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June 14, 2007

菜種の脱穀

Dsc00853_1この写真を見ただけで何の作業をしているかわかった方はかなりの農作業通?。今日の午前中、おかげさま農場の高柳さんの畑に行って菜種の脱穀をお手伝いしてきた。高柳さんのお家では家族が食べるお米や野菜はもちろんのこと、味噌、醤油、菜種油まで自給している。
5年ほど前から「菜の花プロジェクト」を始めた高柳さんは、地元の市民団体と協力しながら菜種油専用の畑を用意。畑一面に広がる菜の花が咲いた後、種ができるまで待って、6月頃刈り取りをする。そのまま天日で乾燥させてから脱穀をするという。だけど私は畑に行っても一体、どうやって脱穀するのか全く作業が予想できなかった。
その作業内容はまずビニールシートを広げて、そこに干してある菜種をどんどん集めて積んでいく。そこに体ごとダイブ?して飛んだり跳ねたり手足をバタバタさせたりしながら、茎からサヤをはずし、中の種を落としていく。体全体がたたき棒?のような役割をしているようだ。その後、大きな茎を取り除いてから、ふるいにかけて種だけを集めていく。菜種はゴマ粒くらいの大きさだ。全部で5人でやったのだが、採れた菜種の量はほんのわずか。でも昨年は170キロも収穫できたそうだ。この小さな種を170キロ分も集めるなんて気が遠くなりそう!さらにそれを絞って油になるのはほんの3割程度。国産無農薬の菜種油ができるまでの道のりはなんと険しいこと!
Dsc00855「昔はこうやって油の材料を集めていたんだよ。集落の中には必ず油屋さんがあってね・・・。だけど文明が発達するとこういう手作業はやらなくなってしまうよね。時代に逆行しているような仕事をしているけどさ、昔の人たちの気持ちになって、モノができる過程に関わっていくのもいいんじゃないの?」なんて高柳さんと作業をしながらお話をする。
菜種油が菜種から作られるということは私も知っている。だけど、どのようにして油になるのか、その過程を私は知らない。今度はこの菜種がどうやって絞られていくのか、油になる過程もこの目で確かめたい。国内産の菜種油がどれだけ貴重なものか、作業をしたらよくわかる。以前、高柳さんから自家製の菜種油をいただいたことがある。市販のものと違って濃い黄色の濃厚な油だった。一滴でも無駄にできないと思う。
半袖のTシャツを着て作業をしていたので、気が付けば肘から下がキズだらけ。労働を時間単価で考えたらとてもできない作業だけれど、そういう概念を越えたところに、この仕事の意味ってあるんだろうなあ・・・。

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