« June 2008 | Main | August 2008 »

July 30, 2008

バナナケーキ

P1020417また家で買っておいたバナナが真っ黒になってしまった。子供たちが小さかった頃は、大きめのバナナを一房買っても一回のおやつにも足りないくらいだったのに。今は買ってきてもあまり見向きもされず、いつのまにかドロドロになっている。仕方なく私が豆乳やヨーグルトと一緒にミキサーにかけて食べている。もう買ってこなければいいものを、子供たちが夜中に小腹が空いた時、あるといいかなと思って、ついつい買ってきてしまう。バナナにはとてもたくさんの農薬が農薬が使われているので、生活クラブ生協で扱うバランゴンバナナを買っている。無農薬バナナを輸入することによって、フィリッピンの農民たちの自立を目指すフェアトレードのバナナだ。
市販のバナナに比べると確かに割高だが、甘味が強くてコクがあってとても美味しい。ケーキにするには過熟気味の真っ黒になったバナナの方が美味しいので、我が家の売れ残りバランゴンバナナ?を利用して、今朝はバナナケーキを焼いた。
いつもならキャロブを入れたマクロ仕様のバナナケーキを焼くのだが、昨日、いろいろなバナナケーキのレシピを見ていたら、本当にいろいろな作り方があることを改めて発見。中にはバナナだけではボリュームが出すぎてしまうので、豆腐を入れたものとか、黒糖やゴマと合わせたものなど、美味しそうなものがたくさんあった。今回は卵も牛乳もたっぷりあったので、普通のバナナケーキを作ることにした。これがあの真っ黒のバナナ?と思うほど焼き上がりの香りがよく、とても美味しかった。今はまだ店の定番にはしていないけれど、いろいろ改良してこれからはバナナケーキも定番にしよう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 29, 2008

ズッキーニのはさみ揚げ

P1020415今日もズッキーニを使う料理を一品。昨日のサラダとはうって変わって、今日はズッキーニをフライにした。中味はグルテンミート。玉ねぎと人参を加え、つなぎに玄米を叩いて入れたグルテンミートを間にはさんだ。ズッキーニの表面は具がくっつきにくいので、小麦粉をふるってつなぎやすくするのがコツ。
その後、溶き小麦粉とパン粉をつけてフライが完成。グルテンミート自体も粘着性がないので、もちきびを炊いた時のようにうまくくっつかないのが難点だが、ふるった小麦粉のおかげで何とか形が整えられた。
お昼過ぎにピカピカと雷が鳴り響いたので、大雨でも降って少しは涼しくなるのかなと思っていたけれど、小雨が降っただけで終わってしまった。今までは夜になれば気温も下がり、朝方など窓を開けて寝ていたら涼しいくらいだったのに、昨日はちょっと暑かった。だんだん気温の下がらない夜が多くなってきた。クーラーのない我が家では熱帯夜は確かにツライけれど、四方の窓を開け放し、風の通りをよくして凌いでいる。私は暑さに対して体の抵抗力があるのか、単に慣れているだけなのか?それほど苦痛にはならないのだ。もちろん夏バテ知らず。でもクーラーで涼をとるのを当たり前にしている方にとっては、これからの季節、温度差がどんどん広がっていく一方なので、体はしんどいかもしれない。室内の涼しさと外気温との落差に体が戸惑ってしまうからだ。
一日の仕事を終えたお風呂上りの夜。窓辺で焚いたお香の香りが、窓を通り抜ける涼やかな風にのって運ばれていく。風鈴の音を聞きながら、冷やしたキュウリやトマトを頬ばる。束の間の涼が感じられるひととき。幸せな時間だ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 28, 2008

ズッキーニのサラダ

P1020412ズッキーニ好きの私はズッキーニを見かけると、すぐにほしくなってしまう。今が旬でとても美味しいズッキーニを暑い間にたっぷり食べたい。ただオリーブオイルとにんにくで炒めるだけでも美味しいので、ついつい簡単な料理ばかりになってしまうが、今日はいつもとちょっと雰囲気を変えてズッキーニのサラダを作ることにした。
この前、畑で収穫してきたバジルの葉っぱがたくさんあったので、真っ黒になる前に使ってしまわなければならない。そこでバジルと玉ねぎとにんにくとパセリをフードプロセッサーでみじん切りにしながら、オリーブオイルを少しずつ加えてペースト状にしていく。さらにレモンの搾り汁とお酢、塩、コショウなどを加えてバジルペーストを作る。そこへ輪切りにして素揚げしたズッキーニをどんどん漬け込んでいくというものだ。ボリュームをつけるために、玉ねぎのスライスも後から加えた。バジルの香りがさわやかで美味しいサラダだった。ズッキーニだけでなくトマトやじゃがいもなどともよく似合いそう。
最近、時間があれば家の片づけをしている。と言っても掃除ではなく、たまってしまった不用品を処分し続けているのだ。結婚して一番、最初に住んだのは住み慣れた横浜市の鶴見区だった。その後、元夫の転勤で千葉市に引っ越すことになり、初めて千葉県民になった。やがて離婚などのゴタゴタがあって住居を転々?したので、一番最初に住んだ鶴見から今の家まで引越は通算8回!引越しの業者さんに頼んだことは一度もなくほとんど自分たちでやった。特に離婚してからはワンボックスの軽自動車に荷物を積み込み、何往復もしながら家財道具の全てを移動させてきた。だからと言ってはナンだが、私は引越が得意?だ。片付けも早い。でも長く一箇所に住み続けると、大がかりな片づけをしなくなるので荷物がどんどん増えていく。まだ引越すアテもないけれど、いつの日か田舎に引越すのを夢見て?少しずついらないものを処分していくことにしたのだ。でもやり始めるともう止まらなくなり、毎日のようにゴミ袋の山を作っている。捨てるのは大変だが思いきりも必要だ。本当に必要なものは案外少ないのかもしれない。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

July 27, 2008

綾戸智絵のライブへ

P1020411昨日は久しぶりにライブに行った。大好きなジャズヴォーカリスト綾戸智絵の10周年記念コンサートだ。関西弁の面白いトークとピアノを弾きながらハスキーな声で歌うジャズのナンバーでファンを魅了し続け、一年の3分の1はコンサート活動をしているという綾戸智絵。自由に楽しく、そして心から搾り出すように歌う彼女の歌声が私は大好きだ。自分の人生をそのまま表現しているかのような魂に響く歌声。
残念ながら今回のツアーで一つの区切りをつけ、しばらくはコンサート活動をお休みするという。私が行ってきたのは昨日だが、いよいよ今日はその最終日。今頃、会場は熱気に包まれていることだろう。昨日の東京国際フォーラムはほぼ満席で、サービス精神旺盛な彼女はなんと2時間半近くも熱唱し続けた。何曲もアンコールを歌い、「私は聞いてくださる皆さんがいるからこそ歌える」と何度も何度も「ありがとう」と言い続けながら、ジャズやポップスのスタンダード曲を熱唱。私の好きなキャロル・キングの「Natural Woman」も聴けたので嬉しかった。綾戸智絵が指導にあたっているゴスペルグループのメンバーと「翼をください」を歌った時には感動のあまり鳥肌がたった。ああ、やっぱり音楽って最高!絶えずステージを動き回り、踊り歌いピアノを弾き話し続けるパワフルさ。とても小さな体だが、50歳とは思えないしなやかな動き。彼女にとってはまさに歌うことが生きることそのものなのだろう。
今回のコンサートでもギターを務めたギタリスト宮野弘紀さんは風楽でもコンサートをやっていただいたことがある。どんな遠くのツアーへ行っても綾戸さんは絶対に自宅に帰って家族と一緒に食事をするのだと話していた。40歳からのデビュー、アフリカ系アメリカ人との結婚と離婚、そして乳ガンなど波乱に充ちた人生であったようだが、今は一人息子さんとお母さんとの生活を何よりも大切にしている。食生活や筋トレなどによる健康管理を徹底させていることでも有名らしい。
これからは脳疾患により介護が必要となったお母さんとゆっくりした時間が迎えられそうだ。しばしらく休養することによって、たっぷりと充電し、よりパワフルになって戻ってきてくれることだろう。その時のコンサートが楽しみだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 25, 2008

