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March 19, 2007

船越康弘さんの講演会と交流会

Dsc00211昨年末からずっと楽しみにしていた船越さんの講演会。昨夜も遅くまで準備したが、お弁当の注文も入ってしまったので、その支度もあって、今朝は6時頃から厨房に行って一人で仕込みを始めた。昨日作っておいた玉ネギと人参と椎茸の重ね煮でおからとグルテンミートのハンバーグを作り、大根、人参、こんにゃく、ゴボー、玉ネギ、椎茸の重ね煮のけんちん汁の続きを煮込んだ。スタッフも含め40人となるとかなりの量だ。
早朝からがんばった甲斐があって?アリミちゃんとマキコちゃんが9時に来た時はもうほとんどの準備が終わっていたので、ゆとりを持って船越さんをお迎えすることができた。
船越さんはお店に入ってくるなりさわやかな笑顔で元気よく挨拶をしてくださり、そのままお客さまと気軽にお話されていた。声が大きくよく通り、笑いと涙を誘う上手なお話の仕方は聞いていても飽きることがない。いつのまにか時間が経ってしまう。
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年末に「百姓屋敷わら」に行った時のことを思い出しながら、この店で船越さんをお迎えできることの喜びでいっぱいになった。受付が終わってからは私も座ってみなさんと一緒にお話を聞かせていただいた。船越さんがお話されることは、ただ健康になりたいから食べ物を気をつけようという狭い発想ではない。時間の使い方は命の使い方だという基本的な生き方がまず大前提にある。その上で、人生に起る出来事に偶然はなく、全て絶妙のタイミングで必要なことが用意されていると言う。そして宇宙は人の命を絶対につぶすことはない。どのように生きたか、やったことが返ってくるという人生の法則。だからこそ生きている以上、人は魂の進化と意識の向上をさせていかなくてはならないのだ。
ガンジー首相の「人間の体は神の宿り場なので、生涯、健康であることが人間の義務である」という言葉を引用され、尊い宇宙に一つしかない自分の命を丸ごと大切であると話される。
船越さんを見ていると、「ありのまま」という感じがする。生命力があって、子供の頃のキラキラした瞳を持ち続け、夢を忘れずにわくわくと好きなことをしながら生きている人だと思う。本来人は、みんなそうあるべきなのだろう。だけど大人になっても(子供の時でさえも)、そういられる人は実に少ない。何でなんだろう?と私はいつも考える。
せっかくいただいたこの尊い命を輝かせることなく、今生を終えてしまうことは、自分の命に対してとても失礼なことのような気がする。
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おいしくたのしくありがたく・・・。船越さんからのメッセージが今日、参加してくださった方の心に響いて、皆さんがそれぞれ自分の命を自分の持ち場で輝かすことができますように。準備はかなり大変だったけれど、店と言う場に人が集い、共に思いを共有させていただける時間を過ごせたことがとても幸せ。
船越さんどうもありがとうございました。私も自分のやれることを地道にやらせていただこうと思っています。

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Comments

>同じ言葉を使ったとしても、受け取る側のイメージや意味というものは、人それぞれに違うようですね。

おっしゃるとおりでして、だから学派とか学会が出てきたのでもありますが・・・
いずれにせよ今回の講演内容は不可知の部分に踏み込んでの語りがその内容であったわけですから、それは語り部にとっては自由で創作のしがいがありましょう。再現性やエビデンスベース(EBM)も併せて引用されていますからたいしたものだとは思います。

そして、あとは結果はそれはもう実践する各人によりけりなのですよ。

最初のプッシュはするがあとは各人が構成して結果を出していくと言うことでして、結果から導いていくことはしない。むしろねたを提供はするがあとは自分でやってね、ですから。

これは本当に今のそしてこれからの時代に合っているわけです。メンターやインストラクターはたまた外部者の役割というものを私は船越さんに感じましたし、そしてそれは決して新しいものではなくて、他の分野では既に見られることです。ですが、ここでも(食の世界でも)また(良き)その実践が見られた、ということだと思っています。

