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August 31, 2011

パン教室~コーンブレッド~

今日はパン教室。もう何年もやっているのだが、コーンミールととうもろこしの粒で作るパンは初めて登場。
高田さんがとうもろこしを茹でて芯から粒をバラバラに外してバター炒めしたものを中に入れるレシピを考えてくれた。
朝起きた時は涼しくて気持ちよかったのだが、パン教室が始まると室温があがり、おまけに湿度もどんどんあがってパンを作るコンディションとしては最悪に。古民家の窓はみな開けて風を通しているのだが、急に上がった湿度は除去することもできずパン生地も腰が抜けて?しまったみたい。
でも皆さんがとても丁寧に捏ねて下さったので焼き上がりはものすごくしっとりとした美味しいパンになった。とうもろこしの優しい甘さがふんわりとした生地の中に溶けて優しい味のパンになった。でも気をつけないとふんわりと食べやすいので、ついつい食べ過ぎてしまいそう。
お天気もお日さまが出て一瞬晴れたり、小雨が急に降ったりの繰り返しで安定しなかった。最後まで迷ったのだが、今日はお庭のテーブルでランチを食べるのを諦めた。
お昼の用意をする合間に厨房でアイスクリームやカレーなど店のストックを作り続けた。最近、カレーのオーダーが多く、大量に仕込んでもあっという間になくなってしまうのだ。でも8月もいよいよ今日で終わり。暑かった夏が終わると同時にカレーのご注文も落ち着くことだろう。と言ってもまだまだ残暑が続くらしいのだが。
内閣府の地域社会雇用創造事業である農村六起のプロジェクトの中に「インキュベーションプログラム」という部門がある。これは農村の六次産業分野(地域複合アグリビジネス、ふるさと回帰産業、次世代ツーリズム)でのビジネスプランを募集し、一次二次の書類選考を通過した人を対象に最終選考ではビジネスプランのコンペが行われる。そこで高い評価が得られると「ふるさと起業家」として認定され、起業に向けて最大200万円の起業支援金が提供されるのだ。それだけのお金があったら本当にいろいろなことができる。
その申請書類の締め切りが今日だった。またこの書類がとても膨大で作成するのに時間がかかり、このところ、申請書類作りにかかりっきりだった。それでようやく先ほど申請書が完成した。締め切りの数時間前。ギリギリセーフだ。
もっとも内閣府のやっている事業なので、ふるさと起業家に認定されるのはかなりハードルが高いと思うが、申請書類を記入しながら、自分が何に問題意識を持っているか、そして仕事をしながら地域や回りの人たちに何ができるのだろうということをひたすら自問していったような気がする。
苦しいけれどそう言う意味では自分をよく知るための面白い時間となった。この1週間、とにかく忙しかった。でもこれで一区切り。明日は久しぶりに本が読めそうだ。
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August 30, 2011

東京電力と成田市に申し入れ書を渡しに行く

映画「こつなぎ」の上映を機に成田周辺の有機農家さんや食の仕事に関わる者たちが集まって「成田有機の里」を立ち上げた。当初は上映会のためだけに集まったのだが、3.11の後、原発事故によって引き起こされた様々な問題に向き合い共に声をあげていこうと、このネットワークを生かして活動していくことになった。
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それぞれ置かれている状況や立場は違っても誰もが原発事故の被害者であることには変わりない。この前代未聞の収拾のつかない大事故の後、私たちの生活は大きく変わってしまった。原発は安全だとアピールし、まさかの事態に備えてこなかった東京電力の責任は重い。福島原発事故に関する全ての損害賠償責任は東京電力にある。事故後の安全対策はもちろんのこと、被害者の救済措置や補償問題、今後のエネルギー政策の転換などについて、有機の里のメンバー有志が集まり、自分たちの声を東京電力と市役所に届けることになったのだ。同時に成田周辺の16の農家、出荷団体が事故からこの7月までの5カ月分の損害賠償請求書も持っていった。風評被害により、2~5割出荷が激減した分や独自の放射線測定費用などを合わせた金額だ。
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集合は1時半に成田市役所の駐車場。今日はお食事のご予約があったのだが、東京電力と市役所に申し入れに行くので、お客様に1時には引き上げていただけるようお願いし、大急ぎで市役所に向かった。何人集まるのか全くわからなかったのだが、おそらく50名近くはいただろう。
思い思いのメッセージボードを持参して東京電力成田支社前で記念?撮影。入れ替わり立ち替わりいろいろな人が同時に撮影していたので、実際にいた人はもっと多いと思う。
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東電側は千葉での補償相談センターの職員の方も同席され、一つ一つの要望や質問についてわかる範囲で丁寧に答えて下さった。時間も2時から3時40分までとかなり長いものとなった。
実際に社員は手さえ空けば福島へと刈り出され、ここ成田支社も事故後はずっと人手不足が続いているそうで、こうして市民と対話したのも初めてだそうだ。もちそんすぐに決着の出る問題ではないし、また補償についても、生活している人の数だけあらゆる農や食のケースがあるから、基準通りになんて線を引くことなどとてもできないのだなと思った。
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その後、今度は市役所の議会庁舎の会議室へと向かい、小泉一成市長や市議会議員の有志達を囲んで、成田市への申し入れ書を読み上げてお渡しした。
また有機の里の中で特に小さなお子さんを持つお母さんたちは「農ママの会」と称し、子供たちを取り巻く環境や学校給食について、より細かな申し入れをお願いした。実際成田市内の小学校でも利根川に近い場所では校庭の表土の放射性物質が基準値を超えたため表土除去をすることになっている。そういうニュースが報道されると、その周辺の農家さんたちの野菜がまた二次的三次的な風評被害を受けることになる。
情報の公開はとても大切なことだが、何かあるたびに出荷制限や風評被害に振り回されながら野菜を作り続けなければならない農家さんたちは、本当に大変だろうなと思う。
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今回はまず第一回目としての申し入れだったが、今後もまた東京電力や成田市とも話し合いを重ね、平和宣言年、そして国際都市成田から原発に代わる自然エネルギーの自給モデル事業に着手していくことができたらいいなと思った。
それにしてもこんなにたくさんの人たちがそれぞれの思いを持ち寄って、一つの目的に向かって結集できたことは素晴らしい。
そんな中でいいニュースが一つ。ようやく成田市内の新米の放射性セシウム検査が終わり、不検出だと判明した。これで安全が確定し流通の自粛が解除されたので、ちょっとだけほっとした。

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August 29, 2011

娘とご飯

今日はオーガニックヨガ&ランチの日。今回の参加者は少なかったけれど、今日の光と風はとても気持ちよかった。少人数ならではのゆったりとしたヨガができたと思う。私自身も久しぶりにユウコちゃんのヨガをゆっくりと味わい体の奥の方まで深~く呼吸できたような気がする。
ただし、そんなゆったり気分もほんの束の間。お食事の後、大急ぎで片づけを済ませ、3時半までに千葉に行く用事があったので、即、車に飛び乗った。千葉での用事の後、夕方、娘と待ち合わせて一緒に食事をした。最近、デートに忙しいのか?あまり家に来られなくなったので、ゆっくり話すのは久しぶりだった。
仕事の近況報告を聞きながら相変わらず頑張っているのだなあとひたすら感心する。地震の後、納車が大幅に遅れているけれど、それでもこのところまた車の売り上げが復活してきたそうだ。長くお付き合いをしているお客様といい関係を築き、買い替えなどの商談もこの所とても多くなってきたという。
私の方も土曜日にいただいた起業応援金の話や秋に予定している新しい仕事のことなどいろいろ話した。「この年になっても新しいことをやりたいと思って、それを形にしていこうとするなんて、ママ、カッコいいじゃん!スゴイね。がんばって!」と私が思っていた以上に喜んでくれたのが嬉しかった。
「でも私、ママ似で困っちゃうよ。やっぱり仕事が好きですぐ夢中になっちゃうんだよね。いつまでも仕事が面白くて、中々結婚できないなんて、コレ、まずいよね?!」。
来年30歳。結婚か仕事かちょうど揺れる時期なのだろう。このまま仕事を続けていくのであればマンションでも買って自分の生活の基盤を築こうという思いと、早く結婚して子供を産んで落ち着きたいという思い。その両方の間でいつも迷っているようだ。結婚も!仕事も!子供も!という選択肢はないのだろうか?
写真は今日のランチのワンプレート。もう一つは今日の夜に食べたスペインかイタリア料理のお店(定かでない?)でオーダーしたサラダ。
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August 28, 2011

