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March 31, 2006

たかはしきよし先生の搬入

Dsc07070晴れているのに北風の冷たいあいにくのお天気。それでもたくさんの方に来ていただくことができて、忙しい一日だった。2時過ぎには明日から開催される「たかはしきよし水彩画展」の展示のためにたかはし先生が絵を搬入しに来てくださった。いつもならばランチタイムを過ぎればフロアも落ち着くのだが、今日はまだお客様が何組かいらしたので、先に2階のフリースペースの方の展示に取りかかった。たかはし先生は酒々井町在住の画家だが、福音館書店の「道ばたの四季」「野の花道ばたの草」、偕成社の「庭の一年」など多数の絵本を描いていらっしゃる。あすなろ出版の「ファーブル昆虫記」や「シートン動物記」などの挿絵も先生の作品だ。今年77歳とは思えない少年のような可愛らしさと好奇心を持っていらっしゃって、お会いするたびにお若いなあと感心してしまう。先生ほどの実力ある方なら東京のどこのギャラリーでも作品展を開催することができるのに、「こんなに身近な場所でやれるようにお声をかけていただいて感謝してます」と言って下さり恐縮してしまう。おかげさまで毎年桜の時期はたかはし先生の作品展が店のギャラリーでの定番となり今年で4度目。今回は福音館書店の「野の花道ばたの四季」と同社刊行の「かがくのとも」シリーズの「ぼく、だんごむし」、偕成社の「庭の一年」の絵本の原画3点も展示されている。店に飾るのはもったいないほど?素敵な作品だ。
先生がお帰りになった後も、細かい作業と片づけで夕方遅くまで店で仕事。展示の入れ替えの日はいつもそうだ。そして明日の朝は28人分のおむすびを握る。早朝から圧力鍋を火にかけなくては。

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March 30, 2006

ちょっと早い夜桜

Dsc07064_1夕方、松尾(現山武市)に住んでいる友人の所にお米を取りに行った。毎回、玄米を90キロづつ車に積んで帰ってくる。来月の20日頃から始まる田植えに向けて田んぼの整備と、種まきなどに忙しい毎日をおくっているそうだ。風楽で使っているのは完全無農薬のミルキークイーンという品種のお米だ。無農薬(または減農薬)のお米を作っている農家さんの知り合いは何件かあるけれど、私は彼のお米が一番美味しいと思うし、高いエネルギーを持っているような気がするので、開店以来、ずっと使わせていただいている。とてもいい黒米も作っていて、一時期、その黒米が足りなくて他の黒米を使ったが、やはり炊き上がりが違うのだ。最近、春になったのでちょっと軽めもいいかなと赤米も使っているが、あの黒米を入れた時の艶やかなムチムチっとした感じの炊き上がりにはならない。
松尾へ行くのには三里塚から芝山を抜けて行くので、途中、三里塚第一公園芝山公園なども通る。それぞれお花見の名所でもある。来月の頭に友人が上京してくるので、夜、近場でお花見をしようと思っているのだが、どこがいいかなと思案中。下見がてらに第一公園を帰りに覗いてみたけれど、桜の花は五分咲きといった感じだろうか。だけど今日は夕方から風が強くなってきたせいか、花見客はさすがにゼロ。成田は晴れていたというのに、なんと松尾では夕立まで降ったのだそうだ。道路がびっしょりと濡れていた。一番近くにある桜の木にカメラを向けてみた。三脚を積んでいかなかったので暗くて接写が難しい。あと数日でいよいよ桜も満開だ。

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March 29, 2006

花を植える

Dsc07061店の前にあるほんの小さな植え込み用の囲い。そこが今、私の自由にできる花壇の全てだ。本当は庭いじりや畑仕事がやりたくて仕方ないのだが、今の場所には土がない。いつか土の上で暮らしながら、小さな畑で野菜と花を育てることが、夢の一つだが、今のところそれもお預け。桜の花がぼちぼち咲き始めると、急に何も植えられていない店の植え込みが寂しく感じるようになった。本格的なグリーンフィンガーにはなれそうにないけれど、せめて店先をプランターに入れた花でいっぱいにしようと思った。それで買い物のついでに近くの店でいくつかポット苗を買ってきた。昼過ぎから軍手をはめて花の定植作業。風が思っているより冷たくて、あまり園芸日和とは言えなかったけれど、これでちょっとは春らしく見えるかな(プランターだと水はけがよすぎて、花をすぐに枯らせてしまいそうで心配だが)。
ガラスの花器に生けてあるのは私が生まれて初めて見たアーモンドの花。スタッフのアリミちゃんの家にはアーモンドの木が植えられているそうだ。どんな花が咲くのか見てみたいと言ったら、昨日の夕方、咲いたばかりのアーモンドの枝をわざわざ持ってきてくれた。桜や桃の花と似た淡い色の可憐な花に感動してしまった。アーンモンドの木には誕生や再生という意味があるらしい。それを知ったら、ますますこの花が愛おしくなってきた。小さな花が一輪あるだけで幸せな気分。

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March 28, 2006

菜の花摘み

Dsc07057今日のミレーの取材は小カブとレタスを作っている農家さんだった。朝、畑に行ってお話を伺った。今の時期はちょうどハウス栽培のカブが終わりになる頃だ。でも作付け計画どおりに、その後も途切れることなく露地栽培のカブが採れ始めるようになる。だから今日はハウスと露地栽培、両方の畑を見せていただいた。そしてカブが植えられているトンネルの横ではたくさんの小松菜の菜の花が咲いていた。「ちょうど今が美味しい時期だから摘んでいくかい?」と言っていただいたので迷わずに頷いた。蕾のものから花が咲いているものまで、たくさんの菜の花が一面に広がっている畑だった。最後は収穫しきれないので、そのまま土にうなってしまうのだそうだ。
私は菜の花が大好きだ。でも今春はまだ一度しか菜の花を食べていなかったので、甘い香りの中でもう嬉しくって両手を動かしながら夢中になって菜の花を摘み始めた。菜の花は茎の上の部分を手でポキっと折りながら摘んでいく。手で折れないようなものはもう繊維が固くなっているので摘まない方がいい。でもここの菜の花はポキポキっととても気持ちよく手折ることができる。結局、2コンテナ分の菜の花を分けていただいた。店に帰ったらもう青菜が湯がいてあったので、今日の定食には間に合わなかったのだが、賄い用に菜の花のパスタと菜の花の辛し和えを作って、「美味しいね~春の香りだね~」と感動しながらみんなで食べた。この時期、やっぱり一番美味しい野菜と言ったら何と言っても菜の花だろう。旬の無農薬野菜、しかも摘みたての菜花を食べられるなんて幸せ~。明日は定食にもお出ししまーす!

