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August 31, 2010

子どもが遊ぶ風景

今日はヒーリングアートのシノダさんがお友達と一緒にランチをとご予約いただいた。その後、陶芸をやっている友人カキピーからも家族でランチを食べに来たいと電話があったので、奥座敷と茶の間、それぞれの場所に定食をご用意させていただいた。シノダさんもカキピーとは面識があるのだが、2歳になった愛娘ワラちゃんに会ったのは初めて。「あんまりパパ似じゃないのねえ~」と笑ってご挨拶。
今日はカキピー夫妻とカキピーのお父さんとワラちゃんが4人で来てくれた。久しぶりに会ったワラちゃんはすっかりお話できるようになっていた。物おじせず伸び伸びと育っている女の子だ。やはり古民家で暮らしているので、土間から座敷に上がっても違和感がないようで?すぐに縁側に飛び出したり、部屋の中を一周して来たりとじっとしていない。お食事の後も裸足で庭に出て、走り回っていた。
うちの子どもたちも小さい頃はいっつも裸足で泥んこばかりしていた。あの頃、こんな家に住んでいたら、多分、庭は穴だらけになっていたことだろう。きっと夏は毎日、裸で水遊びをしてただろうなぁ。一緒に畑をしたり、庭で焚火をしたり、お庭でご飯を食べたり、テントを張ったり・・・・いろんなことをして遊んだけれど、でもそれがこんな環境でできたら、きっともっと楽しかったに違いない。そんな子育て時代を懐かしい気持ちで思い出した。ワラちゃんはまさに今、古民家でそういう暮らしをしながら育っている。
私もお食事の片づけが終わってから、縁側に行って梨を食べながら、あれこれ話し、ワラちゃんの遊んでいる姿を一緒に眺めていた。縁側に座って足をブランブランしている姿や、寝っころがっている姿はとても可愛い。タライに水をはって裸ん坊になって水遊びもした。井戸水が冷たい冷たいと言いながら、みんなでキャッキャと水かけっこをした。
ご飯を食べた後、こんなふうにのんびりと子どもが過ごせるのは、こういう環境の中で店をやっているからこそだ。普通の店だったら裸ん坊にもなれないし、水遊びだってできないだろう。この前の日曜日もお食事の後、お父さんと一緒に裏の畑で虫を探している子どもの姿を厨房から眺めながら、微笑ましくなった。緑の草むらの中を走り回っている子どもの姿はそれだけで絵になる。
そして子どもを中心に、楽しそうに過ごしているパパやママ、おじいちゃんの表情を見ていると、とてもくつろいだ気持ちになって、私まで嬉しくなってくる。うちの子どもたちともこんな時間をもっともっと一緒に楽しみたかったなあと思った。
今日はカキピーがやっているかたち屋の陶器を持ってきてくれたので、今週の金曜日からしばらく展示販売します。よかったら見に来てください。
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August 30, 2010

畑仕事

以前、ジャガイモ畑だったところを、収穫後、ほっておいたら、あっという間に草ボーボーになってしまった。そろそろ秋野菜の準備をしなければ。まず今日はその草を抜いていこうと思った。
朝、相変わらず早く目が覚めてしまったので、暑くならないうちにやろうと思ったのだが、なぜか動く気にならず、本を読んでしまった。読み終わった頃、さあ、そろそろ始めようかなと外を見るとギラギラとした太陽が庭を照らしていた。でもじっとしていた分だけ今度は思いきり汗をかきたい気分になってきたので?11時半過ぎにモンペにはきかえ、顔をタオルで覆い、麦わら帽子をかぶって外に出た。
暑いっ!伸び放題に草が伸びているけれど、土がカラカラに乾いているので、手で一本ずつ根っこまで抜いていくことができた。以前、畑に生えている草を刈払機で刈ったことがある。でも上の部分が刈り取られただけで、根っこは残ったままなので、その後、また根っこ抜きをしなければならず、2度手間になってしまった。なので面倒でも畑の草は手で抜くしかなさそうだ。
早朝にやっておけばもっと涼しかったのに、よりにもよって一番気温の高い時間にわざわざ草取りをしているなんて・・・Tシャツはもう汗が絞れそうだ。
結局、11時半から1時半までの2時間かかって南の畑の草取りを終えたが、とても畝立てまではできなかった。さすがに疲れたので、一度家に入り、シャワーを浴びてソファに寝っ転がりながら一休み。今日も真夏日だ。
4時過ぎから再び、支度をして畑へ。今度はEMぼかしと苦土石灰とEMの活性液を畑に撒き、鍬をふるいながら畝立てをしていった。何と言ってもこの仕事が一番大変だ。本当は全ての場所を一度、ぜ~んぶひっくり返したいところだが、とても鍬一本ではムリだ。
草取りをしながらあちこちに黒い芋虫?を見つけた。野菜の葉を食べてしまうようだ。カボチャはまだいいけれど、サツマイモの葉がレース状態になっていたし、里芋も葉をほとんど食べられてしまって、ああショック~。
期待していたヤーコンも大きく育たず葉が枯れ始めている。やっぱりこの場所を畑にするのは厳しいのかなあと悲しくなってくる。未だに鍬をふるうと瓦礫にあたり、そのたびに土の中から塊を拾い出している。篠竹もあちこちに伸びていて、とても鍬などで根絶させることはできない。
でも3分の1は土のため、3分の1は虫に食われても仕方ない、そして残りの3分の1だけ収穫できることを目指して、少しずつ野菜を作って行けたらと思っている。
起こした畝にはにんにくと年内に収穫できる白玉ねぎという品種を植えた。玉ねぎは一番使う野菜なので、できたらとても嬉しいけれど、種を撒いて苗を作り、春までの長期間、育てていくなんて難しそうだ。とても私にはできそうにないので諦めた。
全部の仕事が終わったのはすっかり日が落ちた6時半頃。鍬をふるった後はいつもヘロヘロになってしまうのだが、水撒きをしながら水をじゃぶじゃぶと飲み、顔を洗い、暗くなってからの風に吹かれていたら、ものすごく気持ちよかった。日中はあんなに暑かったのに、夕方の風はもうすっかり秋風だった。
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August 29, 2010

新米と落花生

料理教室に参加されているお客さまから新米を分けていただいた。EM菌やボカシを使って減農薬のお米を作って、「ちばエコ認証」も取得されているとお聞きしていたので、「稲刈りが終わったら少し試食させていただけませんか?」とお願いしておいた。
その方が土曜日の夕方、まだできあがったばかりのコシヒカリをわざわざ持ってきて下さった。早生のお米は少しずつ稲刈りを始めているけれど、私の中では地元の新米が8月中に食べられるなんて思ってもみなかった。以前、スタッフだったヒデコちゃんは種子島生まれなので、8月下旬には新米のお裾わけを持って来てくれたのだが、ここは成田だ。まさかこんなに早い時期にと本当に驚いた。
いつもなら玄米なのだが、新米は銀シャリに限ると、試食は白米をお願いした。さっそく今朝、炊いてみた。ピカピカに光っている美味しいお米だった。この前作ったゴーヤの佃煮との相性がピッタリ。あまりに美味しくてどんどん食が進んでしまうのだ。ちょっと怖いなあ・・・。
もうひとつ、今日は初物を食した。畑の落花生だ。早生の方を抜いてみた。根っこにしっかりと落花生がなっている。さっそく塩茹でにしてみた。でも茹でてからわかったのだが、まだ皮の柔らかい未熟のものが半分くらいあった。よく見ると殻の筋もきちんとできていない白っぽい落花生だ。
急いで茹でてみたものの、半分近くはまだ未熟ものばかりだったので、収穫はまだだということなのだろう。毎日の水やりを忘れずに、もう少し成長してくれるのを待とうと思う。
今日は朝から8名様のご予約が入り、その後、1時頃からはお客様がとても多く、久しぶりに大忙しの一日となった。それにしても今日は朝から風がなくとても暑かったので、大勢のお客様であふれた座敷はさぞ暑かったのではないかと思う。玄関も縁側の戸も開けられる所はすべて開けているのだが、なかなか全部の部屋に風を通すというのは難しい。今日は夏休み最後の日曜日。クーラーのない、こんな遠い店まで、わざわざお食事に来て下さった皆さん、本当にありがとうございます。
新米をいただいたり、落花生を掘ったり、確実に季節の営みは秋に向かっているというのに、まだまだ気温だけが真夏モードだ。残暑が続き、私の大好きな秋が短くなってしまうのではないかと、ちょっと心配。
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August 28, 2010

