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January 31, 2011

凍結だらけ?

とても冷え込んだ朝だった。体感的にはそれほど寒いと思わなかったのだが、トイレの後ろの床は配管が凍結し膨張した水があふれてバリバリに凍っていた。昨年、凍結防止の熱線を巻いたのに、今年はそれでも凍結し、しょっちゅう溢れた水が床で凍っている。
もっと驚いたのは土間に置いてあったガラスの花器が割れていたこと。中に入っている水が氷ってして膨張しガラスを割ってしまったようだ。朝、土間が濡れているのを見て何だろうと思って見たらヒビの入った花器が机の上で凍えて?いた。水の入っていない花器の中で南天の葉っぱが朝陽の方を向いて伸びていた。
今日はランチのお客様が11時半にいらっしゃるというのに、トイレの床の氷は厚くて中々溶けず、厨房の水道も給湯器のお湯も11時過ぎても全く出なかった。仕方ないので、厨房で茹でた青菜をキッチンの方に運んでボールに水をはってさらしたり、鍋や調理道具も全てキッチンの方に運び込んで洗ったりと、水を求めて?行ったりきたり・・・。
昨夜、ひょっとしてと思って、キッチンの方の水道は細く出しっぱなしにしておいたのだが、それをしなければ朝、完全にアウトだっただろう。それにしても11時過ぎまで水が出ないなんて、かなりしっかりと凍っていたのだろうなあ。
これほどの凍結はこの冬一番だ。北国でもないのに北国並みの寒さの古民家生活にはかなり慣れたけれど、まだ驚くことも多い。
お客様が帰られた後、トイレの配管に熱線を巻きなおし、その上から発砲スチロールをさらに厚く巻いたが、明日はどうなることやら・・?
今日は灯油を買いに行く日だったので、ポリタンクを空にするため家中のストーブに灯油を入れていった。全部入れると7台もあるのであっという間に灯油タンクは空っぽに。それだけでも一仕事。帰ってきたら20ℓの灯油タンクを5つ物置まで運び込む。これもまた大仕事。
古民家で暮らしていると、生活していくためにしなければならないことが、しみじみたくさんあるのだなあと思う。
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January 30, 2011

ヤーコンとサツマイモのサラダ

うちの畑で採れたサツマイモ、大切に保存していたのだが、この冷え込みにあたって溶けてしまった。朝、サツマイモを出そうとフタを開けた時、その大半が溶けているのを見つけて悲しくなった。こんなことならもったいないなんて思わないで、寒くならないうちにさっさと食べてしまえばよかった・・・。
発砲スチロールに入れてかじかまないように?食品戸棚の中に入れておいたのだが、もみ殻を敷いていなかったのでダメになってしまった。その中から使えそうな部分だけを切り取りながら、人参と一緒にさいのめ切りにして蒸した。うちで収穫した最後のサツマイモだ。
ヤーコンは皮をむいてやはりさいのめ切りにしてレモン汁に浸し、柚子の皮を加えた。そこにレーズンを加え、塩味をつけて私の大好きなヤーコンとサツマイモのサラダが完成。秋から冬の間、保存してあるヤーコンとサツマイモを使ってよく作るサラダなのだが、今年は初めて作った。どうやら昨年の夏の暑さが原因でヤーコンは軒並み不作だったようだ。
障がいを持っている方たちの作業施設で作ったものを分けてもらったのだが、やはりそこのヤーコンも小さめだった。秋の終わり頃からあちこちで売っているのを見かけるヤーコンだが、今年はその姿がとても少なくて残念だ。
今日はお客様が多かったけれど、うまい具合に時間がズレて重ならなかったので、ゆったりと仕事ができた。
オバさんの具合が悪くなってその世話に通うため、ユウコちゃんは今月、シフトに入っていなかった。来月のシフトを入れるため、今日の夕方、久しぶりに店に来てくれた。いつも顔を合わせているスタッフとしばらく会えないと、どうしているのかなあととても気になる。遅い時間だったけれど、あるもので賄いを用意したら「ずっと風楽のご飯が食べたかったんですよ~」と言ってくれた。どんなご馳走を食べても最後に食べたくなるのは、この当たり前の風楽のご飯。重ね煮のお味噌汁や煮物たち。懐かしくてほっとする味だ。
久しぶりに4人が揃ったので、お店を閉めた後、みんなでリンゴケーキを食べながら一緒にお茶を飲んだ。明日で一月が終わる。ちょっと前に新しい年が明けたばかりだと思っていたのにもう2月。早いなあ~。
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ミレニアムシテイの皆さんへの料理デモ

店が終わって、トモちゃんとジュンコさんが帰ったのと入れ違いに、ミレニアムシテイの方たちが7人で来て下さった。ミレニアムシテイは私もメンバーになっているNPOで毎月一回ワークショップを開いている。1月は佐原の街を散策した後、風楽に夕飯を食べ、次の日は味噌作りといういつもよりはのんびりした内容のワークショップだ。
毎年一回、必ずお食事に来て下さっているのだが、ただお食事して帰るだけではもったいないので、今回は食事の前にキッチンで私の料理デモを見ていただくことにした。ただ料理教室をやるほど時間はゆっくり取れないので、私の方で材料を用意し、皆さんの前でデモンストレーションの形で作り方を説明していった。
今回お伝えしたかったのは重ね煮の美味しさについて。いつも作っているお味噌汁だが、重ね煮の作り方を説明し、実際にお味噌汁の具を目の前で切って重ね煮を作った。それと毎度おなじみの重ね煮のキンピラ。こちらは切るのに時間がかかるので、私の方であらかじめ6種類の材料を全て切っておいて、重ね煮を実演し、最後は醤油だけの味付けで食べていたくことにした。
主菜としてはグルテンミートに目の前で衣をつけて揚げトマトソースをかけた。できあがったものを皆さんで盛り付け、サツマイモとヤーコンのサラダや、大根のモチキビ煮などは別の鉢に盛って夕食にした。多分、重ね煮を初めて意識しながら食べていただいたのだと思うが、皆さん、美味しい美味しいと喜んでいただくことができてよかった。
夜はおかげさま農場の高柳さんのお宅で、「こつなぎ」という映画の試写会があったので、そこにメンバーの中の3人をお連れしていった。「成田有機の会」という実行委員会を作り、この映画の上映会を予定しているのだが(上映会と映画の内容については後日また書きます)ミレニアムのメンバーと私のお世話になっている農家さんたちをおひき合わせできたらいいなと思っていた。
試写会が目的だったので、自由に歓談できる時間はあまりなかったが、ミレニアムシテイのご紹介をほんの少しだができてよかった。いつも思うことなのだが、つながっていく人たちとは自ずとつながっていくものだ。いろんな方たちとお話できて忙しいけど楽しい一日だった。
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January 28, 2011

