April 30, 2008
連休中は小さなお子さん連れのご家族でのお食事が多くなる。お子様ランチというメニューがないので、お子様向けとしてはおにぎりやグルテンミートのハンバーグやホットドック、ピザなどをご注文いただいている。以前はパスタもやっていたが、パスタを作るとなると茹で鍋と炒め鍋で二つのガス口が必要になり、さらに定食だけでも最低二つは必要。これを同時進行するとなるとかなり作業が厳しくなる。もちろんパスタがお好きなお客様もいらっしゃるには違いないのだが、何もかもお作りしようとするあまり、全てが中途半端になってしまっては元も子もない。それでパスタは一年ほど前から取りやめさせていただいた。その分、ピザだったらオーブンで焼くことができるので、今もメニューに残してある。
でもご注文いただいてから生地をこねて作るわけにはいかないので、生地はあらかじめ仕込んでストックしておく。店で使っているのは白神こだま酵母という天然酵母だ。国産小麦の強力粉と全粒粉を使って、天然酵母で作っているので、とても風味がいいピザ生地だ。
GWに向けてピザのご注文も増えるかもしれないので、今日は生地を仕込むことにした。発酵に時間がかかるので、朝、定食を作りながら平行して生地を仕かけ、第一発酵をスタートさせておかなければならない。焼き始ると生地を丸めて伸ばすのに手粉を使うので、一人はそれにかかりきりになってしまう。ランチタイムの間中、私はピザ生地を仕込んでいたので、定食の盛り付けとフロアはミエコさんとチエコさんに任せっぱなし。
新しくスタッフになったミエコさんは私たちよりもちょっと若い世代のせいか、いろいろなことを覚えるのがとても早い。メニューごとに違うものをトレイの上に乗せていくのだが、その内容もすっかり頭に入っているし、レジの操作も完璧。料理はあまり得意ではないと言うが?フロアの仕事は安心して任せられる。やっぱり若い人の記憶力にはかなわない。特に最近、モノ忘れと老眼が激しくなってきた私は今朝も入り口のカギを開けた後、カギをつけっぱなしで仕事をしてしまった。ピザを仕込む時もマフィンを焼く時も、ゴムベラはどこに行ったのかな?天板の持ち手はどこに置いたかな・・・と毎回、キョロキョロしている。昨夜も都内まで易の勉強に行き帰りが遅くなってしまったので、体はともかくとして頭の回転はスローモーション。これからはどんどん若い人に任せるしかないかな?
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April 29, 2008
昨日、生活クラブのデポーに行ったらいちごや安かったので4パック買ってきて、いちごアイスクリームを作った。仕込むだけ仕込んだのだが、アイスクリーマーがないので、何度も空気を含ませるように冷凍したものをちょっと柔らかくしながらかき混ぜなければならない。だから昨日の夕方、作ることは作ったけれどまだ未完成の状態で今日、お出しすることはできなかった。
でも安い!と思って買ったはいいが、ペースト状にしてみると何だかやけに量が少ない。よくみるとパックの厚みがいつもの半分で入っている量も半分!結局高い買い物になってしまったが、生活クラブで提携している生産者さんの果物は皆美味しいから、よしとしよう。
今日もたくさんの方に来ていただき店は忙しかった。大病院の皮膚科の先生をやっていられる方がお食事にいらしゃった。お会計の時、店のお客さまも一段落したので少しお話させていただいた。兼ねてから私は西洋医学の先生方が自然療法や食事の大切さなどを視点に入れた上で診療をしていただけたらいいなあと思っていたので話す言葉にもついつい力が入ってしまった。
例えばアトピー性皮膚炎についても単にステロイドを塗ったり、飲み薬を飲んだりするだけではなく、生活や食べるものの改善などと合わせて、その人が本来持っている自然治癒力を引き出せるような治療ができたらいいだろうなと思う。対処療法ではなく根本的な体質改善。どうしようもない時は薬を必要とする場合もあるのだろうが、できる限りケミカルなものに頼らずに、本来の生命力を活性化させていくことができたら・・・。実際、帯津良一先生や安保徹先生など、西洋医学の先生方が自然療法などを取り入れて、人の命の変遷を見守っていらっしゃる。それは自然な流れなのだと思う。
東洋医学的な思想や価値観を大切にしながら、同じ生き物として命を共存させていく方法を探って行くことができたら素敵だろうなあと思う。玄米が美味しい、野菜が美味しいというきっかけから始ったとしても、その先に様々な可能性を見出していただくことができたら、きっともっともっと素晴らしいお医者さんになられることだろう。そんなお医者さんがいたら、病院嫌いの私でも行ってみたいと思うかも?!