赤えんどう豆

最近のマイブーム。赤えんどう豆が手に入ったので、豆寒天を作って食べるのがお気に入り。赤えんどう豆って聞き慣れない豆かもしれないが、みつ豆に入っているあの豆と言えば、誰もが知っていると思う。あんな小さな豆が入っているかいないかで美味しさが格段に違ってしまうのだ。
今まで赤えんどう豆を入れずに寒天に黒蜜ときなこ・・・というパターンが多かったのだが、赤えんどう豆が手に入ってからは俄然、豆寒天派?になってきた。
乾燥している状態の赤えんどう豆は表面にしわが寄っていて色も茶色で粒が小さい。その見た目だけでは間違っても美味しそう!と思えるような豆じゃない。ところが一晩水につけて塩と重曹を入れて15分ほど茹でると、しわがなくなりほっくりとした美味しい茹で豆に大変身。
硬めに茹でて、甘い寒天の中に入れるのになぜか塩味にする。寒天を作って冷やし大きめのさいのめ切りにして、黒糖と水で黒蜜を作って上からかける。大納言小豆で煮たあんこを乗せて、この塩茹でした赤えんどう豆を散らすのだ。
たったそれだけのことなのに、甘い黒蜜の中で塩味で歯応えの残った赤えんどう豆が入っていると、なんとも言えない美味しい豆寒天になる。お豆は積極的に食べたい食品だが、ご家庭のお料理にはあまり登場しなくなってしまったようだ。でも料理以外でこうした和菓子にすると食物繊維や鉄分、ビタミンB6などをたっぷり摂ることができる。
夏休み最後の日曜日。午前中はとてもヒマでやっぱり最後は家族でどこかにお出かけなのかなと思っていたら、昼過ぎから急に混み始めいっきに満席に。バタバタと動き回り、大忙しとなった。
丸一日雨が降らなかったのは久しぶりだった。夕方、オレンジ色した夕陽がゴーヤのグリーンカーテンを通して西側の縁側に差し込んできた。奥座敷から見える一日の終わりの残照がなんとも美しい。私の一番好きな時間だ。風はすっかり秋風になっていた。
*大好きなアンティークのアイスクリームカップを藍の絞り布の上に乗せて。
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August 27, 2011

コミュニティ活性化ビジネスプラン グランプリ

お店をちょっと早めに抜け出して、東京ウィメンズプラザで行われているVISIONSに行ってきた。VISIONSとはNPO法人ビーグッドカフェが主催した二日間にわたる充実した内容のプロジェクトだ。持続可能で豊かなコミュニティを創るチャレンジャーの応援をテーマに30コマ近いワークショップがプログラムとして用意されている。
ビーグッドカフェは99年より始まったコミュニティカフェスタイルのイベントから生まれたNPO。小田原の放置みかん園を再生させるオレンジプロジェクトエコビレッジ国際会議の主催、エコプロダクツ展でのフードコートやマーケットの企画制作などを行っている。
私も当時からビーグッドのイベントには興味があって、長野までワークショップに参加しに行ったり、エコプロダクツ展を見に行ったり、とても面白い活動をしているなと思っていた。
東日本大震災の後、沈滞する日本全体を元気に復興するために、私たちは何をすればいいのだろう?・・・それが今の私たちに与えられた大きな課題なのではないだろうか。
持続可能で、幸せに暮らせる日本に生まれ変わらせるためには、地域を活性化するりーダーを育てていかなくてはならない。飲食や農業、林業、畜産業、ソーシャルビジネスなどの分野で全国に散らばっているチャレンジャーたちと交流しながら、自分にできることを見つけるきっかけ作りになりそうな充実した内容のプログラムがたっぷり用意されていた。
私はその中で「コミュニティ活性化ビジネスプラングランプリ」に参加したきた。実は秋に向けて新しいビジネス展開を考えているので、募集要項を元にそのビジネスプランで応募してみたのだ。書類選考で一次審査に残った6組が今日はそのビジネスプランの最終プレゼンを行った。
審査員は大和総研の環境、CSR捜査部長である河口真理子さん、未来バンク事業組合理事長田中優さん、内閣府地域活性化伝道師曽根原久司さん、信頼資本財団事務局長鴨崎貴泰さんの4人。地域活動やソーシャルビジネス、環境問題などがご専門の方たちばかりだった。
プレゼン用にパワーポイントでデータを作成しておくようにと指示があったのだが、プレゼン時間が一組5分しかなかったので、私はただマイクを持って自分の思いを話すだけにした。
さすが最終選考に残っただけのことはあって、どの方のプランも興味があるものばかり。審査の基準は実現可能なもの、経営的にも成り立つものなどがいくつかあったようだ。
結局、私のプレゼンしたプランが最優秀プラン賞に選ばれ、その場で起業の応援金として10万円をいただくことができた。応援金をいただいたのは、もちろん嬉しかったけれど、実社会の中でかなりの専門知識とネットワークを持っておられる審査員の方たちから直接講評をいただけたことはとても参考になった。
今回の私の場合、約10年、自然食レストランを経営してきたという実績と、これから始めるビジネスプランがとても具体的だったことが幸いしたのかもしれない。プランの内容自体はどのプレゼンターも素晴らしいものばかりだった。
新しいビジネスを始める事業資金としてはまだまだ足りないけれど、今回のグランプリ受賞は約10年間、今までやってきたことの評価でもあるのだなと謙虚に受け留め、新しいビジネスについても経験だけに寄りかかるのではなく、また新たな挑戦として努力していきたいと思っている。
*写真はプレゼンをされている清里キープ協会の方。私もあのマイクの前で話しました。
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August 26, 2011

お料理教室~玄米ちらし精進ちらし寿司とガスパチョほか~

今日はお料理教室。夏バテ防止のために夏野菜をたっぷり食べようがテーマ。暑くても食が進む梅肉を生かした酸味のある料理を考えた。以前の店でも夏の定番だった玄米精進ちらし寿司。練り梅とみりんで合わせ酢を作れば砂糖を使わなくても美味しい寿司飯ができる。今日の中味は青大豆、ヒジキ、干椎茸と人参。それに白ゴマと青ジソをたっぷりかけた。
またトマト、ピーマン、玉ねぎ、セロリ、キュウリなどをみじん切りにして作る冷たい夏野菜のスープガスパチョ。「野菜の断片」という語源がそのまま名前になったスペイン料理の一つだが、今回のレシピは水を一滴も加えず火にもかけない完全なフレッシュスープ。「こんなに?」と驚くほどみじん切りの野菜をたっぷり入れる。まさにそのままの野菜を丸ごとたっぷり摂ることができるヘルシーなスープ。レモンとオリーブオイルで味を付けた。ちょっとスパイシーにタバスコをかけて飲むのもオツなもの。
野菜の味がかなりハッキリしているので、苦手な人もいるかなとちょっと心配していたのだが、料理教室のメンバーは皆野菜が大好きな人ばかりなので、「美味しい~」と大人気だった。
そしてこれもまた風楽にとっては夏の常備菜の定番ゴーヤの酢漬け。この時期、ゴーヤはどんどん採れるので持て余している人が多いようだが、サッと漬け込むだけでシャキシャキのゴーヤがいつでも食べられるのだ。この前のオーガニックマーケットに持っていった時も好評だった。
また風楽で収穫されたジャガイモで作った梅ドレッシングサラダと、簡単に作れる水羊羹などを実習。
実は今日はお店の方がものすごく忙しくランチタイムは満席に。お席がなかったので庭のウッドテーブルで食べていただいたご家族連れもあった。玄米やおかずもすっかりなくなってしまい、お料理教室用の玄米は新たに炊きなおした。料理教室の準備をするのもギリギリになってしまい、ずっと時計とにらめっこだった。
しかも今日は初めてジュンコさんがアシスタントに入ってくれることになったので勝手がわからないことも多く、とにかくバタバタ~と一日中大忙し!
お店が終わったら即、料理教室が始まるので、そもそも時間的なゆとりがほとんどない。だから普通に営業していたお店モードから、料理教室へと瞬時に自分の気持ちを切り替えて準備をするのだが、それでもなんとかやれるのは来て下さる方たちの明るさとフレンドリーさがあるからだろう。
毎月一回、皆さんと再会し一緒にお料理を作りテーブルを囲みおしゃべりする時間はとても楽しい。そしてまた実習したものを本当によくご家庭でも作っていただけることが私の励みになっている。ありがたいことだ。
秋には手作り酵素を一緒に仕込もうということになった。皆さんが玄米食や手作り酵素を通してどんどん健康になっていけるよう、私にできることがあったらお手伝いさせていただこうと思っている。
*玄米菜食料理教室9月は夜の部が16日(金)3時から6時、昼の部が21日(水)10時半から1時半です。メニューは9月になってからサイトにアップします。よろしかったらぜひご参加くださいね。
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August 25, 2011

