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November 24, 2005

あのひとが来て

DSC05951私の最近のお気に入り。毎日のようにCDを聴きこの本のページをめくっては眺めている。谷川俊太郎さんの詩に息子である賢作さんが曲をつけた。それだけでも素敵なのに、今回は版画家の山本容子さんが絵を描き3人のコラボレーションで一冊の本ができあがった。「あのひとが来て」。俊太郎さんの作品の中から山本容子さんが自由に選んだ16編の詩。2005年、それらが書かれた年代を越えて一つの場所に集まった。石川セリさんや波多野睦美さんのヴォーカルが入ったり、俊太郎の朗読が入ったりと・・・音楽も詩のイメージにピッタリで寄り添うように流れていく。そして全編カラーで絵本のように作られたこの本はまさに山本容子さんの作品集。製作中は賢作さんの曲をずっとアトリエで聴きながら絵のイメージを膨らませていったのだと言う。山本容子さんの作品を初めて知ったのはよしもとばななの「TUGIMI」を手にした時。なんてキレイな本なんだろうって、見た瞬間に買ってしまった。作品もさることながらご自身もとってもオシャレで魅力的な女性だなあと思う。年を経るにしたがってますますキレイに花を咲かせていくし、製作意欲は衰えることがないんだもの。俊太郎さんの不思議で素敵な詩をこんな形で表現できるのは佐野洋子さんと山本容子さんくらいだろう。見て聴いて読むことのできる贅沢な一冊。マガジンハウスより。
      夜になって雨が上がり星が瞬き始めた
      時間は永遠の娘 歓びは哀しみの息子
      あのひとのかたわらでいつまでも終わらない音楽を聞いた 
                     (「あのひとが来て」詩集「夜のミッキーマウス」より)

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