家族と過ごす
日曜日の夜、仕事が終わってから娘が泊まりに来た。地震の後、営業時間を短縮しているらしいが、それでも家に来たのは9時を過ぎていた。車のディラーで働いているのだが、工場での生産が止まってしまい、2月中に売れた車も納車の目途が全く立っていないそうだ。日本の産業の根幹をなしている自動車業界のラインがどこもストップしているので、日本経済に与える影響はとても大きいだろう。全く仕事にならないと嘆いていた。
今日は娘と一緒にランチを食べに行き、その後、リサイクルショップ巡り。本当はドライブがてら益子と笠間に陶器を見に行こうと約束していたのだが、ここ数日、茨城周辺での地震が増えてきたので、遠出する気にならないねと予定を変更。
買い物の後、千葉まで送ってもらって私は夕方から父の介護施設へ行く。父相手に地震の話をしても、本人は地震があったことなどつゆ知らず。かえって何の不安も心配もなくていいのかもしれないが。夜は都内に住んでいる息子たちと新宿で待ち合わせして、居酒屋をハシゴ。
都内の真ん中でさえ、居酒屋はどこもお客さんが少ないので、ちょっと歩くと引き合いばかり。息子たちは娘と違って都内に住んでいるので、そんなにしょっちゅうは会えないが、地震の後も、元気でいる姿をこの目で確認できて一安心。夜は渋谷の実家に泊まるつもりだったので、終電の時間を気にせずゆっくり話ができてよかった。12時ちょっと前に家に着いたのだが、弟は起きて待っていてくれた。荷物だらけの実家なので、あちこちいろいろなモノが散乱して片付けが大変だったと話していた。
この2日間で、ようやく親兄弟子供たち全員に会えた。やっぱり電話やメールではなく直接、会って話せることが何より嬉しい。少しずつ日常生活に戻りつつあるけれど、地震の後、やはり仕事はどこも大変で、今後のことは不透明だ。でも離れていても再会できる家族がいて、それぞれの場所でがんばっているということが私の中でも大きな励みになっているのだなあと思った。
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