山菜採りへ
山菜が好きなので、この時期はなんとなく落ち着かなくなる。家の庭に植えてあるジュンコさんからもらった山ウドが芽を出すのを楽しみに待っている。筍を掘りに行くのも好きだ。歩きながら食べ物を収穫するのはとても楽しい。この近くでぜんまいやワラビを摘みに行きたいなあと思っていたら、ある方から地元の山菜摘みの名人?を紹介していただいた。
今日は店がとても忙しかったが、店が終わってから、近くに採りに行こうということになったので、大急ぎで片づけを終えた。リュックの中にタオルやビニール袋やカメラを入れて出発。意外や意外、とても近い場所にある田んぼのあぜ道や雑木林の中を歩いて、さっそくぜんまいやワラビを採ることができた。
いつもシダとワラビを間違えたり、こごみとゼンマイの区別がつかなかったのだが、今回でハッキリとその違いが分かった。ぜんまいはふわふわとした綿毛に包まれているので、一番見わけがつきやすい。こごみは茶色い産毛が茎に生えている。
行ける所まで車で入って、その後は土手沿いを歩きながら、最後にはビニール袋いっぱいにぜんまいとワラビが収穫できた。途中、車で走っていたらクレソンの群生している所を発見し、クレソンまで収穫。
帰りはその方のお宅に寄って、朝掘ってきたという大きな筍と自然薯と裏で作っている椎茸を分けていただいた。なんだかとても豊かな山の幸ばかり。季節の恵みをたっぷり味わえるなんて幸せなことだ。
帰ってきてから、大急ぎで筍をした茹でし、ワラビは重層を加えて煮て水にさらしている。ぜんまいは綿毛を一本一本取り除いてから軽く茹で、その後は外に干しながら手でもんでいくそうだ。
自分で摘んできた山菜を下処理して料理するなんて、初めての経験だ。これからしばらくの間、野山を歩きまわり、いろいろな山菜を見つけて、食べられるうちはどんどん楽しもうと思う。
名人と言われている方はさすがに目が早く?「ほらあそこにある!」とたくさんの草が生えている中でも、あっという間にワラビを見つけてしまう。私も最初は中々見つけられなかったが、後半は目が慣れてきたせいかけっこう見つけられるようになった。今回の収穫したものを美味しくいただいて、またなくなった頃、忘れないうちに一人で採りに行ってこよう。
山菜採り、ちょっとハマりそうだ。
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