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March 31, 2012

親子煮?

東北のお土産にむかごをいただいた。この時期のむかごだから、きっとかたくなっているか、芽が出ているんじゃないかなと思っていたのだが、保存状態がよかったようで、かたくもならず芽も出ていなかった。半分はむかごご飯にしていただき、残りの半分を今日の定食で使った。
まずむかごを出汁醤油でサッと煮る。何と合わせようかなと考えて冷蔵庫を開けたら、目の前に長芋があったので、半月切りにして片栗粉をつけてなたね油で揚げた。揚げてから生姜醤油の中に漬け込み、最後にむかごと合わせてあんかけにした。なんだかほっこりとしたとても美味しいお惣菜だった。
それを見たジュンコさんが「あれ、むかごと長芋なんて親子煮だね!」と言った。何気なく手に取った長芋だけど、そう言えば君たちは親子だったんだね。だから相性がよくて美味しかったのかな。
今日は「LOCOL」の4月号の野菜料理特集に大きな広告を出したせいか、朝からお問い合わせの電話が多く、風が強い一日だったが、とても忙しかった。
お客様からチューリップをいただいた。毎年、誕生日の前後に花束をプレゼントして下さる。でもその方は今、体調があまりよくないのでちょっと前まで入院されていて、来週からもまた入院されるという。そんな病床の中で私の誕生日のことを気にかけていて下さったなんて、ありがたくて涙が出そうになった。
さっそくカゴの中に生けてピアノの上に飾ったら土間がいっきに春になった。花弁の先がレースのようになっていて白いラインが入っている品種があるなんて知らなかった。なんとチューリップは8000種類以上の品種があるそうだ。とても可愛らしい。
いよいよ明日から4月。あらゆるものが動き始める春だ。季節がよくなってくるので、お店もこれから忙しくなりそうだ。
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March 30, 2012

ブラウンズフィールド ライステラスカフェ

今日はまーちゃんとジュンコさんに古民家の方を任せ、私は岬町にあるブラウンズフィールドの中のライステラスカフェに行ってきた。ここも風楽と同じで営業日は金土日の3日間。房総に行くたびに近くを通るので、いつも行きたいと思っていたのだが、私がドライブに行く時はたいてい月曜から木曜日の間でオープンしていない日ばかり。珍しく金曜日がお休みになったのでさっそく出かけることにした。
途中、九十九里有料道路沿いに植えられている白子の河津桜を見に行った。今年は遅かったようで今がちょうど満開だった。でも今日のこの強い風で花が飛ばされそう・・・。
ブラウンズフィールドは千葉県で最も有名な?マクロビオティック研究家である中島デコさんのお住まいでもあり、WWOOF(World Wide Opportunities on Organic Farms)のホストとしてたくさんの研修生を受け入れ、お米や野菜を有機で作っている。
ライステラスカフェで使われる玄米はもとより、野菜や味噌、調味料などもブラウンズフィールドの中で収穫し仕込まれたもの。田んぼが見渡せる広い敷地に古民家やカフェの建物、ツリーハウスやゲストハウスなどが点在している。それぞれが趣向をこらした手作りの可愛らしい建物。玄米プレートのランチをいただきながらソファに座ってゆっくり本を読んで過ごした。
草を食べているヤギが訪れる人を出迎えて?くれる、とてものどかな場所だ。ずいぶんとたくさんの人たちがここに滞在し、農作業や料理、保存食作りなどに関わっているのだろう。自然に囲まれた場所で、見知らぬ者同志が自給自足の暮らしを夢見てここに集まり、 ある一定期間、同じ食事を食べながら、同じ時を過ごし、新たな生き方を探っていく。
30年前にこういう場所があったなら、私もきっとそこに滞在したいと思っただろうな。でもいつのまにか、そういう場所を創る側になってしまったような気がする。
自然の中でほっとできる場所。美味しいご飯がある場所。楽しい語らいのできる場所。深い呼吸のできる場所・・・こういう場所がもっと増えていくといい。私も今ある自分の持ち場をそういう空間としてもっともっと成熟させていきたい。
帰りはテンポスに寄って夏に向けて購入を検討中の製氷機を見てきたが、あまりに高くて買う決心がつかず、そのまま帰ってきた。業務用の調理器具ってどうしてこんなに高いんだろう!?
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March 29, 2012

「極上空間」の放送をDVDで見る

3月7日にテレビで放映されたBS朝日の番組「極上空間」をようやく見ることができた。古民家を舞台にして番組の撮影ができるだろうかというお問い合わせをいただいたのが2月末。その後、3月4日に杉田かおる鶴見辰吾をゲストに撮影が決まったとプロダクションの方から連絡をいただいたが、私はこの日から九州に行く予定がすでに入っていた。
いくらテレビ局の取材と言ってもチケットを取ってしまったし、今さら予定も変更できないので、留守中の定食のメニューや撮影の対応など全てまーちゃんと綿密に打ち合わせをして、私は予定通りに出かけた。帰宅後、まーちゃんから詳しい撮影報告を聞かせてもらったけれど、実際にどんな番組に仕上がったのか、テレビがないのでわからなかった。
BSだし夜11時からの番組なので、見ている人は少ないんじゃないかと思っていたが、さすがテレビだ。放送後、「テレビを見ましたよ」と言って、いろいろなお客様が古民家に来て下さった。これは何としても番組を見なくては・・・とジュンコさんにお願いしてジュンコさんのお家まで行き、録画してもらった番組を、今日、初めて見ることができた。
金八先生でカップル役だったお二人は今でも大の仲良しとのこと。二人で思い出の荒川土手を歩き、スポンサーであるスズキのソリオに乗ってドライブし風楽にたどり着くという設定。
ジュンコさんのお宅の大きなテレビ画面に写っている番組風景を私はカメラで必死に?撮影。なんだかとてもキレイな番組に仕上がっていた。お料理も美味しそうに写っていた。
テレビで放送されているものをカメラで写したので、画像は荒いけれど、撮影の雰囲気は伝わったかしら?
定食にお付けした麴納豆を気に入っていただき、「麹と納豆って相性がいいでしょう?両方とも発酵しているけれど、私たちみたい」なんて杉田かおるが話しているシーンもあった。鶴見辰吾からは「麹納豆を家でも食べたいので買って帰りたい」と言われ、まーちゃんはお土産にお渡ししたそうだ。
30分番組のうち、ほんの最後の数分だったけれど、風楽の奥座敷でのお食事シーンをたくさんの方に見ていただくことができて嬉しい。実際に番組を見た率直な感想は古民家が実際よりもキレイに見える!?ということだった。テレビの威力ってすごいなあ~!
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March 28, 2012

酒粕ベーグル

今日のパン教室は酒粕を入れてベーグルを焼いた。寺田本家の酒粕「醍醐のしずく」がしばらく品切れになっていたのだが、ようやく入荷したので高田さんも昨日手に入ったという。昨日だと酒粕で酵母を起こす時間が足りないので、今回の酵母は白神こだま酵母を使い、生地の中に酒粕を加えて作った。酒粕の匂いはほとんどしなかったが、生地全体がふっくらむっちりととても弾力のあるベーグルに仕上がった。
プレーンと大納言と雑穀の3種類のベーグルを作った。今日は風もなくとても温かかったので、庭のウッドテーブルに焼きたてベーグルを並べてランチを食べた。今年初めてのお庭でランチ。
何しろ高田さんは朝来た時から、「おはようございます」の次に、「今日はあったかいからお外で食べられるといいね」と言っていた。私も同じことを考えていたので、「もちろん!そのつもりで用意しおくからね!」と答えた。
「外で食べるとなんだかピクニックみたいで気持ちいいですねえ~」といつも参加されている方からも大好評だし、何より一緒に食べている私自身も楽しみにしているひとときなのだ。
「背中があったかい~」「春だねえ~」とみんなで言いながら美味しい美味しいとベーグルに手が伸びていく。静かで聞えてくるのは「チョットコイチョットコイ」というコジュケイや鶯の鳴き声ばかり。野鳥の鳴き声を聞いていると、姿は見えなくとも、とてものどかな気分になってくる。
「まずい!ポカポカとあんまり気持ちいいから、お腹がいっぱいになったら、このまま寝ちゃいそう!」と高田さん。まだ朝晩は冷え込むけれど、ようやく古民家にも春が近づいてきた。これからの季節、古民家で過ごす日中は、何とも静かで穏やかな時間が楽しめる。
4月のパン教室は25日(水)、いちごで酵母を起こしてデニッシュパンを作ります。よかったらぜひ春の古民家で美味しいパンを焼いてのんびりお庭でランチをご一緒しませんか?
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March 27, 2012