大勢のお客様と三浦大根掘り

今日のランチのご予約は24名!寺田本家の酒蔵見学に行くバスツアーの方たちがその途中でランチに立ち寄って下さることになったのだ。主催して下さったのは四街道にある「いまでや」さんという酒店。人数が多い場合、ほとんどが貸し切りになるのだが、今回は金曜日だったので一般の方もいらして下さり、いっとき30名様以上のお食事が重なってしまって、食器棚はもうすっからかん!お膳の数はそれほどないので、とても足りず、ランチョンマットの上にお食事をご用意させていただいた。ユウコさんも助っ人に来てもらってエデラちゃんと3人体制だったが、配膳とお運びに3人ともあっちへ行ったりこっちへ行ったりと大忙し!
奥座敷と仏間に二間続けてお席をご用意し、座卓を四つ並べて、お座敷の方は「いまでや」さんの方たち占有にして、飛び込みでいらっしゃった方は土間にお通しした。途中、お出ししたはずの器の数が足りなくなってしまったり、数を間違えたり、ちょっと慌てることもあったが、何とかお食事をお出しすることができた。
トイレが一つしかないので、トイレ渋滞?になってしまったり、お食事も大勢様分を一度にお出しするとなると、ちょっと慌ただしい感じになってしまったり、団体の方たちのご予約をお受けするには課題が多いなあと思う。
早い時間にお食事をお出ししたので、今日は終わりも早かった。店が終わった後、おかげさま農場の高柳さんの畑に三浦大根抜きに行くつもりだったが、早く終わったので、エデラちゃんとユウコさんも一緒に連れて行った。
広くて誰もいない大根畑。前回よりも大根がかなり頭を地表に出していたので、抜くのは随分と楽だったが、初めて大根抜きをしたエデラちゃんとユウコさんは大喜び。うんうんと唸りながら?大根と格闘し、あっという間にコンテナいっぱいの大根を収穫。「ドッコイショ」と重たい大根を車に乗っけて帰ってきた。
明日からまた大根料理が続くけれど、美味しい三浦大根がたっぷり食べられて嬉しいなあ~。いっぱいあるからって粗末にすることなく、最後まで大事にいただこうと思う。
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January 27, 2011

今日はパン教室。白神こだま酵母でお焼きを作った。具はひじき、茄子の味噌炒め、カボチャの3種類。高田さんが作って来てくれた。去年は米粉でお焼きを作ったのだが、冷めた時、ちょっと固くなってしまうという難点があった。高田さんはまた試作を重ねて新しいレシピを考案。今回は強力粉とほんの少し全粒粉を入れただけのごくノーマルなパン生地にした。具を入れて丸めて焼けばお焼きになるが、そのまま丸めて焼いてもプチパンにもなるというシンプルな配合だ。そしてオーブンで焼くよりもホットプレートやフライパンで蒸し焼きにした方がふっくら感が残るということで、今回は2台のホットプレートと1台のフライパンを活用し、オーブンなしでお焼きを焼いた。ごま油を敷き、フタをして、餃子を焼く要領で、途中で差し水をし、じっくり焼いた和風のお焼きは表面がパリッとしていて香ばしい焦げ目があり、中はふっくら柔らかくてとても美味しかった。
今日は国際文化会館までお弁当の配達もあったので、私は早めにお弁当を仕込み、パン教室のお昼になる前に店に戻れるよう段取りをした。こういう時は体が2つほしくなる。
朝は雪が少しチラついて、昼だというのに所々道路が凍結。冷え込みが厳しかったけれど、アツアツのお焼きと三浦大根のあんかけスープでぽかぽかのランチだった。
来月のパン教室は2月15日(火)。デニッシュパンを作ります。ご希望の方、お早めにご予約ください。
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January 26, 2011

旧岩崎邸庭園

一カ月ぶりに父の所に行ってきた。行く時は都内に出るついでに行きたかった美術展やギャラリーなどを回ったり、ランチを食べたりと、いくつか予定を立てるようにしている。今日はちょっと人に会う用事があったので上野に出て食事をし、アメ横で買い物をし、その後、旧岩崎邸庭園を見てきた。上野には何度も行っているというのに、この場所は知らなかった。
明治29年、三菱創設者である岩崎弥太郎の息子久弥が岩崎家本邸として建てた家で、イギリス人の建築家ジョサイア・コンドルによって設計されたもの。17世紀のジャコピアン様式を基調に、ルネッサンスやイスラム風のモチーフが取り入れられた素晴らしい建物で、重要文化財にもなっている。今残っているのは洋館と和館、ビリヤード室の3棟。
都会の喧騒の中にあるのに、一歩建物の中に入ると、そこだけ時間が止まってしまったかのようだ。ジョサイア・コンドルは鹿鳴館やニコライ堂なども設計し、本格的な西洋建築を日本に取り入れていった。ここに住んでいた岩崎家の人たちも西洋の文化を生活の中に取り込んでいったのだろう。どんな衣装を着て、どんな食事をしたのだろうと想像しながら館内を歩いた。赤い絨毯の敷きつめられた階段を上がり、バルコニーに出た時、彼らはどんな風景を見ていたのだろう。古い建物の中にいるとなんだかタイムスリップしているかのような気持ちになって面白い。
庭園にはイスとパラソルが置いてあり、自由に休憩できるので、しばらくそこで本を読んでいた。東京で育ったのに、都内にはまだまだ知らない所がいっぱいある。少しずつそういう場所を探して見て歩こうと思った。

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January 25, 2011

寒がりにゃんこ

寒くなってきたので、ちょっと前にトモちゃんが猫用のホットカーペットを持ってきてくれて猫小屋の中に敷くようになった。「ネコはこたつで丸くなる~」と歌にもあるように猫って寒がりなんだろうなあ。元々ノラ猫だからそんなのは大丈夫なんじゃないかなと思っていた私も、さすがに夜冷え込んで来ると、どうしているのかなと気になって仕方ない。
風が強くて寒い日は小屋の中に二人でくっついて縮こまっている。日中、日があたっている時間は縁側に置いてある座布団の上で日向ぼっこ。起きる時は毎度おなじみの猫のポーズだ。茶の間の窓から縁側でじゃれ合ってるにゃんこの姿がお食事をしながらよく見える。
でもあちこち探検に行くのも好き。お客さんの車が入ってくると、鈴をならしながらお出迎えに行き、入口までエスコート。というよりも、ただただ中に入りたい一心で、お客さんについて行けばドアが開いて中に入れるんじゃないか?って期待しているのだ。その安直さ?がまた可愛らしい。入ってもどうせすぐ出されてしまうのは決まっているというのに!何度も何度も飽きずに挑戦?!今日、お食事にいらして下さった若いママさんたちの後もしっかりとついてきた。
小分けにして少しずつご飯を食べるので、トラはとても大きくなってきた。ミーの倍くらい?になりそうな勢い。このままじゃ猫メタボになっちゃいそう。でも食べている時の集中力がスゴイ。後ろからいくら触っても引っ張ってもトラは全く動じずカリカリカリ・・・とひたすらパクついている。
一昨日から友達が泊まりに来ていたので、朝は一緒ににゃんこたちと庭で遊んで、縁側でお茶を飲んだ。パンの端っこをちょっとあげたら大喜び。甘えん坊たちなので、人がいればいつもすり寄ってきて、いつのまにか膝に乗って気持ち良さそうにノドをならす。だっこしているとホントに可愛くて和んでしまう。猫好きじゃなかった私がすっかり親バカになってしまった。
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January 24, 2011