アズキッチンへ

日吉台にあるアズキッチンに「野菜のフルコース」というディナーを食べに行った。2人以上で予約しなければならないので、ランチは食べたことがあるのだが、夜は行ったことがなかった。ちょうどあいりん堂さんとこの前のヤワタタームのオーガニックマーケットが終わったらご飯を食べに行こうと約束していたので、直前に予約をしてお食事をお願いした。
座ったのがカウンターだったので、シェフの手元がよく見えた。調理場での動き方に見惚れながら、出てくるお皿一つずつを美味しくいただいた。「野菜のフルコース」と言うだけあって、本当に野菜たっぷり!どのお皿もとても手が込んでいて、盛り付けも美しく繊細で感動してしまった。
シェフは芦屋にあるフレンチのお店で働いていたのだが、3年ほど前に千葉へ越してきて、ご兄弟が住んでいらっしゃる日吉台の一軒家を改装して、「アズキッチン」とオープンされたそうだ。
メイン通り沿いではないので目立たないのだが、こじんまりとした隠れ家的なフレンチのお店で、何よりも野菜をふんだんに使っているのが嬉しい。私も店の話をさせていただいたので、シェフもこのあたりは野菜の仕入れには事欠かない場所だとおっしゃっていた。
一皿一皿、お皿が届くたびに、今度は何だろう?ってプレゼントの箱を開けるようにお食事を口に運んだ。その盛り付けや素材の使われ方や味つけに興味を持ちながら、ゆったりと美味しいお食事をいただけて、とても幸せな気分だった。
水を加えずトマトだけで煮込んだ小さなカレーの上に野菜の天ぷらがのっているというものもあった。その中にこれ何?と思うものがあって、お聞きしたら、なんと青いトマトの天ぷらだということだった。口に入れると茄子にも似ていたが美味しかった。さすが茄子科の仲間同士。でも誰もこの天ぷらがまさか青いトマトだなんて思わないだろうなあ。
いろいろなものが少しずつできたのだが、結果的にはかなりのボリュームだったので、もうお腹がいっぱい!心も大満足!やっぱり作り手の思いがわかる心のこもったお食事というのは、気持ちをとても豊かにさせてくれるものだなと思った。「今年の夏は暑くて皆さん外に出ないから、お店の方もさっぱりでしたよ」なんて言われていたが、このシェフが作って下さるものだったら、暑くてもまた食べに行きたいとみんな思うんじゃないかな?
それに私など、バイト代なんていらないから、同じ厨房の中で何でもいいからお手伝させてください!なんて思ってしまった。
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August 27, 2010

最近、お知り合いになった方からたくさんの野菜をいただいた。フルタイムでお仕事をしながら、週末ファーマーをし、全て無農薬・無化学肥料で野菜を作っている。堆肥やぼかしまで自分で作り、自家採種したり、珍しい品種の種を取り寄せて栽培してみたり、もう家庭菜園のプロ?という感じなのだ。いろいろ研究や試作をしてきた結果、今では露地栽培の無農薬トマトやスイカなども収穫できるようになったそうだ。さっそく今日の定食にも使わせていただいた。
片や私は農的生活一年生。草取りに追われ、鍬一本で土地を耕すことに追われ、肝心の野菜たちを丁寧に育てることにまでなかなか手が回らない。その結果、たまたま生命力が強く運のいい野菜たちが勝手に育って、風楽の食卓に登場するようになった。でもそれはあくまで偶然の産物であり、まだまだ私は勉強不足で方法論など何もわかっていない。
でもようやく今年は来年の収穫に向けて秋の作付けを少し考えられるようになってきた。小さなポット苗に種をまきながら、連作できないものが重ならないように、どこに何を植えたらいいかなと思い巡らせている。時には畑を休めることも必要になってくるだろう。
願わくば来年は今年よりはいい畑の土に変化していきますように、そして野菜の収量が少しでいいからあがりますようにと思っている。
家にもゴーヤがなっているのに、ゴーヤもいただいてしまった。思い切って全部を切って、ゴーヤの佃煮を作った。一度、煮こぼしたゴーヤを梅酢と砂糖と出汁と醤油でコトコト煮込み、最後に八方出汁の材料で作ったかつお節を振りかけて出来上がり。適度な酸味と醤油味がとても美味しくご飯が進む一品になった。
ゴーヤはこの時期、どこも採れすぎて困っちゃうという声をよく聞くけれど、これを作ればカサが少なくなっていっぱい食べられそうだ。
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August 26, 2010

水戸の友達の家へ

昨日今日と一泊で水戸の友達の家に行ってきた。まだ離婚をする前から親しくしているので、かれこれ20年近くの付き合いになる。成田と水戸、住んでいる場所は離れているけれど、なんだかんだと一年に一回くらいは会って、積もりに積もった話をしている。お互いシングル同士なので、泊まりに行ったり来たりすることにも気兼ねがない。
この20年近くの間に、私も離婚し、店を始め、移転し、子供たちは巣立ち、昨年、古民家へと移住した。いろいろ状況は変化しているけれど、この間の私の気持ちの変化や成長をいつも冷静な目で見ていてくれる人だ。たまにしか会えなくても、気を使わずありのままでいられるラクな関係。そして再会する度に、互いの近況を報告し合いながら、その時々に自分が感じていることを話の中で確認する作業をしているような気がする。
帰りに那珂湊のお魚市場に寄って市場の回転寿司を食べて来た。イワシやイカやサンマがとても安かったのだけれど、あまりにも量が多くて、ちょっと食べ切れない。それにこの暑い中をあちこち寄りながら帰るので、魚の土産は諦めた。
海岸沿いを走っていたら、大きな鳥居にぶつかった。大洗磯前神社と書かれていた。車を止めてお参りして行くことにした。いつもこちら側は走らない道なので初めてこの神社に出会った。御祭神は大国主神。鳥居の向こうに大洗海岸が望める高台の上に建っている。とても気持ちのいい境内だった。
水戸までは100キロ。長い道のりだったので、途中、道の駅などあちこちに立ち寄りながら帰ってきた。一番暑い時間帯に車を運転していたので、エアコンをかけてもガラスから熱気が伝わって暑いこと暑いこと・・・。
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August 24, 2010