その意味で、どこかで既に聞いたことがらがお話の中には多かったし、そして、ご本人はその実践ができている(らしい。みたわけじゃないので分かりません)という点では徹底されていると思います。

また、ドグマを信じるな(権威を信じるな)、と言ってもですよ、その言自体がドグマチックでもありますし、そういうことをあの立場で述べること自体が「権威」なのですよ。私には実際の話、あの講演の仕方は恐かった。軍隊かと思ったときもありました。でも、何かを伝えたいという人はああなってしまいがちなのでこれは矛盾しているのですが仕方がないのでしょうね。古き良き吟遊詩人のように琴1つ抱えて優しく謡うことができればいいのでしょうが、そうも行かないのでしょう、現代の吟遊詩人は。

ただ、日本人にも今回のようなプリーチ(説話、説教)が合うのだなあと意外にもそう感じました。

講演内容には多く賛同できる面もありましたが、はてな??と思うことがらも多く残りました。ひねくれている性分なので無条件に諸手を挙げて、わーすばらしい~、とは言えない状況です。なんだか、すいません。収穫が多い、講演であったと思いますが。

でもね、講演の内容もさることながら、そんなことよりも私は最も感銘を受けたことが自分の記憶に刻まれました。

それは、講演を実現すべく奮闘された風楽さんのご努力です。長年の重いから昨年は後援者のセミナーに実際に参加しそして今年は彼をこんな千葉の地方都市にまで呼んできたという、そしてこれだけの人数の聴衆を集めることができたその思いの強さとひたむきな行動力に一票。いや、100票。

講演内容はいずれみんな忘れ去られます。10年経ってその内容などだれも覚えていません。講演直後でさえ話された内容の13%しか頭に残らないのですから。1週間も経てば普通は殆ど忘れ去ります。でも、講演会の実施に向けた主催者の気持ちと姿勢は長く人々の記憶に刻まれて残っていくのではないでしょうか。

ちょっと気恥ずかしくてこんなことを言えませんでしたが、お返事に応じてくれたおかげで正直な感想を述べることになりました。

ではでは、感想を終了します。なかなか、風楽に足を運べない状況が続いてしまっているのが残念です。

Posted by: スキピオ(あと一点だけ) | March 21, 2007 at 10:43 PM

スキピオさんありがとう。
本当に船越さんは自己表現がご自分の言葉で上手におできになる方だと私も思っています。それは豊富な知識と経験、そして多くの方たちにお会いしてきた中で身についていったものなのでしょう。船越さんの財産ですね。
私も文章を書いたり読んだりするのがかなり好きな人間なので、言葉に対してはそれなにのこだわりを持っている方だと思っていますが(というよりも自分の気持ちに添う言葉をいつも選んで使いきたいと思っています)、同じ言葉を使ったとしても、受け取る側のイメージや意味というものは、人それぞれに違うようですね。

よりよい人間関係を築いていくには、会って直接話すというのが基本だと思っていますが、それは会話の時の相手の表情や視線、気配など全てを感じながらコミュニケーションできるからではないでしょうか?

講演一つを例にとってもみても、受け留め方は人それぞれ。どのような言葉に自分が響いたか(響かなかったか)というのも、その人の生きてきた歴史や経験によって異なってくるものです。
私は皆さんのご感想もお聞きしたいなあとは思いますが、どのような受け留め方であったとしても、それは本当にその方次第なのだなあと思います。

何を持って「風楽らしい」「風楽らしくない」かと感じるのも、人それぞれ。いろいろあるのでしょうね。
こちらこそ、丁寧にお答えいただいてどうもありがとうございました。
(スキピオさんの表現が不味いとか不味くないとかいうのは、全く私の範疇にはありません)

Posted by: 風楽 | March 21, 2007 at 09:34 PM

風楽様

昨日は講演会も凄かったですが、本当に久しぶりに風楽のご飯を食べて風楽の雰囲気に浸れたのが嬉しかったですねえ。それの方が良かったかも。でもこう言うと、船越さんを評価していない、と言われそうで。。。ああ、日本語は難しい!