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April 28, 2008
いつ作ったのかすっかり忘れていたあんずのジャムを冷蔵庫から発見した。あまりに貴重なものだからもったいなくて食べずに取っておいたのだろう。そういうことって私の場合、よくあるのだ。でももったいないと思ってダメにしてしまったらもっともったいないから、適当な所で消費する決意が必要だ。今年もまた信州では美しいあんずの花が咲いたことだし、そろそろ食べてしまってもよさそうだ。そう思ってあんずジャムでゼリーを作ることにした。
一瓶、全部使うかどうかかなり迷ったのだが、また取っておいたら、今度はいつ使うかわからない。思い切って全部、使い切ってしまおうと思って、全てを鍋の中にあけて計量した。もちろんそのまま使うのではなく水で伸ばしてからゼライスを加えるので、出来上がりはかなりの量。3日分くらいのデザートになりそうだ。ほんのり甘酸っぱくて、トロ~リとした柔らか目のゼリーになった。今回は寒天よりもユルユルのゼリーの方が合っているのではないかなと思いゼライスを使った。
忙しかった昨日とうって変わってのんびりとした今日一日。宗吾霊堂周辺もとてもひっそりとしていた。ケーキがすっかりなくなってしまったので、豆乳チーズケーキを焼き、マクロ仕様のバナナケーキとココナッツマフィンを焼き、トマトスープを作り、旬のいちごを買ってきてこの春初めてのいちごアイスクリームも仕込んだ。明日は再び祝日だ。忙しくなるといいけれど。
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April 27, 2008
何て忙しい一日だったのだろう?と驚くくらいお客様の多い日だった。いつも日曜日はスタッフも3人体制でやっている。でもランチタイムが終わった後は、それほど忙しくはないので、だいたい一人は上がってもらっている。でも今日は上がる予定だったチエコさんも忙しくて帰るに帰れず、4時すぎまでずっと残ってくれた。玄米をいつもより多めに炊いたのに、定食の完売どころかケーキなどもすっかりなくなってしまい、途中大慌てでサラダ用の野菜を切ったり、山ほどの洗い物に追われたり、とにかく3人でめいっぱいやっても大変だった。それに夕方になってもお客様が途切れることなく次々にいらしてくださって、結局お店を閉めたのは6時。お正月並みの忙しさになってしまった。
このところモーレツに忙しい!と悲鳴を上げるような日がなかったので、ちょっと驚いてしまったが、考えてみれば世の中はゴールデンウィークの真っ最中。長いところでは11連休になるというから、お出かけがてらにお食事にお寄りくださったのだろう。毎年、ゴールデンウィークの祝日はさすがに忙しくなるけれど、期間中でも平日はそれほどでもないので幸先がいいと一安心?。
今日、デザートにお作りしたのは桜餅。作りたいとずっと思っていたのに、朝、定食の支度に追われて中々手をつけられなかった。4月中に作らないと5月は柏餅の季節になってしまうので、買い置きしておいた道明寺粉と桜の葉の塩漬けを並べて、今日こそは作ろう!と準備を始めた。
今回は道明寺粉の中に桜の花の塩漬けを刻んで少々加え、さらに巻いた葉の上からもアクセントに一つ乗せたらとっても可愛らしい桜色がお皿に映えた。朝、作ってチエコさんとアリミちゃんと3人で試食して「美味しいねえ~」と感動。そしていつも以上に美味しいデザートをお作りしたから、今日はたくさんお客様に来ていただけるといいね~なんて話していたら、本当にそうなってしまった。もっともお作りしたデザートはあっという間になくなってしまったのだが。いつもこのくらい忙しいとわかっていればいいのだけれど、忙しい日とそうでない日の差は相変わらず激しい。それが悩みの種。
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April 26, 2008
サッチーが冬の間に作ってくれた寄せ植えのチューリップがようやく咲いた。植木鉢の中は春になっても奥の方が何もなかったので寂しかったが、これでようやくお花満開の寄せ植えが完成した。ずいぶんとのんびりしているチューリップのようで、芽を出すのも遅いし、4月に入ってからも中々蕾がふくらまなかった。それがちょうどやっと咲いてくれたのでとっても嬉しい。どんな花が咲くのかわからない寄せ植えは成長を待つ楽しみがある。咲いている時間は待っている時間に比べてうんと少ないけれど、待ちに待っただけに歓びはひとしおだ。
昨日の夕方、届いた食材がダンボールごと山ほど店フロアに並んでいて、とても店を開けられる状態ではなかった。朝、定食の支度をしてから大急ぎで値段をつけ、食品庫にしまえるものはしまった。今回はかなりの量をまとめて注文したので在庫を置いておくスペースを見つけるだけでも一仕事。まだダンボールが出しっぱなしの状態なのにお客様がいらしてしまって大慌て。
