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July 12, 2008

ヤマモモジャム

P1020327友達の家の近くにある街路樹には、この時期になると毎年赤い実がなるそうだ。何だか美味しそうなので市役所に食べられるかどうか問い合わせたら、ヤマモモの木だから大丈夫だと言われた。さっそく友達は赤い実を拾い集めてきたそうだ。ちょうど私が家に行った時、冷蔵庫の中の大きなザルにヤマモモがたくさん入っていた。可愛らしい赤い実は甘酸っぱくて水分が多かった。早くしないと痛んでしまうので、さっそくジャムを作ろうということになった。
でも中に大きな種が入っているので、種のまま煮てしまうと口当たりが悪くなる。以前、よく作っていた巨峰のジュースは水を加えず、砂糖と一緒に皮も種も丸ごと圧力鍋の中に入れて煮込み、最後に漉すという方法で作っていた。まさに果汁だけのぜいたくなジュースだ。でもヤマモモの場合、皮もないし、実の水分が多いし、種が実に対してかなり大きいので、種ごと一緒に煮込まない方がいいような気がした。
それで結局、半分を果実酒に漬け込み、残りは手で種を出してからジャムにすることにした。ヤマモモの種は実にしっかりとついているので、種を取るのが意外と大変だった。一つ一つ手で出そうとしても実がつぶれてしまってうまく分離しないのだ。いろいろ考えた末、ザルの上に実をのせ指でつぶすと、種だけが残るので、それを捨てていった。ザルの下には真っ赤な果汁がたまっていく。指がいつのまにかヤマモモのアクで真っ黒になってしまった。大きなザルいっぱいあったヤマモモだが種を取ってしまうと正味量はごくわずか。用意しておいた大鍋では大きすぎるので、中鍋にヤマモモを移してコトコトと煮込んだ。香りはほとんどないけれど、果汁の味はかなりハッキリしていて甘酸っぱさが美味しかった。時間のかかる夜なべ仕事?になったわりには、できあがりがとても少なかったけれど、身近にあるものを利用してジャムが作れるなんてすごく贅沢な気分だった。
子供たちが小さかった頃、桑の実を集めてきてジャムを作ったら、とても美味しくできた。でも食卓で奪い合いの?大人気となり、たった一回で完食!以来、彼らは一年中、桑の木を見つけるたびにジャムの話をしながら、桑の実を探すようになった。もちろん実がなるのはほんの一時だけなので、カラブリばかりだったけど、よっぽど食べたかったんだろうな。懐かしい思い出だ。

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