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March 27, 2006

アーモンドタルト

DSC07025最近、アーモンドタルトが人気だ。作ってもすぐになくなってしまう。今日も注文をいただいて、なくなってしまったので、夕方になって焼くことにした。新しいスタッフのレイコちゃんに作り方を説明していたら「こんなに簡単にできるんですね~」と驚いていたくらいだ。中味はスライスアーモンドと生クリーム、ハチミツ、バター、砂糖なのだが、材料をフライパンの中に入れて加熱しながらキャラメル状にしていく。その組み合わせが絶妙で美味しいのだ。冷やすとキャラメルが固くなり、フォークでは食べにくいので、そのまま手で持ってお口に入れてくださいねとオススメしている。
今日は温かい一日だったので、お客様も多く久々に大忙し。1時頃には玄米もすっかりなくなってしまった。私達の賄いもパンだった。昨日から写真展をやっている河合美果さんは、モトコちゃんの家に泊まって、今日も朝から二人で店に来てくれた。日中はお客様といろいろお話しながら楽しそうに過ごしていた。帰り際に「ありがとうございました。想像していたよりもずっと楽しかったです」と笑顔で挨拶をしてくれた。そうやって喜んでくれる人の姿を見ることは私にとっても喜びだ。若い人たちの可能性を応援できる場に少しでも風楽が近づけたら、私自身もまた嬉しい。さわやかな風を吹かせてくれたモトコちゃんミカちゃんどうもありがとう!

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March 26, 2006

アジアの施設で暮らす子どもたちの写真

DSC07022今日から河合美果写真展「子供達の瞳~笑顔に逢いたくて~」が始まった。約束どおり、朝9時半にモトコちゃんの車に乗せられて美果さんは写真を持ってやってきた。開店する前に二人で写真を展示し終え、自分達で作ったチラシを近くの住宅地に配りに行ってきてくれた。二人は日中、ほとんどの時間を店内で過ごし、いらしたお客様の席へご挨拶に回りながら写真の説明をしていた。アジアの子供たちの笑顔に魅せられた若い二人はタイの孤児院で出会ったそうだ。子供たちの笑顔の写真をアルバムにして、ボランテイアに行った施設に寄贈している。笑顔が生きる勇気と力になっていくことを願って、子供達に何ができるか、考えながら活動していきたいと話していた。
透明な額に入っているので、土壁にとても似合う写真で、来たお客様からも「そのままこの店の中に子供達がいるみたいだね」「とてもお店にピッタリな写真展だね」などと言っていただいた。私もアジアを旅して写真を撮っている。アジアの子供たちのハッとするような明るく生き生きとした表情に出会う度に、最近の日本でこういう子供たちって見ないよなあ・・・と実感。物質的に恵まれてしまったがために、本来の豊かさや生命力を失ってしまった子供たち。なんかヘンだよなあ・・・。彼らの置かれている状況は今の日本の子供たちよりももっと過酷なハズなのに、なんでこんなに明るいんだろう?そんなことを投げかけてくれる写真だ。
久しぶりに店に来てくれた友達とも店を閉めてからゆっくり話すことができ、私にとっても楽しい一日だった。

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March 25, 2006

お米の種まき

DSC06993基本的に土曜日は取材を入れないようにしているのだが、今日は農家さんの種まきの日だったので、それに合わせて早朝から取材に行ってきた。お米の種まきと聞いても私は一体どんなふうにやるのだろうかと想像ができなかった。まさかこんなに早く田んぼに種を蒔くわけでもないだろうに。でも取材に行ってそんな疑問が解決された。大規模にお米を作っている農家さんではこの全自動播種機というものを使って苗床を作っていくそうだ。この機械に土と種籾を入れる。水栓を開く。電源を入れるとベルトコンベアが動き出し、そこに専用のトレイを入れていくと、自動的に土が入り、次に種籾が蒔かれ、水が出て、再び土で覆って、苗床の出来上がるというわけだ。これを順番に繰り返していくと数時間で何町歩分もの苗床ができるのだという。トレイを育苗ハウスの中に20日ほど入れておくと、小さな苗ができ、4月中旬にいよいよ本番、田んぼに植えられていく。
春分の日が終わると農家作業もいよいよ本格的になっていくようだ。取材が終わったら大急ぎで店に帰り、日中の仕事をし、夕方からは栗源町にあるミレニアムシテイの懇親会に参加してきた。着くなり包丁を持って懇親会用のお料理を作らせていただいた。毎月、テーマを決めてワークショップをやっているが日中は中々参加できないので、夜だけでもと思って行ってきた。全国から面白い人たちが集まってくるので、その交流が楽しみ。開放的なコミュニテイというのは居心地がいい。

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March 24, 2006

いちごのアイスクリーム

DSC06967毎年いつも決まった時期になると作るものがある。それを毎年続けていくうちに、作らなければその季節を迎えた気がしなくなってくる。そんなメニューの一つにいちごのアイスクリームがある。いちごはずっと前から旬だが、まだ出始めの高価なうちは作れない。ちょっとつぶれたり、過熟したものがジャム用に出回ってからの方がいい。いちごをミキサーにかけてつぶしホイップした生クリームと合わせる。冷やしながら時々かき混ぜてクリームの中に空気を混ぜ込んであげるとなめらかな仕上がりになる。今日、今年最初のいちごアイスクリームをデザートにお出しした。いちごの香りがとてもさわやかで美味しい。いちごと生クリーム、レモン、砂糖少々・・・材料はいたってシンプル。だけどすごく美味しいアイスクリーム(かなりシャーペットに近いのだが・・・)。これからの季節、しばらくデザートの定番として活躍することになりそうだ。
今日は久しぶりにお客さまも多く、定食をお出ししながら、カレーのストックを作ったり煮物の続きを煮たりと、なんだかんだと厨房では夕方までずっと料理をし続けた一日となった。明日から4日間「エサレンマッサージ体験IN風楽」が2階のフリースペースにて行われる。年に数回エサレンの施術者ひがしくみこさんが2階にベットを運び込み、マンツーマンでたっぷり2時間、セッションをしてくれる。月、火曜日はまだ空きがあるのでご希望の方お問い合わせください。明後日はアジアの施設で暮らす子どもたちの写真を撮り続けている河合美果さんの写真展「子ども達の瞳~笑顔に逢いたくて」が始まる。26日は終日店に河合さんもいてお客様とお話をしたいそうなので、よかったら覗きにきてくださいね。春の鼓動に合わせるかのように、いろいろなコトが動き始めた。