ジャガイモの植え付け

去年は震災の後、畑をやる気になれずジャガイモの植え付けの時期を逃してしまった。その後、畑に空いている所がなかったので、さつま芋の植え付け時期まで遅くなってしまい、何でも適期にやらなければ小さな畑は回っていかないのだなと反省した。
だから今年は随分前から畑をうない堆肥を入れておいた。今日は一日家にいる予定だったので、ジャガイモの植え付けをした。芋は男爵とキタアカリ。
初めて植えた時は種イモを切り分けるということを知らずに丸々一個を植えてしまった。芽に合わせて種イモをカットして使うことを知ったので、今年は芽のある場所でカットし、木草灰を切り口にまぶしてから植えた。
去年は60キロくらい収穫できたので、今年は100キロくらい採れたら嬉しいなあと取らぬ狸の皮算用?をしている。
昨日も今日も朝起きたら、北側の畑には霜がしっかりと降りていた。ジャガイモは土の中で芽を出すのを待っていてくれるので、この時期に植えても大丈夫だけれど、春の花苗たちを植えたくてウズウズしているのだが、それはまだちょっと早そうだ。
畑仕事の後、泥だらけになったのでシャワーを浴びた。霜が降りたと言ってもシャワーを浴びられるくらいになったので、随分と温かくなったものだ。鍬をふるっているうちに汗をかいてきた。
いつも遅れ遅れの畑仕事。今年はようやく適期どおりにジャガイモが植えられてほっとした。
写真は逆光と知りつつ写した植え付けの終わった畑の写真。
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March 26, 2012

むらさき芋のタルト

今日は久しぶりにトモちゃんと一緒に仕事をした。ビオンが始まってからというもの、トモちゃんはいつも私の片腕になってくれているので、ビオンと古民家、それぞれの持ち場に別れて仕事をすることが多い。だから私がビオンに出る時はトモちゃんが古民家の方を担当してくれている。当然、二人一緒のシフトに入ることは少ないのだが、今日はたまたま重なった。
うっかり忘れていたのだが、今日はエリート情報の「LOCOL」の取材もあったので、撮影用のランチプレートをトモちゃんに作ってもらった。撮影風景を二人でそれぞれのカメラを持って撮影。4月号の野菜特集で古民家の掲載をお願いしたのに次いで、5月号の新店情報「Brandnew spot!」にガーデンビオン風楽を掲載していただける予定だ。
今日はそれほどお客様が多くはなかったので、久しぶりにむらさき芋のタルトを焼いた。宗吾霊堂のお店の時にも季節限定で人気のあったケーキだ。リンゴを煮たり、むらさき芋を蒸して皮をむいてマッシュしたりと、いろいろ手間がかかるタルトだが、その分、とても美味しい。
その後も忙しくはなかったので、トモちゃんにお店を任せて私は買い物に抜け出した。何か所か回る所があったので時間がかかってしまったが、帰ってきてから二人でマクロの豆腐キッシュを焼いた。
カフェの営業時間中にタルトやキッシュが2種類も焼けるなんて、以前は絶対できないことだったけれど、随分とやりくりに慣れてきたなあと思う。
久しぶりに一緒に仕事をしたら、のんびり屋のトモちゃん?が随分と手早く動けるようになっていたので驚いた。こうしてみんな現場に慣れていくのだろう。人はいくつになっても成長できるんだねっ!?私もスタッフに負けないように成長しなくては!
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March 25, 2012

マクロビオティック講演会と懇親会の料理

今日はガーデンビオンのセミナールームでマクロビオティックTAW(Theory of an Advanced World)理論の講演会があった。今日の講演のテーマは「人生を幸せに生きるには~衣・食・住で幸せを創る~」というもの。ヤワタホームのガーデンビオンの中で衣食住の3つの視点からオーガニックを発信していこうという私たちの理念とも重なるテーマだった。
講演終了後、参加された方たちと懇親会があるので、そのお料理のご注文を受けた。40人分のお料理を一人で作ったので、昨日から下ごしらえをし、今日も朝早くから準備をした。
古民家から何枚もの大皿や飯台、作った料理を車にどっさりと積み込んで、すごい荷物と主に出勤。カフェの分の食事の支度をしてから、回すのはスッシーとミヤちゃんに任せ、私はセミナールームの方にお料理を運び入れ、盛り付けをし、器やお茶の用意をした。
講師の先生は35年にわたるヨガ修練をし、ヨガスクールを主宰されている方だった。また健康へのアプローチとしてマクロビオティックを40年近く実践。以来、ずっと病気知らずで、充実した毎日を送られているとのこと。忙しいスケジュールでも好きなことをやっているから時間に追われていると思ったことはないし、自分で会社を興して仕事をしつつも食生活を大切にし、家事もきちんとこなされているそうだ。
今日は主にマクロビオティックに基づく陰陽理論など食生活にまつわるお話を中心にして下さった。皆さん熱心にお話を聞いていらっしゃり、会場は熱気に包まれていた。
懇親会では大皿に盛り付けた料理をテーブルに並べ、順番にセルフサービスでよそっていただいた。顔見知りの方もたくさん来ていらして、皆さんから「美味しかったです」と声をかけていただき、作りがいがあった。万が一、足りなくなった時、セミナールームでは作り足すことができないので、とにかく量をたっぷり用意した。そのせいか料理は余るほどだったので、講演終了後、あいりん堂さんや八幡さんご夫婦と一緒にゆっくりと食べることができた。
片づけを終えてカフェに戻ったら、今日はほとんどの方が講演に参加されたせいか?カフェの方は日曜日だというのにそれほど忙しくなかったらしくちょっとガッカリ。
カフェのキッチンでスッシーが入れてくれたコーヒーを飲んでようやくホッと一息。
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March 24, 2012

