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January 27, 2012

極寒の朝

古民家に住んで3回目の冬となるけれど、今日は冷え込みが今までの中で一番厳しかったような気がする。朝起きた時、水道と給湯器のお湯が出ないのはもう当たり前だが、今日は何とトイレの水も出なかったのだ。1度目はタンクに貯めてあった水があったので流せたが、2度目は全く水が出ないのでトイレが流せない。仕方なく台所でお湯を沸かして蛇口を温め、水道の水が出るようになってから、バケツに水を汲んでトイレを往復し手動水洗?!
ジュンコさんが来た時は「おはよう」より前に「スゴイよ~。今日はトイレの水も凍って出なくなった!」と言ったら、「もう~この古民家、どこまで冷え込むの~?ここは北海道じゃなくて千葉なんだけど!?」って笑ってた。ジュンコさんはダウンジャケットを着たまま、私はお客さまからいただいたキルティングの作務衣を着て、水の出ない厨房で凍えながら仕込みをしているのだが、どう見ても二人とも調理人の服装ではない。
野菜を洗ったり、鍋に水を入れたりするたびにキッチンの水道に行かなければならないので何とも効率が悪い。「お客さんがトイレに入る度にバケツで水を流すなんて・・・そんな店ある?」と言いながらジュンコさんは早くもトイレの前に水を汲んだバケツをセッティング。
仕込みが終わって、一組目のお客様に定食をお出ししてからトイレに入ったらようやく水が出てきた。「やった~!出たよ!ジュンコさん!」って嬉しくなって叫びながら厨房に戻った。
「でもさ~。普通、トイレから出てきて、「出た!」って喜ぶのは違うものだよね!?」なんて二人で言いながら大笑い!ともあれお客様が入る前に溶けてくれてよかった。
一方、熱湯をかけても厨房の水道はビクともせず、結局、水が出たのは1時近くになってから。本当にガチンガチンに凍結していたのだろう。
お座敷に生けてある花の花瓶の水もバリンバリンに凍っていた。
調理台の上においてあった大根も勝手に凍み大根?になっていたし・・・なんだか今日の凍り方はいつも以上だ。
お昼頃、外はポカポカと晴れてきて今日は風もなく温かくなったと言うのに、水の出ない厨房で厚着をした私たちは鍋の取っ手を持っては「冷たい!」、人参を切っては「冷たい!」、器を持っては「冷たい!」を繰り返しながら、合間にストーブで真っ赤になった手を温めた。
トイレの水が凍って出なくなったり、厨房の水道が昼過ぎても出ないのはさすがに初めてだ。しばらく寒気が留まるようで、こんな朝がまた続くのかと思うとゾッとしてしまう。でも夕方、買い物途中に見た夕陽は空気が澄んでいるだけに何とも美しく、車から降りて思わず見入ってしまったほど。これだけキレイな夕陽を近くで見られるほど山の中に住んでいるってことなんだなって思った。せいぜいあと1カ月の辛抱だ。
お昼過ぎに焼いたキャラメルナッツタルト。くるみとアーモンドとカシューナッツをたっぷり入れて作った。今日は焼き色もキレイで美味しそう。型ごとお皿に乗せ写真に写す。
Dsc02108


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