその後の片付けも中々大変だ。今日は昨日、アップできなかった店頭でやった玄米餅の餅つきをご紹介します。ついてくれているのは「にわとりひろば」の湯浅さん。店のお客様でとても親しくさせていただいている方だ。平飼いのニワトリを飼いながら、その鶏糞を田んぼにかえし、無農薬で玄米と黒米を栽培している。毎年、寒くなると杵と臼で玄米もちをつく。とても味が濃くて美味しいお餅だ。昨日もトラックに諸々の道具を積み込んで店頭で玄米餅をついてくださった。湯浅さんは50代。ずっと農業をしていて体を鍛えているせいか、今も一日5臼はつけるそうだ。杵は想像以上に重たい。でも力の入れ加減がお上手なせいか、あっという間に美味しいお餅が出来上がってしまうのだ。昨日も大人気で、つきたてのお餅はあっと言う間になくなってしまった。冬には玄米餅ののし餅も作っていただける。昨日の収穫祭はこうした方たちに来ていただいて初めて開催することができた。そのことに深く感謝している。
収穫祭の締めはYAEコンサート
今日は風楽のイベントである「秋の実りの収穫祭」。いろいろな店頭販売を予定していたが、連絡が行き届いていなくて、朝一番には出店が全部出揃うことができなかった。朝早くから来て下さった方には大変申し訳ないことをしたが、でも、その足並みの揃わなさ加減がいかにも風楽っぽかった?のかもしれない。最終的に3時過ぎにはみんな出揃って店内、店頭共にとても賑やかな一日になった。心配していた雨も日中は降ることもなく、玄米もちの餅つきもできたし、本当に多くの方に来ていただくことができた。夕方からの対談やYAEコンサートも大盛況でとても楽しく過ごすことができた。肉体的にはとても疲れたけれど、充実感でいっぱいの一日。交流会が終わってからかけつけてくれたアースマーケットの東君も合流し、高柳さん、日野さんも交えて語り合っていたので、みんなと最後に別れたのは深夜の1時。・・・ということでブログを12時までに書く時間がなくて、日付が変わってから書いています。さあ、これから爆睡し、明日も朝から仕事だ~。
October 07, 2005
水菜と揚げゴボーのサラダ
昨日チラシまきで歩き回ったせいで、今朝は起きた時から情けないことに筋肉痛。明日は収穫祭で一日中大忙し(の予定)だというのに、こんな体で動けるのだろうか・・・とちょっと不安になる。こういう時はたっぷり野菜を食べて元気にならなくちゃ!。今日のサラダはゴボー。いつもはゴマ醤油マヨネーズでサラダにすることが多いのだが、なるべくならマヨネーズは使いたくない。ゴボーを洗いながら、いつものように野菜に問いかける。それで結局、ゴボーをささがきにして水にさらしてから、さっと菜種油の中で素揚げすることにした。バットに醤油とごま油と酢を入れて和風のマリネ液を作る。そこに揚げたてをジュッジュと言わせながら漬け込んでいく。玉ネギのスライスも一緒に加えよう。そのままでも美味しいのだが、昨日、オーガニック認定をとった農家さんに(私としては認定があろうとなかろうと顔の見える関係であれば、野菜を選ぶ基準にはしていないのだが・・・)取材に行って分けていただいたとてもいい水菜があるので、それをザクザク切って、食べる直前にゴボーと合わせて盛り付けた。一見サラダっぽくないのだが、食べたらしっかりサラダの味がする。お馴染みのお客様はみな明日に備えて今日はお出かけにならないのか?一日中暇だった。でも山ほどの野菜の泥を落としてしまったり、明日の看板を書いたりと、おかげで準備作業がはかどった。天気が心配だけど、今までで一番大掛かりなイベントになる一日。とても楽しみ。
October 06, 2005
ポスティングをしながら歩く夕方
