December 28, 2009
昨夜は気持ちがとてもハイになっていたせいか、中々寝付くことができず、2時半頃まで起きていた。さすがにちょっと疲れたので、本当はゆっくり寝ていたいところだったが、今朝はパソコンのことで朝一番にサポートセンターに電話しなければならなかったので早めに起きることにした。
土曜日に光の工事が終わって、いよいよこの地域でも光回線が使えることになったのだ。ただインターネットの設定が完了しただけで、メールの送信ができないままだったので、電話で問い合わせながら、設定をしなおした。その後、お客様のお宅にちょっと寄らせていただき、午後からは風楽のパン教室の講師をしている高田さんのお宅に伺い、ベーグルパンを習いに行った。
娘が最近、ベーグルに凝っていて、ネットでよく注文しているのだが、自分でも作れるよと言ったら、是非教えてほしいと二つ返事をしたからだ。昨日で娘も仕事納めだったので、それなら一緒に高田さんのお宅に行って個人レッスンをしていただこうと思った。友人のアヤコさんも便乗したので、ほんの3人だけのために贅沢なパン教室をしていただくことになった。胡桃のベーグルと全粒粉のベーグル、そして娘のリクエストに答えていただきチョコチップベーグルの3種類を教えていただいた。
子供の頃、遊びながらパンを作ったことはあるのだが、何しろ彼女が中学3年の時に私は家を出てしまったので、ほとんど母親らしいことはしてあげられなかった。娘は私と違ってとても丁寧に仕事をするし、器用な子なので、やり方さえわかればどんどん自分で作れるようになるだろう。
初めてのパン作りに興味しんしんで高田さんの説明を熱心に聞きながら、とても喜んで作っていたし、焼き上がりのベーグルを食べて「超美味しい~!」と大感激していた。まさかベーグルが自分で作れるようになるなんて、思ってもみなかったようで、これからも仕事が休みの時にはパンを習いにきたいと意欲満々!
また高田さんがベーグルの他にクリスマスに友達に配って大好評だったというマロンデニッシュを焼いておいて下さったり(ケーキのように美味しいパンでした!)、ブロッコリーとカリフラワーのスープがあったりと、本当にいろいろおもてなしをしてくださったので、娘も大喜び。
帰りの車の中で「あんな美味しいパンを家で焼いてくれるお母さんがいたら、ミユキはきっとどんどん食べちゃうから太って困るよね~」とあらぬ心配?をしていたが、さっそく道具と材料を買って帰り、自分でも作ると張り切っていた。
私はパンを習うことよりも、娘と一緒にこういう時間を過ごす機会がなかったので、一緒にパン作りを楽しめるだけで充分だ。でも娘の方はいろいろなパンを焼けるようになりたい!と次回の教室を楽しみにしている様子。たくさん覚えて、店の分まで焼いてくれるようになったらいいんだけどな!
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December 27, 2009
今日は今年最後の大仕事。待ちに待ったおおたか静流さんのコンサートの日だ。セッションのお相手はウード奏者の常味裕司さん。「行く年のセレナーデ」というタイトル通り、静流さんにとっても今年の歌い納め。一年の締めくくりにふさわしいコンサートだ。そして風楽にとっては古民家への移転後、初めて行うこけら落としのライブでもあった。
ここ2年ほど静流さんのライブはできなかったが、宗吾霊堂前の風楽では6回ほどコンサートを行ってきたので、その間、毎年のように来て下さるファンの方も多かった。皆さん静流さんの歌声を聴けることを楽しみにされている。
今日の日中はあまりお客様は多くなかったのだが、朝からコンサートの時のお弁当の準備をしたり、看板を書いたりしたので、バタバタと忙しかった。2時頃にはお客様が引けたので、音響を担当してくださるクマさんが機材を搬入。同時に障子やふすまを外したり、会場のセッテイングをしたり、いろいろな力仕事を手伝って下さったのでとても助かった。人数が多いので、座卓や小物など動かせるものは全て縁側に出して、中を広く使えるようにした。一番、心配だったのは日が落ちてから、初めての方がこの場所まで無事に辿り着けるかということ。そして車が全部、置ききれるだろうかということだった。幸い皆さん、早めに家を出てくださったせいか?到着も早く、迷われている方も少なかった。リハーサルも早く終わったので、開場時間を繰り上げて開場。そのため受付もそれほど混乱することはなく、ほぼスムーズにできた。
駐車場もサリーちゃんの友達が誘導してくれたので、敷地内にきれいに並んで止められた。また止められなかった時には近くのお寺にも止めさせていただけることになり、とても心強かった。
静流さんは一段と個性的に、一段を輝きながら、美しい歌声を2時間にわたって披露。ニューアルバム「セレナーデ」の中からオリエンタルな響きをたっぷり届けてくださった。ウードに合わせて歌った「てぃんさくの花」なんてめったに聴けないだろう。
狭くて寒くて遠い古民家でのライブにも拘わらず、たくさんの方のご協力によって、大きな混乱もなく無事に終えることができた。正直なところ、この場所に50名近くの方が集まったら、どうなってしまうんだろう?ってちょっと心配だったのだが、スタッフはじめ、たくさんの方たちに助けていただきながら、幸せな時間を過ごすことができた。
終わった後に関係者10名ほどでご一緒した打ち上げを兼ねた夕食タイムもまた笑いが絶えず、とても楽しかった。こんなに素敵な夜で締めくくることができた今年の仕事納め・・・本当に幸せだなあと思う。
来て下さった皆さん、いろいろお手伝いをしてくださった皆さん、そして静流さん常味さん、全ての人にありがとうごございました!
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December 25, 2009
今日もエデラちゃんの代わりにアリミちゃんが来てくれた。来てくれるといつも嬉しくて、憎まれ口をいっぱいたたいてしまうのだが、一日楽しく仕事ができた。昼過ぎに飛び入りでユウコさんがお手伝いに来てくれた。可愛らしい袋を持って「はい!クリスマスプレゼント!」と手作りのエプロンと靴下をいただいた。
以前も素敵なサロンエプロンをエデラちゃんとお揃いで作ってくださった。風楽にも何枚かエプロンを置かせていただいているのだが、手作りなのにとても手軽な価格なので、すでに半分は売れてしまった。今回のは防寒用にと2重になっていて、しかも表の生地は私の好きな縞の着物地だ。形といい色といい長さといい温かさといい、本当の私にピッタリで、とっても気に入ってしまった。
あんまり嬉しくて、ブログにアップするからエプロンの写真だけ撮って、とアリミちゃんに頼んだら、しっかりと顔まで入っている全身の写真になっていた。笑うと皺だらけになってしまう顔がかなり恥ずかしいのだが、エプロンの素敵な感じがお伝えできたらと思う。
寒い寒いと言っていたら、トモちゃんが羽毛布団をくれた。私の布団はもう20年くらい使っているので、ほとんど羽が抜けて薄っぺらだ。さっそく昨日、カバーを買ってきて、夜、掛けて寝たらすごく温かくて一度も目が覚めなかった。
ヨウコさんは一人用のコタツを持ってきてくれた。昨日の朝、来てくれた大家さんは物置に入っているストーブを使っていいよと言ってくださったので、さっそく出してきてキレイに掃除をして灯油を入れた。これで全ての部屋にストーブを置くことができた。
さらにヨウコさんが給湯器の配管に巻く凍結防止用の熱線コードを探してきてくれたので、それを近々ガス屋さんに巻いてもらう予定だ。私もトイレ用の短い熱線を買ってきたので、さっそく昨日、トイレの配管のところに巻いてみた。機能しているかどうかわからないのだが、もしかしたらこれで凍結による水漏れがなくなるかもしれない。
少しずつ、今頃になって冬支度の寒さ対策を行っているのだが、さて、これで少しは効果があがるかな。寝ている時になんで手が痒いんだろうって思いながら、手をかいていたのだが、朝、起きて自分の指を見てビックリ。膨らんでいるのだ。しかも赤くなって・・・。
なんと何十年ぶりかに手にしもやけができてしまったのだ!ああ、懐かしい~と思わず笑ってしまったが、これだけ対応策を練ったら、じきにしもやけともオサラバできるかもね!?
