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March 31, 2009

根津の谷のご飯

Dscf3846昨日のお休みはまた実家に行って父の病院へ。入院して1週間。2人部屋に移っていたが、この1週間というもの、全く歩いていないらしい。ベットからも起き上がれなくなっていて、寝返りを打つのもしんどそうだ。歩行訓練もなくただベットに寝ているだけの毎日。体力が急に衰えていた。もしやこのまま歩けなくなってしまうのではないかと心配になった。実家は弟と父の二人暮らしなので、退院して帰っても家に一人でいることはもう無理だろう。デイサービスを申し込んでいたのだが、お迎えに来てくれた担当の人に「行かない」とゴネて勝手に断ってしまったそうだ。このまま病院にいてベットで寝ているだけよりも、どこかホームを見つけて入所する方が、もう少し楽しい残り時間が過ごせそうな気がするのだが・・・。
折りしも昨日の朝日新聞の天声人語幸田文が書いた「身の納まり」という随筆が紹介されていた。ある畳職人が腕は良くても老後に身の納まりがつかない者は良い職人とは言えないと口にしたそうだ。「若い者に自分の安らかな余生を示して安心を与え、良い技術を受け継いでもらわなくてはいけない」と。(中略)望むのは贅沢ではなく「尊厳のある老後」である。翻訳すれば「身の納まり」というつつましい言葉にほかならない。
身の納まり・・・やがて来る自分の行く末についてもそうだが、美しく、最後まで自分らしく年を重ねたいと誰もが願うのだろうが、実際には厳しい現実が待っている。
今回のことも、すでに自分の意志でいろいろなことを考え決定し、実行することができなくなってきている父を見ていると、どうしてあげることが一番いいのだろうかということが私もわからない。「じゃあ帰るからね」と言うと、「パパも一緒に渋谷まで行くから靴を持ってきて」と何度も繰り返す。今、自分が病院のベットの上にいることも時々わからなくなってしまうようだ。そんな姿を見ているのはとてもつらい。
実家に行く時は必ずどこかのオーガニックのお店でランチを食べる。そんなことでもしないと中々足が病院に向かないのだ。昨日は千代田線で根津まで出て昔からやっている根津の谷でランチ。いつ食べても美味しいご飯だ。
また病院に戻って、夕方にはブラウンライスでお茶。気の通った食べ物が自分に力を与えてくれる。

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March 29, 2009

蕗の塩漬け

Dscf3844蕗の塩漬けをいただいた。でも下さった方も、いただきものをお裾分けするので、使い方はわからないという。私も蕗の塩漬けを扱うのは初めて。保存食なのでもちろんそのままでは食べられない。とりあえず、今日の定食の付け合せにしようと、昨日の夜から塩抜きのため水につけておいた。
朝になって、蕗の端っこを噛んでみた。まだしょっぱい。これは茹でこぼした方がいいのではないかと思って、大鍋にお湯を沸かしてしばらく蕗を茹でてからザルにあけた。その後、蕗の塩気は抜けていたので、さてどう調理したものか。塩漬けしてしまうと黒くなっているせいか、茹でてあるのか皮をむいてあるのか、ちょっと見ただけではわからない。とりあえず皮をむいて茹でてあることを前提に、5センチほどの長さに切って、キンピラ風に料理してみることにした。
中華なべにごま油を入れて唐辛子を加えて、蕗をよく炒めて、酒をジュッと振り入れ、再びよく炒めてから、最後に八方出汁で味付けをした。太い所はちょっと硬さが残って筋っぽいところもあったけれど、細い所はキャラブキのようになって美味しかった。
それにしてもあんなにあちこちに生えている蕗をわざわざ塩漬けにするなんて、スゴイ保存食だなあ。あの独特の香りがあまり好きではない私は、野山に生えている蕗を見てもあまり採取したいとは思わない。食べなければ食べないで済ませてしまう食材だ。だからわざわざ手間をかけて保存する気にもならないのだが、マメな方もいらっしゃるのだなあと感心してしまった。山から蕗を切ってきて皮をむき、こんなにたくさんの蕗を塩漬けしたのかと思うと、その行為自体に脱帽してしまうのだ。
以前、会津喜多方に住む友達のお母さんがぜんまいを干して保存していたが、それもまた大変な仕事だ。干すことによってとてもひなびた甘いぜんまいになる。私など干しぜんまいになったものをいただいてきて、料理するだけだが、そこに至るまでの手間隙を思うと本当に貴重な保存食だなあと思う。特に冬の間、雪に閉ざされてしまう北国では食材を保存する知恵がすばらしい。
その土地に住み、先人達から教えを乞いながら生活していかない限り身につかないことだと思う。だから、ちょっと香りの苦手な蕗だけど、たくさんの手をかけて保存された後、樽から出されて、はるばる私の元にやってきてくれた蕗の塩漬けを大事に料理させていただこうと思った。
今日の午前中はヒマだったが、午後から次々にお客様が来てくださって、久々にとても賑わった。すごく忙しくて定食もすっかりなくなってしまった。それは嬉しいことなのだが、このところちょっと人手不足気味。やむにやまれずスタッフ急募の貼り紙を出した。
*これからサクラの季節に向けて春はいつもよりお店が混むのですが、スタッフもそれぞれに都合があって、中々3人体制を組むことができません。4~5月にかけて短期間ですが、週2~3日、一日4時間程度、気軽にお手伝いして下さる方はいませんか?もちろん美味しい賄い付きです。詳細はお問い合わせください。

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March 28, 2009

ほうれん草のキッシュ

Dscf3839きっと今日あたりサクラが満開になるのだろうなあと予想していたのだが、案外、寒い一日となり、宗吾霊堂のサクラもまだ2分咲き適度だった。月末だし、きっと混むだろうなあと思っていたのだが、それも今日はハズレ。月末の土曜日にしてはのんびりとした店内だった。
でも土日にはいろいろ作ったものをカウンターに並べるようにしているので、朝からパンを仕込み、キッシュを焼いたり、クッキーを焼いたり、米粉のロールケーキを焼いたりした。
今日のパンは寺田本家の発芽玄米酒むすひの酒粕をパンの中に入れて焼いた。本当は酒粕を発酵させたかったのだが、種を仕込んでいなかったので、時間的に間に合わず、結局、白神こだま酵母の生地の中に混ぜ入れて焼くことにした。とてもよく発酵して、ふんわりとした酒粕の匂いがちょっと残っている大ぶりのブールが5つ焼けた。でもあっという間に売れてしまった。パンは人気があるのだが、どうしても一度にたくさんは作れないのがつらいところ。せいぜい12時半頃に、4~5個のブールを焼き上げるように仕込むのが精一杯だ。
キッシュはほうれん草と玉ねぎを入れて焼いた。とにかくオーブンの熱が無駄にならないように、次々に焼くものを入れていき、効率よく焼けるように気をつけた。思ったよりもずっと寒かったので、厨房でずっとオーブンをつけていたら温かくて助かった。そろそろセーターを洗おうかと思っていたのだが、もう少し待った方がよさそうだ。