持ち寄りランチ

ヨウコさんのお家に行って友達4人でランチをしてきた。食べるものは持ち寄り。私は店で作った定食の残りのサラダと大豆たんぱくのから揚げ、キャベツと胡瓜の柚子塩漬けを持っていった。酢飯を炊いて、青シソと錦糸卵をかけたものと、黒糖のシフォンケーキ、そして豆から淹れてくれた特製のアイスコーヒー。こう暑くては一人であれこれ作って食べる気にはとてもならないのだが、誰かと一緒だとふだん食べない私も食が進んだ。
今日も相変わらずの猛暑。ヨウコさんの家はエアコンがきいていてとても涼しかった。エアコンがない私の家では窓を開け放ち、風を入れて涼をとっている。もちろんちょっとは暑いし汗もかくけれど、扇風機をつけなくても、天井が高いし、室内も広くて風がよく通るので、窓さえ開けられたら、私は気持ちよく過ごすことができる。
でも普通の家では窓を開けてもそれほど風が入ってくるわけでもないので、日中のエアコンは必需品だ。涼しい室内にいながら、エアコンがあれば、猛暑の中でもこんなに快適に過ごせるのだなと感心してしまった。おまけにテレビもない静かな田舎の農村地帯で暮らしている私は、たまに街中の普通のお宅に伺うと、文明の利器を見ては驚き、まるで昭和30年代から飛び出して、タイムスリップしたみたいな気持ちになってしまう。
それにしても涼しいリビングのドアを開け、一歩廊下に出たら、なんと暑いこと!ごく普通の暑さなのだろうけれど、かなりの温度差があるので、体感的にはものすごく暑いものに感じてしまった。
私も普通の住宅に住んでいたら、今年の夏は、きっとこのギャップにヒーヒー言いながら過ごすのだろうな。
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August 23, 2010

キャベツとツルムラサキ

大事に育ててきたキャベツ。でも青虫が大好きなキャベツ。外葉が少しずつ虫食い状態になってきた。本当はもう少し大きくしたかったけれど、これ以上置いておいたら、大きくなるどころか虫にやられて小さくなってしまいそう。2株しか植えていないキャベツなので、収穫するかどうかちょっと迷った。でもやはり食べてしまおうと思って、グサッと包丁で根元の所からカットした。2枚だけ外葉をはがして中を見たら、キレイに巻いているキャベツになっていたのでニッコリ。夏のキャベツは初モノだ。
隣りに植えてあるツルムラサキの葉も摘んで、それぞれ無水で茹でた。ザクザクと刻んで私が一番好きな白ごまと小女子をかけて食べるお浸しにした。もちろんかけ汁は八方出汁を割ったもの。お醤油だけのお浸しよりもはるかに美味しい。
ツルムラサキはちょっとクセのある野菜だが、葉物が少ないこの時期にとても重宝する。しかも害虫にやられにくく、摘んだ後も、そこからまた次々に葉を茂らせてくれる旺盛な生命力の野菜だ。ビタミンC,カロチン、カルシウムなども豊富に含まれている。来年はもっとたくさん植えて夏の葉物として活用させよう。
先週はかなり忙しかったので、朝ヨガをやる時間もなかった。いつの間にか体がバリバリになっていたので、今日はゆっくり時間をかけて体をほぐすためにヨガとストレッチをした。汗が吹き出てきたけれど、とても気持ちよかった。
夕方はお盆の後、ずっとほおっておいた畑の草取りを重い腰をあげてやった。1週間も間があいたので、覚悟していたのだが、ひところよりも草の勢いが激しくないので、ほっとした。やはりお盆が一つの区切りなのだろうか。
それにしても太陽の陽射しはお盆が明けたというのに、相変わらずギラギラと強い。しばらくこの暑さが続くらしい。
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August 22, 2010

片付けとお弁当配達

昨夜、車から降ろした荷物を一つ一つ片付けたり、大量に買ってきた野菜をしまうなど、イベントに出店した後は帰ってきてからがまた一仕事。今日はお客様からまとまった数のお弁当配達のご注文をいただいたので、すぐ調理ができる状態にするため、いつもより早くから仕事を開始した。定食の準備をしながら、11時半には配達するお弁当を作り終えなければならない。時計を見ながら時間の段取りをする。
いつも注文いただくあいりん堂さんのお弁当は一人で作っているのだが、平日なのでお弁当の支度だけに専念できる。でも営業日の配達となると、定食の支度やデザート作りなど、それ以外のこともやりながらなので、思っていた以上に時間がかかってしまった。でも予定通り、11時半前にはできあがったので、トモちゃんに配達をお願いしてようやく一息つくことができた。
お盆が明けた後、少し涼しくなったかと思ったけれど、また暑さが戻ってきたせいか、今日は日曜日だというのにお店はヒマだった。先週はパン教室から始まって、昨日のオーガニックマーケットまで、いろいろな企画が1週間の間に集中してしまったので、とにかく忙しく、朝、ゆっくりヨガをやる時間がなかった。おまけに先週のアフタヌーンヨガもお盆休みだったので、今日は私にとって久しぶりのヨガタイム。お店が終わった後、かなり疲れていたのだが、ゆったりとしたUKOちゃんののんびりヨガで体がじんわりとほぐれていくのがわかった。
集中してたくさん働いたその後は、ゆっくりできる自分の時間を持つこと。このバランスがうまく取れていることが今の私にとってはとても大切だ。そして一人の時間は土に触れている。もっとも今は何はさておき草取りと水まきばかりなのだが、何日もやらずにいると落ち着かなくなってくる。
写真は昨日のマーケットで買ってきた茄子とオクラ。色とりどりの野菜たちがとても可愛いかった。
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August 21, 2010

ガーデンビオン・オーガニックマーケット出店へ

昨日の料理教室が終わった後、今日のマーケットに持っていくクッキーやケーキを焼いたのだが、9時までかかってもまだ終わらなかった。あとは明日の朝にしようと作業を中断し、今日は6時に起床。起きてすぐにジャガイモのキッシュを焼き、梅ゼリーを作り、おからケーキを焼いた。
昨日のお惣菜はすべてなくなってしまったので、今日は定食の支度もゼロからしなければならない。手を動かしながら、頭の中では持っていくものを仕込む段取りをしていった。幸い?店の方のお客様が少なかったので、仕込みを集中して行うことができた。
2時半頃、だいたいの用意ができたので、車に荷物を運び入れ出発。トモちゃんは店を閉めて、時間差で後から来てくれることになっていた。車の中に乗せた焼きたての木の実タルトはまだ温かくフタができないほど。
今日は500円でオーガニックプレートをご用意するので、玄米ご飯の横に、ひじきのマリネ、ヒヨコ豆のトマト煮、茄子の揚げ浸しをお付けした。焼き菓子は梅の実入りパウンドケーキ、大豆とオートミールのクッキー、おからケーキ、木の実のタルトを。冷たいデザートには梅ゼリーとメロン入り冬瓜ポンチ、ドリンクは梅ジュースとウーロン茶をご用意した。
私は会場の中でもヤワタホームのセミナールームのキッチンをお借りしたので、冷蔵庫や調理台、食器などが揃っていて、とても使いやすかった。キッチンで調理するものはなかったけれど、お米が足りなくなったので一度、圧力なべで玄米を炊いた。
でもプレートのお食事よりも焼き菓子の方が人気があって先に売り切れてしまった。料理教室やパン教室に参加された方たち、宗吾霊堂の店の近くにお住まいの方たち、そして今の風楽に来てくださっているお客様など、本当にたくさんの方たちが来てくださった。
お食事を注文して下さる時、知っているお顔を見つけると嬉しくなる。キッチンもオープンなので、仕事をしながらもお客様にご挨拶することができてよかった。
とにかく知っている方たちが本当にたくさん来てくださったので、その反響の大きさにビックリだ。出店されている方のほとんどがオーガニック関係の方たちなので、成田でそんなお祭りができたこと自体、多分、初めてのことだろう。アースデイやその他の祭りにも今まで何度となく参加してきたけれど、やはり一番、気軽に来ていただけるのは、地元でふらりと立ち寄ることのできるイベントなのだなと思った。
今週はとても忙しく、準備も大変だったけれど、気持ちよく会場を貸していただいたヤワタホームさんと、来て下さった方たち、そして出店して下さった方たちすべてに感謝したい。
片付けが終わって、帰りにトモちゃんとファミレスでお茶を飲みながら「ああ疲れたねえ~」とほっと一息。11時頃、帰宅し、車の荷物を店に運び入れ、12時すぎにようやく一息つけた。忙しかったけれど、本当にたくさんの方にお会いでき、お話することができた楽しいマーケットだった。
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August 20, 2010

