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May 31, 2009

以心伝心?

Dscf4161会いたいなあと思う人たちがいる。こちらから電話をしてみようかなと思うことがある。でもそんな時は以心伝心なのか、その人たちがお店にフラッとやってきたりして、「ちょうど電話しようと思っているところだったのよ!」となんていう結論になったりする。そんなことがけっこうあるが、今日はそれが二つも重なった。
赤ちゃん連れのご夫婦がいらしたのは見えたのだが、誰だかわからなかった。お茶を持っていったスタッフに「川端さんいますか?」と聞いたそうだ。誰かと思ったら陶芸家の垣野勝司さんだった。風楽の器をたくさん作ってくれた人だ。
ちょうど2年ほど前、風楽で結婚式を行った。自分で焼いたぐい呑みで乾杯をし、焼いたお皿でお客さまに食事を食べていただき、それをそのまま引き出物にした。店で一度でいいから結婚式をやってみたいと思っていた私の夢が彼らの門出と重なって、とても楽しく思い出深い一日となった。
そんな仕事面での付き合いももちろんあるけれど、私にとっては弟X友達÷2のような?かきぴーと呼び捨てにできる本当に気心知れた仲良しだ。こどもが生まれた後、ご無沙汰していたが、ちょっと話したいことがあったので、明日あたり電話してみようと思っていたので突然の来店にビックリした。ちょうど店がヒマな時間帯だったので、お座敷に一緒に座り、あれこれと近況報告。話が終わらず、とりあえず今度の休みにもう一度会おうということになった。
かきぴーが帰った後はサッチーがさつま芋と卵とトマトを持って店に来てくれた。最近、流行のブタキャラクターのTシャツにスパッツ姿。バックまでブタ尽くめ。重くて持てないくらいあるのよ・・・と言うので車までさつま芋を取りに行ってきた。生活クラブの生産者さんの作った今年最後のさつま芋を全部、もらってきたのだそうだ。そういう時、いつも風楽に持っていこうと思ってくれるサッチーは、今でもスタッフのような存在だ。
お昼を食べたばかりなのに・・・と言いながらも、玄米食べる?バナナケーキ食べる?お味噌汁飲む?と聞くと、その度に、「食べちゃおっかな~」と迷いつつキレイに完食。何だかまた一段と太ったみたい。久しぶりに食べた玄米が美味しいと感激していた。沖縄のお土産もあったし、話したいこともあったので、サッチーにも電話しようと思っていたところだったのだ。「食べ過ぎて苦しい~」(サッチーの慣用句)と言いながら、相変わらず大きな声で話しては笑い、最後にはいつも「エイコちゃんまたね。大変だけどがんばってね」と言って重たい足を引きづりながら帰っていくサッチー。
お母さんみたいに温かくてありがたくて、いつもサッチーが店や私のためにしてくれたことを思うと、今でも泣きそうになる。ダンナさんの1周忌が終わってほっとして、来年は保育園の調理の仕事も辞めて隠居しようかな・・・なんて話してたけど、きっとサッチーはどこに行っても美味しいご飯を作ってほしいと頼まれて駆り出されるんだろうなあ。じっとしていられるわけがない。
そんなこんなで話し続けて終わってしまった今日一日。大切な人たちとはずっとつながっていけるんだなあ・・・と思いながら、店を閉めた。写真はヒーリングアーティストの篠田さんが作った竹の花入れ。赤い花がハッとするほど鮮やかだ。

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May 30, 2009

お蕎麦屋さん

Dscf4157「たまには一緒にご飯でも食べようよ」とあいりん堂さんとずっとそう言っていた。買い物に行ったり、店に来てくれたり、いつも顔を見合わせているわりに、最近、ゆっくり話す機会がなかった。それであいりん堂さんの店が終わる頃に合わせて、テンペと卵を買いに行くので、その足でご飯を食べに行こうということになった。
何が食べたいか、いろいろ迷っているわりには二人共あまりたくさん食べられないので、軽いものにしようということになり、お蕎麦を食べに行くことにした。美郷台の手打ち蕎麦の店「なめき」へ。7時半頃行ったのに、なんと店内は人でいっぱい。奥のお座敷がほんの一卓空いているだけだった。
精進天ぷら蕎麦を食べながら、アレコレ店の近況を報告し合った。昨年以来、お互いにとても大変な状況が続いている。今年のGWは遠出している人が多かったせいか、ヒマだったよね~なんて話していたら、あっという間に店の閉店時間になってしまった。
うちの店とあいりん堂さんとは姉妹店でもないのに、成田の中ではお互い素材にこだわり、真面目に野菜や食材を扱っているという大きな共通点がある。あいりん堂さんにお買い物に行った帰りに、風楽でお食事をしてくださったり、うちの帰りにあいりん堂さんへ寄っていただいたりと、共通のお客様も多い。そういう意味で姉妹店に近い感覚?でお付き合いさせていただいている。
こういう業界の店が少ない中であいりん堂さんの存在は私にとってもありがたい。店で仕入れられないものもあいりん堂さんから分けていただいたり、お弁当の注文をいただいたり、いつもお世話になっている。
姉妹店?が近くにあるというだけでどんなに心強いことか。それにこの世界での仕事がどれほど大変なことか、お互いによくわかるので、最後はいつも「まあ、大変だけどがんばろうね!」を合言葉に話が終わる。
例年、5月は忙しい月のハズなのに、やっぱり今年は厳しいね・・・そんなことを話しながらも楽しい時間を過ごせてよかった。以前は時々、ご飯を食べたりしていたのに、最近ではお互い忙しくてすっかりそういう時間がなくなってしまった。たまにはこういう時間を作らなくちゃね。

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May 29, 2009

宮古島へ

Dscf4082この4日間、お休みを利用して宮古島へ行ってきた。沖縄は大好きな場所なので、行くたびに元気になって帰ってくる。梅雨の真っ最中なので一日中、カラッと晴れたという日はなかったけれど、カフェを回ったり島に行ったりダイビングをしたり楽しく過ごしてきた。
折りしも宮古島は昨年から市をあげて「エコアイランド宮古島」を宣言し、官民共同の環境モデル都市への取り組み活動を開始したばかり。サトウキビを製造する時に出る糖蜜を原料にしたバイオエタノールを生産し、ガソリンと混合したE3燃料を製造し、島内の車に供給したり、太陽光、風力発電を活用し、火力発電の割合を減らしたり、家畜排泄物などをバイオマスによって堆肥化し地下水を保全するなど、CO2削減の他、様々な環境問題への取り組みを実践している。
島は限られたエリアで限られた資源しかないので、エコへの取り組みがそのまま島の未来につながる。小さな島での取り込みが成功すれば、それが国内のあちこちに広がって、やがては日本という島全体への活動へと広がっていくことだろう。Dscf4086