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March 27, 2009

今日の除去食

Dscf3837今日はアレルギーのお子さんを持つお母さんたちのお食事のご予約をいただいた。毎回、除去食をお作りする時は、間違いがあってはいけないので、あらかじめファックスでアレル源をお知らせいただいている。
今日のお子さんは豆、ゴマ、卵、乳製品、小麦などがアレル源だった。小麦がダメとなると普通の醤油は使えないので、お醤油はひえ醤油をご持参いただいた。それで野菜を下ごしらえしておいて、ひえ醤油を使って、いらしてから味をつけた。豆はダメでも味噌や豆腐などの加工品は大丈夫ということだったので、味噌汁はそのままお出しすることができた。
メニューはレンコンボールとじゃがいもの揚げ物のあんかけ。ふろふき大根、青菜の和え物、蒸し野菜の甘酒ドレッシングサラダ、玄米、お味噌汁、お漬物、リンゴ寒天。いつも風楽では野菜を炒める時にごま油を使うのだが、ゴマがダメなので、レンコンボールの中味になる人参と玉ねぎはなたね油で炒めて味付けも塩のみ。ひえ醤油を受け取ってから、しめじのあんを作り、上からおかけした。
甘酒ドレッシングにも醤油を入れるのだが、醤油を入れる前にミキサーから取り分けて使えるようにした。デザートも卵を使ったシフォンケーキだったので、リンゴ寒天を別にお作りした。
小麦がダメだと、パン粉や小麦粉を使うフライの衣が作れない。グルテンミートや車麩なども使えない。だからどうしても野菜や雑穀中心のメニューになってしまう。
きちんと除去食を徹底されているせいか、お子さんの肌はとてもキレイでアレルギーだなんて、ちっとも思えないくらいだ。でもそれはお母さんが食事に気をつけていらっしゃるからだろう。
アレルギーのお食事をお作りする時は、他のお惣菜と混ざらないようにとても気を使う。八方出汁や醤油をいつもの感覚で、うっかり使ってしまいそうになるから、普通の定食とは全く分けてお作りするしかない。正直なところそれは大変なのだが、お家ではない場所でご飯が食べられるって、お母さんにとってもお子さんにとっても、ちょっとした気分転換になって嬉しいだろうなあと思うと、がんばれる。小さな店だとメニューを画一化していない分だけ、融通もつけやすい。できることには限りがあるけれど、これからもできる範囲で対応させていただこうと思う。

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March 26, 2009

小松光一さんと再会

Dsc09132おかげさま農場の長谷川さんからランチのご予約をいただいた。8名ほどお昼にいらっしゃると言う。私が電話を受けたわけではないので、最初、どちらのハセガワさんかわからなかった。電話の口調をミエコちゃんから聞いて、おそらくおかげさまの長谷川さんではないかと予想していたのが大当たり。それも飛びきり素敵なゲストがご一緒だった。
グローバル地域研究所を主宰し、有機農業を通して町おこしに関わり、農村の文化のついて様々な情報発信をしている小松光一さんだ。以前、子育て中のお母さんたちを集めて母親学級を企画していた時、ぜひ講師にお呼びしたかったので、お宅まで伺って直談判したことが、出会いの始まりだった。その時、着ていらしたタイの藍染めのジャケットに一目惚れした私は、「どうしてもそれがほしいので譲ってください!」と初対面だと言うのに、図々しくお願いして脱がせてしまったという思い出がある。私がタイの手工芸品を好きになる最初のきっかけだった。
講座の講師をお願いする方に向かって(まして初対面!)、いきなりそんなことは言えないハズ?なのだが、「アンタもヘンな人だねえ~面白いよ」と笑いながら小松さんはとても気さくに話して下さった。以来、何度かイベントの時にお会いしたり、とにかく有機農業をやっている人たちと接点が多いので、どこに行っても小松さんのことは話題にのぼる。
人を後押ししてその気にさせてしまう名人?であり、お酒を飲みながら冗談だか本気だかわからないような話を、いつのまにか実現させてしまう不思議な方だ。著作も講演もとても多く、ネットワークがとても広い方なのだが、いつもお酒を飲んでは機嫌よく笑っているので、とてもそんな風には見えない?。
今日も開口一番は「こんにちは」でも「久しぶり」でもなく、「五人娘飲ませてよ~」だった。ちょうど切らせてしまったところだったので、小松さんたってのお願いを聞いてさしあげられず申し訳なかった。
私がオーガニックのお店をやっていることも聞いてないようなそぶりをしながら、しっかり覚えていて下さって、「こういう場所を利用してさ、映画会とか講演会とかどんどん企画しなよ」とアドバイス。相変わらず人をそそのかして?何かをやらせようと後押しするのがお上手だ。本当は一緒に座ってゆっくりお話をしたかったのだが、何しろ、ちょうどその時間は店も忙しくて、とても厨房から抜け出せなかった。
日常業務に追われて以前のようにイベントを企画することができなくなってしまったのだが、私の心のどこかにはまたそういうアクションを起こしたら面白そうだなあという思いがひたひたとあるのだろう。またしても小松マジックにかかってしまったのかも・・・?。何はともあれ嬉しい再会だった。
*写真は4年前に大々的に行った収穫祭での夜のコンサート。

