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March 26, 2007

卵と牛乳・生クリームを使わないリンゴのフラン

Dsc00308今日はデザートを一番最初に作っておこうと思って、早めに厨房へ行き、リンゴのフランを焼いた。フランというのはどこの国のデザートだかわからないけれど、プリン液のように、卵、牛乳、生クリーム、バターなどを溶かして、蒸し焼きにしたものの総称だ。タルトよりも土台が低いものを一般にはフランと呼んでいるようだが、キッシュとの違いが今ひとつわからない。
でも今日作ったのは基本的なフラン液の材料を全て使わないで焼いたマクロ仕様のお菓子。豆乳とメイプル、小麦粉、なたね油を使い、中味はリンゴとレーズン。甘酸っぱいリンゴの酸味がほんのりと美味しくて、それだけで嬉しくなるデザートだ。焼き菓子の場合、早めに作って冷やしておかないとデザートに間に合わない。たくさん作ったので、後でのんびり食べようと思ったのだが、今日はパラパラと途切れることなくお客さまがいらっしゃって、全部、なくなってしまった。試食用にほんの一口、口に入れただけで、あとは香りだけを楽しんだ。でも私たちの食べる分がなくなるくらい忙しいなんていいことだ!
夕方、友達が来てくれたので、お茶を飲みながら夜まで話す。ずっと働き続けているシングルの彼女には、病気のお父さんがいる。治る見込みがないので近々病院からも出ていかなければならないそうだ。彼女は勤務先の寮に入っているので、一緒には暮らせない。帰る場所のないお父さんのこれからの住まいをどうするか。認知症ではないが、体の自由はきかなくて持病は治らない。病院にも長くはいられず帰る家もない・・・。
友達とお父さんの問題ではあるけれど、自分の老後のことを考えると身につまされる。健康でずっと働き続けていられればいいけれど、動けなくなった時にどうするか・・・。私は今を暮らすのが精一杯でいわゆる「老後の資金」というものは皆無だ。家もない。あ~あ・・・とため息をつく。
でもどうなるかわからない未来のことを憂うよりも、今を一生懸命生きることの方が大切。不安がないと言ったらウソになるけれど、誰だって明日のことはわからない。安定した老後なんて私には縁がなさそうだけど、願わくば最後まで自分の糧を自分で得ることのできる暮らし方をしていきたいと思う。

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