そんな宮古島で過ごした時間は私にとっても今後の生活を考えていく上で様々はヒントを与えてくれた。まず一日目は伊良部島へ渡った。港からレンタカーごとフェリーに乗って20分。人口7500人の小さな島だが、美しい海に囲まれダイビングスポットが目白押し。また国内唯一のパイロット訓練飛行場(いらないと思うんだけど・・・)が隣接の下地島にある。
そこで泊まったゲストハウスは「びらふや」。古い民家を8ヶ月にかけて改修したそうだ。天然素材にこだわって、漆喰壁と天然木で仕上げた内装は手作り感覚いっぱい。若いオーナー夫婦が自然派の人たちでシャワー室には月桃の手作り石けんとクエン酸のリンスが置いてあったり、食事も予約すれば玄米定食が食べられる。また三年番茶や本醸造の調味料を自由に使って自炊することもできる。ドミトリーは一泊2000円。決して豪華な場所ではないが、どの窓も全開にしているので、窓からは海風が通って心地よく、まるで家の茶の間にいるようなくつろげる場所だった。また農家直営のカフェ「楽園の果実」で食べたフルーツ盛り合わせのプレートは色鮮やかでとても美味しかった。Dscf4089

翌日は農家民宿「津嘉山荘」へ。宮古島では超有名はおばあ千代さんがやっている民宿で、食材は全て自家製無農薬野菜。基本的に宮古島産のものを使った地産地消の手作りスローフードのお食事だ。島の味を日本一にと、全国の肉料理コンテストで農林水産大臣賞を受賞したり、近所のお母さんたちと地元で採れる食材で加工品を作って宮古島名物にしたり、本当に元気でパワフルなおばあだった。
茶の間には全国から泊まりに来た人たちのお礼のお手紙や写真が所狭しと貼ってあり、郷土食を楽しみながら、おばあと畑をやったり、料理を習ったり、それぞれが津嘉山荘を故郷のように大切に思っているということが伝わってきた。
3日目は港近くのゲストハウスに泊まり、雨の合間をぬってダイビングを2本。オフシーズンなのでインストラクターとマンツーマンでのダイビングとなった。宮古の海は地形がとても美しいと言われている。今まで魚や生き物ばかりに目を奪われていた私だが、マンツーマンの安心感からか、初めて岩や珊瑚礁など海底の自然美にまで目が向けることができた。また中性浮力がうまくとれて、自分なりにはとてもいいダイビングができたなあと嬉しくなった。Dscf4119

帰る日には農協やら土産もの屋さんやらを見て歩き、いろいろ沖縄の食材を仕入れてきた。4日間で回るには時間が短すぎたけれど、石垣よりももっと素朴でのんびりした宮古がとっても好きになった。遠浅の干潟に石を積み上げておき、満潮時に入ってきた魚を干潮時に捕る独特の魚垣(ながき)をいう漁法も残っている。そのため浜にはいくつもの岩場や石が転々としている。その反面、パウダーのように細かくて白い砂地が広がっていたり、浜辺の表情も様々。
格安チケットを買い、好きなゲストハウスに泊まって自炊すれば、遠いけれど、案外、手軽に行ける場所なので、また一生懸命働いて青い海に会いに行きたい。

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May 24, 2009

アースデイちば出展を断念

Dscf4076すごく長い一日だった。昨夜、ブログを書いた後、お惣菜などに貼り付ける原料表をパソコンで作成し、プリントアウトしてようやく出展準備が終わった。お風呂に入って1時過ぎにようやく布団に入ったがお天気が気になってなかなか寝付けない。目覚ましは3時にセットしてあるので、あと2時間ほどしかないから早く寝なきゃを思いつつ、ウトウトしているうちに非情な目覚ましの音。
眠い目をこすりつつ、窓を開けるとまだ真っ暗だけど雨は降っていない。よかった。厨房に出てまず圧力鍋に黒豆を入れて火にかけ、お湯を沸かしてコーヒーを入れた。ヒヨコ豆を煮てトマト煮を作り、マリネを完成させ、次々にできあがったお惣菜をパックに計りながら入れていく。ご飯が炊けたら第2弾を火にかけ、ご飯もパック詰め。
そんなこんなで次々に準備が終わって、さて最後のご飯をパックに詰めたら出発という段階になって雨に気がついた。成田も7時半頃からついに降り始めたのだ。でも千葉とはお天気が相当違うから、気になって実行委員会のケータイにかけてみた。でもその時間は千葉市でも雨が降っていて、時々雷らしきもの?もなっているとか。え~どうしよう。
今回は私一人で行くので、天候の急な変化があってもすぐに対応できない。机や日よけ用テントなど、とても一回で運びきれる荷物ではないし、持って行く箱だけでも10箱くらいはある。空を見上げても雨はどんどん本降りになっていくばかり。これはもう諦めるしかないか・・・。
早起きして、これだけ作って準備して、せっかくパックに詰めたけど、行くと商品も濡れてしまうし、濡れると片付けもかなり大変なことになる。もったいないけど、今回は止めよう・・・泣く泣くそう判断した。ほとんど寝ないで仕事をしてもやるだけやって、成果が上がれば疲れも吹き飛ぶというもの。だけど準備はがんばったのに、持っていく場がないなんて・・・急にドーッと疲れが出て気が抜けてしまった。ざっと厨房を片付け、とりあえず昼まで寝ようと思って部屋に上がった。でも何だか興奮してあまり寝られない。そうこうしているうちに友達が心配して電話をくれた。
「準備、大変だったね。疲れているんじゃないかと思って・・・。時間があるなら枇杷温灸をやりに行ってあげるよ・・・」という嬉しい知らせ。何だか気分がやけにハイだ。不完全燃焼?だったので中途半端な状態で疲れているんだけど休めないという精神状態になっていた。
さっそく家に来てもらうことにして布団を広げて友達が来るのを待っていた。その後、1時間半くらいずうっと温灸をやってもらい体がスーッとラクになっていった。全身終わると体はポカポカですっかりいい気分。そのまま店に出て、ランチタイムが終わった後の片付けをしに行った。
今日、持っていこうと思って作った黒豆の玄米ご飯。いつもなら青大豆とヒジキのご飯を作るのだが、青大豆の色を出すために別茹でして炊き上がってから混ぜていた。でも今回は黒豆の色を水の中にも出そうと思って、玄米と一緒に浸水させて炊いたら、とても柔らかい黒豆ご飯になってしまった。玄米と黒豆は相性がいいので、一緒に炊くととにかくご飯がふっくらと柔らかくなるのだ。パックした分は店頭で販売したり、スタッフに配ったりして、それ以外の分は定食のご飯としてお出しした。今日のうちの夕食もこれ。
準備したものが生かされないって、すごく残念。私はやると決めたら、何があってもやることを自分に強いてしまう性格なので、それを諦めるなんて実は初めてのことだ。だけどそれも考えようによっては貴重な経験だったのだと思う。まあ、しゃーないなー・・・そんな気分です。アースデイちばは一応、雨天決行なので、実行委員の人たちは雨の中を全身ビショビショになりながら会場にいたのだろうな。ご苦労様でした。ありがとう。来年は晴れるといいね!
*明日から4日間、ブログはお休みさせていただきます。

