台湾式菜食レシピ
満月の一日手前だけれど、月がとってもキレイだ。暗い座敷の中にも月灯りが射し込んでくる。今日の昼間はかなり暑かったけれど、夜は久しぶりにちょっと涼しくなってきた。茶の間に座ってミーを膝に乗せながら月を眺めていたらひんやりとした風がとても気持ちよかった。トラは月が明るい夜は嬉しいのか?一人で庭を走り回っている。
成田市立図書館の貸出冊数は一人10冊まで。もちろん毎回めいっぱい借りてくるのだが、最近はそのうちの半分は料理本だ。元々本が大好きだし、料理本は仕事の参考にもなるので、すぐ買ってしまうのだが、とにかく蔵書が多いので、これからはなるべく買わないでおこうと思っている。
それで料理の方を借りてきては美味しそうなページをコピーするのだが、そのファイルだけでもかなりの冊数になってしまった。
台湾は料理が美味しいことで有名だ。私は台湾には行ったことがないけれど、台湾料理の好きな店があって、そこにはよく行っていた。日本人好みでとても食べやすい味だった。意外に思われるかもしれないが、実は台湾はインドに次いで世界第2位のベジタリアン大国。菜食のことを「素食」(スーシー)と呼ぶが「質素な食事」と言う意味とは違うらしい。レストランの入り口に「卍」のマークが付いていれば素食の店という意味で、至る所にあると言う。
「台湾式菜食レシピ」では「医食同源」を基本にした菜食レストラン「健福」の美味しいレシピが紹介されている。大豆たんぱくやグルテン、ソイハム、湯葉などのオリジナル製品を使い、動物性のものは一切使われていない。
しかもにんにくやネギ、ニラ、ラッキョウなど匂いのするものも使わずに作った中華なので、もしかしてかなり淡白な味なんじゃないかなと勝手に思ってしまった。でも写真で見る限りではとっても美味しそう!。昔から台湾には「もどき料理」が多く、味もしっかりと付いているので、お店ではノンベジの人からも喜ばれているそうだ。今度、「健福」のランチを食べに行かなくちゃ・・・。お値段も手頃みたいだ。
取り上げられていたメニューは、酢豚とか餃子とかチンジャオロースーと言った一般的な中華料理。それをいかにベジタリアン向けに美味しく調理できるか。肉や魚を大豆たんぱくに差し替えるなど、素材の使い方が参考になって面白かった。
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