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November 26, 2006

ヤーコンと物々交換?

Dsc09173_1今日はとても寒い一日だった。灯油を買いに行ってストーブをつけた。いよいよ本格的な冬支度が始まる。寒さのせいか日曜日だというのに人出は今ひとつ。朝、定食の準備をしておからのケーキを焼いた後は、ちょっと店を抜け出して2階でたまっていた原稿書きの仕事をする。
夕方、にわとりひろばの湯浅さんが新米の黒米とヤーコンと冬瓜を持って来てくれた。北海道の友人から牡蠣を送ってもらってみんなで分けているので、それを取りにくるついでに野菜をお願いしておいたのだ。ヤーコンはオリゴ糖たっぷりでシャキシャキとした歯ごたえがたまらない。サラダに入れると「この中に入っている梨のようなものは何ですか?」と聞かれることが多い。意外な食べ方として天ぷらも美味しいけれど、個人的にはヨーグルトの中に入れて食べるのが好きだ。そんなヤーコンの栽培に今年初めて湯浅さんがトライしたというので、「ぜひ食べたい!」と迷わずに注文してしまった。寒くなるとヤーコンがしなびれてしまうので、ダンボールの中に籾殻を敷いて、その上にヤーコンを並べて持って来てくれた。ヤーコンが気持ちよさそうに籾殻のベットの上で寝ているみたい。湯浅さんに野菜の代金をお支払いしたら、今度は湯浅さんが私に牡蠣のお金を払い、カレンダーと人参ケーキとおからケーキを買ってくださった。お互いに払った額はほぼ同額。何だか物々交換をしているみたいだった。
商売をしている以上、お金と商品を交換していくことは致し方ないが、私はできることならお金を介在させない人間関係を作っていきたいと思っている。たとえば自分がちょっと多めに持っているものをほしいと思っている人に差し上げる。そのお返しに相手からちょっと余計に持っているものをいただく。何もモノだけではない。ちょっと手伝ってもらったとか、頼んだことに対しても、お金ではなくて今あるものと交換しながら関係を作っていけたら楽しそうだ。もちろんお互い合意の上でのことだけれど、そういう交換を繰り返していたら、お金というものは案外必要なくなってしまうのだと思う。
私はお金には縁のない人間だが、ここまでどうにかやってくることができたのは、そういう交換を今までもたくさんさせていただいてきたからだと思う(残念ながら私の方がお返しするものが少なくて申し訳ないのだが)。生きていく上で、もちろんお金は必要だけれども、お金という価値観にとらわれない生き方を必ずどこかに残しておくこと。それができたら、資本主義社会の中でもマイペースで楽しく生きていくことができるのかもしれない。

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