脱原発社会を創る30人の提言

香取市の筍から放射性セシウムが検出され出荷自粛が要請されたと数日前の新聞に載っていた。春と言えば筍。これからが旬で食卓を多いに楽しませてくれる筍が出荷できなくなった。
130ベクレルという数値は、4月から適用される新基準(1Kg当たり100ベクレル)を超えている。この時期の筍は腐葉土の中で一雨ごとにぐんぐんと伸び、地表に頭を出す。地中から吸収するものも多いので、昨年よりも今年、そして来年にはどうなってしまうのか不安だ。
「脱原発社会を創る30人の提言」を読んだ。食や農、環境、アジア、自治などをテーマにした質の高いメッセージを世に送り出している出版社コモンズ代表でありジャーナリストである大江正章氏が脱原発に向けて国民的議論になるような叩き台としての本を作ろうと呼びかけてできた本だ。日本の各界で活躍している時代の先駆者50人に提言を依頼し、そのうちの30人が寄稿。50日という突貫で制作されたという。
これから脱原発社会をどのようにして作っていくのか、感情論ではなく具体的に何が必要か、それぞれの執筆者がそれぞれの立場から提言しておりとても参考になる。作家の池澤夏樹やミュージシャンの坂本龍一、社会学者の上野千鶴子、ジャーナリストの池上彰などの著名人の他、京都大学の小出裕章さんや原子炉格納容器の設計者である後藤政志さんなどの提言からは原子力の技術的な問題がわかりやすく書かれていたり、自然エネルギー政策に関しては未来バンクの田中優さんなどがデータを元に電気消費量を減らせることを実証。
どの執筆者も私自身が個人的にも関心のある人ばかりなので、それぞれの提言をとても興味深く読むことができた。
おりしも関西電力大飯原発3・4号機が再稼働に向けて検討を始めている。橋下大阪市長は「総選挙で決着をつけたらいい」と言っているけれど、本当にこんな状況の中でどうして再稼働できると考えられるのだろう(橋下市長の意見を全面的にいいと思っているわけではないけれど脱原発のことに関しては賛同できる)。
関西電力の筆頭株主である大阪市。大阪府と大阪市で作るエネルギー戦略会議は株主総会で原発の全廃を提案するという。こういう動きが全国に広がっていけば、本当に原発を止めることができるかもしれない。
コモンズとは知のコモンズ(=共有地)、それは「共有知」であり、「多くの仲間が集い、利益優先でない社会を共に目指す共有地」となるべく議論するための本を送りだしたいという思いから設立された出版社。
脱原発というのは単にシステムだけの問題ではない。オルタナティブな生き方暮らし方をするための選択だと思っている。21世紀を経済成長だけの時代にするのではなく、命を育み守り育てていく農的な時代へと変えていくことが大切なのではないかな。
「メルトダウン後の世界を結い直す」きっかけとなる一冊。ぜひお読みになって下さいね。
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March 23, 2012

ヤーコン人気復活?

私の大好きなヤーコンが再び、人気者?になった。風楽では私が大のヤーコン好きなので、よくサラダを作る。それがとっても美味しいので、今までヤーコンを食べたことがなかったというスタッフたちもいつのまにかヤーコンファンになってしまった。一方、定食にお出ししたヤーコンのサラダを食べて「これ何ですか?」とお聞きになるお客様も多い。これだけ作ってもまだまだヤーコンは知られていない野菜のようだ。
今日は久しぶりにヤーコンとカブの柚子風味サラダを作った。ジュンコさんが定食のお膳を運んで、厨房に戻ってくるたびに「また聞かれちゃった。これ何ですかって」と言う。説明してもヤーコンを全く知らない方には伝わりようがないので、しまいにはヤーコンの現物をお席までお持ちして説明していた。
一見古いさつま芋?のように見えるヤーコンはキク科の根菜で原産国はぺルー。皮をむいて切ったらすぐに柑橘系の果汁(なければ酢でもいい)に漬け込むと旨みが逃げ出さない。そうやって漬け込んだヤーコンと、カブや大根を薄くスライスしたものを合わせて酢のものにしてもいいし、蒸したさつま芋や人参と合わせてサラダにしてもいい。
シャキシャキとしたこの食感をたとえて言うなれば「甘みの少ない梨」。でも他の野菜と合わせることによって何とも言えず甘くてフルーティな美味しいサラダが出来上がるのだ。
ヤーコンにはカリウムが多く含まれているのでナトリウムを排出し血圧を下げる効果がある。また皮と実の間の紫色になっている所はポリフェノールもたっぷりで抗酸化力がある。さらにフラクオリゴ糖の宝庫で腸の動きを活発にしてくれると同時に水溶性の食物繊維が便秘の解消に役立つ・・・などなどローカロリーなのに体にいいこと尽くめの野菜なのだ。
今日は特にヤーコンに興味を持って下さったお客様が多かった。春先にはヤーコンの食感と甘みが特に美味しく感じられるのかもしれない。
今まで寒くてあまり食べたいと思っていなかったヨーグルトもそろそろ食べたくなってきた。ヨーグルトにヤーコンを入れて食べるのもまた私のお気に入り。ヤーコンとヨーグルトの組み合わせはビフィズス菌を活性化し、腸内細菌のバランスを調えてくれるので腸にとって最高だ。
昨年のヤーコンは寒さが厳しかったせいか、もみ殻の中で保存してあったものもかなり傷んでしまい、残りもあとわずか。手に入れられる間はヤーコンを分けていただいて、せっせと食べようと思う。
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March 22, 2012

ガーデンビオンで初めての料理教室

今までずっと古民家で行ってきた料理教室だが、どうしても古民家までは遠くて足を伸ばせないという方もいらっしゃった。それで、いつか機会があったらガーデンビオンのセミナールームのキッチンでも料理教室をやりたいなと思っていた。
そして今日はその第一回目。内容は玄米菜食料理の「基本編」。ビオンの教室では実習はせず、全て私のデモンストレーションで行うことにした。玄米の炊き方、出汁のひき方、万能調味料である八方出汁の作り方、重ね煮のお味噌汁の作り方、八方出汁を使った青菜の和えもの、山芋の揚げ煮、ひじきのマリネ、グルテンミートのフライ。この基本編は風楽の料理の最も基本的な部分なので、今までも数カ月ごとに繰り返し行ってきた内容だ。参加して下さった方は4名と少なかったけれど、ビオンでは初めての料理教室だったので慣れないことも多く、スタートとしてはちょうどよかったと思う。
調味料や材料など必要なものは全てビオンのカフェの方にもあるのだが、あいにく営業時間中なので持ち出すわけにもいかず、圧力鍋や調味料や野菜など古民家の方から運び込んだ。
セミナールームのキッチンのガス台には遠赤外線スーパーラジエントヒーターが取り付けられている。IHと違って平らな鍋底であればステンレス以外の素材でも加熱することができるし、電磁波も少ない。そして何よりも遠赤効果で料理が美味しく仕上がり、余熱もたっぷりある。
一番最初はこのヒーターを使いこなせるだろうかと心配だったが、イベントなどで何度かキッチンを使わせていただく機会があったので、ようやく慣れてきた。古民家から持ってきた大きな圧力鍋で玄米を炊き、八方出汁の材料も大鍋に漬け込んで来て、皆さんの前でひと煮立ちさせた。
基本編は八方出汁の使い勝手を知っていただくために、八方出汁を出汁で割って和えものやぎんあんを作った。全部の料理ができあがって、お食事の時間になると皆さん本当に「美味しい~」を連発。私の料理教室で作る料理は決して難しいものではないので、作り方さえわかれば帰ったその日から作れるものばかり。
それに出汁をまとめてひいて、重ね煮の具もたくさん作って一緒に冷蔵庫で常備しておけば、いつでも飲みたい時に美味しいお味噌汁を飲めるようになるので、ぜひご家庭の中でもその習慣を取り入れていただけたらと思っている。
これからもセミナールームの空き状況に応じて、毎月一回ずつ、ガーデンビオンの方でも料理教室をやっていく予定です。また来月の日程が決まりましたら、サイトなどでお知らせしますので、興味のある方、ぜひご参加くださいね!
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March 21, 2012

梅ようやく満開に!