8日の収穫祭まであと2日。今日は私のお休みの日だが、いろいろ準備しなければならないことが山積みなのでもちろん休日返上。朝から90キロの新米を店に運び込み、昼から農家さんへミレーの取材。その後は野菜を分けていただきに行き、収穫祭の打ち合わせ。山ほどの野菜を車に積んでやっと夕方店に帰ってきたら、スタッフに頼んでおいた収穫祭のチラシまきがほとんどできておらず、山のように残っているチラシを見て愕然とする。もう疲れているからやめようか・・・と一瞬思ったりもしたのだが、やっぱりせっかく印刷したチラシを無駄にすることはできないなあと気分を立て直し、そのまま車に残りのチラシを積み込み近くの住宅地へ。適当な場所に車を止めて一軒ずつポスティング。店の近くの「公津の杜」は新しく開発された住宅地。小奇麗な新建材でできた戸建て住宅やオシャレなマンションが立ち並ぶ。一生こういう暮らしとは縁がないだろうなあと思いながら、早足で歩いているうちに汗をかく。周囲はもう真っ暗。「何でこんなこと私がやんなきゃいけないの?」という気持ちが時々よぎるけれど、どんなことも「やんなきゃいけない」なんて思った時点で、その行為は意味をなくしてしまうのだ。これは私がやりたいからやっていること。自分で選んで決めたこと。そうは思っていても疲れてくると心が揺れ動く・・・。でもさ、このチラシを見て一人でもイベントに参加してくれる人がいたら素敵じゃない・・・?道端の花にそう励まされながら7時。チラシぜーんぶポステイングし終わりました。やった~!
October 05, 2005
ジャガイモとモロッコインゲンのマリネ
福島県喜多方市に住む友人のタッコちゃんからいろいろな野菜が届いた。青大豆にするための枝豆やモロッコインゲンなど、千葉とは季節が違うので収穫されている野菜も微妙に違っている。モロッコインゲンは柔らかくて幅も太いのでいろいろな料理に応用できる。私の好きな味噌汁にインゲンとジャガイモの組み合わせというのがある。味噌汁にしても相性のいい野菜は一緒のサラダにしても似合うはず。キタアカリを輪切りにして固めに茹でる。
サッと茹でたモロッコインゲンと玉ネギのスライスをオリーブオイルと酢に漬け込み、ブラックペッパーをたっぷりふりかける。天然酵母のパンにも似合いそうな美味しいサラダだ。ただ緑の野菜は酢を使うと色が薄くなってしまうので、早めに食べなければならない。冷蔵庫で冷やして後から食べようという場合、インゲンは別にしておいた方がいいかも。今日は一日雨。久しぶりにお客様も少なくてケーキやクッキーを焼いて過ごした。今週末、店で開催する収穫祭のイベントの天気が気にかかる。店頭でも野菜やパンを生産者の方がいらして販売してくださる予定なので、絶対に晴れて欲しい!と思っている。
October 04, 2005
サツマイモの揚げマリネ
朝、いつものようにサラダを作ろうとサツマイモの皮をむいていた。店ではサツマイモをサイの目に切って蒸し、いろいろなソースをかけていただくサラダをよく作るが、今日はいつもと違うサラダができたらいいなあ・・・と包丁を握りながら考えた。蒸すとホクホク甘くはなるけれど、酸味のきいたサラダでも美味しそう。うちの店は毎日決まったメニューがあるわけではないので、毎朝、その日の気分や天候で厨房に立ってから作るものを決めていく。野菜と会話しながら何にしようかなと考えていると、作りたいもののイメージが広がっていくのだ。結局、皮をむいたお芋とむかないお芋の2種類のいちょう切りを作って、なたね油で素揚げをしてからマリネにした。玉ネギのスライスとパセリのみじん切りもオリーブオイルとレモン汁の中に一緒に漬け込んでいく。低温でゆっくりと揚げると鮮やかな黄色と皮の部分は赤いままなのでコントラストがキレイ。甘酸っぱくてライトな感覚で食べられるサラダだ。これから春までしばらくはサツマイモと長~いお付き合い。食物繊維が豊富でビタミンCたっぷりの美容の味方なんだもの。たっぷりといただかなくっちゃ。おかげで私は便秘とは縁がない。今度、このマリネにリンゴも入れてみようっと。
October 03, 2005
谷津田の風景