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March 25, 2009

アセロラと豆乳の寒天

Dscf3834今日のデザートは寒天。ちょっとは温かくなるような気がして、さっぱりとした冷たいデザートを用意したのだが、昼前から雨が降り始め、意外と寒い一日になってしまった。アセロラジュースの赤と豆乳の白い色を生かしたかったので、それぞれに寒天パウダーを加え冷やして固めた。固まってから斜めにカットして缶詰のみかんをシロップごと加えて合わせた。
今日は25日の給料日。忙しくなりそうな予感がしていたのだが、思いの他ヒマな一日だった。昨日は給料日前だと言うのに何だかとっても忙しかった。なんとお正月が終わって以来、一番売り上げがよかったのだ。久しぶりに訪れたそういう日が給料日前だったというのも不思議なのだが・・・。その影響を受けてか?今日はすごくヒマだった。
ちょっと肌寒い日が続いているせいかサクラの開花もストップしているのだろう。一昨日、都内を歩いた時にはすでに2分咲きくらいになっていたが、これでちょっとは満開も遅れそう。まだかまだかと待っている間が一番、楽しいのかもしれない。
アセロラの赤はそんなサクラの季節にはピッタリな色だ。これからもデザートに活用してみよう。

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March 24, 2009

ナチュラルカフェダイニング ハーモニアン

Dscf3831昨日のお休みはようやく時間が取れたので、久しぶりに実家に行くことにした。たまたまカギを持って行くのを忘れたので、駅から電話してみたのだが出ない。家まで行って玄関のドアフォンを押しても反応なし。昼寝でもしているのかなと思い、時間をつぶすため近くにある「ハーモニアン」にランチへ行ってきた。昨年の秋にオープンしたばかりの店だ。私が住んでいた頃はそれほどでもなかったけれど、GAIA2号店ができたり、タカコナカムラホールフードスクールができたり、美味しいオーガニックのカフェが点在していたり、代々木上原にはとても魅力的なお店がいっぱいあって、どんどん面白くなってきた。
ハーモニアンのランチは肉や魚を使っているもの、ヴェジランチ、カレーランチの3種類の中から選べる。白いワンプレートのお皿におかずが3~4種類。玄米か白米を選ぶことができる。これで850円。食後は自家焙煎のコーヒーが150円でスィーツは300円となっている。砂糖は甜菜糖を使用し、バターの代わりにオリーブオイルを使用したヘルシーなケーキだ。場所柄、回転数がいいのか、とても手軽な価格で驚いた。
食事が終わって、再び歩いて実家に行ったらまだ誰も出ない。仕方なく弟に電話したら、なんと今朝、倒れて救急車で運ばれたとのこと。たまたま午前中に訪ねてきてくれた友達(家のカギを持っている)が家に入って父を発見してくれた。いったん近くの救急病院に行ったが脳梗塞の可能性もあるので広尾の日赤に転送されたという。弟もちょっと前にその電話を受けたばかりだったので、二人で待ち合わせ大急ぎで日赤まで行くことにした。
病院に着いた時はちょうどMRIの検査中。しばらく待ってから結果を聞かされた。脳や心臓には異常が認められず、父の様子も意外と元気だった。でもそのまま家に帰るのは難しいので、再び近くの救急病院へ転送されることになった。それで救急車に同乗し、入院に付き添った。救急病院から再び実家に帰ってパジャマなど当座のものを用意しカバンに詰めて再び病院へ。
結局、運動不足による機能障害のようなもので、体が動かしにくくなっているようだ。意識もあるし食欲もあるので、命に別状はないが、家の中で転んで起き上がれなくなったらしい。ちょうどその時、友達が来てくれたからよかったものの、一人にするのもだんだん危険になってきた。デイサービスなどを利用しているのだが、弟が仕事に行った後に、ヘルパーさんがお迎えにくるので、その日の気分でゴネて行かないと言ってしまうらしい。それで弟も困っていると話していた。
着替えを持って病室に行くと、安心したのか父はベットの上でぐっすり眠っていた。実家に顔見せに行くつもりだったのに、救急車に乗ったり、歩き回ったり、なんだかとても大変な一日になってしまい、とても疲れた。
もうちょっとマメに会いに行かなくては・・・と思いつつ現実には中々行けないのだが・・・。

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March 22, 2009

豆腐クリームのケーキ

Dscf3828連休最後の日はあいにくのお天気。でも何もなかったので、定食の支度にはかなり時間がかかって忙しかった。また開店前からお食事のお客様が来て下さったリ、お弁当のご予約が入っていたり、スープのストックがなくなってしまったので、急きょ仕込むことになったりと、とにかくやることがありすぎて、朝からかなり慌しくなってしまった。
それでもこの雨のせいか、2時前にはもうお店もすっかり静かになって、チエコさんにもミエコちゃんにも早帰りしてもらった。写真は今日のデザートの豆腐とココアのマクロケーキ。豆腐クリームを乗せてお出しした。
息子の車の車検が切れた。車検を取るのかと思っていたのだが、ボコボコにへこんでいるし、エンジンの調子がよくないので、買い換えるそうだ。以前、知り合った方に息子が車のことで問い合わせた。
とても親切は方で息子の電話を受けたら、お母さんも交えて一緒に相談しましょうと、電話の後、夜10時過ぎだというのに家に来て下さった。指定の車種があればオークションで入札できるけれど、息子がほしがっているグレードの軽の中古車はとても割高なので、もう少し古い年式のものにした方がいいのではないかとアドバイスを受けた。そして自分の所のクレジットよりも、もしかしたら息子の給料が振り込まれている銀行のマイカーローンを使う方が金利が安いかもしれないからと、連休が明けたら自分で銀行に行って聞いてきてごらんと言ってくださった。
偶然にも私と同じ年のその方は、以前、息子の車が畑に落っこちて動かなくなり右往左往している時、たまたま通りかかった。見ず知らずの人なのに息子の車をクレーンで引き上げ、レッカーで運んで下さった。そして明日からの通勤に困るからと言って、自分の会社にある車を代車用に貸してくださった。
若い頃はかなりヤンチャで悪をしていた?そうだが、今は人に喜んでもらえることをするのが自分の仕事だと何度も話し、息子の気持ちもよく聞いてくれたり、お金は大事に使いなさいよと商売抜きで、あれこれ面倒を見ていただいた。
今回もまだ買うかどうかわからないのに、さっそく代車を用意してくださり、もうありがたいことばかりだ。いつも思うのだが、信頼できる大人と出会えた若者たちは幸せだ。なかなかいい大人たちがいない社会の中で、本当に本人のことを思って、いろいろ忠告してくれる人がいるというのはありがたいことだなあと思う。
いずれにしても車を買うのであれば息子がローンを組み、私が保証人になるしかない。本当はそんなのゴメンだとつき返したいところだが、毎月、キチンと返済していくことが社会人としての責任だと言うことを学ぶよい機会だろう。どんな車を選んで、金額との折り合いをつけ、いくらのローンを組むのか・・・しばらく見守りたい。