その後はアジアの服を展示した。昨日で、インドネシアのバティック展が終わったので、2階に先日タイから仕入れてきた雑貨を展示しようと思ったのだが、今回はかなり点数が少なくて2階を使うほどの量にはならなかった。日中に洋服をハンガーに並べていったら思っていた以上に少なかったので、今季は2階ではなく1階に展示することにした。店の一番奥のスペースですが、春から夏向けのアジアの服を展示し始めました。なくなり次第終了なのでどうぞお早めに見にいらしてくださいね。
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April 24, 2008
雨でお客様が少なかったので、マフィンやキッシュやマクロケーキなどをあれこれ作り続けた。今日のキッシュはブロッコリーと玉ねぎと人参とパセリ。それにチーズを加えた。焼き上がりの色はとてもこんがりしていて美味しそう。私は料理をしている時間が好きなので、ほおっておくといつまでも作り続けてしまう。だけどケーキのストックが足りなくなって、作らなければならないという状況になると作りたい欲求も少々減ってしまうのが、困ったところ。一番いいのはその時に食べたいと思ったものを作って、即食べることなのだが、仕事としてお店をやっている以上、いつもベストタイミングというわけにはいかない。でもできる限り、「~ねばならない」ではなく「~したい」という気持ちから、動けたら幸せだろう。
家にいる次男が2ヶ月ほど前に仕事を辞め、目下求職中。次の仕事のアテもないのに、仕事を辞めてしまい、最後に入ったお給料もすっかり使い果たしてしまったようだ。つなぎに何かバイトでもすればいいものを、正社員のみの面接を受けているので中々決まらない。次の仕事が運よく決まったとしてもお給料が入るまでの間の生活費や交通費はどうするつもりなんだろう?今は面接に行く交通費さえなくて私に借りに来る始末。
何事も無計画に思いつくままに行動してしまうのは母親譲り?なのかな。今年こそは家を出るようにと言い渡しているにも拘わらず、そんな状況なので私は顔を見合わせれば小言の連続。
でも本人だってわかっていることを、私が毎回繰り返し言い続けているので、いつも「わかってるってば・・・」とつれない返事。若い時は奔放で無茶することも必要かもしれないけれど、「~ねばらなない」ことをきちんとやらない息子を見ているうちに、自分がどんどん小うるさいオニババ化していくみたい。私はどちらかと言えば息子にはあまり干渉しない方だったのにな。もう少し長い目で見守ってあげなくては思う反面、一体、子供たちが自立するのはいつのことやらと、少々焦ってもいる。あ~あ母親って大変だなあ!
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April 23, 2008
予定していたミレーの取材が夕方になった。農家さんが田植えで日中はお忙しくて時間が取れないとのこと。そう言えば、あちこちに咲いている菜の花と同じくらい、ちょっと車を走らせただけで、水のはられた田んぼが目に飛び込んでくる。いつのまにやらそんな季節になってしまった。ポッカリと時間ができたので、午前中は久しぶりに家の中を掃除し、布団を干し毛布を洗った。
その後、銀行に行ったり、市役所に行ったりという細かな用事を片付けてもランチする時間が取れそうだ。そこで富里の住宅地にあるレストランへ行ったきた。「アズキッチン」という名前のフレンチレストランだ。ただのフレンチだったら別に食べに行きたいとは思わない。でも地元産の野菜をたっぷり使っているということが紹介されていたので興味を持ったのだ。近場でランチをするのは久しぶり。それに美味しい野菜が食べられそうなのでとても楽しみに出かけて行った。
一見、普通の住宅のように見える建物だが、ドアを開けると席が整うまで待てるような真っ赤なソファが置いてあったり、落ち着いた椅子がゆったりと並べられていたり、思っていた以上に店内は広かった。読みかけの本を持ってカウンターの一番端の席に座る。カウンター越しに厨房の中の様子が見えるし、シェフの動きもチラッと覗くことができるからだ。
壁にはピカピカに磨かれた胴のフライパンが大小様々ぶら下がっていて、ソースパンもいろいろな種類が並んでいた。もらいものやリサイクル鍋を集めて作った風楽の厨房とは大違い。道具の揃え方からしてすでに本格的な専門店だ。
2500円のランチを注文した。小さな前菜から始ってグリンピースのスープや具沢山のサラダ、魚のメインディッシュなどどれも細かく手の込んだお料理でとても美味しかった。特にサラダはいったい何種類の具が入っているのだろうと思うくらい野菜やシーフードがたっぷり。そのカラフルな色彩を見ているだけでも美しかった。デザートは4種類のスィーツを盛り合わせたもので、全て味が異なりとても贅沢な気分。
ランチで2500円というのは決して手頃なお値段とは言えないけれど、たくさんの素材を使い、とても手をかけて丁寧に作られている満足なランチだった。これだけの食材を用意するだけでも大変だろう。予約すれば4800円で野菜のフルコースも作っていただけるそうなので、いつか食べてみたいな。
