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May 16, 2008

テングサから作った寒天

P1010853テングサが手に入ったので、今日のデザートには寒天を作ろうと昨日からテングサを水に漬けておいた。朝、一度、テングサをザルで漉して目立ったゴミを取り除く。その後、鍋にお湯を沸かして、水を加えながらひたすらテングサを煮ること2時間!テングサのエキスがお湯の中に出てくるので、頃合を見計らってそのテングサ液をさらしを敷いたザルで漉し、冷やして固めた。
寒天と言えば、いつも生活クラブ生協で取り扱っている寒天パウダーを使っていたので、テングサから作ったのは初めてのこと。確か小さい頃、祖母が長いことグツグツとテングサを煮込んでいたのを思い出し、やってみようと思いたったのだ。だけどテングサの液をどのくらい煮詰めたらいいのか、そのタイミングがまだよくわからない。仕方なく袋に書いてある通り、1,5ℓくらいまで水分が減ってから漉した。薄すぎて固まらないよりも固めでもいいから固まってくれなければ困るからだ。
朝は例によって何もなかったので、全部の支度をしながら2時間もテングサを煮込んでいたので、ガス台が中々空かず、定食の支度が遅々として進まない。そういう時に限って?開店前からお客様がいらしてピザや焼きおにぎりを注文されたので、一時、仕事が集中してしまった。コーヒーをフィルターで落としながら煮物用の車麩を素揚げし、焼きおにぎりを焼き、お漬物用の大根をせん切りにし、テングサ液をヘラでかき混ぜていたら、とうとう車麩を揚げすぎて真っ黒に焦がしてしまった。一度に5つのナガラ作業はやはり無理だったようだ。
さて、2時間煮詰めて出来上がったテングサ液。今回はトコロテンではなく寒天として食べたかったのでサイの目に切って、沖縄の息子が送ってくれた黒砂糖の原料となる砂糖湯ときな粉をかけていただいた。やっぱりテングサから作ると磯の香りもするし歯ごたえもいいし、とにかく美味しい。だけど作るのに時間がかかり過ぎて、いかに寒天パウダーが手軽だったか思い知った。
ちょっと前に西伊豆に行った時、入った定食屋さんは食後に寒天を食べ放題にしていた。コーヒー寒天とコーヒーミルク、抹茶寒天、プレーンと黒ミツきな粉、いちごフレーバー、そして酢醤油でトコロテン・・・などいろいろな種類があった。観光バスで来ていたおばあさんたちは、寒天の前に陣取り、ここぞとばかりデザートを堪能していた。私も寒天だったらいくらでも食べられるので、嬉しくて何度もおかわりしてしまった。でも伊豆でとれたテングサから作ったこんなに手間のかかる寒天を食べ放題にしてしまうなんて、今、思うと信じられない気前のよさ!・・・自分で作ってみるとその大変さがしみじみとよくわかる。

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