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July 31, 2006

ココナッツミルクと小豆の寒天

Dsc08080前から不思議な組み合わせだけど、とても似合って美味しいなと思っていたものがある。それはココナッツミルクと小豆。ただし茹で小豆ではなくアンコになっているもの。アジアンスイーツの中にもあるようだけど、この組み合わせは意外な美味しさでハマってしまう。
店で使っているのはスリランカ産のオーガニックのココナッツミルク。EPという会社から分けていただいているがとても濃厚で美味しいココナッツミルクだ。ミルクの色を白くするための漂白剤や、品質を保持するための酸化防止剤などは一切使われていない無添加のココナッツミルク、しかも原料は有機栽培のココ椰子を使用している。日本で唯一販売されている「有機JAS」認定のココナッツミルクだ。EPのココナッツミルクを食べて以来、同じ缶でも随分メーカーによって味が違うんだなということに気がついた。EPのココナッツミルクはすごく味がしっかりしていて脂肪分も多いので薄めて使ってちょうどよいくらいの濃度なのだ。
今日はココナッツミルクに豆乳と黒砂糖、煮ておいた餡を加えて、寒天で固めたデザートを作った。一緒に煮溶かしても、小豆は重いので自然に下に沈殿していく。それが固まるとおのずと2層に分かれた寒天に仕上がるのだ。ほんのりとした小豆の甘さとココナッツミルクの味わいがとてもいい感じ。ココナッツミルクにタピオカを入れたものにアンコを丸めて浮かせる「ココナッツミルク汁粉」も同様に私のお気に入りでよくデザートにお作りする。
ココナッツミルクは美容の味方と言われるけれど、それは鉄分が豊富に含まれており、なおかつ必須脂肪酸が多い健康食品だからだ。アレルギーの方がミルクや生クリームの代わりに利用することもある。
梅雨が明けたので太陽の下で咲くひまわりをイメージして写真を撮った。そう言えば、今年はまだひまわりが咲いているのを見かけていないような・・・・。

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July 30, 2006

ヒエのサラダ

Dsc08078雑穀をサラダに入れるという発想など昔はしたこともなかった。アワ、キビ、ヒエはご飯の中に入れて炊くくらいしか、用途を考えたこともなかった。私が大谷ゆみこさんの未来食サバイバルセミナーに行ったのは、もう10年以上前だろうか。とにかく雑穀を利用する方法をもっと知りたかったので、仕事を休んで通い続けた。
大谷さんは発想が自由で様々な雑穀で料理をアレンジしていく。今でこそ、雑穀で料理をすることは珍しいことではなくなってきたけれど、ヒエだけを炊くということも私の中では一大発見?くらいの驚きだった。
以来、台所にはいつもアワ、キビ、ヒエなどの雑穀が並んでいる。ほのかな甘さと優しい味の雑穀がすっかり好きになり、いつでも炊いてはいろいろな料理に変身させて楽しんでいる。
今日のサラダはヒエを炊いて、パセリや玉ネギなどと一緒にオリーブオイルとレモン汁で作ったドレッシングに加えた。昨日はトマトだけだったが、今日はさらにそれにキャベツとラデイッシュを加えてサラダにした。粒々感がたまらない。料理って発想なんだなあといつも思う。既成の概念を取り払うこと、今あるモノを他にあるモノとどう組み合わせたら、材料も無駄にすることなく、美味しいものが作れるのかなといつも考える。決め手は塩の塩梅。本当にコレが難しいけれど面白い。たった一振りの塩で美味しさがグッと引き出されるから不思議。
連日の寝不足でぼんやりとした頭の上を涼やかな風が通り過ぎていく。暑くなればなった分だけそういう何気ない風の気持ちよさにふっと心がゆるむ。この風に吹かれながら木陰に吊るしたハンモックで昼寝ができたら幸せだろうなあ・・・なんてね。

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July 29, 2006

土用干し

Dsc08073ようやく赤紫蘇が手に入ったので、昨日、梅の中に漬け込んでおいた。今日は天気を見て竹ザルに梅を並べて、土用干しをすることにした。今回使ったのは友人の庭にあった完熟小梅と、無農薬の南紅梅。南紅梅は昨年、梅酵素に仕込んだものと同じ梅を農家さんから分けていただいた。まるで桃や杏ではないかと思うほど香りがよく美味しい酵素ができたので、今年はそれで梅干を作ることにした。ザルに並べた梅干はほんのりと淡い紅にそまっていて可愛らしい。
夕方からは八日市場で里山保存のためのNPO「アルカディアの会」を設立した画家の青木さんのお宅にレイコちゃんを連れて遊びに行ってきた。回りには家が一軒も見えず田んぼと山に囲まれた静かないい場所なので、私も大好きだ。丘の上のアトリエ周辺の遊歩道や周りの風景にレイコちゃんも感動した様子。蜩が鳴き、夕方の風が涼し気に吹いてくる。すぐに失礼する予定だったが、他にもお客様がいらしていて、一緒に夕食をと誘っていただいたので、そのままつい先ほどまでお邪魔してしまった。ドライバーは私なので、レイコちゃんは用意していただいた珍しい地酒をグビグビと旨そうに飲み干し(彼女はザルだ~)すっかりご機嫌。こう見えても私はお酒が弱いので(意外?)、その気持ちのいい飲みっぷりを羨まし気に横目で眺めつつ、ひたすら食べ方に専念。ワイワイと楽しい時間だった。
ところが夜から雨が降り始め、なんと出しておいた梅に雨が当たってしまったのだ。すごくショック!明日の天気をみて晴れたらもう一度干せば何とかなるのだろうか。まだまだ天気は不安定で油断ができないようだ。

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July 28, 2006

ナチュラルスイーツを2つ

Dsc08071今日はお客さまが少なかったので、土日に店頭で並べられるように、ミオちゃんと二人でそれぞれにマクロ仕様のクッキーを焼くことにした。最近、ナチュラルスイーツ作りにハマっているのだが、メイプルシロップが一日に一本の割合でなくなっていくのがちょっとコワイ?!材料費がかさむのが難点で、砂糖や卵で作るお菓子がとても割安に見えてくる。
今日、参考にしたのは千葉県の岬町でブラウンズフィールドを主宰されているマクロビオテイックの料理研究家中島デコさんの「パンとおやつ」の本。今、出版されているデコさんの本の中で私はこの本が一番好きだ。デコさんとは何度かお会いしたことがあるけれど、すごく自然体に生きている素敵な方だなあと思う。5人の子育てをしながらマクロを実践し、ブラウンズフィールドという活動の拠点まで作り、本を次々に出版されるなど、まさに今までの活動が着実に実を結んでいったのだと思う。
今日はその本のレシピをちょっとアレンジしたプルーンナッツバーと黒ゴマクッキーを焼いた。材料を混ぜている時から「なんて贅沢なクッキーなんだろう!」と思わずため息をつきたくなってしまうほど。クルミとプルーン、オートミール、全粒粉などがたぷり入った栄養バランスのいいシリアルバーが焼けた。
赤紫蘇も手に入ったので、やっと梅干の中に入れて赤梅酢を作ることができた。後は晴れが続く日を選んで土用干をするだけだ。土用が終わってしまってからも土用干と呼んでいいものかどうか。ジメジメした日がいつまで続くのかな。関東地方の梅雨明け宣言が待ち遠しい。