甦った圧力鍋

P1020408このピカピカの圧力鍋!見るだけでうっとりしてしまう。風楽で使っているのはT-FALオーセンティックという両手鍋18ℓ。それまで使っていた圧力鍋は同じセブジャパングループから出ているラゴスティーナだった。変形したフタの形が珍しいが、慣れてしまうと軽くてとても使いやすい鍋だった。でも家庭用なので容量が小さい。お店を始めるにあたって、なるべく大きな圧力鍋がほしいと思って選んだのが、このオーセンティックだった。
とても重宝してきたが、7年間も毎日、玄米を炊くとなると、おもりの穴にススのようなものがたまってしまうし、パッキンはゆるむし、フタの芯棒がうまく締らなかったりといろいろトラブル続き。パッキンを交換したり、空気の漏れる場所に布巾を置いてみたり、なだめながら?使っていた。おまけにハンドルと取っ手のプラスティック部分も割れてしまい、なんとも無残な形になってしまった。
もうこれは買い直すしかないかなと思ったのだが、大き目の圧力鍋はとても高いので中々踏み切れなかった。メーカーに問い合わせてみたら、点検や修理、部品の取り寄せなどもできるので、とりあえずフタを送ってくださいとのこと。ロングセラーの鍋なのでメンテナンスも充実しているようだ。
それで連休明けに届くように宅急便で送ったら、早くも、今日、キレイに甦った圧力鍋が返送されてきた。なんと迅速な応対。おまけに少し磨いていただいたようだったがまだ少し汚れが残っていた。おもりもパッキンもハンドルも新しくなっていたので、いっそのこと全部磨いて一度、ピカピカにしてあげようと思って重曹を取り出した。そうしたら、なんと写真の通り新品同様の鍋に生まれ変わったのだ!!
ちなみに修理は部品代と合わせて1万円ちょっと。高いと言えば高いけれど、修理して使い続けることができたらその方がずっと嬉しいし、もちろん新しい鍋を買いなおすよりもずっと経済的だ。
こんなに長期保障をしてくれるなんてさすがフランスの誇る鍋メーカーだけのことはある。「これで玄米を炊くのを失敗したら、もう言い訳できませんね~」とアリミちゃん。本当だ。新品同様になった圧量鍋でこれからも美味しい玄米を炊こうっと。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

July 24, 2008

アレルギーの除去食

P1020405ご予約をいただいた時からずっとメニューを考えていた。とにかく一般の方のお食事とゴチャゴチャになってしまわないように気をつけること。アレルゲンをきちんと取り除いてお出しできるようにしなくては・・・と何度も何度も肝に銘じていた。
今日、ご予約いただいた方のお子さんはかなり重症のアレルギーで卵、乳製品はもちろんのこと、ゴマ、豆、大豆、小麦、米、ナッツ、昆布とかなり幅広い。品目だけ並べるとそれほどでもないように見えるかもしれないけれど、原材料を考えると、和食に使われるほとんどの調味料が使えないということになる。お米一つとっても、酒、お酢、みりんが使えない。大豆となると味噌、醤油が使えない。ごま油もしかり。パン粉もダメ・・・と使えない食材ばかりだということに気が付く。心配だったので、何度かお電話して大丈夫なものを確認させていただいた。大豆が使えないとなるとお味噌汁もおすまし汁にしなければと思っていたのだが、そのままの大豆でなければ大丈夫だということでOKになった。
今日はヒエのハンバーグにしたのだが、ごま油で野菜を炒めて八方出汁で下味をつける部分から分けて作った。醤油はひえ醤油を持参していただき、ハンバーグのあんは後から作ってかけた。お酢のかわりにレモンを搾り、油はオリーブオイルを使った。でもご飯だけはどうしようもないので、できたお米を持ってきたいただいた。お豆もなし。デザートは桃をミキサーにかけて寒天を作った。
多分、お子さんにとっても初めての外食だったのだろう。心配だったが、全部、キレイに食べていただくことができ一安心。アレルギーの除去食をお作りすることはとても手間がかかり気を使わなければならない。卵と乳製品を取り除くことは何ともないけれど、米、小麦、大豆まで範囲が広がるとかなり構えて臨まなければならない。風楽の調味料は全て本醸造のいいものを使っているけれど、原材料自体にアレルギーがあれば、どんなにいいものでも使うことができない。だからお問い合わせがある度に、気をもんでしまうのだけれど、お帰りの時「美味しかったです」と言っていただき、嬉しそうな顔を見てしまうと、ああやらせていただいてよかったと思ってしまう。
自分の仕事の使命の一つに、「喜んでいただける場をお作りすること」という思いがある。喜びを作り出すためには努力と手間が必要だ。それを惜しんでどうする?という心の声が聞こえてくるものの、現実問題として通常の定食をお作りしながら、全く別の工程でもう一つ料理をすることの煩雑さを考えると、身動きが取れなくなってしまう。ああ、ずっとこの調子で揺れていくのだろうな。
でも確実に一つ、私の中に喜びの種が残っている。それは本当に嬉しそうにしていたあの親子さんの姿だ。きちんとアレルゲンを除去されているようで、お子さんのお顔もとてもきれいだった。ほんの一日だけだけど、いつものお家の食卓から離れて楽しいひとときを過ごしていただけたのだろうなあと思えば、それが私の喜びにもつながる。
でも今日の準備のことが頭から離れず、昨日は夢の中にまで食事を作っている私が出てきてしまった。今夜はやっとゆっくり寝られそうだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 23, 2008