農村六起~農村の六次産業起業人材育成プロジェクト~

今日は予約はなかったけれどほぼ一日中デスクワーク。午前中にパンの生地を仕込み発酵させている間に、明日の料理教室のレシピを作った。
午後からは「農村六起」に関する調べものに夜までかかってしまった。風楽を宿泊場所としてアースカラーが「半農半X道場」の研修を2回ほど行ったが、その大元になっているのもこの農-農村六起のプログラムだ。都会で生まれ都会で育った私が、今、田舎の農村地帯に暮らしながら小さな規模での半農半Xの生活をしている。
都会と田舎での生活を両方体験しているので、それぞれの良さや大変さなどは私なりに感じているが、農村六起という言葉を知り、その目指す所を理解することによって、これからの時代の方向性が見えてきたような気がする。
六次産業というのは聞き慣れない言葉だが、農林漁業の第一次産業、第一次産業で生産された原材料を加工する第二次産業、そして販売流通などサービス業的な要素の強い第三次産業の三つを結合・融合した産業のことを言う。
そして農村漁村に第六次産業という新しい産業を創出し、地域に新たな就業機会を生み出そうというのが農村六起の活動だ。内閣府の地域社会雇用創造事業の実施団体としてNPOふるさと回帰支援センターがその窓口となっている。
農村六起のテーマとしては①地域複合アグリビジネス(地産地消、農家レストラン、農産物加工などによるアグリビジネスの創造)、②ふるさと回帰産業(地域作り、地域おこし、空き家改修、地域資源の活用)、③次世代ツーリズム(新しい余暇活動に対応したサービスの提供と人材育成)の3つが掲げられている。
これらを現実化していくために六次産業に関わる人材の育成として、インターンシッププログラム(学生などが就業や現地研修の体験を行う)が様々な地域で用意されている。
また六次産業の起業人材を発掘する経済的、技術的支援としてインキュベーション(起業支援)プログラムもある。これは第六次産業を基本にした地域活性の起業を実現したい人のためにビジネスプラン・コンペを全国で開催し、実現性の高いと評価された起業プラン作成者をふるさと起業家として認定し、200万円を上限とする起業支援金を支給するというもの。
これらのプログラムに参加するには農村六起のサイトに新規登録をし、その後、Web上で入門講座の論文を読むことが義務付けられている。論文は「地域起業家人材育成のための社会システム構築に関する構想」をテーマに農村をめぐる現状と展望やふるさと回帰運動を巡る動向、さらにふるさと起業塾の構想などが取り上げられている。
ふるさと起業塾の川辺紘一さんがまとめたもので、読後に簡単な選択式のテストを受け合格することがプログラム参加の条件となる。インキュベーションプログラムについては応募書類をサイトからダウンロードし、起業プランを作成すればいいのだが、これがまたものすごく細かい提出書類なので作成するのが一苦労。でもこの制度を活用することによって情熱とユニークな発想を持った人たちが全国に散らばって、その志を生かしたビジネス展開が可能になっていく。その結果、もっともっと田舎は住みやすく、面白い場所になっていくことだろう。
自分の気持ちをまとめるためにも、応募書類を作成してみようと思っている。
*写真は鋸山日本寺にあったお願い地蔵。
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August 24, 2011

大型バスでのご来店

柏市で健康推進委員をされている方たちがバスを使ってお食事にいらして下さった。朝は晴れていたのだが、どんどん雲行きが怪しくなり、昼前後からゲリラ豪雨のような雨が降ったりやんだり。バスが大きくて風楽の敷地内まで入れないので、青年館のバス停の所でバスを止めてそこから歩いていらっしゃった。
ほんのちょっとの距離なのだが、ほんのちょっとを歩くだけでもビッショリになってしまう程の激しい雨。バスが到着した時もまるで待っていたかのように?集中して雨がザザザ~っと降ってしまった。皆さんビッショりになって風楽まで歩いて来て下さった。このところの雨の降り方ときたら、台風並みの豪雨だ。
定食をお出しした後、玄米菜食の風楽の食事について、少しお話をさせていただいた。ただ栄養学はどの視点でとらえるかで考え方は様々だ。西洋栄養学の論理で言えば動物性たんぱく質を取らない食生活など考えられないだろう。いすれにしても野菜中心の食生活は基本中の基本なので、少しでも風楽の食事が何かの参考になればと思う。
4時頃、おかげさま農場の高柳さんがいらした。「こつなぎ」の上映会を機に発足した「成田有機の里」のメンバーで原発事故後の対応と要求について、東京電力と成田市にそれぞれ申し入れ書を提出することにした。その書類に名前を連ねてもいいかという確認だった。来週、有志達が集まって届けに行くことになっている。もちろん喜んで賛同させていただきますとお伝えした。
今、一番の気がかりは今年の米の放射線検査だ。早場米の検査は既に行われているが、基準値を上回った地域のお米は全て出荷停止になる。そのお米は廃棄されるらしいが、農家の方が丹精込めて育てたお米が万が一処分されることになったらどうしたらいいのだろう。
私個人としては、今までお世話になりもう10年以上、お付き合いしている農家さんのお米を何があっても食べ続けたいと思っているけれど、それは人に強要できることではない。第一、どうやってそのお米を入手できるのだろう。
またそのお米が万が一手に入らなくなったとしたら、より遠い地域から「安心して食べられるお米」を送ってもらうことになるのだろうか。誰もが安心して食べられるお米を遠方から送ってもらうことを望んだら、輸送に伴う諸々のコスト(フードマイレージ)は新たな環境破壊につながるのではないだろうか。
一消費者である私でさえもこんなにハラハラとその動向を見守っているのだから、実際にお米を育て、毎日、その生育を見つめている農家さんの心境はいかばかりだろう。
ただ自分の住んでいる地域のお米から放射性セシウムが検出されなければいいという単純な問題だけではないところが、原発事故の複雑で難しい所だ。
そんな思いを抱きながら夕方、松尾の友達の所まで玄米を取りに行ってきた。昨年収穫されたお米たちがいつも以上にかけがえのないものに思えてきた。
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August 23, 2011

房総めぐり その2

前の日は早めにゆっくり寝たせいか、朝は6時前から目が覚めた。久しぶりに朝ヨガをやってから薬師の湯に入り、その後は敷地内を散歩した。明け方にゲリラ豪雨のような雨が降ったけれど、朝にはすっかりやんでいいお天気。
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雨の後で足元が悪くなっている山道を登っていくと眼下に海が広がっているのが見えた。根本キャンプ場だ。砂浜まで車を乗り入れられるオートキャンプ場なので、子供たちがちいさい頃、よく家族で出かけた懐かしい場所だ。途中の階段に石仏がたくさん並んでおり、とてもいい散歩コースだった。
9時過ぎに宿を出て、まずは安房神社を御参拝。房総に行くたびに必ずお参りする千葉の中で私が一番好きな神社だ。いつ来てもここの清らかで静謐な空気は安らげる。朝の境内は特に清々しかった。
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その後は鋸山へ。いつも前を通り過ぎるだけで登るのは久しぶり。奈良の人(ほとんどの日本人)は東大寺の大仏が日本一大きいと思っているけれど、実は鋸山の大仏の方が大きいのだ。ただ昭和になってから作られたので、それほどの風格はないけれどとにかくでかい。
晴れて真夏のような暑さになったので、鋸山の登り降りに大汗かいてしまったけれど、山頂からの景色はやはり絶景だ。たくさん歩いた後はここも私のお気に入りの店「かなや」で昼食。
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海の上にあったオープンデッキの席に天井と窓が付いてオープンではなくなってしまったのが残念だったが、なめろうやさんが焼き、アナゴ天ぷら、貝の焼き物やお刺身など千葉の海の幸をいろいろ注文し、友達からも「海の幸をたっぷり食べた~という感じがする」と喜んでもらえた。私は大きな店はあまり好きではないのだが、この店は例外。魚の回転が早くて種類も多く、とにかく新鮮で美味しい。今までいろんな友達を連れて来たけれど、皆、大喜びしてくれる店だ。
食後の後は岩場に降りて磯遊び。泳ぐつもりはなかったけれど、あまりに暑かったので、後先考えず、服のまま海に入ってしまった。冷たい水がとても気持ちよかった。
車の中で着替えて保田を抜けて大山千枚田へ。稲刈り前の稲穂が金色に光っている。大好きな自然の光景の一つだ。山々に囲まれた棚田はいつ来ても自分の中の原風景だという気がする。奈良の友達も自分の故郷の風景とほとんど同じだと言っていた。
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やはり稲作は日本人のルーツなのだろう。私は都会育ちなので、この景色を見て育ったわけではないのに心に沁み入り、懐かしい気持ちになるのはDNAの中に刷り込まれているからかもしれない。房総に行くたびに必ず立ち寄り、四季折々の棚田を見てきた。風が心地よく吹きぬける大好きな場所だ。
ゆっくりみて回ろうと思っていたのに、結局、案内したい場所が多すぎて、一泊したのにまだまだ回り切れなかった。それにしても房総は広い。景勝地を転々と回ろうとするとかなりの移動距離になる。それでも一日は晴れてくれたので、真っ青な空ではなかったけれど、青い海は見てもらうことができたし、あちこちの景勝地から房総の海と山を堪能することができたと思う。
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予期せず海の塩辛さを全身で味わってしまったので、帰ってからしょっぱい体をシャワーで流しながら、楽しかった二日間を思い出した。奈良や京都の歴史的建造物にはとても叶わないけれど、千葉は自然豊かで面白い場所だなあと思う。そして、海風を浴びながら、ああ今年の夏も終わっていくのだなとちょっと寂しくなった。