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July 27, 2006

私市醸造~酒粕から酢を作る~

Dsc08044大きな杉の木の桶。一体何が入っているのかおわかりだろうか?
今日は朝からミレーの取材で鎌ヶ谷市にある私市(キサイチ)醸造へ行ってきた。大正時代から食酢製造を始めた千葉県を代表する食酢メーカーだ。寿司の美味しさの決め手となるのは寿司酢。大阪寿司は米酢を用いるが江戸前寿司は酒粕を原料とする酢を用いるのが主流だと言う。その酒粕は3年間熟成させてから初めて酢の原料となる。そんな伝統的な木桶造りを今も守り続けている私市醸造の工場の中を見学させたいただいた。この樽の中には酢が入っており、ほのかに杉の木の香りのついた上品な酢に熟成されるのを待っている。写真だと大きさがわかりにくいのだが、実はこの樽、人間の背よりも高く、容量は三十(5500ℓ)もある。一番古いものは竹で編んだタガを使っている桶もあり、工場に入る階段の所には古くて分解されてしまった樽板が並べてあったが、桶の回りの板の厚さは3センチ、底板になると12センチもの厚さの木を使っているのだという。古いもの好きな私はかつて知り合いの漬物屋さんから直径1mの100年前の木樽をいただいたことがある。板と板を竹のダボでつなぎ、タガはもちろん竹で編んだもの。すごく貴重なものだったけれど、引越しの時に分解せざるを得なくてバラバラにしたら、元に戻せなくなってしまった。その板もやはりかなりの厚味があったので、私は階段に並んでいる樽板からも目が離せなかった。歳月を経て変化してきた木の色合いや肌触り。そして実際に使われてきた道具としての価値・・・スゴイなあと思う。
そういうものを大切にしながら今も食べるものを作っている・・・それだけでもうここから生み出される酢は美味しいに決まっている、なんて言ったら乱暴だろうか。
「どんなに温度管理をしっかりしたとしても最後は人の手で出来上がりの状態をみていくんですよ・・・」。
一つの食べ物を長い間、ずっと丁寧に作り続けていくという技。どんなに産業が発展したとしても、そういう製法を決してなくしてほしくないし、私たちもそうやって作られてきたホンモノの食べ物を食べ続けていきたい。

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July 26, 2006

レーズン酵母でパンを焼く~今日のパン教室~

Dsc08041今日のパン教室は、以前、参加された方からぜひ自分で酵母をおこしてパンを焼きたいというリクエストがあったので、それにお答えしてレーズン酵母でパンを焼くという内容となった(写真はレーズン酵母と小麦粉を混ぜて種にしたもの)。
今までの白神こだま酵母を使って焼くよりも、確かに時間と手間がかかるので、誰にでも気軽にオススメできるものではないけれど、身の回りにあるいろいろな果物や植物などから酵母をおこすのは不思議な微生物の世界を垣間見る楽しみがある。
参加された方は5名だけだったが、皆さんとても熱心で質問も多かった。そして帰ったらさっそくご自分で酵母をおこしてパンを焼くことにトライしてくださりそうな方たちばかりだった。少人数というのは採算的には大変だけれど、5人だと本当に一つのテーブルを一緒に囲むことができるし、皆で一つのことに集中できる人数でもある。
講師の高田さんは酵母を時間差でおこして、今日の食事に焼きたてパンを食べられるように時間を計算して仕込んできてくださった。自分でおこした酵母の場合、発酵に時間がかかるので、今日の夕方に教室を開始しても、今夜はパンを食べることができないからだ。だから酵母もおこしたばかりのものと小麦粉を混ぜて種にしたもの、二次発酵前の状態・・・というように時間ごとに変化がわかるように何種類も用意していただいた。
ほんのりとした酸味が後味にかすかに残るけれど、すごく素朴で国産小麦の風味がある美味しいパンだった。風楽からも和風のお惣菜と具沢山のお味噌汁をご用意し、今日は私もレイコちゃんも皆さんと一緒のテーブルについてお食事をいただくことができた。
久しぶりに晴れて暑い一日となった。あまりに暑すぎて今日の店はガラガラ。途中、買い物に行ったのだが、道路もお店も人通りはまばら。今までずっと湿っぽかったから、久しぶりの快晴で皆さんも布団を干したり窓を開け放ったりとやることがいっぱいなのだろう。太陽の恵みの何と有難いこと。
なお次回のパン教室は8月27日(日)4時から7時。白神こだま酵母でピタパンとフォッカチャを焼きます。よろしかったらぜひどうぞ。

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July 25, 2006

コメスタの冷やし枝豆パスタ

Dsc08037朝からミレーの打ち合わせで事務所に行き、帰りに野菜を買って店に置いたらまたすぐに車に乗り込んだ。桐生のギャラリー「ハラセガーデン」でやっていただいた「アジアの服と雑貨展」が終わったので、搬出をしに行くためだ。日帰りで行くにはかなり距離があるので、昼に出ても帰ってきたのはほんのちょっと前。桐生はかつて絹織物産業が盛んだったので、あちこちに趣のある古い町並みが残っているが、今はすっかり高齢化し街も閑散としている。そのせいか高速道路のインターチェンジもなく、一番最寄の佐野藤岡インターからも小一時間かかる。成田から東北道に乗るには16号をひたすら走って2時間ほどで岩槻に出る。だからスムーズに行っても桐生までは3時間ちょっとかかってしまうので、ちょっとした小旅行のような感覚で出かけることになる。
岩槻に出る時に時々寄る店がある。イタリア料理の店「コメスタ」だ。イタリア語で目上の人に対する「お元気ですか?」という挨拶の意味があるようだ。格的な釜焼きピザやデュラムセモリナ粉100%のパスタが自慢の店だ。さらに店を文化や音楽、アートなどの発信地にしようと、パーティやコンサートを開催したり、ギャラリーの展示コーナーを設けたり・・・と多岐にわたりプロフェッショナルなサービスを実践している。その独自性はメデイアからも注目されており、新聞や雑誌、テレビなどに何度も紹介されているようだ。
またコメスタの渡辺孝社長は「小さな飲食店・レストランのサービス改造マニュアル」(明日香出版社)というビジネス書も出版し、コメスタで実践しているサービスのノウハウを紹介したり、開業セミナーも企画されているそうだ。私もその本を読んだけれど、ここまで徹底したサービスを全スタッフに向けて教育しているなんてスゴイなあとひたすら関心するばかり。
実は野田市は枝豆と醤油の名産地。地産地消の一貫としてコメスタではそれらを積極的に食材として取り入れ、オリジナルメニューの定番にもしている。写真はトマトと枝豆のクールパスタ。イタリアンに醤油を使うという斬新なアイデイアも面白いし、枝豆という旬の素材を季節限定メニューに組み込んでしまうのも面白い。メニュー自体の発想がすごく自由で遊び心があるのだと思う。まさに「プロ」そのものなのだ。
今日も桐生に行く途中に立ち寄りランチをいただきながら、飲食業を営む上ですごくいろいろなヒントをいただいてきたような気がする。

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July 24, 2006

砂糖を使わない豆腐のチーズケーキ

Dsc08031店を始める前までは砂糖も卵も使わないマクロ系のお菓子なんて、絶対に美味しくないと思っていた。やはりお菓子にはお菓子なりの美味しさがあると思うから、国産小麦粉と素製糖、飼料にもこだわって育てられたニワトリの卵を使って、無添加のものを手作りしていければいいと思っていた。食べ慣れている人にはいいのかもしれないけれど、マクロビオテイックのお菓子の中には確かに首を傾げてしまうものもある。あまりに材料が素朴すぎて、スポンジが固すぎたり、味がほとんどなかったり・・・というお菓子もあるにはあった。だけど、最近、メイプルシロップを使えば美味しいものが随分できるんだなということを再発見して、卵、バター、砂糖なしのお菓子作りが楽しくなってきた。ナチュラルスウイーツのお菓子の本もかなり出版されるようになったので参考になるものが増えてきたのだ。
今日のデザートに作ったのは豆腐のチーズケーキ。木綿豆腐を半分の重量になるまでしっかり水切りをして、メイプルシロップやレモン汁、なたね油などを加えて焼いたもの。今日は時間がなかったので、土台にグラハムクラッカーを使ったけれど、土台の部分に全粒粉を使えば、完全に動物性のものを抜かしても充分美味しいチーズケーキを作ることができる。もちろんチーズは使っていない。豆腐にレモンを組み合わせると、それだけでクリームチーズのような味になっていくのだ。
難点はメイプルシロップや沖縄産のシークァーサー果汁(国産レモンがない時期は店ではレモンの代わりにこれを使っている)がとても高価で作るのにコストがかかる点だ。ケーキを単品で販売するのならば何とかなるけれど、デザートとなると定食にお付けするものなので、材料費がかさむとちょっと厳しい。
だけど焼きあがった豆腐のチーズケーキはすごく美味しかったので、これからはカットケーキとしてもご用意できるようにしようと思った。何より安心して(健康面だけでなくて体重面でも!)食べられるのが嬉しいですよね?