夏野菜のラタトューユ

P1020398ズッキーニや人参、玉ねぎやカボチャ、ピーマンなどをニンニクとオリーブオイルで炒めて、トマトでグツグツと煮込んだラタトューユ。夏の定番だ。いつもならここに大豆タンパクかグルテンミートの竜田揚げ風のものを加えるのだが、今日はグルテンミートを一口大に切ってそのまま一緒に煮込んでしまった。残ったものは冷蔵庫で冷やして今夜の私の夕食。冷たいままサラダ感覚で食べるタラトューユもまた美味しい。
沖縄にいる息子から電話がかかってきた。ダイビングのライセンスを取得したようだ。でも黒糖作りが終わった後、働く予定でいたダイビングもできる新しい船会社が、相手方の都合で開業できなくなってしまった。仕事にあぶれて目下求職中だそうだが、収入が途絶え食糧難?だと言う。大急ぎでスーパーに行き、すぐに食べられるものをと、レトルトのお惣菜、缶詰、パスタ、乾麺、ラーメン、お茶漬けのモトなどを見繕ってダンボールで送った。あまりにインスタント食品ばかりでげんなりしてしまったので、玉ねぎやじゃがいも、お米なども一緒に加えた。離島だと届くのに2日かかるし、送料もバカ高いので、とにかく日持ちしてすぐ食べられて常温で送れるものをと選んだら、そうなってしまったのだ。焼き菓子でも作って入れたかったが急なことだったので今回は諦めた。魚は毎日、潜って捕っているのでタンパク源は大丈夫そうだ。
それにしても仕事が少なくて、賃金の安い離島で暮らすのは大変そう。生活費自体が安いから何とかやっていけるのだろうが、卵や牛乳やパンなどの生鮮品や島内では作れない野菜などはとても高いし種類も少ない。ガソリンもしかり。何でも輸送に頼って、届くのを待つしかない島というのはやはりハンディがある。
これは日本の中の離島の話だが、世界規模でみたら日本だって沖縄の離島と変わりない。自給率が半分以下で、食料もエネルギーも輸入に頼るしかない小さな島国は、入ってくるものが途絶えてしまったらお終いだ。昨今の物価の値上がりには目をみはる。そしてまだまだ値上がりは止まりそうにない。国だけではなく個人としても一人一人が食べるものを自給していかなければ。
荷物を送ったら、急に息子に会いたくなった。8月に行けるといいな。だけど飛行機代もまた高すぎる!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 22, 2008

懐かしの?文学全集

P1020397連休明けの今日も朝から暑かった。昨日はとても忙しかったけれど、今日はとてもヒマ。ずっと気になっていたことをその時間を生かしてやろうと決心。それは家の屋根裏におきっぱなしにしてあった古い文学全集を片付けること。その昔、父がそろえた日本文学全集と世界文学全集。箱入りのハードカバーのこの全集を父からもらい受け、自分の部屋の本箱にずらりと並べることができた時、高校生だった私はとても感動した。そして大人になるまでに全部読破しようと決心したのだが、結局、半分以上、今も読めないままだ。その後、度重なる引越しの時も、手放すことなく、ずっと箱に入れたままの状態で持ち主と共に住処を転々とした。本好きの私は、ただそこに本が並んでいるということだけでも嬉しかったので本を処分することはできなかった。
でもこの家に引っ越してくる時、あまりに本が増えてしまったので、かなり本を処分し、同時に本箱も捨ててきた。すると箱のまま並んでいた彼らの居場所がなくなってしまった。以来、引越の荷造りヒモも解かれぬまま、ずっと屋根裏へ放置されていたのだ。
今はあまり固い本を読みたいと思わないので、重たい全集もののページを開く気にはなれない。でも捨てるのはあまりに惜しいので、店頭に並べてほしい方に持って行っていただけるようにしようと考えた。
でも重たい本を店まで運ぶのにはかなりの決心が必要で、中々やれずにいた。今日は3人体制で時間もあったので、定食の用意をした後、とにかく勢いでやってしまうと思って、ホコリだらけの本を少しずつ店に運び込んだ。そして箱から出して、ビニールのカバーをはずし、キレイに拭いた。汚れている本は処分することにして、とりあえずキレイな装丁のものだけを店頭に並べることにした。スタンダール、ジッド、トルストイ・・・・懐かしい名前が並ぶ。見始めると目が釘付けになるのでわざと機械的に手を動かしさっさと作業を続けた。この本たち。しばらくは店頭に並べて置いて、ほしい方がいらしたら持って帰っていただくことにしよう。
しばらく・・・・が終わった後は、残念だけど、潔くお別れすることに決めた。少しずつ身の回りの整理をしていかなければ。古い本ですが箱に入っていたので、中はキレイです。読みたかった名作があるようでしたら、どうぞお持ち下さい。
その後、ついでに屋根裏にあったものの整理。子供たちの使わなくなったスチールベットの部品やらビデオデッキやら壊れたラジカセやらコタツ布団やらを車に積み込んで、リサイクルプラザへ。
店はヒマだったものの、そんな荷物運びをずっとやっていたので、厨房にいるよりも余計に汗をかいてしまった。ちょっとすっきりした分だけ、ちょっと寂しくなった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 21, 2008

海の見えるとうもろこし畑

P1020387ミレーの取材で銚子まで行ってきた。連休最後の日だから道路が混んではいけないと思い、早起きして7時ちょっと過ぎには家を出た。久しぶりに強い陽射しではなかったのでほっとしたが、それでも温度計は30度。車の窓を開け放ち風を受けながら走っていたせいか、はたまた暑さに慣れてしまったせいか30度あっても涼しく感じた。
今日はとうもろこしの生産者さん。海の見える高台の畑はとても気持ちよかった。すぐ近くは犬吠崎。海風が運んでくるミネラルがとうもろこしをより美味しくしてくれるのだと言う。また風が強いので、害虫の被害も比較的少ないということで、減農薬で栽培されていた。かなり広い面積を作付けしているが、作物はキャベツととうもろこしだけ。大量に生産するために、品種を限ることも一つの方法だろう。
今年は生育が遅れているそうで、採れたてをいただくことはできなかった。畑でとうもろこしをボキンと折って、生のままかじってみたかったなあと思っていたので残念。まだとうもろこしのヒゲは黄色く光っていて、実も小さい。収穫は8月に入ってから。それまでの10日間でぐんぐん育って大きくなっていくのだそうだ。
海を見下ろしながら元気に育っているとうもろこしを見ていたら、なんとなくこちらまで力が沸いてきた。野菜の持つエネルギーを分けていただいたのかもしれない。海の近くにいるというのに刺身を食べる時間もなく「鮮魚」の看板を恨めしく見ながら?大急ぎで店に戻ったら、ちょうど忙しくなり始めていた。厨房に入るなり流しにたまっていた食器を洗う。早く帰ってこられて一安心。
久しぶりに店は忙しかった。連休最後の日で暑さも和らいだせいだろう。今夜はこれから易の勉強の東京まで行ってくる。朝から夜まで忙しい一日になってしまった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 20, 2008

土用干し

P1020351どうやら梅雨があけたらしい。ここ数日、真夏日が続いている。この連休もまたよいお天気に(猛暑!)なるらしいので、6月に漬け込んだ梅の土用干しをすることにした。漬けあがった梅干を梅酢から出して、竹ザルの上に並べていく。お日様の陽射しの下で干した後、取り込み、再び梅酢の中に漬けて、それを3日間ほど繰り返すと、漬かっていた梅が梅干らしく?なってくる。
どうも今年は赤しそが少なかったらしく、梅酢の色は赤いのだが、肝心の梅の色は赤く染まっていないのがちょっと残念。でも季節ごとの仕事なので、毎年、この作業を繰り返しながら、季節のうつろいを感じることができる。本当は道路のまん前などではなくて、自分の家の前の畑の横にでもザルを広げて干したいのだけれど、今はそんな場所もなく、目の前を走り抜ける車を恨めしく思いつつ梅を広げている。
昨日の朝は連休の初日だったせいか、ラジオのニュースで関越道が40キロ近くの大渋滞と報じていた。交通量が多いところに事故が重なったらしい。ほんの一日前に、たった3時間もしないで走ってきた場所だ。一体、目的地に着くまでどのくらいかかるのか。渋滞中のガソリンの消費も気が気ではないだろう。
連日、暑い日が続いているので、連休というのにそれほど忙しくなく、客様もポツリポツリ。連休は混み合うと予測して群馬でもたくさん野菜を買ってきたし、たっぷりお食事のご用意もしていたので何だか拍子抜け。たとえ厨房の中が暑くて目が回りそうになっても?やっぱり忙しい方がいいなあ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 19, 2008

