« 在京特派員向けプレスツアーと料理教室 | Main | 魯山人と星岡茶寮の料理 »

January 21, 2012

もちきびぜんざい

最近、小豆を煮るのに凝っている。使っている小豆は北海道産の大納言小豆。粒が大きくて糖度が高くふっくらと美味しい小豆だ。かつての将軍たちの中で大納言以上の位のある人は抜刀しても切腹しないですむと言われていた。そのことから、煮た時、腹の割れない豆として大納言の名前が付けられたそうだ。
そこに岩手県産のもちきびをふっくらと炊いて丸めお餅の代わりに入れた。砂糖は普通のあんこと比べて控えめだが、粗製糖のコクが生きている。仕上げに黒糖をほんの少々加えることが美味しいあんこを煮る時のコツだ。お客さまからも「美味しいあんこですねえ」とよく言っていただく。
かつて宗吾霊堂前で店をやっていた時、冬の一番人気は白玉入りのお汁粉だった。お正月になると毎日のように2キロ近い小豆を煮ていた頃が懐かしい。
今日は久しぶりの雨。これで乾燥が少しは和らぎそう。あいにくのお天気だったので、今日は一日、仕込みかなと思っていたら、開店早々に10人ものお客様がいらして大慌て。落ち着いた頃を見計らって小豆を煮たり、リンゴケーキを焼いたり、スープを煮込んだり・・・。店が終わってからビオン風楽の方にケーキとスープを配達しに行ってきた。
ブログでトラが死んだことを知って、お客様がお花を持って来て下さった。ずっと元気に仕事をしていたのに、トラの思い出話をしているうちにまた泣けてきた。このところ涙腺が緩みっぱなしで困る。
可愛らしい黄色いスィートピーの花束をトラのお墓の上に備えた。たくさんのお客様に可愛がっていただいて幸せな奴だ。縁側に置いてある私の読書椅子がトラのお気に入り。私が座るよりもずっと長い時間を占領していたっけ。
まーちゃんとトモちゃんから「虹の橋」のことを聞いた。ネットで調べたら、いろんな方が「虹の橋」の詩を紹介していた。もしかしたらトラは虹の橋でもトカゲを追いかけまわしているのかもしれない。あんまり夢中になって迷子になるなよ~っ!

「虹の橋」
天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物たちは、死ぬと『虹の橋』へ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
たっぷりの食べ物と水、そして日の光に恵まれ、彼らは暖かく快適に過ごしているのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、元のからだを取り戻すのです。
まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんがここにいない寂しさを感じているのです。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに小刻みに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。
幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、あなたの両手は愛する動物を優しく愛撫します。

そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、その心からは一日たりとも消えたことのなかったその瞳を。
それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです。
Dsc08649


Dsc02086


|

« 在京特派員向けプレスツアーと料理教室 | Main | 魯山人と星岡茶寮の料理 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/78167/53790514

Listed below are links to weblogs that reference もちきびぜんざい:

« 在京特派員向けプレスツアーと料理教室 | Main | 魯山人と星岡茶寮の料理 »