梅の開花

庭の西側にある梅が咲いた。気がつかないうちに咲いていた。ここ数日、日中はとても温かい日が続いていたので、いつのまにかほころんだのだろう。
待ちに待って見ている間は案外咲かないもので、数日、ちょっと目を離しているうちにそおっと咲いていた。梅がほころんでもまだまだ寒さは続くけれど、一足早い春の訪れを感じさせてくれるので嬉しい。
ここの梅の木は苔の生えた古い老木だが、ものすごくたくさんの花を咲かせてくれる。そしてたくさんの梅を実らせてくれる。昨年は一体どれほど梅仕事をしたことだろう。梅ジュース、梅干し、梅酵素、梅シロップ・・・そして美味しい赤梅酢は料理に大活躍!まだ食べられるくらいたっぷりある。庭に柚子と梅の木があると料理の仕事をするのにはとても重宝する。
近くの小御門神社に散歩に行ったら、境内に蝋梅が咲いていた。ロウで作ったかのような透明感のある花は柔らかな春の香りがする。梅の花の開花前に満開になる木だ。どんなに寒い夜があったとしても、季節は確実に春に向かっている。あちこちに春が来ているんだなと嬉しくなる。
ジュンコさんが摘んで来てくれる蕗のとうも、一体、何度天ぷらにしたことだろう。収穫名人のジュンコさんは頭がほんの少し出ただけでもしっかりと見つけて摘んで来てくれる。一番最初に食べたのは確か12月だった。小さな可愛らしい粒?を見て、「え~もう出ているの?!」と驚いた。筍だってもうそろそろ見つけてしまいそうな鋭い臭覚?だ。
梅の花が満開になったら、西側の縁側にちゃぶ台を出してお茶を飲もう。そんな何気ないひとときがとても愛おしい。
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January 22, 2011

紅芯大根

一見すると聖護院大根のような白くて丸い小さな大根なのだが、輪切りにするとビックリ。中が可愛らしいピンク色をしているのだ。中国原産の紅芯大根。中国ではお祝いの席に欠かせない野菜だということだ。
5年ほど前に農家さんから初めて分けていただいた時、なんてキレイな色の大根だろうって思った。赤い大根と言えば、ラディッシュを一番最初に思い浮かべるが、一番の違いはその外見だ。ラディッシュはさくらんぼのように赤くて小さな大根。それに対して紅芯大根は白い外見で赤い中味。さらに酢に漬けるとその色がより鮮やかに発色する。
最近、回りに作っている人がいなかったので手に入らなかった。この前たまたまジュンコさんのお友達が自家用に作っているものを分けていただいて、久しぶりに酢漬けを作った。久しぶりに食べたらとても美味しかったので、また紅芯大根が食べたいなと思っていた。
そうしたらなんとヨガのユウコちゃんのダンナさんである「みみずの会」のミゾグチ君が作っているということがわかり、嬉しくなって10個ほど注文した。こんなに近くに作っている人がいたなんて!今年はしばらく紅芯大根が楽しめそうだ。
この大根、不思議なことにちょっと甘いのだ。そして水分が少ないので、パリパリ感が何をしても失われない。塩もみしてもあまりシナ~っとならないのだ。
酢漬けは定番だけど、今日はサラダにした。組み合わせたのはヤーコンと夏ミカンと柚子。不作でわずか20本ほどしか収穫できなかった風楽の畑で採れた細いヤーコンをスライス。夏ミカンの絞り汁に漬けて、柚子の皮を加え、紅芯大根と合わせた。色鮮やかなさっぱりサラダだ。
今日はトモちゃんと二人だけだったのだが、12時過ぎた頃からお店が混み始めた。洗いものがたまってきた所にヨウコさんがフラリとやってきて、そのまま助っ人に入ってくれたのでとても助かった。ヨウコさんはさりげなくお手伝いをしてくれるだけでなく、風楽のご飯を「ああホントに美味しいわ~」と言っていつも喜んで食べてくれる。すごく嬉しい。
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January 21, 2011

夜の料理教室

今週は水曜日に引き続き、金曜日である今日も料理教室。1週間に2回、料理教室を開催することは今までなかったし、全く内容を変えて行うので、今週は気分的にちょっと緊張した。でも今日はトモちゃんがアシスタントに来てくれたので、とても助かった。
今回、参加して下さった方は10名。この場所で行うのは10名が限界だなあと思う。それにしても、こんなに遠い所まで、しかもあまり設備が整っているとは言えない狭いキッチンで行う料理教室だというのに、たくさんの方が参加してくださって本当に嬉しい。
今日のメニューは「寒い冬に根菜をたっぷり食べよう」というテーマで、モチキビのはさみ揚げ、蒸し大根のステーキしめじあん、重ね煮の五目豆、和風バーニャカウダー、人参ゼリー。モチキビのはさみ揚げは同じ具を作り、椎茸とレンコンにはさんで2種類の揚げものを作った。風楽でも人気のお惣菜の一つで揚げたてはモチキビがトロりとしていてとろけるようで、モチキビの自然の甘さがとても優しい味だ。
モチキビがはみ出さないように衣をつけるのは、ちょっと時間がかかるが、机の上を粉だらけにしながら?全員にやっていただいた。作っている時から「可愛いねえ」とみんなに声をかけられた椎茸君たち、10人もの女性たちから可愛がられたので?とても美味しいはさみ揚げになってくれたようだ。
料理している時の素材をいとおしむ気持ちって、出来上がりに反映されると私は思っている。だからいつも楽しく、ゆったりと素材に感謝しながら愛情をたっぷり込めて料理を作りたい。幸い、来て下さる方たちもそういう思いを一緒に感じていただけるので、毎回、とてもいい雰囲気で、もちろん出来上りもバッチリ!
今日も美味しく楽しい料理教室が無事に終わってほっとした。参加して下さる方たちの美味しいという笑顔を見るのが何よりの励みだ。それを見ているとまた次回も喜んでいただけるようにがんばろうと思う。ちなみに次回は2月18日(金)テンペを使ったお料理特集です!
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January 20, 2011

お弁当の配達

大寒の今日はあいりん堂さんのお弁当の配達だった。、朝早くから仕込みに入るため、昨日の夜から厨房の水道は出しっぱなしにしておいた。大寒の朝汲んだ水は一年間腐らないと言われているので、汲み置きしておこうと思っていたのに、お弁当を作ってバタバタいるうちに(あんなに水を使っていたというのに!)うっかり忘れてしまった。厨房のストーブと床に敷きつめた板のおかげで今年の冬は凍えながら仕事をしないでいられる。体も楽だ。
空は晴れていたけれど、空気は冷たかった。大寒から立春までの間、もっとも寒い季節が続くのだろう(これからが寒さの本番だと思うとちょっとぞっとするが・・・)。
それにしてもなんて青く澄み切った空なんだろう。澄んだ空気のおかげで昨日の満月も今日の十六夜もとてもキレイ。庭に月灯りが映ってほんのりと明るくなっている。にゃんこたちも外が明るいせいか、夜になってもお庭を走り回っていた。
寒いけれど、座敷に座りながら梅の木の枝の間からぽっかりとのぼっていく満月を見ていると、心までホッと和んでくる。それに冬至から一カ月。少しだけど日が長くなってきた。夕方、5時になってもまだ明るい空が残っていて、向こうに少しずつ夕焼けが広がっているのを見ていると、もうそれだけでちょっと得した気分になる。
当たり前のことだけど、何にもしなくても季節は確実に過ぎていく。でもその分だけ年をとっていくということなんだけど・・・。今年の私はなんだか妙に落ち着いているので、これが老成していくことなのか?とちょっと思ったりしている。
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January 19, 2011

昼間の料理教室 第一回目!

