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October 16, 2009

布団干し竿

Dscf4978いつもお店を営業している日は布団を干したり、洗濯物を干したりしないようにしている。万が一洗濯しても、外には干さず自分の部屋の前にぶら下げているのだが、今週はすっと店を開けているので、いよいよ洗濯物が溜まってきた。いいお天気なので布団も干したい。
お客様の席から見えない位置で何とか干せる方法がないだろうかと考えた。何もない日は茶の間の前にある南側の縁側に干しているのだが、ここだと客席から丸見えなのだ。
今朝は5時に起きてしまったので、久しぶりに朝ヨガをした。朝陽の昇る前の空が朝もやでけむっていて、そこにだんだん光が差し込んできた。こんなキレイな朝陽が見られるなんて、早起きをしただけでとても得した気分だ。昇る太陽を見ていたら、営業日だけど洗濯をしたくなった。それで洗濯機を回したのはいいが、問題は干す場所だ。
家の西側の畑の脇に2本の梅の木がある。日当たりもいい場所だ。縁の下に長い竹があったので、その木と木の間に渡してみたらちょうどよかった。しっかりとした太い竹だったので、これなら布団を干しても大丈夫そうだ。そう思って布団を部屋から運び、洗ったGパンと夏物のワンピースをぶら下げた。ここなら客席からも見えないし、日もよくあたって気持ちよく干せそうだ。
縁側から干した布団を眺めたら、なんだかすごく懐かしい感じがした。昔はよくこんなふうに布団を干している家があったっけ。本当に田舎に住んでいるんだなあという感じの絵になる光景だった。ポカポカとした陽射しを受けて、お布団もふっくら。
仕事が終わってから西側の縁側でエデラちゃんとお茶を飲んだ。庭のミントを3種類摘んできて、家にあったジャスミン茶とホーリーバジルティーをブレンドしたハーブティをいれ、朝焼いた米粉のロールケーキを食べた。縁側に置いたお茶のお盆が穏やかな秋の西日に照らされている。
何気ないひと時だけど、今の私には何よりもかけがえのない時間。「キレイだねえ」「ホントに気持ちいいねえ」と何度もささやきながら、ゆっくり話し幸せな時間を過ごした。季節の移ろいの中で過ごす古民家での日常の一こま一こまが絵に描いたように美しく過ぎていく。ここでこうやって暮らせることの幸せを今日もまた味わっていた。

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Comments

風花さんありがとう。
先日はとても混んでいる時に来ていただいたので、ゆっくりお食事できなかったのではありませんか?あの日は私たちも驚くほとたくさんお方が来て下さって、厨房は大忙しでした。せっかくいらしても食事できない方もいらっしゃって申し訳ないくらいでした。やはり古民家という懐かしさが郷愁を誘うのかもしれませんね。

Posted by: 風楽 | October 18, 2009 at 06:24 PM

いいですねぇ。この間お邪魔した時は本当に沢山のお客様が来ていましたね。こんなわかりづらい場所なのに・・・。(笑)それだけ みんなが今こういうものを求めているのでしょうね。古き良き時代みたいな穏やかな場所を。みんな原点に帰りたくなっているのかもしれませんね。母も娘も感動してましたよ。また伺いますね。

Posted by: 風花 | October 17, 2009 at 05:34 PM

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