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July 23, 2006

美味しいあられの仲間入り

Dsc08026風楽の食品に新しい仲間が加わった。精華堂あられ総本舗の美味しいあられとおかきだ。そこの若社長がたまたま食事に来て下さった時、お名刺を交換させていただいて、有機JAS認定のあられメーカーの方だということを知った。数日後、いくつかのサンプルや資料を送ってくださり、試食してみたらその美味しさにビックリ。何と100%国産の有機もち米を原料とし、調味料にも有機丸大豆醤油や自然塩、紅花油などを使い、化学調味料などは一切使わずに、昆布やカツオ節で出汁を取って、無添加のあられとおかきを作っているということだった。宮城県産のもち米を使っているので、口にした時、本当に素材のよさがわかる。資料を読めば読むほど、作り手のコダワリというものが伝わってきて、これはぜひ店に置かせていただきたいと思い、取引条件や見積もり額もわからないうちから、商品を発注してしまった。まさに一目(一食べ?)惚れしてしまったのだ。
私は間食をほとんどしないので、おかきを食べる機会もすごく少ない。だけど、こんなに軽くてサクサクしていて香ばしくって美味しいおかきだったら、日本茶を入れていっぷくしたいなあと思ったくらい。美味しいおかきだったら山ほどあるけれど、本当に安心できる素材で作られているのかと問えば疑問に思うものが多い中、こんなすばらしい商品を作る方たちがいるなんてすごく嬉しいし、これなら自信を持って販売させたいただける。
今まで食事をされた方がレジでお会計をされる時「ちょっとした手みやげになる袋菓子はないの?」と聞かれることが多かった。時間があればケーキやクッキーなどの焼き菓子を並べておくのだが、いつもいつも作れるわけではないので、何か美味しくって安心して食べられて、飽きのこないものがあったらなあとちょうど思っていた時だった。今回は初めてだったので、手のし柿の種、玄米揚げおかき、素焼きおかき、あられ、ぬれ棒、ブラックペッパーあられなど14種類を仕入れさせていただいた。カタログには「本当の美味しさを求めて安全にたどりつきました」とある。なんと国内では唯一の有機JAS認定メーカーなのだそうだ。コスト的にも技術的にも無添加で美味しいあられとおかきを作るのは大変なことなのだろう。そういう食に対する姿勢には共通するものを感じ、末永くお取引させていただけたらいいなあと思った。
どれも美味しいので、よろしかったらぜひお試しくださいね。

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July 22, 2006

東京平和映画祭

Dsc08025今日、私は店を抜けさせてもらって、朝からオリンピック記念青少年総合センターで開催された「東京平和映画祭」に行ってきた。普通のロードショーやテレビでは中々観る機会のない社会的なテーマを扱った自主制作の映画を、実行委員たちの手によって一年に一度上映しているお祭りだ。代表を務めているのは鴨川在住の平和運動家きくちゆみさん。イラク戦争開戦の時、市民のカンパを募って新聞に停戦広告を出した人だ。
ロビーでは様々な団体の活動をアピールするブースもあった。私も以前は人権週間や平和集会、反原発の映画会などの実行委員に関わったり、それらのイベントには店からフェアトレードの雑貨を持って出展したりしていた。だから今も知り合いにはそういう活動をしている人たちが多い。この映画祭のことも知り合いから聞き、観たかった作品が並んでいたので何とか時間を作ってぜひ参加したいと思った。
何の罪もない子供や家族を米軍によって殺されたイラクの人たちを描いた「Little Birds」。第三世界を牛耳ることを望むアメリカの犠牲となり多額の借金で破綻しつつある南の国を描いた「ジャマイカ楽園の真実」。アメリカの12歳の少年がヒロシマ・ナガサキに原爆はなぜ落とされたの?と疑問を調べていく「魔法のランプのジニー」。原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が来年いよいよ稼動し巨大な核のゴミと生きることを強いられた人たちを追った「六ヶ所村ラプソディー」。そしてきくちゆみさんプロデュースの「平和の創り方」と「映画 日本国憲法」。
朝10時から夜10時まで連続6本の上映だ。会場は上映を重ねるごとに参加者が増え夕方にはほぼ満席になっていた。もちろん全部観るつもりで行ったのだが日頃かけないメガネをかけてスクリーンの字幕を追っていたら目が非常に疲れやむなく5本目でリタイア。「日本国憲法」は一番観たい作品だったが最後の上映だったので非常に残念。どの映画も報道されない歴史の真実を丁寧に追っている良質の作品だと思う。空爆で家族を失ったイラクの男性が日本人のカメラマンに向かって「何で日本はアメリカの側につくんだ。こんなことが許されるのか!私たちが何をしたというのだ!」と叫ぶ。
無農薬でお米を作り続けてきた六ケ所村の農家の人は再処理工場が稼動するという状況を正直に消費者にお知らせした。届いた返事は「汚染が心配だからこれからは買うのを控えたい」。それまでずっと彼女のお米を美味しいと言って食べ続けていた人たちだ。真面目に生きてきた普通の人たちのそういう現実に一体どう向き合ったらいいのだろうか。どうすれば権力や戦争に加担することのない平和な社会を築いていけるのだろうか・・・。
都会の休日に、こんなにも多くの若者達が映画祭のために集まってきた。そのことがせめてもの希望だけれども。
ガンジーは語る。「現代の戦争の主な原因は地上のいわゆる弱い民族を搾取しようとする非人間的競争にあるのではなかろうか」。それは何もアメリカだけに限ったことではない。誰の心の中にもそういう競争の種はあるのだ。だから戦争は決して他人事ではない。そして「平和を守る」ということも決して人事にしてはいけないのだと痛感した。

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July 21, 2006

オーガニックを仕事にするということ

Dsc08020店の前に貼ってあるメニューを何度も行ったりきたりしながら見ている男性がいた。何度かたってようやく店に入ってこられた。オーガニックコーヒーを注文しオーナーと話したいと言われた。手が空いた時に席に伺う。定年したので自宅を改装してコーヒーショップ開く予定らしい。店をやっているとそういう相談を受けることが多い。起業家セミナーの講師もしたことがある。たいていの場合、私は「失敗なんてないからやりたいことをどんどん形にしていった方がいいですよ」とアドバイスする。たとえポシャったとしてもそこから学ぶものがあれば、その経験は決して無駄にならないと思うからだ。ただしそれには条件がある。本当にやりたいことなのか、そして自分の店に対しての明確なビジョンがあるのかどうか。
その仕事が成功するか否か、お話を聞いた瞬間に予測できる部分がある。本当にやりたいことを持っている人の話は、聞いているだけでも店の内装から使う器、お出しする料理までどんどんイメージが膨らんでいくのだ。でも今日の男性にはそれがなかった。「大抵の人は店の雰囲気なんて見てないですよ。ただ何となくコーヒーを飲んでいるんじゃないですか?コーヒーは原価が安く利益率もいいでしょ?」と。
夢を壊すようで申し訳ない気がしたけれど「今時、特徴のない店は生き残れないと思いますよ。よほど人通りの多い場所にあれば別ですが、一度入っても二度目はないでしょうね」とお話した。「付加価値をつける」というのは大切なことだ。例えば自家焙煎の美味しいコーヒーが飲める、素材が安心、いい音響機材が揃っている、器がすごく素敵、内装がオシャレ・・・・等など。店は自分の生き方を反映させた場所だ。個性のない店には魅力がない(個性がないのが個性という店も時々あるが)。定年後、サラリーマン時代と同じ生活レベルを保つためにお金儲けの手段としてオーガニックの飲食店をやるのなら止めた方がいい。特に食に対するコダワリがないのに初めに目的有りき、これでは本末転倒だ。確かにコーヒーは利益率がいいけれど、うちの店のコーヒーの粗利などたかが知れている。オーガニックがそれほどラクに稼げる商売に見えるのだろうか。今、確かにブームだけれど真面目に丁寧に仕事をすればするほどオーガニックで儲けることは難しいと実感する。素材の確保、料理への配慮、環境への負荷をより少なくするための工夫・・・手間のかかる仕事だと思う。これから始めようとする方に向かって水をさすようなことをお話してしまったけれど、これが私の正直な感想だ。
旬の野菜を中心にどうしたらお客様に飽きのこない美味しいお料理をお出しすることができるのか、今日も私は考える。車を運転していても料理の本をめくっていても、頭の中は何を作ろうかなとアイデイアを練り続けている。そんな今日のメインはカボチャのはさみ揚げ。炊いたモチキビを野菜と一緒に間に挟んでフライにした。ほんのり甘くて優しい味がする。付け合せはズッキーニとゴーヤ。頭の中に描いたものが美味しく出来上がると一日中幸せな気分!

