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April 23, 2009

本の整理

Dscf3908引っ越す先も決まっていないのに、とにかく家の中をスッキリさせて、必要のないモノは処分しようと、昨年からかなり本格的に持ち物の整理をしてきた。でも本だけは自分が好きなので、中々捨てることができない。学生時代から本が好きで、高校時代はよく古本屋に通った。子育て中には絵本の読み聞かせをきっかけに絵本の素晴らしさを知り、家庭文庫を開きながら、絵本論と児童文学論を勉強し、通信大学に入って図書館司書の資格を取得した。子育てが終わったら司書の仕事につき、児童書を担当して、たくさんの子供たちに本を読むことの楽しさを伝えたいと思っていたからだ。
そんなことから我が家にはいつも部屋が傾くほど本があった。それを引っ越す度に少しずつ処分し、かなり減らしてきた。でも根っからの本好きなだけに、本を処分することはとてもつらく、中々思い切れない。できることなら天井まで本だらけの部屋がある家に住みたいと今でも思っている。
だけど一方で、病院のベットで横になっている父を見ていると、年をとったらモノなんて本当にいらないんだなあとしみじみ思う。とにかくオシャレな人だったので、山ほど買い集めたネクタイやスーツやバックなどが父の部屋を占領しているのだ。でも全てもう必要なくなってしまったし、他に使う人がいなければ、父が生きているうちからもうゴミ同然だ。
結局、本人が買い集めたモノを処分できないうちに動けなくなってしまうと、その片付けは残された家族がやるしかない。家族がいればまだいいけれど、他の人に委ねなければならない場合だってある。やはり身辺整理は元気なうちに習慣にした方がいい。引っ越す引っ越さないは別としても、山ほどの本ともサヨナラしよう。手元に残しておくのは高校生の時、必死になって買い集めた三浦綾子の作品や本当に大切な本だけにしよう。
そう思って、昨年から少しずつ処分しているのだが、今日はその一部を店に下ろしてダンボールの中に並べた。欲しい方にご自由に持っていっていただけたらと思う。
実は蔵書というのは、その人が何に興味を持ち、どんな生き方をしてきたかが垣間見えてしまうものなので、本当はあまり店頭に並べたくないのだ。だけど興味を持った方が手に取っていただけたら、その本も本望だろうなあと思う。これが片付いたら、次は文庫本を並べる予定だ。
今日はお客様が早くからいらして、2時前には定食も完売してしまったので、その後に本を運びこみ、ホコリだらけの表紙を拭きながらダンボールに並べていった。

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