西側に植えられている梅の木の真っ白い花が満開になった。朝起きて、縁側のすりガラスの戸を開けた時、青い空に向かって一面に咲いている梅の花が飛び込んできた。北風が冷たかったけれど、今日の空は本当にスッキリときれいに晴れていた。
梅だけを見ていたかったけれど、あまりにお天気がよかったので、梅の木と梅の木の間に渡してある竹ざおに布団を干した。
冬の間、古民家は寒いので平日のご予約はほとんどないのだが、今日は久しぶりにランチのご予約が入った。ご予約分だけだと朝の仕込みにもゆとりがあるので、洗濯機を回した。ようやく外水道が凍らなくなったので朝、洗濯ができるようになった。
今日は早く仕事が終わったので、ポカポカの縁側に出てのんびりと本を読むことができた。明るい光の中で本を読み、膝の上ではミーが昼寝をしている・・・とても幸せな時間だった。遥洋子の「死にゆく者の礼儀」(筑摩書房)を一気に読んだ。ご両親の介護を通して、生と死をみつめ、今後、自分がどのように老いていきたいかが書かれていた。特に自由に生きられなかった母親を見送った後、自分が後悔の念を抱いているのはどうしてなのかと自問している。単なる肉親への愛という枠にとどまらず、親の生き方や自分との距離感がとても的確に分析されていた。
遥洋子の著作は「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」(筑摩書房)以来、愛読しているがとても面白い。自分らしく生きたいと模索しながら、諦めることなく自分の人生を構築してきた生き方にはとても共感できる。印象に残った言葉を二つ。

人生の苦労ばかりが脳裏から離れない女性、それを離そうとしない心理状態のことを被害者アイデンティティとカウンセリングの専門用語では言うそうだ。自分が被害者であることが自分の立脚地点である以上、幸せへの扉を自ら閉じてしか生きられない。それは現代女性でも普通に見られる傾向だ。

辛抱とは一見、大変なことに聞こえるが、実は楽なことなのだ。何もしなければいい。ただ辛抱すればいいのだから。人生を好きに生きるのは、一見勝手気ままに聞えるが、実は力がいることだ。なぜならそれは、好きに生きるのを阻害するひとつひとつの要因を発見しては解決していく、ということの連続なのだから。最も楽な生き方は何も感じないようにし、人生はこんなもんだ、と諦めることだ。傷つくことや怒りもなければ、そのかわり、喜びもない。
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March 20, 2012

茎わかめの中華サラダ

お彼岸の今日はお店もとても忙しかった。でも一度にたくさんいらっしゃるのではなく、一組にお食事をお出ししたら、次の一組がいらっしゃるという感じだったので、一つ一つの定食をとても丁寧にお作りすることができた。作った料理を盛り付ける時、毎回、心の中で「ありがとうございます」と唱え、食べて下さる方のことを思い浮かべながら用意させていただいた。
心にゆとりがある時に作ったお料理はほんのりと優しい味になる。急いで作った料理はどこか塩辛い。だから料理をする時はいつも穏やかな気持ちでいたいなと思いつつ、忙しくなると、つい気持ちが前のめりになってしまう。
今日は最初から最後まで同じ気持ちで、全てのご注文に対し一つ一つに「ありがとうございます」の気持ちを添えてお出しできた。当たり前のことなのだが、これがきちんとできるようにならないうちはまだまだだなあと思う。
そんな気持ちでお作りしたせいかどうかはわからないけれど、今日、お下げしたお膳の上には、レタス一枚すら残っていなかった。いらっしゃった全ての方が何も残さずキレイに食べて下さったのだ。
なんだかとても気持ちのいい「気の交換」をさせていただいたのだなと思う。
今日のサラダは茎わかめの中華サラダ。大根と人参を白ゴマとすりおろしたにんにくと胡麻油、醤油、梅酢で和えた。茎わかめとはわかめの葉の芯になっている太い部分のこと。コリコリとした歯ごたえがあってとても美味しいのだが、あまり食べる人がいないせいか中々流通していないようだ。
生活クラブ生協で取り扱っている茎わかめは私の大好きな消費材の一つだった。肉厚で歯ごたえがあり、サラダに酢のものにキンピラにと大活躍してくれた。生産者は岩手県宮古市にある重茂(おもえ)漁業協同組合の皆さん。石けん運動に取り組んでいる生活クラブとの提携を機に、合成洗剤が海に及ぼす悪影響を知り、生産現場である海を守ろうと地域全体で合成洗剤の使用を禁止している。重茂のわかめにはそんなキレイな海の栄養がたっぷりと含まれている。
昨年の東日本大震災によって重茂漁業組合も大きな被害を受け、しばらく生活クラブでも茎わかめの取り扱いができなくなった。最近になって春わかめの前に採れる早採りわかめの出荷がようやく始まったようだ。まだまだ復興したとは言えないけれど、少しずつでも以前のように稼働し始めたことが嬉しい。取り扱いが始まったら、今までよりもたくさん注文しようと楽しみにしている。
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March 19, 2012

オーガニックフラックスオイル

昨日のお蔵フェスタの来場者は4万人だったとか。出店者も200店舗を越え、そのうちオーガニック関係が大半だったので、本当に見応えがあった。
一夜明けた今日、私はビオンで仕事。久しぶりに晴れたせいか今日のビオンはとても忙しかった。イベント以外では私が入った中で最高だった。新しく入ったスタッフココちゃんは一度に大勢のお客様がいらっしゃったのを見てビックリ。玄米も出汁も何もかもすっかりなくなってしまった。
昨日のビオンはミヤちゃんが助っ人に入ってくれた。朝、店に行ったらミヤちゃんが持って来てくれたサボのオーガニックフラックオイルが置いてあった。出店者の中にもグリーンナッツオイルを販売していたブースがあった。オメガ3系のオイルはとても体に良いので、私も一時期、使っていたことがあるが、何しろかなり高いので、これを日常的に使うとなると難しい。
フラックスオイルは「太陽のエネルギーを持つ聖なるオイル」とも呼ばれ、紀元前から愛用されてきた。特に細胞膜の働きを整えるオメガ3系の不飽和脂肪酸(アルファリノレン酸)は血液をサラサラにし、コレステロールや中性脂肪を低下させる働きを持つ。ただ体内では作りだせないので食べ物から摂取する必要がある。
だから人によってはフラックスオイルを毎日スプーン一杯ずつ飲んだり、直接肌にすりこんだりしている。加熱するとオメガ3が破壊されてしまうので、生のまま使う。
さっそくビオンの帰りにベビーリーフとスプラウトを買って帰った。フラックスオイルとレモンと岩塩をかけて簡単なサラダを作った。ほのかな苦みがあるが軽くて爽やかなオイルなので野菜がたっぷり食べられる。アレルギーを軽減する働きもあるので、花粉症のこの時期は毎日ちょっとずつ飲むことにしよう。
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March 18, 2012

お蔵フェスタに出店してきました!

今回もまたすごい人だった。2012年のお蔵フェスタも大盛況!お天気が最後まで心配で、仕込み量をどうしようかずっと悩んでいた。いつもイベントの時に作る玄米のライスサラダは、前日にレモンや梅酢、りんご酢、オリーブオイルなどで作ったドレッシングにみじん切りの野菜を漬け込み、当日の朝、そこに玄米を加えて仕上げる。今回はお天気が心配だったので、昨日は準備をしないで、今朝、5時前に起きて雨が降っていなかったので作ることにした。
7時半にスッシーが店に来ることになっていたので、それまでにサラダを仕上げ、車に荷物を積み込んで予定どおりに出発。イベントでも店の人手が足りない時は一人で参加することもある。そういう時は搬入も搬出も一人なので大変だが、今回はスッシーがいたので大助かり。
せっかくお祭りに出店するのだから、店番をしながら、交代で他の出店を見て回ろうねと話していたので、セッテイングが終わったらまずスッシーに行ってもらった。お蔵フェスタにはオーガニック系の生産者が多く出店する。有機農家さん、天然酵母のパン屋さん、オーガニックカフェ、コーヒー専門店、モノ作り、町起こしの人たち・・・さすが寺田本家は全国の自然食品店や酒屋さん、自然食レストランなどで広く親しまれている自然酒の酒蔵だ。五人娘やむすひを愛する人たちがそれだけ多いということだろう。
おかげさまでたくさんの方たちに来ていただくことができ、大きな寸胴いっぱいに仕込んだスープもライスサラダも完売。焼き菓子もほとんど残らなかった。
大量生産、大量消費で原価を安くし効率よく利益をあげていくために、不自然な細工をしたり、添加物を使ったりすることがあまりにも多い時代だ。それは何もお酒だけに限ったことではなく、食べ物でもモノ作りでも利益だけを追求していこうとすると、どこでも同じ問題にぶつかる。
そうした時代の中にあって、本当に丁寧にモノを作っていくとはどういうことなのか、寺田本家の酒造りのお話を聞かせていただくたびに、分野は違っても「手をかける」ということの意味を深く考えさせられる。流されてしまうことは簡単だけど、小さな力でもいいから、そんなにいっぱいは儲からなくてもいいから、自分にできる自然で無理のない方法で美味しいご飯を作っていきたいといつも思う。その方が自分が気持ちよく仕事ができるからだ。
そして発酵をテーマにした神崎の街作りも面白い。発酵とは変わり続けていくこと。同じ変わるのであれば楽しく豊かにそれぞれが生き生きと輝いていきたい。寺田さんのご当主が言われるように微生物によい働きをしてもらうために大切なのはエサと場だ。
自然に沿った心地よい環境を整えていく中で一人一人の良さが素直に出せるようになっていく・・・「こうざき発酵の里」の究極的な目標はそうした人と人とがかよい合う地域作りにあるのだろう。
あっちにも発酵した微生物がいて、こっちにも発酵が始まりつつある微生物がいて・・・あちこちの微生物が自分たちらしく発酵し続けていけば、きっとお金だけに左右されない豊かな時代がやってくるのだろう。
今回もまたたくさんの方たちに出会うことができた。ほぼ20年ぶりに再会した友達もいた。やはり志を同じくした人たちが集まるお祭りは楽しいなと思った。わざわざ会場までお越し下さった方々、どうもありがとうございました。
そして寺田本家を始めお蔵フェスタの準備に関わって下さった皆さん、お疲れ様でした。いいお祭りをどうもありがとうございました!
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March 17, 2012