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July 20, 2006

家で昼食

Dsc08018今日の休日、洗濯機を回しながら、久しぶりに家中、掃除機をかけて拭き掃除をしていたら、あっという間にお昼になってしまった。何の予定もない休日は月に2回あればいい方で、どこに行こうかあれこれ考えていたものの、家の仕事を片付けているうちに出かける気持ちも失せてしまった。それに今日は銀行やら食材の買出しやらの所用もないので、せっかく日中、家にいられるのだから、たまには自分のご飯でも作ってみようかなと冷蔵庫の中をチェックする。
北海道の友達が送ってくれたホタテやサーモンやシシャモが冷凍庫の中で少しずつ残っていたので、思い切って食べてしまうことにした。とても美味しいものなので、誰か友達が来た時でも食べようととっておいたものだ。その他、ゴーヤを炒め、オクラとモロヘイアと納豆を和え、人参の切れ端をキンピラにして、自分のために珍しく白米を炊いて昼食にした。アツアツの湯気があがる食卓に向かいながら妙に贅沢な気分になった。これだけ並んでいれば、どこかに食べに行くよりもずっと満足感のある食事になる。 以前は味の参考にもなるので時間さえあればいろいろ食べ歩きをしていたが、最近、その回数がめっきり減ってきた。何かをすごく食べたいという欲求が少なくなってきたのだ。食べる量が減ってきたせいだろうか。ほんの少しの食事で満足できる省エネタイプの体になってきたのかな?ヨガを始めたことも関係しているのかもしれないが、執着というものがなくなってきたのを感じている。それがいいことなのか悪いことなのかわからないけれど、体も軽くなってきたし、心も穏やかで満ち足りているので、多分いい傾向なのだろう。美味しくご飯をいただけるだけで感謝の気持ちでいっぱいになる。夕方からは図書館へ行って面白そうな本を探してきた。今夜も本を読みながら静かな休日が過ぎていく。

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July 19, 2006

カボチャのモチキビサラダ

Dsc08012カボチャの値段がよくやく下がってきた。いよいよこれからカボチャをたっぷり料理に使えるようになる。最初の頃は一個1000円近くするものがあって、とても手が出なかった。それにカボチャの場合、あまり早く収穫されたものは青臭い感じがして甘みも少ない。収穫後、貯蔵するとデンプンが糖分に分解されて、より美味しく甘いカボチャになっていく。
私はカボチャが大好きなので、サラダに天ぷら、スープに煮物、カボチャプリン、カボチャパイ・・・・とこれからの季節はカボチャ料理とお菓子を堪能する。本当に美味しいカボチャだったら塩だけで茹でそのまま食べるのが好きだ。
カボチャは日本古来からあった野菜かと思っていたら、1500年頃、日本にポルトガル人がカンボジア産のカボチャを持ってきたのが始まりだったという。原産国も中南米、インド、アジアなどの説があり、本当の所、よくわからない。ビタミンやカロチンなどがたっぷり含まれた緑黄色野菜で、冬至にカボチャを食べると風邪をひかないと言われるくらい、栄養たっぷりな野菜だ。私は夏に体が弱ってきたなと思った時には、滋養たっぷりのカボチャ玄米クリームスープを食事の代わりにお腹に入れる。カボチャを茹でてペーストにしたものを豆乳(または水)で伸ばし、そこに玄米クリームと塩を加えてひと煮たちさせるだけなのだが、スープが五臓六腑に染みわたるようでほっとする。
今日は、昨日作ったモチキビ入りのカボチャの煮物がちょっと残っていたので、それに人参や玉ネギを加えて、久しぶりにマヨネーズを使ってサラダにした。カボチャのホクホク感とモチキビのネットリ感がマッチして、すごく美味しいサラダになった。色もとってもキレイ。
昔使っていたコンポストの中にカボチャの皮や種を入れておいたら、いつのまにかコンポストの下から蔓が伸びてきて、小さなカボチャが植えてもいないのに、しっかりできていたことがある。生命力(繁殖力)の強い野菜なのだろう。その強さを人間の体にも取り込めるように美味しくたっぷりといただきたい野菜だ。

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July 18, 2006

美味しい野菜の元は堆肥作り

Dsc07995夕方から取材に行った。やむと思っていた雨が夕方になってもやまなかったので「どうするべ?」と農家さんからケータイに電話がかかってきた。でも私はタオルを持って長靴を履き雨でも取材ができる準備をして、もう畑に向かって走っていたので、「雨の中でもよかったらお願いします」とお答えした。カボチャ畑でカサをさして写真を撮っていたら「こんなカッコで仕事している農家なんかいねえべなあ」と大笑い。その後も雨は降り続いたので私の車に乗っていただいてお話をお聞きするなど、いつもと違った取材になった。
畑のちょっと先に堆肥を積んでいる場所があった。堆肥の山に手を突っ込むと中の方はまだ温かかった。空港の近くに住み「小泉循環農場」をやっていらっしゃる小泉英政さんは著作「みみず物語」の中で、膝を痛めた時、温かな落葉の堆肥の中に入ったら天然の酵素風呂のようで気持ちよかった・・・と書かれていた。それを読んだ時、何で堆肥の中が温かいのだろうかと不思議で仕方なかった。
私が農家さんに行き始めたばかりの頃、「タイヒ」と聞いても何だかよくわからなかった。畑の脇に無造作に積み上げられた山があるのには気が付いていたが、それが野菜を育てる上でとても重要な役割を果たす堆肥だということは知らなかったのだ。一般に肥料を大きく分類すると有機肥料と無機肥料に分けられる。有機肥料(堆肥)は動物の糞や、草、わら、落葉などの植物を原料に作られ、化学肥料は無機物を主成分とし工場で化学的に作られている。
堆肥は原料を積み上げて時々切り返しをしながら時間をかけて有機物を発酵、分解させたものだ。土の中にはいくつもの微生物がいて原料である有機物を食べながら分解していくのだが、その時、活発に働いている微生物の呼吸により堆肥の温度が上がっていく。今日の農家さんの堆肥は鶏糞とすくも(お米の籾殻)が主な原料になっている。もうほとんど匂いもなくサラサラとしているのだが、まだ温かいということは発酵が終わっていない証拠。この後、完全に発酵した堆肥を土の中に入れてしばらく寝かせてから、作物の植え付けがよくやく畑で始まるというわけだ。いい堆肥が入った畑の野菜は美味しい。だから農家さんは作物を育てながら堆肥作りにも余念がない。
東京で生まれ都会で育ってきたから、有機農業のそんな基本的なことさえ知らなかった私が、なぜか今は有機野菜を使って料理をする仕事をしている。堆肥を見れば自然とその中に手を突っ込んで温度を感じ発酵の度合いを確かめたくなる。この小さな山に住む微生物が今度は畑に運ばれてどんな働きをしてくれるのだろう。土の中の不思議なメカニズムは驚くことばかり。

