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April 10, 2007

菜の花の小丼

Dsc00447菜の花が美味しい季節だ。先日も農家さんのハウスに行って、水菜と山東菜の菜の花をどっさりと摘ませていただいてきた。私の大好きな菜の花。定食の青菜はこのところいつも菜の花だ。
前にもご紹介した辰巳芳子さんの「慎みを食卓に」の本を毎日眺めている。その中に菜の花の小丼が紹介されていた。NHKで放送された番組でも、辰巳さんのお宅のお昼はこの丼だった。鍋に菜の花を入れてからオリーブオイルを注いで火にかけ、塩をふって炒める。最後に酒と醤油を入れて出来上がり。こんな簡単な作り方なのだが、辰巳さんは菜の花の時期はこれに限ると言い、頻繁に食卓に登場するのだそうだ。
さっそく夕食に作ってみた。オリーブオイルで炒めるよりもごま油の方が美味しいんじゃないかな・・・なんて半信半疑で?レシピどおりに作ったら、驚くほど美味しくてご飯がすすんだ。しかも5分ほどでサッとできる。菜の花を茹でるよりも簡単だ。火をつける前の鍋に菜の花を先に入れてからオリーブオイルを注ぐのも何か意味があるのだろう。
それにしても本当に素敵な本だ。書かれている言葉が洗練されていて美しい。崇高な方なのだなあと思う。辰巳さんの足元にも及ばないけれど、同じ食に携る者として身の引き締まる思いがする。そして何よりも心に響くき、この仕事を大切に丁寧にやらせていただこう・・・・という思いにかられる。
「春の芽吹きは生命の発露そのものです。この季節、菜の花を育て、つぼみを摘んでは、食卓に運びます。つぼみの生命力を身にとり入れると、春のけだるさ、疲れなどをまぬがれやすいのです。食べるということは生命の刷新です。都会生活者は『自分が自然の一環である』と日々感じることは難しいと思います。だからこそ、都会の方ほど、生命の仕組みを見失わないように、食べ物は手づくりするべきです。食べ物は身近に残された唯一の自然ですから」(本文より)

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