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May 23, 2009

アースデイちば出展の準備

Dscf4070明日はいよいよアースデイちばが開催される。アースデイは「地球のために行動する日」というテーマのもとに、有機農業の農家さんやオーガニックのお店、エコ雑貨など、環境を考え活動している人たちが一同に集まるお祭りで1970年代にアメリカから始り、今では全世界で様々な形のアースデイが開催されるようになった。
千葉では2001年から始っており(その年は店のオープンと重なってとても参加できるような状態ではなかった)、その翌年から風楽は毎年出展させていただいている。今日も仕事の合間に下ごしらえをしつつ、夕方、足りないものの最後の買い出しに行ったり、つり銭を作るためにお金を崩したり、車にテーブルを積み込んだりして、ようやく今、準備が終わった。後は明日の朝、3時頃から料理を作ってパックに詰める時間勝負の仕事が残っている。
今年は実行委員会にオンブに抱っこではなく、一人一人の自主性を重んじる形のアースデイとして、原点に帰った形で開催。ちらしの配布や諸々の連絡もそれぞれの責任で関わることになった。そして今まで比較的自由だった飲食店の出展方法も保健所との兼ね合いがあり、現場での盛り付けや調理が禁止になった。
それで製造要綱の詳細のラベルを貼ることになり、今夜はこれからそのラベル作成に追われそうだ(ああ面倒くさ~い!!)。さらに全てのものを一つ一つのお惣菜をパックに詰めなくてはならないので、いつもよりは量をかなり減らしてこじんまり参加しようと思っている。
お天気が心配だけど、どの道、下ごしらえしたものは完成させてもっていくしかないので、雨が降らないことを祈るばかりだ。お時間のある方、どうぞ遊びに来てくださいね。会場でお会いしましょう。
*写真はまだ未完成だけど、明日持っていく予定の新ジャガとレンズ豆のサラダ。

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May 22, 2009

マンゴチャツネの話

Dscf4059以前、よくお食事に来て下さったサラというお客様が客室乗務員の仕事をリタイアされて、昨年、生まれ故郷のハワイに帰られた。それで今年の3月ハワイに行った時、サラのお家に遊びに行ってきた。日本から持っていった食材で料理を作って一緒に楽しいディナータイムを過ごした。その時、サラが作ったマンゴチャツネをお土産にいただいたのだ。サラの家の庭にはマンゴの木があって、初夏になると何百というマンゴが実る。とても食べきれないので、チャツネにして保存しているそうだ。
マンゴチャツネとは簡単に言えば、マンゴをスパイスやハーブ、砂糖などと一緒に煮込んだもの。インドではナンにつけるジャム代わりに使ったり、辛いカレーの箸休めの甘い漬物?としてつまんだりしている。ただ日本ではマンゴチャツネをそのまま食べる習慣がないので、あまり馴染みもなく、あったとしてもカレーの隠し味として使うくらいだろう。
実際、サラのマンゴチャツネもそのまま食べたらかなり不思議な?味がする。正直なところマンゴと砂糖とレモンだけで作ったマンゴジャムの方がずっと食べやすくて美味しい。甘くて辛くてスパイシーなマンゴの味なんて、日本人の味覚にはちょっと合わない、ずっしりとしたビンの中をざっと見ただけでもマンゴの他に唐辛子、しょうが、砂糖、タマリンド、ローリエ、玉ねぎ、レモン、クローブ、カルダモンなどがいろいろなものが入っているようだ。
そのままでは食べづらいけど、せっかく無農薬のマンゴで作ってくれたものなので、有効に使わなきゃ。しばらく冷蔵庫に入れたまま、利用法をいろいろ考えていた。
それでマンゴチャツネ利用法の第一弾を、先日、ようやく試すことができた。アップルパイを作った時、焼き上がったパイの上からジャム代わりに、水で伸ばしたマンゴチャツネを塗ったのだ。リンゴも煮る時にレモンやシナモンを加えるのだから、同じようにして作るマンゴチャツネとも相性がいいはず。予想通り、マンゴチャツネの微妙な味が?アップルパイをより一層美味しくしてくれた。
それで今日はその第二弾としてグルテンミートのカレー風味竜田揚げを作った。グルテンミートを一口大に切って、そこへカレー粉やケチャップ、醤油、にんにくと一緒にマンゴチャツネを隠し味に加え、下味をつけたのだ。カレー風味に甘酸っぱさが加わって、とても美味しくなった。
それにしてもこのマンゴチャツネ。使う量はほんの少しだけでいい。多すぎるとくどくなる。だけどそのほんの少量が味にいろいろな変化をつけてくれるのだ。隠し味って本当に不思議だなあ。

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May 21, 2009

すごい忙しさ!

Dscf4057今日はあいりん堂さんのお弁当の配達があった。でもその準備をする前に日曜日に行われるアースデイ千葉で使う包材を流通センターに買いに行かなければならない。うっかり準備するのを忘れていたのだ。7時半頃、家を出てまず買い物をし、8時から準備に入れるように大急ぎで帰ってきた。
それからお弁当作り。9時頃、チエコさんが来てくれる前にだいたいのものを準備しておく。いつのまにか二人で用意する時は、あうんの呼吸ができるようになり、私が作っているそばからチエコさんはどんどんお弁当箱の中に出来上がったものを詰めていってくれる。10時半には仕上がって配達へ。
帰り道に生活クラブのデポーに寄って豆腐を買って帰ってきたら、チエコさんが「エイコさん大変ですよ。もうお客さんがいらしているし、それ以外にも予約のお電話が入っています!」と一言。その段階でもう3組くらいからのオーダーが入っていたので、すぐに手を洗って定食の準備を始めた。でもその後もオーダーが全く途切れず、店内はお客様でビッシリ。人が多いと熱気もあがるので、今年の初めてエアコンを入れた。あっという間に定食も完売。
先日、アップルマンゴーをペーストにして作ったアイスクリームをデザートにしたのだが、ガチガチに氷って中々アイスクリームサーバーですくえない。忙しいのにもう~っ!と思いながら、思いきり力を入れて、懸命にアイスクリームを掘り起こしていたら、あまりに急激に手を動かしたせいか、その後、しばらくの間、腕に力が入らなくなり震えてしまったくらいだ。チエコさんに「エイコさんいよいよですね・・・」と笑われながらアイスと格闘。
アイスクリームを盛り付ける時間も惜しいほど、二人で回すのが大変だった。常連のお客さまからも「今日何かあるの?」と聞かれたり、本当に笑っちゃうくらい?忙しかった。でもなぜかシュタイナー関係の活動をされている方や、マヤ暦の勉強をされている方たちが多く、人が無意識で動きたくなる日には何か共通の流れがあるのではないかなと、ふっと思った。あらかじめそんな日がわかっていたら、3人体制にするのにな。実際、二人でやれる仕事量の限界に近かったと思う。いつもの3倍くらいフル稼働で集中して動いたので、さすがに今は電池切れ。超疲れた~。
写真は1週間遅れの母の日のプレゼントに娘が持ってきてくれたお花。働く女同士、いろんな会話ができるようになって、娘との会話はとても楽しい。