今日は料理教室

お盆明けのせいなのか、涼しかったせいなのかわからないけれど、今日はいつもの金曜日よりもお客様が多く、忙しかった。今日は料理教室の日だ。変わりゴーヤチャンプルーとして肉の代わりに大豆たんぱくを、卵の代わりにモチキビを多めの水で炊いたものを流しいれた。アツアツのモチキビはトロリとしている分だけ暑さに拍車をかけるのではないかと心配だったが、今日は風もよく入ったので、それも杞憂に終わり、とても美味しいと大評判で、お土産の分がなくなってしまうのではないかと思うくらい、皆さんよく食べて下さった。
それと高柳さんのお宅からいただいてきた冬瓜をポンチにした。今年初めて収穫したそうだ。まだ表面の毛がチクチクしていて白い粉がふいているような新鮮な冬瓜だ。その皮をむいてさいのめ切りにして、水を一滴も加えずミントの葉と砂糖だけを加えて煮込む。冬瓜から出てきた水分で甘いシロップができて、そこにミカンの缶詰やクコの実を加えて冷やせば美味しい冬瓜ポンチのデザートになる。これには皆さんもビックリだった。
それと私の好きな玄米ライスサラダ。人参、キュウリ、玉ねぎ、セロリ、レンズ豆、スライスアーモンド、レーズン、ミニトマト、にんにく、パセリと具もたっぷり。梅酢とオリーブオイルで味をつけた。
モロヘイヤは茹でてよくたたいて粘りを出し、キュウリと合わせて梅和えにした。今回もまた和気あいあいとした楽しい雰囲気で、お食事の時は私もお手伝いのトモちゃんもみなさんと同席させていただいている。
夜は明日のヤワタホームのオーガニックマーケットに持っていくクッキーとパウンドケーキを焼いた。駆け込み出店もあるので、チラシよりも出店者数が増えてとても楽しいお祭りになりそうだ。美味しい野菜たちや小さなお子さんの遊び場、陶器展やアロマ体験、ヨガ体験など盛りだくさん。私は奥のセミナーハウスでミニカフェをやっているので、よかったらどうぞいらして下さいね。4時から8時までです。
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August 19, 2010

お弁当の日

今日はあいりん堂さんのお弁当の配達の日だった。お盆明けだから今回は数が少ないかも・・・と言われていたのだが、35個の注文をいただいた。朝、6時半頃に起きて7時から仕込みを開始した。国際文化会館の会議室に配達した後は、成田市場に行って土曜日のオーガニックマーケットで使う紙皿やお惣菜パックなどを買ってあいりん堂さんの店でも買い物をして帰ってきた。
昼過ぎからミレーに行って社長の早川さんと久しぶりに話していたら、あっという間に3時間がたってしまった。以前は毎週のように農家さんの取材に行っていたのだが、最近は現場の声が聞けなくなってしまった。農林水産省の補助金のことや有機野菜の販売の状況、購入者のニーズなど話が尽きなかった。彼もまた有機野菜をインターネットで販売するという仕事を通して、一企業人として随分と成長していったのだなあと思う。たった一人でトラックを運転して多古から浦安まで野菜の宅配を始めて約20年。いつのまにかミレーは株式会社となっていった。
帰りはおかげさま農場の高柳さんのお宅に行って、こちらもまた久しぶりにお会いできたので、今度のオーガニックマーケットの話や今の私の畑の状況など、あれこれ積もる話を日が落ちてからも納屋のコンテナボックスに腰かけながらお話した。話している間に奥さんのタエコさんが茄子を持ってきてくれたり、キュウリをもいで来てくれたり、冬瓜を持って来てくれたりするので、帰りの車の中は野菜でいっぱいになってしまった。
2週間後にはブロッコリーと玉レタスの苗ができるから、取りにおいでと言われた。同時に油を作るためにひまわりを植えているので、秋になったらその種取りをするお手伝いに行く約束をした。ずっとお会いできなくて久しぶりにお会いしても、何だかいつも高柳さんには聞いていただきたいことがいっぱいあるので、私は一人であれこれ話してしまう。でも同じ縄文人同士のせいか?何か思っていることがわかり合えるような気がするのだ。
私が畑を始めたことで高柳さんのやっていることの何百分の一かにほんの少しだけ近づけた。そして少し違う角度からのお話もできるようになってきた。それがとても嬉しい。
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August 18, 2010

森のランチトレイ

今日はパン教室。同時に「アトリエ・そうわーくす」の奥津さんご夫婦が子供たちと木工教室を行う予定だった。でも一昨日の段階で参加者が一組だけだったので、中止かもしれないなと思っていた。それが今朝になって全部で15人になりましたというご連絡があり、急きょ大勢の方がいらっしゃることになったので大慌て!
この企画は奥津さんたちが夏休み中、親子で創作体験をする木工教室シリーズのうちの一回で今回のテーマは「森のランチトレイ」。木の板の角をカットし、木の枝で左右に取っ手をつける。それに焼き印を押して出来上がったトレイに風楽のランチを並べて食べようというもの。
暑かったので外のパラソルの下で作業を行い、土間も開放した。可愛らしいトレイが出来上がったのだが何しろとても大きいので風楽のおかずを乗せてもトレイが埋まらずに困ってしまったほどだ。南天の葉っぱと家の冷蔵庫の中にあったぶどうを急きょ乗せることにした。
庭で焚火をしてクッキー型を熱し、それを焼き印にしてトレイに押したり、板を磨いたりする子供たちの姿を見るのはとても楽しかった。でも片方ではパン教室をやっていて、全部で22人分のお食事をご用意するのが、私一人だけだったので大忙しになってしまった。麦茶をたくさん作ったけれど、この暑さであっという間になくなってしまった。今年の夏、一番多く氷を使った。
パン教室の方はカスピ海のヨーグルトを使って酵母をおこして作るヨーグルトパン。クルミをたっぷり入れたパンが2種類できた。高田さんが多めに作ったからと子供たちにも半分ずつ焼きたてパンのお裾わけをしてくれた。全然違うグループが二つ同時に古民家の中にいたのだが、混乱することなくのんびりと過ごせたようだ。
ただのレストランだったら、こういう実習的なことはとてもできないだろう。それに庭があるので外で遊ぶこともできる。この古民家を始めた時、単なるお食事だけのスペースではなく、多目的に人が集う場所にしたいと思ったので、こんな使い方を提案して下さった奥津さんたちに感謝だ。忙しかったけど楽しい一日だった。
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August 17, 2010