千葉に越してきてからだんだん自分の好きな原風景みたいなものが明確になってきた。私は東京で生まれて大半を都会で生活してきたので、千葉は好きな県だが住んだ歴史はまだ人生の4分の1にも満たない。でも農家さんに取材に行ったり野菜を取りに行ったりすることが多いので、日常的に畑や田んぼを目にしている。そして住む時間が長くなるにつれ、自然が多く残っているこの周辺の市町村がすごく好きになってきた。特に私が好きなのは里山の状態が残っている谷津田の風景。黄金色の稲穂が風に揺れている姿は何より美しいと思う。近い将来、私も田舎暮らしをしたいという夢があるので、車でそういう風景を目にする度に「ああ、こんな所に住めたらなあ」と思わず脇見運転?をしてしまう。写真は今日、取材に行ったお米を作っている農家さんの田んぼ。すぐ近くに空港があるのだが、緑が深く白鷺が優雅に飛んでいた。昔ながらの湧き水と粘土質の土でできる限り農薬を使わずに作られた美味しいお米。そういうお米や野菜を作っている農家の方々がこの周辺にはとても多い。お米作りと野菜作り。人間にとって一番大事で基本的な仕事を選んで生きている方たちが暮すこの土地の片隅で、私もいつか作物を作りたいと思う。
October 02, 2005
蒸し野菜の人参ドレッシングサラダ
昨日、今日はとてもさわやかな秋晴れのいいお天気。厨房の中にいるよりも、どこか郊外にでもお出かけしたくなるような気持ちのいい一日だった。夏メニューの玄米精進ちらし寿司やサラダうどんなどをお終いにしようと思いつつ、今日みたいな暑い日があると、まだまだ注文される方もいらっしゃるので結局、今日もお作りしてしまった。でも10月になったのでパスタも食べたいという声もあって、いよいよ今日からパスタも再開することにした。パスタにも添えた今日のサラダは蒸したサツマイモと人参、そしてキュウリをサイの目に切ったものに手作り人参ドレッシングをかけた。人参と玉ネギ、なたね油、酢、醤油などをミキサーにかけて作ったものだ。蒸し人参はとっても甘くて美味しい。そこにまた人参で作ったドレッシングをかけていただくと、その酸味がとてもよく似合う。蒸し人参を人参ドレッシングで食べるなんて馬になったような気分?!。でもレタスなどの生野菜のサラダに使うよりも、素材との組み合わせはピッタリ来る感じがする。おかげで今日はたっぷりサラダが食べてお腹いっぱい!
October 01, 2005
サラダ風お新香
秋蒔きのラデイッシュが最近、よく出荷されている。ラデイッシュの赤は彩りにとても可愛らしい。今日はキュウリと大根、ラデイッシュの3つでサラダ風のお新香を作った。それそれを適当な大きさに切って軽く塩をしてしばらく置いておく。その後、梅酢に昆布とタカの爪、隠し味の砂糖を少々加えて、一煮たちさせる。そこに水気を切った野菜を入れて重石をしておくだけなのだが、さっぱりしていてポリポリといくらでも食べられてしまう美味しさだ。ラデイッシュは可愛いわりにはピリリと辛口で塩漬けにはピッタリの野菜。今の季節なら葉っぱも柔らかいので、そのままおひたしとしても食べられる。今回は穂シソを漬けたので、それをちょっと加えて味のアクセントにした。
実は今年の店の夏休みは留守にしていたので、糠床をしばらくの間、ほおっておいてしまった。そうしたら見事に虫がわいてしまい、泣く泣く処分するという苦い経験をした。風楽の糠床はみんなで手を入れて大事にしていたので、とてもまろやかで美味しいお漬けものができていたのに・・・すごくショック!!つくづく発酵食品は生きているから、毎日、手をかけてあげないといけないんだなあ・・・と反省した。以来、お新香は野菜を切って毎回作っているのだが、漬けておくだけで美味しいお漬物ができる糠味噌にはかなわないなあと思いつつ・・・。
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