今日は今年から始まったばかりの昼間の料理教室。まだ定着していないし、その第一回目なので少人数でやるつもりだったのだが、9名の方たちが参加してくださってとてもにぎやかで楽しい教室になった。今回は第一回目なので、もう何度か行っている「基本編」を丁寧に行うことにした。出汁のひき方、玄米の炊き方、重ね煮のお味噌汁、八方出汁の作り方、ヒジキのマリネ、そして八方出汁のアレンジの仕方として、青菜の和えもの、揚げだし大根、グルテンミートのしょうがあんなどの作り方をお伝えした。八方出汁を覚えておけば、その後、いろいろな割下としてアレンジできる。
風楽の料理教室は参加された方がお家でも作れるようなメニューがいいなと思いながらやらせていただいている。料理があまり得意でない方にも、仕事をしていて忙しい方にも、ちょっとした工夫や冷凍や作り置きなどの方法を取り入れることによって、いつでも野菜が手軽に食べられるということを知っていただけたら嬉しい。
今日はアシスタントがいなかったので私一人。朝のうちから茶の間にご飯茶わんやお椀、湯のみなど食器を全て出しておいた。そしてご飯もお味噌汁も皆さんによそっていただいたので、人手がなくてもあまりバタバタせずにお食事のご用意ができた。
玄米やみりん、かつお節の厚削りなど、素材も、皆さん購入されていったので、きっとご家庭でもすぐにお作りになることだろう。それを想像するととても嬉しくなる。ちなみに2月は16日(水)10時半から1時半。タカキビを炊いてハンバーグを作ります。
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January 18, 2011

ゆったりヨガとオーガニックランチ

ヤワタホームのガーデンビオンでユウコちゃんのヨガをした後、風楽のお弁当を皆さんといただくというイベントの2回目。今回は13名の参加者がありとてもにぎやかなクラスとなった。特に今回のヨガは目、耳、鼻、口の感覚を意識して行うというもの。寒い冬だが、その冬の寒さもとらえ方次第。ゆっくり五感を意識しながら呼吸することによって、この季節との上手な向き合い方がわかってくるのかもしれない。
私の場合、今年の冬は寒さが本格的になる前から寒さ対策としてビニールを貼ったり、厨房の床に板を敷いたり、隙間テープを貼ったりと、できることは準備しておいた。ただ古民家の場合、どうがんばっても上から下から横からと入ってくる隙間風を完全に塞ぐことは不可能なので、寒さ対策にも限界があるのだが。
また襟首、足首、手首と冷えの急所をいつも温かく保つように心がけている。そしてハナから寒いものだと覚悟して迎えたせいか、去年に比べたら少しは凌ぎやすくなった。でも寒くて縮こまっていてヨガは思うようにやれていないので、今日は久しぶりのヨガタイム。固まっていた体をほぐせてよかった。
それにしても今日はとてもぽかぽか陽気。ヨガのレッスン室として使わせていただいているお部屋は床暖房もあって、裸足がとても心地よかった。無垢の床板のあたりが柔らかくなんとも気持ちいいのだ。窓からの陽射しも射し込んできて、アサナの途中で暑くなって窓を開けたほど。
終わった後、車座になって座り、皆さんとお弁当を食べながら、自己紹介をし合いながら、ヨガや体のことをお話した。宗吾霊堂のお店にいらしていた方も参加されていたり、知り合いがいたり、ヨガ好きな方が集まると何かしらのつながりがあるようだ。
のんびりとした楽しいイベントだったので毎月一回のペースでやっていこうとユウコちゃんとも話している。来月は2月21日(月)11時から。よかったら一緒にヨガ&ランチしませんか?参加費も2500円ととってもお手軽価格です。
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January 17, 2011

ふらんす屋さん

今日は貸し切りでランチのご予約が入っていた。八街にある洋食ダイニングのお店「ふらんす屋」さんがご家族とスタッフの方たちでご来店下さった。
私も以前、行ったことがあるが地元でとても評判のいい洋食レストランで、私は海老フライをいただいたのを覚えている。引っ越してきたばかりの頃、こんな田舎に手作りでやっている個人の洋食レストランがあるなんてスゴイなあと驚いた。でも向こうはベテランの飲食店。お迎えするのはちょっと緊張した。
シェフやシェフの奥様とお話するのは初めてだったが、とても気さくな方たちでお話も弾んで楽しかった。随分前からあるなあとは思っていたのだが、かれこれ30年もやっていらっしゃるそうだ。入れ替わりの激しい飲食業界で、一つの場所で30年も個人のお店を経営されているなんて、もうそれだけで尊敬してしまう。私は来年でやっと10年。10年続けられたら、自分を褒めてあげようと思っているけれど、まだまだ飲食店としては序の口だ。
今日はおばあちゃんからお嬢さん、スタッフの方たちまで皆さん、和気あいあいとしてとても楽しそうなお食事会だった。実はふらんす屋さんは3年ほど前に山武町の山林を購入し、今、整地しながら、数年後にお店を移転させる計画を立てていらっしゃるそうだ。野菜を作りながらご夫婦で森に囲まれた小さなお店をおやりになるという夢があるそうだ。
木の伐採や整地など自分たちでやっているので、遅々として計画は進まないけれど、とても楽しそうに夢を語っていらしたので、私もこの古民家の修復のことなど、いろいろお話させていただいた。全く飲食店として分野が違うけれど、できあいのものを使わず手作りにこだわり、一つ一つ美味しいものをお出ししたいと思う姿勢は同じなので、そういう店であればあるほど、供する側の大変さがよくわかる。
でもあんなに仲良く楽しい雰囲気でご家族やスタッフの方たちと過ごしていらっしゃるのだから、きっと皆さんで大きな夢を叶えていけることだろう。久しぶりにふらんす屋さんのエビフライが食べたくなった。今度、ランチに行ってこようっと。
「ふらんす屋さん、今日は皆さんでご来店いただきありがとうございました。数年後の夢の実現に向けてまだまだ大変なことはあるかと思いますが、困難を乗り越えて夢を実現できた時の喜びは格別です。どうぞ楽しみつつがんばってくださいね!またお会いしましょう!」
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January 16, 2011