鹿島~香取神宮へ

柏から友達が来て、一緒に鹿島神宮香取神宮へお参りに行こうということになった。昨日も35度の猛暑。暑い中、できたら外を歩きたくなかったけれど、神社の中の杉木立はとてもひんやりとしていて気持ちよかった。特に鹿島神宮の杉林の参道はいつ歩いても凛とした佇まいで、こちらも背筋が伸びてくる。
香取神宮へはちょっと前にも娘と一緒にご参拝に行った。最近、娘は神社めぐりがしたいと言い出して私と香取神宮に行った後、安房神社の話をしたら、お盆休みを利用して行ってきたようだ。「安房神社の中はとてもスーッとしていて気持ちよかった。お参りに行ってよかった~」と言っていた。しかもご朱印帳を買い求め、これから房総の神社に一つずつお参りに行き朱印を集めるそうだ。
最近、娘とよく魂や生まれてきた意味の話をしている。目に見えない流れが確かのこの世の中には存在していて、自分の意思だけで生きているのではなく天から生かされているのだということを少しずつ感じ始めているようだ。
車の営業レディとしてとてもがんばっていて昨年は会社の中で女子の一番になった。今年も今の所は一番成績がいいらしい。お客様にもとても可愛がっていただいているようで、お土産をいただいたり、一緒に出かけたり楽しく過ごしているようだ。ただいつまでも数字を追いかけるだけだったら、つらいだろうなと思う。大切なのは何のために仕事をしているのかということをいつも自分に問いかけていくことだ。
お客様に本当にいいものをご紹介して喜んでいただけること、それが自分の喜びになった時、数字は後からついてくるんじゃない?・・・そんな話を前にしたことがある。
この前会った時、「最近、お客さんに車を売る時、前にママに言われたみたいに、この車を買ったら家族でお出かけできて楽しいだろうなとか、送り迎えが便利になるだろうなとか、車を買っていただいたことで、そのお客さんがどんな生活になるだろうって、いいことをイメージしながらおススメするようにしているんだよ。きっと新しい車が家に届いたら、楽しくなるだろうなあって思うようにしているの」。
マヤ暦で言えば、娘のガイドは私だ。母娘だからと言って星回りが相手のガイドであるというケースは少ない。だから私が娘のガイドの星をいただいていると知った時、とても嬉しかった。伝えたいこともたくさんある。でも本当に大事なことが心に伝わっていくには案外時間がかかると思う。
子供の幸せを願わない親はいない。親ならだれでもこうなってほしいという子供への思いをたくさん持っているだろう。でも自分の価値観を子供に押しつけることなく、わかってもらうには、やはり自分の生きている姿を見てもらうしかないだろうなと思う。自分の言葉と行動にブレはないか。誤魔化していないか。そして自分が今を本当に感謝しながら楽しく生きているかどうか・・・。
娘との会話を思い出しながら境内を歩いた。考えてみればそういう会話が娘とできるようになったこと、そのこと自体が何よりも幸せなのだと思った。暑いけど、静かないい時間だった。
香取神宮の帰りに佐原に寄った。まだお盆休みのお店が多く、一番行きたかった店はお休みだったので「千代福」でのランチ。
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August 16, 2010

レッドカレーペースト

風楽のカレーはいつもスパイスを調合して作っている。10種類以上の野菜をみじん切りにして煮込み、野菜からの旨みとコクを出すようにしている。たまたまタイ料理の店でレッドカレーペースを見つけたので買ってきた。作り方を見ると、野菜や肉を炒めてペーストを入れて煮込むだけと書いてあったので、とても簡単に作れそうだ。
冷凍庫にイカが入っていたので、2ハイ、ワタを取って輪切りにした。畑の茄子とピーマンとミニトマト、ズッキーニを採ってきて輪切りにした。生姜の千切りと一緒にイカを炒めて一度取りだし、その後に野菜を入れて炒め水とペーストを加えて煮込んだ。最後にイカを戻して10分ほど煮込んで出来上がり。
種まきをして小さな芽を出したばかりのコリアンダーの葉先を畑から摘んできて上に浮かべた。私は他に何の味付けもしていないので、レッドカレーペーストの味だけで仕上げたのだが、とても簡単に本格的なタイカレーができあがった。暑いのでついつい水分ばかりたくさん取ってしまい、何も食べなくなってしまうのだが、こういうカレーだと食が進んでご飯も食べられる。何より野菜をいっぱい入れて煮込むだけというのが手軽で嬉しい。
忙しかったお盆休みの営業が終わり、今日と明日はお休みだ。水曜日からはかなり忙しくなるので、今日はのんびり家で過ごした。全く違う分野で仕事をされている方に家に来ていただき、カレーを食べながらいろいろお話をさせていただいた。仕事上ではネット販売などを手がけながら、家庭菜園ではもう玄人はだしの野菜や果物などをかなり本格的にお作りになっているそうだ。いろいろ刺激を受けてとても楽しかった。
自分と住んでいる側が同じ人との会話はすぐに弾む。共通項が見つかれば話題も自然に広がっていく。でも自分の知らない世界にいる方とは会話の糸口を見つけるのが難しい。だけど、そんな中でも共通項を見つけながら、そこから話題を拾い集め、話を進めていくのもまた面白いなあと思った。
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August 15, 2010

ユウコさんのエプロンドレス?

風楽の定番の人気エプロンの作者はユウコさん。「今までこんなことしたことないのよ」と言いつつも、次々に着物地を使って素敵なオリジナルエプロンを作っては持ってきてくれる。仕事をしたことがないので、納品書の書き方もわからず、電卓も使えなかったユウコさんが、今ではしっかり納品書の書けるエプロン作家になってしまった!
今、風楽に置いてあるのは夏向けの可愛らしいプリント柄のコットンと、その一部に着物地を組み合わせた軽い感じのサロンエプロンだ。ユウコさんはセンスがよく、色合わせ柄合わせがとても上手なので、作るエプロンは一つ一つみんな違っていて、みんないい。
ちょっと前に納品してくれた藍の縞と緑の紡ぎを合わせて作ったアンシンメトリーのエプロンが私はとても気になっていた。斜めはぎになっていて、合わせる部分が重なってとてもおしゃれなのだ。何と言っても色柄デザインともに私好み。でもエプロンとしてではなく、私は何とか服として着たい。余っている布があるというので共布でタンクトップを縫ってもらうことにした。さらに端切れを分けていただき、合わせの部分が深くしてスカートにしたかったので、手縫いで布を足した。
そうして出来上がったタンクトップとエプロンスカートを組み合わせて着てみた。もうバッチリ!色といい形といい私の大好きな雰囲気の服になった。アジア雑貨の仕事をしていたので、当時仕入れていた服の残りがいろいろあるし、それまでにも店で着ていたアジアの服をかなりたくさん持っているので、もう服は絶対に買うまいと決めていた。にも関わらずこういう渋いオリジナルの服を普段着感覚で素肌に着るのが大好きだ。
バッサバッサとついつい私が大股で歩くので、合わせが少ない分だけ、スカートの隙間から太い足が見え隠れしてしまうのが難点だけど、私が着ている姿を見て、ユウコさんは「こういう感じの服も作ってみようかな」とデザインを考案中。
今回はエプロンとして出来上がっているものを強引にスカートにしてしまったので、かなり無理があるけれど、最初からスカートとして重ね着風に作ったら、とても素敵なものができるんじゃないかなと期待している。
でもユウコさん、あんまり素敵なのを作ると、私がまた欲しくなっちゃいそうで困るんだけどなあ・・・?!
猛暑の中、ようやくお盆休みが終わった。お店にとっては初めてのお盆休み。営業しようかどうしようかとかなり迷ったのだが、やはり開けてよかった。街中ではなく郊外にあるので、皆さんがお休みの時こそ、わざわざ出かけて来て下さる場になっているようだ。久しぶりに忙しかった土日。今日はとにもかくにも一番暑かった。汗びっしょりになりながらもやっぱり忙しく仕事できることがとても嬉しかった。
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August 13, 2010