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August 22, 2011

房総めぐり その1

関西から友達が来てくれた。千葉は全く行ったことがないというので、2日間お休みを取って房総を案内がてら、一泊してきた。海を見ながら走るのが好きなので、房総はしょっちゅうドライブしている。でもここ数年、房総に泊まることは全くなかったので、久しぶりにのんびりと房総を回れるなあと楽しみにしていた。
日曜日からずっと雨が降っていて、出かける朝になっても雨はやまなかった。大雨警報まで発令されていたので、出端をくじかれ一時間遅らせての出発となった。
九十九里の平坦な海岸線を見てから有料道路で一気に一宮まで出て、雨がやんだのを見はからって途中の海岸に車を止めた。持って行ったおむすびとあり合わせのおかずを並べて灰色の海を見ながらランチタイム。せっかく千葉まで来てくれたのに、こんなにどんよりとした海しか見てもらえないなんてガッカリ。
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その後は鵜原に出て私の大好きな鵜原理想郷のハイキングコースを歩いた。晴れてはいなかったが、ちょうど雨がやんだのだ。ここは穴場であまり知られていないけれど与謝野晶子が滞在し76首もの歌を詠んだり、三島由紀夫も短編小説の舞台として取り上げている。ゆっくり歩いても1時間ほどで回れるし、岬の突端から見下ろす浸食された岩盤の表情はとても美しい。車から降りて歩かなければならないせいか、千葉の友達でさえここは知らない人が多い。
その後は海岸道路をずっと南下して安房自然村へ。洞窟の先にある薬師温泉で有名な所だ。10万坪の敷地にはお堂や展望台もあり、ゆったりと散歩もできる静かな宿泊施設だ。
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富士山の上にちょうど沈む夕陽が重なる珍しい光景の「ダイアモンド富士」が、宿泊日前後に見られるとのことだったので、お天気を楽しみにしていたのだが太陽は雲に隠れて何も見えなかった。
薬師の湯は琥珀色でお湯が柔らかく、メタホウ酸、メタケイ酸、重炭酸ソーダの湯質。ミネラルたっぷりで?長く入っても湯あたりしなかった。この土日はとても忙しく寝不足だったので、お風呂から上がったらすぐに睡魔に襲われて朝まで爆睡してしまった。
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August 20, 2011

ヤワタホーム オーガニックマーケットへ

今朝も7時頃から厨房に入った。マーケットに持って行くものを仕込むためだ。事前にもちろん下ごしらえしておくけれど、どうしても当日でないとできないものもあるので、もう朝から大忙し!
幸い、お店の方が忙しくなかったので、営業時間中にかなり集中して準備をすることができた。結局、持って行ったものは玄米ライスサラダ、紫蘇入り春雨サラダ、ゴーヤの酢漬け、ひよこ豆とカボチャのカレー炒め、ジャガイモとプチトマトのキッシュ、アーモンドクッキー、米粉クッキー、冷やし豆寒天、おからケーキ、バナナとキャロブのケーキなど。食堂になっていた会議室には注文される方の行列?ができ、6時前には全てが完売!いつもよりはちょっと持っていったものが少なかったけれど、やっぱり完売するってスッキリ気分で気持ちいい。
前の店のスタッフだったミヤちゃんがお手伝いに来てくれたので、とても助かった。お天気が心配だったけれど、何とか持ってくれたし、ヤワタホームだけでなく、店でもチラシを撒いたりブログで告知したり、あいりん堂さんもメルマガを送信したりDMを送ったり、今回はかなり宣伝を徹底したせいか、地震の後で心配していたが、いつもの賑わいが戻ってきたオーガニックマーケットとなった。
古民家に移転して以来、車がないのでこちらまでは来られないというお客様もいらっしゃる。そういう方たちがヤワタホームだったら行きやすいから、と楽しみに来てくださったり、懐かしいお客様や友達と再開したり、とにかくこのマーケットはお客様との交流がとても深く温かい場になっているのだ。
だからその特徴としては皆さんの滞在時間がとても長いということ。ただ何かを食べて終わり・・・ではなく、農家さんと話したり、お客さん同志が話し込んだり・・・といろいろな輪があちこちにできている。だから出店者も一緒になって楽しむことができるのだ。
風楽のカフェは毎回、展示場内のキッチンをお借りしているのだが、その場で召し上がっていただく前提でご用意している。でも今日はお持ち帰りを希望されるお客様がとても多く、持っていったテイクアウト用の入れ物は全部なくなってしまった。それに「前回食べた風楽さんの玄米ライスサラダは美味しいのよね~。何で味を付けているの?」なんて、毎回、来てくださっている方が風楽の味を覚えていてくださる。
今日のランチを風楽の店の方で済ませ、その後、時間をつぶして夕方、またマーケットに食事をしに来て下さった方もいてもう嬉しい限り!
ただ売る買うだけの関係ではなくて、直接、いろいろな人たちと交流できる場なので、このヤワタホームのオーガニックマーケットは回を重ねるごとにどんどんいい場になっていくことと思う。今日はこのマーケットの将来的な展望を実感することができた。
私は売り切れてしまったので、一足早く帰ってきたけれど、半農半Xの研修メンバーたちはスーパー銭湯で汗を流し、これから風楽に宿泊することになっている。今回は参加者が少なくこじんまりとした研修になりそうだが、また明日は早起きして朝ご飯のおにぎり作りだ。
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August 19, 2011

お弁当の配達と明日の準備

あいりん堂さんのお弁当の配達があったので、朝は7時前に厨房に入った。お弁当だけでなく、通常の定食の支度もあったので、いつもよりも早めに仕込みに入った。朝からやけに涼しい。昨日までの暑さがウソみたいなお天気だ。そのうち辺りが真っ暗になって雨が一斉に降り出した。水をやってもやってもカラカラだった畑に天水が仕込みこんでいく。これで野菜や花たちも思いきり根っこを伸ばせそう。同時に草たちもより一層勢いよく伸びそうだが・・・。
今回のあいりん堂さんの勉強会はヤワタホームの会議室を借りて行ったので、配達もヤワタホームだった。ちょうど土砂降りの雨が降ってきた時だったので、お弁当を下す時、事務所の前に車を横付けできて助かった。
7月末に店舗を閉め、自宅も引っ越しをしたあいりん堂さんは秋に新しいお店をオープンさせる準備をしているが、それまでの間、実店舗なしでの営業はさぞ大変なことと思う。成田で10年近くお互いオーガニック関係の仕事をしてきたので、随分とお客様を紹介していただいたし、私もご紹介させていただいた。オーガニックって決して儲かる仕事ではないけれど、生産者さんとの距離も近くなるし、顔が見える関係をあちこちに築いていける。そして環境にも体にも負担が少ないので、とても気持ちのいい仕事だと思っている。だからあいりん堂さんにもがんばってもらわなくっちゃ!
店の方は私が配達に抜けるので、マーちゃんに助っ人をお願いした。私が店に戻った時、ユウコさんと二人でしっかりと厨房で揚げものをしながらオーダーをこなしてくれていたので一安心!
昼過ぎから夕方まではキッシュやクッキーを焼いて明日の準備をした。
明日のヤワタホームのオーガニックマーケット、雨でも行いますので、どうぞお出かけください。美味しい有機野菜や米粉パン、天然酵母のパン、お惣菜、スィーツ、コーヒー、ヒーリング関係などいろいろな出店がありますのでご家族でどうぞ!4時から8時までです。
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August 18, 2011

オーブン仕事

一応、今日までお休みなのだが、今日はほとんど仕事をして過ごした。製菓材料を千葉まで買いに行き、昼からは白神こだま酵母でベーグルやブールを焼いたり、クッキーを焼いたり、ケーキを焼いたり、明後日のヤワタホームのオーガニックマーケットに持って行くものを少しずつ仕込み始めた。マーケットの後はアースカラー半農半X道場の宿泊もあるので野菜もたっぷり必要だ。
ただでさえも暑い厨房、オーブンを高温にして付けっぱなしにしていると、もうサウナ状態。でも営業時間中だと
さらにこれに煮炊きの熱も加わってもっと暑くなるので、今日はオーブンだけだからまだいい方かも!?
夕方は野菜をおかげさま農場に買いに行ったり、その他の食材を買い出し行くなど、買い物がいっぱい。明日はあいりん堂さんのお弁当の配達も入っているし、ご予約も結構入っているので、早朝から厨房に入らなくては。いつも木曜日に配達させていただいているので、お弁当の準備だけしていればよかったのだが、今回は金曜日でお店もやっているので、お弁当と定食の支度、両方が重なった。しかも明後日のマーケットに持っていくものの仕込みもあるので、明日はとにかく忙しくなりそうだ。
でもお盆休み明け早々、いきなり忙しく仕事ができるなんて、有難いことだ。休み呆けも一気に吹き飛びそう!?
それにしてなんて暑いだろう。花壇のお花たちも直射日光がガンガンあたって、ほとんどダメになってしまった。日当たりが良すぎるというのも考えものだな。寂しいので何か植えようかと思うのだが、どっちみち植えても持たないだろうなあ。百日紅だけが元気だ。
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August 17, 2011

