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May 03, 2009

さよなら清志郎さん

2009050300000501sanentthum0001新聞を読んで、その早すぎる死のことを初めて知った。 06年、咽頭ガンと診断されて入院していたが、声帯を痛める可能性がある切開手術をしないで放射線治療などを選択。ずっと歌い続けることにこだわって闘病していたと言う。08年に日本武道館で行った復帰ライブ「忌野清志郎 完全復活祭」のチケットは即日完売。応援してくれた全ての人に感謝と言いながら、グリーンのマントをはためかせ「JUMP」を熱唱。その後、一時復帰したが、7月、腰に転移していたことがわかり再び闘病生活へ。1日になって容態が急変し、突然、58歳という若さで逝ってしまった。
奇抜なメイクと派手な衣装。RCサクセションの時は、スゴイ人もいるんだなと傍観していた。でも反原発・反戦のメッセージを歌にこめ、発売禁止なることもいとわず、歌い続けたロック魂を知った時、私の中で忌野清志郎という人の存在が大きくなっていった。
ロックはそもそも反骨精神。アースデイでの野外ライブでも汗だくになって、「みんないいか、ロックの基本は愛と平和なんだ。今日はアースデーだ。一番の環境破壊は戦争だと思う」と呼びかけていた。その思いを社会に対して声高に訴える手段が彼にとって音楽だったのだと思う。
初めて清志郎さんのアルバムを聴いたのは、友達から古今の名曲を彼なりの日本語でカバーした発売禁止になった「COVERS」を聴かせてもらった時だ。甘く伸びやかな声。どこかお茶らけて歌う曲にも、はじけて歌う曲の中にも、熱いメッセージがこめられていて、何よりもミュージシャンの人間味があふれていた。本当に彼のロックは愛と平和なんだなと思った。ラストの日本語で歌う「イマジン」はまさに名曲だ。
走り続け歌い続けた一生。その早すぎる死は悲しいけれど、若者たちにたくさんのメッセージを残してくれた。彼の音楽について語るほど、私は彼の音楽を聴き込んでいないけれど、その生き方にはとても惹かれるものがある。まさにカッコいい男だ。
芸術活動というのは、本来、社会に対して風穴を開けていくものだったはず。そんなことを思いながら彼の「イマジン」を何度も繰り返し聴いている。お疲れさま清志郎さん。あなたの思いはみんなに伝わっているからね。

夢かもしれない
でもその夢を見てるのは
君一人じゃない
仲間がいるのさ

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Comments

のりぴいさんありがとう。
最近、ずっと聴きっぱなしなんですよ。知れば知るほど骨のある人で、もっともっと生きて歌ってほしかったなあと思います。まさに生き方そのものが、ロックだったんですね。ステージではあんなに派手はコスチュームとメイクなのに、ひとたび素顔に戻るとシャイで口下手な優しい男性というギャップもまた彼の個性で素敵だなあと思っています。

Posted by: 風楽 | May 05, 2009 at 08:15 PM

私も 昨日のブログの最後に 「イマジン」貼り付けてあります。

Posted by: のりぴい | May 04, 2009 at 11:14 PM

いちさんありがとう。
え~!いちさんも清志郎さんのファンだったの?って驚いています。けっこう隠れファンが多いようですね。もちろん隠れファンではないファンもたくさんいますが。
全然知らなかったのですが、全国のいろいろな人たちが自分のブログに清志郎さんへの追悼文を書いているそうですよ。いかに彼が多くの人に愛され、その死を惜しまれていたかわかりますね。このところずっと「イマジン」ばかり聴いています。

Posted by: 風楽 | May 04, 2009 at 07:50 PM

大好きだったアーティストです。
若かりし頃、ライブに通いました。
誰にも真似できないあの声と詩とメロディー。

タイマーズというアルバムも傑作ですよ。
あんな歌を歌える日本人が出てきて欲しいです。

Posted by: いち | May 03, 2009 at 10:32 PM

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