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July 17, 2006

丸ごと!大豆のハンバーグ

Dsc07979大豆のハンバーグを作る時はちょっと気合がいる。正直言ってかなり大変なハンバーグだなあと作るたびに思う。だけど、手間をかけた分だけ本当に美味しくて幸せな味のするハンバーグが出来上がる。昨日、浸水させておいた大豆は1キロ。それを半分ずつ分けて一つは粒々感が残る程度の感触に塩茹でする。もう一つは圧力鍋に入れて形がなくなるまで柔らかく煮るのだ。それは粒々とねっとりの両方の触感を持たせることでよりボコボコした美味しいハンバーグにするため。
柔らかく煮た大豆の方はさらにすり鉢の中であたりをつけて、ねっとりさせて、もう一方の大豆は軽くマッシュする。もちろん全部手作業。つなぎは粉も卵も使わない。この茹で加減の異なる大豆に炒めた玉ねギや人参、椎茸を加えてよく混ぜる。固さは大豆の茹で汁を加えることで調整していく。どのくらいの茹で汁を加えたらいいのかというのは手で触って丸めた感触でつかむ。ここまでくればあとは丸めてオーブンで焼いて、椎茸と昆布の出汁で作ったしょうがあんをかけるだけ。やっていることと言えば煮た豆をつぶして丸めているだけなのだが、その丸めるまでが一苦労。お肉で作るハンバーグっていきなり丸められて何てラクなんだろう?っていつも思ってしまう。
他の料理も作りながらだけれど、サッチーと二人でやってゆうに3時間。今日、早くにいらしたお客様にはまだ出来上がっていなくて間に合わなかったくらいだ。
大豆のほんのりとした甘さや優しい味が口に入れた瞬間に広がっていく。うーん美味しい!食べるたびに感動してしまう。多分、いつも作っているどの定食のメインのお惣菜よりも手間だけはかかるお料理だと思う。だからいつもいつもできるというハンバーグではないけれど(多分、1週間続けたら確実に私たちは腱鞘炎になるだろう)、たまにはこんなご馳走も食べていただきたいなと思ってお作りしている。
たっぷり作ったので明日の分もあります(明日の朝はちょっとラクができそう)。よろしかったらぜひ食べにいらしてくださいね。ちょっぴり自慢できるハンバーグでーす!

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July 16, 2006

今日はパン教室

Dsc07970今日の夕方は4回目のパン教室。たまには土日にやってほしいというお客様のご希望に応じて、初めて日曜日の開催となった。でもなぜかキャンセルが重なって、結局、参加者は6人。久しぶりの少人数だったので、とてもゆったりした教室となった。写真は講師の高田さんがコネ加減を説明しているところ。今日はクルミカマンベールパンとあんパンの2回目。白神こだま酵母を使うと美味しい天然酵母のパンが手軽に焼ける。この教室の秘かな楽しみは私たちも厨房で焼きたてパンのお裾分けがいただけるということ。皆さんに食べていただくお惣菜を用意した後はいつもレイコちゃんと二人で厨房の中、アツアツのパンをほおばっている。
今日の午前中はとても嬉しいお客様。私が学生時代にYMCAのボランテイアリーダーをしていた時、お世話になった主事が横浜からご夫婦で来て下さったのだ。6月にYMCAの同窓会をして20年ぶりに仲間たちと再会した。その時に「エーちゃんの店に今度行くからね」と約束してくださったのだ。朝早くに横浜のお宅を出て勝浦の朝市を見て、風楽でお食事をし、その足で川村記念美術館でパウルクレーを見に行くという予定だったそうだ。何の連絡もなく予期せぬ訪問だったので、フロアでお顔を見た時は嬉しくて興奮して思わず抱きついてしまった。「突然いらして、私がもし留守でお会いできなかったら後悔してもしきれないでしょ!」って言ったら「だって今日は料理(パン)教室があるんでしょ。絶対にいると思ったよ」ですって。ブログをチェックしているので私の行動も熟知されている?ようだ。
奥様とお会いするのは初めてだったが、とても素敵な熟年カップルでよくご夫婦でいろいろな場所にお出かけになり、さりげない会話と美味しい食事をお二人で楽しまれているそうだ。こういう老後だったら私も二人で迎えたい・・・と思ってしまった。生き方や性格は違っても互いの生活を尊重し合いながら、二人の時間も大切にできる・・・。そんな気持ちに落ち着くまでには、多分、山あり谷ありだったのだろうけれど、今、静かに年を重ねて幸せそうなお二人を見ていると、共に歩んだ時間がきっといろいろなものを育んでいったのだろうなあと思う。短い時間だったけれど、風楽のお食事を食べていただきながら楽しいお話に花が咲き、私もすごく幸せなひとときだった。どうしても主事にお会いするとハタチの世間知らずな自分を思い出し赤面してしまうのだけれど、同時にあの頃は学校生活だけでは味わえない宝もののような時間があったんだなあ・・・と思い出すたびに今でも涙が出そうになる。
その宝ものを胸にそっと抱きながら、今もそしてこれからも、もっともっと素敵な宝ものの詰まった引き出しを自分の中にたくさん創って生きていこう・・・そんな気持ちになった日曜日の再会。

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July 15, 2006

玄米精進ちらし寿司始めました

Dsc07967昨日、夏メニューの準備をしたので、いよいよ今日から玄米精進ちらし寿司も始められるようになった。毎年夏だけ限定して作っているメニューなのだが、玄米のお寿司は珍しいせいか、毎年のように楽しみにしてくださる方もいらっしゃる(余談だけれど大阪には玄米寿司専門のお店ができたそうだ。これから玄米寿司もいよいよメジャーになっていく?のかな)。でも私はちらし寿司なんて言うとやっぱりすぐイクラ、イカ、エビ、ホタテ、マグロ・・・・なんて魚介類たっぷりの海鮮ちらし寿司を思い浮かべてしまうので、店ではあえて「精進」と付け加えることにしている。中味も人参、椎茸、高野豆腐・・・ととてもシンプル(くれぐれも海鮮ちらしを期待して注文されませんように!)。
昨年まではこのメニューのお惣菜は定食よりも少なくしていたのだが、今年からはメインのお惣菜だけがなくて、その他の副菜は定食と同じだけお付けすることにした。さっそく今日もご注文をいただき、久しぶりにお作りさせていただいた。とは言っても先日のお料理教室でもこのメニューは取り入れたので作ったばかり。きっと参加された方たちはご家庭でもお作りになっていることだろう。
昨日と同様蒸し暑い一日となったけれど、土日となるとやはり人出も少しは多くなり、今日はまあまあの一日だった。それでも定食にご用意した「グルテンミートとナスとピーマンの味噌炒め」の時に使おうとナスをあらかじめ大量に切っておいたら余ってしまった。切ったナスは取っておけないので、夕方、残ったナスを全部、味噌炒めにしてレイコちゃんと二人で半分子して分けた。きっと今頃はレイコちゃんもビールを飲みながらナスのピリ辛味噌炒めをフーフー言って食べていることだろう。食卓はもう夏本番。いよいよ夏が始まる。

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July 14, 2006

サラダうどん

Dsc07962何という天気の一日だったのだろう!猛暑と夕立がいっぺんにやってきた。朝からこんなに暑いんじゃ今日はきっと家から出たくないだろうなあ・・・という予想通り、とても暇な一日となってしまった。でもガラス磨きをしたり、エアコンのフィルターの掃除をしたり、お座敷の畳を拭いたり・・・という日頃できないお掃除の時間をたっぷりと取ることができた。日中から体を動かしていたので相当汗もかいた。
そしていよいよこんなに暑くなってきたので、夏メニューの玄米精進ちらし寿司とサラダうどんを始めることにしなくっちゃ・・・とその準備にも取りかかった。本当はもう少し早くから始めるつもりだったのだが、しばらく忙しい日が続いていたので、この状態でさらにメニューを2品増やしてしまうなんて、とても無理だなあと思って、時期を見合わせていたのだ。でも今日みたいな日はやはりさっぱりしたものが食べたいと思うし、夏に玄米は厳しいと思う方も多いので、明日から始められるよう、今日はミオちゃんに実習がてら作り方を教えて賄いにした。
サラダうどんセットは玄米ご飯とメインのお惣菜はないが、煮物、和え物(青もの)、豆、お新香、デザート、コーヒーが付いて1200円。国産小麦で作ったコシの強い生活クラブ生協のうどんを使用。精進ちらし寿司の方はメインのお惣菜がちらし寿司になって、あとの副菜は定食と同じで1400円。
いきなりの暑さで体調を崩された方も多いかと思います。確かに暑いですがエアコンによる冷やし過ぎの方が体にはこたえます。夏の健康管理をきちんとしながら、くれぐれもご自愛くださいね。