ホタルを見に

Hotaru昨日、一昨日とお休みを利用して群馬県の倉渕町までホタルを見に行ってきた。ホタルと言えば夏の風物詩。でも一番大きくて明るく光るゲンジホタルが見られるのは関東地方では6月頃。7月に入ってから見られるのは主にヘイケホタルで、大きさはゲンジホタルよりも一回り小さい。ホタルの幼虫はカワニナという巻貝を食べて育つが、カワニナは水のキレイな場所にしか生息していないので、当然、ホタルもキレイな水場の近くで育っていく。
学生時代、YMCAでキャンプリーダーをしていた頃、小学生の子供たちを連れて年に何度もキャンプに行った。たいていは川の近くのキャンプ場でテントを張り、薪を割って火をおこし、川の水でご飯を炊いた。火を夜になると闇夜を歩き回りホタルを見つけては歓声をあげた。子供時代に野山を駆け巡る経験をあまりしていない私にとって、それはとても新鮮な体験だった。実際、青春時代の4年もの間、そんなことばかりしていたので、今でも私は自然の中が大好きでキレイに整備されたホテルよりも、荒削りの山の中の方が落ち着くくらい?だ。
家の近くでも、夜遅く、田んぼの畦道を走る時などは、ついつい路肩に車を止めてライトを消して待ってしまう。ふっとした瞬間にホタルを見ることができるからだ。でもまとまってホタルを見る機会はここ何年かないので、久しぶりにホタルの光を見に行きたいと思った。夏休みに入ってしまうと家族連れで混み合うので、その前に出かけることにした。ケータイ電話もつながらない標高の高い山の上のキャンプ場に泊まり、釣堀で釣ったニジマスを焼いて食べた後、暗くなってから車で30分ほど走ってホタルの里まで出かけて行った。
もう最盛期は終わってしまったらしいが、じっとして待っていると、次第にホタルが飛び始めた。ため池を作りホタルが育ちやすいように環境を整えている地元のNPOの方たちのご協力によって、そのホタルの里は守られているそうだ。もはや自然のままの状態ではホタルも生息しづらい環境になってきたのだろうか。メスを求めて飛びながら光を点滅させるホタルの姿はとても美しい。一年近く地中で育った後、成虫になってからは何も口にせず、ひたすら子孫を残すことに追われ、わずか2週間の命と聞けば、ホタルの光がますます儚いものに感じられる。
雨の日や満月の日はあまりホタルが飛ばないらしい。今回は小雨が降ったりやんだりで、18日がちょうど満月だったので、乱舞というほどのものは見られなかった。ただ高原の気持ちのよい風に吹かれて涼しい時間を過ごしてきたので、とてもリラックスできた。来年は温泉に入りながらホタルが見られそうな場所を探して、もっと早めに見に行けるといいな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 16, 2008

干しぜんまいと切干大根の炒め煮

P1020342会津喜多方に住む友達タッコちゃんのお母さんが採ってきたぜんまい。保存ができるように天日に干して乾燥させたものを、以前、いただいてきた。大事に使っていたのだが、とうとう最後のぜんまいになってしまった。戻し方がわからなくて、以前、福島で買ってきた干しぜんまいを煮たけれど、固くて美味しくなかった。干し椎茸のように水につけておけばいいのだと思っていたのだが、どうやら違うらしい。タッコちゃんのお母さんに聞いたら実演しながら教えてくれた。なんとぜんまいを水で戻さずいきなり鍋に入れて火にかけたのだ。そして煮立ったらフタをして火を止める。煮汁が冷めたら再び火を入れる。それを前日の夜から何回か繰り返して戻すのだそうだ。
それで一昨日は最後のぜんまいを全部まとめて戻し、冷蔵しておいた。昨日は椎茸、人参、油揚げなどと一緒に、今日は切り干し大根と合わせて炒め煮にした。干し椎茸もそうだが、やっぱりお日様の光を浴びた乾物はひなびた味がして、生のまま食べるよりも美味しくなる。
煮方も上手になってきた。前回はうまく戻せたものの、火加減がわからず、ついつい煮込み過ぎて、ぜんまいが柔らくなってしまった。でも今回は大丈夫。他の材料を最初に出汁醤油で煮ておいて、最後にぜんまいを加え、さっと炒める程度でそのまま放置しておくのだ。味も染み込むし歯ごたえも残って美味しいぜんまいの煮付けになった。
ようやく乾物との付き合い方がわかってきた。グタグタになるまで煮込んでしまってはせっかくの素材も台無しになる。程よい火加減と煮込み加減。素材や季節によって全部、変わってくるから、一年を通して丁寧に素材に向き合わないと、中々体得することができない。
只今、パン教室の真っ最中。焼き時間がくるまでいつもなら厨房で片付けや夕食のご用意などをしているのだが、今日は急ぎの仕事があったので、しばし厨房を抜け出しパソコンの前に座る。あと1時間で厨房に戻らなくては。短気集中型の仕事の仕方は意外にいいかも・・・?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 15, 2008

「想いやり牛乳」のプリン

P1020338昨日、作ったカレーがたくさんあったので、撮影が終わってから大急ぎであいりん堂さんへお鍋ごと持っていった。ほんの少しだがお裾分けができた。ギリギリ夕食の準備に間にあったかな。閉店前のお店で喜んでいただいた。
その帰りにお礼にと言って想いやりファームの「想いやり牛乳」をお土産にいただいた。
北海道の十勝平野で女性たちによって育てられている健康な牛たちのお乳を搾乳し、そのままビンに詰められた牛乳だが、これはただの牛乳ではない。日本で唯一、殺菌処理をしないでも飲める稀有な牛乳なのだ。そのため無農薬の牧草を食べさせ、配合飼料や動物性飼料は一切与えていないそうだ。牛を自由にストレスをかけず健康に育てることによって、実現したこの牛乳。経済効率ばかりを考えずに、本来の牛の生活そのものを保障してあげることによって実現できた殺菌をしないでも飲めるという牛乳。結果として「想いやり牛乳」の生乳は高温殺菌した牛乳よりも雑菌が少ないというから驚きだ。
無殺菌だから当然乳酸菌が生きている。そしてカルシウムを吸収促進させる酵素や鉄分の吸収を助けるラクトフェリンも生きているのだ。市販されている牛乳の大半は高温殺菌されたもので、生協などで扱っているものに一部、低温殺菌牛乳があるが、それでさえも、生き残っている酵素はかなり少ない。だからこの牛乳は乳糖不耐症の人が飲んでも、ゆっくりと消化していくためお腹がゴロゴロしないそうだ。アレルギーのお子さんでも「想いやり牛乳」なら飲めるという方も多いらしい。
初めてこの牛乳を飲んだ時、本当に驚いた。牛乳の臭さが全くなくて甘くて濃厚なのだ。そしてとても自然な流れ方で内臓に染み込んでいくような気がした。環境を整えることによって、ここまで牛乳というものの常識を変えることができるなんてスゴイなあと思った。アレルギーはじめ、様々な現象は自然界の本来の姿が人間の都合でゆがめられ、捻じ曲げられたことから生まれてくるのだろう。
今日はその牛乳と平飼の有精卵で焼きプリンを作った。世の中にプリンは山ほどあれど、これほど贅沢な材料で作ったプリンも珍しいかも?!
自然なまま無理をしないで生活していくことの大切さ・・・牛の飼育方法を聞いて現代人の生き方もまた本来の姿に戻していかなくてはと思った。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 14, 2008