雪の中のデリバリー

私の部屋の窓には防寒対策を兼ねて布を下げていて、部屋からは庭の様子が見えなくなっている。だから全体的に昼間でも暗く部屋から出ないとその日の天気はわからない。
朝、起きた時、いつもより室内が明るい感じがしたので窓に行ってみると、何とあたりは真っ白!初雪だ。見ている分にはとてもキレイなのだが、今日は寺田本家の酒蔵見学にいらした方たちにお食事をお届けすることになっている。坂が多く道の悪いこの場所は雪が降ると身動きできなくなってしまう。それにスタッフもここまで来るのがとても大変だ。
でも7時過ぎたら雪は降っているもののお日様が顔を出し、日が照り始めた。雪はもうじきやみそうなので、とりあえずお届けするお食事の用意をしようと7時半過ぎから厨房に入った。そのうちトモちゃんとユウコさんが無事に到着。
出来上がったお料理を車に乗せ、いざ出発したが、雪道を全く運転したことのない私はもうハラハラ。近道は坂が多いので土屋まで戻って遠回りになるが県道で行くつもりだった。途中の道は日陰が多いので雪がそのまま残っていて、何とも一人では心細くて仕方ない。思いきって引き返し車に強いトモちゃんに同行してもらうことにした。ユウコさん一人に留守番をお願いし申し訳ないけれど、途中で何かあった時も二人だったらどちらかが後ろから押すこともできるし、何かと心強い。
トモちゃんには助手席に乗ってもらったので、気持ちが少し安心し、近道で行くことにした。いつもは一人で運転しているのに、こういう時は急に心細くなるので、一緒に誰かがいてくれるだけでとてもほっとする。無事にたどり着けるかと心配しながら走ったのだが、うちの周辺を抜けたらもう雪はほとんど残っておらず拍子抜け?したくらいだ。
ちょっと時間に遅れてしまったけれど無事に寺田本家に到着。使い捨ての容器でお届けしようかと思ったのだが、それほど遠い場所でもないので、後から器を取りに行けばいいと思い、大皿やカゴにお料理やキッシュを並べて、お出しすることにした。とてもいい雰囲気の土蔵なので、こういう場所にはプラスティック容器よりも陶器の大皿の方がしっくりする。
けっこう緊張して運転していたので、帰りの運転はトモちゃん、その後、器の引き取りにもトモちゃんが行ってくれたので助かった。
こんな雪が降った日だというのに、店にも少しだけど、お食事のお客様が来てくださって嬉しかった。昼過ぎに雪かきをしたのだが、日の当たっている所は朝の雪がウソのようにすっきり溶けていた。でも日陰は既に凍り始めていた。そして晴れるに従って冷たい北風が強く吹き始め、とても冷え込んできた。
それにしても朝の雪の中、ここまで車で仕事に来てくれたユウコさんとトモちゃんには本当に感謝だ。雪というアクシデントがあっても無事に一日の仕事を終えることができてほっとした。
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January 15, 2011

リンゴケーキ

美味しいリンゴをいただいたので、リンゴをたっぷり入れたケーキを焼いた。毎回、リンゴの量や作り方に応じて、天版に生地を流し入れたり、丸型に入れたりといろいろな方法で作るのだが、今回はパウンド型に入れて焼くタイプのものでアーモンドやくるみなどのナッツを入れて味に変化をつけている。リンゴが出回る季節になるとよく作るケーキの定番。デザートにお出しした。
今朝も、起きた時、外は真っ白に霜が降りていてとても寒かった。よく見ると白い小さな塊があちこちに落ちていた。ほんの短い時間だったが、あられのようなものが降っていたようだ。最近、厨房の中が冷蔵庫の中と大して変わらないのではないかと思えるくらい、厨房は冷え冷えだ。去年はこんな寒くてストーブのない厨房の中、コンクリートの床の上に立ってよく仕事ができたなあと思う。まだ住んで間もなかったので修復をしていた頃の名残りもあって、何が何だかわからず勢いだけで?「耐えて」いたのかもしれない。
明日、ランチのデリバリーがあるので、一日中、その準備をしながら過ごした。かなりの量になるので、今日のうちから下ごしらえをしておかなくはとメニューを昨日から決めておいた。
お昼にミレーの早川さんが来て、食事をしながら新規農家さんと一緒に今年度の作付け計画を立てていた。私も仕事の後で合流し、7時頃まで一緒に話す。春頃に、ミレーの実店舗をベイタウンにオープンするので、今、早川さんの頭の中はどうやったら、有機野菜がたくさん売れて、農家さんにも地域の皆さんにも喜んでいただけるお店にできるのかということでいっぱいだ。
優れた経営感覚を持っている人なので、時代の情勢を先読みしながら、これからの有機野菜の売り方の新しいモデルを作っていくことになるのだろう。きっといい店になると思う。
早川さんとは長いお付き合いになるので、私も何かお手伝いできることがあればと思っている。野菜の美味しい食べ方などをレシピで紹介したり試食品を作ったりしようかな。本当に美味しくって安心して食べられる新鮮な野菜が買える楽しいお店。そして農家さんとも直接、お話したり畑を見学に行ったり・・・。そんなことのできるお店が増えていったら素敵だろうな。
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January 14, 2011

初凍結!

今朝は体感的にはそれほど冷えた感じがしなかったのだが、今年初めて、厨房の水道管が凍ってしばらく水が出なかった。朝、起きたらいつも窓を開けて南側の庭と裏側の霜のおり方を見るのが日課?なのだが、今日はそれほど真っ白になっていなかったというのに。
先週の金曜日の方が北風が強くて寒いなあ~と感じたのだが、水道は凍っていなかった。どちらにしても、いよいよこれから寒さが本格的となり、水の出ない日も多くなっていくのだろう。早朝から仕込みをしなければならない時は前の夜から水道の水を流しっぱなしにしておかなければ。
今日もお客様は少なかったが、キッシュを焼いたりスープを作ったり甘酢漬けを作ったり小豆を煮たりと仕込みがいっぱいあったので忙しかった。金曜日はエデラちゃんと二人で何かと手を動かしながら作業をしている時間が長くなってきた。
ジュンコさんの採って来てくれた金柑を甘露煮にした。皮につまようじで穴をあけたのだが、ふっくらとシワにならないように煮るのは難しい。なんだか梅干しみたいになっちゃったけど、食べたら懐かしい味がした。昔祖母がよく煮ていたことを思い出す。
甘いけど苦い金柑。あまりたくさんは食べられないのだが、煮ている時は柑橘系のとってもいい匂い。金柑にほろ苦さがあるなんてことを忘れてしまうほど、さわやかないい匂いが厨房の中に充満していた。
金柑にはビタミンCやE、フラボノイドがたっぷり含まれていて、漢方の生薬にもなっている。特に皮に薬効があるので苦くても皮ごと食べられるように、昔の人は甘露煮にして保存したのだろう。風邪による喉の痛みを緩和する働きがある。喉のイガイガも金柑を食べると心持ちスッキリした感じになる。
私はずっと虫刺され薬のキンカンが金柑を原料にしているものだとばかり思っていたのだが、どうやらそれは違うらしい?。
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January 13, 2011