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March 21, 2009

米粉のシフォンケーキ

Dscf3825デザート用に米粉を使ってシフォンケーキを焼いてみた。卵白をしっかり泡立てることがコツだが、それ以外では小麦粉で作るよりも簡単かもしれない。米粉はサラサラしているので、粉をふるう必要もないし、グルテン分がないので、粉を加えてから混ぜすぎてしまってもモッタリすることはない。
とてもしっとりフワフワに焼き上がった。試しに生クリームをかけて食べてみたのだが、もっちり感がないので、米粉を使ったということを忘れてしまうくらいだ。デザート用にはあんこをかけてお出しすることにした。
昨日は連休のわりにあまり忙しくなかった分、今日がとっても忙しくなった。だけどアリミちゃんと二人体制だったので、もう厨房は目の回る忙しさ!1時半には定食がすっかりなくなってしまった。朝から集中してお客様がいらしたので、定食の準備をする以外にもお皿洗いからコーヒーを落とすことから、とにかくバタバタと大忙し。アリミちゃんはほとんどフロアにいたので、厨房の作業は私一人だけ。かなり忙しかったので、アリミちゃんへの口調も相当キツく、態度もピリピリしてしまったのだが、アリミちゃんはそんな私の焦りに動じることなく?ずっと穏やかでいてくれた。一段落した頃、「キツい言い方してごめんね」と言ったら「いいんですよ~。わかってますから~」と優しく受け流してくれた。いつもアリミちゃんは優しい(だけどちょっぴりのんびりしている)ので、一緒に厨房にいて忙しくなってしまうと、私の煽るようなスピード仕事のとばっちり?をアリミちゃんはモロに受けてしまう。本当にゴメンね。
久しぶりに大忙しで店が賑わってよかった。これも春らしい陽気になったおかげだろう。いろいろな食材がなくなってしまったので、店が終わってすぐに買い物へ。連休中のショッピングセンターは大勢の家族連れで混み合っていた。あまりそういう場所に買い物へ行かないので、ふと見た光景から連休らしさを感じた。さっきレジに入ったばかりの1万円札が次々に飛んでいく。やっぱり買い物は嫌いだ。

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March 20, 2009

酒粕チーズケーキ

Dscf3811この前、お蔵フェスタに行った時、買ってきた寺田本家の酒粕。寺田本家では酒粕を使ったお料理のレシピをサイトで紹介しているので、酒粕のチーズケーキを作ってみることにした。まずなたね油で酒粕を軽く炒ってから使うのだが、それ以外は材料をフードプロセッサーに入れて混ぜるだけなのでとても簡単。
実は私はほとんどお酒が飲めないせいか、酒粕自体の匂いもどちらかというと苦手なのだが、この酒粕チーズケーキだったら食べることができた。酒粕の香りがレモンを加えることによってチーズ風味になるのでとても不思議だ。
酒粕は私にとってまだ未知の分野で知らないことがとても多い。この前、初めて酒粕の酵母でパンを焼いてみたのだが、酒粕の中で酵母が生きているんだということが本当にわかってとても感動した。お腹の中にいい微生物を増やすことが何よりの健康の秘訣だろう。
今日は連休の初日。お彼岸だ。ラジオから聞こえてくる交通情報はどこも渋滞のようだ。お店も混むと思っていたのだが、昼過ぎまではガラガラ。2時半過ぎにもうチエコさんも早帰りしてもらおうかと話していたら、次々にお客様が来て下さった。3時半までのわずか1時間の間がとにかく集中して忙しかった。一足違いでチエコさんが帰ってあやうく私が一人になるところだった。連休中の人の動きは全く予測できない。

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March 19, 2009

あいりん堂さんのお弁当

Dscf3823今日はあいりん堂さんで佐藤先生の健康セミナーの日だったので、お弁当の注文をいただいた。今回は26個といつもよりも少なめ。今日もチエコさんと二人体制だったので、7時半過ぎから厨房に入り準備を開始した。雑穀たっぷりの玄米ご飯を炊いて、サラダを作り、青菜を茹で、高野豆腐を煮た。
今日のサラダはフレンチ風味。さつまいもと人参を乱切りにして蒸し器で蒸し、ヤーコンも乱切りにしてレモン汁に漬け込み、玉ねぎのみじん切りとパセリを加えたフレンチドレッシングを作り、そこにさつまいもと人参とヤーコンを加えてよく混ぜレーズンを散らした。とてもさわやかでさっぱりしたサラダだが、こういう春めいた陽気にはピッタリだった。
いつのまにか温かくなってきたので、冷たいサラダや冷たいデザートがとても美味しく感じられるようになった。
お弁当も早めに完成し、店がオープンする前に配達してくることができた。最近、我ながら手がとても早くなってきたなあと思う。料理を作る時と片づけをしている時はとにかく手が自然と早くなる。そして動いていることが全く苦にならない。
配達から帰ると、すぐに白神こだま酵母でパンを仕込み、定食のご注文を受けながら豆腐のマフィンを焼いていた。厨房にいる間はいつも手を動かして何かを作っている方がいい。最近、何かを食べるものを作っている間は、自分がひたすら無心になっていることに気がついた。もしかして私にとって料理は瞑想や座禅みたいなものなのかもしれない。いずれにしても深い精神修業だ。
今日はいいお天気だったのに、2時前にはピタリとお客様が途切れてしまったので、忙しかったのはお弁当の支度をしている朝のうちだけで、案内、後半はのんびりしてしまった。明日は祝日なので忙しくなりそうだ。