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April 22, 2008
暖かくて気持ちのいい一日。春らしい光の中にいるだけでとても幸せな気分になる。今日、作ったのは大豆タンパクのから揚げ。しょうが醤油で下味をつけて、にんにくとしょうがを加えたねぎソースで味をつける。もう終わりに近いけれど、鮮やかな緑色が美しいブロッコリーと一緒に炒め、最後にねぎソースをからめるようにした。菜の花がまさに咲きそうなトウダチ直前のブロッコリーはとっても美味しい。
最近、聞いた話で現代人の食が「こしょく」化しているというものがあった。つまり固食、個食、孤食、濃食、粉食、小食、枯食・・・。本来の食事の姿からはかけ離れたものになってしまったという内容だった。本当にそうだなあと思う。これでは成人病が増えるのも当たり前。食事とは本来、命をいただくことであり、食事を通して人はエネルギーを再生産し、命を継承していくことができるのだ。食卓はお腹を満たす場所ではなく、心を充たす場所なのではないかと語った人もいたけれど、ただ満腹になるだけなら何でもいいのだ。だけどそれだけで果たして人が本当に満足できるのだろうか。たまにバイキングの食事をすることがあるが、食べ放題ゆえに満腹にはなるけれど、お店を出た後、心からの満足感はなくただお腹が苦しいだけで終わってしまう。
やはり食事とは本来、命と心をつなげていく大切な時間なのだなあと思う。食に携る者はそのことを決して忘れてはいけない。素材に丁寧に向き合い、思いをのせてお食事をお届けしていく仕事は大変だけど、自分の精神性を見つめていくには何よりの仕事だ。温かいお食事でほんのひととき、心までぽっと温かくなるような・・・。そんな食事を「こしょく」の時代だからこそお届けしていきたいと改めて思った。
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April 21, 2008
沖縄にいる長男が黒糖を送ってくれた。冬から春の間はリゾートホテルの仕事ではなく、砂糖キビ刈りを手伝いながら、黒糖の作り方を教えてもらうのだそうだ。久米島でも有名な黒糖を作るおじいの家にお世話になっている。さとうきびを刈った後、釜で煮詰めて黒糖にしていくのだが、その過程で出る黒糖のちょっと手前の砂糖湯というものも送ってくれた。黒い砂糖水のようなものだが、かなり濃厚な味で黒ミツのようだ。でもその中にまだ砂糖キビの青臭さが残っていてとても懐かしい味がした。それをシロップに代わりに使おうと思って、今日は豆乳でくず餅を作った。氷水で冷やして、お出しする前にこの砂糖湯をかけた。素朴なおやつだ。
黒糖は「おやつ村」という名前のメーカーで久米島ではよく見かける商品。黒糖のパッケージはおじいの顔のイラストが書いてあって一度見たら忘れられない。私も以前、久米島に行った時に買ってきた。昔ながらの釜炊きの製法で作られているそうだ。とても美味しい黒糖だった。まさかそこに息子が行くことになるとは思ってもみなかったが、いい人たちに囲まれて楽しく過ごしているようで安心した。
これから少しずつ暑い日もあるので、そういう時、黒糖でシロップを作って冷たいお菓子をデザートにお出ししよう。息子が朝早く起きて、重労働である砂糖キビ刈りをしながら作った黒糖。大事に使わなくては。
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April 20, 2008
今日は二十四節気の一つである穀雨。この時期は「春雨降りて百穀を生化すればなり」(暦便覧) と言われるように、作物の成長を助ける恵みの雨がたくさん降り続く。田んぼや畑の準備がようやく整い、早いところでは田植えも始る。変りやすく雨の多かった春の天気もこれからは少しずつ安定し日差しも強まり、5月に入るといよいよ立夏を迎える。
とは言うもののこのところ急に肌寒くなって春の雨がとても冷たく感じられた。今日はあいにくのお天気だったので、いつもなら混み合う日曜日だというのに、お客様の少ない静かな一日となった。宗吾霊堂を歩いている人もまばら。
一昨日、お客様からいただいた筍を、昨日、茹でた。そのまま煮物を作るつもりだったが、少々エグミを感じたので、茹で上がった後、一晩、水に漬けてアクを抜いた。朝、水を切って出汁醤油で煮てけずりかつおをまぶした。筍ご飯の次に私の好きな筍の食べ方だ。筍という漢字は竹に旬と書くので、ただ竹の子と書くよりも、もっともっと美味しそうに感じる。
以前、生活クラブ生協で働いていた時は仕事場が八街にある竹林の中だったので、3月頃から、毎年のように筍を食べ続けていた。その年の一番最初に小さな筍の頭を地面の中から見つけた時は、いつも嬉しくて、皮をむくと親指程度になってしまいそうな小さなものでも夢中になって掘った。それが一ヶ月も続いた頃にはすっかり飽きてしまい、筍を見つけても知らん顔。竹林の中では次々と新しい竹が皮を突き破って伸びていった。そういう場所にでもいない限り、飽きるほど筍を食べられる生活なんてあり得ないんだなあと当時を懐かしく思い出す。今となってはシーズン中に食べてもほんの2~3回。今日の筍も私にとっては今年の初物だ。雨が降るたびにぐんぐんと伸び行く強い生命力を体にいただいたような気分。