ズッキーニと大豆のカレー

P1020333土日は暑さのせいか、お客様が少なかった。今日もまた暑いから、多分忙しくはないだろうと思い、豆乳チーズケーキを仕込み始めたら、お客様が次々に来て下さり大慌て。大急ぎでオーブンにケーキを入れてタイマーをセットし、定食の支度に取り掛かった。あっという間にご飯もなくなってしまい、最後の方のお客様には定食の主食を玄米ではなくパンに変えていただいた。
賄いもゆっくり食べる暇がなく、あっという間に3時を回り、4時頃からは「ぐるっと千葉」の取材。今回はズッキーニとピーマンを素材にしたお料理を撮影していただく。私はズッキーニが大好きだから、作りたいものはいろいろあったが、夏だし、連載中にまだカレーを一回も作っていないので、今回は大豆とズッキーニのカレーを作ることにした。風楽のカレーはスパイスを調合して作るので、一般のご家庭では材料が揃えにくい。そこでカレーパウダーとクミンとガラムマサラだけで作るスパイスカレーにした。でも撮影が始る直前にカレーに添える玄米ご飯が全くないことに気付き、急きょターメリック&サフランライスを炊くことにした。
取材がスムーズに進むように、いつもなら事前に野菜を刻んだり下ごしらえしたり、時間差でできることはやっておくのだが、今日は店が忙しくずっと座る暇もなかったので、撮影前の数分で準備を敢行。出来上がったカレーを一口食べた時、ようやく一息つけてほっとして大汗が出てきた。
サフランはインドに行った時に買ってきたものなので、もう随分、古くなっているが、冷蔵庫に入れてあるので、今でも充分に使える。日本で買うととにかく高価だが、自分でサフランの球根を買って庭に植えた時、一つの花にたった3本しかない小さな雌しべだったとわかり、さもありなんと納得。冷蔵庫の中のサフランはすっかり茶色くなってしまったが、一つの花からたった3本・・・と思えばインドで買って来たものとは言え、もったいなくて使えなくなってしまった。
久しぶりに炊いたサフランライスの鮮やかな黄色にうっとり。今日はズッキーニも黄色だったので、とても華やかなスパイスカレーになった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 13, 2008

レンズ豆と夏野菜のサラダ

P1020330夏野菜が美味しい。暑くなると不思議なもので、ナスやズッキーニ、キュウリやトマト、モロヘイアなどが食べたくて仕方ない。このところ真夏日が続いていたので、昨日の夕立にはほっとした。珍しく家にいて窓という窓を全開にしながら、大掃除をしていたので、一つずつ窓を閉めていくのが間に合わず、リビングの床は吹き込んできた雨でビッショリ。でもそれさえも気にならないほど雨上がりの空気はひんやりと気持ちよかった。畑の野菜たちも久しぶりの雨を喜んでいることだろう。夜も涼しくて窓を開けて寝ていたら、肌寒いくらいだった。
今日のサラダはキュウリといんげんと茹でた人参をせん切りにして、みじん切りの玉ねぎとセロリ、レンズ豆を一緒にあわせた。にんにくとオリーブオイル、お酢、ブラックペーパーなどで味をつけ、ひんやりと冷やしていただいた。この時期、煮物はあまり食べたくなくなるが、冷たいサラダならたっぷり食べられる。色も赤、黄色、緑と三色そろってとてもキレイ。レンズ豆はサラダを作る時にいつも大活躍。主役はいつも美味しい無農薬野菜たちだけど、豆や乾物など優秀な脇役?がいてくれると、料理がより美味しくなっていく。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

July 12, 2008

ヤマモモジャム

P1020327友達の家の近くにある街路樹には、この時期になると毎年赤い実がなるそうだ。何だか美味しそうなので市役所に食べられるかどうか問い合わせたら、ヤマモモの木だから大丈夫だと言われた。さっそく友達は赤い実を拾い集めてきたそうだ。ちょうど私が家に行った時、冷蔵庫の中の大きなザルにヤマモモがたくさん入っていた。可愛らしい赤い実は甘酸っぱくて水分が多かった。早くしないと痛んでしまうので、さっそくジャムを作ろうということになった。
でも中に大きな種が入っているので、種のまま煮てしまうと口当たりが悪くなる。以前、よく作っていた巨峰のジュースは水を加えず、砂糖と一緒に皮も種も丸ごと圧力鍋の中に入れて煮込み、最後に漉すという方法で作っていた。まさに果汁だけのぜいたくなジュースだ。でもヤマモモの場合、皮もないし、実の水分が多いし、種が実に対してかなり大きいので、種ごと一緒に煮込まない方がいいような気がした。
それで結局、半分を果実酒に漬け込み、残りは手で種を出してからジャムにすることにした。ヤマモモの種は実にしっかりとついているので、種を取るのが意外と大変だった。一つ一つ手で出そうとしても実がつぶれてしまってうまく分離しないのだ。いろいろ考えた末、ザルの上に実をのせ指でつぶすと、種だけが残るので、それを捨てていった。ザルの下には真っ赤な果汁がたまっていく。指がいつのまにかヤマモモのアクで真っ黒になってしまった。大きなザルいっぱいあったヤマモモだが種を取ってしまうと正味量はごくわずか。用意しておいた大鍋では大きすぎるので、中鍋にヤマモモを移してコトコトと煮込んだ。香りはほとんどないけれど、果汁の味はかなりハッキリしていて甘酸っぱさが美味しかった。時間のかかる夜なべ仕事?になったわりには、できあがりがとても少なかったけれど、身近にあるものを利用してジャムが作れるなんてすごく贅沢な気分だった。
子供たちが小さかった頃、桑の実を集めてきてジャムを作ったら、とても美味しくできた。でも食卓で奪い合いの?大人気となり、たった一回で完食!以来、彼らは一年中、桑の木を見つけるたびにジャムの話をしながら、桑の実を探すようになった。もちろん実がなるのはほんの一時だけなので、カラブリばかりだったけど、よっぽど食べたかったんだろうな。懐かしい思い出だ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 11, 2008