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March 18, 2009

パン教室~いちごデニッシュ~

Dscf3821今日のパン教室は春らしくてちょっと甘いパンを。いちごを使ったデニッシュパンだ。渦巻き状にいちごペーストを生地の中に入れて焼きこんだパンと、中はカスタードクリーム、上からは生クリームといちごのデコレーションという豪華デニッシュの2種類を作った。オーブンから天板を出す時、思わず「パン屋さんみたい~!?」と叫んでしまった。厨房の中もめったに使わないバターの香ばしい匂いであふれていて、ちょっとしたベーカリー気分。
白神こだま酵母はどちらかというと、砂糖とはあまり合わないようなイメージがあるのだが、こんなに甘い菓子パンの時もふっくらと膨らんでくれるのだからスゴイなあと思う。ちなみに来月はいちごでおこした酵母でパンを焼く予定。講師の高田さん曰く、いちごは果物の中でもとても酵母を起こしやすいのだそうだ。焼き上がった時、ほんのりとしたいちごの香りも美味しいパンになるとのこと。4月15日(水)4時からです。夕食付きでえ3900円。ご希望の方はご予約ください。
今日は一日ポカポカといいお天気。本当に春らしくて気持ちのいい陽気だった。これでサクラの花もほころび始めることだろう。今年のサクラは開花が早そうなので、3月いっぱいで咲ききってしまうかもしれない。サクラは咲いてしまうと散るだけなので、まだかなまだかな・・・と待ちわびている時間が一番楽しい。
春は何か新しいことを始めたくなるのだけれど、さて、私にとって今年の春はどんな春になるのだろう。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

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March 17, 2009

ぐるっと千葉の取材~グルテンミートのレタス包み~

Dscf3814一昨日、お蔵フェスタが終わった後、夕方、店に戻って寸胴やバットなど使ったものを車から降ろして片付けてからブログを書いた。ここまでやって初めてお祭りへの出店が終わった気分になる。夜は打ち上げを兼ねて友達と空港の近くのホテルで夕食を食べ、そのまま泊まれるように予約しておいた。いつも見慣れている成田空港だがホテルの11階のレストランから見る夜景はとてもきれいで、どこか別の街へ泊まりにきたようだった。美しく盛り付けられたフレンチを食べながら、一仕事終えた後の満足感と充足感にしばし浸っていた。
昨日は久しぶりの休日だったので、昼過ぎに家に戻り、洗濯機を回しながら家の中を掃除した。明るい陽射しの中で真昼間に掃除機をかけられるなんて、それだけで新鮮な気持ちになる。その後はソファに転がり、ダラダラと本を読み、ほんの少しだけどのんびりすることができた。
今日はぐるっと千葉の取材。4月号に向けて筍を使いたかったけれど、まだ出回っていなかったので筍料理は来月へ。素材はレタスと新じゃがを取り上げることにした。グルテンバーガーを生姜やにんにく、長ネギと一緒に中華風に炒めて、レタスで巻いて食べるレタス包みと、じゃがいもを蒸して作るじゃがいもだんごの2品。今日はスタートが早かったので、最初のうち店の仕事も残っていてバタバタしていたけれど、その分、早く終わったので助かった。
一つの大きなイベントが終わっても、今日はぐるっと千葉の取材、明日はパン教室、明後日はあいりん堂さんのお弁当の配達と、今週もまたいろいろ忙しい。商いとは飽きないこと。一つが終わってもまた次の何かが待っている。その連続だ。合間にほっとする時間をうまく自分の中に取り込んでいかないと、いつまでも時間に追われ続けることになる。そのしわ寄せは一人だけの貴重な時間がどんどん減っていくという形になって表れる。
自分一人の世界を持つこと、自分らしくいられる空間を持つこと、それは私が私らしくいられる原点だ。それがあるからこそ、たくさんの人たちと関わって思いきり仕事ができるのだと思う。一人の時間から生まれる産物・・・忙しければ忙しくなるほど、大切にしなければ。

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March 15, 2009

お蔵フェスタへ

Dscf3805行ってきました!お蔵フェスタ。いいお天気に恵まれ、すごい人出の中、楽しく出店させていただきました。
今回はお天気の心配もなく前日から確実に開催されることがわかっていたので、準備もスムーズにできた。予定どおり朝方3時頃に起きて即行動開始。
玄米を炊きはじめ、ヒヨコ豆を煮て、ごぼうの炒り煮をし、キッシュを焼き・・・とフル回転。とても集中してやったので7時頃には作業も終わり、車に積み込んで7時半に出発。8時半前には寺田本家に到着したというのに、すでに正面道路は車が詰まっていた。
竹を組んでビニールシートをかけた簡易テントを道路に設営しながら、出店者の搬入が始っていたからだ。ようやく奥のテントサイト?に辿り着き荷物を降ろして、お店のセッテイングをした。
今回は人参ケーキや豆腐マフィンなどのスィーツの他、レンズ豆と野菜のスープと、ひじきと青大豆の玄米ご飯、青シソおむすび、ヒヨコ豆のトマト煮、ごぼうと人参の炒り煮、ほうれん草のキッシュがお食事用のメニュー。カレーを持って行くことも考えたが、ご飯の保温ができそうにないので取りやめた。大型の寸胴にスープをたっぷり作り、カセットコンロで少しずつ温めていけば、アツアツのスープをお出しできるを思って、急きょメニューを変更したのだ。Dscf3806

9時から始るお祭りだが、駐車場が混み合うことを見越して、朝早くからたくさんのお客さんが来ていた。ライブあり、酵素の足湯あり、酒蔵見学あり、スタンプラリーあり・・・とメニューも盛りだくさん。そして出展者の数のスゴイこと。寺田本家の前の道路にずっと店が立ち並ぶほか、空き地を利用してそれぞれに出店ブースがあるので、本当に見て歩くのが大変・・・と言うか人が多すぎて、ほとんど見ることができなかったくらいだ。歩くのさえも一苦労~!
おそらく1万人以上の人出?。本当にすごい数の方たちが集まって、賑やかなお祭りだった。お客さんもあちこちのブースで食べたいという気持ちがあるせいか、すぐにメニューを決めずにまず様子見をしてから、少しずついろいろなものを買っていらっしゃったようだ。たくさんの顔見知りの方やお客様にもお会いすることができ、皆さんのオーガニックへの関心の高さが伺われた。
それに魅力的な出店者のなんと多いこと。食べるものがありすぎて、いつもよりも販売ペースは遅かったけれど、とりあえず最後にはほとんどのものが売り切れてほっとした。人出のわりにお買い物の出だしが遅かったので、もしかしたら売れ残るかも・・・?と朝のうちは一瞬心配になったけれど、昼過ぎには次々とお客様が来て下さって忙しくなった。寸胴にたっぷり作ったスープを持って帰るのだけはイヤだったのでよかった。
アースデイ千葉も面白いお祭りだったけど、神崎町を「発酵の里」にすべく街ぐるみでのお祭り体制がとてもよかった。近所の商店街の方たちも店の前に出店を出していて、和気藹々とした雰囲気。疲れたけれど楽しかった。風楽のブースに来て下さった方たちどうもありがとうございました。

