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February 01, 2008

蒸しおこわ

P1010142ヒデコちゃんが故郷の種子島でよく食べている「つのまき」という葉っぱに包んで作ったもち米のご飯を持ってきてくれた。その名のとおり包んだ葉っぱの両端が角のように尖がっている。一口大の大きさで一つ一つが笹の葉に似た長細い葉に包まれた蒸しおこわだ。葉をむいて食べるとご飯にほんのりとした笹の香りがする。中のもち米の色が黄色いのは灰汁に浸しているからだと言う。種子島では「あくまき」と言って、それを作るための灰汁が一升瓶で売られているそうだ。こちらで言う「ちまき」のようなものなのだろう。
もち米自体に味はないので、それにきな粉と砂糖をかけて食べるそうだが、私はお昼のご飯代わりにそのままいただいた。何か集まりがある度にヒデコちゃんのお母さんが作ってくれた味。私には田舎がないので、そういう故郷の味の話を聞いているのは面白い。そのつのまきを食べていたら真似事でもいいから葉っぱに包んだ蒸しおこわが作りたくなって、昨日からもち米を水に浸しておいた。
タイではもち米にココナッツミルクと砂糖を入れて蒸した甘いお菓子があるから、それに似たものが作れたら、美味しいデザートにできそうな気がしたのだ。クマ笹の葉を取ってきて、取り合えずは練習がてらにそのままお米をくるんでたこ糸で縛ってみた。でも今生えているクマ笹は小さい葉っぱばかりで包むのにとても時間がかかり、デザート用にたくさん作るのはどうやら無理だと諦めた。
でもただもち米を蒸すだけではつまらないから、ちょっとごま油で炒めて醤油味をつけて大きめの葉蘭の葉にくるんでみた。とりあえず近くに生えている葉でできたらいいなあと賄い用に実験的に作ってみたのだが、蒸すこと25分。葉っぱを開くと思いのほか美味しいおこわができあがった。試しに作っただけなので、具がないのが寂しいけれど、炒めた中に野菜やきのこを入れたら美味しい中華おこわができそうだ。
実際に出来上がったものは平面型の三角形で立体的な形にはならなかった。ヒデコちゃんに「これはつのまきの形じゃないよ~」と言われてしまったが、三角錐になるようにカッコよく角を出して巻いていくのはもう少し練習が必要なようだ。

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