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May 20, 2009

観福寺

Dscf4051昨日は12日ぶりにお休みが取れた。今月は月末に連休を取るので、その分、前半はほとんどお休みなしの状態だ。ポッカリと時間が空いたので、多古に住んでる友達に電話をして、私の車で近場をドライブすることにした。今、私はワンボックスの軽の商用車に乗っているので、車内はエンジンの音がとてもうるさい。窓も全開にしていたので、車や風の音も聞こえてくる中、その音に負けないくらい大きな声を張り上げて、久しぶりに会えた友達と近況を語り合った。
多古から佐原の方へ抜ける道沿いに「日本三大厄除弘法大師」という看板を見つけた。私が普段、走っている道ではなく、友達の家を経由したので、偶然通った道だ。なぜか惹かれるものを感じて、駐車場に車を止め、ご参拝することにした。
階段を登って境内に入るのだが、その階段がまた新緑のもみじの葉で覆われていて、とてもいい参道になっていた。真言宗豊山派に属する観福寺という名前だ。守護仏は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)。弘法大師が布教のためお泊まりになったこともあるそうだ。釈迦如来・十一面観世音菩薩・地蔵菩薩・薬師如来の金銅製懸仏は鎌倉時代のもので重要文化財になっている。
境内には本堂・大師堂・観音堂・不動堂・鐘楼などが建ち並び、それぞれ趣があってとても由緒あるお寺だということがわかる。
一番、驚いたのが、伊能忠敬のお墓がそこにあったこと。どんなお墓なんだろうと行ってみたのだが、とても地味でひっそりとした小さなお墓だった。忠敬の遺言により、遺骨はその師匠である高橋至時の眠っている浅草の源空寺に埋葬されたため、伊能家の菩提寺である観福寺には髪の毛と爪だけが埋葬されているそうだ。
それぞれを歩いてご参拝した後、友達と佐原でランチをし、一度家に帰って夕方からは父の病院へ。和菓子の葛まんじゅうを買って行った。ついていた小さなスプーンではうまく食べられないから口に入れてと言われ、食べさせてあげた。初めてのことに戸惑いながら、これから少しずつできないことが増えていくんだなと思いながら、10時過ぎに帰ってきた。

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May 18, 2009

具沢山?のハンバーグ

Dscf4029こういう場合、具沢山なんて言わないとは思うけれど、ついそう言ってしまいたくなるようなハンバーグを作った。何しろ中に入っている素材だけでも10種類!すごくたくさんの野菜の栄養が凝縮したハンバーグなのだ。
昨日の料理教室で伝授したタカキビハンバーグの種がほんのちょっとだけ残っていた。それと昨日の定食にお出ししたグルテンミートンのしそ巻き竜田揚げもちょっとだけ残っていた。
朝、定食の用意をする前に、まずは冷蔵庫にあるものをチェックするのが習慣になっている。そして今あるもので何が作れるかを考えることが多い。今日はその二つがあったので、それをうまく利用してより美味しいものが作れないかなと思った。
まずグルテンミートがブロック状のものだったので、フードプロセッサーでみじん切りにした。そこのタカキビハンバーグの種を加えて混ぜた。でもこれだけではまとまらない。じゃがいもかさつま芋を蒸してマッシュして入れようかと迷ったのだが、結局、レンコンを使うことにした。
レンコンをすりおろして汁気を切ってそこに加えたのだ。さらに長ネギをみじん切りにして炒めた。タカキビハンバーグの中にはすでに玉ねぎ、人参、椎茸、ゴボーが入っている。グルテンミートには青じそが巻かれていたので、それも刻んで一緒に混ぜた。さらに長ねぎも加わったので、結局、中の素材を数えてみたら、野菜だけでも7種類。さらにグルテンミートとタカキビと小麦粉が加わるので、全部で10種類!やっぱり具沢山のハンバーグとしか表現しようがない。
それをオーブンでサッと焼いて、レンコンの絞り汁を温めて、醤油味のあんを作って上からかけた。
青じその香りがとっても美味しいハンバーグだった。お客様からも「すごく美味しかったのですが、何と何が入っているのですか?」と聞かれたので、材料を指折り数えてお伝えしたら、「えっ、そんなに入っているんですか?!」と驚かれていた。やはりたくさんの野菜が加わると、加えた分だけ味が広がって美味しくなるのだろう。
今日は何人かのお友達とグループでいらしてくださる方たちが多く、次々に席が埋まっていき、久しぶりに大忙しとなった。定食も完売。こんなにたくさんの方たちで店内が賑わうのは久しぶりのことなので嬉しかった。

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May 17, 2009

ヒエ入りサラダ

Dscf4026久しぶりにヒエを炊いた。ヒエはそのまま食べてもちょっとポソポソしていて食べづらいが、サラダに入れたり、コロッケにしたりするととっても美味しくなる。今日はサラダに入れた。セロリ、パセリ、新玉ねぎなどのみじん切りに炊いたヒエを加えた。ドレッシングはバルサミコ酢とオリーブオイル。サラダの中味は蒸したさつま芋と人参。色もとてもキレイで美味しいサラダになった。
夜は何人かの友達が集まって店で料理教室を兼ねた夕食会。ピザとタカキビのハンバーグとチーズケーキとおこわと重ね煮のトマトスープを作ってみんなで食べた。どれもとっても美味しくて食べ過ぎてしまった。みんなでワイワイ食べるご飯は何でこんなに美味しいんだろう。それほど量を食べない私もついついたっぷり食べてしまって今もまだお腹が苦しいくらいだ。
息子が明日から会社の社員旅行で韓国に行く。こんな時期なのになんでわざわざ韓国に行くのかなあ?と思いつつ、空港の出入りをするので、正直なところあまりいい気はしない。人から人への感染が気になる。これ以上、拡大していったら、社会生活にまで支障をきたすだろう。食料の備蓄まで真剣に考えなければならない日がくるのだろうか。パニックになることが一番怖いので、正確な情報をきちんと理解したいと思う。

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May 16, 2009

タカキビ餃子

Dscf4008久しぶりに肌寒い朝を迎えた。いつものように短パンにタンクトップ姿で朝ヨガをしていたら、ちょっと寒いくらいだった。昼過ぎには雨が降りはじめ、その後、降ったりやんだりを繰り返し、一日中はっきりしないお天気だった。そんな中、お客様もパラパラと来て下さった。4時過ぎにチエコさんが帰ってから、CLOSEの看板を出しているのに、なぜか3組ものお客様がいらっしゃったので、私一人でバタバタとお茶の支度をすることになり、いつになく忙しい夕方になってしまった。
店を閉めた後、重ね煮とスポンジケーキを教えてほしいという方もいらっしゃっていたので、お客様にオーダーをお出しする合間に、いろいろ準備をしながら、あちらこちらへと一人で動き回ることになってしまった。
さらに6時半には友達が来て、店で一緒に夕飯を食べる約束をしていたので、それまでに片付けが終わるよう山になった流しの洗いものと格闘。その後、友達とご飯を食べながら10時過ぎまで話し込んだ。閉店後もお茶を飲みに来て下さるお客様があるのはありがたいことだが、店でその後、何か別の予定が入っている時はかなり慌しくなってしまう。そういう時はきちんとオーダーをお断りするべきだったなあと思いつつ、そうしなかったのは他でもない私自身なのだから、慌しくなるのも当然のことなのだと反省。
今日は忙しくて何も写真が撮れなかったので、先日のぐるっと千葉の取材の時に作ったタカキビ餃子の写真。挽肉の代わりにタカキビを入れて作った。