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March 14, 2009

出店の準備

Dscf3803明日の寺田本家で行われるお蔵フェスタに向けての最後の準備に明け暮れた。スープを作ったり、クッキーを焼いたり、明日煮る野菜の下ごしらえをしたり・・・定食の用意と平行しながら、ずっと手を動かし続けていた。
お天気は悪かったけれどお店はまずまずの賑わい。でも土曜日だったせいかレジでは一万千札を出される方が多く、つり銭がピンチに。今日は銀行で両替ができないので、夕方、買い物に行ってあちこちでお金をくずす。それも一仕事だ。スーパーに行ってダンボール箱を集めてきて、店に帰ってから出来上がった焼き菓子などをダンボールに詰めて並べていった。椅子やテーブルなど持っていくものを物置から出して、明日の朝、すぐ積み込めるようにした。忘れ物のないように例えばはさみやお玉、マジックなど細かいものなどはカゴにまとめた(それでも毎回、いつも何かしらの忘れ物があるのだが・・・)。そうこうしているうちにいつのまにか9時を回ってしまった。ああなんと時間がたつのが早いこと。
明日は寒いようだが、とりあえず晴れることは晴れるようだ。お天気が読めるのは仕込みにGOサインを出せるのでとても助かる。昨年のアースデイ千葉の時は、とにかく最後までお天気が読めず、持っていくものの量をどうしようかと朝まで悩み続けた。
今日は今からお風呂に入って早めに寝て、明日は3時には起きて一回目の玄米を炊き始める。7時半過ぎには店を出る予定なので、4時間で全ての調理を終わらせなければ。時間との勝負だ。お祭りやイベントの前はいつも時間を逆算しながら予定を立てていく。こういう緊張感は大変だけど嫌いではない。
今回はすごく出店者も多いし、人出もすごそうだ。面白そうなお店もたくさんあるので見て歩くのも面白そう。いろいろな方に会場でお会いできそうでとても楽しみ。どこかで見かけたらどうぞお声をかけてくださいね。

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March 13, 2009

スィーツ作り

Dscf3802今日はとてもヒマな一日だった。午前中はちょっとだけお日様も顔を出したので、このまま晴れるかと思っていたのだが、午後になってからあやしいお天気へと変わっていった。昨夜、友人と友達夫婦がお店に来て一緒に食事をし、その後、みんなでキャッシュフローゲームをした。「金持ち父さん貧乏父さん」を書いたロバート・キヨサキが考案したボードゲームだ。
まずそれぞれがカードを一枚引き、弁護士や医者、サラリーマンなどの職業が決められる。カードには各々の給料や税金、ローンなどの金額のモデルケースが書かれている。順番にサイコロを振りながら、すすめたコマのマスに書かれたカードの提案に従い、株や不動産、会社設立など何らかの形で給料賃金以外の収入を得る方法を選択していく。最終的には資産を増やしてラットレースから抜け出し、「お金持ち」になるまでを競い合っていくというゲームだった。
友人が面白いゲームだからと持ってきてくれたので、初めて体験したみたのだが、深夜に大人4人がエキサイトするほど?面白いゲームだった。本当によくできていて、まるで人生のファイナンシャルプランを実演しているようだった。経済の仕組みを何も知らない私は給料以外のお金を生み出す方法がわからず、キャッシュフロー率の高い株を買わないかというカードを引いても敬遠してしまい、ひたすら給料だけを貯めこんでいたのだが、これでは支出をギリギリまかなえるだけで資産にならないということがわかった。遊びながら経済のシステムやお金を増やす方法を学んでいけるので、お金の勉強にはピッタリだと思う。今まで何も知らなかった未知の分野を知ったという感じがした。ゲームなのにけっこうマジになって面白かった。
結局、その後も朝まで話し込んでしまい、ソファで30分ほどウトウトしてから、ほとんど寝ない状態で厨房へ。でもそれほど眠たくはならず、定食の支度が終わってから買い物に行った。
その後は人参ケーキを焼いたり、豆腐マフィンを焼いたり、クッキーやケーキを焼いたり・・・とひたすらスィーツ作り。オーブンは終日フル稼働。でも席の方はほとんど稼動なし?。お客様がとても少なく店がヒマだったので、幸か不幸か集中してスィーツを作ることができたが、集中できなくてもいいから、やっぱりお店を開けている間は忙しい方がいい。
写真はハワイから帰ってきてから毎日のように食べているマカデミアナッツとドライフルーツ。ナッツの適度な塩味とフルーツの天然の甘さ。交互に食べると止まらなくなる。

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March 12, 2009

新しいミキサー

Dscf3800ハワイに行った時、大型スーパーコストコでも買い物をした(ハワイではコスコと呼んでいるようだ)。コストコは日本にもあるが卸専門のスーパーマーケット。日用品から食材まで幅広く売っているけれど、安く買える分だけ、一つの品物の量がかなり多い。でも中にはプロ用の調理道具なども置いてある。今は会員登録すればプロでなくても買い物をすることはできるけれど、ずっと昔は本当にプロ仕様専門のお店だったそうだ。
今回は以前から気になっていたものを買うことができた。それはクイジナートのミキサーだ。クイジナートと言えば、世界中の調理人たちが使っている道具として、おそらく最もシェアされているメーカーだろう。モーターがとても頑丈で切れ味が良いフードプロセッサーは厨房の必需品。私も愛用している。
でも材質によってはフードプロセッサーよりもミキサー向きのものもある。それで店ではミキサーとフードプロセッサーを用途に応じて使い分けているのだが、今までは家にあった家庭用のミキサーを使用していた。家庭用なのでどうしても容量が小さいし、モーターもそれほど強くはない。それなのにかなり頻繁に使っていたので、いつもモーターの焼ける匂いがしたり、パッキンも痛んできた。随分と酷使されてきたので、機会があったら新しいものに取り替えたいと思っていたのだ。
アメリカではクイジナートが一般の家庭にもかなり普及しているようで、泊まったコンドミニアムにもクイジナートのミキサーやコーヒーメーカーが置いてあったりした。そのせいか価格も日本で買うよりも安く、円高のおかげで日本円に直したら、かなり安くなっていたので、これはもう買うっきゃないと思ってカートの中に入れ、日本に持って帰ってきたのだ。
今日はそのミキサーを初めて使った。豆腐のマフィンを作る時、水切りした豆腐となたね油や豆乳をミキサーで混ぜるのだが、回転数も早く何よりも容量が多いので、一度にたっぷり作ることができる。何より馬力が強い。
横にいたアリミちゃんが「エイコさん、使っているところがプロっぽいですよ!」と言っていたけど、今までだってずっとプロだったんだけどなあ・・・。
試しにいちごもミキサーにかけてみた。2パックがあっという間にペースト状になった。これはスゴイ!新しい調理道具が仲間入りしてくれるととても嬉しい。これからいろいろなお料理やお菓子に大活躍してくれることだろう。
ようこそはるばるハワイから千葉県の小さなレストランへ。日本とアメリカではちょっと電圧が違うので、アメリカよりも早くモーターが回らないと思うけど、私はその回転数でも充分。大事に使うから、これからもよろしくね。美味しいものを一緒に作ろう!