インドネシア更紗展

P1020329
昨日のお休みは千葉市美術館で開催中の展示会「インドネシア更紗のすべて」を見に行ってきた。更紗と言えば、インドネシアに古くから伝わるろうけつ染めのことでバティックとも呼ばれている。店でも毎年、バティック作家である梶原みちさんのバティックを展示しているし、タイに買い付けに行った時も、いくつかバティックのプリントを買ってきているので、私にとってはとても身近な布である。ほとんどがコットンの布地なので、夏になるとバティックのパンツやブラウスを愛用している。
今回はアジア地域研究の専門家である国士舘大学の戸津正勝教授の膨大なコレクションの中から400点もの作品を展示しているというので、とても楽しみに行ってきた。というのも、タイで買ってきたものは、とても手軽なお値段だけに、ほとんど機械でプリントされたものだし、新しいものが多いのだ。もちろん洋服として楽しむにはそれで充分だ。ただ私はアジア雑貨の仕事をしていたし、テキスタイルが好きなので、装飾文化としてもっともっとバティックの見聞を深めたいと思っていた。大掛かりな展示会であれば昔ながらの手法で手描きのバティックもあるだろうし、アンティークの作品もあると思っていたので、ぜひそれを見たかった。
会場の写真撮影ができなかったので、展示会の様子の写真をご紹介できずに残念だが、美しい作品が多く、とても楽しく見学してくることができた。多色染めになればなるほど、ロウを塗っては染色する回数が増えていくので、とても手間がかかってしまう。でも色鮮やかなバティックは見ていても飽きないし、花やガルーダ、蝶や龍などのモチーフが繰り返し使われており、その繊細な手仕事に思わずため息をついてしまった。
*偶然にも入場チケットをたくさんお預かりしているので、ご希望の方はお店までおいでください。21日まで開催していますのでよかったらぜひいらしてくださいね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 09, 2008

クランベリーとクルミのパウンドケーキ

P1020326久しぶりにヒマな一日だった。気温もそれほど上がらず、厨房の中も過ごしやすかった。でもヒマな時にこそ、あれこれケーキを焼いたりするので忙しくなる。一日中、ほぼ休みなくクッキーとケーキを焼き続けた。もちろんオーブンもほとんどつけっ放し状態。次第に厨房の中も暑くなってくる。
大きな栗カボチャが手に入ったので、朝、ざっくりと割って煮物を作った。その残りでカボチャの焼きプリンを作り、カボチャのケーキを焼いていたら、丸ごと全部、なくなってしまった。栗カボチャのホクホク感がたまらない。私の一番好きな野菜なので、これからカボチャがどんどん出回ってくるのが嬉しくて仕方ない。カボチャの冷たいスープも飲みたいな~。
その後はマクロ仕様で、クランベリーとレーズンとクルミを入れたパウンドケーキを焼いた。メイプルシロップも使っていないので、アーモンドプードルのほんのりとした甘さとシナモンの風味だけでいただくケーキだ。
桜の花の塩漬けが残っていたので、使いきろうとマクロクッキーの生地の上に乗せて焼いた。焼いたらきれいだったピンク色が飛んでしまって少々残念。花びらの周りについていた塩は桜の花の香りが移っているので、ほんの少しだけだったけれど、ビンに入れてとっておくことにした。この塩で浅漬けを作ったら美味しそう。
明日は沖縄から帰ってきてようやく取れたお休みだ。帰ってきてからの10日間。店を閉めた後にも毎日のように細かい仕事があって、家にいられる時間がとても少なかった。昨日も疲れが残らないように早く寝なくっちゃと思いながら佐野洋子の「シズコさん」を読んでいたら、本を閉じることができなくなってしまった。ご自身の自伝のような作品で母親との葛藤を真正直に書いている。肩肘はらず、淡々と母との思い出を語っているのだが、かなり壮絶な母娘関係だったようだ。でもその関係が終息に向かうにつれ、癒しから許し、受容へと変化していく。泣きながら生きているっていいなあ・・・関係って何度でも作り変えることができるんだなと思った。すごくいい本だった。忘れられない一冊になりそう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 08, 2008

赤梅酢

P10203246月に入ってから漬けた梅干の中に、赤ジソを入れた。沖縄に行ったり、忙しかったりで気にはなっていたものの中々赤ジソを入れることができなかった。そろそろ赤ジソも店頭から撤退し始め、もしかしたら今年は赤ジソなしの梅干になるかもしれないと思っていた。この前、おかげさま農場の直売所に行った時、偶然にも見つけた高柳さんの赤ジソ。常温で置いてあったので、早くも色が茶色に変色しているものもあったが、何とか5束ほど買うことができた。茎から葉っぱを取って塩で揉み、ギューッと搾ってアクを出すことを繰り返し、そこへ白梅酢を少々振りかけてよく混ぜると、赤ジソの色がより鮮やかになっていく。最後にもう一度、ギュッと搾って梅が浸かっている樽の中に赤ジソを混ぜた。鮮やかな色が加わって、白梅酢が赤梅酢に変化していく。
森のイスキア」の佐藤初女さんは素材に手を加えて食べるものに変わっていく変化のことを「命のうつしかえ」と呼んでいるそうだ。例えば青菜を茹でる時にも火が通ってくると、緑がパッと輝いて透き通る。その瞬間に青菜は私たちの命の糧となる。まるで何かの合図のようだ。「ちょうどいい食べ頃になりました。どうぞお召し上がりください」・・・言葉を持たない自然界の植物たちからのメッセージなのかもしれない。
「素材の声を聞きながら料理しています」と言う人がいる。私もそう心がけている。毎日毎日、食べものを作る仕事をしていると、もの言わぬ彼らの声が感じられるようになってくる。彼らの命をいただきながら、私たちは明日へと命をつなげていくのである。
梅干は疲れた体を整えてくれる古来から伝わる保存食だ。生のままでは食べることのできない実を、塩に漬け込み干すことによって、滋養あるものに変化していく。それがとても体によいということを、昔の人はどうして知っていたのだろうか。とても不思議だ。
土用干しまでまだ少し時間があるけれど、冬に仕込んだ味噌樽を重石にして今しばらくそおっと時がたつのを待っていてもらおう。自分達の食べるものを季節に合わせて少しずつ加工し保存していくこと。まさに手塩にかけるということだ。たとえ同じレシピで作っても出来上がったものは世界でただ一つだけ。それが命の営みにつながっていくのだから、何て素敵な手仕事なんだろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 07, 2008