三浦大根の煮物

午前中は確定申告のデータ入力をしたり、チラシを作ったり、昼からは畑に行ったり買い物に行ったり、夜はオーガニックマーケットの打ち合わせに行ったりと一日忙しかった。おかげさま農場の高柳さんから三浦大根を下さるという連絡をいただいた。ただし、自分で勝手に畑に行って勝手に抜いてくるようにと。
畑には誰もいないというので、畑の場所をお聞きして、長靴をはき軍手をしてコンテナを積んで、とりあえず買い物の前に出かけることにした。三浦大根は太くて重くて大きな大根だ。大きなものは5キロ近くになるという。あまりに大きすぎて核家族化した現代人たちには食べ切れないと敬遠されているようで、最近では作る人もすっかり減ってしまった。でも三浦大根は大根の王様だ。トロトロっとしていて柔らかくて甘くて煮物にするなら最高の大根なのだ。
高柳さんは毎年作ってくださっている。12月にピークを迎え、年が明けるとなくなってしまうのだが、今年は温かいせいかまだ畑に残っている。私も大好きなので、さっそく葉を持って引き抜こうとしたのだが、しっかり根付いていてびくともしない。挙句の果てには葉だけ切れてしまったものもある。このままだと大根の姿が見えずに土に埋もれたまま抜いてもらえない大根になってしまう。
そこで大根の周囲を手で深く掘って、それから大根の頭を持ってぐりぐりと土の中で回し、軽く回るようになったら首を垂直に持ち上げる。やりながら大根はいきなり葉を引っ張らず、まず大根を回してグラグラになってから引き抜くということがわかった。それにしてもかなりの重労働。三浦大根を作る人がいなくなるのもわかる気がする。腰に力を入れないと抜けない。年をとったらできない仕事だ。高柳さん大丈夫かな?
広い畑にたった一人で三浦大根と格闘し、コンテナ2箱分の三浦大根を車に積んだのだが、そのコンテナの重いこと重いこと!
一度家に戻り大根を下ろし、着替えてから今度は灯油タンクを5缶積んで買い物に。帰ってきてから灯油タンクを下ろして裏に運ぶだけでも大仕事。ああ今日は腰を使う作業ばかりだなあ。
打ち合わせに出かける前に三浦大根を太めの輪切りにして圧力鍋の中に入れ、昆布と一緒にさっと煮た。火が通った所でホタテを加えて煮込み、青ネギを散らした。ああトロ~りとしていて美味しい~!苦労して持って帰ってきただけのことはある。やっぱり三浦大根は最高!
ヤワタホームのオーガニックマーケット。春の開催は4月2日に決定しました。よいマーケットになるようお声かけをしていきますので、またどうぞ皆さん遊びにいらしてくださいね。
それと2月13日(日)ライブが決まりました。「琉球の風」と言うタイトルでナビイちゃんとヨシミツにぃにのデュオ「寿」のコンサートです。沖縄の思いを歌に乗せ、いつも聴く人たちの魂を揺さぶり、心を元気にしてくれる寿の熱いライブです。5時開場・6時開演で参加費は2500円。1000円でオーガニックお弁当、ご用意しますのでご希望の方合わせてご予約ください。
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January 12, 2011

犬吠崎へ

昨日、今日とお休みだったので、昨日の午前中は確定申告用のデータ入力をし、午後からは松尾の友達の家に玄米を取りに行き、その足で126号に出て、銚子に行くことにした。昨年の秋、新しくできた犬吠崎にあるスパ&リゾート「太陽の里」に行くためだ。九十九里(長生郡)の「太陽の里」には何回か行ったことがある。露天風呂が広くてとても開放的な温泉だ。
私は日帰り入浴施設として出来上がったものよりも古くてボロボロでもいいから趣のあるひなびた温泉の方が好きだ。でも千葉は山がなく温泉の湯質はあまりよくないせいか、そういう温泉はとても少ない。でも1時間ちょっとで行けるし、時間を気にせず居られるし中は温かいので読みかけの本を2冊持って行くことにした。それにこの寒さと水仕事のせいで手がかなり荒れてガッサガサになってしまったので、温泉につかりたかった。
なんだかんだと出るのが遅くなり、結局、夕方からの入浴になってしまったので、湯船を出た頃はすっかり真っ暗に。このまま暗い道を運転して寒~い家に戻るのはイヤだったので、そのまま仮眠室へ。リクライニングチェアで横になって、本を読みながらウトウトし結局、朝までいてしまった。
温かくてとても快適!この季節に裸足でいられるなんて家では考えられない。家の場合、お風呂でかなり温まっても、上がった後、体を吹いて服を着る頃にはもう体が冷えている。しかも何もせず、すぐに布団に直行しないともう寝られなくなる。風呂上がりのいっぷく・・・なんて絶対にできないほど寒いのだ。
しかも今朝はこの冬一番の冷え込みだったらしい。温かい朝を迎えられてよかった~。6時に起きて誰もいない露天風呂に入ったのだが、残念ながら雲が厚く朝陽は見られなかった。昨日から温泉からあがるたびに柚子種のホワイトリカー漬をびっしり塗り、そのまま手を濡らさなかったので、今朝は昨日よりもずっと手の平がしっとりとしている。
できたばかりなので、いろいろ宣伝をしているけれど、こちらの「太陽の里」は宿泊棟と日帰り温泉を完全に分けていて、日帰り温泉の方の設備は今一つという感じがした。露天風呂も九十九里の「太陽の里」の方が広くて種類も多い。宿泊棟の方は食事も設備もよさそうだが、宿泊料が25000円ととても高い。ああ絶対に行けないわ・・・。
帰りは八日市場から多古方面に抜けたので、途中にある飯高壇林に立ち寄り、境内を散歩した。杉木立の中、午前中の光がとてもすがすがしかった。
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January 10, 2011

ピンチヒッター

連休の最後の一日。冷え込みが強くなるという天気予報だったので覚悟していたのだが、今朝は意外と温かった。でも昼になるにつれ北風が強く吹き始め、肌寒くなっていった。今日はスタッフたちの都合が合わず、誰もシフトに入れる人がいなかった。どうしようもなくてヨウコさんに助っ人をお願いした。
でもヨウコさんがお手伝いに来てくれるのは久しぶり。しかも今日は祝日だ。日曜日や祝日は慣れているスタッフと一緒でも混んで来たらとても大変だ。ましてフロアに慣れていないヨウコさん一人にお願いするなんて、とても無謀な話。だけどもうやるっきゃ(やっていただくしか)ない。
朝から「今日は営業していますか?」というお電話が次々にかかってきたので、すでに混みそうな予感がしていた。予想通り12時過ぎてから次々にオーダーが集中し、もう大忙し!厨房は私一人なので、揚げものを油の中に入れている間に、出汁を温めお味噌をとき、お皿にそのほかのおかずを盛り付け、出来上がると同時にお膳ごとキッチンへ。そこから先はヨウコさんにお任せだ。合間に食器を大急ぎで洗い、コーヒーを入れ・・・もういつもの5倍くらいの勢いでフル稼働で動きまわったのだが、ピーク時には洗い物がたまってしまった。
その時、ふと気が付いたら、親しくさせていただいているお客様がキッチンの流しに立ち、お食事の後にさっさとお皿を洗ってくださっていたのだ。本当にここへいらっしゃる方は皆さん優しくて、見るに見兼ねるのか?さりげなくお手伝いをして下さるのだ。
ちょうどオーダーが殺到して私は厨房から出られなかったのだが、使う器も洗わないと足りなくなってきた時だったので大助かり。何ともありがたいやら申し訳ないやら・・・。でもやっていただいたにも拘わらず、忙しすぎて手が離せず、お帰りになる時、ご挨拶もできなかった。Mさんありがとうございます!
どんなに頑張っても今日は手が足りないので、2度目の玄米は炊かなかった。そのため1時過ぎには玄米がなくなってしまったので、それ以降にいらしたお客様に定食はご用意できなくなった。申し訳ないなあと思いつつ、でもなぜかその後、オーダーもちょうどよく?ストップしてしまったのだ。
何とか一日無事に終わってほっとしたけれど、お客様にも充分な対応ができず、こういう体制はよくないなあと反省した。
片付けが終わってからお汁粉を食べながら、「今日はいつも使わない脳を使えてよかったわ~」なんて笑って言ってくれたヨウコさん。こんな大変なことを一人に任せてしまったにも拘わらず、そんなふうに言ってもらえるとほっとする。いつも困った時にいろいろ助けてくれるありがたい存在の人だ。
年末はずっと店がヒマだった分、昨日に引き続き、今日も久しぶりに大忙しで、いっきにお正月呆け?の目が覚めた。
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January 08, 2011