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March 11, 2009

息子のチーズケーキ

Dscf3798息子がチーズケーキの作り方を教えてほしいと言う。バレンタインデーのお返しに、ホワイトデーはチーズケーキを彼女のために作ってあげたいのだそうだ。多分、口だけだろうと思っていたら、どうやら本気らしく、お昼過ぎに厨房にやってきた。
風楽で定番にしているチーズケーキは豆乳を入れて作るタルトタイプのチーズケーキだ。それを全くゼロから、何も知らない息子に教えるのは時間がかかるので、今回はすごく簡単にできるチーズケーキを教えることにした。材料をフードプロセッサーの中に入れて、しばらく攪拌し、その生地を鍋に流し入れて焼くだけという超簡単レシピだ。
息子は私に言われた通りに、クリームチーズをやわらかくしてからフードプロセッサーの中に入れ、卵を割って、砂糖を加え、生クリームを加え・・・慣れない手つきでゴムベラを持って、容器のすみについた生地を混ぜていた。あとは焼くだけ。
今、焼き上がったチーズケーキは冷蔵庫の中で冷やされている。明日のデートに持っていくそうだ。多分、丸ごとカットせずにプレゼントしたいのだろうから、このチーズケーキの味見はできそうにない。出かける寸前になって、きっとまた「なんか箱ない?」とかなんとか聞かれそう。そんなことより、彼女にチーズケーキの中味の質問をされた時、材料くらいは答えられなくっちゃね。二人で食べる姿を想像すると面白い。
この息子は昨日、ブログに書いた息子ではない方の、もう一人の息子。それぞれ彼女がいて、彼女ともラブラブの様子。早く家を出て一緒に暮らし始めないかなあと、秘かに期待しているのだが、現実に家賃を払って生活していくという決心は中々つかないようだ(私は早く一人暮らしを始めたいのに)。
それにしてもクリスマスやらホワイトデーやら、若い恋人たちはイベントがいっぱいあって大変そう。無理して高価なものを買ったりもらったりするよりも、お互いが無理のない範囲で素朴な贈り物を楽しめ合えたらいいのに。
と言うよりも、商業ベースにのった販売商戦に惑わされることなく、楽しい関係を築いていってくれたらと思うのだが。

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March 10, 2009

きびだんご

Dscf3796ハワイでマカデミアナッツのチョコレートを買ってきたので、下の息子に「彼女にもお土産だからあげね」と言って渡しておいた。次の日、二人で浅草にデートに行ったらしい。朝帰りした息子から「これ彼女からのお返しだって。ありがとうございますって言ってたよ」と浅草土産のきびだんごをもらった。二十歳そこそこの女の子なのに、お返しを息子に持たせてくれたことにちょっと驚いた。だらしないうちの息子と付き合ってくれるなんて?こちらこそお礼を言いたいくらいなのに。
浅草寺に行くと、ついついお煎餅やらお団子やらを買っては、歩きながら食べてしまう。仲見世通りの楽しみの一つだろう。きびだんごは人気があって店の前にはいつもたくさんの人だかりができている。できたてのまだほんのりと温かい串を持ち、きな粉にむせながら頬張る。一応、串刺しになっているのだが、一つがとても小さいので、一本はほぼ一口で食べられてしまう。でもいつもその場で食べるだけなので、お持ち帰り用は買ったことがなかった。
お土産用のきびだんごは沸騰したお湯の中に入れるとすぐに浮き上がってくるので、さっと引き上げてきな粉をかければできたての味になった。家でもやはり一口で食べてしまったけれど、若い二人がお土産用にきびだんごを選んでいる姿を思い浮かべながら食べたら、なんだかとても嬉しくなった。
今日は久しぶりに明るい陽射しでお店の中も温かかった。開店と同時にたくさんの方に来ていただいて、忙しい一日となった。店が終わってからすぐにお米を取りに行くために車に乗ったら、急にクシャミが何連発も立て続けに出てきた。夕方になって初めて今日の花粉の飛散量が多かったんだなあということに気がついた。忙しくて気がまぎれ、クシャミをする暇もなかったのかな?いつもこうだといいんだけど。

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March 09, 2009

キク芋とヒエの煮物

Dscf3794秋になるとヒマワリのように背が高く伸びた黄色い花を見かける。雑草のようにあちこちに自生している繁殖力の強いキク芋の花だ。時々摘んできては生けて楽しんでいた。その根っこにできた塊茎がキク芋だ。食物繊維であるイヌリンがたっぷりだが、芋であってもでんぷん類は含まれていない。イヌリンは野菜(玉ねぎ、にんにく、ニラ)や植物(キク芋、チコリ、あざみ、たんぽぽなどキク科やユリ科の植物の根)に含まれる天然のオリゴ糖(多糖類)だ。
またイヌリンには血糖値を低下させ、インシュリンの分泌をおさえる働きがあるので、糖尿病患者の治療食としても利用されているそうだ。糖質の吸収を遅らせるイヌリンは、血糖値の急な上昇を防ぎ、インシュリンの分泌を抑えることで、体内に脂肪が蓄積するのを防ぐので、ダイエット効果もあるとか。そのせいか近年、健康食品に加工され、人気が高まってきている。
今日はそのキク芋を煮た。すぐに煮えてしまうので、皮を薄くむいて、コトコトと注意しながら煮込む。生のままでも食べられるので、火の通り具合はほどほどでOK。炊いたヒエとしめじのほぐしたものを加えて、片栗粉でトロミをつけた。
今日は店がヒマだったので、15日に行われるお蔵フェスタで何を販売しようかとあれこれ考え、準備の段取りをした。トレイや容器なども少し購入しなければ。1週間なんてあっという間に過ぎてしまうので、今週はいろいろお菓子などを焼いて持っていくものを揃えていこう。
夕方、娘が来た。バリから帰った後、ギックリ腰になったようで、会うのは久しぶり。一緒にご飯を食べながら、バリの思い出話をしつつハワイの話もした。3月は決算期ということで車のセールスにも忙しい様子。今月だけでもう5台売ったそうだ。一体、どうやったらあんなに高価なものを、5台も販売できるのだろう。私と違ってきっと営業のセンスがいいのかもしれない。
車が好きで好きでたまらない娘は、気がつけばいつのまにか仕事の話をしている。仕事を始めて3年半の間に随分と成長したようだ。責任のある仕事をすることで、人は成長し新しい世界が広がっていく。業種は違っても互いの仕事を応援し合える母娘でありたいと思う。