ペニーロイヤルミント

小さくて丸っこくて薄紫のかわいい花。トモちゃんが一鉢買ってきてくれたペニーロイヤルミントの花が咲いた。このハーブはハエやアリ、カメムシなどの害虫対策にもなるそうだ。でも他の強いミントの近くに植えておくと交配しやすいし、強い殺菌作用があるので、お茶にはあまり向かないとのことで、わざと一人だけハーブコーナーから離れた花壇に植えてある。可愛らしいのでガラスの一輪ざしに生けて、外のミシンテーブルの足の上に乗せて写した。
お盆をさかいにして、野菜やハーブたちの生育が一段落する。ほとんどのハーブたちが花を咲かせ、葉を少しずつ枯らせて、終わりの準備を始めている。初夏が最盛期で、案外、花の盛りも短いので、草取りをしながら開花を待っている時間の方がずっと長いくらいだ。それがちょっと寂しい気もするけれど、来年は今よりもっと土がよくなっている予定なので?、花がもっと楽しめそうだ。
増えることを予測して、ハーブの種類ごとに間隔をかなり空けて植えているのだが、なかなか思うように増えてはいかない。ほんの少しずつだ。だから今の段階では植えてある間隔がちょっと間延びした感じに見えるのだが、来年はきっと間隔もなくなるくらいビッシリになるといいな!
雨が降ったけれど、さわやかな風が吹いていて、とても気持ちよく仕事ができた。午後からも暑くならず凌ぎやすい一日だった。毎週、金曜日はいつもヒマなのだが、今日はいつもよりお客様が多かった。帰省されずに、地元でお盆を迎える方も多いのかもしれない。
風楽はこのお盆休み中も通常の曜日どおり金土日は営業する。私は特にお盆は何もしないので、いつもと変わりなく過ごしている。明日明後日の二日間は人出がまるで予測できない。帰省される方が多くてヒマになるのか、それともお盆休みは遠出せず、近場で楽しもうという方が多いのか・・・。8月の前半はあまりに暑すぎてお客様が少なかったので、このお盆くらい、久しぶりに大忙し!の二日間になったらうれしいのだが。
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August 12, 2010

クリームパン作り

風楽でパン教室をやっている高田さんの家に娘と二人で行ってきた。娘は仕事をしているので、なかなか時間が取れないけれど、パンを習うのをとても楽しみにしている。今回はお盆休みを利用して、昨日の夜遅くに家に泊まりに来て、今朝から一緒に行ってきた。
今日のパンはクリームパン。クリームパンやジャムパンって、他の美味しいパンの勢いに押されて、人気低迷中だが、そのクリームパンを美味しくオシャレにアレンジしたレシピを教えていただいた。名前ももうただの「クリームパン」ではなく「クリームドパリ」。お土産に持っていくにも喜ばれるパンだ。
暑いので、生地がレデレデになってしまいがちだが、よくこねることで生地をしっかりとまとめた。実際、キメが細かくしっとりした美味しい焼きあがりのパンになった。カスタードクリームは小麦粉の半分をコンスターチにして作ったので、プルンとした軽い食感に仕上った。焼きあがったクリームパンはとても美味しくて、今日だけで何と4個も食べてしまった。これはもう完全にカロリーオーバーだ。
夕方、雨が降ってきたけれど、今日はカロリーを消費するためにも?雨の中での草取りを決行した。雨の中でやれば蚊に刺される心配もないし、日に焼ける心配もない。もちろん熱中症とも無縁だ。ドロドロになることと体が濡れることさえ気にしなければ、かえって体力を消耗しないんじゃないかなと思い、Tシャツとモンペだけでカッパも着なかった。
終わった後は全身ビッショリなので、もちろんシャワー直行だけど、夕方というのに虫刺されもなく助かった。
今週は月火と草刈りDAYだったが、お盆前なのであと少し、残っている所を手で抜くことにした。ようやく大家さんも裏の草刈りに来てくれたので、伸び放題になっていた裏の草もなくなってスッキリした。
このあたりではお盆前にとにかく草刈りをしてしまおうと、この1週間はどこかしらで刈払機のエンジンの音が聞こえてくる。蝉の鳴き声と競い合っているかのように朝からあちこちで聞こえるのだ。明日からいよいよお盆だ。
なお風楽はお盆期間中も平常通り営業していますので、よろしかったらお食事にいらしてくださいね。
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August 11, 2010

「楽や」の居酒屋メニュー

今日は日中はランチのお客様がいらっしゃった。「休日のカフェめぐり 千葉」の本をご覧になってご予約下さった。あの本は今、本屋さんでも平積みになっていて、とても人気があるようだ。最近、本を片手にドライブがてらにいらっしゃる方も多い。私も今度はどこに行こうかなとあれこれページをめくっている時間が楽しい。
平日のランチはよほど人数が多くない限り、私が一人で対応するので、朝から一人で掃除をしたり、お茶を沸かしたり、支度をしたりと忙しいのだが、来て下さる方の人数があらかじめわかっているというのはとても準備がしやすい。
夕方は、成田の参道にある居酒屋「楽や」に友達と行ってきた。前から気になっていたのだが、入ったのは初めてだ。何も下調べしていかなかったのだが、頼むメニュー頼むメニュー、野菜たっぷりで、なんだかとても美味しいので驚いてしまった。毎度のことながら、居酒屋に行くと、出てくる食べ物にガッカリすることが多い。こんなことなら家で何か作ってゆっくり飲んだり食べたりしていればよかったと思うことが多いのだが、ここはアタリだった。
帰ってから調べてみると、有機無農薬野菜や安全して食べられるこだわりの豚肉を使っているそうだ。店の雰囲気もよかったし、何よりも驚いたのは平日の夜だというのに、ほぼ満席で次から次へとお客さんが入ってくること。成田山の参道を歩いてすぐの場所なので、駅からも近いという立地がまたいいのだろう。
私は早めに行ったので、すぐ席に座ることができてラッキーだったが、ちょっと遅くなってからだと、それこそ予約を入れておかないと席がなかったくらいだ。いくつか頼んだメニューはどれもボリュームがあって大満足。とても美味しかった。成田市内にまた行きたいと思う居酒屋ができたことが嬉しい。
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August 09, 2010

オーガニックマーケット(8月21日)のチラシ

お盆明けの8月21日に開催される「ガーデンビオン成田オーガニックマーケット」のチラシが届いた。ヤワタホームさんが作成されたものだが、お盆前に18万部を新聞の折り込みで配布される予定だ。A3の見開き・裏表印刷のカラーチラシの一面で今回のオーガニックマーケットのことご紹介していただいた。
ヤワタホームは自然素材で安心して住めるオーガニック住宅を手掛けている住宅メーカーだが、今年、成田に新しく「ガーデンビオン成田」という住宅展示場をオープンした。それを機に、衣・食・住の3つの観点からオーガニックな暮らしを成田から発信していきたいので、ご一緒に何かやりませんか?とヤワタホームの社長さんから1カ月ほど前にお声をかけていただいた。それで、あいりん堂さんと一緒に身近な生産者さんたちをお誘いして、今回のマーケットを計画することにした。
今年オープンした成田の並木町にあるガーデンビオンは単なる事務所やショールームとしての機能にとどまらず、オーガニック関係のセミナーなど多目的に利用できるスペースを併設している。これから、そこを開放して地域の人たちの交流スペースにしていきたいそうだ。
今回は暑い夏のマーケットなので、4時から始める「夕市」として企画した。天然酵母パンのショパンさんや成田近隣の有機農業の農家さんたち、アロマ体験やカードリーティング、陶器展示、コーヒー、カフェ、ヨガ体験など多岐にわたってショールーム内外でいろいろな物販やワークショップが開催される。
ヤワタホームさんも今回のイベントは、ショールームにたくさんの方が来ていただく機会になったら・・・と全面的に協力してくださっているので、こちらとしてもすごく助かっている。とても私たちだけではこんなに大量のチラシを折り込み配布することはできないし、電気や水場など使い勝手のいい場所を自由に使わせていただくことはできないだろう。
風楽はショールーム内のセミナールームをお借りしてワンプレートのオーガニックディナーをご用意させていただく予定。ただキッチンがあまりに美しいのでお借りするのがちょっと怖い・・・?!のだが。
9月16日にはヨガのユウコちゃんと一緒に「ゆったりヨガとオーガニックランチ」の出張イベントを共催で行うことになった。こちらの参加費はランチ付きで2500円ととってもリーズナブルなので、こちらの方もよかったらぜひどうぞ!マイナスイオンたっぷりの無垢の木のお部屋で気持ちのいい時間をご一緒しましょう。
なおオーガニックマーケットのチラシは風楽やあいりん堂さんでも配布していますので、よかったらご自由にお持ち下さい。そしてぜひ21日の夜はヤワタホームに遊びに来てくださいね!
*お盆期間中も風楽は金土日と平常通り営業しています。
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August 08, 2010