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March 23, 2006

アミ小さな宇宙人

DSC06964やっと3冊の文庫本が読めた。以前だったら3日もあれば読破できたのに、最近、目が疲れるので長時間、本を読めなくなってきた。それでも本が大好きなので図書館に行っては山ほどの本を借りてくる。この1ヶ月かけてやっと読み終わったのはエンリケ・バリオスというチリの作家が書いたSFファンタジー。「アミ小さな宇宙人」は隠れたベストセラーと言われ世界11カ国に翻訳されてる。漫画家のさくらももこさんがこの作品をとても気に入り徳間書店から文庫化される時にイラストを書きたいと申し出たそうだ。彼女の書いた宇宙人アミはとても可愛いらしい。大量消費社会の中で人を信じられず忙しくお金のために働いている地球人に、もっと愛にあふれた幸せな星を創っていこうというメッセージを伝えるために宇宙人アミはやってきた。宇宙の基本法は愛。進歩とは愛により近づいていくこと。でも人間のエゴが愛の育つ障害になる・・・。アミは地球の少年ペドゥリートと交流する中で宇宙の大きさを教え地球に愛を広めていこうとする。
私はSFはあまり好きなジャンルではないが、この作品は愛や自然、平和、命について優しい言葉で書かれているので、大人にも子どもにもぜひ読んでもらいたい。「ひとはみな、一人ひとりが自分の想像しうる世界の中に住んでいる。自分の魂が想像したものはすべて、実現可能なことだから、努力と持続と信念をもって実現すべきだ。武器が支配している、かたく冷たい世界を信じるかわりに、ぼくは愛が支配している世界を信じる。もしおなじ夢を見るひとがたくさんいるなら、きっとそれは実現するにちがいない。おとなたちの嘲笑や武器や‘そんなことムリだよ・・・”のセリフは大人達に任せておけば言い。子どものハートをもったぼくたちは、あのくまん蜂のようになろう。おのまるまる太った重いからだにちいさな羽じゃ、航空力学の常識からすると、けっしてとぶことがきでないという。それは科学的に実証されている。でも科学者の言うことなどまったく知らないその無知な虫けらは、無分別に、そして大胆に大空に身を投げる・・・そしてすべての蜂の中でもっともじょうずに空をとぶという・・・。ひとにぎりのくまん蜂の精神で小さな子どもは断崖から落ちずにすむ。少なくともぼくのおとぎ話の中では・・・」
「イマジン」の世界がここにも広がっている。

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にわとりひろばの湯浅さんのお宅へ

DSC06962あーあ。帰ってくるのが12時を過ぎてしまい22日のブログが間に合わなかった!!いつも帰りが遅くなりそうな時は先にブログをアップしてから出かけるようにしているのだが、今日はそれほど遅くなるつもりがなかったので、帰ってきてから書こうと思っていた。それなのに!楽しい宴についついお暇するのが遅くなって帰ったのは12時半を回っていた。今日は白井市で平飼いの養鶏をしながら無農薬でお米を作っている「にわとりひろば」の湯浅さんのお宅におじゃましてきた。風楽のイベントでいつも美味しい玄米もちをついて下さる方だ(写真の男性が湯浅さん)。スタッフのアスカちゃんが結婚して辞めることになったので、前から連れて行ってあげるねと約束していた湯浅さんのお宅に行くことにしたのだ。スタッフみんなで押しかけるので、湯浅さんにはご飯とお汁だけお願いして、風楽から煮物やサラダ、割り干し大根のキンピラ、ケーキなどを持参した。湯浅さんが地鶏で作ったスモークチキンも用意してくださったので、風楽のサラダの上に乗せていただいた。湯浅さんのお家は千葉ニュータウン北総鉄道沿いを走る464号線からちょっと入った場所にあるのだが、とても静かな林の中に鶏舎とお宅が建っている。薪ストーブを焚いた温かい木の壁のお部屋の中で、ワイワイと楽しくおしゃべり。私はスタッフも生産者さんとなるべく話してほしいし、、私が知っている農家さんたちとも交流してほしいと思っている。食べるものを真面目に作っている方たちの姿勢には学ぶものが多いからだ。それにしても久しぶりにたくさんの夕食を食べておなかはパンパン!楽しかった~。

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March 21, 2006

青大豆きな粉のぼたもち

DSC06958今日は春分の日。昼と夜の長さが同じ一日。本当に日が伸びてきた。祝日だしいいお天気だし、今日は忙しいぞ~とはりきって、青大豆を粉にした青きな粉をまぶしたぼたもちを山ほど作った。にも拘わらず、今日は野球中継のせいか人出もまばら。お休みの日とは思えない暇さで店も閑散としていた。うちの店、一体いつになったら、忙しい日と暇な日の落差がなくなるんだろう?そのギャップがあまりに大きすぎて、しかも予測できないから、スタッフの配置や作る物の量なども迷うことだらけ。
だけど悪いことばかりではなかった。先日スタッフと一緒にパン教室をやった時に講師になってくれた友達がフラリとお茶を飲みに来てくれたのだ。今後、店の企画としてパン教室をぜひ開催したいと考えていたので、その友達と相談したいと私もちょうど思っていた時だった。彼女もすごく喜んで引き受けてくれることになったので、お茶を飲みながらフロアで日程や内容など具体的なことを決めていった。結局4月24日、5月29日、6月26日の3回にわたって、毎回違うパンを作り、焼きたてパンに似合うお惣菜をご用意して、ディナーも食べていただくという内容になった。
この他、助っ人に時々入ってくれるモトコちゃんのお友達がアジアの孤児院で暮らす子どもたちの写真展をやりたいと言ってきた。子どもたちの笑顔の写真を撮り続けアルバムを作り施設に贈答するという活動をしている人だそうだ。サイトを見たらとてもいい写真だったので、急きょ26日から1週間展示をすることになった。営利を目的とせず純粋にアジアの子どもたちの力になりたいと取り組んでいる活動なので、多くの方にご紹介したいと思い、プレスリリースを書き新聞社にファクスした。ふっと沸いてくるそういう話やタイミングよく話がまとまるケースというのは、きっと何かの方向に流れているということなのだろう。今年はコンサートも毎月やりたいし、風楽のお料理教室にも挑戦してみよう。とにかく楽しい場をいろいろご用意していこうと思っているので、こんな企画どうかしら?というお話があったらぜひご相談くださいね!

