« 坊ちゃんカボチャがゴロゴロ | Main | ホタテの網焼き »

August 05, 2006

束の間のティータイム

Dsc081058月の入って最初の土曜日。しかも晴天!これは絶好の行楽日和。海へ山へと出かける方が多いから、きっと店は暇だろう・・・なんてのんびり構えていたら嬉しい誤算になってしまった。開店と同時に途切れることなくたくさんのお客様が来て下さって、アリミちゃんと二人、話すゆとりもないままに黙々と仕事をした。ご飯もおかずもみんなスッカラカン!土曜日というのはいつもそうなのだが、全く人の動きが読めない。すごく忙しい日と、どうしちゃったんだろう?というほど暇で仕方のない日の2パターンがある。レジカウントの開きたるやなんと20倍!お食事をご用意させていただくにも予測がつきにくい曜日なのだ。
夕方からは成田の全日空ホテルで待ち合わせ。農業教室をいよいよ今日からスタートさせたフォトシンセシスの高橋さんの取材をさせていただくことになっていた。初日の農業教室だったので時間がよめなかったせいか高橋さんはちょっと遅れることに。待っている間、私は一人、ラウンジで本を読みながら遅めのテイータイム。めったにケーキを食べることはないのだけれど、日中のモーレツな忙しさから開放されてほっとしたせいか、急に甘いものが食べたくなったのだ。高橋さんはとても恐縮していたけれど、そのおかげで私は夕方の陽射しをガラス越しに見ながら、のんびりと一人でお茶を飲める時間が楽しめたのだから有難い。
読んでいたよしもとばななパトリス・ジュリアンの対談の中でこんな言葉があった。
「インドでは、成人に達するまでの『こどもの教育』を、同時に親の魂の成長のためのトレーニング期間としてとらえ、誰もがやりとげなければならないそれを終えて初めて、スピリチュアルな師のもとへ、啓示を求めて旅立つことが許される・・・」
今の私にピッタリな言葉にハッとする。20年前の今日、一番下の息子たちが生まれた。私にとっては長い長いトレーニングだった。そうか、ようやく一つのトレーニング期間が終わったのだな。そろそろ次のステップに進む時期がきたのかもしれない。でもこれから先も決して平坦な道ばかりが用意されているというわけではないのだろう。だけどもしかしたら、ほんのちょっとだけだが、この次はゆっくりと景色を見ながら歩いていけるのかもしれない。やっぱり20年という歳月は私にとっても必要な時間だったのだ。

|

« 坊ちゃんカボチャがゴロゴロ | Main | ホタテの網焼き »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/78167/11288944

Listed below are links to weblogs that reference 束の間のティータイム:

« 坊ちゃんカボチャがゴロゴロ | Main | ホタテの網焼き »