EMの活性液の利用

午前中からお客様が次々に来て下さったが、1時半過ぎにはすっかり静かになってしまった。2時過ぎに早めに片づけ始め、ユウコちゃんとジュンコさんがいたので、とりあえず3人で30分ちょっと鎌を使って草刈りをすることにした。お盆が近いので、今週中に一度、刈払機で草刈りをする予定でいるのだが、狭い場所や建物の近くは機械ではできないので、手刈りの方がいい。そこで建物の東側から裏にかけて、機械でできそうもない場所を中心に鎌で草刈りをしていった。ほんの30分ちょっとなのだが、一人でやるよりも手が3つあるので効率がよかった。
その後、一緒にお茶を飲んで二人が帰った後、今日のヨガはお休みだったので、今度は私が一人で北側の畑の草取りをしながら、鍬で畝立てをし、秋野菜である人参と大根とふだん草の種を一畝ずつ撒いた。お客様でEM菌の学習会をやっている方がいらっしゃる。久住周辺で毎月一回集まってEMぼかしを作ったりしている「EM成田緑の会」の方たちだ。その皆さんが糠や魚粉、油粕、もみ殻、そして活性液などを袋に合わせて作ったEMぼかしと活性液を分けていただいた。微生物の力で土壌を改良したり、肥やしになったりするという。
生活クラブで働いていた時、生ごみをEMバケツで発酵させて発酵肥料を作っていたこともあるので、EM菌はとても身近に感じている。ただ店で使うとしたらバケツが何個も必要になるので、今はそこまでするつもりはないけれど、ぼかしを肥料に使えるのはとても嬉しい。
今日も鍬で耕しながら、雑草たちの根が以前よりも抜けやすくなって、土が心もちふかふかしてきたような気がした。腐葉土や苦度石灰を入れては耕し、植えては片付けて耕して・・・を繰り返して行くうちに土が少しずつ変化していったのだろう。前より地中深くまで鍬が入るようになってきた。これからEM菌を利用していったら、もっともっと土が変わっていくだろう。あの瓦礫の山土が命を育む畑の土に少しずつ変化していくことがとても楽しみだ。そのためなら私は労を惜しまない。
種まきが終わった後、活性液を希釈してあちこちにまいていたら、あっという間に7時になってしまった。泥だらけで汗だくになったのでシャワーに直行。相変わらず鍬をふるった後は腰が重くなる。本当に畝立ては重労働だ。明日はお休みだから、今日、頑張った分、少しはゆっくりできるかな。
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August 07, 2010

夏野菜の揚げ浸し

定食にはいつもメインのおかずとその付け合わせ、青菜(キャベツや小松菜など)の和えもの、煮物、サラダ、おしんこ、そして玄米ご飯と重ね煮のお味噌汁というように、お膳の中に置くものの種類を決めている。それに添って、その季節にある野菜を使って、メニューをたてている。
夏の間はトマト、茄子、きゅうり、ピーマン、ジャガイモなどの出番がとにかく多い。その季節に採れない野菜は基本的にはほとんど使わないので、旬の野菜たちがいつも調理の中心だ。夏野菜は冷たいサラダにして食べるのが、一番、美味しいので、メニューがワンパターンになりがちだ。
この揚げ浸しもよく作るメニューだが、ベースになる漬け込み液は八方出汁を使っているので、生姜やにんにく、茗荷、シソなど薬味で味の変化をつけるようにしている。
今回は生姜を使うことにした。畑で採れた茄子とズッキーニとピーマン、ジャガイモの他、カボチャと人参を菜種油でさっと揚げてから生姜をすりおろした八方出汁に漬けこんでいった。アツアツを食べても冷やして食べても両方美味しい煮物だ。
昨日のヒマさに比べたら、今日はお客様が多かった。暑かったけれど、風がよく通って気持ちよかった。おかげで台所の床はいつも風が入るので、ちょっとホコリっぽくて、足の裏があっという間に真黒になってしまう。また風が強すぎたり、大雨になったりして窓を開けられない時はかなり大変だ。エアコンがないので、窓が開けられないとなると、熱気の逃げ場がなく、しんどいなあと思う。
でもこの猛暑の中で、エアコンを全く使わない生活をしていられるなんて、なんだか不思議な気がする。そのせいか、一仕事した後に風がふわ~っと室内に入ってくると、もうそれだけで幸せな気分になってしまう。なんと安上がりな贅沢?!冷たい室内にいることもないので、夏バテとも無縁でいられそうだ。
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August 06, 2010

自家製ジャガイモコロッケ

畑で採れたジャガイモを使ってコロッケを作った。手作りコロッケはとても美味しい。肉を使わない代わりにグルテンミートを入れる。皮をむいたジャガイモを蒸し器で蒸してからマッシュし、玉ねぎと人参、パセリのみじん切りを炒めて、グルテンミートと一緒に加えてよく混ぜる。それを丸めて衣をつけてコロッケにしていく。自家製ジャガイモでコロッケを作ったのは今夏、初めてだが、ホクホクととても美味しかった。
畑にパセリを採りに行ったら、黄緑色で黒い縞もようの青虫がたくさんパセリについていて、パクパクと葉っぱを食べていた。せっかく大きく茂ってきたパセリをひとり占めされたらたまらない。一匹ずつ捕まえてつぶしていった。とてもキレイな青虫だけど、ちょっと困りもの。チョウチョが飛んでいるのを見ると、子供のころを思い出し、懐かしい気持ちになるけれど、野菜にとって青虫は大敵!心を鬼にしてご昇天?いただいた。
青虫と言っても黄色かったので、調べてみたら黄アゲハの幼虫のようだ。お好きな方はきっと虫カゴに入れて、孵化するのを見て、空に放ってあげるのだろうけれど、こんなに青虫だらけの家に住みながら、わざわざ青虫を買う気にはとてもならない。
今日は朝から八方出汁のビンにワンピースの裾をひっかけて倒して割ってしまい、厨房の床いっぱいに八方出汁をこぼしてしまった。ああ勿体ない!おまけにビンの割れ口にも足を引っかけてちょっと足を切ってしまうなど、なんだか下らないミスだらけだ。
ストックがなかったので今日の料理は八方出汁抜きだ。慌てて八方出汁を仕込むことにしたけれど、出来上がるのは明日の朝になってから。今日も暑くて店はとても暇だ。ああ、今年の猛暑は売り上げにも響きそう!?
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August 04, 2010