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March 20, 2006

手作りぼたもち

DSC06949昨日のデザート用に作ったぼたもちをご紹介。昨日は彼岸の入りだったので、サッチーが一晩、うるかせておいたもち米を持ってきてくれて、朝、圧力鍋でさっと炊いた。圧力鍋の威力を実感するのはこういう時だ。ほんの5分とたたないうちに、ふわっと美味しいもち米が炊き上がる。それを熱いうちにすり鉢でついてつぶしてていく。本当は小さく丸めたもち米をあんこでくるんでいくのだけれど、朝だと時間がないので、あんこを小さく丸めてそれをもち米でくるんでからきな粉をまぶすことにした。この方法の方が手早くたくさんできるのだ。
「ぼたもち」という名前は「牡丹餅」と書く。春だから牡丹の花、秋は萩の花からおはぎと使い分ける。こしあんをぼたもち、粒あんをおはぎという説もあるらしい。私は東京生まれなので、一年中おはぎを呼んでいたけれど、住んでいる地域で呼び名もいろいろ異なるようだ。作り立てのぼたもちはふわふわっと柔らかくて、ほんのりと温かくて何だかとっても美味しい。季節の行事に合わせて食事を作ることがすっかり減ってしまったけれど、その時々の季節に合ったものをいただけるというのは、やっぱりちょっと嬉しいものだ。還暦に近いサッチーのようなスタッフがいてくれると、私もすごく勉強になる。サッチーの最近の口ぐせは「季節の行事をきちんとやっている家は代々続くのよ~」。家を代々守っていくなんて、私にはそういう発想がないけれど(命の連なりというものに対しては畏敬の念を抱いているけれど、それは「家」とは別のものだと思っているので)、せっかく四季のある国に生まれてきたのだから、時々、そういうことをふっと思い出させていただけるようなお食事作りをしていきたい。

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March 19, 2006

楽しかったコンサート

DSC06955コンサートが終わった夜、心はいつも高揚している。気持ちのいい疲労感と充実感でいっぱいになる。今日の「俊と賢のつまびき隊 LIVE IN 風楽」を楽しく終えることができた。もう長いお付き合いで何度もライヴをお願いしているウッドベース奏者水野俊介さんと初めてお迎えしたピアニスト谷川賢作さん。お二人も長いお付き合いらしいが、一緒にやったのは久しぶりとのこと。でもお互いの曲も耳に馴染んでいるようで、とても息のあった演奏を聴かせてくださった。こういう演奏を聴くたびにミュージシャンっていいなあと思う。楽器というツールを使って言葉を越えたコミュニケーションをすることができるからだ。即興でつまびきながらウッドベースとピアノが仲良く、時に自己主張も交えながらお話をしている。こんな素敵なコンサートなのにお彼岸の入りという日程のせいか、残念ながら今回は珍しく人の集まり方が少なかった。集客数が少ないとその分、ミュージシャンにも充分なお礼をお払いすることができない。いい音楽を間近で聴きたいし、みなさんにも気軽に聴いていただけるような場をお創りしたいと思う。だけど集客というのは本当にフタを開けてみないとわからない部分が多く、終わるまでドキドキものだ。今日のような素晴らしい演奏をもっと多くの方に聴いていただくためにも今まで以上にPRなどをしっかりやっていかなくては・・・。小さな店でコンサートを開催するというのはキャパにも限界があるし、できないことも多いけれど、大きなホールにはない親しみやすさがあって一体感を感じることができる。小さいならではのよさを大切にしながら、今年はどんどんコンサートを企画していこう。音楽ってやっぱりいいな。

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March 18, 2006

オートミールとレンズ豆のコロッケ

DSC06940朝は晴れていたのに夕方前にはもう雨が降り出してしまった。店内ではまだ明日のコンサートに向けてピアノの調律が行われている最中。調律する時のあの不思議な音?が2階の仕事部屋にまで聞こえてくる。いつも思うのだが調律師さんの耳と言うのは一体どうなっているのだろう?人間の耳で音を確認していく作業ってスゴイなあと思う。でももう店は終わっているので、近くで見ていても仕方ない。「何かあったら呼んでください」とお願いしてドアを開けたまま2階に上がりブログを書くことにした。昭和30年代の古いピアノが明日は谷川賢作さんの指によって優しい音を奏でてくれることだろう。古いものに息吹を吹き込みながら、今も普通に使い続けられるということが嬉しい。
今日作ったコロッケはオートミールにレンズ豆を入れてハーブで軽く味をつけたもの。オートミールの触感を軽くしたかったので、上からトマトソースをかけてお出しした。パン粉のサクサク感とトマトソースの味はとてもお似合いだ。
明日のコンサート、雨にならないように祈るばかりだ。今回は申込が少なくまだお席がありますので、ご希望の方は日中にでもお電話ください。5時半開場、6時半開演、1ドリンク付き3000円です。お食事は別料金になりますがご用意してありますのでよろしかったらご一緒にどうぞ。