酒粕入り豆腐のマフィン

いよいよ明日はお蔵フェスタ。と言っても今日も朝から、そして今も雨が降っているのでお天気が心配だ。本当に今年の3月は雨が多い。今日はミホちゃんが古民家の当番。ビオンでは時間的にも場所的にもあまりゆとりがないので、古民家で仕事をする時は忙しくならない限り、なるべく新しいメニューを何か一つでいいから作って覚えてもらおうと思っている。
今日もお蔵フェスタに持っていくための焼き菓子を仕込むつもりだったので、そのうちの何点かをミホちゃんに作ってもらうことにした。幸か不幸か?お店が今日はヒマだったので、午後からはかなり集中して仕込みをすることができた。
明日はマクロビアンの方たちが多いので、持っていくものもマクロ仕様のものを多くした。大きな寸胴で酒粕を入れた粕汁ではないクミン風味のスープを作った。プロパンとガスコンロをレンタルすることになっているので、アツアツのスープをお出しする予定。
久しぶりに豆腐のマフィンも作った。ちょっと今までのレシピを変えて中に酒粕を入れた。醍醐のしずくと発芽玄米酒粕、両方ともに作ってみたが、どちらもほんのりとした香りが残って甲乙つけがたい味だった。メイプルもほんの少量でコーンミールが入っているので、お食事用のマフィンとしてもおススメできそうだ。
ミホちゃんが帰った後、8時頃まで明日の出店の支度をし、ようやく持って行くものが揃った。でもお天気がどうも心配でこれ以上の仕込みをするかどうか迷っているところだ。この頃、イベントの前日にお天気が悪いことが多いので、毎度のことながら仕込みをどうするか考えてしまう。
でも今年は雨さえ降らなかったら、昨年が地震で中止になった分だけかなりの人出が見込まれそうだ。それに輪をかけてこの2年ほど麹と酒粕の大ブーム。どの出店者も麹や酒粕をうまく利用して美味しいご飯を準備していることだろう。
他の出店者のご飯を食べに行くのも、こうしたお祭りの楽しみの一つ。せっかく出店するのだから、より美味しいご飯を作れるようになるために、たくさんのヒントやアイディアを見つけて来られたらいいな。
風楽の出店場所は寺田本家入り口のちょっと先、通りに面した左側のブースです。たくさんのブースと人の中から風楽を見つけられたら、どうぞお声をかけて下さいね!
なおガーデンビオン風楽、古民家空間風楽、共に明日も営業しています。
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March 16, 2012

料理教室~酒粕と甘酒~

昨日の夜は友達が急に泊まりに来ることになった。今朝、成田空港から沖縄へ飛ぶ飛行機に乗るそうだ。明け方近くまで話していたので、朝から眠かった。でも今日はお蔵フェスタへ持っていく焼き菓子を焼いたり、3時からは料理教室もあったので大忙し。あくびをしているヒマも?なかった。
今回の料理教室は酒粕と甘酒がテーマ。先月予定していた料理教室は雪のため中止になったので、そのまま同じ内容で今月行うことにした。酒粕と甘酒は今、とてもブーム。そのせいか今回は二人お休みがあったが、10人参加でとてもにぎやかだった。
米粉のクリスピーピザはピザと言ってもチーズを使わないマクロピザ。ピザソースに寺田本家の発芽玄米酒粕を、チーズには醍醐のしずくを豆乳で伸ばし、もちきびを加えて作った。焼き上がりは本当にピザそのもの。
おからコロッケにも発芽玄米酒粕を加えて、ほんのりとチーズ風味を出した。使い方のポイントさえわかれば、酒粕を料理に応用することは決して難しいものではないので、多分、今日、参加された方も即、ご家庭でお作りになれると思う。
来週22日(木)はガーデンビオンで初めての料理教室を行う。ヤワタホームのセミナールームのキッチンをお借りして、玄米菜食料理の基本編として、玄米の炊き方、重ね煮のお味噌汁、万能調味料である八方出汁の作り方、グルテンミートの使い方、出汁のひき方、青菜の茹で方などを実習ではなくデモンストレーションで行う。
参加費は3000円でランチ付き(お土産は付きません)。興味のある方、ぜひご参加ください。
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March 15, 2012

お蔵フェスタの準備

来週の日曜日18日に寺田本家を中心とした発酵の里こうざきでお蔵フェスタが開催される。去年の今頃も出店に向けて準備をしていたのだが、あの震災でその日のうちに開催の中止が決まった。
風楽は6年ほど前から出店させていただいているが、毎年、回を重ねる度に規模が大きくなっていき、出店者だけでなく来場者の人数も増え、一昨年は3万人もの来場者があったという。「お蔵フェスタ」という素敵なネーミングも今ではすっかり定着し、町をあげての大きなお祭りになっている。
今日の午前中は家にいながら、今頃になって何を持って行こうかとメニューを考え、買い出しのリストを作った。今回はスッシーと二人で参加。スッシーも自分の所で作った加工品を持っていくそうだ。
午後はハーブコーナーを少し耕し堆肥を入れ、古い枝を切ろうと思っていたのだが、人が来たり、電話がやけに多くかかってきたりで作業があまり進まなかった。
今までルッコラなど毎回種を蒔いていたのだが、ようやくこぼれ種で発芽するようになり、既にあちこちでルッコラが伸び始めていて、そんな姿を見つけては嬉しくなった。梅もようやく開花し、青い空に向かって白い花をほころばせていた。寒い古民家にもいよいよ春が近づいてきた。
ミーは私が庭にいるととても喜んで回りを走り回っている。トラが死んでから外で遊ぶことが少なくなり、食べて寝てばかり。最近、ブクブクと太ってきたので、木登りができなくなっちゃったんじゃないかと心配していたが?重い体を揺らしながらなんとか木によじ登り爪とぎをしていた。外を走り回っているネコの姿って本当に可愛らしい。
夕方、ビオンに行きがてら、おかげさま農場で野菜を買い、その後もあれこれ買いものをしながら家に戻る。明日は料理教室だが、明日明後日とお蔵フェスタ用の仕込みに追われる。お時間のある方、どうぞいらして下さいね!
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March 14, 2012

