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March 09, 2007

ソーダブレッドの試作

Dsc00136ソーダブレッドをご存知だろうか?イギリスやアイルランドで作られているパンでふくらし粉を使って膨らませ、発酵させずに作る手軽なパンの総称だ。重曹が酸と反応して炭酸ガスを発生させるので、その力でパンを膨らませていく。だからレモンやヨーグルトなどを粉に混ぜ込むのが基本のようだ。発酵したパンに比べるとドッシリとしていて重たいパンだけど、発酵の時間がいらないのですぐに焼けるし、何とも言えない素朴な味わいが特徴だ。
今日、作ったソーダブレッドには雑穀パンとドライフルーツパンの2種類。雑穀パンはアマランサスとモチキビを硬めに炊いたものを生地の中に加えて焼いた。モチモチっとしていて、全粒粉の香りも美味しかった。ドライフルーツは紅茶を濃い目に煮出してレーズンやカレンツなどを浸してから生地の中に混ぜ込んだもの。天然酵母やイーストなどを使っていないのに、よくこれだけ膨らんでくれたね~と思わず焼きたてソーダブレッドをなでてやった。
決してフワフワのパンではないけれど、全粒粉の風味が生きるパンだなあと思った。何より食べたいと思う時にすぐに仕込んで焼けるのが嬉しい。今夜の夕食はソーダブレッドに先日作った豆腐のタルタルソースをつけていただいた。何だかアイルランドのカフェに行ったような気分。
今日、来て下さったお客様から「体に染みわたるようなお食事でした」というお言葉をいただいた。「ちょっと体調を崩した後だけに、ここのお食事のよさがとてもよくわかったし、食べているうちにどんどん体に力がわいてくるんです・・・」と。とてもありがたいお言葉だった。店で作らせていただいたお食事が、お客様の体の中に入って、生きる力になっていったとしたら、どんなに嬉しいことだろう。同時にそういうお食事を求めてきてくださる方たちに、充分、お応えできるような食べ物をいつも作らせていただくことができるだろうかという責任も感じる。そういう意味で私にとって料理というのは修業だ。ただし身をすり減らすような修業ではなく、やればやるほどプラスのエネルギーに満ち溢れてくるような・・・そんな修業を実践していくことが私の目標なのだが・・・。

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Comments

ビオラさんありがとう。
昨日もご来店ありがとうございました。お帰りの時に少しお話できて嬉しかったです。ビオラさんは直接お会いできなくとも。場の気や気配を察知するお力があるようで、本当によくいろいろなことがわかっていらっしゃるのだなあと感心致しました。だから私もビオラさんの前ではついつい本音をポロポロと?お話できるのだと思います。起った出来事をどのように受け留めていくか、また、その流れは何に起因するものなのか、宇宙と言う大きなエネルギーの仕組みの中で考えていくと、本当に必要なことは全て用意されているんだなあということがわかります。
そして、人は生きている限り、魂の成長と進化をさせていかなければならないということも・・・。これからもお互いの魂がよりよくいられますように、末長くお付き合いさせていただけると嬉しいです。どうもありがとうございました。

Posted by: 風楽 | March 10, 2007 at 05:38 PM

ソーダブレッド、初めて頂きましたがとても美味しかったです。外側のサクサク・モロモロっとした歯ごたえと、内側のもっちりした感触がなんとも美味しいパンですね。昨日のはレモンですか?ほのかな酸味を感じたのは、そういう訳だったのですね。
私は風楽さんのお食事を頂くときは、いろんな感覚が呼び覚まされるようになります。やはり作る方の心意気が現れるんだなぁと、素直に頭が下がります。いつもご馳走さまです!

Posted by: ビオラ | March 10, 2007 at 02:59 PM

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