それにいろんな方からの古民家での寒さを気遣っていただくお気持ちだけでも、心がポカポカとあったかくなってくる。
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December 24, 2009
いつも無農薬の美味しい黒米を分けていただいている「花と緑の農芸財団」の花の里へ芋ほりへ行ってきた。私はヤーコンが大好きだと言ったら、「ヤーコンを掘りにおいでよ~」と声をかけていただいたことが始りだった。でもいざ田んぼの跡地に植えたヤーコンを掘ってみたところ、あまり大きく育っていなかったということで、ヤーコン堀りではなく、菊芋と里芋を掘らせていただくことになった。
私がいつも花の里のことを話しているので、3人とも行ってみたいとずっと話していた。それで私が花の里へ黒米を買いに行くのに合わせて、サリーちゃんとトモちゃんとユウコちゃんの3人で一緒に行こうということになった(なぜかクリスマスイブに予定のない女4人が偶然にも集まってしまった!?)。
花の里へ着いてから長靴に履き替え、軍手をはめ、スタッフのマリコさんに軽トラの荷台に乗せてもらって畑へ直行。今日はとてもいいお天気で温かかったので、ちょっと動くだけでも汗ばむほどだった。
花の里の畑は黒くて柔らかく、とてもいい土だった。ミミズもいっぱいいた。収穫体験をしたことがないユウコちゃんはとても熱心に芋を掘りながら喜んでいた。人手があったので、皆で手分けしながら土に芋が残っていないか、クマなく探して、あっという間にコンテナいっぱいの里芋と菊芋が掘りあがった。
私がお茶とおむすびとケーキとおかずをちょっとだけ持っていったので、収穫の後は、花の里の軒下のテーブルに座ってみんなでお昼ご飯。ポカポカとした陽射しの中、とっても幸せなランチタイムを過ごすことができた。食事の後は裏にある熊野神社へ参拝し、湧き水をいただき、用水路脇に生えているクレソンを摘ませていただいた。
とても楽しかったので、たまには仕事抜きで、みんなでこんなふうに土に触れる時間を持てるといいなあと思った。花の里のマリコさん、お世話になりました。ありがとうございます!
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December 23, 2009
今朝も冷え込みがきつく、また厨房の水とお湯が出なかった。冷たい水で洗いものをするのも、いつのまにか慣れてしまったが、厨房の寒さにはまだ体が震える。
今年のクリスマスイブは木曜日なので、祝日である今日に振り替えてデートをしたり?ホームパーテイをしたりする方が多いのだろう。多分、今日はヒマだろうな~という予想通り、本当にのんびりとした一日になってしまった。空いている時間を利用して、いろいろなものを仕込んだ。久しぶりにチョコレートブラウニーも焼いた。パウンド型に生地を流し入れたのだが、厨房が寒いせいかチョコレートがすぐに固まってしまった。先日お客様からいただいたカボスの果汁を絞って保存し、皮はピールにしようとせん切りにして水にさらしておいた。
畑では聖護院大根が大きく育っている。もう少し抜かずにおいて、もっと大きくなるまで待とうと思ったが、頭が土から飛び出しているものもあったので、その分だけを収穫した。まん丸で立派な聖護院だ。とても自分の畑で採れたとは思えず感動してしまった。千枚漬けのように薄くスライスして、カボスの果汁で甘酢を作って漬けこんだ。
年内の営業は27日で終わりになる。2年ぶりにおおたか静流さんをお迎えして、一年の終わりを飾りたいと思う。古民家での杮落としになるけれど、「行く年のセレナーデ」と題したお座敷コンサートの共演はウードの常味裕司さん。アラビックなサウンドと美しい歌声が古民家にこだますることだろう。一年の締めくくりにふさわしく、大勢の方からすでにお申込をいただいている。一度に50名以上の方がこの古民家に集い、静流さんの美しい歌声を一緒に聴けるなんて、すごく楽しみだ。
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December 22, 2009
父の介護施設に行くついでに午前中は築地市場に行ってきた。いつも近くを通ってはいるものの、素通りばかり。特に年末になってからの活気ある時期には行ったことがなかった。以前、お寿司を食べに行ったのだが、夕方というのにお店の前には人が並んでいたので諦めたことがある。だから今日はちょっと早めに出て、お昼に何か食べるつもりだった。
年末の築地の賑わいはよくテレビや新聞などでも紹介されているが、いざその渦中に行ってみたら、ホントにスゴイ人で歩くのもままならなかった。でも師走の雰囲気が味わえて何となく楽しくなってくる。安くて美味しそうな食材ばかりが並んでいて、しかも売り手たちから声をかけられたりすると、ついつい欲しくなってしまう。でも子供たちは元旦に来るけれど、ほとんどお節を食べないし、今年はお節のご注文も受けてないので、素材を買っても使いきれないだろう。買うのをグッとこらえて、身欠きにしんと鮭のハラスだけを買い求めた。
あちこちに美味しそうなお寿司屋さんがあるのだが、どこも人が並んでいて、11時前だというのにお得なランチセットはすでに売り切れ。私は場外売り場からちょっと離れたビルの地下にある竹若というお店に入った。落ち着いた雰囲気のお店でお刺身付きのこの御膳も1250円と安い。屋台のような店や、道路にテーブルを並べてビニールシートで囲ってある店、露地の奥にあるカウンターの店など、安くて美味しそうなお店があちこちにあって目移りしてしまうのだが、一軒入ったらもう満腹で他のお店に入れず残念。
父の所へはクリスマスが近いので、チーズケーキと果物を持って行った。「もうすぐクリスマスだが、今年はクリスマスのミサにあずかれないからケーキでも食べてね」と言ったのだが、クリスマス間近という実感はないようだ。午睡から覚めたばかりのようで「チーズケーキは久しぶりだなぁ。エイコちゃんは子供の時からケーキを作るのが上手だったねぇ~」と言いながらとても嬉しそうに2切れ食べてしまった。今日は食べ物に釣られて?私の名前も思い出したようだが、「ママに最近、会ってないんだけど、元気にしているかな?」と言ったり(母はもう15年も前に亡くなっている)、「たった今、駅まで散歩してきたところだよ」とか、相変わらず現実と虚構とが混在したチグハグな会話だった。
もう年内には行く時間が取れそうにないけれど、父もちょっとだけクリスマス気分が味わえたかな。私もただ寒くなってきたと思うばかりで、年末であることの実感はあまりなかったのだが、帰りは銀座に出て年末ジャンボ(今日が最終日)も買ったし、築地の空気にも触れたし、ちょっと師走気分に浸れた一日だった。
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December 21, 2009
お客様が栽培されているケールの生葉をいただいたのでリンゴと合わせてミキサーで青汁を作った。昨日、飲んでみたら、今日はやけに便通がいい。お腹の中がすっきりという感じなのだ。いただいたケールの分だけ、しばらく青汁を作って飲み続けようと思う。
ケールは地中海地方原産のアブラナ科の野菜。キャベツやブロッコリーの原種とも言われている。確かにキャベツの葉っぱにそっくりだが、結球はしない。ビタミン、ミネラルがとても豊富で、葉緑素や食物繊維も多く含まれ、ビタミンA(β-カロチン)とCは特に多い。青汁の原料としても有名だ。
今までいくつか市販の青汁の粉末を試してみたのだが、あまり美味しいと思えず続かなかった。でも自分で作ってできたてを飲めば、豊富な栄養素を破壊することなく全て摂取できる。調べてみると本当の栄養たっぷりの野菜なのだ。