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March 17, 2006

可愛いアレンジメント

DSC06942昨日の夕方、店に戻ったらテーブルの上のガラス花器に白梅の枝が挿してあった。15日のブログを読んだお客様が手折って来てくださったようだ。お会いすることはできなかったけれど、優しいお心遣いがとても嬉しかった。今日は開店時間前からお客様がいらして定食の注文があったり、お弁当の注文があったりと出足が早かったので、お料理が間に合わないのではないかとちょっと焦ってしまった。でも昼過ぎには一段落してしまい、開店当時から2年間スタッフをやってくれたケイコさんがお店に来た時はもうガラガラ。大雑把な私とは正反対の用意周到で几帳面なケイコさんはいつも私の行動にハラハラしっぱなし?。仕事中はいつも私が怒られてばっかり?だった。冗談で「お目付け役みたいだね」なんて言っていたのだが、辞めた後もいつも風楽のことを気にかけてくれて、イベントや何かあるたびにいろいろ協力してくれる私にとっては元スタッフというよりもお姉さん的な本当に有難い存在の人だ。遅くなったけれどお誕生日にと言って可愛いアレンジメントの花を持ってきてくれた。佐倉市にある「リトルジャンクヤード」という花屋さんで作ってもらったものだ。贈る相手のイメージをお伝えすると、それに合わせてお花と花器をチョイスしアレンジメントしてくれるらしい。お店は内装も素敵だしアレンジメントのセンスも抜群なので私も時々覗きに行く。風楽にピッタリだったのでそのまま真ん中のテーブルに飾ることにした。前に置いたのは青大豆を入れたヒジキのマリネ。大好きなサラダの一つだ。

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March 16, 2006

イベントのお知らせ

DSC06937バタバタと過ごしているうちにコンサートが近づいてきた。今回のタイトルは「俊と賢のつまびき隊 LIVE IN 風楽」。風楽でも何度かコンサートをやっている友人のウッドベース奏者水野俊介さんとピアニスト谷川賢作さんとのセッション。谷川賢作さんは詩人谷川俊太郎さんの息子さんで作曲家。俊太郎さんの詩の朗読と合わせて、そのイメージをピアノで弾くという父と子の詩と音楽のコラボレーションも最近、全国で行われているようだ。昨年、俊太郎さんの詩のイメージを版画家山本容子さんが作品にして、賢作さんがそれを元に作曲した「あのひとがきて」というとても素敵なCD付の絵本も出版され只今、丸善本店にて展覧会を開催中。今回、そんな賢作さんを初めて風楽にお迎えするのですごく私も楽しみにしている。まだ席に余裕があるのでお時間のある方どうぞいらしてください。3月19日(日)5時半開場・6時半開演。3000円で1ドリンク付き。風楽のお食事も別料金ですがご用意していますので、よかったらご一緒にどうぞ。ご希望の方はお電話をお待ちしています。
今日は沖縄から帰ってきて久しぶりのお休みだったので千葉ニュータウンにできたアジアをイメージしたスパ「ヒーリングヴィラ印西」に行ってきた。天然温泉と数種類のサウナ、岩盤浴、プール、ビュッフェなどが完備されているが、内装がとてもオシャレで館内にいる間はタイのリゾートにいるような気持ちになれた。よくここまでこだわって作ってると感心してしまった。中にあるビュッフェは一応自然食ダイニングとなっていたので、昼頃に着いてまずそのランチをいただくことにした。できる限り有機野菜を使い化学調味料を排除しながら作られているそうだ。食という視点から見てしまうと、オーガニックのものは大量生産できるわけがないと私は思っているので、そういう肩書きを安易に鵜呑みにはできないけれど、健康ランドなどにあるどうしようもなく不味い食事をするよりはずっといい。それに野菜がたっぷりだったのは嬉しい。施設の中で一番気に入ったのはアジアのパワーストーンを集めて作った「光る部屋」という名前の岩盤浴のコーナー。天井にも色とりどりの石が埋め込まれていて天の川を見ているようだった。じんわりと体の芯から温まってきた。近いし温泉と岩盤浴が一緒に楽しめるのでやみつきになりそうだ。

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March 15, 2006

心に梅の花一輪

DSC06930昨年の夏からずっと気になっていた問題がやっと今日片付いた。実は店の大家さんが倒産してしまったのだ。この土地は宗吾霊堂の持ち物で、借地権付の建物の所有は地元の工務店だった。私はその工務店と賃貸契約を結び住宅と店舗を借りて店を営業していた。しかしこの物件には抵当権が設定されていたので、大家さんが負債を整理するために近々競売にかけられるだろうという通知が届いたのだ。寝耳に水とはまさにこのことで、一体、私はどうしたらいいんだろう?と不安な日々が続いた。弁護士さんにも相談に行った。抵当権が付いている物件の場合、借り主の立場はとても弱く、いくら居住権を主張しても債権者には勝てないということだった。だからもし見ず知らずの人がこの物件を競売で落として立ち退きを要求された場合、私は一定の期間内に家も店も引っ越さなければならない。そして悔しいのは私に競売を落とすだけの資産もないということだ。女一人でやっている店。決して経営が安泰というわけではない。だけど私は真面目に仕事をしてきたし、年間300万もの家賃もなけなしの収入の中から毎月欠かさず払ってきた。それなのに相手方の不祥事によって好きな仕事の場から、意に反して追い立てられるなんて、どう考えたって理不尽なこと。なす術もなく休みの日にどこか安い移転先はないか探し歩いたこともある。
そんなある日、知人にこの話をしたら、兼ねてから投資物件を探していたので、利回りのいいこの物件をぜひ購入したいということになった。そしてどんどん話が進み、めでたく今日、所有権が移転し、その知人が私の新しい大家さんとなって、現状のままで新たな賃貸契約を結び、私は今までどおりこの場所で店を続けられることになった。
ここまで来るのに半年。その間、一番思ったのは私は本当に店を続けたいということだった。自分の人生にとってこの店は一つの通過地点かもしれない。だけどまだまだここで学ばなければならないことがある。それをクリアしてからでないと次へのステージに進むことは決してできないのだ。人生ってそういうものだと思う。
晴れて契約が終わってから、夕方宗吾霊堂にお参りに行ってきた。「もうしばらくやらせていただけることになりました。どうもありがとうございます」。本当に嬉しくて涙が出た。境内には梅の花が満開。今まで見たどの季節よりもキレイな梅だった。私の心の中にも今、梅の花が一輪咲いている。そして今夜は満月。何て充たされた夜だろう。当たり前に仕事ができること、当たり前にそこに住めること。それがどんなに有難いことか・・・・。一連の出来事を通して考えさせられた。

