梅のほころび
ここ数日、雨は降りつつも温かい日が続いていたので、ようやく梅の花がほころび始めた。玄関のアプローチの所に移植していただいた梅と、西側の庭に2本並んで植えられている梅がある。どれも木肌に苔が生えているほど古くて見事な梅の木だ。
毎朝、西側のすりガラスを開ける度に梅の木の開花状況?が一目でわかり、春の訪れが日に日に近づいてくるのを感じている。
古民家の修復をしている時にもたくさんの梅の実が落ちていたので、あの忙しいさなか、拾って帰っては梅ジュースを仕込んだ。毎日大汗をかき肉体労働をしていたあの頃、さわやかな梅ジュースを飲んでどれほど疲れが吹き飛んだことか・・・。
翌年にも食べ切れないほどの梅の実をならせてくれたので、梅干しに梅ジュースに梅ジャムに梅酵素に・・・と梅の実は大活躍。去年はちょっと不作だったけれど、さて、今年はどれだけの花を咲かせ、実をならせてくれることだろう。
夕方、カメラを持って外に出た。普段、何気なく見ている花でもレンズを通してしっかり見ると花のつぼみ一つ一つのひらき加減や色合いが微妙に違っていることに気がつく。そして見れば見るほど可愛らしくなってくる。花の咲く木、実のなる木が自分の庭にあるって幸せなことだなと思う。そしてそれを家の中からいつも眺めていられるなんて。梅の木と柿の木は古民家にとてもよく似合う木だと思う。
今日もまーちゃんと二人。朝の仕込みでは私は厨房に入らず、掃除を担当し、まーちゃんに練習がてら?定食の支度をしてもらった。今日作るものと同じものを昨日は家でも作って、予行演習?をしてきたそうだ。
明日は私がいないので、若いまーちゃんが古民家で仕事をしてくれる。何度も何度もやることをメモしながら、緊張してるけど「自分の持っている力を全部出してがんばるからね!」なんて可愛らしいことを言ってくれた。
今日作ったケーキと食材を持って夕方、ビオンへ。運び屋稼業?がすっかり定着してしまった。
*明日から4日ほどブログお休みさせていただきます。
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