試しに生葉をかじってみたのだが、青臭くてあまり美味しいものではなかった。多分、ケールだけだったらかなり飲みづらいだろう。それで葉っぱ1枚に対してリンゴ丸々一個と水100ccほどを加えてミキサーにかけた。あまり苦かったら、自分で作った秋の酵素を加えようと思っていたのだが、リンゴの甘さが青臭さをカバーして無理なく飲めた。これならいけるぞ。
種もいただいたので、今度、植えてみようと思う。なんと一年中、収穫できるそうだ。大きいものはタバコの葉くらい背が高く伸びていくとか。葉も厚くてしっかりしているので、生命力のある野菜なのだろう。うまく育ったら、毎日青汁を飲もう。
今日はお休みだったので、娘のオススメに従って千葉みなとにある「オーシャンテーブル」という店にランチを食べに行ってきた。11時開店なのに11時にはもう人が並んでいた。その後も途切れることなくスゴイ人が入り口にあふれていたので驚いた。今時、こんな人がいっぱい来る店も珍しいのでは?。ちょっとオシャレなリゾートっぽい店内で、ホームメイドのビュッフェが食べられるというのを売りにしているようだ。ケーキなどはショーケースに入っていて、それを指定しながら取ってもらったり、パスタも3分ほど待てば茹でたてが食べられたり、ドリンクやおかずの種類も多かったりするのが人気の秘訣なのだろう。でもけっこうボリュームのある肉料理が多かったので、肉を食べない私は正直なところ、あまり食べるものがなかったし、絶えず人が動いているので落ちつかなかった。でも若い人たちはそんなこと気にしないから、どんどん取りに行ってガッツリ食べられていいのだろうな。
それにしても、明日には今日の暴食?も青汁効果でスッキリ出てしまうことだろう。
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December 20, 2009
今朝も30個近くお弁当のご注文があったので、早起きして6時から厨房に立った。ここ数日、朝はとても冷え込んでいる。トイレに入った瞬間、ズルリと足元が滑った。電気をつけて床を見たら、なんと床の半分が凍っていた。配管が壊れたのかな。それとも結露なのか?どこかから水が出て、それが凍ってしまったようだ。気になりつつもお弁当の支度をしなければならないので、雑巾を数枚、床に投げ入れたまま厨房へ。
絶対に水が出なくなるだろうと思っていたので、昨夜は厨房の水道を細く流しっぱなしにしておいた。そのおかげで水道は無事だったが相変わらずお湯は出ない。庭はまるで雪が降った後のように、霜が真っ白に降りていた。寒~い厨房、しかも冷たい水で洗いものをするので、指先の感覚はマヒして体はガタガタ。時々自宅の方のキッチンに戻ってストーブに手をあてて暖をとる。この寒さ対策を何とかしなくては。
9時半にお弁当を仕上げた頃、ユウコちゃんがやってきた。今日は休日なのだが、2人体制なのでただでさえも忙しいのだ。ユウコちゃんに「洗濯機から水があふれてますよ~」と言われたのだが、ずっと厨房で仕事をしていたので気がつかなかった。よく見ると、洗濯機の給水ホースのつなぎ目から水が噴水のようにシュワシュワーっと吹き出ていた。ホース内の水が凍って膨張したのかな。辺りは水浸し。とりあえずドライバーで接続部分のネジをギュッとしめておいてもらった。トイレの床は依然、凍ったままだ。お店が開店するまでに何とか拭き取らなくては。
10時頃、ようやくお湯が出たので、まずは手を温めて雑巾をお湯で温めトイレの氷を溶かした。その後、定食の足りない分の支度に取り掛かる。今日は修復工事を手伝ってくれたオオノ君とコバヤシ君が朝一番のお客様として店に来てくれた。でも帰る時、なんと霜が溶けた土のぬかるみに車のタイヤがはまってしまった。板をはさんでお客様数人と私たちで車を押して何とか脱出できたが、一人の時にこんなことになったらと思うと、気が重くなった。
古民家で過ごす初めての冬・・・。それに対応できる生活の知恵をまだ身につけていないので、冷え込みが強くなるたびに何らかのトラブルがあって、それに右往左往してしまう。お弁当も無事にできたし、定食も無事にお作りして、通常通りの営業はできたけど、トラブル続きでなんとも寒くて慌しい一日だった。
寒さはまだ始ったばかりだというのに、水道が凍ってしまうなんて・・・。レンコンを炒める時に使おうとしたゴマ油も凍っていたっけ。この家の寒さ、ハンパじゃないぞ。
お客様からいただいたカボスとスダチ。別の方からそれぞれいただいたのだが、庭に柑橘の木があるってとてもいいなあと想う。見ているだけでほっとする可愛らしさだ。
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December 19, 2009
お世話になっているウイさんが手打ち蕎麦を持ってきてくださった。新蕎麦粉で作った蕎麦だ。ウイさんは「日月神示」を勉強しているお仲間たちと数人で蕎麦やお米、野菜などを作っている。でも農家としてではなく、自分たちの食べる分は自分たちで作って分け合おうというスタンスで活動されている。多古町周辺の空いている畑を借りて、作物は全て無農薬で栽培。もちろんこの蕎麦粉も無農薬だ。自分で育てた蕎麦を挽いて蕎麦粉にし、手打ち蕎麦を打つ。できあがったらとても嬉しいだろうな。今ではウイさんの蕎麦粉を使って手打ち蕎麦を作っているお店もある。今年の初物である美味しい手打ち蕎麦。八街の陶芸家松丸さんが作った私のお気に入りの蕎麦ちょこにつゆを入れ、夕飯にいただいた。
今朝は多分、この冬一番の冷え込みだったのだろう。朝、顔を洗おうとしたらお湯が全く出なかった。それどころか、厨房では水道も凍って出なかった。ああこんなに早い時期から水が出なくなるなんて・・・!これからは夜、チョロチョロと水を出しっぱなしにしておかないと。
朝、酸素系漂白剤の漬け込んでおいた布巾を洗ったり、鍋を洗ったりするのが水だけだったので、かなり冷たくて手がしびれてしまった。厨房の水も出なかったので、家のキッチンの方の水道のみで洗いもの。このままお湯が出なかったら、食器洗いも水でやるしかないか・・・と憂鬱だったが、10時過ぎにようやく厨房の水道とお湯が開通したのでほっとした。でもこれからお弁当など、早朝から仕事をする時は気をつけないと。汲置きの水も必要になるかもしれないけれど、汲んでおいたお水もきっと朝には凍っちゃうんだろうな。ああ、これからは当分の間、寒さとの闘い?だ。
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December 18, 2009
毎週金曜日にお手伝いに来てくれるエデラちゃんがパートナーと一緒にイギリスでクリスマスを過ごすため、今週と来週はお休みをする。早くから予定がわかっていたので、アリミちゃんにその時は来てくれるようにお願いしておいた。なんだかんだと理由をつけて私はアリミちゃんに会いたいのだ。一ヶ月ぶりに会うアリミちゃんは元気だったが、厨房のあまりの寒さに驚いていた。途中、お客様が途切れた時間があったので、2人で奥座敷の日のあたる場所へと移動し、冷えた体を温めに行った。
宗吾の店でも厨房は冷えたが、ストーブは入れてなかった。でもこの場所のしんしんとした寒さは格別で、ストーブなしでは耐えられないかもしれない。特にここ数日、寒い日が続いているので足元はしっかり重装備にしているけれど、それでも体の芯は冷えている。私は丈夫なので、他の人よりもかなり暑さ寒さへの耐性があると思っているが、それでも初めて迎える古民家の冬はいろいろな意味でちょっと心配。でも人は環境に順応していくものなので、まあ何とかなるかな。