イベント出店

何とも疲れた一日だった。佐倉市の染井野で行われたイベントに出店したのだが、全く人が集まらず終日閑散としていたのだ。ある住宅メーカーの現地見学会に合わせて、いくつかの出店者が集まって市場的な催しにする予定だったらしい。
知り合いから声をかけていただいたので、はりきってカレーを仕込んで出かけていった。ただ場所が奥まっていて一般の方が通る道ではないため、イベント自体が人目につきにくかった。また周辺にイベント開催の案内看板などが掲げられないとのことで、人の誘導ができていなかったようだ。
主催の住宅メーカーは折り込み広告を何回かに分けて30万部配布されたらしいが、その効果が実際にはあらわれていなかったようだ。会場はこれから家が建つ何もない場所なので、仮説トイレや水を設置したり、寒くないようにと野外用のストーブを用意したり、電気も使えるようにしたり、駐車場や会場の車の誘導など主催者側でもかなり細かい部分に気を使って下さっていた。でも外でのイベントは人が集まらないことには盛り上がらないし楽しくならない。
お買い物をしていただく合間に、お客様と直接お話することが、こうした野外イベントの醍醐味だと思う。それがなければ、数日前から準備をし、当日の朝も早くから起きて仕込みをし、たくさんの荷物を車に積み込んでわざわざ出かけて行く意味がなくなってしまう。
残ったカレーは店で使うにしてもとても使いきれるような量ではないので、帰りはいろいろな友達の所を回って、カレーと玄米ご飯を食べていただくことにした。そんなことをしながら帰ってきたので、家に着いたのは7時半を過ぎてしまった。真っ暗な中、車から荷物を室内に運び入れ、8時頃、ようやく一休み。
残念な結果になってしまったが、何をやるにしても主催者だけにお任せするのではなく、参加する側や地域の人たちも一緒にイベントを創り上げていくような気持ちにならないと、結局、そのイベントは成功しないのだなということを今回は痛感した。実際、今日は私もただ参加するだけの立場だったので、これも仕方ない結果なのだなと思う。
イベント出店は通常の店の営業とは違って、場所を移動するので時間も労力もかなりかかる。遊びではなく仕事なので、当たり前のことだが充実した1日を過ごしたい。参加する以上、自分が責任を持って関われるものでない限り、これからは出店も考えなければいけないなと思った。
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January 07, 2011

人参ケーキ

今日はよく晴れていいお天気だったけれど、とにかく寒かった。北風がピューピュー。窓から見ている景色は一見ぽかぽかと温かそうなのだが、家の中は隙間風が入ってきてもうさむぅ~と何度震えたことだろう。昨日、寒の入りしたばかりだというのに、いきなりこんなに寒くなるなんて。大寒が思いやられる。さすがにお客様も少なかったので、営業時間中にエデラちゃんに留守番をお願いして、おかげさま農場の直売所に野菜を買いに行った。
明日は佐倉市で行われる「ロハス市場」に出店するので、そこに持っていくカレーを朝から大きな寸胴で煮込んだ。久しぶりに寸胴を使ったのだが、さすが大きいだけのことはあって、野菜を入れても入れても中々一杯にならず、しかも煮え立つのに時間がかかる。その中に入れる人参が足りなくなって急きょ買ってくることにしたのだ。
帰るなり人参をゴシゴシと洗って泥を落とし、エデラちゃんにすりおろしてもらって今度は人参ケーキ作り。これも明日持って行く予定。夕方までかかって24本焼いた。今回はシナモンの他にココナッツファインも加えたので、より風味豊かな人参ケーキが焼きあがった。
それにしても明日は今日以上に冷え込むらしい。外で販売するのは寒くてつらそうだ。
ロハス市場の会場は佐倉市吉見の染井野ヒルズにて。七井戸公園近くです。お近くの方どうぞおいでください。
11時から15時。
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January 06, 2011

初仕事 厨房の板敷き

今日は小さなお子さん連れのお母さんたちのお食事会のご予約が入っていた。直前になってご都合の悪い方も出たようで、人数が思っていたよりも減ってしまったので、奥座敷一部屋にお母さんとお子さんのお食事をご用意した。とにかく元気のいいチビッ子たちで家の中を飛んだり走り回ったり・・・。お庭に出たり入ったりも多く少しもじっとしていなかったけれど、その間ずっとトラとミーは人気者だった。ある程度の人数でお子さん連れでいらっしゃる場合、他のお客様がいない平日がおススメだ。終日にぎやかな一日だった。
昨年の暮れ、寒い中、厨房で立ち仕事をしていたら夜になってから腰がずしんと重たくなってきた。かなり寒い日だったので、腰が冷えてしまったのだろう。何と言っても冷えは大敵だ。今年はとにかく体を冷やさないように防御できることはしようと思っているので、今日は厨房の床に板を敷き詰めることにした。と言ってもわざわざ板を買うのはかなり大変なので、足場板用にとっておいた板を縁の下から引っ張り出して洗って厨房に運び込んだ。そして修復の時に買って余っていた半端な板と組み合わせて厨房のコンクリートの上に並べていったのだ。
ところがサイズが合わなくてまるでパズルのよう。あっちこっちに重くて長い足場板を動かすのはかなりの重労働。敷きつめるのにとても時間がかかってしまった。完全に敷きつめられたわけではないけれど、とりあえず立っている場所の足元はこれで少しガードできそうだ。コンクリそのままよりも板がある分、足元の冷えが少し和らぐだろう。そしてコンセントのいらないストーブをいただいたので、それを厨房用に使うことにした。これでかなり楽になりそう。
それにしてもあり合わせの板なので、反ったりガタが来ていたりで、踏む度に動いて音がする。寒くなくなったはいいが、つまづいてケガをしたら元も子もない。明日は板の間に緩衝材を入れてもう少し使いやすい状態にしよう。
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January 05, 2011

確定申告の準備

また一年で一番しんどい季節がやってきた。年が明けると、一昨年分の会計の総決算である確定申告の準備に追われることになる。自営業の人であれば、誰でも皆同じだとは思うけれど、この確定申告前は何かと慌ただしい。私の場合、一年分の経費や売り上げなどの数字をパソコンに入力していかなければならない。
イヤだなあと思っていても、やらないわけにはいかないので、仕方なく?重い腰を上げる。早めに準備しておけば混まないうちに申告できるし、さっさと終わらせてスッキリした方がいい。とは言うものの、もともと数字は苦手だし好きではない仕事なので、どうも気分が乗らない。仕方なく始める前に外でランチでも食べてこようと出かけてきた。
夕方帰ってきてから領収書を貼り付けてあるファイルを引っ張り出した。古いパソコンを配線し立ち上げ、昨年の1月の会計から入力を始めることにした。なぜ古いパソコンをわざわざ立ち上げたかというと、今までのデータが入っている会計ソフトは古くて、今使っているVISTAのパソコンにインストールできないからだ。パソコン自体はもう使っていないものなのだが、データだけがそのまま残っているのだ。
新しい会計ソフトを買おうと思いつつまだ買っていなかった。それで結局、古いパソコンを起動させて、その中に入っている会計ソフトに継続してデータを入力することにした。だから今机の上には2台のパソコンが並んでいて、もう狭っ苦しいったらない。
確定申告を終わらせるまで、当分、この使いにくい状態の机の上だが、とにかく少しずつ入力して、早く終わらせてしまおうと思う。私にとっては受難の季節?だ。
写真は入力の前に食べに行ったランチ。
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January 04, 2011