怠け者の私は船越さんの高い精神性がどれほど理解できたかのか、とんと自信がありません。だから、昨日いらっしゃっていたお客さんの方々の方がとても精神性も高く経験も豊富な方がたんといらっしゃるはずです。そちらの方々がご満足されることを指標とされた方が宜しいかなとは思います。

ただ、不用意な言葉を用いてしまいました。風楽さんらしくない、というのではなくて、とても重い重いメッセージがどんと出ていた会、というべきでした。

風楽さんの催しは、メッセージ性が強いなかにも「軽やかな華」があると思ってましたが、今回の船越さんは明らかに異質のキャラクター。今般の講演をなされた船越さんはパワー全開、情熱の炸裂という感じでした。そのことを指して、らしくない?、と表現してみたつもりでした。本当にただそれだけです。

私の表現が不味かったかと思います。素直に謝ります。

そして、風楽さんのお考えや主張は良く(私なりに)存じ上げているつもりですので、それをどうこう言っているわけではありません。

それでは釈明はここまでにしておいて。いやあ、あのエネルギーを分けて欲しいもんだとも思いましたがね。でも、それは一番危険な考えなのですよね(苦笑)。

昨晩は長風呂しながら、サインしてもらった重ね煮の本を熟読しました。また、重ね煮の原理はしらなくても自己流でやってきた料理の一部は既に重ね煮になっていたようで、なんだか嬉しかったというか。愛用しようと思っています。読みながら思ったのですが、船越さんは自己表現がきちんと自分の言葉でできる人なのだなあ、と。そのことこそ、私は学ばせていただきたいですね。

「汝の道を行け。そして、人をして言うにまかせよ(マルクス)」、だと思いますし、
「僕の前に道はない。僕の後に道ができる(高村光太郎)」
とも思います。だからこそ、くどいようですが、風楽さんが既に実績を積み堂々と歩まれている現状。これこそ意義があるのではないでしょうか。

ああ、また書いちゃった。やっぱり文章にかくのは難しい。私の書くことって押しつけがましいですよね。特にブログへのポストをするというのはちゃんとルールがあるんでしょう。覚えておかないと世の中の動きから取り残されそう(苦笑)。

講演会のお礼にとはいきませんが、最近好きな「経営者の物語」がこちらです。お時間あればシリーズの最初からよんでみてくださいませ。それほど時間は取られないはずですので。ではでは。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070227/119848/

Posted by: スキピオ | March 20, 2007 at 11:13 PM

aikichi さんありがとう。
私もホントに aikichi さんには来てほしかったよ~!!きっと心に響く言葉にたくさん出会えたと思うよ。
仕事も再開したんですね。充分、休眠した後の仕事の調子はいかがですか?
どこに行ってもきっと aikichi さんは重宝がられて、きっといい仕事をしていくことでしょう。たまにはご飯を食べに来てね。
自分の精神性を高めながら、皆さんに美味しいお食事をお作りさせていただけるよう、毎日を丁寧に生きていきたいと、今、心から思っています。

