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September 04, 2010

初柿?

庭の柿の木の一つが熟してきた。まだまだ青いと思っていたのだが、その中に枝についたままオレンジ色に熟れている実がいくつかあった。水まきをしている最中に見つけたので、そのままもいでチューチューと吸いながら丸かじりした。外で柿を食べる時は無礼講だ。丸かじりして、口に残った種と皮をペッペッとそこらへんに飛ばして、軸を投げておしまい(サルになった気分?!)。庭で食べたそれが、私にとっての初柿だ。
昔から、庭に柿の木のある家に住みたいとずっと思っていた。古い家の庭の片隅に柿の木がひっそりと生えていると、なんだかものすごい郷愁を感じるのだ。そう思っていたら、本当に柿の木のある家にこうして暮らすことができるようになった。それも一本ではない。敷地内のあちこちにたくさんの柿の木が生えているとびきり古くて広~い家だ!
厨房の波トタンの屋根に時々ボッタン!というものすごい音がする。最初は何だかわからず音がする度に驚いていたのだが、正体は厨房の横に生えている背の高い柿の木。大きくなりすぎて柿に手が届かず、柿をもぐことができないほど。その柿が屋根に落ちてくる時の音なのだ。その結果、固くて硬式のボールのような柿が屋根を伝わって、裏庭のあちこちに転がっている。穴を掘って柿と落ち葉を一緒に重ねておけば、いい堆肥になるかもしれない。
もうすぐこの場所でお店が開店してちょうど一年になる。あの時もお祝いに来てくれたたくさんの友達やお客さんと柿をもいで食べたり、自分で編んだ蔓カゴの中に入れて土間に飾ったりと秋の味覚を楽しんだ。まだまだ暑くて秋の気分にはとてもなれないけれど、確実に日は短くなっている。ちょっと前は7時まで庭仕事ができたけれど、今はもう6時半でほぼ暗くなってしまう。家の中のあちこちにコオロギや鈴虫が住んでいて、我がもの顔で元気に鳴いている。ここは君たちの家じゃないんだけどなあ~?
去年、特別な思いで迎えた初めての古民家の秋はとても美しく、あちこちの風景を見ては感動していた。季節がめぐって今年もまた同じ風景に出会える。それをどんな思いで見つめていくのだろう。大好きな季節がもうすぐやってくる。
Dscf6689


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