木にのぼるにゃんこ

いつのまにか大きくなってきたトラとミー。家の中に入れることはできないので、日中はお庭で自由に遊んだり、縁側で昼寝をしたりしているが、夜になると玄関の前にあるねこ小屋に入って眠っている。洗濯物を干す時や出かける時、畑仕事をしている時など、いつも駆け寄ってくる。そのしぐさが何とも可愛らしいので、いつのまにかすっかり私もトラとミーが大好きになってしまった。本当に人懐こくておっとりとしているにゃんこたちだ。
昨日は家の敷地の中で一番背の高い柿の木の上に登っていた。古民家の屋根よりも背が高い柿の木にすいすいと登って二人で遊んでいた。
あまりに高い木なので登ったはいいか降りてこられないのではないか、万が一落ちたら大ケガをしそうだなと、ハラハラしながら見ていたのだが、枝と枝をうまい具合に飛びわたり、とても楽しそうだった。降りる時はちょっと用心しながら足場を考えていたようだが、サササササ~っといっきに駆け下りてきた。もうとても私の手には届かないほど高い高い枝に自分で登っていくことができるんだなあと思った。
それでも子猫ならではの愛らしさは充分に残っていて、私が縁側に座っているとすぐ膝に乗って甘えてくる。そうやってすり寄ってくるともうたまらなくなって、私もしばらく遊んでしまう。今日はずっと家にいたので、膝にトラとミーを乗せて一緒に日向ぼっこしながら縁側で本を読んでいた。かなり幸せな時間だった。

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January 03, 2011

初詣

昨日から友達が泊まりに来てたので、いつもなら朝ご飯を食べない私だが、朝、起きてお雑煮とお節を一緒に食べ、庭でゆっくりとコーヒーを飲みながらトラとミーと遊んだ。朝から陽射しがぽかぽかと温かかった。とても静かで穏やかなお正月の朝だ。
車で鹿島神宮へ初詣に行った。かなり混んでいるかと思ったが、それほどの大渋滞というわけではなく、すんなりと駐車場に入れた。でもいつも停める300円の駐車場はなく、一日1000円になっていたのは驚いたが。
鹿島神宮は境内の杉木立の所までテキヤの屋台が並んでいたので、いつもの雰囲気とはちょっと違っていたけれど、大勢の参拝客や参道に並ぶ出店が新春の賑わいを見せており、お正月気分たっぷり。
帰りに参道に設置された簡易テントの屋台で甘酒を飲みながら鮎の塩焼きを食べた。帰りは友達が行ったことがないというので、芝山に出て仁王尊にもお参りに行った。境内の外れではもう白梅が咲いていた。骨董市もやっていたので、お参りの後、見て歩いた。
日が落ちるとさすがに気温は下がったが、風がなかったので助かった。3が日も今日で終わり。今年はどこかのんびりとしていて穏やかで楽しいお正月だった。お節は作る時は必死なので、ついついたくさん作ってしまうのだが、3が日過ぎるともう飽きてくる。
炊きたての玄米ご飯と重ね煮のお味噌汁はお店のある間中、ずっと食べているというのに、不思議と全く飽きることがない。今でもその味が懐かしくなり、早くも食べたいなあと思っているくらいだ。
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January 02, 2011

お節の祝い膳

昨日から子どもたちが泊まりに来ていて、今夜は元夫のおばあちゃんの家に出かけていった。全員揃うのは本当に何年かぶりのこと。それぞれが社会人となって、それぞれ違う場所に住みながら暮らしている。まだ頼りない部分もあるけれど、それなりに成長している部分もあって、頼もしく思うことも多かった。
でも顔を見合わせれば言いたい放題でにぎやかというか?煩いというか・・・?。やはりいくつになっても私にとっては子どものままなのだ。そんな兄弟をまとめてくれるのはいつも長女だ。女の子一人だけということもあるが、いつもみんなと連絡を取り、待ち合わせ場所や時間、車の手配、はたまたおばあちゃんの家に持っていく手土産やいとこたちへのお年玉に至るまで、あれやこれやと準備して、他の兄弟に伝える役目を担っている。
息子たちは皆マイペースで、それぞれ自分の都合を言っているだけなので、彼らだけに任せておいてはまとまる話もまとまらない?。そんな中で全員の予定を聞いて時間を調整してくれるのは娘だ。年の近い弟たちが多かったので、思えば娘は3歳の頃から私に頼まれて近くのスーパーに買い物に行ってくれたりした。
私が台所で食事の準備をしていると、何も言わなくても手を洗って、器に料理を盛りつけたり、コップやお皿を出して運んだりしてくれる。娘と私は女同士ゆえ、ツーカーでコトが決まるし、お互いのやってほしいことがすぐにわかる。そこへ男性陣が加わると何をやるにしても難航?するのだ。
全員揃うのは多分、一年に一度、お正月くらいだろう。それもたった一晩だけだが、みんなが揃って楽しい時間を過ごすことができた。仕事をしていればたまにしかないお休みは何よりも貴重だ。友達ともたくさん遊びたい年頃だろう。その中、こんな遠くまでわざわざ来てくれてとても嬉しかった。一年間、がんばって仕事をし、来年、また集まって、それぞれの成長した元気な姿を見られたら嬉しいな。
食事の間、一緒にお節をつまみながらも、私はお雑煮のお代りのお餅焼きに追われた。でもいざ食事が終わってしまうと、テレビがないのでトランプをしたり夜中まで家族麻雀をやったり・・・すっかり私の方が子どもになって、遊んで?もらった。麻雀のチョンボさえ許してもらってまるで「おミソ」?だ。
写真はお重に入れたお節をお膳の上に一口づつ並べて写したもの。
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January 01, 2011

あけましておめでとうございます

穏やかないいお天気で迎えた新しい年。風は少し冷たくても新春にふさわしい静かな朝だ。朝一番で神棚に飾る榊を庭から手折ってきて、新しい塩とお米と水をお供えして手を合わせた。一年間、この場所で無事に過ごせますように。そして皆さまのお役に立つ仕事をやらせていただけますように。
特に何かをするというわけではないけれど、やはり元旦の朝は気持ちよく過ごしたい。新しい年の始まりはいつも希望と光に満ちている。
さて今年はどんな一年になるのだろう。一年の終わりの時間に「ああいい年だった」と心から思えるような時間を過ごしたい。
写真はバリで撮ったもの。泥の中に咲く蓮の花を見るたびに、その清楚な姿に感動する。花の写真を写すのは楽しいけれど、蓮の花にカメラを向ける時はいつも背筋が自然にすっと伸びる。そして心まで洗われていくような気がする。そんな蓮の花を一年の始まりに添えて。
皆さまにとってこの一年がどうぞ幸せなものになりますように。楽しいお正月をお過ごしください。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
*なお数年より年賀状を書く習慣をやめてしまったので、年賀状の欠礼をお許しください。
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