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July 06, 2006

パウルクレーの世界

Dsc07912今日は2週間ぶりのお休み。川村記念美術館で開催中のクレーの絵を見に行ってきた。昔からずっとクレーが好きだったので、私の部屋にも何枚かポスターを飾ってある。その色使いはもちろんのこと、曲線の使い方やいろいろな表情に見える顔や体の描き方がすごく好きだ。そして何よりとても詩的な雰囲気があるところ。久しぶりに見たクレーの絵に昔のような感動はなかったけれど、その分、一枚1枚をゆっくりと味わうことができたような気がする。そういう一人の時間はとても楽しい。創造するという行為は人間に与えられた最大の喜びなのかもしれない。モノを創ってやっぱり素敵なことだ。たくさんの絵の具を集めていろいろな素材に自由に絵を描いてみたくなった。流木や和紙や麻布を並べてみようかな。美術館を出たらちょうど雨が降り出してきた。庭の池の脇に植えられている合歓の木が雨にあたってゆっさゆっさと揺れている。その姿がすごくキレイだったので思わず雨の中で立ち止まって見とれてしまった。
その後はランチを食べながら池澤夏樹倉橋由美子の新訳「星の王子さま」を2冊続けてゆっくりと読む。ずっと読みたかった新訳がようやく2冊揃った。クレーの絵を見た後のせいか、星の王子さまのイメージが色彩と交じり合いながら自分の中でどんどん広がっていった。もう何度も何度も読み返しているけれど、王子さまが星に帰っていくシーンではいつでもホロリとしてしまう。そして最後にはクレーの「忘れっぽい天使」が王子さまの姿と重なった。

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