今日の3時からは私の料理教室。前回参加された方たちのご要望にお答えして、今回は再び基本編を行った。八方出汁の作り方や玄米の炊き方、グルテンミートのメンチカツなど、お話しながら、皆さんにも作っていただいた。参加者が7名だったので、サリーちゃんにアシスタントをお願いし、とても助かった。
基本編で作る料理自体はとても簡単なものなので、早めの夕食タイムになって、皆さんと一緒に夕飯を取りながら楽しくお話させていただいた。次回は1月15日(金)3時より雑穀の炊き方と雑穀料理の予定。
今週はパン教室や料理教室、平日のランチのご予約、お弁当、オカリナの集いなど、連日、かなりの量のお食事をお作りさせていただいた。その下ごしらえはほとんど一人でやっていることが多いので、準備が思うように進まないこともある。先が見えない仕事はとても疲れるものだ。でもそういう時は先を見て焦るのではなく、今、目の前にある仕事を淡々と片付けていくことがとても大事。その繰り返しの中で、いつのまにか仕事が終わっている・・・この仕事をやっていく中で私が学んだことの1つだ。
仕事にはいつも自分を成長させてくれるたくさんの経験やヒントが詰まっている。たとえ忙しくて大変だったとしても、こんなご時勢に、こんな交通の便の悪いこの場所まで来て下さる方がいたり、お弁当やランチをご注文していただけることのありがたさ。
本当にここ数日はものすごく忙して疲れたけれど、つくづくありがたいなと思う。明日は久しぶりに通常の営業のみで特別なご予約はないけれど、明後日はまた30個近いお弁当のご注文をいただいている。忙しくなればなるほど、美味しいものをお届けできるよう、いつも心を穏やかに保ちながら、仕事をやらせていただけることのありがたさに感謝したい。
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December 17, 2009
今日の古民家は大勢の人であふれ、オカリナの優しい音色が響いていた。おまけにあいりん堂さんのお弁当の日とも重なったので、すごく忙しい一日だった。
朝6時からまずはお弁当作り。一人で30個を作った。その後、部屋中に掃除機をかけ、家にある座卓を全て集めて座敷ごとにセッティング。その後、観葉植物など動かせるものは全て動かして部屋を広く使えるように片付けた。10時頃トモちゃんが来たのでお弁当の配達をお願いし、私はオカリナの集いの方のランチの仕込みに入った。
今日は成田周辺でオカリナ教室を主宰している渕田さんことふっちぃとその仲間たちのクリスマスコンサート。佐倉市の「さくらんぼ」、印旛村の「やまゆり」、芝山町の「木もれび」、成田市の「かるみあ」と「土夢」。オカリナに魅せられた仲間達が集まって、一緒にオカリナを吹いて楽しいひとときを過ごそうという企画だった。参加された方は総勢34名!
一日30名以上の方がお食事にいらっしゃることはあるけれど、同じ時間にこれだけの方にお食事をお出しするのは初めてのこと。お膳に器を並べたいつもの定食のスタイルではとてもお出しすることができない。そこでご飯とお味噌汁だけ別に盛って、おかずはワンプレートの盛り合わせにさせていただいた。
お食事の支度をしながら、厨房にもオカリナの音が聞こえてきた。「虹と雪のバラード」を吹いているグループもあった。トワ・エ・モアが札幌オリンピックの時に歌った曲だ。大好きだったのでレコードを買った記憶がある。メロデイに合わせて思わず歌詞を口づさんでしまった。最近の曲は全く覚えられない(というより知らない)のだが、あの頃の曲は今でもなぜかよく歌詞を覚えている。その他、クリスマスソングやハンドベルの演奏もあったりととても盛りだくさんのプログラムだった。
お食事とその後のティータイムにケーキをご注文いただいたので、店だけではなく家で使っている食器も動員して?34人分をご用意した。でもいざ配膳となると、主婦の方が多かったので、皆さんに手伝っていただいてとてもスピーディにできた。
それにしても34人もの方がいっぺんに集まっている様子はとても壮観だった!それにちょっと窮屈だったかもしれないけれど、これだけの方が一度にお食事されているのを見ていたら、古民家の収容力ってスゴイなあと思った。
昔はこんなふうに続いている部屋を開け放し、冠婚葬祭の時には一族の方たちが集まっていたのだろう・・・一瞬、遠い昔にタイムスリップしたみたいだった。どこか郷愁につながるオカリナの音を耳にしていたからだろうか、とても懐かしい気持ちになった。大勢の人が集って、オカリナの音が響いているのを誰よりも喜んでいたのは、他でもないこの古民家なのかもしれないなと思った。
楽しい集いを企画していただいたふっちぃに感謝だ。
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December 16, 2009
今日はパン教室の日。今回はデニッシュパンに初めて取り組んだ。朝からどんよりとしたお天気で寒~い一日。ストーブをつけても中々温まらない。でも講師の高田さんは「この寒さはバターが溶けずにちょうどいいわ」なんて言ってくれた。風楽ではちょっと珍しい甘くて生クリームがたっぷり入った美味しいデニッシュロールができあがった。
今日は11時半と1時半に6名様ずつ二組のご予約があったので、パン教室のランチと合わせて、とにかく一人で一日中、忙しかった。最初に11時半の方のランチをお出しし、お膳を下げた頃、パン教室のランチ。その後、一組目の方がお帰りになったのと入れ替えに1時半の方のランチをお出しすることに。
一人でバタバタやっていたので、ランチをお出しする時はパン教室に参加された方まで一緒に運ぶのを手伝ってくださった。とにかく出して片付け、出して片付け・・・を、全部で3回、繰り返した。その後、個人的にアップルロールを習いたいとアヤコさんが来たので、高田さんとアヤコさんはマンツーマンレッスン。たまには私も参加したいなと思っていたのだが、1時半に来て下さった方たちは、前回のハイキングにご一緒させていただいた山の会のみなさん。お世話になったので、お食事をお出しした後、しばらくご一緒にお話しながら、今まで行った山の写真を見せていただいた。美しい自然をバックにした皆さんの飛びきりの笑顔を見て、私は何度も「キレ~い!」と「スゴ~い!」を連発してしまった。還暦には見えないお元気さと若々しさは足腰を鍛えているからだろう。なんとも羨ましい限り。
自然がこんなに大好きなのに、日本のあちこちに点在している美しい山々にほとんど登ったことがないなんて・・・なんだかとってももったいないような気がしてきた。やっぱり自分の足で歩いて、その近くまで行ってみたいし、山の美味しい空気を吸ってみたい。機会があったら少しずつ参加したいなと思った。体力には自信があるのだが、登り道を歩くことはめったにないので、自分がどの程度歩けるのか、それがちょっと心配。写真をため息つきながら見つめながらも、明日もまたお弁当や大勢の方のお食事のご予約が入っているので、とにかくその下ごしらえもしなくてはと厨房に戻った。
その後もアヤコさんと話しながらも、少しずつ手を動かし、なんとか明日の準備が終わったのが8時頃。本当に今日はよく働いたぁ~。明日は6時起きであいりん堂さんのお弁当を作って配達し、11時からはオカリナの集いの方たちに33名分のランチをお出しする。またまた忙しい一日になりそうだが、美味しいものをお作りさせていただこうと思う。
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December 15, 2009
