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July 08, 2009

古民家への移住と店の移転

Dsc05242今日、久しぶりにメルマガを書いた。古民家への移転と店のことについて皆さんにお伝えしようとメルマガを書き始めたのだが、うまく書けなくて5時間もかかってしまった。ようやく先ほど配信し終えた。今日はメルマガの文章をそのまま掲載します。今の私の正直な気持ちです。

1998年に小さなアジア雑貨の店からスタートさせ、宗吾霊堂の前に移転し自然食レストランを始めて早8年。以来、雑貨と飲食の仕事をやってきましたが、昨年夏でアジア雑貨の仕事には一区切りをつけました。また店のお休みを利用して無農薬野菜の生産者さんを取材して歩くライターの仕事も昨年で終わりにしました。アジア雑貨と自然食レストランとライター。3つの異なる業種(自分の中では全部つながっているのですが)を掛け持ちしながら、今まで随分と忙しい日々を過ごしてきたなあと思います。

日々、無農薬野菜と玄米に接しながら仕事をしていく中で、いつか自分で育てた野菜で美味しいご飯を作ったり、来て下さった方たちと自然の中でゆったり過ごせる場所を創りたいという夢が広がっていきました。そしてそれを実践する拠点には畑付きの古民家がピッタリでした。ここ数年、そんな夢を描きながら何軒も古民家を見て歩きました。そしてようやく自分にピッタリの古民家と出会うことができたのです。でも今回、このメルマガを書くまでには、随分、紆余曲折があり、どう決断していいのか全くわからない状況が続いていました。

実は数ヶ月前に、ちょうど店を引き継ぎたいという若者達と出会いました。もし私が古民家を見つけたとしても、多くの方に愛され、リピーターも多いこの地域から店をなくしてしまうのはとても残念だなあと思っていたのです。
それで今の店を若者たちに譲って、そのままの方向性で店を続けてもらいながら、私は譲渡資金を元に古民家を探し、そこで店を始められたらと思ったのです。

彼らとの出会いの後、私も今の古民家とようやく出会うことができました。やはりそろそろ動く時期が来ていたのでしょう。店の譲渡と古民家への移転。その両輪が揃ったので、それぞれの準備を進めていく予定でした。
ところがそう簡単にコトは進んでいきませんでした。私が古民家の契約を数日後に控えたある晩、彼らの方から突然、店の譲渡はなかったことにしてほしいと申し出があったのです。最初はかなり動揺しましたが、そのことについては結局、ご縁がなかったということでしょう。

問題なのはその先です。古民家の移転をどうするか・・・?
譲渡資金がないということは古民家への改修資金もないということです。雨風は凌げますが、住むには多少手を加えなければなりません。予算のない私は諦めるしかないのだろうか・・?そんな思いを抱きながら、数日間、古民家の方へ通いました。いつも大きくてひっそりとした古民家がそこに待っていてくれました。
1000坪の広い敷地。
400年の歴史のある建物。
しかも大家さんは何度もご兄弟で親族会議を重ね、見ず知らずの私に古民家を貸すことを決断してくださったのです。そんなありがたいご縁に感謝しています。やはり私はここに住みたい・・・・。
来て下さった方たちが元気になる場を、そして多くの人が集い古民家が喜んでくれるような場をお創りしたい・・・そう強く思いました。そして契約をさせていただきました。

でも改修についてはプロにお願いするユトリはありません。そんな中、生活クラブの同僚だった友達が連合会の友達を紹介してくれました。ご自身の家をセルフビルドで建て、さらに何棟か住宅を建てた経験のある方です。
大工さんではありませんが、大工仕事は何でもできる方です。その方が毎週、長野から泊りがけで通って棟梁役を務めてくださることになったのです。一人ではどうすることもできずに途方に暮れていた私に一筋の希望が見えました。

4日には氏神さまにもご挨拶をして、その方も交えて第一回めの本格的な改修が始りました。と言っても初回は大家さんの残した荷物を動かしたり、土間にある物置を解体しなければならなかったりで、具体的な修復作業にまでは至りませんでしたが。思った以上に修復は大変そうです。でも私は8月3日に引っ越す予定で準備を進めています。