竹酢液の話

お盆が終わったので一休みしていた草取りを昨日から再開した。夏の間は、夕方の2~3時間、家にいる時は日課になっている。竹やぶもあるのでこのあたりの蚊は刺されるととても痒いし跡が残る。今まではハーブを原料にしたオーガニックの虫よけスプレー(忌避剤)や菊花せんこうなど植物成分のものを使っていたのだが、古民家に移ってからというもの、あまりに蚊や虫が多く、そんなもんじゃ効かなくなった。ケミカルなものが嫌いでほとんど使わない生活をしていたのだが、ここではそんなこと言ってられない。市販の虫よけスプレーや蚊取り線香がいつのまにか必需品になってしまった。
日中は暑いので、夕方から外に出るのだが、ちょうど蚊の動きも活発になる時間帯なので、虫よけスプレーをしているにも拘わらず、毎回、全身にわたって20か所以上は虫に刺される。自然の勢いの強い場所に住む蚊は元気なのか?服の上からも容赦なく刺す。シャワーを浴びながら泥だらけになった手足を洗い流すと同時にあまりの痒さにタワシで刺された場所をゴシゴシとこすっている。
今、私が虫刺され跡に塗っているのは竹酢液。竹窯で竹炭を焼く時、竹の中の成分が気体となって蒸発するのだが、その煙が80度から120度になった時に冷やして液体にしたものが竹酢液だ。そのままだと不純物やタール分などを含むので、6か月以上冷暗所に置いて熟成させている。竹が地中から吸い上げた様々な成分や酢酸やミネラルなどの天然のエキスが濃縮されているため、優れた抗菌作用を持っている。
私が使っているのは以前、店でも扱っていたサンガイヤという南伊豆で竹炭を作っているメーカーの竹酢液だ。
入浴剤としてお風呂に入れると水のクラスター(分子集団)を小さくするのでまろやかなお湯になり、保温効果もあって湯ざめしにくくなる。また酸性を保つことができるので、除菌、消臭作用もあり、水虫にも効くらしい。さらに希釈してスプレーすると畑の野菜の虫よけにもなると言う。
とにかくいろいろな効果があるのだが、その中でも私がピカ一だと思っているのは何と言っても痒み止め効果。キンカンを塗っても止まらない痒みが竹酢液の原液を塗ることで、ピタリと止まるのだ。しかも赤く腫れた跡が残らない。
ここで暮らすまでこんなに大量に刺されたことがなかったので、竹酢液は家にあったが虫刺され用として使ったことがなかった。
今頃になって、試しに使ってみたら、その即効性にビックリ!これはもう大発見だ!
今まで虫刺されの薬をお風呂上がりの皮膚に塗ることにはとても抵抗があったので、痒くてもじっとガマンしていたのだ。でも天然成分からできている竹酢液なら皮膚に負担はない。燻煙の独特の匂いは残っているけれど、決して不快なものではない。それどころか皮膚をしっとりすべすべにしてくれる効果まであるというのだから、もうこれは使わない手はない。
今夜もシャワーを浴びた後、両腕と両足首と首の後ろとお尻にビッシリと点在している虫刺され跡に、竹酢液をたっぷり塗ったのでもう大丈夫。もしかしてこの夏は虫に刺されれば刺されるほど、私の肌はすべすべになっていくかも・・・?!
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August 16, 2011

現代版モーゼの十戒

友達から進められて面白い本を読んだ。「山は市場原理主義と闘っている」(安田喜憲著 東洋経済新聞社)。タイトルだけ見たら自分では決して手に取らない類の本だ。サブタイトルは「森を守る文明と壊す文明との対立」。ここで少しだけページを開いてみようと思った。
でも意外や意外、読み進めていくといつも自分でも考えていることが、明確な論理でまとめられており夢中になって読んでしまった。
国土を山河が貫き海に囲まれた美しい日本列島は縄文の時代から大地に祈りを捧げてきた。太陽を山を川を・・・この地球に生きとし生けるものの命に対して畏敬の念を抱いていた。さらに自然と向き合い、自然(山)の中で修業を行い、心の平安と悟りの境地を求めていったのが日本人の宗教観のルーツだ。
最澄や空海が比叡山高野山で修行をし、神仏習合の密教の世界を誕生させ、その後、法然、道元、日蓮、親鸞など開祖たちも皆、山に入った。それだけ山(自然)への祈りが宗教の原点になっているということだろう。天と地のかけ橋となる山や木は聖なるものとみなされ、それをあがめ畏れ敬うことから山岳信仰が発展していった。
それに対し、砂漠の民は山々よりも夜空に輝く月や星をあがめ一神教というものを創造していった。つまり風土は宗教の基礎となっていくのだ。
また東洋の稲作漁撈民と西洋の畑作牧畜民を、その食文化の違いから、「美と慈悲の文明」と「力と闘争の文明」とに分別し、何をどのように食べてきたかということが民族性をも育てていくと語っている。
その一例として脳内にある神経伝達物質であるセロトニンの働きが紹介されている。
セロトニンは安らぎや弛緩、受動的な心、優しさや和らぎと深く関係しているのだが、必須脂肪酸を多く含む魚をタンパク源としている稲作漁撈民は、セロトニンが活発に働き、自ずと慈悲の心が育まれる。
これに対し、肉食はセロトニン受容体の細胞膜が飽和脂肪酸によって硬くなり、セロトニンが活発に働くことができなくなる。それが能動的、攻撃的になり、しいては「力と闘争の文明」を構築する原因となっていったのではないかと説く。
またモーゼ十戒も取り上げている。神と人間との関係、人間と人間の関係を、幸福と繁栄に導くための戒めだ。でも周囲に森がなかった砂漠の宗教には自然と人間との関係についての戒めが欠けているのだ。そこにキリスト教やユダヤ教の大きな限界があるのではないかと安田氏は語っている。
他の宗教を一切認めない一神教の人々が自分たち以外の人々を力で搾取していく。結論として世界を動かす経済システムである市場原理主義から、自然を崇拝し、共存共生を基本にした経済システムへと転換するためには、人類が山に祈る心を取り戻す必要があるとまとめられている。
自然とどう向き合うかということは、その人がどう生きるかということにつながっていくのだなと改めて思った。さらにはその国の国民性までが自然状況によって変わってくる。
でも縄文時代から生活の中で祈ることを忘れなかった私たちの祖先。山に祈る心を大切にしながら、世界を転換させていくのは日本人からだと私は思う。
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「現代版 モーゼの十戒」(安田喜憲「蛇と十字架」より)
①あなたは自然のなかにも神を見つけなくてはならない
②あなたは自分のためにのみ人格神を刻んだ像をつくってはならない
③あなたは自然にいつも呼びかけなければならない
④自らが安息日をとるように、自然にも安息日を与えなければならない
⑤あなたは父と母を敬うように自然を敬わなければならない
⑥あなたは自然の生き物をむやみに殺してはならない
⑦あなたは自然も家族の一員として大切に愛さなければならない
⑧あなたは自然の豊かさをふみにじってはならない
⑨あなたは自然に対して嘘をついてはならない
⑩あなたは自然を不必要に貪ってはならない

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August 15, 2011

盆フェスタin佐原2011

千葉の小江戸と言われる水郷佐原。重要伝統的建造物群の保存地区の指定を受け、古い商家や河岸問屋などの街並みが今も残っている。商工会議所観光協会、そして地元で積極的に活動しているNPO小野川と佐原の町並みを考える会などが連携し合って、街おこしのためにいろいろなイベントを仕掛けている。
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その成果もあって、ここ10年で、古い建造物を利用した素敵なお店が次々にオープン。近くには香取神宮もあるので、ご参拝がてらランチに行ったり、遠くから来た友達を案内したりと私も佐原に行くことはとても多い。
今回、全国展開支援事業の一貫として、8月13日から15日まで行われるお盆フェスタ2011へのモニターツアーがあった。佐原の街おこしの活動については前から興味があったので、いつも車でさっと行くだけの街並みをゆっくり歩いてみようと思って申し込んだ。
あいにくお盆期間中のツアーだったので参加者はとても少なかったが、できたばかりの町屋カフェ河岸日和で地元の特産品であるいちぢくを使ったケーキを試食したり、小野川の舟めぐりを体験したり、灯籠を作って小野川に流したりと、いつも佐原に来ていてもできない体験をいろいろさせていただいた。
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3月に起きた東日本大震災では佐原も液状化による被害がとても大きく、重要伝統的建造物の保存地区では瓦が落ちた建物も多く、小野川の土手もかなり崩れかけている。被害にあわれた方のご冥福を祈り、被災地でもある佐原の復興を願って、灯籠にメッセージを書いた。また落ちた瓦にホワイトペンで応援メッセージを書いて張り出した。灯りと応援の言葉を通して明日への希望を見出していこうという願いが込められている。
今回の仕掛け人は「佐原おかみさん会」。地元佐原で商店を営む奥さんたちの集まりだ。お盆フェスタの中でも特に「ゆかたで楽しく灯りと音」をテーマに世話人さんたちは全員ゆかた姿。街角で行っているクラシックコンサートの出演者もゆかたで演奏し、最後にキャンドルを並べてライトアップした浄土寺の本堂の前でライブを行ったソプラノ歌手のひらやすかつこさんまでステージ衣装はゆかただった。
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昼から集合し、夜までの長丁場のモニターツアー。プログラムとプログラムの間の自由時間は佐原の街並みを歩くしかないのだが、この炎天下の中、とにかく暑かった。
暗くなるのを待って願いを書いた灯籠に灯をつけた。一人一人灯籠を舟の舳先から小野川に流した。その灯りが柳の木の間をゆらゆらと下っていく様子はまるで精霊流しのようでとてもキレイだった。
暑い中をかなりあちこち歩き続けたので、ちょっと疲れたけれど、でも最後の灯籠流しとライトアップした浄土寺でのコンサートは灯りの力に導かれ、とても心温まるものだった。
一軒の店では決してできないことが、それぞれの仕事は違っても同じ街を愛し、同じ志を持った者同士が集まれば、手作りでこんなに素敵なお祭りができるんだなと思った。いろいろな意味でとても参考になったモニターツアーだった。
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August 14, 2011