友達が家に車を置いて、1週間ほどベトナムへ旅行に行ってきた。今日の早朝、成田に到着する飛行機で帰ってくるので早起きしてお迎えに行った。ちょうど私も今日はお休み。でも早起きして6時15分には家を出たらものすご~く寒かった。成田空港に向かう途中、ピーンとはりつめた霜柱の降りた畑の向こう側に、徐々に朝陽がのぼってくるのが見えた。冷たい空気の中で変化していく朝焼けの時間がとても美しかった。眠かったけど、冬の早朝ならではの光景だ。
お土産にベトナムコーヒーと沈香の香木を買ってきてくれた。私もベトナムに行った時は、毎日、濃い目のベトナムコーヒーに甘い練乳を入れて飲んでいた。それが食事の後にとても美味しいのだ。小さなベトナムコーヒー用のドリッパー(カップに乗せて作るステンでできた一人用のサーバーのようなもの)とベトナムコーヒーを山ほど買って帰り、家でもしばらくの間、飲んでいた。でも今回の引越しを機に、もうドリッパーも使わないかなと処分してしまった。
友達が買ってきてくれたのは有名なコーヒーショップで焙煎しているベトナムコーヒーの深炒り豆。可愛らしい袋に入っていた。さっそくミルで細かく挽いて飲んでみることにした。もちろん普通のコーヒーフィルターでも淹れられるのだが、ガスコンロ用のエスプレッソマシンがあるので、この深炒り豆だったらエスプレッソ向きなのではないかなと思って、マシンで淹れることにした。
予想通り、ちょうどいい按配のエスプレッソになった。練乳も欲しいところだけど、そうそう甘いものばかり食べていられないので、ミルクをたっぷり入れて飲んだ。へビイな味なのだが、エスプレッソの方がカフェイン自体はレギュラーコーヒーよりも少ないらしい。
ベトナムの土産話を聞きながら、一緒に鯖のみりん干しと味噌汁と煮物でご飯を食べ、のんびりとした午後を過ごした。海外から帰ってきた日はとにかく味噌汁と焼き魚とお新香が何よりのご馳走だ。食欲がないと言いながら、味噌汁が美味しいねえと喜び、ご飯をお代わりしてくれた。
私がベトナムに行ったのはかれこれ12年以上前になる。ハノイから中国の国境近いサパとバハを回り、モン族の衣装をいろいろ仕入れてきた。あの頃と随分、変わっただろうなあ。誰かが行った話を身近に聞くと、また私も行きたくなって困る。
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December 14, 2009
今日はマヤ暦の講座の最終回。実は前回で終わりだったのだが、あまりに内容が盛りだくさん過ぎて終わりきれなかったので、一回分、延長する形で講座を行うことになった。今回も私が参加できるよう一品持ち寄りの講座にしていただいた。皆さんが作ってきてくださったお惣菜がまた美味しくてとても楽しいランチタムだった(写真)。
今回は講座の途中から参加したので、自分の銀河の署名の出し方など基本的なことがわからないままに終わってしまったが、マヤ暦の考え方やその時間の流れについてはとても共感する部分が多く、もう少し勉強したいなと思った。宇宙のリズムを意識して暮らすことで起る様々なシンクロや天からのサイン。それをキチンと受け止めることができる感性を持ち続けていたいと思う。
今日、驚いたことが1つあった。それはマヤ歴の手帳の中に易占で使う陰陽で成り立つ卦が記されていたことだ。私は全ての占いの中で最も理に叶っていて、自然な形で存在しているのは易占だと思う。単なる占いを越えた真実がそこにある。一昨年、易占の勉強を始めたのだが、あまりに膨大で難しかったので、途中でお休みしてしまったのだ。以来、自分でその日の卦を出すことを細々と続けてきたが、古民家への修復が始ったら、もうそれどころではなくなり、いつもライテイングデスクの一番前に出しておいた易占の本も奥に追いやられてしまった。でもマヤ暦と易占がリンクしていたなんて・・・。
だからというわけではないけれど、やはり宇宙の真理へのアプローチの道のりはどこかでつながっているのだなと思った。それでありがたやのカナエさんにお願いして、1月から3回連続で「マヤ暦ベーシックコース」をやっていただくことにした。
これは毎回3時間半にわたって、マヤ暦の基本をみっちり学ぶコースで自分の誕生日からキンや音、紋章などを割り出し、人生のサイクルについて学ぶという講座だ。私も一番の基礎の部分が抜けているので、一緒に受講したいと思っている。
ただし受付などの窓口にはなりますが、私も一参加者として仕事ではなく個人的な学習会として開催したいと思っています。第一回目は1月27日(水)10時から1時半。参加費は5000円。3回連続ですが、2回目の日程は2月以降。1回目の時に決める予定です。
集まった方たちと共に過ごす時間がとても実り多いものになっていく予感が今からしています。詳細はこれからサイトの方にアップしますが、よかったら一緒にマヤ暦を学んでいきませんか?
きっとあなたの今後の人生に役立つヒントがいっぱい詰まっていることと思います。
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December 13, 2009
昨日は朝からご予約が3件入っていて、その後もお客様がいっぱいいらして下さった。温かな土曜日だったので、朝から忙しくなりそうな予感がしたが、そのとおりになって、嬉しかった。でもサリーちゃんと2人だけだったので、厨房や洗い場もてんてこ舞い。いつも以上にパキパキと動き、お食事作りの合間に大急ぎでお皿を洗っては拭いていった。
夕方は友達と外で会う約束があったので、できたら3時には終わりたいなあと思っていたのだが、それも願いどおり?ちょうど片づけも含めて3時には終わることができたので、重ねてビックリ。忙しかったわりに、こんなに早く終えられたのは、それだけ短時間にお客様が集中したということだろう。
それとはうってかわって今日はトモちゃんとユウコちゃんの2人が来てくれたというのに、お店はとてものんびり。ボーナスも出たことだし、きっとデパートやショッピングセンターはクリスマスとお歳暮商戦で混雑しているのだろうなあ・・・。ボーナスとは全く無縁の生活をしているので、こういう時はちょっとだけサラリーマンが羨ましくなる。
今日はジュンコさんがご自身で愛用している高枝ハサミを持参し、高い所になっている柚子を採りに来てくれた。あまりに姿恰好がキマってるので、トモちゃんが「植木屋さん?!」と勘違いしていたくらいだ。時間があったので、たくさん採ってもらった柚子を一日中、せん切りにしたり、タルトを焼いたりして過ごす。
ようやく全ての柚子の皮をむき終え、果樹を絞って、中ビン一本分ほどの柚子果汁ができて、「やった~!」と喜びながら冷蔵庫にしまおうとした瞬間、手元が狂ってガッチャ~ン!なんとビンを落として割ってしまったのだ。近くにいたトモちゃんもユウコちゃんも一瞬、何が起ったのかわからない様子。私は泣きたい気分だったが、その割れ方のあまりのタイミングのよさに?もう笑うしかなかった。あ~あ。あんなに一生懸命手絞りした柚子果汁が、これでパーになってしまった。でもせん切り柚子はたくさんできたから、ま、いっか・・・。
写真は昨日と今日の蒸し野菜サラダのドレッシングとして作った豆腐とアボカドのディップ。豆腐ドレッシングはいつもの定番だけど、アボカドを加えることでより濃厚でフルーティな味になって美味しかった。
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December 11, 2009
夕方からケムちゃんとキマちゃんが遊びに来てくれたので、一緒にご飯を食べた。ケムちゃんはエコロジーな生き方をかなり意識的に実践している人で、以前は電気水道ガスのないコンテナで暮らしていたことがある。随分前になるが、1週間に一回ほど、風楽を手伝ってくれていたので、お顔を覚えているお客様もいらっしゃるのでは?