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May 15, 2009

マンゴペースト作り

Dscf4023マンゴーをどっさりといただいた。ちょっとだけ傷がついて出荷できなくなったものらしいのだが、私の大好きなあま~いマンゴーがこんなにいっぱいあるなんて夢みたい!とても美味しくいただいた。でもそれでもまだまだある。スタッフや友達にもお裾分けをして、あとはマンゴーペーストにして保存しておくことにした。
朝、定食の支度が終わってから、マンゴーの皮をむき、種を取り、フードプロセッサーでドロドロにした。後にも先にもこんなにいっぱいのマンゴーの皮むきをしたのは初めてだ。厨房の中はマンゴーの香りにあふれ幸せな気分!
なんとこのマンゴーは糖度が高くマンゴーの中でも特に甘くて濃厚な香りがする最高級のアップルマンゴーなのだ。本当はペースト状にしてしまうなんてかなりもったいない話なのだが、完熟しているので早く食べないと痛んでしまうので仕方ない。
結局、今日の定食には間に合わなかったけれど、アップルマンゴーを生クリームと合わせてマンゴーババロアを作った。甘いので砂糖は一切加えなかった。最後にフードプロセッサーに残っていたペーストに豆乳を加えてもう一度、ガーガーと回して、マンゴミルクにしてアリミちゃんと一緒に飲んだ。
以前、風楽のデザートの定番になっているマンゴアイスクリームをお出しした時、「マンゴーアレルギーなんで食べられないんですが・・」と言われたお客様がいらしたので、クッキーと交換させていただいた。その時、マンゴにもアレルギー反応を起こす方がいるということを初めて知った。実はマンゴーの木は「ウルシ科」なのだそうだ。ならばマンゴの実もアレルゲンになり得るだろう。不謹慎な言い方で申し訳ないが、自分がマンゴーアレルギーでなくてよかった・・・。
明日は残っているペーストでアイスクリームを仕込む予定。

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May 14, 2009

サーターアンダギー

Dscf4010朝、定食の支度をしてから、サーターアンダギーを作った。福を呼ぶと言われている沖縄の伝統的なお菓子だ。サーターは砂糖、アンダギーは揚げ物のこと。簡単に言えば黒糖で作ったボール状のドーナッツ。小麦粉と黒糖、卵と油だけで作る簡単なお菓子だ。中国の開口球(かいこうきゅう)というお菓子にそっくりなので、琉球王朝時代、中国に渡った調理人たちがそれを学んで、帰国後、沖縄で作ったのが始まりではないかと言われている。沖縄ではおめでたい席には欠かせないお菓子だが、自分で作ってみるとよくわかった。なるほど油に落とした後、しばらくするとポッカリとひびが割れるのだが、それがまるでニコッと笑った人の口元のようなのだ。笑う角には福来ると言うからね。
じっくりと油で揚げるのだが、油断をしているうちにちょっと焦げてしまった部分もあったけど、大成功で美味しくできた。このお菓子のすごい所は揚げたてはもちろん美味しいのだが、常温で数日保存できるということ。たくさん作ったので、店頭に並べて販売することにした。
ここ数日、ずっとヒマな日が続いている。GW明けで皆さんお出かけするのを控えているのかな。この時期は毎年、一番忙しい季節のハズなのに、今年の5月はなんだか調子狂うなあ~。

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May 13, 2009

ぐるっと千葉の取材~たかきび餃子~

Dscf4006_2今日はぐるっと千葉の取材。今回取り上げる野菜はニラと青ジソ。ニラはたかきびを炊いて、たかきび餃子を作った。青ジソは高野豆腐に巻いて梅シソカツを作った。料理自体はスムーズにできたのだが、今回は2品とも器に盛り付けて写真のアングルを決めるのにかなり難航した。高野豆腐は何度も動かしていくうちに、衣がはげてしまったり、途中で器を取り替えたりしながら、カメラマンと担当の横山さんと私の3人であーでもないこーでもないと、より美味しそうに見えるアングルを試行し続けた。
昨年から2年分をまとめて撮影することになったので、毎回、2つの野菜をテーマに作ってきたけれど、今回で今年と来年用の撮影が終わった。これで全部で3年間分、36種類の料理を作ったことになる。
この後、どうなるのかまだ未定だったのだが、担当の横山さんの方から、今までの料理をまとめてムック本のようなものを作りましょうと提案してくださった。私にとってもそれは願ってもないこと。
ただ本にするにはもう少し、レシピ数が必要なので、再来年も「体に野菜しいレシピ」の連載を続け、さらにもう何品かムック本用の料理も作り、全部で60品ほどのレシピが掲載された本ができたらいいねという話になった。これから一年間かけて、また毎月2品ずつ野菜を決めて取材を行っていく。
気の長い話だけれど、毎月、その季節の野菜を選んでオリジナル料理を作りレシピと短いコラムを書いていく・・・そしてその積み重ねの延長線上に本ができあがる。無理のない自然な流れだなあと思う。先のことはまだまだわからないけれど、毎月、料理を作りながら、そんな本が出来上がるのを夢見ていよう。

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May 12, 2009

みかんのケーキ

Dscf3997すごく簡単ですぐにできてしまう美味しいケーキのレシピを発見。昔から雑誌や新聞などで紹介されている料理やお菓子のレシピを切り取ってファイルする習慣があった。年代もの?で日に焼けて黄ばんでいるものもある。何しろ私の料理歴はかなり長いのだ。私の中学生の頃から母が病気がちだったので、私は学校の帰りにスーパーへ寄って材料を買い、毎晩のように家族の食事を作っていた。
あの頃、にわかに一家の調理人となった私に母は自分で作った料理のレシピノートをくれた。新聞の切抜きが貼ってあったり、鉛筆で丁寧にメモが書かれていたり・・・。それを見ていたので、料理は本で覚えるのではなく、自分でメモしたり、切抜きを集めたりしながら覚えていくものなんだと思った。料理の基本も知らずに作っていたので、それこそ「ハンバーグ」でさえ新聞に載っていたレシピを切り取って大事に取っておいた。
そのうちクリアファイルが出回るようになったので、ノートに貼りつけるのではなく、ファイルの中に入れて保存できるようになった。そんなファイルが気がつけば20冊以上たまってしまったので、ちょっと前に整理した。それこそハンバーグやから揚げなど今となっては必要のないものなどをバッサリ処分して随分、少なくなった。
そのファイルの一つにこのケーキのレシピが入っていた。卵とヨーグルト、砂糖、小麦粉、油をただ混ぜて、最後に缶詰めのみかんを加えて焼くだけの簡単ケーキ。卵をホイップする手間もなく、ただ混ぜ合わせるだけなのだ。焼き上がった後、冷蔵庫で冷やすのがポイント。あついとみかんが酸っぱく感じるし、冷えてシットリした方が美味しくなるのだ。オレンジケーキと言えば、オレンジの果汁やブランデーが生地に染み込んでいてとても上品で美味しいケーキだが、そんなに気取ったものではない。だからみかんのケーキと呼ぶことにした。
今日はあんまりヒマだったのでランチタイム時に抜け出して、あいりん堂さんへ買い物へ行ってしまった。「こんな時間にどうしたの?店は?」と驚かれた(忙しかったら来られないよねえ~?)。卵を買って帰り、相変わらずヒマだったので、豆乳チーズケーキを焼いた。