大きな筍だったので明日もたっぷり筍料理ができそうだ。
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April 19, 2008
今日から25日まで店の2階のギャラリーで梶原みちさんによるジャワ更紗展が始った。ジャワ更紗とはバティックとも呼ばれているインドネシア(ジャワ島)で昔から作られている染物。細いパイプに籐の柄がついた木の実の形をしたチャンティンという小さな壷と溶かしたロウで作られる。チャンティンのパイプの先から少しずつロウを流しだして図を描いていくのだが、その図柄には幾何学的なものから動物や植物など1000種類以上のモチーフがあり、とても繊細かつ緻密な作品が多い。毎年スペースをお貸しする形で展示会をやっていただき、今回で4回目となる。
風楽で使っている椅子の座面の布は全てバティック柄を使っている。私がタイでバティックの布を買ってきて、店を借りる時から置いてあった古い椅子にペンキを塗って、座面の布を張り替えてリサイクルしたものだ。お客様からもとても可愛いし、色とりどりにたくさんの模様があって素敵ですねとよく言っていただく。ただこのように大量に作る場合、高価な布は使えないので、店で使っているのは機械でプリントしたバティックだ。お値段もとてもリーズナブル。梶原さんの展示会の布は手描きなので、価格も高いけれど、それなりの作品ばかり。ワンピースやブラウスなど気軽に着られる洋服に仕立てて展示してあるので、ぜひ一度、ご覧になってみてください。
あいにくの雨で肌寒く、今日は久しぶりにのんびりとした一日。ようやくタイで買ってきた服に値付けができた。
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April 17, 2008
昨日、ぐっすりと早く寝たので今日は早くに目が覚めてすっきり。あいりん堂さんへのお弁当を作るために7時半頃から厨房に入る。お弁当用のご飯はあいりん堂さんで扱っている玄米に雑穀のミックスをたっぷり入れて炊いてほしいというご希望があるので、風楽のご飯とは全く別にもう一回、玄米を炊くことになる。大きな圧力鍋は一つしかないので、早めに炊いておかないと風楽のご飯の方が間に合わなくなってしまうのだ。
店の定食も全く何もなかったので、作る料理の量はかなりたくさんになった。今日のお弁当のメニューは五穀米とグルテンミートのハンバーグ、ごぼうの炒り豆腐、青菜の和え物、キャベツとレーズンのコールスローサラダ、紫花豆。ご飯にはひえ、あわ、キビ、丸麦などがたっぷり入った玄米ご飯だ。かなり雑穀の量が多いので、一晩浸水して、多めのお水で炊いてもややボソボソとした感じに炊き上がるのだが、よく噛むと何とも言えない味わいがあり、ごま塩ととてもよく似合う美味しいご飯だ。
配達の後、両替をし、生活クラブデポーに買いものに行って戻ると店も大忙し。この時期は食材の回転が早いので毎日のように買い物に終われ続けてしまう。今日は「ぐるっと千葉」の取材も入っていたのに、厨房を片付けているヒマもなかったので、そのままの状態で厨房に入っていただき撮影を開始。ボールや鍋をどかしながら、汚い所が見えないように?写真を撮っていただく。今回の取材は6月号の分なので、扱う素材はキュウリ。桜が咲いたばかりだと思っていたのに、もう初夏の野菜であるキュウリを料理するなんて、季節の移ろがなんと早いことだろう。
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April 16, 2008
今日は4月のパン教室。参加された方のリクエストにお答えする形で今回はお豆腐パンを作ることになった。以前にもやったことがあるので2回目のお豆腐パンとなる。強力粉を練る時、水の代わりにお豆腐と醤油を入れて作る和風のパンだ。ほんのり甘いお豆腐風味のしっとりしたパンでとても美味しかった。毎回、お食事の時はパンに似合うスープを作っているのだが、今回はお醤油味のパンに合わせて具沢山のお味噌汁を作った。
