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July 09, 2010

いなかスイッチ 取材

田舎暮らしを応援するため隔月に発行されている雑誌「いなかスイッチ」の取材があった。今回の特集は「仕事が古民家」「やってみよう!古民家リフォーム」というもの。その中で私の仕事場でもあるオーガニックレストランとしての風楽のお食事内容や内観・外観、さらにたくさんの方に協力していただきながら修復した様子などを取り上げていただくことになった。
2時から始まって、まずは外観と店内を撮影し、その後は定食とケーキの撮影。定食は奥座敷の雪見障子の前の文机にご用意したのだが、室内が暗すぎるということで文机を縁側に移動させた。雪見障子をずらしながら、その間からカメラマンの方がカメラを構え、まさに自然光のみで撮っていただいた。定食の奥には緑がいっぱい。雨に洗われた木々の緑や元気のいい野菜たちの姿が一緒に写っている。
その後は古民家の移転にあたっての苦労話や、どうして田舎に移転しようと思ったのかという動機についていろいろ質問を受けた。さらに修復するにあたって、具体的にどこをどうしたのかという点を一つずつ説明し、それぞれの箇所についての写真を撮っていったので、取材が終わったのは6時過ぎ。かなり長時間にわたる取材となった。
また私の方で撮りためていた修復時の写真も掲載したいということだったので、SDカードのデータを持っていらしたパソコンに落とした。
単なる古民家のお店の紹介というよりも、田舎での古民家生活についての質問が多かったので、私はここでのありのままの生活と仕事観をお話させていただいた。とても丁寧に話を聞いていただいたので、どんな記事になるのかとても楽しみだ。
具体的な修復方法について一か所ずつ説明してから、最後に修復期間全行程の画像をお見せしたら、「思っている以上に手を加えたんですね」と驚かれていた。最後にお出しした定食を食べていただきながら、座敷に座ってお話した。窓から入ってくる風がとても気持ちよく、「なんだかとてもリラックスしますねえ」と言っていただいた。
「完璧にしっかりと修復された古民家ではなく、このゆるさがいいんじゃないでしょかねえ」とカメラマン。実は私もそう思っている。お金をかけてものすごく立派に修復された古民家は、スゴイなあとは思うけれど、なんだか汚してはいけないような気になってしまって、寝っ転がったり、足を伸ばしたりしづらく、あまりリラックスできないのだ。
その点、ここは修復すべきポイントは抑えているけれど、全体的に手作り感覚がいっぱいあって温かく気取った部分がない。それは棟梁だったコタロウさんのお人柄そのものなのだと思う。等身大というか、背伸びをしていないありのままのご自身が投影されているのだろう。もちろんコタロウさんにそんなこと言ったら、「そりゃ、もっと時間とお金があったら違うやり方はあったんだけどね・・・何しろエイコさんは無謀だから」と笑うだろう。ちょうど一年前にここの修復が始まった。真黒になって毎日、汗だくだったあの頃。修復について右も左もわからず茫然としていた私が、それでも何とかやれたのはコタロウさんがいてくれたからだろう。コタロウさんの大きさと温かさをまた思い出し胸が熱くなった。
やっぱり風楽は「おばあちゃんち」っぽいのがいいのかな。
「いなかスイッチ」は8月3日発売。どうぞ手にとってお読み下しさいね!
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