豆腐クリーム

今日はまーちゃんとビオン。私が留守の間に行われたBSテレビの撮影の後、初めて会うので、その時の様子を詳しく聞かせてもらった。予定より早い撮影になってしまったため、まだお客さんも何組がいらっしゃったそうだ。
そんな中で定食の支度と撮影の対応を同時進行でやったので、とても大変だったそうで、さすがに次の日は疲れた~と話していたけれど、「エイコさんがいない時にやったことで度胸がつきました」と前向きだ。
まーちゃんと話しているといつも娘のような感覚になってしまう。言いたいことをポンポン言い合っているし、冗談もかなりキツイ。それでもお互い気にせずに笑っていられるのだ。まーちゃんも同じことを言っていて時々私のことを「ママ」と呼んだりする。きっと前世では母娘だったのだろう。
前世での巡り合わせのご縁で今世でも再会してしまった。もしかしたら前世で果たせなかったことを果たすために再会したのかもしれない。
実の娘の方とは私が中三の時に家を出てしまったので、以来ずっと一緒に暮らしていない。思春期の頃は大変だったけれど、今ではとてもいい関係だ。互いの人生のよき理解者であり応援者でもある。それはひとえに娘が母親のことを受け容れ許してくれているからだと思う。
仕事でも人間関係でも何かあると相談にくる。そのたびに私はどんな言葉を伝えていけばいいのだろうと考える。娘は私の言葉をとても深く受け留め、自分なりに咀嚼して進んでいこうとする。
その時、私の意にそぐわないことを選択したとしても、娘の人生なので、私は見守っていくしかないと肝に銘じている。ずっと一緒に暮らしていないという距離感がいいのだと思う。自ずと私の中に娘の人生と自分の人生を同一化しない習慣のようなモノが沁み込んでいるのだ。
同時に娘と話すことによって私自身もいろいろなことを気付かせてもらっている。そう言う意味で娘的な存在が仕事の面でも私には必要なのかもしれないなと思う。だからまーちゃんが近くにいてくれるのかもしれない。
写真はマクロ仕様のバナナとキャロブのケーキ。マクロ仕様のケーキは甘さが控えめなので、レモンとメイプルシロップで作った豆腐クリームを添えています。
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March 12, 2012

かきぴーと最後の晩餐?

風楽の器をたくさん作ってくれた陶芸をやっているカキピーが大分に引っ越した。今日、車で出発すると言っていたので、もう新しい家に到着した頃だろうか。しばらく会えなくなるので、土曜日の夜、家で一緒にご飯を食べることにした。彼とは何度も一緒に出かけたり旅行に行ったり食事をしたり・・・恋人でもないのに?言いたいことを言い合い彼氏のように?仲がよかった。
風楽が宗吾霊堂前にあった時は作品展を何回かやってくれた。風楽の器も随分たくさん作ってもらった。私の好きなテイストをよく知っているし、お互いにどこかズッコケたものや歪んだもの、古いもの、ユニークなものなど、正当路線からはちょっとはみ出したアート?が好きなので、いろんなものを一緒に見に行った。
結婚披露宴は前の風楽でやってくれた。彼の焼いたぐい呑みに寺田本家の五人娘の樽酒を柄杓で汲み分け、参列者全員で祝杯をあげた。彼の焼いた大皿に私が作った料理を盛り付け、彼の焼いた銘々皿を取り皿として使っていただき、終わった後、それらの器を引き出物としてお包みし、参列者にお配りした。
ガーデンビオン風楽がオープンする時は、プレートからスープ皿、サラダ鉢、フリーカップまで全てかきぴーに作ってもらった。ナチュラルでシンプルな器は自然素材でできたビオン風楽の雰囲気にピッタリで今までの彼の作品の中で私は一番好きなものとなった。
家族思いの彼は震災以降、小さな愛娘の健康を気づかい、移住先を探し始めた。そして二人めが生まれたのを機に、今春、大分への移住を決めた。
偶然、私は先週、九州に行き、大分も少し走った。家を探しに行った時、大分の土地の気配が自分に合っているような気がしたとかきぴーが話していたことを思い出した。なるほど山岳信仰の名残が残る険しい山々には苔の生えた石仏が点在し、その裾野には穏やかな平野が広がり、向こうには海が見える。そんな国東半島の一角は確かに気持ちよく暮らせそうな場所だなと思った。
大きな家を借りて、畑をやりながら、陶芸を続けていくそうだ。汚染された空気から少しでも離れた場所で子供たちを育てたいという思いと同時に、自分たちらしい暮らし方のできる場所がようやく見つかったので、ここで一から陶芸を始めていきたいと話していた。
今までは電話をすればサッといつでも会いに行ける距離に住んでいたのに、これからはもう簡単には会えない場所に行ってしまうのだ。それが寂しくないと言えばウソになる。でも子供たちと一緒に自然に囲まれた田舎で楽しく暮らしていけるのだから、今回の出発を私も喜ばなくてはと思う。
いつものように家にあるものを適当に食卓に並べ、気どることのないご飯を二人で食べた。「なんだかすぐ遊びに来ちゃいそうな気がしますねえ~」とかきぴー。私も本当にまたすぐに会えるような気がしている。いつでも安心して泊まりに行ける田舎が大分にできたと思えば、ちょっと楽しい気分にもなってくる。
これからは教室中心ではなく、作品の創作を中心にしていきたいと話していたので、何年か先には都内で個展を開くことがあるかもしれない。とても面白い感性を持っている人なので、大自然の懐に身を寄せながら、大分の土を使って、これからますなす素敵な作品が生まれていくことだろう。
自分らしく暮らしていくために、生活そのものをシフトさせていく生き方。私の回りにはこれからそんな選択をする人たちが増えている。一つの場所でしか生きられないということはないのだなと思う。先入観や先の見通しに縛られて一つの場所に留まっているよりも、とりあえず動いてみることでエネルギーの流れも変わっていく。どんなふうに変わっていくかは自分次第だ。
かきぴー元気でね!また面白い器ができたら風楽で使いたいから絶対に見せてね!
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かきぴーのプレートに盛り付けたある日のランチ

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March 11, 2012

あれから一年

日本中を震撼させた東日本大震災から一年。2時46分、店の片づけをしている時、近くのお寺から鐘がなるのが聞こえてきたので、作業を中断して手を合わせた。
死者、行方不明者は2万人近く。福島第一原発事故により避難した人たちは6万3千人。多くの被災者たちが先の見えない不安を抱きながら、今を生きている。
震災のことを忘れずにいてほしいという思いから、宮城(河北新報)、岩手(岩手日報)、福島(福島民友福島民報)の地方新聞社4社が合同で、震災直後と今の状況を伝える特集紙面を製作し200万部を都内や大阪で配ったそうだ。
2011年の世相を表す漢字「絆」と共に、この「忘れないでいる」ということの意味を誰もがそれぞれ置かれた状況の中で考えさせられた1年でもあった。
歴史上まれにみる今回の震災からの復興を願いつつも、一瞬のうちに家族を奪われてしまった遺族の方たちの悲しみはこれからも続くのだろうなと思うとやるせなくなる。目の前で大切な人たちが流されていくのを、ただ見ているしかなかったその苦しさや切なさはいかばかりだろうか。
地震という天災と原発事故という人災。二つの悲惨な出来事に遭遇し、犠牲になった方々の魂がどうか少しでも安らかでいられますようにと祈るばかりだ。
仏教用語に「代受苦(だいじゅく)」という言葉があるが、菩薩が衆生に代わって地獄の苦を受けるという意味を持つ。まさに被災地で亡くなられた方たちは、もしかしたら被災していたかもしれない私たちの身代わりになって下さったのだと思う。ならば残された者たちはその方たちのためにも生きなければならない。生きて日本が生まれ変わるためにやるべきことを全うしなければならない。
安全ではない原発を止め、その代わりに安心して使える自然エネルギーの利用を推進し、自然と共存する暮らし方を実践していかなければならないと思う。
哲学者梅原猛氏は今こそ仏教が立ちあがる時であり、日蓮の「地湧の菩薩」に注目していると書かれていた。それは天から舞い降りてくる菩薩ではなく大地から湧き出てくる菩薩なのだそうだ。そしてこの菩薩は大衆の中にいて大衆を導く仏、大衆自身なのだと。
震災の後、生き残った被災地の方たちはまさに地湧菩薩なので、地から湧きあがる力を持っていると述べていた。
地面が割れて海が暴れ、天変地異が起こった。でもその後、死と再生を繰り返しながら、この世を救うために地湧菩薩が生まれたのだとしたら、私たちは残りの生をかけて、この菩薩の存在する意味を問い続けていかなければならないだろう。
まだしばらくは寒い日が続きそうだが、やがて被災地にも春がやってくる。梅がほころび桜が咲き、野の花たちも光を求めて花びらを広げていくだろう。小さな名もなき花たちが被災地で暮らす人たちの心を少しでも温めてあげることができますように。
私たちは決して2011年3月11日を忘れない。
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March 10, 2012