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March 14, 2006

新しいお皿で

DSC06921困ったもので陶器が好きな私は店で使う器をすぐに買ってしまう。店を始める準備をしている時、何が楽しかったかと言えば、内装工事と食器選びだった。その延長でいまだに素敵な器を見かけると、すぐにどんなお料理が似合うかなあと考え始め、イメージにピッタリだったら、ついつい買うことになってしまう。と言っても店で使う器は消耗品なので(今日も一つ割れてしまった!)、作家さんの焼き物が多いとは言え、洗いも激しいし、それほど高価なものを日常的に使うことはできないのだが。今日は、店で今、特別価格で並べている陶芸家の垣野勝司さんのお皿がやっぱり気になって、定食用のメインのお皿として使いたくなってしまった。それで今日のメニューであるタカキビのハンバーグにシメジあんをかけたもの、そして付け合せにカブを煮て、粒ソバ入りの練り味噌をかけたものを並べてみたら、すごく可愛らしくなった。ベース状の変わった形ではあるけれど、使ってみると定食のトレイにピッタリと納まって、この色合いがまたアクセントにもなって素敵な雰囲気になった。気に入ったのでそのままお店用に購入し、使うことにした。食器棚はもう満杯。これ以上の器は収納が不可能だと思いつつ、またまた新しい仲間を押し込んでしまった。しばらくは何を盛り付けようかと楽しい時間が続きそう。素敵な器と美味しい料理。お互いがお互いを引き立て合えるような関係になったらいいな。男と女もそうありたいね・・・なんて!

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March 13, 2006

今日は店のスタッフとパン教室

DSC06917ホームメイド協会の講師をしている友人に店に来てもらって、白神こだま酵母で作るパン教室をやった。以前にもやったことがあるのだが、スタッフが入れ替わって、新しいメンバーもやりたいと言うので、お食事付きで企画することにした。今日のパンはピタとフォッカチャ。アリミちゃんのお子さんはパン作りにとても興味を持っているとのことで、3人の子供たちを連れての参加。総勢10人。すごく賑やかなパン教室になった。ピタがオーブンの中でプーっ戸膨らんだら、大人も子どもも大歓声!厨房の中は小麦の香りに包まれて幸せな時間が流れていた。焼きたてパンを囲んで全員で夕食。みんな食べること食べること!今日は私がピタに似合うお惣菜を考えて定食の合間に用意をしておいた。ヒヨコ豆のトマト煮、ヒジキと子大豆もやしのサラダ、スモークサーモンのマリネ、グルテンミートのハンバーグ。特にヒヨコ豆はピタとの相性がバッチリなので大人気。用意した大皿は全て空っぽ。パンが足りないかなと心配になって用意しておいた玄米おにぎりだけは食べきれずに残ってしまったけれど。
すごく楽しいパン教室だったので、これからお客様にもお食事付きで参加していただけるような企画をご用意してみたい。やっぱり美味しいものを食べながら一緒に楽しくおしゃべりする時間というのは幸せなひととき。春になったら前からご要望の多かった風楽の料理教室(だけど私にはレシピというものがないので、それが困ったものなのだが・・・)もお食事付きでやってみようかな。美味しいピタとフォッカチャを頬張りながら、春に向けての企画を立て始めている。

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March 12, 2006

おからのパウンドケーキ

DSC06910この3日間、毎日連続でおからケーキを焼いている。以前から国産大豆のおからを利用してケーキが作りたいと思っていた。おからクッキーはもう風楽の定番中の定番となったクッキーだけど、ケーキはまだトライしたことがなかった。いろいろレシピを調べて一番、美味しそうな配合のものをサンプルに一つ作ってみた。おからにほんのりとした甘さがあるので、次に作る時は砂糖の量を半分に減らした。そして3度目はちょうど卵も切れてしまったので、卵とマーガリンもなしにしてなたね油を加えて作ることにした。焼きたてもカントリーケーキのようでざっくりしていて美味しかったけれど、冷蔵庫で冷やしたものもまたしっとりとしていて美味しかった。最初はラム酒を加え、3度目のものには柚子を加えてみた。どうやらこのケーキは酸味のあるものと似合うようだ。これから国産レモンが出回り始めるので、レモンの皮のすりおろしやオレンジピールなども加えてみよう。素朴で優しい味のケーキなので、ちょっと食べただけだと、おからが入っているとは思えないのだけれど、小麦粉と同量のおからが入っているので、かなり重量感はある。これから風楽の人気デザートになっていったらいいな。
今日の天気は春二番?。ものすごい風の中だったにも関わらずたくさんの方が来てくださり、久しぶりにちょっと忙しいランチタイム?を経験した。一風吹くたびに春に近づいていくのだろう。

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March 11, 2006

手作りがんも

DSC06908私にとっては「がんも」という呼び方が身近なのだが、このがんもどきというのは漢字で書くとなんと「雁擬」。雁の肉の味に似ていることから命名されたという説もあるらしい。そして関西では「ひろうす」と呼ばれている。元になる漢字は「飛竜頭」と書く。こちらの言葉は東京生まれの私にとってはあまり馴染みがないのだが、がんもをよおく見ていると飛んでいる竜の頭に見えるのかもしれない。手間のかかる料理であるけれど、手間をかけただけのことはある美味しいお惣菜の一品だ。木綿豆腐をゆがいてからしっかり水切りし、その後、すり鉢でなめらかになるまでよくするのが、美味しく作るコツだと思う。具はしっかりと煮たメヒジキ、椎茸と人参をみじん切りにして炒めたもの。秋だったら銀杏もいいだろう。懐石料理になるとここに海老や白身魚のすり身を加えたりする。豆腐の中に具と山芋のすりおろしを加えてよく混ぜ、柔らかさに応じて片栗粉も少々加えていく。それを小判状にして揚げ油の中でじっくり揚げる。今日は柚子風味のあんを作って上からかけた。上品でほんのりとした味の美味しいがんもどき。もちろん使う豆腐は国産大豆。すり鉢の中で豆腐がふわっとしてくるのを見て幸せな気分になった。たっぷり作ったのでまだがんもの素?が残っている。明日は小さく丸めてメインのお惣菜の付け合せにする予定。
最近、雑貨や食材など新しいものを少しつづ注文しているので、このところ毎日、納品のチェックと値付け作業をしている。自分で納得して選んだモノたちが店内に並べられるとすごく嬉しくなってくる。

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March 10, 2006

丘の上のアトリエへ

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*昨日アップしようと書いた日記なのですが、プロバイダーのメンテナンスのため、昨夜は何度やってもブログにアクセスすることができませんでした。それで昨日は不本意ながらブログはお休みさせていただきました。