料理やお皿洗いや掃除がとても上手で、男性であることを全く意識せず気軽にいろいろなことを話したし、イベントやお祭りの時の助っ人としても活躍してくれた。ここへの引越の時、手伝ってくれたっきりで、一度も会えずにいたので「2人で遊びにおいでよ~」と誘ってようやく再会できた。
キマちゃんはエコロジーショップGAIAの創立以来、かなり長くいたスタッフで、エコロジー関係の商品についてはほとんどを把握しているほどだ。2人で暮らしながら農業をしているが、今年の七夕に入籍し、年が明けたら、八郷へ移住し、自分たちで小屋を建て有機農業をやっていくそうだ。周囲を山に囲まれた静かないい場所で、山の湧き水で生活していくとか・・・本当にケムちゃんらしい。
修復し終えた室内を見渡しながら、ケムちゃんは縁側や土間のデザインのイメージを膨らませている様子。古民家での暮らしや畑の話、田舎へ移住することのあれこれについて、久しぶりに会ったので、ご飯を食べながらいっぱい話せて、とても楽しかった。
お土産にキマちゃん畑の無農薬野菜をたっぷりいただいたのだが、どれもとっても元気で美味しそうな野菜たちだった。いつのまにか作っている品種も増えて、すごくいい野菜ができる生産者へと成長していたので驚いた。さっそく明日のお惣菜に使わせていただこう。植物堆肥だけで作った無農薬野菜なので味も楽しみだ。
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December 10, 2009
今日、古民家の和室でヨガの先生をお招きしてヨガをやった。シノダさんに紹介していただいた、かつて「いやしの村」にいて、今はヨガを教えているジュンコさんが来てくださったのだ。お住まいは大船なのだが、成田山にご縁を感じているので、成田まで足を伸ばすことはそれほど苦にならないそうだ。今日も成田山で護摩焚きをしてから風楽へ来て下さった。
シノダさんご夫婦と私ととりあえず3人でゆったりと1時間半ほどヨガをやった。奥座敷と仏間の障子を外し、窓から入ってくる温かい陽射しを受けながら、とても気持ちのいい時間を過ごせた。アサナをしているうちに暑くなってきて、シャツを脱いでタンクトップ一枚に。
髪の毛が長く、とてもお若い感じのジュンコさんのヨガはハタヨガをベースに、デトックス効果のあるアサナを取り入れたり、ヒーリング的な要素も取り入れたりするゆったりしたものだった。終わった後、お茶を飲みながら、普通にお話している時はよく笑う普通の女の子?のようなで茶目っ気たっぷり。でもレッスン中は明るいけど静かなエネルギーの方だった。いろいろお話して、一月に一度、ヨガ&ランチの日を企画してみようということになった。その後、どうするかは今のところまだ未定だが、ヨガをして体をすっきりとさせた後、玄米のご飯を食べたら、すごくいいものが体に染み渡っていきそうな気がする。
自分で言うのもナンですが、今日もヨガの後にいただいたお味噌汁と玄米おにぎりが美味しかったこと~。食べ物のエネルギーが体内にしっかりと入っていっているなあという感じだった。
講座名はまだ仮称ですが「ヨガ&ランチの集い」は来年の1月25日(月)11時から1時半に行う予定です。参加費はレッスンとランチで3900円。ヨガの後、ジュンコさんも私もランチをご一緒するので、ヨガのことや食べ物のことなどあれこれお話しながら楽しい時間を過ごしましょう。10名限定で行うのでご希望の方はお早めにご予約くださいね。
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December 09, 2009
漢方アロマという言葉をご存知だろうか。今まで西洋のハーブを中心に製油されてきたアロマオイルに、日本古来の薬草などを取り入れたアロマのことをさす。
今日は7名様でお食事のご予約が入っていたのだが、急きょ、別の方からもお食事をしながらお話したいことがあるというメールをいただいたので、お食事を追加でご用意した。お食事の後に、コーヒーを飲みながら、お話をお聞きしたら、漢方アロマ入門の講座のようなものを開きたいというご相談だった。
中国の伝統療法である漢方中医学理論との融合という相乗効果を狙って、マッサージなどでオイルを塗布したり吸入したりすることで、消化器への負担なく生薬の効能を体内に取り込み、体質改善などを目指している。陰陽五行に基づいた体質チェックをした上で、例えば「木」(肝臓・胆嚢)などは小麦胚芽油やアボカド油などをベースにして、白檀、石菖蒲、紅橙などをブレンドしたオイルを使用したり、それぞれの人に合ったブレンドオイルを処方したりするだそうだ。
私は「火」の部分が足りないので、「川芎」(センキュウ)というオイルをサンプルに分けていただいた。参加した方の体質を陰陽五行をもとに調べ、その人に過不足しているものを漢方アロマオイルの中から選んだり、お食事も薬膳メニューをご用意したりする形でセミナーをやってみようという話に広がっていった。とりあえず、その入門編を、1月に一回開催できるよう準備をすすめていくつもりだ。
ここに移住を決めた時から、私はこの場所を多目的に利用できる空間にしていきたいと思っていた。食が中心にあるのは言うまでもないが、ボディワークやヒーリング、そして農についてのセミナーなどをいろいろ開催し、BODY&MIND&SPIRITの3方向から、人の幸せや健康について共に考えていける場所になったらいいなと思っていた。今年はとりあえず古民家の修復と移転、そしてここで新しい店を始動させることに精一杯だったが、来年は具体的にそういう方面のセミナーをいくつか始められたらと思っている。古民家を拠点とした場所創りと情報発信のために私自身、何ができるかといつも考えている。
*写真は昨日見た冬桜
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December 08, 2009
今日は群馬県にある桜山公園に冬桜を見に行ってきた。春と冬に2回、咲く桜があるそうだ。地元の山歩きの会の方たちのバスツアーに同行させていただいた。毎月一回、土日に登山を、平日にハイキングをしているグループで、初めて参加させていただいたのだが、とにかく皆さんお元気で健脚で驚いた。日本百名山をあといくつかで登りきるという方や、8月中のシーズンは一ヶ月の半分くらいは山へ行っているという方もいらした。年代が還暦前後の方が多かったのだが、「ピンピンコロリ」を合言葉に?とにかく死ぬまで元気で歩き続け、コロリと逝こうを目標にしているそうだ。
4時に起きてお弁当を作り、5時20分に集合場所に行きマイクロで出発。夜明け前の空気はピンと張り詰め、星がキラキラとキレイだったけれど、さすがに寒かった。こういう会に参加したのは初めてだったのだが、高速代やガソリン代、マイクロバスの代金などをみんなで割り勘するのでとても安く行けるし、道中も楽しい。それに私よりずっと年上の方たちがお元気で活動していることを思うと、私も山登りをしてみたいなという気持ちになってきた。
冬桜は小さな白い花をひっそりと咲かせていた。寒さに負けず咲いている姿はなんとも可愛らしかった。公園の広場でお汁粉を作って食べたり、みかん狩りをしたり、立ち寄り温泉に行ったりしながら、夕方帰宅。なんだかとっても楽しかった。
学生時代はずっとYMCAにいてボランティアリーダーをしていたので、野外生活には慣れている。モノがなくても不便な所でも、電気も水もない所でもそれなりに工夫して、食事を作り、楽しい時間を過ごすことはできる。でも今は車にばかり乗っているので、このままでは足腰も衰える一方だし、自然の中に馴染んでいく感覚も薄れていってしまいそうだ。
最初は体がきついかもしれないけれど、山は自分のペースで歩いていけばいいので、今からやれば老化をちょっとは止められるかも?しれない。今までそんなところに目を向けたことはなかったけれど、世代の違う方たちと自然の中でご一緒にできるのはとても面白いだろうなあと思った。