美人の湯へ

P1020322夕方から友達と会う約束をしていた。私の友達の中では最年長。70歳近い方だが、とても感覚が若くて私が言うのもなんだが、年の差をあまり意識せずにお付き合いさせていただいている。彼女を中心にいつも4人のメンバーで会うことが多いのだが、今日は珍しく二人でゆっくり話そうということになり、栗源(香取市)にある温泉「美人の湯」で待ち合わせた。
初めて美人の湯に行った時、駐車場がやけに広くて雑然としているので、何だか入りにくい建物だなあと思って引き返したことがある。でも何人か行きつけている知り合いがいて、入ってみたらとてもいいお湯だったと言う。結局、一人では入ることができず、その友達4人と集まる時に私は初めて利用した。ぬるめのお湯なのでじっくり浸かっていられるのがよかった。以来、数ヶ月に一度、仕事が終わってから行くようになった。
今日は友達とのおしゃべりに盛り上がり、食事時間が長くなってしまったので、お風呂の時間はちょっと短めだった。6時の待ち合わせだったので、あっという間に10時の閉店時間に。お互いに本が好きなので、彼女のオススメである佐野洋子「シズコさん」と「役にたたない日々」を借りて今、読んでいるところ。佐野洋子と言えば、私の大好きな絵本の一冊である「百万回生きたねこ」の著者である。愛や命について深く考えさせられる名作だ。数年前にガンの手術をし、今は老いと向き合いながら一人暮らしの役にたたない日々?をおくっているそうだ。
でもその痛烈な目線や歯に衣きせぬものの言い方がとても可笑しくて笑えるのだ。彼女は佐野洋子のエッセイが大好きで、いつも面白かったよ~と新刊を紹介してくれる。私も早く読みたくて仕方ない。話が尽きず名残惜しかったけれど、また会うことを約束してバイバイと手を振った。まるで同級生みたいだ。年代を超えて楽しくお付き合いできるってとても素敵だなあと思う。
折りしも今日は七夕。織り姫と彦星ではないけれど、これからも彼女とは一対一でゆっくりお話する時間を作りたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 06, 2008

じゃがいもとバジルのサラダ

P1020312借りている畑で収穫できた一握りのバジルの葉。バジルの葉は摘んでもすぐにまた出てくるので、夏の間中、楽しむことができる。やはりあの香りは夏のサラダにはピッタリだ。トマトと似合うのはもちろんだけど、私はじゃがいもと合わせるのが好き。
今日はバジル、パセリ、セロリ、玉ねぎ、ニンニクなどをみじん切りにしてオリーブオイルでドレッシングを作り、そこに蒸したてのアツアツのじゃがいもとトマトを漬け込んだ。開店早々にお客様がいらしたので、サラダとして冷やす時間がなかったけれど、夏になると本当にバジルの独特の香りが食欲をそそる。美味しかったです~と皆さんに言っていただきとても嬉しかった。
午後には20名ご予約のお客様のお席をお取りしておいたのだが、いらしてから人数が半分に減ってしまったとわかり拍子抜け。一度に20人分の定食をさっとお出しするのはかなり大変なので、あらかじめトレイの上に器を乗せてご用意しておいた。何もかもかなり多めに作ってしまったので、どうしよう~と一瞬、思ったのだけれど、その後も次々に定食のお客様がいらしてくださったので、そんな心配も杞憂に終わった。
暑くて忙しかった厨房の中、夕方になってからちょっと一休み。アイスクリーマーでアイスクリームを作ってスタッフみんなで座ってお茶タイム。急に暑くなったせいか、冷たいものばかり欲しがる体がちょっと困りもの。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 05, 2008

紅イモコロッケ

P1020309今日も沖縄から買ってきて素材を使った一品をご紹介。紅イモ(ベニイモ)。こちらでは紫イモと呼んでいるけれど、ちょっとこちらのものとは感じが違う。まず外見。サツマイモも紫イモも外側の皮は小豆色で中味の色がそれぞれ違う。でもこの紅イモの皮はなんと白いのだ。最初、売っているのを見つけた時、「これなあに?」と思わずおばあに聞いてしまった。山芋のような外見なのだが、何だかズッシリとしていて重たいのだ(コロッケに隣りに置いてあるのが紅イモ)。これが紅イモだと教えてもらったので、さっそく買って、次の日の朝食の時に蒸して食べてみた。とても甘くて柔らかいお芋だった。中味は鮮やかな紫色ではなく淡い紫。おとなしい感じの色で皮に近い部分は白い輪郭のようになっている。
沖縄では紫イモとは呼ばす、お菓子も料理も全てベニイモと呼んでいる。それを使った紅イモタルトは沖縄ではどこへ行ってもみかける有名なお菓子。今日は紅イモを蒸してマッシュし、中に人参と玉ねぎ、粒ソバを加えて紅イモコロッケを作った。揚げたてをワクワクしながら割ってみたのだが、思ったよりもぱっとしない薄い色なのでちょっと残念だった。でも味はとても美味しいコロッケだった。
昨日から成田山の祇園祭が始った。夏の風物詩だ。昨日はお米を、今日は野菜を取りに行ってきたので、夕方、成田駅周辺の道路の渋滞にぶつかってしまった。お祭りの影響なのか、この急激に暑くなった天候のせいなのか、今日は久しぶりにのんびりとした一日だった。でも明日は2時から20名さまのご予約も入っていて忙しくなりそう。お席が足りなくなる可能性があるので、明日、お食事にいらっしゃるお客様はなるべくお早めにどうぞ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 04, 2008

すき昆布のサラダ

P1020302暑い~!!きっと外は30度を越えているのだろうな。朝方の雨がけっこう激しく降っていたので、今日は一日、ぐずついたお天気になるのではないかと思っていたけれど、予想を大きく裏切ってギラギラとした陽射しが差し込んでいる。こんな日は冷たくてさっぱりとしたサラダが食べたい。何がいいかなと、朝、冷蔵庫の中身を見ながら考える。いつも煮物にしている美味しいすき昆布。すぐに戻るし柔らかいし味がしみこみやすいので、とにかく煮物には最適。月に何回かは煮物として登場する常備菜のようなものだ。でも今日の煮物はじゃがいもの煮っこがしが食べたいなあ・・・となると煮物にすき昆布は使えない。ならばサラダにしてしまおうと水につけて戻したすき昆布をそのまま食べてみた。でもそのままだとちょっと歯ごたえがよすぎる?みたい。サラダにするので味をつける必要はないけれど、戻し汁と一緒に柔らかく煮ておくことにした。その間にバットにごま油と醤油と梅酢を合わせてつけ汁を用意。アツアツのすき昆布をザルにあけて、さっと漬け込む。もちろんボールにあけた戻し汁もそのままかつお出汁と合わせてお味噌汁に使えるのでとっておく。
野菜は大根と人参。大根一本を手で極細せん切りにしていたら、他のことができなくなってしまうので、今日はスライサー(手動)を使ったので、大根も人参もすき昆布と同じ細さに揃っていて見た目がきれい。でもやっぱりスライサーを使ったものは必要以上に水が出てしまうので時間がある時は手で切りたい。さて、いつも煮物に使っているすき昆布をサラダにしたのは初めてだったけれど、これからいろいろアレンジすればサラダ用の乾物としても利用できそうで面白い。中華サラダにしても美味しそう。
省エネしたいところだけれど、お席が埋まってくると、古いタイプのエアコンなので27~8度の設定ではつけていない状態とほとんど変わりなくなってしまう。しかも店の一番奥にエアコンがあるので、窓側の席までは冷気が届かない。仕方なく今日のピーク時には25度に設定。家庭ではなくお店の中で、しかも古い機材を使って上手に省エネするって中々大変だなあ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 03, 2008