春になったせいか、今までよりも参加を希望される方が多く、今回は12名の方が来て下さった。講師の高田さんも含めると一人で13名分のお食事をご用意しなければならないので、かなり大変な仕事となる。しかも明日の朝はあいりん堂さんのお弁当の予約が25個も入っているので、パン教室の合間にその下ごしらえをしながら、バタバタと忙しく過ごした。嬉しいことに昨日も今日も日中は大忙しで、とにかく二人で回すことが精一杯。留守の間にすっかりストック品もなくなってしまったので、買い物に行ったり仕込みをしたりやることはたくさんあるのに、日中がめいっぱい忙しいので、中々はかどらない。結局、昨日も店が終わってからケーキを焼き、その日2度目の買い物に行き、今日も夕方になってようやくチーズケーキを焼き上げ、パン教室の間中、お弁当の下ごしらえをして、教室が終わってから買い物に行ってきた。「帰国早々、こんなに忙しいのが続いたらボケてるヒマなんかないね~」とヒデコちゃんが笑う。本当は仕入れてきた服の値付けなどもしたいところだけれど、とてもそこまで手が回らない。でもヒマで死にそう~?!な状態よりは忙しい方がずっといい。作ったものがスッカラカンになくなってしまうので、ひたすら料理に追われるけれど、あれこれ作りたがり屋?の私にとっては本望だ。
でもどうしたわけか昨夜は寝付きが悪く、ウトウトしているうちに4時を回ってしまった。まだタイのお祭りの興奮が残っているのかな。今頃になって眠くなってきた。今日は早く寝て、明日は早くから仕事に取りかかろうっと。
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April 15, 2008
April 08, 2008
すごい強風と冷たい雨が夕方になっても降り続いている。午前中、定食を作ってから買い物に出かけたら、カサが風にあおられそっくり返ってしまった。店に戻ってからはひたすらストック作り。明日の夜から買い付けのためタイに行くので、いろいろな準備に追われている。留守の間に足りないもののないように食材をそろえ、ストックできるものを作り続け、夕方は野菜の買出しに行ってきた。日中はこんなお天気なのでお客様もいらっしゃらなかったため、集中して作り続けることができた。グルテンミートのハンバーグ、カレー、スープ、柚子のパウンドケーキ、ココナッツマフィン、クッキーなど次々に仕込んでいった。晴れたら気持ちのいい季節なので、また店も混み合うことだろう。いくら作ってもあっという間になくなってしまいそうだ。
一年ぶりのタイは久しぶりなので、ちょっと勝手がわからなくなっているかもしれない。今、タイバーツは値上がりしているし、飛行機のチケットにも燃料費が加算されているので、以前に比べて経費が増えてしまった。でも買いつけという仕事があれば、それを口実に?タイに行くことができる。それに雑貨が売れれば旅費くらいは捻出できる?だろう。市場の喧騒や屋台のご飯が好きなので、ふらふらと気ままに歩く時間は私にとっても楽しみだ。
アジア雑貨の販売には昔ほど、ウエイトをかけられないけれど、それでも春から夏にかけてはやはり涼し気なアジアの服はとても人気があるので、一年に一度、この時期だけは買い付けに行って、期間限定で販売する予定。
4月26日から店の2階のギャラリーで展示即売しますので、どうぞ見にいらしてくださいね。ブログは14日までお休みします。
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April 07, 2008
せっかくの桜が雨に打たれて散っていく。満開になったかと思いきやもう散ってしまうなんて、本当に美しい時期はほんの一瞬だけ。この後はちょっと遅れて山桜の開花。吉高の大桜ももうじき満開になることだろう。絶対に見に行かなくては。
今日はあいにくのお天気でどうかなと思っていたら、予想以上にお客様が来て下さり、1時半には定食がすっかりなくなってしまった。ヨウコさんがギョウザを持参しお手伝いに来てくれた。どこかの有名店のギョウザをいただいたそうでお裾分けにあずかった。久しぶりにギョウザを食べたけれど、一口サイズで食べられる美味しいギョウザだった。でもあの事件の影響で、さぞ売るのも大変なことだろう。食べ物を作って仕事をしているお店は何かあったらそれこそ命とり。それだけ作り手の誠実さが要求される仕事なのだろう。午前中はそれほど忙しくなかったので、ギョウザを焼いて一緒に食べるユトリもあったのだが、あれよあれよという間に忙しくなったので、ヨウコさんがいてくれてとても助かった。
早くに定食が終わってしまったので、昼過ぎからはマクロのタルトを焼いた。アーモンドプードルと甘酒とコーンミールを合わせて、そこにカシューナッツとアーモンドとくるみを刻んで入れて焼いたもの。甘酒の匂いが思っている以上に強いので、ラム酒かバニラエッセンスを少し多めに入れた方がよかったかも。最近、アーモンドプードルの美味しさを新発見。やっぱりナッツにはコクがあるなあと思う。
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April 06, 2008
2月からずっとやりたいと思っていた易の勉強を始められることになった。陽と陰で成り立つ宇宙の真理をどのように紐解いていくか。料理をしながら陰陽の調和を考えていくように、筮竹と算木で64個から成る卦の意味を知り、身近な出来事の成り立ちを探っていきたい。
