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March 19, 2011

キンセンカ

キンセンカの花が元気に咲いている。この前南房総に行った時、お花畑から摘んできた。それより前にジュンコさんが摘んで来てくれたキンセンカもまだ咲いている。かれこれ一カ月になろうとしている。ちょっと花が下を向いてきたら、水の中で茎を切り、しばらくそのままにしておいてあげると、むくむくと頭を持ち上げ、オレンジ色の明るい笑顔をまた向けてくれるようになる。太くてしっかりとしたキンセンカの茎は生命力の強さを物語っている。決して好きな花ではないのだが、この花の逞しさと明るさに塞ぎがちな心がどれだけ慰められたことだろう。キンセンカの花言葉は「悲嘆」「別れの悲しみ」「慈愛」。
地震の後、いろいろなものがすっかり変わってしまった。人々は行き場のない哀しみを抱え、不安と動揺の中にいる。私もわけのわからない灰色のベールに包まれてしまったような気がする。
もう限界だと地球が悲鳴をあげてしまった。そしてこの天地異変を通して、もがきながら地球は生まれ変わろうとしているのだと思う。
こんな話を聞いた。
大地は人間を通してエネルギーを解放している。だから人間が内なる欠乏感から色々なものを溜め込み、パイプが詰まってしまうと大地のエネルギーは解放されなくなる。解放されずに溜まったエネルギーが臨界点を超えると、それが地震となって現れるのだと。
実際に起きている現実というものは、内なるエネルギーの反映だ。だから宇宙の生命活動に反する私たちのマイナスの想念と行動が今回の出来事を引き寄せてしまったと言っても過言ではないだろう。
その時、私たちはどうしたらいいのか。人間の命と大地とのバランスの取れたエネルギー循環をもう一度思い出してみること。一人一人の思いが地球を再生させる力になるということを信じること。そして不安や悲しみに焦点を合わせるのではなく、愛と光に焦点をあてながら祈るしかないと思う。
祈ることと希望を持ち続けることでしか、今の現実を変えていくことはできない。折しも今夜は満月の夜。暗闇の中、誰の元へも月は等しく光を降り注ぐ。月の光から慈悲に満ちたエネルギーをいただきながら、自分の命というフィルターを通して、今度はそれを愛と勇気へと変換させていきたい。
今、そんな静かな時間を持つことが何よりも大切なことだと思う。
Dsc09214


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