Posted by: 風楽 | March 20, 2007 at 08:58 PM

スキピオさんありがとう。
お久しぶりでした。お忙しそうですね。スキピオさんがどのように船越さんのお話を聞かれたのか、とても興味があったので?ご感想をお読みさせていただけてよかったです。どうもありがとうございました。船越さんの会は風楽らしくない会でしたか?ではどういう会だと風楽らしいのでしょうか・・・?
私は船越さんのやっていらっしゃることの足元にも及びませんが、船越さんの掲げている思いや精神にはとても共通するものを感じています。先を歩く方として学ばせていただきたいこともたくさんあります。だからこそ、船越さんのお話に感動し、何か魂の奥底にまで響くものがあるのだと思っています。
そして私が共感できる方、尊敬できる方のお話を皆さんにもぜひ聞いていただきたいと思って、今回の講演会を企画したのですが・・・。
食に携わる者としての心構えというか、生き方というか、責任というか・・・そういうものをひしひしと感じています。そして食に携る仕事というのは、同時にとても精神性を高めてくれるものだとも思っています。私もこの仕事を通して本当に様々なことを学ばせていただきました。起きた出来事全てが自分の糧になっています。ありがたいことです。そして自分の精神のありようというものが、如実に作るものに反映されてしまうので、自分自身がいつもニュートラルで、感謝の心を忘れない人でありたいと思っているのですが・・・。
店にいろいろな方をお迎えしてお話を聞く機会をこれからも設けていきたいと思っています。風楽らしい企画だね!ってスキピオさんに言っていただけるようにがんばりますので、どうぞご関心のある内容の時にはまたいらしてくださいませ。

Posted by: 風楽 | March 20, 2007 at 08:54 PM

えいこさん、こんばんは!
今日の会、本当に参加したかったなぁー。
船越さんを囲んでのみんなの写真が
キラキラしてるー。ウラヤマシイ!
いい会だったのがBlogの記事を読んでいても
伝わってきます♪
お疲れ様でした。
そして明日もいい一日でありますように☆


Posted by: aikichi | March 19, 2007 at 11:19 PM

>船越さんを見ていると、「ありのまま」という感じがする。(中略)だけど大人になっても(子供の時でさえも)、そういられる人は実に少ない。

まさしくそうですね。元気をもらえる人の特徴でしょう。そうなんですよ、大人は分別とやらが顔を出しますからね。大人は本来、壊れた子ども(Dr.セウス)、なんですが、壊れた部分だけが普通は社会性と呼ばれて闊歩しているようで、子どもの部分は出さない・・
面白いと思ったのは、この方を含めた近年のメンターの話しぶりは共通項がある、こと。未来志向、今を生きる、否定はするな、時間こそ資源、多様性の尊重、そして来し方と行き先(生きがいの創造を書いた飯田先生(福島大)を思わせます)、なせばなる、そして生きている我々には使命がある、と。
重ね煮の話は全く無かったけど、あの短い時間でだから総論だけを話してくれたことが、逆に良かったと思いますね。
川端さんの感激ぶり(むしろそちらの方が感心したかな。失礼!)も横で拝見しながら、充実した時でした。有難うございます。
あと船越さんはよく勉強されてますねえ。概念を実例と共に分かりやすく語ることができるのはさすが。普通はどっちかだけなのにね。
ただ欲を言えばですが、やっぱり時間が足りなかったかな。また、健康になりたいから食事に気をつけるというにとらわれるな、という主張はちょっと厳し過ぎるかな(悩んでいる人にとってはね。緊急性とロングランと分けて説明してくれればもっと分かりやすかったのにね)。
それから、食の世界から世界観を養った船越さんの世界観と、全く違う世界を専門とする達人達が既に養った世界観とが相似形のように似通ってくるというのも、私にはとっては予想はできたとはいえ、食の世界の人からこのような明快な総合化の発信を聞けたのは思えば愉快なことでした。
本に直筆を書き込んでくれたこの方の作法の美しさは、しばらく忘れないでしょう。下手な武士道よりよっぽど気持ちが締まっていました。
まあこの続きは泊まり込みセミナーで補えば良いのでしょう。でも、連休とか夏休みとかにやられても行けないしなあ(他の遊びで一杯なので)、とまあちょっぴり悩ましいです。
私もありのままで良いんだと言うことを実は再認識した一人です。その点でも、このような風楽らしくない?会を開催してくれたこと、感謝です。お疲れ様でした。

長文ごめんなさい。

Posted by: スキピオ | March 19, 2007 at 09:25 PM

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