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May 11, 2009

食品営業許可証の更新

Dscf3994早いもので、7年前に取得した食品営業許可証が満期を迎えたので、今日、保健所まで更新の手続きに行ってきた。ということは今月で店を始めて8年目に入ったということだ。思えばドタバタの内装工事の中、ちっとも開店準備が進まず、メニューも中々決めることができなかった。新しく買った食器や厨房機具や食材ばかりが次々と届けられ、店内は工事用の建築資材とダンボールであふれていた。その荷をほどく間もなく、ほとんど寝ないままに開店当日になってしまった。
通常、飲食店の営業許可証を申請するには検便をしたり、講習を受けたり、店舗の設備条件などがあるので、それを整えてから、店舗検査を受けなければならない。あの混乱の中でよく店舗検査を受けて、開店日までに許可証が降りたなあと今でも不思議で仕方ない。
たかだか一枚の紙っぺらだが許可証は店内の見えるところに掲示しておかなければならない。額にも入れず、丸々7年も同じ場所に貼っておいたので日に焼けてかなりボロボロになっている。今日のうちに新しい許可証が交付されるのかと思っていたのだが、6月に入ってからになるそうだ。その時、共に時間を過ごしたこの期限切れの許可証が記念にもらえるといいなと思っていたのだが、交付の時に古いものと新しいものとを引き換えるので手元には残しておけないようだ。
何事も継続していくことが力になり学びになるのだろうなあとしみじみ思う。7年間と言えば自分の人生の7分の1にあたる。でもこの7年ほど私にとって苦しく、そして楽しく、感謝と感動に充ちた時間はなかった。たくさんの気づきもあった。まさに自分にとって必要な時間だったと胸をはって言える。
次に許可証を更新するのはまた7年後。その頃の自分はどんなふうになっているのだろう。出会うのが楽しみだ。

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May 10, 2009

中華サラダ麺

Dscf3992今日は久しぶりに忙しくなって定食も完売。朝、カナダからのお客様からマクロのお食事のご予約をいただいた。その後も途切れることなくお客様がいらっしゃった。にぎやかな日曜日の店内・・・たくさんの方に来ていただいて、一日中、活気があった。このところ日曜日も以前ほど混まなくなってきたので、とても懐かしい光景?だった。以前の日曜日はいつもこんな感じだったなあと久々の賑わいを喜んだ。やっぱり休日のお店はこうでなくっちゃ!
夕方、お店を閉めてから、お客様がいらした。今までも何度かお食事に来て下さったのだが、お話する機会がなかった。最近、別のお客様が紹介して下さったので、改めてご挨拶し、ようやくお顔とお名前が一致した。ちょうどアップルパイを焼いていたところだったので、ちょっとお茶でも飲みませんかとお誘いした。
同じ年だということがわかり、ちょっとのつもりが話し出すと止まらなくなり、気がつけば8時半に。なんだかものすごくいっぱいしゃべった。私と同じ頃、離婚されて実家に戻ってきたという。働きながら女の子を育て、ようやく一息ついたところだと話していた。
こどもを育てながら、大学に通い民族芸能などの勉強をされたと言う。とても幅広い知識と教養を持っている方でお話していても面白かった。宮本亜門、白洲正子、河合隼雄、ユング、三浦綾子、遠藤周作、桐野夏生、茂木健一郎・・・お互いに興味のある人たちの話題が次々に登場したり、それぞれの仕事観や夢を語ったりして、とても充実した時間になった。
一番共感したことは、離婚後女一人でこどもを育て、仕事もそれなりにがんばって自立していくことの大変さについてだ。そんな中でも自分のしたいことをないがしろにせず、自分の世界を持ち続けている方だった。だからこそ、たくさんお話できたのだと思う。これからもお友達として楽しくお付き合いしていけそうだ。
写真は、遅くなってしまったので、ほんの少しだけ残っていた中華サラダを、茹でた冷麺の上に乗せてサササ~っと食べた今日の夕食。

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May 09, 2009

茎わかめのピリカラ炒め

Dscf3988久しぶりに生活クラブ生協の茎わかめを買った。わかめの軸の部分だけを集めて長いままの状態で袋に入って売っている。いつも買って冷蔵庫に入れておくのだが、塩出しが必要なのですぐ使うことができない。また茎がとにかく長いので、それを適当な長さに切り揃え、さらに幅が太いものは細く切らなければならない。だからついつい急いでいる時は使うのを後回しにしてしまう。そんなこともあって茎わかめを定食用のお惣菜にしたのは久しぶりのことだ。
まずは一袋全部を水につけて一晩、塩出しをする。そして5~6センチの長さに切った茎わかめと人参とこんにゃくの棒切りを唐辛子を加えたごま油で炒め、最後に八方出汁で調味。水を加えずに作るピリ辛炒めだ。久しぶりに作ったら、アリミちゃんにもチエコさんにも大好評。コリコリ&ヌルヌルした食感がとても美味しかった。
今、沢知恵の「シンガー」というアルバムをずっと聴いている。いろいろな名曲のカヴァーアルバムだ。友達にプレゼントしようと思って買った。先日、70歳になるその友達が97歳のお母様を亡くされた。在宅で介護し、静かな最期をお迎えになったのだが、ずっと長い間、一緒に暮らしてきたので、葬儀が終わった後、心にぽっかりと穴が空いてしまって、さてこれから老後を自分はどうやって生きていこうか途方にくれている・・・というお手紙をいただいた。
彼女はさだまさしのファンだ。「シンガー」の中にはさだまさしの楽曲が2曲入っている。中でも名曲だなあと思う「人生の贈り物」を沢知恵が情感をこめて歌っている。沢知恵はピースボートや平和、人権集会などメッセージ性のあるイベントなどで歌う実力派シンガーだ。その歌声は深く心に染み入り、聴くたびに歌の力というものを感じさせられる。
「もしももう一度だけ若さをくれると言われても 
おそらく私はそっと断るだろう
若き日のときめきや迷いを
もう一度繰り返すなんて
それはもう望むものではない」
また友達の気持ちをさだまさしの歌詞がそのまま代弁している部分もある。
「並んで沈む夕陽を 一緒に眺めてくれる友がいれば 他に何も望むものはない・・・」
いつも彼女が会う度に話していたことだ。少し元気になったら私が車でお迎えに行って、一緒にどこかでご飯を食べて夕陽を見に行こうと思っている。

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May 08, 2009

緑がいっぱい!

