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October 12, 2010

マザーテレサの言葉

書家である友達の大花さんが公津の杜にあるギャラリー海で「マザーテレサのことだま展」をやっているので、見に行ってきた。以前からマザーテレサの言葉に感銘を受けた大花さんはマザーの言葉を書で表現することを試みている。ヒーリングアートという観点から、その言葉にたくさんの温かいメッセージを込めて書いているのが特徴だ。
今回は急きょ、決まった展示会だということで、まだマザーの言霊展として完成したものにはなっていなかった。今の段階で完成した作品の一部を展示しているのだが、今後、長いスパンで続けて行くライフワークとして、第一回目のいいきっかけ作りになったようだ。大花さんとはとても親しいしよくお話するので、彼女の思いや字から伝わってくるエネルギーは私なりに理解しているつもりだ。
だから今回の展示をきっかけに、もっともっと大花さんの中でマザーの言葉が熟成されて、いろいろな表現に変化していくのだろうなと思った。それがまたすごく楽しみだ。
小さな会場だったが、温かな作品にあふれていた。作品を見ながら、私はかつてカトリックの神学校に入っていた父のことを思い出した。父もまたマザーの言葉に感銘を受けて人生のある時期、同じ道を歩もうとしたのだろう。そのあたりのことをもう本人から聞くことはできなくなってしまったけれど、この前会いに行った時は「よくここの修道院がわかったね」なんて言っていたくらいだから、心の中に断片的に当時の記憶が残っているのだろう。
マヤ暦で私の表の紋章は黄色い星。私のガイドは黄色い太陽だ。最近になって父が角の黒KIN260の黄色い太陽であることがわかり鳥肌がたった。父は私を父なりのお嬢さん像にあてはめて育てようとしてきた。私はそれがとてもイヤで権威的な父にずっと反発していた。でも実は父に守られ導かれて、ここまで生きてくることことができたのかもしれない。この元気な体も、めげずに前向きでいられる心も、ない智恵を絞って考える?頭も、よく動く手もみんな父から譲り受けたものだ。そんな父の存在に心から感謝できるようになった。残された時間はそれほど長くないかもしれないけれど、父の存命のうちに目に見えない紐のほつれをほどくことができてよかった。今日のマザーの言葉を誰よりも父に贈りたいと思った。
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Comments

Rid*さんありがとう。
地球の反対側にいても、どこにいても、心がつながっている人たちとは、たとえいつも会うことができないとしても、ずっと心が一緒にいられるんだなって、最近思うようになりました。
大切なのは気持ちのつながりだよね。
どれだけ共感できるかインスパイアし合えるのか・・・それぞれが成長していくために出会った人とのご縁は決して途切れることはないんだろうなと思っています。
この広い宇宙の中で偶然出会った人たちとのつながりを大切にしながら、共に成長していきましょう。
そして今度会った時、またお互いの成長を喜び合えたらいいね!

Posted by: 風楽 | October 20, 2010 10:02 PM

えいこさーーーん!太陽の市で、またお会いできて良かったです。あの時も、お父様のこと、父のこと、お話できて良かった。私はまだ、感謝、まではできないけれど、少し受け入れる事ができました。えいこさんのブログを読んで、いつも自分に重ねてます。
次回は風楽に遊びに行きます。大花さんにも会いたいなあ!

Posted by: Rid* | October 20, 2010 11:14 AM

こんばんは。
昨日、大花先生よりご連絡をいただいたので、明日協子さんと聖子さんと三人で行ってきます。
とっても楽しみです♪

Posted by: hana* | October 12, 2010 11:37 PM

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