すごくいい景色でしょ?でもこれは公園でもお店でもない個人のお家のテラスから見える景色。匝瑳市(旧八日市場市)の小高い山の上に「丘の上のアトリエ」はある。アトリエを主宰する画家の青木栄作さんがお店に来て下さった時、自然が残るお宅周辺の様子をお聞きして、以来ずっと行きたいと思っていたので、今日のランチタイムが一段落してから伺うことにした。私は大抵の場所は説明していただければ自分で探しながら行くことができるのだが、アトリエは人里離れた山の上にあるので、お迎えに来ていただかなかったら、絶対たどり着けなかっただろう。着いて早々お宅の周辺を案内していただいた。山を切り開いた散歩コースになっていて、たくさんの樹木が植えられ、まるでどこかの山の中を歩いているようだった。青木さんは周辺の里山を保存しながら楽しいコミュニティを作っていこうと「アルカディアの会」を2年前に設立された。会は千葉県の里山条例の中の「里山活動協定団体」としても認可されて、地元のガールスカウトや幼稚園児なども利用されている。青木さんはテントサイトやお祭り広場なども設置し自由に開放している。青木さんの作品を創作するアトリエからもゲストハウスからも民家は一軒も視界に入らず、田んぼや里山がのどかに広がっている。滞在中何度「すごい~!!」を連発したことだろう。本当に気持ちのいい場所なのだ。この美しい自然を残していくために、多くのボランティアの方達と一緒に毎月、木の枝払いや草刈などをやったり、時には楽しいお祭りも企画している。帰るのがイヤになってしまうくらい居心地がよくて、たっぷり森林浴ができた。何度でも行きたい場所だから、これからお手伝いできることがあったらやらせていただこうと思う。


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March 08, 2006

今日は肉牛牧場へ取材に

DSC06864今日は一日取材の日だった。朝、7時ちょっと過ぎに家を出て旭市にある牛肉の屠場を見学。その後、多古町の肉牛牧場へ行ってから、今度は匝瑳市にある肉の加工センターへ。3ヶ所とも全て同じ生産組合の施設なのだが、それぞれとても素晴らしい理念を掲げ、最新式の設備で牛肉を出荷しているので、原稿を書く時はそのあたりのことを、きちんとお伝えできるようにしなければ・・・。BSE(狂牛病)対策も徹底していて、脊髄はもちろんのこと、脊髄周辺の骨や角、顔の部分などは全て廃棄処分にしている。そして冷蔵する前にBSE検査をし陰性の結果が出てからでないと保存もしないそうだ。ただ私は肉は一切食べないので、鳥インフルエンザにしてもBSEにしても、もう人類が肉食をしない方向を示唆する啓示のような気がしてならない。肉食と環境問題、そして食糧問題などは中々一言では語り尽くせないのだが・・・。取材は思っていた以上に時間がかかり一日仕事になってしまった。閉店時間までに店に戻れそうもないので途中から電話を入れて閉めるのをアスカちゃんに任せることにした。それで帰り際に通る多古町の友人に家に寄った。そこでは整体コンサルタントの先生に来ていただき野口整体の活元会を毎月2回やっている。呼吸法などにより意図的に体を緩め自然に体が動く自発動を誘導していく運動(体操)のことを野口整体では「活元運動」と呼んでいる。創始者である野口晴哉先生の著作は体のことを考える上でとても参考になるので、興味のある方はぜひお読みください。私はかれこれ4年くらいはやっているのだが、月2回のことなので中々参加することができない。でも知らず知らずのうちに力み、体を張って生活してしまう部分があるので、活元運動で体を緩める時間が持てると、体の原始感覚を思い出せてすごく気持ちがいい。今日はちょうどその活元会の日だったので久しぶりに参加してきたが、活元運動の後はいつも体の奥の声を自覚させられるので、今、何だかとっても疲れを感じている。今夜はもうお風呂に入って早く寝なくちゃ。

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March 07, 2006

豆乳の葛餅

DSC06799今日のデザートに作ったのは豆乳の葛餅。と言っても本葛粉ではなく片栗粉を使って簡単な方法で作った。豆乳の中に片栗粉を入れてナベで練り続ける。それがトロリとしてからスプーンですくって氷水に放ったもの。お出しする時は水気をきった葛餅に、きな粉と沖縄で買ってきた黒砂糖で作った黒蜜をかける。豆乳が甘いので黒蜜をかけたら、思っていた以上に甘くなってしまったが、きな粉と豆乳でイソフラボンたっぷりのヘルシーデザートだ。私は豆乳が好きなので、豆乳で作るデザートも大好きだ。
今日は朝、起きた時には晴れていたのに、どんどん曇り始めて、思っていた以上に肌寒い一日になってしまった。サッチーが庭に咲いている紅梅沈丁花ねこ柳を切ってきてくれた。「気がついたらいつのまにか庭が春になっていたわ」と言うサッチー。本当に寒い寒いと言っている間にも季節は確実に移ろっていく。紅梅が咲くと春の足音もすぐそこまで聞こえてくるようだ。店の中にほんのりとした春の香りが漂っていたにもかかわらず寒さはままだ和らいでいない。お客様も少なかったので、昼過ぎからたまってしまったカタログや書類の整理をして過ごす。パソコンでこんなに情報を得ることができるというのに、紙媒体もやはりしっかり存在していて、処分するにも相当に量になってしまった。

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March 06, 2006

ゴボーのゴマクリームサラダ

DSC06797千葉県春一番が吹いた。あまり強い風ではなかったけれど、朝からどうも今日はクシャミが出るなあと思った矢先のことだった。玄米を食べ続け体質を改善してきたことで20代から始まった花粉症が大分、軽減されたけれど、今日みたいな日はやはりちょっとクシャミが続く。元スタッフのトシエちゃんが久しぶりに店に来てくれた。一緒に仕事をする機会はもうないけれど、厨房の椅子に座って話していると、まるで一緒に仕事をしている頃と同じで懐かしい。臨月に入ってもうすぐママになる。第3の母としては初孫の誕生?になるのかもしれないが、私もいよいよそんな年齢になってしまったのだろうか・・・?でも仕事を離れてもいつでも気軽に来られる場所に風楽がなっていたらいいな。若いスタッフを送り出す時はいつでもちょっと寂しいけれど、ここから飛んでいった種たちが、それぞれどんな実を結んでいくのか、とても楽しみ。というより種がこぼれ落ちただけでも幸せなことなのだ。店で経験したことを生かして、トシエちゃんはきっと優しいママになっていくことだろう。
今日のサラダはゴボーサラダ。マヨネーズではなくゴマクリームを主体にして味をつけた。ささがきにしたゴボーを酢水で茹でて人参と玉ネギを加え、白ゴマクリームと梅酢、醤油などで作ったソースで和えた。今、食べる量をほんの少しにしているので、じっくりと噛みながらゴボーの風味を楽しみながらいただいた。