青い野菜いっぱいの定食

作った後で気が付いたのだけれど、今日の定食は青一色?。もちろんヒジキの煮物の中やお味噌汁の重ね煮の具材、そしてフライの中味にも人参を使ってはいるのだけれど、ほとんど目立たない状態だ。
モロヘイア、長ネギ、キュウリ、はぐら瓜、ゴーヤ、レタスなどはうちの畑で採れたもの。なんだか青い野菜だらけの定食だ。
フライの中味はモチキビに人参と玉ねぎを入れて混ぜ、輪切りのゴーヤの真ん中に詰めて衣をつけたもの。よく椎茸やレンコンのモチキビ詰めを作るのだけれど、それのゴーヤ版。ただゴーヤの場合、輪切りの中味が空洞なのでモチキビを詰める時、落っこちないように衣をつけながら行うので、それがちょっと手間取るのだが、ゴーヤの苦みとモチキビのほんのりとした甘さが溶け合ってとても美味しいフライになる。
まさか衣の下にゴーヤの輪切りがあるなんて想像しないで食べているので?お客様も「えっ?!」と驚き、その意外性を「美味しい」と喜んで下さった。
トモちゃんが朝来た時から夏バテでもうフラフラ状態だったので、畑からケールの葉を摘んできて、バナナと豆乳、ヨーグルト、そして梅の酵素をミキサーに入れてシェイクしたものを飲んでもらった。そしてゴマ塩を振った玄米を一口、口に入れ、100回以上、噛んでドロドロにしてから食べるようにと伝えた。
その後、少しずつ力が出てきて、元気を取り戻していったようだ。私が草刈りの後、大汗かいて、ぐったりした時はまずお水を飲むことが最優先だが、その後は、他の食べ物をむやみに食べず、フレッシュのケールの葉と何かしらのフルーツをミキサーにかけ、そこに手作り酵素を加えたものをごくごくと飲む。それを食事の代わりにすることが多い。
摘みたての野菜には生葉に付いている見えない酵素がたっぷり。それをフレッシュジュースにして飲むことで最高の状態の酵素やビタミンを即、摂取できる。とても力の湧いてくるジュースだ。つくづく野菜からパワーをいただいているのだなあと思う。新鮮な野菜はまるで薬草のようだ。
お盆の営業は今日で終わり、今週はご予約もなく、私もちょっとのんびりとした時間が過ごせそうだ。連休が続く時はたいていどこかに旅に出てしまうのだが、今回は友達が家に来たりするので、基本的には家で過ごす予定。読みたかった本が山積みだ。暑い中、汗をかきかき読書三昧かな。
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August 13, 2011

かしまし?ディナー

お盆だ。友達のアヤコさんからメールが来たので、今夜は家にいるので、一緒にご飯でも食べようと返信した。お店の終わりの頃、別の友達であるマリちゃんがケーキセットを食べに来てくれた。「今夜、友達がご飯食べに来るんだけど、一緒に食べない?」と誘ったら即OK.に。
待っている間、せっかくだから大花さんのチャネリングを受けたら?とマリちゃんにおススメした。
アヤコさんとマリちゃんは絶対にお引き合わせしたいと思っていた友達同士。ゴーヤをもいでチャンプルーを作り、プチトマトときゅうりとひよこ豆でサラダを作り、グルテンミートを竜田揚げにし、ひじきの煮物やお新香などをテーブルに並べた。
こうしてお盆の夜は女3人集まってかしまし娘トーク?に花を咲かせながら楽しく過ごした。アヤコさんとマリちゃんは初対面ながら、ビジネス感覚など似ている部分があるので、ぜひ一緒に話せたらと思っていた。チャネリングが終わったばかりのマリちゃんはとてもいいメッセージをいただけたようで、仕事の話から趣味の話、本の話などで盛り上がった。
その中でも今日の話題の中心は「ホ・オポノポノ」だった。ハワイに伝わるみんなが幸せになれる秘法だ。ハワイ語で「ホ・オ」は「目標」を、「ポノポノ」は「完璧」を意味している。つまり「ホ・オポノポノ」とは完璧を目標として修正すること、誤りを正すことを言う。
自分の回りに起こる全ての大変なことの原因は自分の潜在意識の中にあると考え、その記録に感謝しながら消去していくこと(=クリーニングする)で、神聖なる知能からのインスピレーションを受け、人間本来のあるべき生き方ができるようになると説いている。
著者のヒューレン博士は1983年よりハワイ州立精神科医のスタッフとして、この「ホ・オポノポノ」の手法を取り入れ、殺人や強姦などの重い罪を犯した精神障がい者たちのリストを元にクリーニングし続けた。数か月後には施設の様子も落ち着き、次々に退院していく人たちが表れ、最後はその施設には入所者がいなくなったと言う。
ヒューレン博士がやったことは結果がどうなるか考えず、ただひたすらクリーニングしていっただけなのだ。
「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています」たったそれだけの言葉を唱えることで、誰にでも今すぐ奇跡が起こるという帯に惹かれて「ホ・オポノポノ」の本を読んだのは3年ほど前。
以来、「ホ・オポノポノ」は多くの人たちの中に浸透し、この言葉自体が市民権を得てきた。今では「ホ・オポノポノ」関係の出版物や関連グッズ、ワークショップなどはかなりの量に及んでいる。
今回、アヤコさんが新刊本である「ホ・オポノポノライフ」を読み、改めてその実践を始めたことで、新たな気づきを得たという話から話題はずっと「ホ・オポノポノ」に終始。
単なる言霊のパワーを越えて、この実践が生活の中に生かされ、自分らしく生きるにはどうしたらいいのだろうかということが自ずと今日のテーマになった。私もさっそくまた「ホ・オポノポノ」の世界に触れてみようと思う。

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August 12, 2011

野菜の花たち

猛暑が続いている。毎夕、5日連続で草刈りをしていたけれど、昨日は久しぶりにザーっと激しい夕立が降ったので大手をふって草刈りも免罪符?。お盆前にもう少しキレイにしたかったけれど、キリがないし、さすがに少し疲れてきたので、とりあえずはお盆明けまで小休止してもいいかな。
昨夜はちょうど友達が泊まりに来たし、草刈りもしなかったので、久しぶりに早い時間からゆっくりと夕飯を食べることができた。毎回、草刈りは7時頃までやっているので、その後、シャワーに直行し、出た後はもうグターっとしてしまい、一人の時は夕食も簡単にサッと済まることが多かった。
お勤めしている人たちのお盆休みが始まったが、今日のお店の人出は全く予想できなかった。ものすごくヒマかもしれないと思っていたけれど、それほどでもなかった。ただご注文いただいたクッキーやケーキなどを焼いたり、カレーを仕込んだりと、やることはたくさんあったので、早くから厨房に入り一日中忙しく手を動かしていた。
ガラスの多い西日の当る厨房はもう温室状態。そこにオーブンをつけると室内温度は一層上昇し、一体何度になるのだろう?温度計はないけれど、度数は見ない方がいいかも?しれない。
毎朝、その日に使う野菜を畑から採ってくるのだが、暑い朝の陽射しの中、淡い色で可憐な野菜の花たちを見つけるとホッとする。オクラの花はパンジーの花びらのような軽やかさだ。この花がオクラに育っていくのだなと思うと感動してしまう。そして縁側のガラス戸をあける度に見えるグリーンカーテンの中で、黄色いゴーヤの花はいつも可愛らしい。
ゴーヤが次々に実り食べるのに追われてきた。またゴーヤの佃煮をたっぷり作って常備菜にしよう。
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August 10, 2011