以前から易に興味があったので、易の学校に夜、通うことも考えたけれど、私の性格からいって、個人的に教えていただける方がいたら、その方からマンツーマンで教えていただいた方がいいのではないかと、ずっと信頼できる師匠を探していた。数年前にも易の勉強を始めたいと思ったことがあるが、状況が整わず、結局、実行できなかった。まだ私には時期尚早ということだったのだろう。以来、ずっと易の勉強を始めるきっかけを待っていた。
そんな中、店の一角を使って毎月一回、易占をしてくださる澤 萃花さんとの出会いはとてもタイミングがよかった。店が終わった後、個人的に易のことをいろいろ教えていただくようになって、今日で3回目。まだ卦の名前も覚えられず、こんなんでは先が思いやられるなあ・・・という懸念もあるけれど、いつか料理を作りながら易もできるという易者になることを夢見て?一生かかってもいいから少しずつこの神秘を理解していきたい。
毎回、勉強を始める前に、自分の身近な出来事について易をとっている。今日は初めて筮竹を使って占った。関心のある問題をいい悪いだけの観点ではなく、どのような展開になっていくかという問題点も含めて占う柱のようなものをあらかじめ立てて、それに沿って卦をとっていく。
今日、出た卦はどれも的確に自分の状況に当てはまっていて驚いた。陽だけが並んでも陰だけが並んでも決していい卦とは言えない。ほどほどに、そこそこに、中庸であることに感謝をしながら、欲張らずに身の丈にあった生き方をしていくこと。易によって平穏であることの幸せを改めて知ることができそうな気がする。
奥が深くて難しい易だが、少しずつ自分の知識を増やし、いつか役立てていけるように、しっかり教えていただこうと思う。
なお澤 萃花さんの次の易占の日程は5月5日(月)です。11時~4時。一回30分3000円です。
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April 04, 2008
トマトソースはメニューの中でもよく使われている。昨日と今日のメインのお惣菜はアワのナゲット。上からトマトソースをたっぷりかけた。明日のグルテンミートのカツの上からもかけられるように多めに作っておいた。夏場だったら生トマトの完熟したものを使うけれど、今日はトマトの水煮缶を使った。玉ねぎだけでなくセロリやパセリ、ローリエなどの香味野菜を加えるのが美味しく作るコツだ。赤ワインがあったらほんの少々加えるだけで贅沢な味になる。
今日はお昼をほとんど食べていなかったので、夕方、急激にお腹がすいた。思い立って遅昼ならぬ早夕食?に全粒粉のパスタを茹でることにした。その時も今日作ったトマトソースをベースにした。もっともパスタ用に使うので、ちょっとパンチがほしい。ニンニクとアンチョビをオリーブオイルで炒めて、そこにトマトソースを加えて煮詰め、最後にしめじとパセリを加えて出来上がり。茹でたてのパスタの上にたっぷりかけていただいた。
温かくなると酸味や辛味のあるものが食べたくなってくるようだ。トマトそのものはまだ早いけれど、ほんのりと酸味のあるトマトソースは食欲をそそる。ご家庭で作る時は多めに仕込んで冷凍しておくと便利。
成田周辺の桜がほぼ満開になった。車で走っていてもあちこちの桜の木についつい目がいってしまうので?困る。ほんの数日の盛りだけれど、日本の春って本当に美しいなあと感動のひととき。
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April 03, 2008
沖縄に行った息子からいくつか荷物を送ってほしいというメールが届いたので、久しぶりに息子の部屋に入った。CDやカメラやハーモニカや楽譜など、いろいろ書いてあったが、何がどこにあるのかよくわからない。出て行った時から何も片付けていないので、ゴミ箱もいっぱいになったまま。これを機にいくらなんでも少しは整理しなくてはととりあえず捨てられそうな週刊誌とゴミを処分した。
片付けているうちに私がかつて沖縄に送ってあげたお菓子の本が出てきた。息子はお菓子は専門外だが、一時期、ホテルのデザートを一人で任されて作っていたことがある。レシピのあるものはその通りに作れるのだが、基本を知らないので、オリジナルのモノが作れないという。それで基本がわかり、なおかつアレンジもできそうなレシピが書いてある本はないだろうかと言われたのだ。
さっそく私は本屋さんに行ってあれこれ探し歩き、これなら参考になりそうだと思った本を送ってあげたらとても喜んでいた。その懐かしい本を今回は置いていったようだ。改めてページを開いてみると、私も作ったことのないお菓子の作り方が載っていたので、急に作りたくなってきた。
タルトなのだが、最初にタルト台を焼かずに、中のフィリングを流し入れてから一緒に焼くタイプのもので、フィリングにはアーモンドプードルをたっぷり入れる。中味はスライスアーモンドとカシューナッツとクランベリーを入れることにして、夕方、作ってみたら、地味だけど美味しいタルトが焼き上がった。タルト地もふわっとしていて柔らかい。まだまだ知らないお菓子はたくさんあるんだなあと思った。
