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July 19, 2008

ホタルを見に

Hotaru昨日、一昨日とお休みを利用して群馬県の倉渕町までホタルを見に行ってきた。ホタルと言えば夏の風物詩。でも一番大きくて明るく光るゲンジホタルが見られるのは関東地方では6月頃。7月に入ってから見られるのは主にヘイケホタルで、大きさはゲンジホタルよりも一回り小さい。ホタルの幼虫はカワニナという巻貝を食べて育つが、カワニナは水のキレイな場所にしか生息していないので、当然、ホタルもキレイな水場の近くで育っていく。
学生時代、YMCAでキャンプリーダーをしていた頃、小学生の子供たちを連れて年に何度もキャンプに行った。たいていは川の近くのキャンプ場でテントを張り、薪を割って火をおこし、川の水でご飯を炊いた。火を夜になると闇夜を歩き回りホタルを見つけては歓声をあげた。子供時代に野山を駆け巡る経験をあまりしていない私にとって、それはとても新鮮な体験だった。実際、青春時代の4年もの間、そんなことばかりしていたので、今でも私は自然の中が大好きでキレイに整備されたホテルよりも、荒削りの山の中の方が落ち着くくらい?だ。
家の近くでも、夜遅く、田んぼの畦道を走る時などは、ついつい路肩に車を止めてライトを消して待ってしまう。ふっとした瞬間にホタルを見ることができるからだ。でもまとまってホタルを見る機会はここ何年かないので、久しぶりにホタルの光を見に行きたいと思った。夏休みに入ってしまうと家族連れで混み合うので、その前に出かけることにした。ケータイ電話もつながらない標高の高い山の上のキャンプ場に泊まり、釣堀で釣ったニジマスを焼いて食べた後、暗くなってから車で30分ほど走ってホタルの里まで出かけて行った。
もう最盛期は終わってしまったらしいが、じっとして待っていると、次第にホタルが飛び始めた。ため池を作りホタルが育ちやすいように環境を整えている地元のNPOの方たちのご協力によって、そのホタルの里は守られているそうだ。もはや自然のままの状態ではホタルも生息しづらい環境になってきたのだろうか。メスを求めて飛びながら光を点滅させるホタルの姿はとても美しい。一年近く地中で育った後、成虫になってからは何も口にせず、ひたすら子孫を残すことに追われ、わずか2週間の命と聞けば、ホタルの光がますます儚いものに感じられる。
雨の日や満月の日はあまりホタルが飛ばないらしい。今回は小雨が降ったりやんだりで、18日がちょうど満月だったので、乱舞というほどのものは見られなかった。ただ高原の気持ちのよい風に吹かれて涼しい時間を過ごしてきたので、とてもリラックスできた。来年は温泉に入りながらホタルが見られそうな場所を探して、もっと早めに見に行けるといいな。

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