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March 05, 2006

テイクアウトのお食事

DSC06464今日、スタッフのアリミちゃんが友達との夕食会で食べるからと、おむすびやコロッケ、クッキーなどをお持ち帰り用のタッパーに詰めて買っていってくれた。ちょっと前のことだが、お客様がお友達とのお誕生日会のお食事に食べたいからと、重箱持参で、お惣菜と玄米ご飯を買って帰ってくださった。重箱に合わせてお惣菜を詰めていったら、何だかとっても風楽のご飯が美味しそうに見えてきた。ランチタイムに店内で食べるのもいいけれど、テイクアウトしたものをお家で気ままに食べたいというお客様も増えてきたように思う。もちろん作りたてが一番美味しいのだけれど、ご家庭の食卓で私達が作ったお食事を食べていただいているのを想像すると、すごく嬉しくなってくる。それに使い捨てのパックを使わないですむのも嬉しいことだ。
マクロビオテイックの第一人者久司道夫さんのお店でもある竹橋の「クシガーデン デリカフェ」では、店内で普通にお食事ができるスペースもあるが、お惣菜とスィーツ用の冷蔵ガラスケースも置かれていて、欲しいものを欲しいだけパックに詰めてテイクアウトもできる。メニューを見ただけでは想像がつきにくい?お惣菜もガラスケースのバットの中に並んでいると食欲がそそられる。それに料理名や材料、グラム当たりの価格が明記されていると、好きなものだけをチョイスできる。もちろんそれを店内で食べることもできる。あのスタイルを見た時、これからはこういう店が増えていくのではないかと思った。残念ながら今の店の設備ではそういうスタイルにはできないけれど、その分、容器を持って買いに来てくださる方がいらして、すごく有難いなあと思う。
テイクアウトご希望の方はどうぞお声をかけてくださいね。そして個別のパーティメニューもご予約でお作りさせていただきますので内容や価格についてはご相談ください。

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March 04, 2006

女たちの書展

DSC06791筆を持つのが好きだ。友人であり書の先生である堀井桃蓮先生の指導のもとに、創書空間「焉」では字を書く楽しさを教えていただいた。毎年一回、その門下生が集まって趣向を凝らした作品展が行われている。私は忙しくて昨年から参加できなくなってしまったが、明日5日まで船橋市民ギャラリーでその作品展が開催されているので、夕方、見に行ってきた。今回のテーマは「いのち一番 女の出ばん」。明治時代を先駆けた女達の言葉を、今を生きる女達が自由にのびやかな筆で表現している。明治時代の学制により男女とも学校に入学できるようになったのも束の間、新政府の弾圧によって女達は良妻賢母の道を強いられていくことになる。その厳しい時代の中にあって、強い自我を持ち、体制に迎合することなく自立の道を選んだ女達の言葉は熱く心に響く。与謝野晶子柳原白蓮樋口一葉羽仁もと子津田梅子など30人の言葉は、時を越えて私に勇気を与えてくれた。いつの時代であっても女であることの生きにくさを抱えながら、それでも自分の中の溢れる情熱を抑えることができずに、駆け抜けて行った女達。自由を手にすることがどれほど大変だったことだろうか。一字一句読み終えた後には、書から大きなエネルギーを分けてもらった。それほど字というものには力があるのだ。毎回、展示方法も凝っているのだが、今回はシンプルに黒の土台の上に作品が貼られ、明治時代に流行ったと言われる「紋切り型」を作って周囲に散らしている。いずれも力作ばかりでどの作品を紹介しようか迷ったのだが、やはり共通する思いはこうありたいという願いから、長谷川時雨の「女が女の味方をしないでどうしますか」を選ぶことにした。書友の一人小澤清翠さんの作品だ。まだまだ今の社会の中で女たちが生きていくのは大変だからこそ、この言葉の如くゆるやかに支え合う関係を大切にしたいと思う。
それにしてもまさに「書は個なり」。どの字もその人らしさを余すことなく伝えてくれる。久しぶりに墨をすってみたくなった。

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March 03, 2006

沖縄一休み

DSC067434日間のお休みを取って沖縄に行ってきた。バースディ割引を利用したので片道のチケットは12000円也。いつも沖縄を通り越してアジアに買い付けに行っていたので、今までずっと行く機会がなかった。でも日本の中で一番アジアに近い場所だし、アミニズムが強く残る島だからきっと行ったら好きになるだろうと思っていた。そして日本を一周した後、帰りの旅費がなくなり、リュックのままで島に居ついてしまった息子にも会いに行きたかった。那覇は想像以上に大都会で道路は大渋滞。それでも市内を抜けると海沿いの道が続き、碧い海を見ながら北へと車を走らせた(写真は残波岬の砕ける波)。
魚をたくさん食べ、浜辺をたくさん歩いたけれど、あいにく天気は2日目以外はずっと曇時々雨。行ってみて思ったのは、沖縄時間で過ごすのはとてもこんな数日間では足りないということ。せめて一ヶ月以上の時間を作ってゆっくり滞在したかった。でも予想以上に自分の好きな場所になったので、これから何度でも通いたい。幸い格安のゲストハウスや電気製品つきのウイークリーマンションもたくさんあるので、自炊すれば滞在費もそうかからないだろう。あちこち回ろうとしたので旅をしているのに忙しくなってしまったけれど、包丁を握りながら楽しく働いている息子の姿も見てくることができた。「サトシのママだ~よく来たね~」と島の人たちに温かく迎えてもらい、息子が作ってくれたお造りや握りを食べていたら思わずホロリ。何だかみんな穏やかで優しいんだもの。4月に沖縄の心を歌い続けるデュオ「寿」のコンサートを店で行うが、彼らの歌の中にこんな歌詞がある。「痛みを知った人たちはどこまでもやさしくて 痛みを知ったこの島は何よりも美しい・・・」。彼らの曲が今度はどんなふうに自分の心に響くのだろう。

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