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December 07, 2009
11月は本当に雨が多かった。11月中の私のお休みもほとんどが雨だった。畑の土を耕して、種まきをしたいと思っていたのだが、種を買ったままずっとできずにいた。朝、目が覚めた時の部屋の明るさで、その日のお天気がわかる。いいお天気だったので今日こそは種まきをしようと思った。その前に食材の発注や会計など、いくつかしなければならない仕事があったので、午前中いっぱいは台所のテーブルの上に書類を広げ事務作業を片付けた。
振り込みもしなければならなかったので、出かけたついでに近くのカレー屋さんに寄ってランチを食べた。ナンがとても美味しかったのでおかわりした。ナンだけは家庭で美味しく焼けないなと思う。あの美味しさはやはりタンドールで焼くからなのだろう。
畑作業があったのですぐに家に戻り、長靴にはきかけて裏庭から落葉が腐葉土のようになった土をネコ(一輪の手押し車)に乗せて西側運んだ。表土を耕し、その土と鶏糞を一緒に混ぜて畝を作ってルッコラを撒いた。丈夫なハーブだからいずれはこぼれ種で自然に増えてくれたらいいのだが、まず最初は自分の手で種を撒かなくては。
それから北側の土も耕し、すっかり撒く時期を逃がしてしまったけれど、ダメ元で大根の種を撒いた。今、畑に植えてあるものを収穫し終えたら、しばらく畑には作物がなくなってしまうので、少しでも芽が出たらと思うけれど、今の時期は厳しそうだ。
作業が終わって、お茶を入れようとしたら、突然シノダさんが来てくれた。「とてもいい気配になってきたけれど、水回りだけもう一度、お祓いした方がいいんじゃない?」というシノダさんのアドバイスに従い、急きょ浄化の儀式を始めることになった。塩を四隅に並べて祝詞をあげた後、水の流れる全ての場所を一ヶ所一ヶ所回って、塩をまき「祓い給え清め給え」と言いながら、最後にその塩を水で流していった。その後、クリスタルでできた音叉のようなものをならしながら、各部屋を清めていった。クリスタルの音が部屋ごとに全て違っていて不思議だった。忙しいのに風楽のことをいつも案じてくれて「やっと時間ができて浄化しに来られてよかった」と言ってくれる優しい人だ。ありがたい。
全ての工程を終えてから、チャイを入れて一緒に飲みながらあれこれ話す。私がこの場所で「ヨガとデトックスランチ」のような形で定期的にヨガ教室を企画したいんだけど・・・と話したら、シノダさんも「いやしの村」にヨガをやっていた友達がいて彼女に教えてもらえる場があったらと思っていたのだと言う。
ちょうどやりたいと思っている時にやりたい人が現れる。何かの流れがあるのだろう。紹介していただき、一度お会いして、ご一緒にできることがないかお話してみようと思った。
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December 06, 2009
今朝はこの地域の美化運動の日。朝、近所の共同利用施設にゴミ袋を取りに行き、家の回りの道を何往復か歩いてゴミ拾い。人口密度の低い場所でも空き缶やペットボトルはけっこう落ちていた。燃えないゴミとカン・ビンゴミを2袋集め、店の準備があるので10時頃引き上げた。
今日のお手伝いはサリーちゃんとジュンコさん。掃除が早めに終わったジュンコさんに柚子の収穫をお願いした。なんと言ってもジュンコさんの特技は「収穫体験」。毎月2回、山歩きをしている健康でパワフルな体で筍でも山ウドでもキノコでも果物でも、あれこれ収穫することが大好きなのだそうだ。庭の裏に古くて大きな柚子の木がある。柚子の実がたわわになっているのだが、あまりに背が高くて上の方は手が届かない。しかも大きな木なので、トゲもかなり強力で?油断していると血だらけになってしまう。
ジュンコさんは高枝ハサミを広げて「こっち向きで使うとはさんだ柚子が落ちないようになっているのよ」と言いながら、上着を脱いで、次々に柚子の枝を折っていく。ただ途中でお客様が来て下さったので作業は中断。短い時間だったけど、20個くらいは採れたので、私は定食の支度をしながら、手が空けば柚子の皮をむき、細かいせん切りにしていった。
毎年、柚子の旬の時期には皮をむいて冷凍保存しておく。常備しておくと煮物やうどん、スィーツなどにサッと使えてとても便利だ。もちろん果汁もギュッと手で絞って冷蔵保存。種と薄皮は焼酎に漬け込んで自家製の柚子化粧水を作る。柚子に含まれるペクチンによってお肌がスベスベになるのだ。アカギレにもよく効く。丸ごと柚子全体、本当に無駄なしだ。
今日は合間合間に柚子を刻み続けて、何とかタッパー2つに満杯の柚子のせん切りができたのでさっそく冷凍庫へ。でもこれだけやっても絞り汁はほんの500ccちょっと。柚子のない時期は木頭村のゆず絞りを使っているが、あのゆず絞りが高いのも頷ける。
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December 04, 2009
昨日、買物に行って国産大豆のおからを買ってきたので、今日は久しぶりに卯の花の炒り煮を作った。私の炒り煮は干ししいたけをたっぷり加えて作る。動物性のものを入れる時はアサリの水煮やちゃんと魚のすり身の入っているちくわなどを入れて作るのも美味しい。おからが余ったので、デザートにもおからケーキを作った。だから今日は大豆たっぷりの一日だ。
平日もポツポツとご予約をいただいているが、一週間が始るという意味では私にとって金曜日がスタートだ。だから金曜日の朝は座布団を縁側に干して、7時頃から家中に掃除機とはたきをかけることから始る。不思議なことに金曜日はだいたいいお天気なので、エデラちゃんといつも「光が気持ちいいねえ~」と言いながら、寒くても厨房の窓を開けながら仕事をしている。
いつも金曜日の朝は何のストックもないので、その後、8時くらいからデザート用のケーキを焼き始める。今日はカレーも仕込む日だったので、とりあえず野菜を刻んで炒め、煮込み始めたら手が空くので、まず先にそれだけやってしまおうと準備をしていた。それから定食の支度を始めたので、仕込んだ後の片付けが開店前までに終わらなかった。いくら定食を作り終えても、使い終わった鍋が洗ってなかったり、作業台の上がゴチャゴチャしていたら次の作業がとてもやりにくい。だから開店前には、その辺りの整頓も終わらせておくのだが、今日は開店と同時にお客様が次々と来て下さりエデラちゃんと2人だけだったので、開店直後はかなりバタバタしてしまった。
特に先週のエリート情報の影響なのか、この1週間、お問い合わせのお電話が多かったので、今日も忙しくなるだろうなとは思っていたが、予想以上に忙しかった。
今日は諏訪中央病院の鎌田實先生の講演会が成田であったのでぜひ聞きに行きたいと思っていた。地域医療に携りながら、チェルノブイリ救援活動やイラクへの医療支援なども取り組んだり、「がんばらない」「へこたれない」など著作も多数ある。ガンについても、西洋医学の治療だけでなく、とても広い視点でとらえていらっしゃるので、その発言一言一言に重みがある。例えば帯津良一先生、新谷弘実先生、安保徹先生、石原結實先生など食べ物や環境、心のあり方や自然療法などの代替医療を取り入れながら、よりよいバランスへと体を整えていくことを提唱しているお医者さんがとても多くなってきたなと思う。いろいろな意味で時代も人の感覚も変わってきているのだろう。
成田に居ながらにして鎌田先生のお話をお聞きできるチャンスはめったにないので、3時からだったが店が早めに引けたら行くつもりでいた。でも結果として今日は全く抜せ出せるユトリはなかった。残念だが仕方ない。今の私にはご縁がなかったということなのかもしれないな。