息子がこの本を見ながら何か作ったように、私もまたこの本を見ながら、新しいお菓子作りに挑戦してみよう。同じ料理本を開けるなんてちょっと嬉しい。
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April 02, 2008
ヨウコさんの軽自動車がいらなくなったので、譲っていただくことになった。結婚した娘さんが車を置いていったので、ヨウコさんが自分用に使っている車を処分することにしたためだ。中古車屋さんに見積もってもらった額のまま譲っていただいた。走行距離は16000キロで年式も新しく車検付。とてもキレイに使っていた車なので、これを買うとなると見積もり価格の倍近い値段になるだろう。それに個人から個人への譲渡だと余計な経費もかからない。とてもいいお話だったので、息子にどうかとふってみた。
昨年、免許を取るには取ったものの車を買うお金を貯めることができない。もちろん私も買ってあげるユトリはない。彼の仕事は車なら30分で行けるところを、電車3本とバスを乗り継ぎ2時間かけて通勤している。時間がもったいないと思いつつ格安車を見つけることができず、不便な通勤をガマンするしかなかった。私も車を日常的に使うので息子と共有するわけにはいかない。もちろん息子はほしいに決まっている。ただ予算が皆無なのだ。それでヨウコさんに無理をお願いして分割できないかと相談したら、快く引き受けてくださったので、急きょ息子は軽自動車を手にすることができた。
それで今日がお休みの息子に合わせて、午後から軽自動車協会に二人で行って名義変更をしてきた。と言っても私は息子に運転させてもっぱら監視役?。書類も申請も全部、本人にやらせた。保険も書き換えて、夜になってからヨウコさんのお宅に車を取りに行ってきた。
思わぬ車を突然手にすることができ、しかも予想以上にキレイな車だったので息子も大喜び。今日だけは何を言っても私の言うことをよく聞いている。これから分割で少しずつ車代を払っていくので仕事はイヤでも辞めることができない。それでも通勤時間が大幅に短縮され、行動範囲もこれで広がると本当に嬉しそうだ。
親が子供にしてあげることってほんの少ししかない。私は免許のお金も車のお金も払うことはできないから、子供は少ない給料の中から自分でお金を捻出して何とかするしかない。でも先だつもののない彼の予定では車の購入も当分先のハズだった。今日の午後から夜まで久しぶりに息子と付き合って、少しは息子の喜ぶことに協力してあげられた。車を家まで乗って帰ると、さっそく着替えて彼女に電話し、今夜はこれからデートだそうだ。事故だけが心配だが、何より運転には早く慣れてもらわなくては。
これで私の帰りが遅くなった時、駅まで送迎してくれる人ができてちょっと心強い。でもそう思うよりも今は、毎日無事に帰って来てくれることを祈るばかりだ。
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April 01, 2008
晴れているのに北風が強かったので、とても冷たくて寒い一日になってしまった。強風にあおられて咲いたばかりの桜の花びらが花吹雪のように風に舞っている。もったいないなあと思いつつどうすることもできず本当に残念。寒い中でもたくさんの方が来て下さり、今日も忙しかった。
1月から3月末までは毎年一年中でも一番ヒマな時期なので、お客様も少なく仕事量も多くない。でも桜の開花に合わせて、少しずつ出歩かれる方も増えてくるようで、お客様も多くなっていく。今まではスタッフも二人体制の時が多く、全くゆとりがなかったのだが、これからは忙しくなるので3人体制のシフトを組まなければならないなあ、でもそうするには人手が足りないなあと思っていたところ、「スタッフを募集していませんか?」というお問い合わせをいただいた。
ちょうどそう思っていた矢先だったので、その方にお会いしてみた。これも何かのご縁だと思い、その場で手伝っていただけるようお願いした。これからいろいろなことを一緒にやらせていただけたら嬉しい。いつもそうなのだが、ちょうどいいタイミングでちょうどいいことが起る場合が多い。以前は何かしようと思ったら、必死になってその形を整えようとしていたけれど、必要なものは必要な時にやってくるし、結局、整うものは整うし、整わないものは整わないのだ。何か自分の意思を越えた自然の流れがそこにあるような気がするので、今は無理に何かをしようとするのではなく、その流れに乗って行けばいいのだろうなあと思えるようになった。だからと言ってそれは決して受身というわけではなく、むしろ何かを享受しているような、そんな気持ちになってきた。
これからの人生をどう生きていけばいいのかということも、いつも考えている。だけど、それもきっと大きな流れの中で自分にとって一番いい道が用意されているはず。そう自分の道を信じて生きていくことができたらいいなあと思っている。
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