大満員のカレー教室

今夏2回目のカレーの料理教室。前回と同じ内容だったし、夏休みのど真ん中?ということもあって、参加される方が少ないんじゃないかなと思っていたのだが、14人もの方が参加して下さり狭いキッチンが大賑わい!しかも今日は朝からものすごく暑かったので扇風機を2台付けても人の熱気でもうアツアツ?!
これだけの人数で、狭いキッチンの中、野菜を切ったり洗ったりするとかなり大変になるので今日はやり方を急きょ変えることにした。あらかじめこちらで材料を全て切っておき、卓上コンロの上でスパイスの説明をしながらデモンストレーション形式でカレーを作ることにしたのだ。野菜をたっぷり入れたいつもの風楽カレーなのだが、目の前でスパイスを油に混ぜていく所などポイントをお伝えしながら、工程を説明していった。
卓上コンロは鍋の中の様子が皆さんからも見ていただけて、とても便利なのだが、カレーの蒸気がそのまま室内に充満するので、ますますキッチンの温度があがり、私はもう汗だく。アシスタントに来てくれたまーちゃんも汗びっしょり。サウナのような?料理教室になってしまった。
そんな環境にも拘わらず、皆さん熱心に説明を聞いて下さり、メモを取り、ご用意したスパイスセットを帰りがけに購入し、「自分でも作ってみます!」と言って下さった。
カレーはスパイスの使い方さえ覚えてしまえば、決して難しい料理ではない。でもスパイスを揃えたことがないと自分でスパイスを調合してカレーを作ることなんてできないと思ってしまいがち。かつての私もそうだった。でもいわゆるカレーライスではなくスパイスで作ったインドカレーがどうしても作ってみたくなり、あるメーカーのスパイスセットを買って挑戦してみた。初めてスパイスでカレーができた時はとても嬉しかった。
慣れていくうちに、案外、簡単にできるんだということがわかり、それなら自分でスパイスを揃えてカレーの本を見ながら、スパイスを調合してみようと思った。
やっているうちに香味野菜や野菜の芯なども細かく刻んで入れたり、ケチャップやソースやワイン、醤油などの調味料を加えて味に変化を持たせるようになった。そしていつのまにか動物性のものを使わなくても野菜とレンズ豆とスパイスだけでもコクのある美味しいカレーができるようになっていった。
だから参加された方にも自分でもスパイスを使ったカレーができるという喜びを味わっていただけたらいいなあと思う。
ランチタイムは奥座敷と仏間の2間を続けて座卓を並べ、合宿のように賑やかなカレーパーティとなった。「うわあ、美味しい~」「なんだかいろいろなモノが入っていて複雑で本格的な味~」ととても喜んでいただけた。この暑さはまさにカレー日和だった。
カレーの味に定番はなく、同じようにスパイスを調合してもその時々で味は異なる。だから正解というものはなく、ご家庭で作ったその味がきっと一番美味しい味になっていくのだと思う。
今年の夏の料理教室は昼夜共にカレー、そしてパン教室もナンとカレー。まさにカレーづくしだった。たっぷり汗をかいた後はアツアツの辛~いカレーがまた美味しいこと!やっぱり夏はカレーだ!
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August 09, 2011

スパイスセット袋詰め

今日は午前中にヤワタホームに行き、社長の八幡さんといろいろお話させていただいた。いつも複数でお話しているので、一対一でのお話は初めて。毎回思うのだが、本当に気持ちのいい笑顔の方だ。40代後半のサラリーマンでこんな笑顔を持ち続ける生き方ができている人ってどれだけいるだろう?あまりにも疲れている人が多過ぎる。ご自身で会社を経営されているので、サラリーマンと単純に比較はできないけれど、八幡さんの場合、自然素材の住宅を作って喜んでいただきたいという思いで仕事し、それを心から喜んで下さるお客様がいる。そこには互いに「ありがとうございます」の善循環が生まれる。そういう仕事はすればするほど幸せになる。それがお顔に表れているのだと思う。私もそういう循環を大事にしたいと思う。
自社のショールームでもあるガーデンビオンをこんなに自由に開放していただけるのも、その企業理念の表れなのだろう。オーガニックのお食事を選んでいる方たちに、この空間の気持ちよさを少しでもお伝えして行けたらいいなと思う。
昼はあいりん堂さんと一緒にポルチェリーノでランチ。引っ越しがようやく終わったばかりでかなり疲れている様子だった。2年前、私も店と自宅を移転したので、両方一度に引っ越すことの大変さは痛いほどよくわかる。これからの仕事のやり方についていろいろ話した。何をするにせよ新しくコトを起こしたり、現状を変えていくのはとてもエネルギーがいる。10年近く、お互い、同業者として一番信頼できる仕事相手だったし、お客様も紹介し合ってきたので、早く次の店舗で実動できるといいなと思う。
図書館に寄って買い物をしてから、夕方、家に戻り、今日は刈払機を使わすに手で畑の草取り。ジャガイモを収穫した後の畑にまだ何も植えていないので、もう草だらけになってしまった。でも草を抜きながら少しずつスギナが減って来ているのがわかり嬉しい。
夜は明日の料理教室に向けて販売用のカレースパイスセットの袋詰めをした。草取りでずっと指先を使っていたので、スパイスを袋に入れる時に手が震え?結構時間がかかってしまった。せっかくスパイスで作るカレーを覚えても、スパイスが揃えられないと言う方が多い。そんな方たちのためにすぐにカレーができるよう、カレーに必要なスパイスを小分けしてご用意している。
明日のカレーの教室、なぜか予約が大盛況!カレーはこの夏2度目なのだが、本当に人気がある。畑の茄子やにんにくをたっぷり使って美味しいカレーの作り方をお伝えできたらと思う。
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August 08, 2011

百日紅満開

今日の仕事は垣根側の草刈りと決めていたのだが、朝からあまりに暑かったので、日中にやるのは諦めて、とりあえず家中の布団を全部干し、洗濯機を回した。今日はカラリと晴れていたのでよく乾いた。午前中はしばらくやっていなかった店の事務仕事。たまっていた郵便物や書類の山を片付けた。ファックスの返信や食材の発注、会計仕事などを済ます。
3時過ぎに日がちょっと陰ってきたので、早めに草刈りを始めようと着替えて外に出た。先週、留守をした分だけしっかりと草が伸びている。夏の間、特にお盆前のこの時期はあちこちから刈払機の音が聞こえてくる。刈っても刈ってもぐんぐん伸び放題の雑草たちとは、まさに格闘している?という感じだ。
古民家の垣根の外側の下草刈りと、上の方に伸びてしまった枝払いをしたのだが、斜面になっているので、上の枝を切るのは足元が不安定でちょっと手間取った。
その後はこれまた伸び放題に伸びている葛の蔓の根っ切り。ほおっておくと木や畑の野菜たちの所までやって来てぐるぐる巻き付いてしまうツワモノだ。刈払機で切ろうとすると絡まるので、枝ハサミでチョキチョキと切って手で引っ張りながら丸めて片付けていくしかない。
隣りの土地から侵入してくるのだが、あまりにはびこりすぎて隣りの敷地に植えてある松の木は蔓でぐるぐる巻きになった「蔓の木」?みたいになっている。
濃いピンク色の百日紅が満開だ。この花を見ると修復に追われていた暑い夏を思い出す。ちょうど2年前、宗吾霊堂前のお店を閉めてここに引っ越してきた。引っ越し当日はこの広い古民家が店の荷物であふれ足の踏み場もなかった。遅くまで手伝ってくれたスタッフたちが帰った後もずっと片付けに追われ、明け方近くなってようやく布団一枚敷くスペースを確保した。
でも初めて古民家で一人で寝るのが怖くて怖くて・・・体はもうヘロヘロに疲れていたのに中々眠れなかった。それが今ではもう布団に入るとすぐに爆睡だ。今でも怖いことは怖いけれど、怖さにも慣れてしまった?のかもしれない。
あの時も百日紅の花が庭のあちこちで咲いていた。陽射しを遮るものがないので、猛暑が続くと庭の花たちはもう暑さに負けてほとんどがダメになってしまうのだが、百日紅の鮮やかな花だけは暑ければ暑いほど元気に輝いていた。
この先、いつか古民家から離れる日が来たとしても、どこへ行っても百日紅を見る度に、たくさんの人たちの力をお借りしながら汗を流した修復の日々のことをいつも思い出すだろう。2009年の夏は私にとって特別な季節だから、一生忘れることはない。
グリーンカーテンになっているゴーヤの透き通った葉っぱの向こうに咲いている百日紅。
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August 07, 2011

ガーデンビオン成田 オーガニックマーケットのチラシができました!

昨日の夜は涼しい風が吹いてとても過ごしやすかったけれど、今朝は7時前から太陽がギラギラと照りつけとても暑かった。8月は飲食店にとっても「ニッパチ」と呼ばれ寒い2月と並んで、最も売り上げが下がる季節。なので今日は日曜日だけどトモちゃんと二人でがんばろうと思っていたのだが、なぜか昨日からご予約のお電話が次々に入り、もうこれは絶対二人では無理!という数になってしまった。
急きょ料理教室に参加してくれているまーちゃんにアルバイトをお願いすることに。突然にも拘わらずいつも気持ちよくお手伝いしてくれるので本当に助かる。
ご予約が同じ時間に集中したので、朝のうちにトモちゃんに席の割りふりをしてもらったのだが、それ以外にもたくさんの方が来て下さりピーク時には満席に!大汗かきながら?ひたすら定食のご用意と洗い物に追われ続けた。夏の間はお客様が少なくなるので、久々の満席に程よい緊張感と充実感を味わいとても楽しく仕事をさせていただいた。
ヤワタホームから8月20日に開催されるオーガニックマーケットのチラシが届いた。前回は地震の後で日程が二転三転し、結局、チラシを配布できないままマーケットの日を迎えた。そのため開催の告知が行き届かず残念ながら来場者が少なかった。
規模はあまり大きくはないけれど、地元成田で行われているとても温かいオーガニック専門のマーケットなので、少しでも多くの方にご来場いただければと思っている。前回の二の舞にならないよう今回は、今からチラシをご来店された方にどんどんお配りしていくつもりだ。
また今回は夏の夕市として日が陰り始める4時からのスタート。会場は電気をなるべく使わず、売り上げの一部を東日本大震災の被災地への支援金にあてるチャリティマーケットとなる。
また7月に行われたアースカラー半農半X道場の東総エリア研修も20日~21日に行われるため、研修の参加者たちがマーケットを視察しながら現場の声を聞き歩く。その後、夜は全員風楽に宿泊するので20日は朝から晩まで大忙しだ。
田舎暮らしをしたい、就農したい、食の仕事につきたい・・・そんな夢を持っている人たちが、プロの農家やオーガニックカフェの出店者たちをどのような視点からとらえていくのだろう。生きた実地研修になるよう協力させていただけたらと思っている。
第4回ガーデンビオン成田オーガニックマーケットは8月20日(土)4時から8時まで。
風楽からは夏野菜のスープと玄米精進ちらし寿司、手作りスィーツなどを持っていきますので夕ご飯にどうぞ!また寺田本家のなかじ君たち伝統芸能チームによる和太鼓ライブが5時と7時にあります。そのほか、天然酵母のパンやオーガニック野菜など魅力的なショップが集まりますので、ぜひご家族でお出かけ下さい!
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August 06, 2011

