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January 03, 2008

チエコさんのお雑煮

Dsc01970お正月と言えばお雑煮。それぞれのお家ならではの美味しいお雑煮があることだろう。お雑煮は郷土食の代表のようなものだから、作り方も地方によって様々。スタッフのチエコさんは香川県出身。どんなお雑煮なの?と聞いたら、あんこの入った丸餅を白味噌仕立てで食べるのだと言う。私は東京生まれの東京育ちだから、かつおや昆布でひいた出汁に、里芋や京人参、青菜、鶏肉、みつば、なるとなどを入れたすまし仕立て。あまり特徴のない普通のお雑煮なので、あんこの入ったお餅を入れる?!と聞いて本当に驚いた。
日本列島は細長いので、真ん中の岐阜県あたりで丸餅と角餅がちょうど分かれるという説は聞いたことがあったけれど、あんこの入ったお餅のお雑煮なんて、どんな味だか想像がつかない。ぜひ食べてみたい~!とお願いしたら、今日の賄いでチエコさんが作ってくれることになった。
風楽で覚えた重ね煮で大根、人参、里芋などをキレイに煮たものと、よく澄んだかつお出汁まで持ってきてくれた。あんこの入った丸餅とお雑煮用の白味噌は実家のお母さんが毎年送ってくれるそうだ。鍋の中に出汁を入れてお雑煮を作り始めたチエコさんにみんなが注目。「香川県のお雑煮を背負って立っているんだからしっかり作ってよ~」なんてヒデコちゃんが葉っぱをかけるので?チエコさんはどことなく緊張気味。お餅は焼かずにそのまま出汁の中に入れてトロトロに煮るのだそうだ。
できあがったお雑煮は慌てて白い器によそってしまったので、色がわかりにくいけれど、とろりとした白味噌仕立て。あんこと和風のお味噌が似合うのかなあと疑問だったけれど、お雑煮用の白味噌は味がまろやかだったので、あんこが溶け出してもそれほど違和感がなかった。場所によっては上に青のりをふりかける所もあるそうだ。
そして一杯いただくととても温まる優しい味のお雑煮だった。かつて砂糖は高級品だったからお祝いの席や晴れの席ではあんこをおもてなしに使っていたのだろう。多分、その頃の風習が残っているのかもしれないけれど、生まれて初めて食べた香川県のお雑煮は本当にチエコさんの故郷の味がした。
サッチーがお土産に持たせてくれた黒豆と伊達巻と、香川の郷土料理であるそら豆を煮た「しょうゆ豆」をみんなで美味しいねえと言って食べながら、すごく温かい気持ちになった。作ってくれた人や、自分に食べさせたいと思ってくれた人のわかる食べ物をいただけることって、なんて心をほんわかさせてくれるのだろう。ただ食べられればいいのではなく、そこに思いをのせるから、心まで満たされるのだろう。
毎年のように年末になるとあんこの丸餅と白味噌を送ってくれるというチエコさんのお母さん。千葉にいながら故郷の味を楽しめるのもお母さんのおかげだろう。何だかとっても羨ましい。お雑煮って作ってくれた人のことの忘れないために、家族の味として受け継がれていくものなのかもしれない。チエコさん、ご馳走様でした。故郷の味をどうもありがとう!

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