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October 05, 2010

今年最後の草刈り

今日はお天気がよかったので、あれこれ洗濯して梅の木にわたしてある物干し竿に干したら、風とお日さまの光でとてもよく乾いてくれた。刈払機を出してきて、今年最後の草刈りをした。南側の庭の草が膝あたりまで伸びてきたのだ。さすがに夏のような勢いはもうないし、もうじき早霜が降りるので、ほおっておいてもいいのだが、今、刈っておけば庭もすっきり見えて気持ちいい。
刈払機を肩から下げていても、麦わら帽子の上から太陽の陽射しを浴びていても真夏のようなしんどさはない。とても楽だ。草の量も大したことはない。最後に刈った草を一か所にまとめたらもっとキレイになるのだろうけれど、いつもここだけは手抜きで?その場に残したままにしてしまう。これで今年の刈払機の出番はお終い。花壇の草取りはもう少し必要だろうけれど、それはちょこちょこと手でできる。あのモーレツな草の勢いからこれでしばらく開放されると思うと、とてもほっとする。夏の畑仕事に比べたら秋は本当にラクだ。
昨日、穂ジソを摘んでジャコと梅干しのご飯の上からかけたら、とっても美味しかった。夏の間にあんなに活躍してくれた青ジソだが、もうすっかりと種をつけている。「子孫を残すためにせっかく種を作っているというのに、それさえ食べちゃうというのかい?」と青ジソに言われてしまいそう。だからこぼれ種用に少しは残しておくけれど、大半は塩漬けにして食べさせてちょうだねとお願いしてから穂先を摘んだ。
秋明菊が次々に咲き始めている。金木犀もいつのまにやら満開になって、風がふっと吹くと柔らかい香りを届けてくれる。ここに引っ越してきたばかりの頃、この庭に金木犀の木があることに気づかなかった。金木犀の存在を知ったのはその香りに誘われたからだ。ああ、こんなところに。しかも2本も。でも花を落とすのはあっという間だった。
秋はいろいろな色彩の変化があるので、見えているものから秋の気配を感じることはとても多い。でもふとした香りから季節の移ろいを感じられる暮らしというのもまたとても豊かなことだと思う。
季節はすっかり秋だというのにまだ衣替えもできていない。毎日、気温の変化が大きいので何を着たらいいのか迷ってばかり。ハンガーに吊るされている夏服はさすがに寒々しく感じるけれど、かといって日中に長袖ではまだちょっと汗ばむこともある。
サツマイモ、いつ掘ろうかな。もう少し置いておけば、その分だけ大きくなってくれるのではないかな・・・なんて密かに期待しながら、収穫を楽しみにしている。
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Comments

ういさんありがとう。
ういさんって宇井さんですか?
いつもお世話になっています。ようやく新しいサイトが完成したんですよ。
よかったらご覧になってください。
1眼レフで撮影した画像もいっぱいのっています。
古民家修復日記も。あの画像とはまた違う夜の古民家の写真も載せました。暗闇と灯りってとてもキレイですね。

Posted by: 風楽 | October 07, 2010 11:55 PM

私も、写真を撮り続けておりましたが、、、ブログを始めて
からは、デジタルに~、何台か乾燥器の中で眠っています!!それにしても室内の明かりの写真、、見事ですね!
今度はカメラを持ってお邪魔しますか。

Posted by: うい | October 06, 2010 11:16 PM

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