大収穫←私にしては

ここ4~5日畑の様子をあまり見ていなかったのだが、いつのまにか夏野菜たちがわっさわっさと元気に育っていた。茄子やピーマンなどは実が付き過ぎて支柱が傾いてしまったくらい。「早く食べてくれ~い」と野菜たちが叫んでいるみたい。たわわに実っているというのはこういうことか・・・と一つ一つの野菜を収穫しながら感動していた。
プロの農家さんから見たら全くママゴトのような畑だと思うけれど、去年に比べたら大満足の収穫量だ。瓦礫や石ころを片付け、篠竹だらけだった土地を鍬と鋤で耕し、山土に鶏糞や堆肥を入れながら、ようやく少しは畑らしくなってきた。
今年からEM菌で作ったボカシ肥料も入れ始めた。除草剤や殺虫剤などを一切使わないので、相変わらずあちこちに雑草が生え、野菜の葉はレース状?になっているけれど、こうして元気な野菜たちが何とか収穫できている。
とても全部を写真には並べきれないけれど、モロヘイヤや青シソ、長ネギ、ミニトマト、バジル、サニーレタスなども次々に食べられる。使いきれないほど採れたらお店で売れるかも?なんて夢のようなことを考え、ちょっとは農婦に近づけたようで?嬉しくなった。
久しぶりに真夏日が復活した。涼しいのは楽だったが、いつまでも湿度が抜けず洗濯物が気持ちよく乾かないし、布団もどこか湿気っぽい。これで一気にスッキリ乾かせそうだ。
でも暑くなった分だけ、草たちもこれでもかこれでもかと伸び放題に伸びていく。お盆前までいたちごっこだけど、ほぼ毎日のように草刈りに追われそうだ。
それにしてもピッカピカの茄子の素肌、ハリがあってなんと美しいこと!小さな種がこんな野菜に育っていくのだから、命の営みってスゴイなあ。お天道様と雨水と大地に感謝。
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August 05, 2011

忙しかった一日

昨日の夜、11時過ぎに家に戻ると、トラとミーが二人でお出迎え。今回は家で留守番しながらトモちゃんにエサだけあげに来てもらったので、人恋しかったのだろう。私の部屋に一緒に入って来てそのままベタベタとくっついて朝まで私の布団で寝てしまった。
出かけて家を空けていると空けた分だけ帰ってきてからは忙しい。でも戸隠神社というパワースポットを回ったせいなのか?なんだかとても自分がパワーアップしてとても元気でいるような気がする。全く疲れていないのだ。
今朝はケーキが何もなかったので、朝早くからナッツのタルトとマクロのケーキを焼いた。お客様からのお問い合わせが多く、ランチタイムも忙しかったがパキパキと仕事をこなしていった。
その間中、店の中は賑やかでありながら静かな時間が流れ、気持ちのいい風が吹いていて、古民家全体がとても穏やかで満ち足りた雰囲気になっていたような気がする。
昔の友達が3人で遅昼を食べに来ると言っていたのだが、到着したのはなんと5時過ぎ。久しぶりに会ったので、ランチが夕食になって、一緒に食べながら積もる話に花を咲かせた。
本当は今日の夜はやりたいことがあったので自分の時間がほしかったのだが、せっかく埼玉から来てくれたのだし、会ったのが3年ぶりくらいので、今夜はもう自分の時間よりも友達と話す日にしようと予定変更。古民家にも初めて来たので、もう何を見ても何を話しても驚くことばかりで楽しかった。
今日は末の双子の息子たちの誕生日。25年。四半世紀になる。もうそんな時間がたったのだなあと改めて思う。
写真は一昨日行ったいろは堂に飾ってあったお人形。昔と違って、こんなふうに家族が揃って暖を取る時間って案外短いものなのかもしれない。
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August 04, 2011

信州へ

1泊2日で信州へ行ってきた。松本まで電車で行き、そこからレンタカーを借りた。お天気が心配だったが、2日間ともほどよく晴れていた。車窓を開けて高原の風を受けながら走るのはとても気持ちよかった。
最初は松本から安曇野へ。田園地帯の中に広がる日本一の広大なわさび田を持つ大王わさび農場へ。北アルプスの美しい湧水で育ったわさびを見ようと、ここは夏の間、大勢の観光客でにぎわっている。
あいにく雲がかかって山並みがくっきり見えるというわけにはいかなかったけれど、その後、北アルプスに添って走り、白馬を抜け、鬼無里のいろは堂へ立ち寄り、大好きなお焼きを食べてから戸隠へ。いろは堂のお焼きはいつ食べても美味しい。
戸隠神社は私の好きな神社の一つ。特に随神門をくぐった後、奥社へと続く長い杉並木は荘厳で独特な雰囲気を持ち、私はここを歩くのがとても好きだ。樹齢400年以上と言われる大きな杉とその根元に生えている苔の間を歩くこと40分。御本社へと向かうこの時間を通して、自分の中にある邪気が少しずつ払われていくと同時に、木々からもたっぷりとエネルギーをいただき、ご参拝に向けて心と体を調えていくのだなと思う。
天照大御神が天の岩戸にお隠れになった時、その扉が開いて飛んで着地したのが戸隠山だと言われている。その霊山のふもとに宝光院・中社・奥社などが点在し、それを総称し戸隠神社と呼んでいる。
奥社は扉を開いた天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が祀られており、開運、心願成就、五穀豊熟など幅広い御神徳がある。
その後、松川渓谷にある山田温泉で宿泊。ここはあまり知られていないし、私も初めて行ったのだが渓流がとても美しく紅葉の時にぜひまた来たいと思った。次の日は志賀高原を回って帰ってきた。
久しぶりに信州をドライブしてきたのだが、一番気持ちよかったのはすがすがしい空気と緑の山々と渓流の音。信州はとても広いので短い時間ではとても回りきれず、毎回、行けなかった場所のことを残念に思ってしまうのだが、だからこそ何度行っても飽きないのだろう。帰りの電車の中で今度はどこを回ろうかななんて地図を広げてしまった。マイナスイオンをたっぷり浴びながら、たっぷり走った楽しい二日間だった。
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August 01, 2011

御岩神社と袋田の滝

久しぶりにドライブに行った。目的地は茨城県久慈郡大子町にある袋田の滝日光華厳の滝、和歌山県那智の滝に並んで、日本三大名瀑の一つとして有名な袋田の滝は高さが120m、幅73mのスケール。
長いトンネルを抜けて、観瀑台に立つと、大きな四段の岩壁に豊かな水がとうとうと流れ落ちているのが目の前に見える。そしてエレベーターで上のデッキまで行くと、滝の全体像を見ることができる。観瀑台に立ってマイナスイオンと滝の水しぶきをいっぱい浴びれば、しばし暑さを忘れられそう。
別名「四度の滝」と言われているのは、西行法師が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と言ったことから名付けられたそうだ。確かに荒々しい岩肌や緑の木々の中を豊富な水が流れ落ちる迫力満点の自然美だ。ぜひ今度は紅葉の時期に、そして凍結している冬にも見に来たいなと思った。
行く途中、偶然見つけた看板に引き込まれて立ち寄った御岩神社は杉木立に囲まれてとても荘厳な雰囲気を持っていた。常陸国最古の霊山として古くから信仰の聖地だった場所と言われている。水戸藩の祈願所として、また神仏習合の霊場として、厚い信仰があったという気配が境内の至る所で感じられ、鳥居をくぐった瞬間、空気が変わるほど強いエネルギーに満ちていた。
また御岩神社には「御岩山の御前水」と呼ばれる湧水がある。近くには久慈川も流れており、ちょっと見ただけでもとても美しい名水だということがわかるくらい澄んだ清らかな水で「御岩神社御神水」と言われている。
苔むす岩や無造作に並べられた石仏などが愛おしい。境内にある樹齢500年の杉の木は「三本杉」とも呼ばれ県天然記念物に指定されているが、この歴史ある神社の中ではその杉さえ若く見えてしまうから不思議だ。
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