コーンブレッド

また寒さが逆戻りしてしまったようだ。みぞれのような冷たい雨が一日中降っている。昨日はバタバタと一日中、忙しかったけれど、この寒さで今日は店もヒマだったので、ケーキをいくつか焼いた。
九州に行った時、お昼に食べたおむすびの中に黄色い粒が入っていた。雑穀の粟だろうなと思って聞いてみたら、とうもろこしの粒だと言う。あのあたりではとうもろこしを干して粒を挽いて粉にしてご飯に混ぜて炊いたり、お菓子にしたりするそうだ。そう言えばあちこちの軒下にとうもろこしが吊るされていた。とうもろこしの顆粒入りの白いご飯って初めて食べたけど、ほんのりと甘みがあってとても色がキレイだった。
そんなことがあったので、久しぶりにコーンミールを使ってみようと思いたち、一度は作ってみたかったコーンブレッドを焼くことにした。砂糖やバター、生クリームなども加えて作るお菓子なのだが、なぜか塩も加えるし、名称はブレッドになっているので、まあケーク・サレの一種とも言えそうだ。
アリサンのオーガニックコーンミールはカリフォルニア産のとうもろこしで作られ、粒々の歯ごたえが残っているけれど粒子は細かくて使いやすい。以前はよくマクロビオティック仕様の豆腐マフィンの中に入れていたけれど、価格がちょっと高いので、しばらく使っていなかった。でも久々に食べたら、やはりとうもろこしならではの歯応えと風味がとても美味しかった。
先週の日曜日、風楽でテレビ局の取材があった。BS朝日の「極上空間」という番組で、金八先生でカップル役だった杉田かおる鶴見辰吾さんがドライブがてら風楽に立ち寄り、定食を一緒に食べるという設定のようだ。私は留守にしていたので、応対は全てまーちゃんとユウコさんにお任せした。店も日曜日で忙しかったため、撮影と合わせてとても大変だったらしいが、まーちゃんは私の作務衣を着て、頑張ってくれたようだ。
いつ放映されるのか知らなかったが(どっちにせよ私は見られないので)、今日、ネットでBSのテレビ番組表を見ていたら、17日土曜日、夜の11時から放送されるようだ。
杉田かおるさんはダイエットをきっかけにオーガニックに目覚め、ご自身でも福岡で無農薬の野菜を育てたり、オーガニックの食事を取り入れていらっしゃるようだ。
どんなふうに古民家や風楽のお料理が映るのだろう?お時間がある方、ぜひチェックして下さいね!
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March 09, 2012

エリート情報「LOCOL」 取材

しばらくブログをお休みし、この間、九州に行ってきた。天孫降臨の地、高千穂峡をはじめ、天岩戸神社阿蘇黒川別府大分と温泉三昧。のんびりするつもりだったのに、ついあちこち足を伸ばしたくなって、けっこう忙しい旅行になってしまった。
九州には子供の頃、住んでいたことがある。東京で私が生まれた後、父の転勤ですぐに福岡へ。小学校の入学式を小倉で迎えた後、東京に戻ってきたが、やはり写真と旅が好きな父は家族を連れて、九州を隈なく回ったらしい。今でも実家には亡き父が写してくれた私と弟の膨大な量のアルバムが残っている。宮崎のフェニックスの前や指宿で砂風呂に入っている写真を見ると、おぼろげながら記憶が甦ってくるのだが、正直なところほとんど覚えていない。
45年ぶりに訪れた九州。広すぎてとても数日では回りきれなかったけれど、泉質のよい温泉が点在し、入りたいお湯ばかり。また大分は山岳信仰の名残りなのか、あちこちに土着的な石仏がたくさん残っており、とても心惹かれる場所だった。
今朝になって車の車検が切れることに気が付き、大慌てで仕事の前に車を車検に出してきた。、戻ってきてからは定食だけでなく、カレーやケーキなど作るものがいろいろあったので、もう大忙し!なのに、しばらく留守にしていたせいか朝から電話がジャンジャンかかって来て、定食の支度をしながら電話の応対に追われた。
そんな中、急きょ、取材が入った。エリート情報のカラータウン誌「LOCOL」では毎年4月に美味しい野菜が食べられる店を特集している。有料広告代はとても高くてバカにならないのだが、野菜を中心に組んだこの特集だけは絶対に外せないので、毎年お願いしているのだ。その締め切りが押し迫っているとのことで、今日の午後に定食を撮影していただくことになった。
あいにくの雨だというのにお客様もポツポツと来てくださり、まだ残っている方もいらしたので、撮影は茶の間で行った。今回は定食の写真以外にも内観や野菜の写真、野菜料理のレシピなども掲載される2分の1枠広告を思い切って申し込んだ。まあ、投資?した分だけの成果があるかどうかは未定?だが、お店を知っていただくきっかけにはなりそうだ。
夕方、いろいろなものを車に積み込んでビオンへ。久しぶりにトモちゃんとも会っていろいろ連絡事項などを話しているうちに夜になってしまった。帰って早々、何とも忙しい一日だった!
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March 03, 2012

梅のほころび

ここ数日、雨は降りつつも温かい日が続いていたので、ようやく梅の花がほころび始めた。玄関のアプローチの所に移植していただいた梅と、西側の庭に2本並んで植えられている梅がある。どれも木肌に苔が生えているほど古くて見事な梅の木だ。
毎朝、西側のすりガラスを開ける度に梅の木の開花状況?が一目でわかり、春の訪れが日に日に近づいてくるのを感じている。
古民家の修復をしている時にもたくさんの梅の実が落ちていたので、あの忙しいさなか、拾って帰っては梅ジュースを仕込んだ。毎日大汗をかき肉体労働をしていたあの頃、さわやかな梅ジュースを飲んでどれほど疲れが吹き飛んだことか・・・。
翌年にも食べ切れないほどの梅の実をならせてくれたので、梅干しに梅ジュースに梅ジャムに梅酵素に・・・と梅の実は大活躍。去年はちょっと不作だったけれど、さて、今年はどれだけの花を咲かせ、実をならせてくれることだろう。
夕方、カメラを持って外に出た。普段、何気なく見ている花でもレンズを通してしっかり見ると花のつぼみ一つ一つのひらき加減や色合いが微妙に違っていることに気がつく。そして見れば見るほど可愛らしくなってくる。花の咲く木、実のなる木が自分の庭にあるって幸せなことだなと思う。そしてそれを家の中からいつも眺めていられるなんて。梅の木と柿の木は古民家にとてもよく似合う木だと思う。
今日もまーちゃんと二人。朝の仕込みでは私は厨房に入らず、掃除を担当し、まーちゃんに練習がてら?定食の支度をしてもらった。今日作るものと同じものを昨日は家でも作って、予行演習?をしてきたそうだ。
明日は私がいないので、若いまーちゃんが古民家で仕事をしてくれる。何度も何度もやることをメモしながら、緊張してるけど「自分の持っている力を全部出してがんばるからね!」なんて可愛らしいことを言ってくれた。
今日作ったケーキと食材を持って夕方、ビオンへ。運び屋稼業?がすっかり定着してしまった。
*明日から4日ほどブログお休みさせていただきます。
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March 02, 2012