ミニトマトとキュウリとお豆のマリネ

夜から友達や知り合い関係が10人近く集まって、一緒にご飯を食べることになった。3時頃から支度を始めた。その前に畑に行って、ミニトマトとキュウリと茄子とゴーヤとパセリとツルムラサキ、そして茗荷と青ジソを収穫してきた。
たくさんあるミニトマトを半分に切って、キュウリも4つ割にしてサイコロ状にカット。人参もキュウリと同じ大きさに切り揃え、塩茹でし、大豆と枝豆も茹でておく。
玉ねぎとパセリのみじん切りににんにくをほんの少しすりおろし、オリーブオイルと梅酢を加えてマリネ液を作り、そこに材料を加え、ブラックペッパーやオレガノ、ローリエなどを加えて、よおく混ぜて冷蔵庫で冷やしておいた。私はお豆のサラダが大好きなので、サラダの中に数種類の豆が入っていると、それだけで嬉しくなってしまう。
そのほか、玄米の酢飯に人参と椎茸の煮たものを混ぜ、青ジソと茗荷の千切りと刻み海苔をどっさりと乗せたら、夏らしいお寿司になった。
昨夜は食事の後、ある方に来ていただき、日本の経済情勢から健康管理、人間関係からお金の話まで、たくさんのことをお話していただく会を開いた。ものすごい情報量で密度が濃くとても勉強になった。いろいろなことを知っているつもりでも、私はまだまだ勉強不足なのだなと思った。
あまりにもたくさんの情報と刺激をいただいたので、昨日の夜は興奮し?寝られなくなって、明け方まで起きていた。今日がお休みでよかった。朝はゆっくり寝ていようと思いながらも、6時頃から目が覚めてしまったので、眠いなあと思いつつ起床。
何か大きな出来事や人とたくさん話した後やすごく感動した出来事があった時など、その当日よりも、次の日、そしてその次の日…と言う感じで、そのことを自分の心の中で反すうしながら思い出し、整理して行く時間が大切だなあと最近、特に思うようになった。
何事をも無駄にせず、自分の周りで起きた出来事を一つ一つ自分の血肉にさせていくことができたなら・・・。そのためには静かに反すうする時間が必要だ。今まで走り続けてきた人生だったので、もしかしたら、そのことがきちんとできていなかったのかもしれない。やったつもりであっても実は体と心の表層の部分にだけ「わかったと思っていたこと」が存在し、それを抱えたまま、あまりに忙しすぎて、やることがたくさんあったので、次々に情報は入っていくるのだが表層ばかりそれが蓄積されていく。そしてその奥の部分にまで、大切なことをじっくりと落とし込んで来ていなかったのではないか・・・。
今、私は50代を迎えて、子どもたちが巣立ち(まだまだ安心できない所も多いが)、仕事も取捨選択して、必要な分だけできるような生活にシフトしてきた。そして野菜や花を育て緑に囲まれた半農半Xの生活の中で、ようやく歩く早さで生きることができるようになった。
今だから言えること。今だからわかること。人生は気づきの連続だ。これからはもっと深く自分の内面的な変化をゆっくり見つめていきたい。
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August 03, 2010

梅干しの土用干し

遅ればせながらようやく梅干を干し始めた。これだけカラッカラの晴天が続いているのだから、一日干すだけでもかなり効果アリ?という感じだけれど、土用干しというのはなぜか昔から三日三晩と言われているようだ。
時期的にはもう土用干しを終えていなければならないのだが、ちょっと遅くなったのには理由がある。それは赤ジソが成長するのを待っていたのだ。赤ジソは勝手にそのあたりに自生しているものが多いのだが、この敷地内の庭にはたまたま一株しかなかった。梅干用に使おうと、草刈りの時も刈らずに残しておいた。でもまだ葉っぱが数枚だけの小さい赤ジソだったので、大きく育つのを待っていたのだ。
お盆の前までに干し終えたかったので、毎日、大きくなるのを楽しみに?待っていたのだが、結局、あまり大きな株にはならず、そろそろタイムリミットかなと思い、先日、塩もみして梅干の中に漬けた。でも梅干自体が10キロ以上あるので、やや量が少なく色が薄かったので、どうしようかなと思っていた。結局、近くの畑に赤ジソがあったので、やっている方にお願いし、少し分けていただくことにして、その分を追加で加えたら、本当に美しい紅色が梅酢の中に広がっていった。
梅酢は風楽の料理に欠かせない存在なので、いくらあっても便利。最近ではほとんど酢を使わずに、ドレッシングでも酢のものでも梅酢を利用。今回の梅干でまた赤梅酢がたっぷり保存できそうだ。
それにしても青く澄みきり晴れわたった空の下に、キレイな紅色に染まった梅干が並んでいる姿はとても美しい。この敷地に生えている梅の木から採れた梅が、これから一年間、私たちの体を整えてくれる日本古来の梅干になって風楽の厨房に保存されていく・・・なんだかとても嬉しい。
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August 02, 2010

庭のウッドテーブル

先週届いた庭のウッドテーブルで、先日、食事をした。パラソルの向きをどちらにしたら一番、陽射しが遮られるのかまだよくわかっていないし、設置場所もとりあえず置いてみただけで、どこがベストなのか迷っている。ただウッドテーブル自体がカントリー調なので、古民家と似合わないんじゃない?と言われると、何とも困ってしまうのだが・・・。
でも逆に古民家と似合うようなものを探そうとしても見つけられそうにない。まさか毛氈と番傘?なんて言うわけにもいかないし。
最近、ペット連れのお客様も増えてきたので、こういうお席をご用意しておくと、お外でお食事もできるのでいいなと思う。さっそく友達が来た時、食事をしてみたのだが、ちょっと運ぶのは大変だったけれど、なんとなくいつもと違った気分になって楽しかった。もちろん夕方は蚊取り線香が欠かせない。2つたいてもまだまだ蚊は避けきれないし、おまけに暗くなってからランタンをつけたら、アリまで上ってくるので、虫には閉口してしまったが。それにもメゲず?長い時間、座っていたら、ちょっとお尻が痛くなったので、家の中から座布団を持ってきた。
以前、買い付けの仕事をしていた頃、バンコクからチェンマイへ行く夜行列車に乗って、木のハードシートに一晩中、座っていたことがある。エアコンがないので窓を全開にして風をビュンビュン受け、停車駅ごとにいろいろな食べ物を持ってモノ売りに来るので退屈はしなかった。でもあんまり長時間、座っていたので、お尻がペッチャンコになってとても痛くなった。あの頃のことを思い出した。
でもこれからこの席にどんな方がお座りになっていくのかな。とても楽しみだ。
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August 01, 2010

百日紅が満開!

暑い陽射しの中に濃いピンク色の百日紅が美しく咲いている。この家の敷地には大家さんが増やした百日紅が何本も植えられていて、あちこちで花を咲かせている。
真夏になると花が少なくなるので、色鮮やかに咲いている百日紅が一本あるだけでかなり華やかな感じになる。写真は玄関に入るアプローチの花壇の植え込みに咲いている百日紅。下から坂を上がって、風楽の敷地に入る時、ちょうど入口の左側にも百日紅が咲いているので、花壇の百日紅と合わせて両方の花がお出迎えしてくれているかのようだ。
昨年の夏はこの花を見ながら庭で火を燃やし、修復作業に明け暮れた。あの時の太陽の光と同じ強さの光が今、庭を照りつけている。暑い毎日だ。ボランティアで玄関へのアプローチを作って下さった植木屋さんが、敷地内にある百日紅を、花壇の一番入り口側に移植して下さった。
その時はもう9月に入っていたので、確か百日紅の花も終わっていたように記憶している。だからこの場所で彼女がどう咲いてくれるのか想像できなかった。でも実際に花を咲かせた百日紅を見ると、ちょうどいい角度で花を愛でられるように枝ぶりの向きまで考えて植えていただいているのだなということがわかる。
まさにこの季節に敷地内で咲く一番美しいものを、真っ先にお客様に見ていただけるようにという植木屋さんのお気持ちがそのまま花壇のデザインになっているかのようだ。
このところ、暑いせいか、お客様がとても少なくなっている。2月8月は飲食店にとって一番厳しい季節だ。以前の混雑がウソのみたい?なので、今ならのんびりお食事ができます。食欲が落ちやすい時期ですが、夏バテ対策に、風楽の玄米ご飯とたっぷり野菜料理をぜひ召し上がって下さいね。なおお盆も金土日と変わらずに営業していますので、帰省の際には皆さんでお食事をどうぞ!
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