相変わらず私は予算もないのに修復をしようとしています。住居の方の引越はともあれ、お店の方はどうしたらいいのか。ずっと迷っていました。お店としてオープンするには家の台所の他に、もう一つ占有の厨房を作らなければ飲食の許可がおりません。厨房を増築するとなるとかなりの費用がかかります。住居だけ移転し、お店は今の場所でそのまま続けていくことも考えました。でもこの場所に通って店をやりながら、向こうで引き続き補修をしたり畑や草刈をしたりの生活を両立させることはとても厳しそうです。やはり移住したら移住した場所で新しい展開を進めて行った方が自然な流れだと思います。

いろいろ迷った末、どうにも結論が出せなかったのですが、これ以上、店の進退をうやむやにしておくことはできないので今の店は8月2日(日)で終わりにするという結論を出しました。そして8月3日には店も家も引越をします。
その後、9月には古民家での風楽がオープンできるよう、住みながら準備を進めていこうと思っています。
相変わらずお金はなく、どこまで準備できるかわかりません。いよいよお金が回らなくなった場合は9月にオープンできない可能性もあります。その時はどこかにアルバイトにでも行って資金をためて、いつかオープンできる日まであそこで暮らしていこうと思っています。それでもオープンできなかったとしたら、きっと私の仕事はそれまでだったということでしょう。その時はその時で違う仕事を探します。
私は心を分かち合うことのできる何人かの友人と、自然の風に吹かれる時間と、美味しい野菜、好きな本や音楽などがあれば、何があっても、何をやりながらでも生きていけます。そう覚悟が決まったら、ふっとラクになりました。

そんな状況ですので、いっせいに通知をお出しできず心元ないのですが、
古民家の修復状況や移転後の生活は随時、ブログにアップしていきますので、そちらの方をご覧になってください。8月2日(日)をもって今の風楽は閉店させていただきます。なお修復に行ったりきたりするため、7月中の平日の営業時間は2時半(LO2時)まで、土日祝日は4時までとさせていただきます。
8月3日(月)に引っ越した後、引き続き開店準備を進め、一応の心積りでは9月1日頃にオープンを予定しています(未定ですが)。

今も引き続き店を引き継いでくださる方を探しています。
ギリギリまでやっていただけそうな方を探そうと思っています。
どなたかお心あたりの方がいらっしゃったらぜひご紹介ください。
それと勝手なお願いで恐縮なのですが、古民家の補修作業を手伝ってくださる方、いらっしゃいませんか?
ボランティアで申し訳ありませんが、お食事とお飲み物はご用意させていただきます。
大工仕事の得意な方は大歓迎ですが、そうでなくても木材の片付けや掃除など作業は山ほどあります。宿泊も可能です。お手伝いいただける方はメールかお電話でご連絡ください。よろしくお願い致します。
*11日(土)昼過ぎから13日(月)夕方まで
*18日(土)昼過ぎから21日(火)夕方まで

なお古民家の住所は
成田市大室750
0476-36-1960(8月3日より開通)。
成田駅から車で10キロほど走ったのどかな農村地帯にあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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Comments

Rさんありがとう。
私もできたらまた古民家でお料理を作りたいと思っていますので、いつになるかわかりませんが、待っていて下さいね!ブログにオープン予定が決まったらお知らせいたします。

Posted by: 風楽 | July 13, 2009 at 10:35 PM

私は風楽が大好きでいつも食べに行くのを楽しみにしていました。また是非古民家で自然食レストランオープンさせて下さい。楽しみにしています。

Posted by: R | July 13, 2009 at 03:44 PM

hanaさんありがとう。
あの古民家の場所はきっとhanaさんも大好きになることでしょう。とてもいい場所だと行く度に思っています。ヒーリングにもぜひ使ってくださいね。
お掃除もたくさん人手がいります。お手伝いしていただけるととても嬉しいです。お時間が取れそうな時にでもご連絡くださいね。

Posted by: 風楽 | July 09, 2009 at 09:43 PM

こんにちは。
私は自分のしたいことをどのように表現していけばいいのか、また、自分に本当に出来るのか、なぜそれがしたいのかなど少し悩んでいました。
川端さんのブログで勇気と前進する勇気をもらいました。
ありがとうございました。
古民家、畑、自然食レストラン・・・
どれも私の憧れです。
大工仕事出来ませんがお掃除出来ます!
是非お手伝いさせてください。
また改めてご連絡させて頂きます。

Posted by: hana | July 09, 2009 at 04:10 PM

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