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November 19, 2008

紅葉を見に京都へ

Dscf324430年ぶりに京都へ行ってきた。毎年、秋は紅葉を見にあちこちに出かけているが、どちらかと言えば車で出かけて、野山を歩きながら温泉につかるという旅が多かった。古都の紅葉はそれはみごとだと聞いていたけれど、今まで一度もその季節に行ったことがなかったので、今年こそはとずっと思っていたのだ。
日曜日に仕事が終わってから、東京駅から出発する夜行バスに乗り朝方京都駅へ。まずは駅から歩ける東本願寺と西本願寺の周辺を散歩してから、奈良線に乗って東福寺へ。通天橋からみごな紅葉を見下ろす。その後京都駅に戻って、路線バスに揺られて大原へ出て三千院へ。今年のJRの「そうだ京都へ行こう」の舞台になっているせいか、バスは満員で道路も大渋滞。何よりも驚いたのは観光客の多さだ。参拝するまでの道すがら、試食を進める店がたちならび、まるで初詣のよう。ひっそりとした静かなお寺だと期待していただけにちょっとビックリ。でも阿弥陀菩薩の横に座る勢至菩薩の俯き加減の表情がとても素敵だった。Dscf3257

再びバスに乗り途中下車して、今度はケーブルカーに乗って比叡山延暦寺へ。最澄によって開祖された天台宗の総本山だ。標高が高いのでかなり冷え込んでいたけれど、紅葉はちょうど見頃。ケーブルカーを降りてから山道を歩きながら本山へ向かった。こんな山奥の道をかつて何人もの修行僧が歩いていたのだなあと思うと、場の力というものを肌で感じる。
夜は祇園ので京料理の食事をし、食後はライトアップされている高台寺へ。色とりどりの木々が灯りに照らされてとても幻想的だった。散々歩き回ってゲストハウスに辿り着いたのは10時半になっていた。狭いシートの夜行バスだったので足を伸ばせず寝られないまま、一日中歩いたので、ヒザがパンパンになり最後は歩くのもしんどかったほど。それでも目の覚めるような美しい紅葉を見て大感激だった。Dscf3267

翌日はゲストハウス近くの大徳寺を皮切りに、市バスの一日券を利用しながら、金閣寺、仁和寺経由で、嵐電北野線という小さな列車に乗って嵐山へ。名勝庭園として名高い天龍寺を散策。池の水面に映る紅葉まで計算に入れて作られた庭園の造形美に驚いた。その向こうの山並みの紅葉までが庭園の景色と一体となっているよう。しかしここもまたすごい人で歩くのが大変だった。Dscf3338

帰りは錦小路通りに出てお買い物。京都の食べ物やお土産、雑貨屋などが並んだ長い商店街だが、食べものの素材をたくさん扱っているので、歩いていると京都の台所事情が垣間見える。とにかく粉類や豆類が多い。豆腐や麩、豆などを試食できる店も多く、皆気軽に声をかけてくれるので料理の方法などを聞きながら楽しく歩き回った。残念ながら電車で帰るので野菜や粉など重たいものを持って帰ることができなかったが、京都の食文化にも興味があるので、すごく参考になった。
駆け足で紅葉を追いかけたので、一つの場所でゆっくりすることもできず、とにかくよく歩き回った2日間だった。今まで京都が縁遠かったのは、とても高い店ばかりというイメージで敷居が高かったんだなあと思う。確かに季節がら人は多く飲食店なども高い店が多い。それでも日本文化と歴史が根付き、やはり日本人であれば惹かれる場所だと思う。Dscf3294_2

今回、泊まったゲストハウスは1泊3000円と格安だった。台所もあって、とてもいい所だったので、今度は錦市場で食材を買ってきて料理をしながら、京都の旅を楽しめそうだ。電車の一日券もあるし、市バスの一日券は何度乗っても500円なので、ルートを調べながらこまめに歩けば、かなり安く回れそうだ。旅先での交通費と宿泊費を安く済ませて、浮いた分で興味のある京懐石のお店を一軒ずつ行く度に行ってこられたらいいな。豆腐や麩、豆などで作られた懐石を味わいたい。古いカフェにも入りたいし、町屋作りの店も覗いてみたい。今度はもう少し時間をかけてゆっくり京都に行ってみよう。Dscf3320_2Dscf3276_2

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