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July 13, 2006

海を見ながら・・・

Dsc07961ここ数日、ブログの更新ができなかった。利用者が激増しプロバイダーが従来のシステムでは対応しきれなくなったため、大幅なメンテナンスに入ったのだ。どこかに泊まりに行かない限り、毎日更新していたので、家にいる時にブログが書けないと生活のリズムが狂ってしまう。もうブログは私にとってすっかり生活の一部になってしまったようだ。そのメンテナンスも今日で終わり、多分、これからはサクサクっとアクセスできそうなので一安心。今日からまた毎日書かせていただきます。
今日はお休みの予定だったけれど、銚子のメロン農家さんに取材に行くことになった。銚子は遠いから、わざわざ銚子まで行くのだったら取材の後に美味しい魚を食べ温泉にも入ってこようと予定を立てた。ちょうど海が見たいなと思っていたのだ(時々無性に海が見たくなることがあるので)。
今日お会いした農家さんは初めてミレーに登場される方で、メロンの取材も初めてのこと。だからそのお人柄からメロンの生育過程などわからないことばかりだったので、ゆっくりとお話をお聞きしてきた。実は私、メロンとスイカが苦手なので、取材がメロン農家と聞いてちょっと困った。まさか味を見ないで記事を書くわけもいかないからだ。だから味見の時はそのことをお伝えした上でほんの少しだけいただくことにした(だけど4種類もあったの!)。何が苦手ってあの青臭さと甘ったるさがダメなのだが、いただいたメロンは瓜臭さがなく甘みもさわやかだった。確かに美味しいメロンなのだろう。直売所でも毎年買いに来て下さる方が後を絶たないのだという。
昼過ぎに取材が終わったので、その後、犬吠崎灯台周辺を車で回り、イワシと金目鯛の刺身を食べた。犬吠崎は関東の最東端なので富士山など特別な場所を除けば日本で一番早く日の出が見られる場所だ。温泉は海のミネラルが含まれたぬるめでしょっぱいお湯。いつもは犬吠崎観光ホテルの日帰り温泉に行くのだが(ここの露天風呂は眼下に太平洋を見渡せるというとてもいいロケーション)、今日はのんびりしたかったので犬吠崎京成ホテルの方に行くことにした。露天風呂のロケーションはどうしても劣るのだが、その分、人も少なくゆったり入っていられるからだ。実際、露天風呂に誰もいない時間もあったので写真を撮ることもできた。
外房の海はあまりキレイとは言えないけれど、時々潮風に吹かれながら海を見ている時間があるというのはほっとする。だけどお湯に浸かると日頃の寝不足がドドーっと押し寄せてくるので、まったりした分、帰りの運転が眠くなって困る。おまけに帰りの道すがら野菜や果物などいろいろなものを買い物したので、帰ってからそれらを店に運び入れた時にはもうすっかり汗だく!また今夜もお風呂に入らなくっちゃ。

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July 10, 2006

吉岡しげ美さんコンサート開催決定!

Yoshioka2すごく嬉しいお知らせだ。その活動と生き方に同じ女性としてとても共感し、ずっとコンサートに行ってみたいと思っていたミュージシャンがいる。与謝野晶子金子みすヾ茨木のり子らの詩を歌に乗せ弾き語りをしている吉岡しげ美さんだ。先日、渋谷の教会で行われた「被爆ピアノコンサート」に行って初めてその生の歌声をお聴きして感動した。茨木のり子の「わたしが一番きれいだったとき」を被爆ピアノを弾きながら歌っていた。被爆ピアノの傷跡を見ながら、この曲を歌ってもらうことが、今、ここに私が存在している意味だとピアノが語っているのだと思った。この声を店のお客様と一緒にお聴きすることができたなら・・・。いても立ってもいられなくなって帰ってからすぐに何の面識もない吉岡しげ美さんの事務所にお手紙を書いた。自我を持って自分らしく輝きながら、女達が生きていくことは決して易しいことではない。だけど自分の言葉を持ち、自分の感性に忠実に、模索しながらも自分らしく生きていきたいと思う女たちが確かに存在しているのだ。今も昔も。そして私自身もそうありたいと思って生きている。そんな思いを詩と歌というもっともわかりやすい形で表現できる女性・・・そんなアーテイストとして私は吉岡さんにぜひ店でコンサートをやっていただけないかと不躾ながらお願いしたのだ。
そして事務所から何度かお電話をいただき、今日、正式に吉岡しげ美さんのコンサートが風楽で開催できると決まった。しかも日程は8月20日。あと一ヶ月ちょっとしかない。夢のようだ。世界的に活躍している吉岡しげ美さんが風楽に来て下さって、風楽にある古いピアノを奏でながら、私の大好きな茨木のり子や新川和江や金子みずヾや与謝野晶子の詩が曲になって甦るのだ。スゴイスゴイ!!「吉岡しげ美コンサート 夏に歌う」~与謝野晶子・金子みずヾ・茨木のり子の詩と共に~。8月20日(日)5時半開場・6時半開演。参加費は4500円。滅多に聴けないコンサートだと思います。ご希望の方、早めにご予約を!さっそくチラシを作って準備を進めなければ。
夕方、ありがとうございますとお伝えしたくて、宗吾さんにお参りに行った。そしてどうかこのコンサートが皆さんに生きる勇気と希望を与えられるような場となりますように、そして吉岡さんにも風楽でいい時間を過ごしていただけますように・・・と手を合わせた。

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July 09, 2006

ムラサキ玉ネギ

Dsc07919お皿の回りにゴロゴロと転がっているのはムラサキ玉ネギ。こんなに鮮やかなムラサキ色が自然界に存在しているなんてすごく不思議だ。その昔、家族の分だけ食事を作っていた時、実はムラサキ玉ネギなんてほとんど使ったことがなかった。当時は無農薬野菜を配達してもらっていたので、セット野菜の中にムラサキ玉ネギが入っていても、中々使う気になれず、普通の玉ネギのようにカレーの中に入れて炒めて使ってしまう・・・なんてことが多かった。あまりムラサキ色を料理で愉しもうという気持ちがなかったのだ。
でも、このところおかげさま農場の直売所でちょくちょくムラサキ玉ネギを見かけるので、たまには使ってみようかなと買ってみたところ、すごく柔らかくて美味しくて彩りもキレイなので、すっかり気に入ってしまった。普通の玉ネギに比べて甘いし、刺激や辛味が強くないので生で食べるのに最適なのだ。それにサラダの中にほんのりとムラサキ色が雑じっているとこの時期、すごく涼しげだ。もちろんこの色素はアントシアニン。抗酸化物質なので体内に蓄積される活性酸素を除去してくれる。今、サプリメントがブームで「体にいい」というものが山ほど市販されているけれど、基本はあくまで食べるものだと私は思う。そして自然界に存在する食べものをキチンとバランスよく食べていれば、必要なものもうまい具合に体内に取り入れることができるのでは・・・?
今日は同じくムラサキ色の色素を持ったナスとピーマンを素揚げして出汁醤油の中に漬け込んだ。花かつおの風味とピッタリのムラサキ玉ネギのスライスを生で加えたのだが、揚げナスの熱さに触れて玉ネギのムラサキ色がちょっと失せてしまったのが残念。

・・・と書きつつもういい加減にしてくれ~という感じでココログのシステムの不具合にイライラしている。昨夜からずっとアクセスができなくて、文章が消えてしまったりエラーになったり・・・。ヘンな表示のままのブログがしばらく続いてしまってすみませんでした。もっかメンテナンス作業中だそうだ。早くスムーズに動けるシステムになってほしいのだけれど・・・。時々日付通りにアップできない場合もありますがご了承ください(実はこれも10日の朝になって昨日アップされたヘンな記事を修正しながら書いたものです)。