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December 03, 2009
今日はお休みだったので、以前から気になっていた場所にいろいろ行くことにした。午前中は佐倉にできたヨガスタジオ「PlanPlan」に行って70分のナチュラルヨガを体験してきた。印旛支庁などに行く時にいつも通っている道なのだが、大きな看板が出ていないので全然気が付かなかった。美容院とヨガスタジオが一緒になっているお店だ。「PlanPlan」とはインドネシア語でゆっくりとかのんびりとかの意味で、リラックスできる隠れ家のような場所にしたいとのこと。ヨガのインストラクターの女性は酒々井の店のお客様のお嬢さんで、向こうから「風楽さんですよね?」と声をかけられてしまった(正体を明かしたくなかったのに~?!)。
その後、臼井の高台にある「山風花」という数奇屋作りのレストランでランチ。今、主婦にとても人気があるそうでお休みの時など、予約しないと入れないこともあるとか。今日はあいにくのお天気だったので、空いていたけれど、食前酒(ジュース)からスープ、選べるランチ数種類、デザート、コーヒーで2000円というセットは確かに女性が喜びそう。選べるランチはご飯のプレート、パスタ、ピザ、サンドイッチと幅広い。晴れていたら窓の外に広がる景色も楽しめただろう。窓側のカウンターに座り、スモークサーモンのサンドイッチのランチをいただいた。
その後も何ヶ所か回り、夕方に一度、家に戻ってから、夜はおかげさま農場の直売所にいるマリちゃんから紹介してもらった小見川にできたヨガスタジオ「&me」に行き8時10分から始るクラスを体験してきた。マリちゃんはすでにフリー会員になっているので、一ヶ月に何度もクラスに参加できるそうだ。木のぬくもりのあるとても広々としたスタジオだった。インストラクターの方はエアロビクス歴25年という大ベテラン。どちらかと言うと動的なハタヨガで後半のアサナはけっこうきつかった。近くにあったら、私もフリー会員になりたかったが、気軽に行くにはちょっと遠いかな。
だけど、広い分だけものすごくたくさんの会員が来ていたのでビックリ。ヨガだけでなくエアロビクスやピラティス、骨盤矯正に重きをおいたボディメークエクササイズなどのプログラムもあるそうだ。
今はほとんど一人で朝ヨガをやっているので、どうしても好きなアサナばかり選んでしまう。久しぶりにヨガクラスを受けたことで、自分のラクな方向に伸ばすクセのようなものが知らず知らずのうちについていたなということがわかった。やはりたまにはヨガクラスにも参加しなくては。それにしても、午前と夜に2回、久しぶりにスタジオでヨガをやったので、明日の筋肉痛は間違いなさそうだ?!
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December 02, 2009
今日はマヤ講座の日でランチのご予約をいただいていた。私も参加したいと思ったので、今回から仲間に入れていただくことにした。問題なのはお食事だ。私が参加してしまうと定食をお作りできなくなる。そこで風楽からは重ね煮のお味噌汁と、玄米ご飯とコーヒーだけをお出しすることにして、あとのおかずやスィーツは参加者の皆さんの持ち寄りという形にしていただいたのだ。定食の支度から解放されたので、晴れて私も一参加者として講座を受けられることになった。
10時からスタートして2時半頃まで、美味しそうな持ち寄りのお惣菜はひとまず茶の間のテーブルに置いたまま、みっちり講義を聞かせていただいた。まず13日周期の「銀河の音」について1つ1つ説明を受け、その後はマヤカードに基づき「太陽の紋章」の意味を説明していただいた。その1つ1つの解説は初めて聞いたので、まだそれぞれの名前と意味は覚えられないでいるが、カードの言葉の中にどんなメッセージが秘められているかということは、感覚的にわかるような気がした。
マヤカレンダーに書かれている日々の言葉の意味を理解したら、現実の生活の中にそれをどう生かしていくかが大切なんだなと思った。そして自分の今の課題とどのようにつなげていくのか、マヤカレンダーにはそのヒントが隠されている。今でも様々なシンクロは自分の身の回りでしょっちゅう起っているけれど、マヤを身につけたら、ますますそれが活発になりそうだ。
生年月日からマヤの表に即して、自分の音と紋章がわかるのだが、その基本的な部分をすっ飛ばして、いきなりそれぞれの音と紋章の解説から講義を受けたので、もっと基本的なことも勉強したいなと思った。
お腹が空ききった頃、ようやく待ち遠しかったランチタイムに。テーブルの上には皆さんが作ってきてくれたお惣菜が並べられた。ヒジキの煮付け、レンコンのマリネ、春菊とテンペのサラダの他、手作りスィーツなどのデザートもあって、それこそお腹いっぱい!とっても美味しかった。
いろいろな人が作ってくれるお惣菜をみんなで食べるポトラックパーティって、本当に楽しくて美味しい。食後も話が弾んで、お開きになったのは夕焼けがほぼ沈んだ頃。玄関を出たら、夕焼けと入れ違いに、色づいた近くの山の上にポッカリと満月が浮かんでいた。今日一日を祝福してくれているかのような美しい月の光を見ながら、幸せな一日の終わりを迎えた。
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December 01, 2009
今日は花と緑と農芸の里で仕事をしているセリさんが料理教室のお仲間たちとお食事に来てくれた。ストックが全くなかったので、仕込みはゼロからのスタート。早めに厨房で仕事を開始した。セリさんから分けていただいたカボチャや大根、緑米なども大活躍。特に緑米は玄米の中に入れて炊いたら、もち米の性質があるので、むっちりととても美味しいご飯が炊き上がった。
皆さんがお帰りになるのと前後して、フシミさんが仕事中にふらりと立ち寄ってくれたので、お茶をお出ししているうちにアヤコさんが来たり、ヨウコさんが来たり・・・。NPO「TINA」のヨシオカ君も来たので、みんなでお茶にした。今日はなんだか人が途切れることなく来る日になっていたようだ。
話しているうちに遅くなってしまったので、ヨシオカ君には定食の残りで夕ご飯を食べてもらいながら、またあれこれ話し続けた。本当にヨシオカ君はいい感覚を持っている若者だと思う。彼も大学生の時に「スローイズビューテイフル」の本に出会い影響を受けたそうだ。辻信一さんの授業なども潜り込んで受けに行ったとか。
卒業する時にオーガニックのカフェをやろうかとも思ったのだが、一般社会での経験を積まないうちに、自分の世界を築いてしまうと、視野が狭くなってしまうのではないかと悩み、結局、旅行会社に就職をする。そこでは障がいを持った人たちと一緒にいろいろな所へ旅をしたそうだ。
サラリーマンを経験したことで、与えられた仕事をやっている方がずっと楽で、自分のペースで仕事をすることの難しさ(楽しさも含めて)を今、実感しているという。ヨシオカ君は娘と同じ年なのだが、確かな人生経験に基づいたしっかりとした人生のビジョン(夢)を持っているなあと、話すたびに感心してしまう。
だから話しながら、こちらも元気になってくる。自分の人生設計が20代の頃にできているなんてスゴイなあ。
そして確実に彼はやりたいことを形にしていくだろうなと思う。それは彼の描いている青写真が明確な形になって私の中に浮かんでくるからだ。人に何かを話す時、自分の抱いているイメージを相手の心の中にどれだけ具体的に浮かび上がらせることができるか。それはチャンスを引き寄せるための大切な方法だ。楽しい時間だった。
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