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February 11, 2008

ほうれん草のハウス

P1010187久しぶりに大忙しの一日となった。たくさんの方に来ていただき、定食もその他のお食事もほとんどお出しできるものがなくなってしまった。せっかく来て下さったのに、食べるものがなくてお帰りになったお客様申し訳ありませんでした。定食の準備をしながら、あいりん堂さんから注文いただいた人参ケーキを小さなサイズにして30本焼いた。ケーキを焼きながら、通常の仕事をしたので、厨房ではずっとバタバタ。洗いものの山になっている流しの食器を大急ぎで洗うだけ洗って、お客様が一段落した頃、店を抜け出し、ミレーの取材で香取にある葉物を専門に作っている農家さんへ向かった。
営業時間中に出かける予定がある時に限って、私を留めようとしているかのように?いつも店が忙しくなる。今日もギリギリの時間まで厨房にいて、車に駆け込んで乗って、運転席に座った時、ようやく一息つけるという感じだった。でもハンドルを握ったとたん、今度は約束の時間に遅れないかと気持ちが落ち着かなくなる。掛け持ちしながらいろいろなことをやるのは、私にとって特別なことではないが、この時間のやりくりだけはいつになっても気ぜわしいと思う。
取材に行った農家さんには何棟ものハウスが立ち並び、一年を通してほうれん草や小松菜などの葉物を無農薬で栽培している。いくつもの野菜を手がけるのではなく、数種類の葉物だけに限って栽培しているので、ほとんどの仕事に予測がつき、任せられる部分はパートさんにお願いしているそうだ。
仕事のやり方は人それぞれ。一人だけで一生懸命がんばっている農家さんもいるし、最初から、それは無理だと判断し、人に頼んでいる農家さんもいる。でも美味しくって安心して食べられる野菜を安定して栽培していくことができたら、取引先も増えていくだろうし、収入の見込みも立つから、その分で人材投資が可能になってくる。人の手がそれだけ増えていけば、もっといろいろなことができるようになっていく・・・。農業をやっていて先の見通しがないという話を聞くほど残念なことはない。土を耕し命を育む野菜を作っている人たちの仕事はもっと尊重されるべきだろう。
青々としたおいしそうなほうれん草がハウスの中で元気よく育っているのを見たら、もっともっと野菜の美味しさを皆さんにお伝えしていかなければと思った。

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