Dscf3986GWが終わってようやく一日お休みが取れた。昨日は久しぶりに内房の方へ行ってきた。出かける前はほんのり日がさしこむくらいだったのに、海に近づくにつれてだんだんお天気が悪くなり気温も下がってきた。結局、海に着いた頃には雨が降り始めて寒くなり、せっかく出かけたのにガッカリだった。
一日あけた今日、お店に出ると、店内にはお花がいっぱい飾ってあった。厨房の中にまでバケツがあって、グリーンも満杯!昨日、いらっしゃったお客様が庭の枝を手折って持ってきてくださったようだ。緑がたっぷりあるのは嬉しいけれど、昨日は野菜も買ってきたので、厨房の中が満員状態になってしまって冷蔵庫もちゃんと開けられない。これはなんとかしなくては・・・と定食の支度をする前にまずお花を飾ることにした。お店の正面にある傘たてに使っている壷に水を張って、グリーンをざっくり生けた。もみじ、月桂樹、プラム、バラなどたくさんの枝がそれぞれ違うみどり色に輝いてとってもキレイ。そのまま外に飾ることにした。
今日もまた雨模様だったけれど、雨にぬれたグリーンもまたいいもの。だけど、傘たてを占領してしまったので、カサをさしてご来店されたお客さまたちの傘たてがなくなってしまってごめんなさい。
このお天気のせいか、今日は本当にヒマだった~。玄米の在庫がなくなってしまったので、ちょっとだけ店をはやめに閉めて農家の友達の家に取りに行ってきた。30キロの袋を3体。相変わらず30キロのお米を3回続けて持つと腰がよたってしまう。
実感がわかないのだが明日はもう週末の土曜日。GWのせいでこのところ曜日感覚がなくなってしまった。晴れそうなので、お店も忙しくなりそうだ。

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May 06, 2009

GWが終わって

Dscf3966何とも拍子抜けしてしまったGWだった。この時期は陽気もいいので、一年の中でもお正月とお待夜祭の次に混むというのが私の中でのGWだった。だから今年も祝祭日はスタッフを3人体制にして、仕入れも多めに確保し忙しさに備えたというのに、ほとんど平日と変わらない人出だった。
不況の影響もあるのかもしれないが、今年は車で遠出している人がかなり多かったのだろう。忙しかったのは一万円札をくずすため毎日のように買い物に行ったことくらいだ。
反面、私の中では精神面でとても充実していた。今、自分のエネルギーは外へというよりも、自分の内へと向かっているような気がする。これから50代に向けて、どんなふうに生きていこうかと考えることが多くなった。本当に自分が何をしたいのか、何ができるのか、もっともっと自分を掘り下げて見つめてみたいと強く思うようになった。そのせいか、連休中は仕事が終わってからほとんど家にいた。必要以上に出歩かず、人にも会わず、一人で本を読んだり、ヨガをしたり、文章を書いたりして過ごす時間がとても多かった。
今、毎朝、仕事の前にヨガをやっているのだが、それがまたとても心地よく、自分の体の深い部分の動きを感じるように意識している。エネルギーの状態は絶えず変化しているので、これからどうなっていくかわからないけれど、その時の自分の状態に逆らわず自然な流れに身を任せていこうと思っている。

全然、関係ない話題だが、コンビニで扱っている販売期限が迫ったお弁当などを値引きする動きが広がっているそうだ。別にコンビニ弁当を奨励しているわけではないけれど、どうしてまだ食べられるお弁当を次々に捨ててしまうのだろう、もったいないなあとずっと思っていた。ちょっと前に都内のお店で賞味期限切れの商品を安売りしているという話を聞いた。とても好評だそうだ。別に偽装しているわけではない。正々堂々と賞味期限切れを告知して、値段を下げて販売しているだけの話だ。買うか買わないかは消費者が決めればいい。
コンビニ弁当も期限が近づいたものを値引きして販売することによって、結果的に店が負担する廃棄代が減り利益も上がっているそうだ。多くのコンビニの契約規定では見切り販売は原則的には禁止で、廃棄代も店のオーナーが負担しているらしい。なんだかその契約条件だけでも弱いものいじめのような気がしてならない。
一部の店で値引きし始め、その経済効果が期待できることから、少しずつそういうコンビニが増えているそうだ。どんどんそんな動きが広がっていってほしい。何しろ日本人が食べずに捨てる食品廃棄量は、世界中の食糧支援の3倍にあたるとか(朝日新聞より)。
世界中にはお腹いっぱいご飯を食べられない人たちがたくさんいるというのに。せめて食べ物を無駄にしないよう企業の姿勢も柔軟に変化していってほしい。
私の最も敬愛し大好きな落合恵子さんが「だれかの幸せのために、だれかが犠牲にならないこと、それがオーガニックの基本では?」と投げかける。本当にそう思う。まあ、コンビニなんてオーガニックとは対極の世界にあるものだけど、せめて、せめて食べ物だけは大事にしてほしいと思う。
*写真は竹で作った花入れ。ヒーリングアーティストの篠田さんが作ってきてくれました。お花付きで何点か販売しています。

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GW

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May 05, 2009

心を空っぽにすれば夢が叶う

Dscf3964新聞の広告で素敵なタイトルの本を見つけたので読んでみた。著者はヨグマタ相川圭子とあった。よしもとばななの本の中にもヨグマタと会って話をしたことが書いてあったのでとても興味を持った。ヨグマタという言葉は聞きなれないが「ヨガの母」という意味だそうだ。
相川圭子さんは10代でヨガと出会い、朝日カルチャーセンターなどで40年近く相川ヨガを教えてきた日本のヨガの草分け的な存在。その傍らインドや中国、チベットなどを回り、様々な修業を通して、癒しと浄化の研究を重ねていく。そして84年にヒマラヤの大聖者ハリババジ氏と出会い、さらなる厳しい修業を重ね、ヒマラヤ秘教における人の意識の究極の境地であるサマデイに到達。インド政府・聖者協会から世界の2人しかいないヨグマタの認証を与えられる。
インドを中心に小学校から大学まで授業料無料の総合パブリックスクール「アイカワ・インターナショナル」を運営したり、救急車を寄贈するなど、数々の社会活動にも貢献している。
相川圭子さんは瞑想によって気付きを深めていくことを提唱している。心のとらわれを外すことで調和が生まれる。その調和とはヨガという意味で、全てが愛で結ばれ、調和で結ばれ、感謝で結ばれた時、一つのものとなり、ヨガが起き、純粋になり、本当の自分が現れると説く。
瞑想によってまず体を見つめる。次に感覚を見つめる。その次は感情、さらに心を、そして呼吸を、エネルギーを見つめていくことで、悟りに達するという。
また全ての結果は心が作り出しているので、何かをやろうとする時、心に心配や不安、恐れ、おごりなどマイナスの感情があると、それに伴う結果につながってしまう。つまり内側にある思いが全て形になって現れているということだ。秘教では本来の私というものは心でも体でもなく、その奥にある魂であると考えている。そしてそれは小宇宙であり神の分身でもあるのだ。
だから心をいつも浄化し、空っぽにして無心でいること。それによってその人の夢が成就していくのだと言う。ただそれはあくまで心レべルの動きであって、さらに進化することによって、心を越え、完全なる自由へ向かうことで最高の悟りを得ることができるのだそうだ。
日本人にとって修業や悟りという感覚が日常の中ではあまり馴染みがないので、読んでいてまさに秘教の世界だなと思ったが、日本の女性がヒマラヤの秘境での厳しい修業を経て、大いなる悟りの恩恵をいただき聖者になったいう事実を知ってとても感動した。
相川圭子さんは今、日本で「サイエンス・オブ・エンライトメント」を設立し、人生において大きな成長をのぞむ人たちの夢を叶え助けていく活動をしている。実社会におりてそれを行う使命を授けられたそうだ。