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July 08, 2006

キャベツとトマトのコールスローサラダ

Dsc07916キャベツが美味しい。ザクザクと毎日、丸々1個はせん切りにしているが、だいたいいつもなくなってしまう(特に最近、店の野菜の消費量がすごく早くて、いつも私は野菜の買いだしに追われるという嬉しい悲鳴を上げている!)。キャベツはせん切りにしてそのままでももちろん美味しいけれど、たくさん食べられるように私はいつもほんの少しの塩をふりかけて塩もみにしている。今日はトマトのざく切りとムラサキ玉ネギ、人参を加えたコールスローサラダにした。よく聞く名前だけど、「コールスロー」という定義(語源)はとてもあいまい。キャベツを刻んだサラダの総称に使われ場合もあるけれど、レモンやスパイスをベースにしたドレッシングで作ったサラダを示す場合もあったりする。
とりあえず私の中での定義は基本的にキャベツのざく切りを使うこと、スパイスにほんの少々のキャラウェイシードを加えること、そしてレモンをベースにしたドレッシングを作って材料を全部和えるサラダのことをそう呼ぶことにしている。
このキャラウェイは使いすぎると鼻につくので、ほんの少し入れるだけで充分。ドイツのザワークラウトには欠かせないスパイスでもある。消化を助ける働きがあり、ヨーロッパでは「人やものをひきとめる力がある」という言い伝えのある不思議な?スパイス。ハーブは日本ではまだまだ馴染みが少ないけれど、ヨーロッパの人にとっては東洋の漢方薬のようなものだから、葉や花の一つ一つに薬効があったり言い伝えがあったりするので、調べていったら面白いだろうなあ。
8月2日(水)の料理教室では夏野菜カレーをスパイスで作る予定だが、ベースは店で販売しているネパリバザーロカレーマサラを使用する。そしてさらに美味しくするためにこのキャラウェイとクミンシードも加えるつもり。ちなみにこの2つのシードはそっくりなので間違えて使ってしまったこともあるくらいだ。インドのカレーはまさにスパイスの宝庫。暑い夏を乗り切るために様々なスパイスを組み合わせて作り出したカレーというのもまた奥の深い料理だと思う。

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July 07, 2006

夏野菜のカレー炒め

Dsc07913蒸し暑い。どんよりした空は今にも崩れそうなのに、結局、夕方になっても雨は降らなかった。いっそ夜まで雨を降らせず織り姫さまとひこ星さんが会えるといいのだけれど。今日は七夕。成田山の祇園祭も始まった。買い物に行ったニュータウン周辺にも浴衣姿の若者達が目につく。これから祭りに行くのだろう。子供達が小さかった頃は連れて行ってとせがまれたので、甚平を着せてカキ氷(スゴイ色!)を食べながら参道を練り歩く山車を見物していた。私は長く住んだ故郷というものがないので、お囃子を聞いたらもう体が家から飛び出してしまう・・・というような祭りの思い出が体に染みこんでいない。
家の父は厳しい人だったので、お祭りに行っても屋台で売っているものは不衛生だと言って何も食べさせてもらえなかった。もちろん駄菓子も食べたことがなかった。綿菓子を初めて食べたのは中学に入った時。ようやく自分のお小遣いを持ってお祭りに行く許可が下りたのだ。これで親から干渉されずに思う存分、綿菓子が食べられる!と喜び勇んでお祭りに行って、いざ綿菓子を買ったはいいけれど、一口食べた瞬間、「??」・・・あんなに憧れていたフワフワのお菓子がこんなモノだったなんて・・・口の回りはベタベタになるし、しかもえらく高い!小さい時に食べていれば中学生になってわざわざ綿菓子を買ったりしないのにな・・・。
だから自分の子どもたちには祭りの日くらい好きなものを食べさせてあげようと思った。だけど予算は一人1000円。残念ながらその程度ではあまりいろいろなものを買えないのだけれど、それでも嬉しかったようだ。
今日の日中は久しぶりにそれほど忙しくない一日だった。トマト、玉ネギ、ピーマン、ズッキーニをカレー粉で炒めて大豆タンパクのから揚げを添えたメインのお惣菜。昼過ぎからは八方出汁を作って、人参ケーキを焼いて、マサラババロアを作って・・・忙しくなりそうな明日に備えた。

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July 06, 2006

パウルクレーの世界

Dsc07912今日は2週間ぶりのお休み。川村記念美術館で開催中のクレーの絵を見に行ってきた。昔からずっとクレーが好きだったので、私の部屋にも何枚かポスターを飾ってある。その色使いはもちろんのこと、曲線の使い方やいろいろな表情に見える顔や体の描き方がすごく好きだ。そして何よりとても詩的な雰囲気があるところ。久しぶりに見たクレーの絵に昔のような感動はなかったけれど、その分、一枚1枚をゆっくりと味わうことができたような気がする。そういう一人の時間はとても楽しい。創造するという行為は人間に与えられた最大の喜びなのかもしれない。モノを創ってやっぱり素敵なことだ。たくさんの絵の具を集めていろいろな素材に自由に絵を描いてみたくなった。流木や和紙や麻布を並べてみようかな。美術館を出たらちょうど雨が降り出してきた。庭の池の脇に植えられている合歓の木が雨にあたってゆっさゆっさと揺れている。その姿がすごくキレイだったので思わず雨の中で立ち止まって見とれてしまった。
その後はランチを食べながら池澤夏樹倉橋由美子の新訳「星の王子さま」を2冊続けてゆっくりと読む。ずっと読みたかった新訳がようやく2冊揃った。クレーの絵を見た後のせいか、星の王子さまのイメージが色彩と交じり合いながら自分の中でどんどん広がっていった。もう何度も何度も読み返しているけれど、王子さまが星に帰っていくシーンではいつでもホロリとしてしまう。そして最後にはクレーの「忘れっぽい天使」が王子さまの姿と重なった。

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料理教室が終わって

Dsc07909_1昨日は風楽の3回目の料理教室だった。終わってから友達と話しながら、10時頃にはブログを書こうとネットにアクセスしたのだが、10分ほど待っても応答なし。しばらくしてようやくつながったので文章と写真をアップしようとしたらそのまま「サーバーが見つかりません」と表示され、できたものが一挙に消えてしまった!(すごいショック!)。その後もアクセスできなくなってしまったので、昨夜のアップは諦めた。最近、ブログが流行っているせいか、サーバー側のメンテナンスの影響でアクセスにとても時間がかかるようになった。10分待っても出てこない画面をひたすら待っているのはちょっとツライ・・・というわけで今日の日付になってしまったけれど、これは5日のブログです。
作ったものは玄米精進ちらし寿司と大豆タンパクの酢豚風、ジャガイモのザータルサラダ、キュウリの胡桃味噌の4品。毎回、なぜか料理教室の日は日中の店も忙しい。いつも野菜を切ったり材料を混ぜておいたりという下ごしらえをしておくのだが、昨日も始まる20分前にまだその作業が終わらず、バタバタしながらの開始となった。ただでさえも暑い厨房の中、ガス台4個口をフルに稼動させるので火気と熱気で厨房はサウナのよう。でも参加された皆さんはとても熱心で質問もたくさんしていただき、大雑把にサクサクと作ってしまう私はちょっとタジタジ・・・?
こうしたデモンストレーションを中心とした料理教室をスムーズに進行させていくためには裏方の存在がすごく重要だ。いつもレイコちゃんが的確な動きをしてくれるのですごく助かっている。私一人では決してできないだろう。どんなことでもそうだけど、地表に木の葉が繁っているのは、地中をしっかりはっている根があるからこそだ。
教室が終わる直前に友達の小澤君が「おかげさま農場」の野菜を届けてくれた。料理教室の時に美味しい野菜が並んでいたらいいなあと思っていたら、小澤君が直売所まで取りに行って来てくれた。店頭でも時々野菜を販売できたら楽しそうだ。来月の料理教室は8月2日(水)4時から7時。スパイスを調合した夏野菜カレーとチャパティなどを作ります。ぜひご参加ください。

