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May 24, 2007

いわき市の枯淡窯へ

Dsc00708朝、早く起きて福島県いわき市にある窯元まで行ってきた。私自身が器を見るのが好きなので、店で使う陶器は益子や笠間まで行ったり、陶芸をやっている作家さんの工房に行って分けていただいたりしている。開店前の仕事の中でも一番、楽しかったのは内装工事とこの器選び(メニューを考える前から器を買い集めたので、いざ開店してみたら使わないものも案外多かったのだが・・・)。
使っているうちに、気に入ったお客様が買ってくださったり、残念なことに割れてしまったり・・・と少しずつ器は減っていく。そろそろ新しい器がほしい。アリミちゃんの身内の方が福島で窯元を開いていると以前から聞いていたので、この機会に行ってみようと思った。さっそくアリミちゃんにお願いして予定をたてた。
早起きして土浦に出て常磐道に乗って湯本で降りた。静かな住宅地の一角に枯淡窯はあった。主宰の児玉良介さんは日本陶芸倶楽部を経て、40年近くこの道一筋。工芸展などに出展したり、ギャラリーでの作陶展を中心に活動されているそうだ。信楽の土で作った焼きしめ、黄瀬戸や織部など、とても丁寧で美しい作品の数々を見せていただき、この中から数点を選ぶとなると、本当に迷って(困って?)しまった。あまりにステキな作品ばかりなので、予算さえあればみんなほしいくらいだ。
児玉良介さんとは初めてお目にかかったのだが、とても優しそうな印象を受けた。起ることの全てを淡々と受け容れながら、穏やかに作品を作り続け、心の中に静かな情熱を秘めている方なのだろう。まさに土のエネルギーをお持ちの方なのだと思う。
その作品は土臭さが残っているが荒削りではなく、表情が洗練されていて、手の中にすっぽりとおさまる。意表をつくというのではなく、完成を予測してデザインされたかのような釉薬の使い方。一つ一つの作品を手にとっていると、器に似合うお料理がどんどん浮かんでくる。盛り付けるお料理をイメージできる器に私は弱い。ただ定食のトレイの中に納まるちょうどいい大きさのものがなかったので、今回は数点しか購入しなかったけれど、また機会があったら遊びに行きたい。
せっかくいわきまで行ったのに時間がなくて、勿来の関にも寄らず、小名浜の漁港で買い物もせず、温泉にも入らず・・・トンボ帰りの強行軍だったけれど、アリミちゃんとずっといろいろな話をしながらドライブできてとても楽しい一日だった。

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Tracked on May 25, 2007 at 06:59 AM

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