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May 04, 2009

擬製豆腐

Dscf3959あいりん堂さんへ行って豆庵の美味しい豆腐をたくさん買って、お金を払おうと1万円札をおそるおそる出した。「ゴメン。お釣りがないからお金は今度でいいよ。連休中は万札ばっかりで大変なんだ」と言っていた。やっぱりそうか。うちも同じだ。連休中はほとんどのお客様が一万円札でお支払をされる。1万円札がいっぱいになるのはとっても嬉しいんだけど?でもその分、お釣り用の千円札がどんどん消えていくことになる。だから連日、私は夕方になると何かしら買い物に行き、何度もレジに並んではお金をくずしているのだ。ああこの万札をくずさないでつり銭もそのままあったらどんなにいいだろう・・・なんて思いつつ。
お金を払わないまま手に入れた豆腐で擬製豆腐を作った。精進料理の一つだ。中味は人参、カブの葉っぱ、長ネギ、椎茸などのみじん切り。豆腐をよく水切りした後、さらしでさらにギュッとしぼり、それを口当たりがなめらかになるように、すり鉢であたる。みじん切りにした具はごま油で炒めて八方出汁で味をつけ、豆腐の中に加えて、最後にすりおろした山芋を加えてよく混ぜ、オーブンの天板にきっちりと並べて焼く。上からあんをかけてお出しした。
メニューを書く時、アリミちゃんが擬製豆腐ってどういう意味ですか?と聞いてきた。うっかり犠牲豆腐って書こうとしたらしい。豆腐をつぶして中味を加え、再び焼くか蒸すかして豆腐の形に戻すので、言ってみれば豆腐もどき?のようなもの。だから擬製豆腐って書くのだと思うよ・・・なんて話をしながら豆腐の水切りをしていた。
連休中だというのに、今年はそれほど忙しくならないので驚いている。やはりETCの高速道路割引がきいているのだろうか。今年は車で遠出した人がきっと多いのだろうな。だけど渋滞であちこち大変そう。休日割引ではなく平日割引にすればよかったのにと思ってしまう。休日の道路渋滞を煽るだけのような気もするのだが・・・。

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May 03, 2009

さよなら清志郎さん

2009050300000501sanentthum0001新聞を読んで、その早すぎる死のことを初めて知った。 06年、咽頭ガンと診断されて入院していたが、声帯を痛める可能性がある切開手術をしないで放射線治療などを選択。ずっと歌い続けることにこだわって闘病していたと言う。08年に日本武道館で行った復帰ライブ「忌野清志郎 完全復活祭」のチケットは即日完売。応援してくれた全ての人に感謝と言いながら、グリーンのマントをはためかせ「JUMP」を熱唱。その後、一時復帰したが、7月、腰に転移していたことがわかり再び闘病生活へ。1日になって容態が急変し、突然、58歳という若さで逝ってしまった。
奇抜なメイクと派手な衣装。RCサクセションの時は、スゴイ人もいるんだなと傍観していた。でも反原発・反戦のメッセージを歌にこめ、発売禁止なることもいとわず、歌い続けたロック魂を知った時、私の中で忌野清志郎という人の存在が大きくなっていった。
ロックはそもそも反骨精神。アースデイでの野外ライブでも汗だくになって、「みんないいか、ロックの基本は愛と平和なんだ。今日はアースデーだ。一番の環境破壊は戦争だと思う」と呼びかけていた。その思いを社会に対して声高に訴える手段が彼にとって音楽だったのだと思う。
初めて清志郎さんのアルバムを聴いたのは、友達から古今の名曲を彼なりの日本語でカバーした発売禁止になった「COVERS」を聴かせてもらった時だ。甘く伸びやかな声。どこかお茶らけて歌う曲にも、はじけて歌う曲の中にも、熱いメッセージがこめられていて、何よりもミュージシャンの人間味があふれていた。本当に彼のロックは愛と平和なんだなと思った。ラストの日本語で歌う「イマジン」はまさに名曲だ。
走り続け歌い続けた一生。その早すぎる死は悲しいけれど、若者たちにたくさんのメッセージを残してくれた。彼の音楽について語るほど、私は彼の音楽を聴き込んでいないけれど、その生き方にはとても惹かれるものがある。まさにカッコいい男だ。
芸術活動というのは、本来、社会に対して風穴を開けていくものだったはず。そんなことを思いながら彼の「イマジン」を何度も繰り返し聴いている。お疲れさま清志郎さん。あなたの思いはみんなに伝わっているからね。

夢かもしれない
でもその夢を見てるのは
君一人じゃない
仲間がいるのさ

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May 02, 2009

具沢山のひじきの煮物

Dscf3957昨日はお休みだったので、朝、毛布を洗って干してから、父の病院に行ってきた。ゴールデンウィーク中の唯一のお休みだ。帰ってから毛布を取り込んだら、すっかり乾いてふっくらしていた。いつもなら厚手の毛布は中々乾かないのに、昨日は暑いくらいのいいお天気だったので、毛布を洗うのには最適な日だった。
前日がお休みだと次の日の定食の準備はまず冷蔵庫を見て、何があるのかを確認することから始る。昨日、アリミちゃんとチエコさんが作っておいてくれたレンコンと人参と高野豆腐の煮物がけっこう残っていた。そのままお出しするには、やや量が少ない。
結局、ひじきを煮ることにして、ひじきと干ししいたけを水に戻した。煮る時に、昨日の煮物も一緒に加えることにした。そうすれば量も増えるので、今日の定食の煮物としても充分な量になる。いつもひじきを煮る時は、私の場合、人参もしいたけも油揚げもせん切りにして揃えるのだが、昨日の煮物は大きめのサイの目切り。サイの目の具が入ると、いつものひじきの煮物がとってもゴージャスに?見えた。具を大きくするだけで、ずいぶん見栄えがよくなるのだなあと思った。
今日は連休初日と言えども土曜日だったので、混むかどうか全く予想ができなかった。昼過ぎからお客様が集中して来て下さって、急に忙しくなったが、それまではずっとヒマだった。ミエコちゃんと二人だけだったので、すごく混んだらどうしよう・・・なんて心配していたのだが、何とか二人でも回せる程度の忙しさだったので助かった。
ずっと会えなかった友達が久しぶりに来てくれた。農家に嫁ぎ、しっかりとお米を作る人になっていた。今年の田植えももう終わったという。毎年、今年こそお米を作りたいと思うのだが、今年もまたできなかった。いつか自分で育てたお米でご飯を作りたい。自分の食べるものを自分で回りで作ることができる生活・・・早くそういう暮らしがしたい。

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