タプロ80(大豆たんぱく)のクッキー

風楽でよく使う食材として大豆たんぱくがある。正式な商品名はタプロ80と言う。乾物なのでお湯で戻してから生姜やにんにく醤油で下味を付けて、から揚げにするとまるで鳥のから揚げそのもの?!お客様からも「これお肉じゃないんですか?」と聞かれるほど。
中華風のネギソースにしたり、トマトソースをかけたり、酢豚風にしたり、何かと大活躍してくれる食材の一つだ。業務用の大袋を買って使っているので、使い終わる頃には袋の下にたくさんの大豆の粉が残ってしまう。食材を棄てられない私はもちろんその残った粉も料理に活用する。
昨日、ビオンで仕込んだキッズカレーの中にもタプロ(粉よりも大きな粒になっているもの)を加えて煮込んだ。
今日は残りをフードプロセッサーにかけてキレイな粉末状にし、クッキーの生地の中に加えて焼いた。乾物になっても大豆の風味は残っているので、クッキーがとても甘くなった。
今日は久しぶりにまーちゃんと二人で古民家。最近、ずっとお客様の少ない金曜日、しかも雨が降っていたので、きっとヒマだろうなと思って、一緒にケーキやクッキーを焼くつもりでいた。
まーちゃんは体調が徐々によくなってきたので、ビオンでも2月から何回かシフトに入っていたけれど、幸い?まーちゃんの仕事の時は忙しい日ではなかった。だから仕事をしたと言ってもどこかの~んびりした感じだった。でも今日は予想を裏切って?こんなお天気だというのにお客様がたくさん来て下さった。久々に洗いものが流しにたまり、お茶を出したり、定食を運んだりと忙しかったので、キビキビと楽しそうに動いていた。
「やっぱり古民家はいいなあ~」と言いながら、いつのまにか病気になる前の元気な調子で仕事をしていたので嬉しくなった。明日もまーちゃんは古民家に来るので、私は見てるだけで?一人で定食の支度をすることにトライしてもらおうと思っている。
3月の雨は降っていても、それほど冷たさを感じない。ようやく庭の梅がほころび始めた。今年の開花は寒くて遅くなった分だけとても待ち遠しい。
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March 01, 2012

千葉ウォーカー取材

千葉県内の人気情報誌「千葉ウォーカー」は99年に創刊され、風楽も何度か取材をしていただいた。一時期は発行部数が20万部とも言われていたが、10年後の09年に休刊となった。その後、「東京ウォーカー」(角川マガジンズ)の別冊として季刊で発行されるようになり、お出かけスポットやグルメスポットが季節ごとにテーマを決めて多数、紹介されている。
2012年の春号では街企画「お街してマス!」が京成本線沿線の飲食店特集を企画。ガーデンビオン風楽が新店情報で取り上げていただくことになった。今日はその取材の日。内観・外観・オーガニックランチプレートの写真などを撮影していただいた。カメラマンさんの横で、私もカメラを持ち出し、一緒にプレートの写真を写した。
撮影は開店時間前にお願いしたので、ランチタイムの始まる前に終わったのでよかった。今日は久しぶりにミホちゃんと仕事をしたのだが、思ったよりもずっと忙しくなり、途中で玄米を炊き足したり、煮物を作り直したりした。また仕込みがいろいろあったので、ミホちゃんと今日絶対にこれだけはやろうねと決めておいた。
ランチタイムが終わって賄いを食べた後、さあ、取りかかろう!という感じで、二人でかなり集中して仕込みをやった。やることがいっぱいあったので分担してグルテンミートのミートボールを作ったり、キッズカレーを作ったり、ケーキを焼いたり、あんこを煮たり・・・。
そして片付けもしっかりやって、5時に仕事終了!ミホちゃんと「すごい!5時までに予定していたことが全部できたよ!充実した1日だったねえ~!」と言いながら、仕事が終わった後で一緒にお茶を飲んだ。
オープンした当初はその日の仕事をこなすことが精一杯で、それ以外の仕込みなんてするゆとりがなかった。でも今ではみんな毎日のランチ作りだけでなく、何かしらそれ以外の仕込みもできるようになってきた。
昨日のミーテイングでもみんなからお子さん用のカレーを作りたいという意見が出て、さっそくそれを取り入れることにして、昨日の今日で作ることになったのだ。みんなビオンをいいお店にしたいと真剣に考えてくれている。スタッフ一人一人みんな個性が違うのだが、それでも和気あいあいと楽しく一緒に仕事ができる。いい仲間たちに恵まれているなあと思う。
明日からキッズカレー(辛くないお子さん用のカレー)がメニューに登場します!タンパク源にはグルテンバーガーと大豆たんぱくを使いました。お子さん連れの方、ぜひお試しくださいね!
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パン教室~寺田本家の酒粕酵母パン~

今日はパン教室。寺田本家酒粕でブールを焼いた。新聞のイベントコーナーに掲載されたせいかお問い合わせが多く、申し込みも10人を超えてしまった。柏や我孫子方面から初めて電車とバスで風楽にいらしたという方もいた。でも天気予報は雪。成田よりも早く東葛方面では朝から雪が降っていたようで、「道は大丈夫ですか?」「今日の教室はやりますか?」「車で行くことにしたので道を教えて下さい」・・・と朝からお問い合わせの電話がひっきりなしにかかってきた。
酒粕パンは今、とても人気があるようで関心のある方が多い。今日も酒粕が欲しいと言う方がいらしたのだが、寺田さんでもあいりん堂さんでも品切れ。中々手に入らない希少価値のものに?なってしまったようだ。
今日は発芽玄米酒のにぎり酒を使ってブールとプチパンを焼いた。香ばしくてほんのりと酒粕の匂いが残っていて、もっちりしている美味しいパンだった。
窓の外でみぞれ交じりの雪が降っているのを見ながら、私は厨房で酒粕を入れた野菜スープや煮物を作っていた。とても寒かったけれど、狭いキッチンには大勢の方が入って、順番にパンをこね、とても賑やかだった。
来月は28日(水)に発芽玄米の酒粕で酒粕ベーグルを作るので、よかったらぜひどうぞ!
パン教室の後はおかげさま農場の直売所に寄って野菜を買ってからビオンへ。今日は毎月月末に行っているスタッフミーティング。昨日の午前中は2月分の会計報告と給料計算をしていた。
2月の前半はかなり厳しい状態が続いていたけれど、後半、スッシーが仮のガーデンビオン風楽サイトを作ってくれたことで、サイトからのアピールもできるようになり、お客様も少しずつ増えてきた。それでもやはり飲食店にとって一年中で一番しんどい「にっぱち」と呼ばれる時期だけあって収支はかなり厳しいものとなった。
スタッフ全員が揃うことは中々ないので、メニューや価格など、それぞれの項目ごとにみんなでこうしたらいいんじゃない?あれはやめた方がいいかもね・・・なんて言いながら改善すべき点について確認していった。
議題が多すぎて?中々話し合いが終わらないので、ようやく9時頃、夕飯になった。今日はいわしご飯と酒粕スープと麴納豆、手作りアイスクリームという不思議な組み合わせ?のご飯。
ミーティング中もずっと笑いが絶えず、すぐに脱線してしまうのだが、みんな少しでもガーデンビオン風楽をよい店にしようと一生懸命、考えてくれている。こうして仕事が終わった後も自発的に集まって楽しく過ごせるなんて本当にありがたい。
いよいよ明日から3月。寒い寒いと言いながら、春はもうすぐそこまで来ている。
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