ナーベラーの炒め物

P1020301沖縄に行った時に買ってきたヘチマ・・・向こうではナーベラーと呼ばれている代表的な沖縄の食材。その昔、鍋を洗う野菜とし「ナービアラヤー」と呼ばれていた言葉が訛って「ナーベラー」になったとか。レンタカーで走っている時、小さな直売所を見つけては止まって食材を見ていたのだが、どこへ行ってもゴーヤとナーベラーは並んでいた。ちょうど今が旬なので、柔らかい実を食べる一番いい時期だ。夕食には島豆腐と一緒に炒めてチャンプルーにした。へチマと言えば、どうもこちらの人間は食材というよりも、体をこするあのゴワゴワとした繊維状のタワシの方を思い浮かべてしまう。もちろんヘチマ料理を食べる機会も少ない。沖縄でも使われるのはまだ熟す前の若い実ばかりで、古くなると皮の部分からどんどん硬くなっていく。
今日は買って来たヘチマをごま油で味噌炒めにした。沖縄料理の名前は「ナーベラーンブチー」。冷蔵庫にちょうど絹ごし豆腐があったので、水切りして一緒に炒めたのだが、柔らかすぎて島豆腐で作ったチャンプルーのようには出来上がらなかった。ヘチマには水分がとても多く炒めるそばから水がどんどん出てくるので、最後は片栗粉でトロミをつけた。そう言えば化粧水がわりに使うヘチマ水が取れるくらいだから、水分豊富な野菜なのだ。あの暑い陽射しの中で、これだけの水分を実に蓄えていられるのだから、相当な生命力なのだろう。ミネラルや食物繊維、ビタミンなどもたっぷり含まれているので夏バテを防止し整腸作用もある美容の味方。こちらでは中々売ってないので、しばらく食べるのはお預けで残念。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 02, 2008

ぶどう園の取材

25731651471ミレーの取材で香取市のぶどう園に行ってきた。香取市では生産地全体で千葉県のエコ認証を取得しているので、安心して食べられるぶどう園がいくつか点在している。特に栗源周辺は千葉県一のぶどうの産地。観光農園やぶどうの直売所も多い。今日行った農家さんはぶどう畑にビニールシートを敷き詰めて草を生えにくくし、除草剤や化学肥料を使わないで美味しいぶどうを作っている。デラウエアを試食させていただき、ただ甘いだけではない酸味のある味の濃さに感激した。果物には本来、しっかりとした酸味があるはずなのに、ここ数年、品質改良によってどんどん甘くなっているような気がする。もちろん甘い果物もとても美味しいが、さらにその中にしっかりとした酸味や太陽の陽射しを浴びて育まれた生命力のようなものが感じられたら、もっと好きになるだろう。
この取材、沖縄に出発する前から決まっていたことだが、また店を抜けることになったので、なかなか留守中にたまってしまった仕事が片付かない。1時半頃に店に戻って通常の仕事をした後、店を閉めてからもなんだかんだとやらなければならないことを片付けていった。
いつもなら月末には完成させているスタッフのシフトもようやく埋めることができた。長く留守にした分、7月は10日までお休みが取れない。沖縄の風土や感覚が私には合っているのだろう。日本の中でも最もアジアに近い沖縄は私を元気にしてくれる。楽しく過ごしてきたので心は今も青い海の近くを彷徨っていて、すぐにでもまた行きたくて仕方ない。でも沖縄の風に吹かれて元気になって帰ってきたのだから仕事もがんばらなくっちゃ。
このところランチやお弁当のご予約をいろいろいただいて、かなりお店も忙しい。カレンダーには次々とご予約の方のお名前が記入されていく。開店当初には考えられなかったことだ。相変わらず超ヒマ~という日もあるけれど、お客さまは確実に増えている。ありがたいことだ。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

July 01, 2008

石垣島の旅

P1020225ずっと行きたかった石垣島にようやく行くことができた。沖縄は大好きな場所で何回か行っている。でも離島までは中々時間がなくて足が伸ばせなかった。そこで今回は石垣島に直行して周辺の島も回るつもりでいた。出発まではかなり忙しかったので、向こうに行ったら絶対にのんびりしようと思っていたのに、いざ着いてみると、あれこれと行きたいところだらけ!結局、5泊とも毎日泊まる場所を変え移動し続けたので、はたまた忙しい旅になってしまったが、心も体もものすごく元気になって帰ってくることができた。
昨年、20年来の夢がかなって取得したダイビングのライセンスを生かそうと、絶対にやりたいことの一つにダイビングがあった。10ヶ月ぶりのファンダイブだったので、すっかりやり方を忘れてしまって?ベテランダイバーから見たら「コレで本当にライセンスを持っているのかよ~」と思われそうなくらい?何とも情けないダイバーだった私。相変わらず中性浮力を取ることがうまくできず、ガイドより上に行かないようにと言われているのに、一人だけプカプカと浮いてしまったり、珊瑚を傷つけるのでフィン(足ヒレ)には気をつけるようにと言われているのに、珊瑚に引っかけてしまったり・・・。ボンベの空気が減る量も一緒に潜ったメンバーより飛び抜けて早かった(上手なダイバーほど空気の消費量は少ない)。それでも3ヶ所でダイビングをしたので、深海の中を優雅に泳ぐマンタにも遭遇でき大感激!マンタを見た瞬間、レギュレター(水中でも呼吸ができるように口にくわえて空気を吸うもの)を離して「スゴイっ!」と思わず叫びそうになってしまった。P1020204
梅雨のあけた沖縄は連日30度を越え、焼けつくような陽射し。石垣島まで行くと、周辺の八重山諸島までとても近いので西表島に渡り、マングローブの中を船で遊覧しジャングルのような森の中を歩いた。竹富島では牛車に揺られて赤瓦の古い街並みを回った。時間が止まっているかのようなゆったりとした島だった。
石垣島の海はどこまでも青く透き通っていて美しい。珊瑚礁が広がりハイビスカスやブーゲンビリアが青い空の下で咲いていた。レンタカーで島を周遊したので、あちこちの岬の突端まで車で行って、岩場に登っては身を乗り出して崖下に広がる海を覗き込んだ。ずっと水着を着ていたので、暑くなれば人のいない適当な浜辺を見つけては海に飛び込んだ。7時過ぎまで明るく、水温も高いので夕陽を見ながら泳いだ日もあった。
安いゲストハウスなどに泊まり、お米と調味料を持って行ったのでゴーヤやナーベラー(ヘチマ)、空芯菜、紅イモ、青いパパイヤ、島豆腐などを買って食事は自炊していた。ちょうど旬だったパイナップルを毎日冷やして食べた。
写真はお昼に行った舟蔵の里という八重山料理のお店。古い琉球家屋でできている落ち着いた空間で、木々に囲まれたお庭もキレイだった。料理はどちらかと言えばあっさりしているが、上品でとても美味しかった。P1020218たくさん汗をかき、たっぷり水を飲み、太陽の下を歩いたり泳いだり・・・。日には焼けてしまったけれど、かなり健康的な休日だったと思う。ケータイ電話もパソコンもほとんど使うことなく、大好きな南の風に吹かれながら心の休養ができた。やっぱり旅は私にとって何よりの幸せな時間。帰ってきたばかりだと言うのに気持ちはまだ石垣島の海に残っているような気がする。また行きたいな。今度はビーチで昼寝ができるくらいのんびりしたい。

| | Comments (4) | TrackBack (2)

« June 2008 | Main | August 2008 »