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July 04, 2006

谷川ひろみつ絵画展

Dsc07908もしかしたら店内に飾っておくよりも、こんな感じで木陰や草原に展示した方がいいのかもしれない・・・なんて言ったら元も子もないのだけれど、確かに谷川さんの絵はお日さまの光がとてもよく似合う。現在、開催中の谷川ひろみつ絵画展「夢の中の時間」はそんなふうに感じる素敵な油絵だ。仏教、愛、浄土、アジア、精神世界・・・谷川さんの絵のキーワードだと思う。広告業界での仕事を経て、89年、市川のニッケコルトン銀花での初個展以来、千葉県内のギャラリーで個展を中心に活動している画家だ。私の友人の友人だったことから、私もずっと以前から知り会いだった。その安心感から、今春、思い切って風楽の壁面にポップな絵を描いてほしいとお願いした。2階の窓の横の大きな外壁だったので、足場も悪くてかなり書きにくい状況だったけれど、「楽しい食卓」をテーマに美味しそうに食べている絵を描いてくださった。今回は7月いっぱい谷川さんの作品を飾る予定だが、前半が油絵。16日からの後半は木版画を展示。絵と同様額縁も手作りですごく可愛い。この絵は「対話」というタイトルの作品だが、宗吾霊堂の境内に持っていって写真を撮ったらすごく絵が喜んでくれたみたい。
谷川さんは「半農半X」ではないけれど、「半農半画」的な生活を実践している人だ。「絵を描きながらの自給自足的生活を夢見て約10年。その志いっこうに実らず・・・半農半画の道のりは険しい。そして楽しい」のだそうだ。私も何年か後には「半農半X」的生活をしたいと思っているので、同世代でありつつも一足早くその世界に入ってしまった先輩として、彼の今後の動向にはとっても興味津々。最後に一つだけコメントを。自然光ももちろん似合う絵だけど、風楽の土壁にも妙にしっくりとマッチする絵です。きっと谷川さんとは同じ世界を求めているんだろうなあと思う。

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July 03, 2006

天草で作ったトコロテン

Dsc07900サッチーのおばあさん(お母様)が天草からトコロテンを作ってサッチーに持たせてくれた。サッチーのおばあさんは横須賀の人なので、昔から天草を煮てトコロテンを作っていたそうで、トコロテン作りの名人だ。糖尿病の眼底出血でほとんど目が見えないのだが、日中は家に一人でいてもだいたいのことは自分でやっている。とてもお茶目で可愛いおばあさんで私も大好き。店にいるスタッフの名前はだいたい覚えているし、私のことも「エイコちゃん」と呼んでくれる。体にいいと言われる健康食品に関する情報にもすごく詳しいし、サッチーがよくおばあさんと話しているので、店での失敗談?やお客さんの話までよく知っている。何度も店にもご飯を食べに来てくれているし、家に遊びに行くとお菓子や果物をいろいろ並べてお茶をいれてくれる。だから私もどこかへ出かけるとサッチーの分だけでなく、おばあさんの分まで何かお土産を買ってしまう。糖尿病だからあまり甘いものは食べてはいけないのだけれど、元々食いしん坊で美味しいお茶菓子が大好きな人だから、時々喜んでもらえそうなものを見繕ってサッチーに持って行ってもらう。
今日は久しぶりにおばあさんがトコロテンを煮てくれた。一時期、もう面倒くさくなったと言ってやめていたのだが、昨日、庭に薪で火をおこして作ってくれたようだ。目が見えないから火をおこすのはちょっと心配だけど、お水と天草とお酢、長年のカンでこの3つの微妙なバランスを取るのがとても上手だ。天草から作ったトコロテンはプリプリと美味しくて、ちょっぴり薪の匂いがする。嬉しくって今日のデザートにもお出しした。「トコロテン突きも一緒に持っていってと言われたけれど、どこにしまってあるかそれから探そうとするんだもん。もう遅刻しちゃうからいらないわ~って言って出てきちゃた」と笑うサッチー。言いたい放題仲のいい親子だ(私は孫のつもり?)。
ドーンと大きな固まりのまま宗吾霊堂の庭園で写真を撮ろうと、お皿に乗っけて道路を歩いていたら、見た人がビックリしていた。おばあさん、デザートに黒蜜をかけて美味しく食べたよ。楽しみにしているからまた作ってね!

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July 02, 2006

今日の三点盛り

Dsc07878
いつも定食は黒米入り玄米ご飯、味噌汁、お新香に、メインデイッシュ、その付け合せ、豆類、サラダ、青菜(青物)、煮物・・・という組み合わせの基本があって、それに基づきメニューを立てている。野菜のストック量や常備菜の有無で多少、量の増減はあるけれど、だいたい毎日、五品はお料理を作っている。横に長いお皿には煮物と青物を二点並べて盛っているのだが、昨日、作った卯の花炒りがたくさんあったので、今日は三点盛りにした。真ん中にあるのはモロヘイヤの梅カツオ和え。左右は卯の花ともう一つは胡桃入りの白和え。豆腐とおからなのでまるで親子丼のような?組み合わせになってしまった。
白和えは私の大好きな料理で、しいて言えば「得意料理」の一つになるかもしれない。具を一つ一つ別に煮たり、きちんと豆腐を水切りしたり、ゴマをしっかり擦ったり・・・と白和えは手間がかかるけれど、きちんと手間をかけた分だけ必ずできあがりには差ができる。今日は胡桃を軽くローストしてから半分は触感を残すために荒微塵に、残りの半分はすり鉢でよく擦って香りを出した。胡桃と豆腐を組み合わせると両方共より美味しくなる。
日曜日はかなり忙しいので、作るお料理の量もいつもよりずっと多い。だけど今日はサッチーがお休み。しかも今日の午前中は私とアリミちゃんの2人だけ・・・そんな日のメニューを白和えにしてしまったので、今日はいつもより1時間も早く厨房に行って仕事を開始する。このところ厨房滞在時間がものすごく長い。サウナのような厨房で汗をかきながら仕事をしているので、少しはやせるかなあと期待しているのだが?今のところ変化はないみたい。

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July 01, 2006

ムラサキ芋のアイスクリーム?

Dsc07876昨日、ムラサキ芋のパイを作った時に余ったムラサキ芋のフィリングでアイスクリームを作った。いろいろ調べたのだが、適当なレシピが見つけられなかったので、目分量で味見をしながら、牛乳と生クリームを加えて濃度を調節した。昨夜、出来上がったものをバットに流し入れて冷凍庫へ。成田に近い栗源町でもムラサキ芋の生産量が多いので、地元ではムラサキ芋を加工したアイスクリームやムラサキ芋ようかんなどを作っている。アイスクリームでもバニラや果物などはいいのだが、野菜を入れて作る場合、乳化剤や安定剤を使わずになめらかさを出すのはすごく難しい。それに店にはアイスクリーマーがないので、マメに攪拌することもできない。
朝、バットを出してみたらカチンカチン!凍らせる前の味は美味しかったから問題は触感だ。しばらく出して柔らかくなってからヘラでよくかき回し再び冷凍庫へ。これを繰り返すことにより、よく空気を含んだ美味しいアイスクリームになっていく。ムラサキ芋の中に含まれるアントシアニンは老化防止や抗酸化性が高いので、活性酸素を除去したり、肝機能を向上させるなど、生活習慣病の予防に役立つ物質だ。ただ今あるのは昨秋に収穫したものを保存してあったものなので(農家さんに春頃、最後のムラサキ芋だからといただいたもの)、もうそろそろ食べ納めをしなくては・・・。暑くなってくるとそろそろサツマイモ類は食べたくなくなるので、できたら何かに加工したい。店で人気のムラサキ芋のタルト以外にも美味しいお菓子ができたらいいなあとアイスクリームを試作したのだが・・・。
結果は正直なところ、味は美味しいのだが、ムラサキ芋がかなり入っているので、触感はやっぱりイモっぽさが残っている。でもこれはこれでアイスクリームと呼ばずに「ムラサキ芋のマッシュ」と名付ければ納得できるかな。・・・ということで今日のアイスクリーム?思いっきりアップでひんやり感が伝わるかしら?

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