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January 24, 2008

沖縄の青い海

Dsc01086息子がまた沖縄に行ってしまった。しばらくの間再び風来坊生活だ。今度はサトウキビを刈りながら、黒糖菓子の作り方を教えてもらうのだそうだ。どこで何をしていていつ帰ってくることやら・・・。南の島のことを思い出したくて、久しぶりに沖縄の写真を眺めた。昨年の夏に行った慶良間の海は悲しいくらいに青くて美しく透きとおっていた。
出発の日、見送りがてら、食事でもご馳走しようかと思っていたけれど、友達が出たり入ったり、結局、友達に送られてさっさと出かけてしまった。母親の出番はもはやない。家にいるとむさ苦しくて?早くどこかへ行きなさいと文句ばかり言っていたのだが、急に減ってしまった洗濯ものを干しながら、ああ、もう今夜も帰ってこないんだなあと、改めていなくなってしまったことを実感する。今にもふらりと突然帰ってきそうで、この不在にはなかなか慣れることができないのだが・・・。
親子であっても、結局は別々の人生。ある時期、一緒に暮らすけれど、いつかは旅立っていく。親はそれを見送るしかない。私は自分のことに夢中で子供べったりの母親では決してないけれど(むしろ子供には無関心な方かも?)、何もしない一人の夜に思い出すのは子供たちがどうしているだろうかということばかり。
成人した息子が外国に住んでいるので、今となってはもう何もしてあげることができないと話していた人がいた。そして私ができることと言えば、元気でいるのかな、どうしているのかなと思いをはせてあげることだけだと・・・。その人の言葉を私はずっと忘れることができない。
「思いをはせる」という言葉の響きがとても好きだ。人は思いの中で生きている。そして誰かの思いに支えられながら生きている。そんな思いの中で子供たちが幸せに生きていくことができるなら、ずっとその思いを贈り続けよう。
沖縄では祭りの時に島を出ている家族がいたら、彼らが住んでいる方向を向いて手を合わせ、島に残っている人たちが「神様、○○をお守り下さい」とその人たちの分まで祈るのだそうだ。思いを届けるということなのだろう。
何をしてもどこにいても、元気でいるだろうかと思う人がいるということを忘れないでいてほしい・・・そんな勝手なことを今さら望んでみたりしているのだけれど、そんなことはどこ吹く風で、きっと今頃、あの青い海に魅せられて、魚たちと楽しく戯れているに違いない。

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Comments

海癒みつさんありがとう。
小野さんのブログから飛んできてくださったのですね!初めまして!私も旅と自然が大好きです。アジアを中心にいろいろな所を歩いてきました。雑貨の買い付けもしていたんですよ。でも四万十川にはまだ行ったことがありません。最近は秘湯めぐりという新しい趣味も加わったので、いい場所があったら行きたいと思っています。自然の豊かな場所で、来て下さった方の心と体が元気になるように・・・そんなことができたらいいなあと思っているので、いつか田舎に引っ越したいのですが・・・。いろいろ情報交換できたら楽しそうですね。どうぞよろしくお願い致します。

Posted by: 風楽 | January 29, 2008 at 06:07 PM

ブログ読んでいるだけで、もう唾がでてきました。
すばらしいですね、自然素材と工夫、是非食べてみたい!!

僕も20代前半に石垣島にいましたが、いい経験でした、今でも「おうーよう戻ってきたね!」って言ってくれる気がします!

Posted by: 海癒みつ | January 29, 2008 at 08:38 AM

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