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March 08, 2009

オーガニックなハワイ

Dscf37431週間ほどハワイに行ってきた。確定申告は終わったものの、消費税の支払いを、さてどうしようかと悩んでいる矢先、友達が貯まっているマイレージのチケットを譲ってくれることになった。この時期にお気楽にハワイなんていいのかなあと一瞬、思ったけれど、やはり絶対行きたい!という気持ちの方が強く、後先考えずにハワイ行きを決めてしまった。
今回、どうしても行きたかったのは昨年秋にハワイで初めてオープンした「ホールフーズマーケット」。米英を中心に270店以上を展開している高品質なナチュラル&オーガニック専門のスーパーだ。以前、アメリカのホールフーズに行った友人が、その商品の豊富さにえらく感激していたので私も一度は行きたいと思っていた。旅は好きでもアメリカ本土やイギリスに行く機会はないので、ハワイにオープンと聞き、これなら行けそうだと思った。
Dscf3736実際に行ってみて驚いた。その商品の豊富さと品質の確かさに驚きを通り越して感激してしまった。野菜や果物は地産地消で無農薬のものが中心。新鮮でみずみずしい野菜が所狭しと棚に並んでいる。肉はすべて抗生物質や成長ホルモンを一切与えずに飼育されたものを扱い、魚は漁獲量が一定値を越えると、その品種の保護のため販売を中止するなど、環境への配慮も徹底しているのだ。
また保存料、人工着色料、香料、甘味料などの添加物が含まれていない加工食品のデリが並び、ボディケアやコスメの種類も多く、サプリメントは数限りない。そのほとんどがオーガニック製品!結局、滞在中、2回も買い物に行き、かなり長い間、店内を見て回った。日本でオーガニック商品と言えば数も限られているので、一度にこんなにたくさん並んでいるのを見られるだけでもワクワクだった。ただかなり高価だったのにも驚いたのだが。

それともう一つ、行きたかったのは各地で開催されているファーマーズマーケットだ。その中の一つ、毎週土曜日にカビオラニ公園で開催されているファーマーズマーケットに行ってきた。ハワイと日本には19時間の時差があるので、土曜日の夜に日本を出発してもハワイに着くのは土曜日の朝。2回土曜日を経験することになる。飛行機の中ではほとんど寝られなかったが、せっかくの土曜日をはずすことはできないので、そのまま寝ないでファーマーズマーケットに直行した。
朝から降ったりやんだりのお天気で、その日は出店数も少なかったようだが、まるで代々木公園のアースデイのようだった。テントが立ち並び、農家さんが野菜を売り、おうちのお母さんらしき人が手作りのクッキーを売り、お花屋さんが植木を並べている。屋台のご飯売り場があったり、果物をカットして売っていたり、何しろお祭りのような楽しさだった。
Dscf3771
もう一つ、ハワイに行ったら絶対に会いたかった人がいた。お店によく来ていたお客さんのサラだ。日本で仕事をしていたが、スチュワーデスを辞めた後、ハワイで暮らすことになった。明日、ハワイに出発というその前日、お店に来てくれたので、住所を聞いていつか遊びに行くねと約束をしていたのだ。私のブロークンイングリッシュとサラのブロークンジャパニーズ?。互いに片言なのだが、なぜか心が通じ合うのを感じていた。
コンドミニアムから何回か電話をして、ようやく連絡がついたので、サラのお家へお邪魔することになった。お土産には手作り味噌と昆布とすき昆布。調味料は日本から持ってきたので、サラと一緒に買いものに行って、ごぼうのキンピラとタロ芋の煮物、すき昆布の煮物、油揚げと海苔を入れたフレッシュサラダを作った。
お部屋のあちこちにソファやテーブルがあって、どこでもお茶を飲めるようになっている。好きな写真や小物、日本の仏像やアンティークの家具などが置いてあり、サラが自分の生活をとても大切にしているのがよくわかった。テーブルにキャンドルを灯し、ハワイアンのCDを流し、サラが日本から持ってきたという和食器に料理を盛り付けて、素敵なディナータイムを過ごした。
チャーミングで明るいサラはとても63歳には思えない。天文学者だというボーイフレンドも同席。久々の日本食を泣きそうになるくらい喜んでくれて、私まで嬉しくなった。向こうで暮らしている人のお家に行ける機会はめったにないので、とても楽しいひとときだった。今度来る時は絶対に家に泊まってねと言ってくれた。
Dscf3774
今回のハワイは雨が多く、とにかく肌寒くて、昼間でもセーターを着てビーチに行った。ハワイの観測史上最低の温度を記録したそうだ。海で泳いだ時間は少なかったけれど、毎日、スーパーマーケットに買い物に行ったり、海岸を散歩をしたりして、まるでハワイに住んでいるような1週間だった。ダイビングもしたけれど、強風と低温で最低のコンディション。ウエットスーツを着ていても海の冷たさに耐えられなかったほどだ。まさかハワイで震えているなんて・・・ね。
コンドミニアムにずっと泊まっていたので、毎朝、起きるとキッチンのオーブンのスィッチを入れてクロワッサンを焼き、コーヒーメーカーでコナコーヒーを落とし、ベビーリーフを大きめのボールに盛り付けて、チーズやアスパラやアボガド、スモークサーモンなどを並べてサラダを作った。ベランダでゆっくりご飯を食べたのがとても楽しかった。
キレイな夕陽は一度も見ることができなかったけれど、オーガニックなものとの出会いがたっぷりのハワイバカンスだった。そんな素敵な時間を一緒に創ってくれた友達にとても感謝している。

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